JP3100894B2 - ランプソケット - Google Patents

ランプソケット

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JP3100894B2
JP3100894B2 JP08015078A JP1507896A JP3100894B2 JP 3100894 B2 JP3100894 B2 JP 3100894B2 JP 08015078 A JP08015078 A JP 08015078A JP 1507896 A JP1507896 A JP 1507896A JP 3100894 B2 JP3100894 B2 JP 3100894B2
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英毅 濱田
安広 木村
晋央 加藤
春男 永瀬
正明 市川
登茂之 小野
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車の前照灯
等に適用されるランプソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車の前照灯を図38ないし図
41に示す。すなわち、図38は、前照灯の構成を示
し、点灯装置100と、点灯装置100に接続されたラ
ンプソケット101と、ランプソケット101に装着さ
れたHIDランプ(高輝度放電灯)102からなってい
る。
【0003】図39において、HIDランプ102は、
発光管103と、つば104の付いた口金105と、ラ
ンプ電極の一方を構成する中央電極106と、その他方
の周辺電極107と、口金105の周面のランプ取付用
ピン108とを有する。図39および図40において、
ランプソケット101は、一端にランプ装着開口109
を有する有底筒状のソケット本体110と、このソケッ
ト本体110の中央部および内周に設けられてランプ装
着開口109より挿入された口金105の中央電極10
6と周辺電極107に接触する中央電極111および周
辺電極112と、ランプ取付用ピン108をバヨネット
結合するL字形の嵌合溝114とを備えている。113
は点灯装置100へ接続する電線である。
【0004】HIDランプ102の口金105をランプ
装着開口109に挿入し、ランプ取付用ピン108を嵌
合溝114に嵌合するようにHIDランプ102をラン
プソケット101に対して差込み回転することによりH
IDランプ102がランプソケット101に装着され
る。このとき、HIDランプ102の中央電極106が
ランプソケット101の中央電極111に接触し、HI
Dランプ102の周辺電極107がランプソケット10
1の周辺電極112に接触し、HIDランプ102に給
電可能となる。
【0005】図41は、高照度、省電力、配光制御の容
易さ等の利点から、HIDランプ102を適用した車輛
用前照灯を示す。HIDランプ102は安定器が必要で
あり、また始動時に高電圧を印加し、HIDランプ10
2の放電を開始さるためのイグナイタ121が必要であ
る。116は車体、117はアウターレンズ、118は
灯体ハウジング、119は反射板、120はHIDラン
プ102を反射板119に固定するための固定金具、1
22は安定器を構成するインバータである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】HIDランプ102を
取外している状態で点灯装置100が点灯状態となった
ときは、ランプソケット101の中央電極111と周辺
電極112の間に点灯装置100から電圧が印加され
る。しかし、中央電極111と周辺電極112はランプ
装着開口109にあって容易に手指が触れる状態である
ため、感電の危険性があり、また金属類によって地絡お
よび短絡などの危険がある。
【0007】とくにHIDランプ102では高電圧パル
スが発生するものがあり危険性が高く、たとえばランプ
未装着時、HIDランプ102等の始動用パルスなどの
高電圧パルスがランプソケット101に印加され、ラン
プソケット101の両電極間で放電がおこった場合、ラ
ンプソケット材料の溶融、発煙または発火が発生する危
険性があった。
【0008】したがって、この発明の目的は、ランプ装
着開口に手指が触れることがあっても安全性を図ること
ができるランプソケットを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のランプソ
ケットは、一端にランプ装着開口を有する有底筒状のソ
ケット本体と、このソケット本体の中央部および内周に
設けられランプ装着状態で前記ランプ装着開口より挿入
されたランプ口金のランプ電極に接触する中央電極およ
び周辺電極と、このソケット本体に設けられランプ未装
着状態において前記中央電極および周辺電極の少なくと
も一方が人の手指が触れる程度以上に露出するのを防止
する電極露出防止手段とを備え、前記電極露出防止手段
は、前記ランプ未装着状態で前記ランプ装着開口側に突
出して少なくとも前記中央電極を覆い、前記ランプ装着
状態で前記中央電極および前記周辺電極を露出するよう
に前記ソケット本体内に没入する絶縁壁としたものであ
る。
【0010】請求項1記載のランプソケットによれば、
ランプ未装着状態で点灯装置から電圧が印加されている
ときに、ランプ装着開口に手指が挿入されても電極露出
防止手段により手指が中央電極ないし周辺電極に触れる
のを阻止されるため感電を防止することができ安全性を
図れる。また地絡や短絡も防止できるとともに、異物が
ランプ装着開口に挿入されることによる変形などの不具
合を防止することができる。
【0011】
