JP3171979U - 食品包装容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】容器内の各種食材を容器側方からも視認可能にして顧客に対する訴求力を高め、食材を盛り付けたままで長期にわたる保存を可能にする食品包装容器を提供する。【解決手段】上部を開口してある容器本体1と、容器本体1の開口縁に貼着する蓋シール部材10とから成る。容器本体1の開口縁における最頂部分に設けた最頂部縁5から、同じく容器本体1の開口縁における最低部分に設けた最低部縁6に至るまで連続して次第に低く傾斜した傾斜部縁7を形成し、蓋シール部材10によって、最頂部縁5部位では積み重ね時の上位の容器本体1を支持する支持面を、傾斜部縁7部位では容器本体1内部を外方から視認させる窓部面をそれぞれ形成する。最頂部縁5、最低部縁6、傾斜部縁7それぞれは適宜幅員のフランジ状に形成し、最頂部縁5の補強片8を最低部縁6に連続して形成する。【選択図】図1
Description
この考案は、例えばスーパーマーケット、コンビニエンスストア等で販売される各種惣菜、弁当その他の食品を外部とは密閉状態で封入収納すると共に、例えば多段的に積み重ねて陳例しても、収納した容器内部の食品等を容易に外観できることで購買意欲を喚起し、醸成できるようにした食品包装容器に関する。
従来から、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等で販売される各種惣菜、弁当その他の各種の調理済み食品等は、その多くは蓋付きの合成樹脂製容器内に収納され、多段的に積み重ねられて陳列販売されている。また、これらの調理済み食品は消費期限が定められているから、例えばコンビニエンスストア等に供給配達する惣菜メーカーにおいては、消費期限(時間)を考慮した鮮度保持等のために、例えば1日に2・3回程度に分けて店舗等に配達しているのが現状である。
このように1日間で複数回にわたった配達、陳列作業を実施すると、その物流経費が嵩むことになり、それが販売価格にも影響する一方、販売価格の見直しが困難である場合には、物流経費の一層の節減が要請される。その方法の一例として、所定の防腐剤等の食品添加物の添加によってロングライフ化を図ることも考慮されているが、その添加による健康に及ぼす影響を無視できない場合もあり、好ましくはないとされる。また、食品容器の内外を完全に遮断するよう密封することも行われているが、容器本体に蓋を被せただけでは不十分である場合、蓋を被せた容器本体を更にポリエチレンフィルム等にて包むこともあり、そうすると開封使用後に廃棄物が多くなり、その処理が面倒である。
こうした点を解消すべく、容器本体の開口部縁に、開口部を覆うフィルム材製のシール材を内容物に密着させるようにして開口部縁に接着する、いわゆるトップシール式食品容器が提案されている。例えば特許文献1に示される食品容器の内蓋或いは外蓋の代わりにフィルムによる添付品及び副食物等の収納可能なトップシール包装であり、特許文献2に示される冷凍食品収納容器であり、特許文献3に示されるトップシールを必要とするリブ付き食品容器である。特許文献1に係るトップシール包装は、食品を収納した容器の開口部縁に二重構造のトップシールを接着し、このトップシールにおける一次フィルムと二次フィルムとの間に所定の添付品等を収納することで、添付品等を区分け収納するための内蓋、外蓋を省略できるとする。特許文献2に係る収納容器は、食品収納部のフランジ上面にトップシールを貼着して被覆するとき、フランジとトップシールとの間に非貼着部を設けることで、加熱時に上昇する蒸気圧力を外部に放散するとする。特許文献3に係るリブ付き食品容器は、トップシール用鍔の側面にリブを取りつけることで、平面強度を立面応力で補強し、変形防止に効果があるとする。
上述したような従来のトップシール式容器によると、いずれも容器開口部縁は容器底部から同一高さとなるフランジ縁を有し、そのトップシール材は連続する平坦水平面上で貼着されている。そのため、封入後の食品容器を側方から見た場合、開口部縁まで容器側壁で覆われるから、容器自体が透明でない限り内容物を外部から視認することはできない。また、このように容器開口部縁をトップシール材にて被覆した場合には、収容内容物は容器内部に封入状態となるため、食品としてのボリューム感が乏しく、手作り感が欠け、開口部面全域が平坦であることと相俟ち、大量生産される個性に乏しい工業的製品のイメージを顧客に与える結果となっている。
そこでこの考案は上述したような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、その目的は容器内に収納した各種の食品類を容器側方からも視認可能にして顧客に対する訴求力を高めると共に、多段的に積み重ねて陳列しても上方から内容物を視認できるようにし、例えば唐揚げ等の不揃いで不規格食材であっても収納容易で、ボリューム感を印象づけられ、しかも長期にわたる保存も可能にした密封性ある食品包装容器を提供することにある。
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、上部が開口されている容器本体1と、この容器本体1の開口縁に貼着されることで容器本体1を閉塞する蓋シール部材10とから成る食品包装容器において、容器本体1の開口縁における最頂部分に設けられた最頂部縁5から、同じく容器本体1の開口縁における最低部分に設けられた最低部縁6に至るまで連続して次第に低く傾斜した傾斜部縁7を形成し、最頂部縁5、最低部縁6、傾斜部縁7に貼着した蓋シール部材10によって、最頂部縁5部位では積み重ね時の上位の容器本体1を支持する支持面を、傾斜部縁7部位では容器本体1内部を外方から視認させる窓部面をそれぞれ形成していることを特徴とする。
容器本体1は平面で矩形状を呈し、最頂部縁5、最低部縁6それぞれは対向した位置で対状に配置形成されていて、最頂部縁5に連続させて形成した傾斜部縁7を最低部縁6の端部に連続していることで構成することができる。
最頂部縁5、最低部縁6、傾斜部縁7それぞれは適宜幅員のフランジ状に形成することができる。
最頂部縁5の辺縁から補強片8を垂れ下がり状に延設し、この補強片8の下縁を最低部縁6の下縁に連続して形成することができる。
補強片8には複数の補強溝9を適宜間隔で配列形成することができる。
容器本体1は平面で矩形状を呈し、最頂部縁5、最低部縁6それぞれは対向した位置で対状に配置形成されていて、最頂部縁5に連続させて形成した傾斜部縁7を最低部縁6の端部に連続していることで構成することができる。
最頂部縁5、最低部縁6、傾斜部縁7それぞれは適宜幅員のフランジ状に形成することができる。
最頂部縁5の辺縁から補強片8を垂れ下がり状に延設し、この補強片8の下縁を最低部縁6の下縁に連続して形成することができる。
補強片8には複数の補強溝9を適宜間隔で配列形成することができる。
以上のように構成されたこの考案に係る食品包装容器にあって、容器本体1内に収納された各種の食材Fは、容器本体1の開口部を覆って閉塞している蓋シール部材10によって外部と遮断された密封状態となることで、長期にわたる保存を可能にさせ、また最頂部縁5による支持部面によって多段的に積み重ねさせ、傾斜部縁7部位による窓部面によって側方からでも容器本体1内部を視認させる。
蓋シール部材10は、容器本体1の開口部面に貼着されることで、容器本体1内外を遮断させる密封性によって長期にわたって食材Fを保存、保管させ、保存剤その他の使用を不要にさせる。
容器本体1の開口縁における最頂部縁5部位では、開口部を覆う蓋シール部材10に容器本体1の最頂部分位置で所定域大きさの平坦面を形成し、多