【0012】請求項記載のランプソケットは、請求項
において、前記絶縁壁が、前記ランプ未装着状態で前
記ランプ装着開口側に突出して前記中央電極と前記周辺
電極との間の放電を防止する筒状をなしているものであ
る。請求項記載のランプソケットによれば、請求項
と同様に、ランプ未装着時には、絶縁壁がランプ装着開
口側へ突出し、人手が中央電極に触れにくい状態を実現
することで感電等の事故を防止するとともに、周辺電極
および中央電極の絶縁を確保し、この状態で高電圧パル
スが印加されても放電(コロナ放電を除く)が起こらず
ソケット部材の発煙、発火等の危険や事故を防止でき
る。
【0013】請求項記載のランプソケットは、一端に
ランプ装着開口を有する有底筒状のソケット本体と、こ
のソケット本体の中央部および内周に設けられランプ装
着状態で前記ランプ装着開口より挿入されたランプ口金
のランプ電極に接触する中央電極および周辺電極と、こ
のソケット本体に設けられランプ未装着状態において前
記中央電極および周辺電極の少なくとも一方が人の手指
が触れる程度以上に露出するのを防止する電極露出防止
手段とを備え、前記電極露出防止手段が、前記中央電極
の周囲を覆って前記中央電極の先端よりもランプ装着開
口側へ突出する絶縁筒体と、前記周辺電極と前記中央電
極との間で前記絶縁筒体より外方に介在する絶縁部と、
略筒状をなして前記絶縁筒体に摺動自在に外挿されラン
プ装着開口側へ付勢される絶縁壁とを有するものであ
る。
【0014】請求項記載のランプソケットによれば、
請求項または請求項の効果のほか、絶縁部および絶
縁筒体によってソケット内部の周辺電極および中央電極
の間の絶縁を確保することで、ソケット内部での放電が
おこらずソケット部材の発煙発火が防止できる。また絶
縁壁がランプ装着開口側へ弾性ばねにより付勢する力に
よってランプのルーズコンタクトを防止できる。
【0015】請求項記載のランプソケットは、請求項
において、前記絶縁部が略筒状をなし、前記絶縁壁は
前記絶縁部と前記絶縁筒体にガイドされて筒軸方向に摺
動するものである。請求項記載のランプソケットによ
れば、請求項と同効果がある。請求項記載のランプ
ソケットは、請求項または請求項において、前記絶
縁部を前記ソケット本体に一体形成し、前記絶縁筒体は
前記絶縁部に係止するものである。
【0016】請求項記載のランプソケットによれば、
請求項または請求項の効果のほか、部品点数の削減
ができる。請求項記載のランプソケットは、請求項
または請求項において、前記周辺電極が、ランプ装着
開口の一直径方向に沿って対称に対向する少なくとも一
対のランプ接触部と、これらのランプ接触部間を接続す
る連結部とを有し、前記絶縁部の外周に沿って配置され
たものである。
【0017】請求項記載のランプソケットによれば、
請求項または請求項の効果のほか、周辺電極のラン
プ電極とのランプ接触部を一直径上の対面に配置するこ
とで、ランプの寸法誤差や、振動によるぶれに対し安定
した接触状態を実現できる。請求項記載のランプソケ
ットは、一端にランプ装着開口を有する有底筒状のソケ
ット本体と、このソケット本体の中央部および内周に設
けられランプ装着状態で前記ランプ装着開口より挿入さ
れたランプ口金のランプ電極に接触する中央電極および
周辺電極と、このソケット本体に設けられランプ未装着
状態において前記中央電極および周辺電極の少なくとも
一方が人の手指が触れる程度以上に露出するのを防止す
る電極露出防止手段とを備え、前記電極露出防止手段
を、前記ランプ未装着状態で前記ランプ装着開口を覆
い、前記ランプ装着状態で前記中央電極および周辺電極
を露出するように前記ソケット本体内に没入する絶縁体
としたものである。
【0018】請求項記載のランプソケットによれば、
請求項1と同効果がある。請求項記載のランプソケッ
トは、一端にランプ装着開口を有する有底筒状のソケッ
ト本体と、このソケット本体の中央部および内周に設け
られランプ装着状態で前記ランプ装着開口より挿入され
たランプ口金のランプ電極に接触する中央電極および周
辺電極と、このソケット本体に設けられランプ未装着状
態において前記中央電極および周辺電極の少なくとも一
方が人の手指が触れる程度以上に露出するのを防止する
電極露出防止手段とを備え、前記電極露出防止手段を前
記ランプ未装着状態で前記周辺電極を被覆し前記ランプ
装着状態で前記周辺電極を露出する壁体としたものであ
る。請求項記載のランプソケットによれば、請求項1
と同効果がある。
【0019】請求項記載のランプソケットは、請求項
1において、一端にランプ装着開口を有する有底筒状の
ソケット本体と、このソケット本体の中央部および内周
に設けられランプ装着状態で前記ランプ装着開口より挿
入されたランプ口金のランプ電極に接触する中央電極お
よび周辺電極と、このソケット本体に設けられランプ未
装着状態において前記中央電極および周辺電極の少なく
とも一方が人の手指が触れる程度以上に露出するのを防
止する電極露出防止手段とを備え、前記電極露出防止手
段が、前記ランプ未装着状態で高圧側の電極を前記ソケ
ット本体内に没入し前記ランプ装着状態で前記電極を前
記ランプ装着開口に突出するものである。請求項記載
のランプソケットによれば、高い電圧の印加される電極
をランプ外し状態ではソケット本体内に没入されるの
で、手指・金属などが高電圧部に触れにくくでき、感
電、地絡、短絡などの不具合がなくなる等請求項1と同
効果がある。
【0020】請求項10記載のランプソケットは、請求
において、前記高圧側の電極が中央電極であり、ラ
ンプ着脱方向に出没するものである。請求項10記載の
ランプソケットによれば、請求項と同効果がある。請
求項11記載のランプソケットは、請求項において、
前記高圧側の電極が周辺電極であり、ランプ着脱方向に
出没するものである。
【0021】請求項11記載のランプソケットによれ
ば、請求項と同効果がある。請求項12記載のランプ
ソケットは、請求項において、前記高圧側の電極が周
辺電極であり、前記ソケット本体の内周面の一部に沿っ
た方向に出没するものである。請求項12記載のランプ
ソケットによれば、請求項と同効果がある。
【0022】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1および図2により説明する。すなわち、このランプソ
ケットは、ソケット本体1と、中央電極2および周辺電
極3と、電極露出防止手段4とを有する。ソケット本体
1は有底筒状であり、一端にランプ装着開口5を有す
る。ソケット本体1の概略構造は従来例の図39および
40と同様である。すなわち、全体形状は円筒形の有
底筒状であり、後端部に大径部7を有し、大径部7の側
部に点灯装置(図示せず)への電線を引出している。ま
たランプ装着開口5にランプ(図示せず)の口金(図示
せず)の周面に設けたランプ取付用ピンをバヨネット式
嵌合するためのL字形の嵌合溝6を形成している。8は
電極2,3の支持を兼用した仕切り板、11は電極支持
壁、35は電線引出し部である。
【0023】中央電極2および周辺電極3は、ソケット
本体1の中央部9および内周10に設けられてランプ装
着開口5より挿入されたランプ口金のランプ電極に接触
する。実施の形態では中央部の中央電極2を一対の相対
向する垂直片2aにより形成し、付根部で連結板12に
より相連結している。またソケット本体1の内周に位置
する周辺電極3は3個の垂直片3aを連結片13により
相連結している。
【0024】電極露出防止手段4は、ソケット本体1に
設けられランプ未装着状態において中央電極2および周
辺電極3の少なくとも一方が人の手指が触れる程度以上
に露出するのを防止する。実施の形態ではランプ未装着
状態でランプ装着開口5側に突出して中央電極2および
周辺電極3を覆い、ランプ装着状態で中央電極2および
周辺電極3を露出するようにソケット本体1内に没入す
る絶縁壁4aを用いている。この絶縁壁4aは円筒形絶
縁部材を実施の形態とする有底筒状であり、外周につば
14を形成しており、絶縁壁4aを中央電極2および周
辺電極3の間に挿通するとともに、つば14とソケット
本体1の底面1aとの間にコイルばねを実施の形態とす
る押出用スプリング15を介在し、絶縁壁4aをランプ
装着開口5側に付勢してつば14を仕切り壁8の下面に
係止している。これにより電極露出防止手段4の絶縁壁
4aの先端は中央電極2および周辺電極3よりもランプ
装着開口5側に突出し、ランプ装着開口5側には中央電
極2および周辺電極3の露出が防止されることとなる。
【0025】このランプソケットは、ランプの口金をラ
ンプ装着開口5に挿入すると、電極露出手段4がばね1
5に押圧されて底面1a側に後退し、ランプ装着開口5
側に中央電極2および周辺電極3が露出し、口金のラン
プ電極が中央電極2および周辺電極3に接触する。口金
を外すと押出用スプリング15が復元し、電極露出防止
手段4がランプ装着開口5側に押し出される。
【0026】この実施の形態によれば、ランプ未装着状
態で点灯装置から電圧が印加されているときに、ランプ
装着開口5に手指が挿入されても電極露出防止手段4に
より手指が中央電極2および周辺電極3に触れるのを阻
止されるため感電を防止することができ安全性を図れ
る。また地絡や短絡も防止できるとともに、異物がラン
プ装着開口5に挿入されることによる変形などの不具合
を防止することができる。
【0027】この発明の第2の実施の形態を図3ないし
図6に示す。すなわち、このランプソケットは、第1の
実施の形態において、電極露出防止手段4が、ランプ未
装着状態でランプ装着開口5を覆い、ランプ装着状態で
中央電極2および周辺電極3を露出するようにソケット
本体1内に没入する絶縁体4bを用いている。実施の形
態では、絶縁体4bがソケット本体1のランプ装着開口
5に摺動自在に嵌合する円板状であり、中央に中央電極
2を通す孔17を形成するとともに、周辺電極3を通す
孔18を形成し、下面にばね受け部19を設け、外周に
複数の案内突起20を設けている。この案内突起20は
ソケット本体1のランプ口金をバヨネット式嵌合する嵌
合溝6の内端より軸方向に延出した垂直部6aに摺動自
在に嵌合し、これにより絶縁体4bをソケット本体1の
軸方向すなわちランプ装着開口5に接近離間する方向に
摺動自在に支持している。そして、ソケット本体の2重
構造の底部1bとばね受け19との間にコイル状の押出
用スプリング15を介在し、絶縁体4bをランプ装着開
口5に接近する方向に付勢し、案内突起20が垂直部6
aの上端に当たる位置に係止している。なお、1cは中
央電極2を絶縁し絶縁体4bをガイドする絶縁筒部であ
る。
【0028】図3および図4はランプ未装着の状態であ
り、電極露出防止手段4の絶縁体4bによりランプ装着
開口5が閉じられており、このため安全性が図れる。図
5および図6はランプ装着状態であり、ランプ口金24
のランプ取付用ピン25が嵌合溝6に嵌合すると同時に
ランプ口金24の先端24aで絶縁体4bを押出用スプ
リング15に抗して押し込み、ランプ口金24の外周の
ランプ周辺電極26が電極3に摺接するとともに、ラン
プ中央電極27が電極2に摺接する。その他は第1の実
施の形態と同様である。
【0029】この発明の第3の実施の形態を図7ないし
図12に示す。すなわち、このランプソケットは、第1
の実施の形態において、電極露出防止手段4として、ラ
ンプ未装着状態で周辺電極3を被覆し、ランプ装着状態
で周辺電極3を露出する壁体4cを用いている。実施の
形態では、断面逆L字形の壁体4cが周辺電極3を開閉
するようにソケット本体1の内周面に沿って回動自在に
設けられている。このため底部1bに内周面に沿って円
弧状の溝37を形成し、壁体4cの下端部を溝37に摺
動自在に嵌合するとともに壁体4cに開閉される周辺電
極3を溝37よりランプ装着開口5側に突出している。
また壁体4cの上端の操作部29がソケット本体1のラ
ンプ取付用ピン25の嵌合溝6の水平部6cに摺動自在
に嵌合するとともに、ランプ装着開口5の開口方向に向
いたランプ取付用ピン25の嵌合用の凹部30を操作部
29に形成して、嵌合溝6の軸方向部6dの位置でラン
プ装着開口5の外方に露出するようにしている。また図
12に示すように壁体4cの内面の側縁部に傾斜面31
を形成し、周辺電極3の側部にガイド部32を形成し
て、壁体4cがソケット本体1の内周面に沿って回動し
て周辺電極3を被覆するときに、傾斜面31で周辺電極
3のガイド部32を摺動して周辺電極3を、その弾性を
利用してソケット本体1の径方向の外側に押すようにし
ている。36は点灯装置(図示せず)に接続する電線で
ある。
【0030】ランプ未装着状態では図10ないし図12
に示すように周辺電極3を被覆しているため、安全性が
図れる。一方、ランプ(図示せず)を装着するときはラ
ンプ取付用ピン25が嵌合溝6の軸方向部6dに挿入さ
れるが、このときランプ取付用ピン25が凹部30に嵌
合し、この状態で嵌合溝6にそって周方向に回動すると
壁体4aも回動し、図7ないし図9に示すように周辺電
極3が露出することとなる。このとき周辺電極3は壁体
4cの内面による押圧から解放されるため弾性復元して
壁体4cよりも内方に突出し(図9)、ランプ口金のラ
ンプ周辺電極26(図5)に確実に弾接することとな
る。その他は第1の実施の形態および第2の実施の形態
と同様である。
【0031】この発明の第4の実施の形態を図13およ
び図14に示す。すなわち、このランプソケットは、第
1の実施の形態において、電極露出防止手段4が、ラン
プ未装着状態で高圧側の電極をソケット本体1内に没入
し、ランプ装着状態でその電極をランプ装着開口5に突
出するものである。実施の形態では高圧側の電極が中央
電極2であり、ランプ着脱方向に出没するようにしてい
る。すなわち、中央電極2は相対向する一対の垂直片2
aとこれらの付根側を連結する連結片12からなり、ソ
ケット本体1の仕切り壁8に設けた絶縁筒部1cおよび
ソケット本体1の底部1aに設けた受け部1dにランプ
着脱方向に移動自在に支持されている。この中央電極2
と平行な方向に移動自在に底部1aの受け部1eに操作
部材38を支持し、その先端を仕切り壁8の貫通孔43
に通し、操作部材38に設けたつば44と受け部1eの
底部との間にスプリング39を介在し、スプリング39
によりランプ装着開口5の方向に操作部材38を付勢し
ている。また連結片12と操作部材38との間をレバー
40により軸41,42を介して連結し、レバー40の
中間部をソケット本体1に軸45により支持している。
【0032】この実施の形態では、周辺電極3は点灯装
置の接地側に接続し、中央電極2は点灯装置の高圧側に
接続している。図14はランプ外し状態であり、スプリ
ング39の作用により操作部材38がランプ装着開口5
側に移動するため、レバー40を介して中央電極2がラ
ンプ装着開口5から離れるように沈み、これにより手指
がランプ装着開口5に挿入されることによる感電等の危
険を防止することができる。図13はランプ装着状態で
あり、ランプの口金を第1の実施の形態のように装着す
ると、口金のランプ周辺電極がランプソケットの周辺電
極3に接触するとともに、口金で操作部材38がスプリ
ング39に抗して押圧され、レバー40を介して中央電
極2がランプ装着開口5側に突出し、口金のランプ中央
電極に接触可能となる。その他は第1の実施の形態と同
様である。
【0033】この発明の第5の実施の形態を図15およ
び図16に示す。すなわち、このランプソケットは、第
1の実施の形態において、電極露出防止手段4が、高圧
側の電極を周辺電極3とし、この周辺電極3をランプ着
脱方向に出没自在に設けたものである。実施の形態で
は、ソケット本体1の底部1aの中央に支点部47を設
け、支点部47に支持レバー48の中間部を回動自在に
支持し、支持レバー48の一端に接触金具により形成し
た周辺電極3を取付けて仕切り壁8に形成した挿通孔4
9に通し、支持レバー48の他端と底部1aとの間にス
プリング39を介在して、周辺電極3と反対側となる支
持レバー48の他端をランプ装着開口5側に付勢してい
る。また支持レバー48の他端に操作ボタン50を仕切
り壁8の貫通孔43に挿通し、操作ボタン50の下端部
を支持レバー48の他端でスプリング39の作用により
押上げ、操作ボタン50の下端部に形成した引掛部51
を貫通孔43の縁部に係止している。
【0034】図15は、ランプが装着されていない状態
であり、スプリング39の作用により操作ボタン50が
押上げられ、引掛部51が貫通孔43の縁部に係止して
いるので、支持レバー48は支点部47を中心に回動し
て周辺電極3がランプ装着開口5から内方に沈み、安全
性が図られる。この状態でランプを装着すると、操作ボ
タン50がランプ口金に押されスプリング39が弾性変
形し、支持レバー48が支点部47を中心に回動して、
周辺金具3がソケット本体1のランプ装着開口5に近づ
くように突出する。この結果、周辺電極5がランプ周辺
電極26(図5)に接触する。その他は第1の実施の形
態と同様である。
【0035】この発明の第6の実施の形態を図17およ
び図18に示す。すなわち、このランプソケットは、第
1の実施の形態において、電極露出防止手段4が、高圧
側の電極を周辺電極3とし、ソケット本体1の内周面の
一部に沿った方向に出没する。実施の形態では、摺動板
55がソケット本体1の底部1aの内周面の一接線方向
に移動自在に設けられ、その一端に接触金具を用いた周
辺電極3が設けられ、摺動板55の摺動により周辺電極
3が出没する凹部56をソケット本体1の内周面に形成
し、凹部56に摺動板55の端部が進入するようにスプ
リング39により摺動板55を付勢している。また摺動
板55に切欠57を形成し、この切欠57の縁部にスプ
リング39のばね力に抗して摺動自在に係止する傾斜部
58を先端に有する操作ボタン59を設け、この操作ボ
タン59を、ソケット本体1の内周面の軸方向に形成し
た溝60および仕切り壁8に形成した切欠61に通して
ソケット本体1に摺動自在に支持するようにしている。
【0036】ランプをソケット本体1に挿入すると、ラ
ンプ中央電極27(図5)が中央電極2に接触するとと
もに、操作ボタン59がランプ口金に押圧されてスプリ
ング39に抗して摺動板55が後退し、周辺電極3がソ
ケット本体1内に突出してランプ口金のランプ周辺電極
26(図5)に接触する。ランプを外すとスプリング3
9の復帰作用により摺動板55が移動し、操作ボタン5
9の傾斜部58を押して操作ボタン59をランプ装着開
口5側に押上げると同時に周辺金具3が凹部56に入り
込み、安全性が図られる。その他は第1の実施の形態と
同様である。
【0037】この発明の第7の実施の形態を図19ない
し図34に示す。HIDランプ102は従来例(図3
9)と同様であり、図39と共通する部分に同一符号を
付している。ソケット本体1は、円筒形で、ランプ装着
開口5側の周縁にHIDランプ102のランプ口金10
5のランプ取付用ピン108をバヨネット式嵌合するた
めのL字形の嵌合溝6を形成し、後端側の側部に電線引
出し部35を突設し、電線36a,36bを引き出して
いる。その形状は第3の実施の形態を示す図7および図
8と同様であるが、嵌合溝6に係止凹部6aを有し、ま
た保護カバー70を一体に形成している点が異なる。
【0038】このソケット本体1は、両端が開口し、筒
状の絶縁部73を内部に同軸に一体形成するとともに、
後端開口を塞ぐための底板80が設けられている。絶縁
部73はたとえば図22に示すようにランプ装着開口5
側にストッパ73aを形成し、端部に電極係止部73b
を形成し、内側面の後端寄りの位置に係止凹部76を形
成している。底板80はたとえば図25に示すようにソ
ケット本体1に嵌合する筒部80aを有するとともに係
止爪80bを設け、電線引出し部35に形成した係止孔
35a(図26)に係止して固定している。80cは電
極押え、80dは電極抜止め部である。
【0039】周辺電極3は、絶縁部73に装着される。
この周辺電極3はランプ装着開口5の一直径方向に沿っ
て対称に対向する少なくとも一対のランプ接触部3b
と、ランプ接触部3b間を接続する円弧状の連結部3c
(図33)とを有し、絶縁部73の外周に沿って軸方向
に挿入されることにより配置されている。実施の形態で
は連結部3cと一対のランプ接触部3bの基部とで略U
字形に形成され、ランプ接触部3bの先端はそのU字平
面と直角な方向に延出し、かつランプ接触部3bの先端
にくの字形の係止部3e(図34)を曲設してその屈曲
部3fが絶縁部73の電極係止部73bに係止してい
る。この周辺電極3は絶縁部73の外周に抱着するよう
にソケット本体1の後端開口から軸方向に挿入され、絶
縁部73の表面に設けた当たり部に係止し、一方ソケッ
ト本体1の底部開口を塞ぐ底板80の電極抜止め部80
dにより押え固定され、これにより周辺電極3がソケッ
ト本体1の絶縁部73および底板80に保持され、電線
36aは周辺電極3の連結部3cより延出した略U字形
の接続片3dに接続される。なおこの周辺電極3は図2
4等に示すように1枚の導電板を打ち抜き、折曲するこ
とにより図のように形成される。
【0040】電極露出防止手段4は、ランプ未装着状態
でランプ装着開口5側に突出して中央電極2と周辺電極
3との間の放電を防止するものである。実施の形態で
は、中央電極2の周囲を覆って中央電極2の先端よりも
ランプ装着開口5側へ突出する絶縁筒体72と、略筒状
をなして絶縁筒体72に摺動自在に外挿されランプ装着
開口側へ付勢される絶縁壁74とを有し、絶縁部73は
周辺電極3と中央電極2との間で絶縁筒体72より外方
に介在している。
【0041】中央電極2は、ランプ口金の中央のランプ
電極(106)を挾むように接触する一対の接触部77
aと、これらの接触部77aを連結する連結部77b
と、接触部77aの付け根側に設けた逆止爪77cと、
連結部77bに設けたU字形の接続部77dとを有し、
絶縁筒体72の内部に挿着される。絶縁筒体72は絶縁
部73の内側に挿着されるもので、内部の略中央位置に
係止部72bを架設し、係止部72bの近傍に抜止め突
起72aを有し、中央電極2の一対の接触部77aを係
止部72bの両側に通して連結部77bを係止すると同
時に逆止爪77cが抜止め突起72aに係止している。
このようにして、中央電極2が絶縁筒体72およびソケ
ット本体1によって保持され、接続部77dに電線36
bが接続される。またこの絶縁筒体72は両側に係止爪
72cを有し、ソケット本体1の後端開口側から絶縁筒
体72を絶縁部73に挿入し、係止爪72cを係止凹部
76に引掛けて抜止めしている(図26参照)
【0042】絶縁壁74は絶縁部73と絶縁筒体72に
ガイドされて筒軸方向に摺動するもので、絶縁部73に
摺動自在に嵌合する外筒部74aと絶縁筒体72に摺動
自在に外挿する内筒部74bとを有し、外筒部74aと
内筒部74bとの連結部74dより内筒部74bと反対
向きに突出筒74cを形成している。また内筒部74b
の端部に弾性ばね81を抜止めする突起74eを形成し
ている。
【0043】絶縁壁74を付勢する弾性ばね81は圧縮
コイルばねを用い、絶縁壁74と絶縁筒体72との間に
介在され、一端は突起74eを乗り越えて内筒部74b
に嵌合して連結され、他端は絶縁筒体72の係止爪72
cの付け根に係止している。これにより絶縁筒体72を
抜止め方向に付勢するとともに、絶縁壁74をランプ装
着開口5側に突出付勢し、絶縁壁74の連結部74dが
絶縁部73のストッパ73aに係止する(図26参
照)
【0044】このようにして、絶縁壁74は弾性ばね8
1の働きで、ランプ装着およびランプ未装着によって絶
縁部73と絶縁筒体72との間を摺動することができ
る。すなわち、図26はランプ未挿着状態であり、絶縁
壁74はランプ装着開口5側へ弾性ばね81によって突
出する。その結果、中央電極2は絶縁壁74に覆われ
て、人手の接触の危険を防ぎ、また中央電極2および周
辺電極3間に高電圧パルスが印加された場合にも両電極
間で放電(絶縁破壊)するのを防止する。その際、ソケ
ット本体1の内部における中央電極2および周辺電極3
の放電は絶縁部73および絶縁筒体72で防止する。
【0045】図32はランプ装着状態(ランプは図示せ
ず)であり、絶縁壁74が後退して絶縁壁74の先端が
中央電極2および周辺電極3に接近する。そして、中央
電極2はランプ電極の中央電極に接触し、ランプ点灯用
電子安定器からの電力は図33に示すように電線36a
−中央電極2−ランプ電極という経路でHIDランプに
供給される。またランプ装着時の周辺電極3はランプ電
極の周辺電極に接触し、電子安定器からの電力は電線3
6b−周辺電極3−ランプ電極という経路でランプに供
給される。
【0046】なお、ランプソケットの組立に際して、図
21に示すように絶縁壁74、弾性ばね81、および中
央電極2を装着した絶縁筒体72を並べ、これらを相合
わせて図23に示すように連結し、ソケット本体1の後
端開口より絶縁部3に嵌合し、図26に示すようにスト
ッパ73aに絶縁壁74の連結部74dを係止し、絶縁
筒体72の係止爪72cを係止凹部76に係止すること
によりワンタッチで取付ける。
【0047】この実施の形態によれば、絶縁壁74がラ
ンプ装着開口5側へ突出し、人手が中央電極2に触れに
くい状態を実現することで感電等の事故を防止するとと
もに、周辺電極3および中央電極2の絶縁を確保し、こ
の状態で高電圧パルスが印加されても放電(コロナ放電
を除く)が起こらずソケット部材の発煙、発火等の危険
や事故を防止できる。
【0048】また絶縁部73および絶縁筒体72によっ
てソケット内部の周辺電極3および中央電極2の間の絶
縁を確保することで、ソケット内部での放電がおこらず
ソケット部材の発煙発火が防止できる。また絶縁壁74
がランプ装着開口5側へ弾性ばね81により付勢する力
によってランプのルーズコンタクトを防止できる。さら
絶縁部73はソケット本体1に一体形成され、絶縁筒
体72は絶縁部73に係止しているため、部品点数の削
減ができる。
【0049】また周辺電極3が、ランプ装着開口5の一
直径方向に沿って対称に対向する少なくとも一対のラン
プ接触部3bと、これらのランプ接触部3b間を接続す
る連結部3cとを有し、絶縁部73の外周に沿って配置
されたため、周辺電極3のランプ電極とのランプ接触部
3bを一直径上の対面に配置することで、ランプの寸法
誤差や、振動によるぶれに対し安定した接触状態を実現
できる。
【0050】さらに絶縁筒体72をソケット本体1と別
体とすることで、電線36a,36bの組付け作業性の
改善、絶縁壁74、弾性ばね81の仮保持が可能とな
り、ソケット組立工程が改善できる。なお、ランプ未装
着状態では図26に示すように、絶縁壁74がランプ装
着開口5側の外縁まで突出しているが、図27に示すよ
うにソケット本体1のランプ装着開口5の外縁に達して
いないものや、ソケット本体1の外縁より外部へ突出す
るもの(図示せず)でもよい。
【0051】この発明の第8の実施の形態を図35に基
づいて説明する。すなわち、このランプソケットは、第
7の実施の形態の絶縁部73をソケット本体1と別体に
形成して、ソケット本体1に取付手段(図示せず)によ
り取付けるようにして、部品点数の削減を図っている。
その他は第7の実施の形態と同様である。この発明の第
9の実施の形態を図36に基づいて説明する。すなわ
ち、このランプソケットは、第7の実施の形態の絶縁筒
体72と底体80を一体に形成している。この場合、中
央電極2は絶縁筒体72の先端側から装着する構成にし
てもよいし、底板80の中心に中央電極2を挿入する孔
ないし切欠を形成してもよい。その他は第7の実施の形
態と同様である。
【0052】この発明の第10の実施の形態を図37に
基づいて説明する。すなわち、このランプソケットは、
第7の実施の形態の絶縁筒体72とソケット本体1を一
体に形成したものである。この場合、弾性ばね81およ
絶縁壁74はランプ装着開口5側より挿入するものと
し、絶縁壁74の抜止めはたとえば抜止め爪と抜止め爪
に係止する凹部とを絶縁壁74と絶縁部73に形成する
構成にし、抜止め爪(図示せず)で抜止め係止する。そ
の他は第7の実施の形態と同様である。
【0053】なお、この発明において、中央電極2に高
圧が印加され周辺電極3が接地される場合と、この逆の
場合と、さらに中央電極2に+Vが印加され、周辺電極
3に−Vが印加される場合がある。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載のランプソケットによれ
ば、ランプ未装着状態で点灯装置から電圧が印加されて
いるときに、ランプ装着開口に手指が挿入されても電極
露出防止手段により手指が中央電極ないし周辺電極に触
れるのを阻止されるため感電を防止することができ安全
性を図れる。また地絡や短絡も防止できるとともに、異
物がランプ装着開口に挿入されることによる変形などの
不具合を防止することができる。
【0055】請求項記載のランプソケットによれば、
請求項と同様に、ランプ未装着時には、絶縁壁がラン
プ装着開口側へ突出し、人手が中央電極に触れにくい状
態を実現することで感電等の事故を防止するとともに、
周辺電極および中央電極の絶縁を確保し、この状態で高
電圧パルスが印加されても放電(コロナ放電を除く)が
起こらずソケット部材の発煙、発火等の危険や事故を防
止できる。
【0056】請求項記載のランプソケットによれば、
請求項または請求項の効果のほか、絶縁部および絶
縁筒体によってソケット内部の周辺電極および中央電極
の間の絶縁を確保することで、ソケット内部での放電が
おこらずソケット部材の発煙発火が防止できる。また絶
縁壁がランプ装着開口側へ弾性ばねにより付勢する力に
よってランプのルーズコンタクトを防止できる。
【0057】請求項記載のランプソケットによれば、
請求項と同効果がある。請求項記載のランプソケッ
トによれば、請求項または請求項の効果のほか、部
品点数の削減ができる。請求項記載のランプソケット
によれば、請求項または請求項の効果のほか、周辺
電極のランプ電極とのランプ接触部を一直径上の対面に
配置することで、ランプの寸法誤差や、振動によるぶれ
に対し安定した接触状態を実現できる。
【0058】請求項記載のランプソケットによれば、
請求項1と同効果がある。請求項記載のランプソケッ
トによれば、請求項1と同効果がある。請求項記載の
ランプソケットによれば、高い電圧の印加される電極を
ランプ外し状態ではソケット本体内に没入されるので、
手指・金属などが高電圧部に触れにくくでき、感電、地
絡、短絡などの不具合がなくなる等請求項1と同効果が
ある。
【0059】請求項10記載のランプソケットによれ
ば、請求項と同効果がある。請求項11記載のランプ
ソケットによれば、請求項と同効果がある。請求項
記載のランプソケットによれば、請求項と同効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のランプ未装着状
態の断面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】第2の実施の形態の平面図である。
【図4】その断面図である。
【図5】そランプ装着状態の断面図である。
【図6】その側面図である。
【図7】第3の実施の形態のランプ装着状態の一部破断
斜視図である。
【図8】その平面図である。
【図9】その側面図である。
【図10】ランプ未装着状態の一部破断斜視図である。
【図11】その側面図である。
【図12】そのA−A線断面図である。
【図13】第4の実施の形態の断面図である。
【図14】そのランプ未装着状態の断面図である。
【図15】第5の実施の形態のランプ未装着状態の断面
図である。
【図16】その平面図である。
【図17】第6の実施の形態の平面図である。
【図18】その要部斜視図である。
【図19】第7の実施の形態のランプ未装着状態の斜視
図である。
【図20】そのランプソケットの拡大斜視図である。
【図21】電極露出防止手段の分解斜視図である。
【図22】ソケット本体の断面図である。
【図23】電極露出防止手段の側面図である。
【図24】周辺電極の側面図である。
【図25】底板の側面図である。
【図26】ランプ未装着状態の断面図である。
【図27】ランプ未装着状態で絶縁壁が後退した他の例
の断面図である。
【図28】正面図である。
【図29】その側面図である。
【図30】絶縁壁を絶縁筒体に嵌合した状態の側面図で
ある。
【図31】ランプソケットの側面図である。
【図32】ランプ装着状態の断面図である。
【図33】底板を外した状態の背面図である。
【図34】ランプ装着状態の図32と断面位置の異なる
断面図である
【図35】第8の実施の形態のソケット本体と絶縁部の
分解側面図である。
【図36】第9の実施の形態の絶縁筒体と底板の側面図
である。
【図37】第10の実施の形態の絶縁筒体を設けたソケ
ット本体との断面図である。
【図38】従来例の説明図である。
【図39】ランプと従来例のランプソケットの斜視図で
ある。
【図40】その概略断面図である。
【図41】ランプソケットを車輛に設置した状態の部分
断面図である。
【符号の説明】
1 ソケット本体 2 中央電極 3 周辺電極 3b ランプ接触部 4 電極露出防止手段 4a 絶縁壁 5 ランプ装着開口 72 絶縁筒体 73 絶縁部 74 絶縁壁 77a ランプ接触部 81 弾性ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永瀬 春男 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 市川 正明 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 小野 登茂之 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−109384(JP,A) 特公 昭52−15914(JP,B2) 英国特許1481110(GB,B) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/46 H01R 13/453

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端にランプ装着開口を有する有底筒状
    のソケット本体と、このソケット本体の中央部および内
    周に設けられランプ装着状態で前記ランプ装着開口より
    挿入されたランプ口金のランプ電極に接触する中央電極
    および周辺電極と、このソケット本体に設けられランプ
    未装着状態において前記中央電極および周辺電極の少な
    くとも一方が人の手指が触れる程度以上に露出するのを
    防止する電極露出防止手段とを備え、前記電極露出防止
    手段は、前記ランプ未装着状態で前記ランプ装着開口側
    に突出して少なくとも前記中央電極を覆い、前記ランプ
    装着状態で前記中央電極および前記周辺電極を露出する
    ように前記ソケット本体内に没入する絶縁壁であるラン
    プソケット。
  2. 【請求項2】 前記絶縁壁は、前記ランプ未装着状態で
    前記ランプ装着開口側に突出して前記中央電極と前記周
    辺電極との間の放電を防止する筒状をなしている請求項
    記載のランプソケット。
  3. 【請求項3】 一端にランプ装着開口を有する有底筒状
    のソケット本体と、このソケット本体の中央部および内
    周に設けられランプ装着状態で前記ランプ装着開口より
    挿入されたランプ口金のランプ電極に接触する中央電極
    および周辺電極と、このソケット本体に設けられランプ
    未装着状態において前記中央電極および周辺電極の少な
    くとも一方が人の手指が触れる程度以上に露出するのを
    防止する電極露出防止手段とを備え、前記電極露出防止
    手段は、前記中央電極の周囲を覆って前記中央電極の先
    端よりもランプ装着開口側へ突出する絶縁筒体と、前記
    周辺電極と前記中央電極との間で前記絶縁筒体より外方
    に介在する絶縁部と、略筒状をなして前記絶縁筒体に摺
    動自在に外挿されランプ装着開口側へ付勢される絶縁壁
    とを有するランプソケット。
  4. 【請求項4】 前記絶縁部は略筒状をなし、前記絶縁壁
    は前記絶縁部と前記絶縁筒体にガイドされて筒軸方向に
    摺動する請求項記載のランプソケット。
  5. 【請求項5】 前記絶縁部を前記ソケット本体に一体形
    成し、前記絶縁筒体は前記絶縁部に係止する請求項
    たは請求項記載のランプソケット。
  6. 【請求項6】 前記周辺電極は、ランプ装着開口の一直
    径方向に沿って対称に対向する少なくとも一対のランプ
    接触部と、これらのランプ接触部間を接続する連結部と
    を有し、前記絶縁部の外周に沿って配置された請求項
    または請求項記載のランプソケット。
  7. 【請求項7】 一端にランプ装着開口を有する有底筒状
    のソケット本体と、このソケット本体の中央部および内
    周に設けられランプ装着状態で前記ランプ装着開口より
    挿入されたランプ口金のランプ電極に接触する中央電極
    および周辺電極と、このソケット本体に設けられランプ
    未装着状態において前記中央電極および周辺電極の少な
    くとも一方が人の手指が触れる程度以上に露出するのを
    防止する電極露出防止手段とを備え、前記電極露出防止
    手段は、前記ランプ未装着状態で前記ランプ装着開口を
    覆い、前記ランプ装着状態で前記中央電極および周辺電
    極を露出するように前記ソケット本体内に没入する絶縁
    体であるランプソケット。
  8. 【請求項8】 一端にランプ装着開口を有する有底筒状
    のソケット本体と、このソケット本体の中央部および内
    周に設けられランプ装着状態で前記ランプ装着開口より
    挿入されたランプ口金のランプ電極に接触する中央電極
    および周辺電極と、このソケット本体に設けられランプ
    未装着状態において前記中央電極および周辺電極の少な
    くとも一方が人の手指が触れる程度以上に露出するのを
    防止する電極露出防止手段とを備え、前記電極露出防止
    手段は前記ランプ未装着状態で前記周辺電極を被覆し前
    記ランプ装着状態で前記周辺電極を露出する壁体であ
    ンプソケット。
  9. 【請求項9】 一端にランプ装着開口を有する有底筒状
    のソケット本体と、このソケット本体の中央部および内
    周に設けられランプ装着状態で前記ランプ装着開口より
    挿入されたランプ口金のランプ電極に接触する中央電極
    および周辺電極と、このソケット本体に設けられランプ
    未装着状態において前記中央電極および周辺電極の少な
    くとも一方が人の手指が触れる程度以上に露出するのを
    防止する電極露出防止手段とを備え、前記電極露出防止
    手段は、前記ランプ未装着状態で高圧側の電極を前記ソ
    ケット本体内に没入し前記ランプ装着状態で前記電極を
    前記ランプ装着開口に突出するランプソケット。
  10. 【請求項10】 前記高圧側の電極は中央電極であり、
    ランプ着脱方向に出没する請求項記載のランプソケッ
    ト。
  11. 【請求項11】 前記高圧側の電極は周辺電極であり、
    ランプ着脱方向に出没する請求項記載のランプソケッ
    ト。
  12. 【請求項12】 前記高圧側の電極は周辺電極であり、
    前記ソケット本体の内周面の一部に沿った方向に出没す
    る請求項記載のランプソケット。
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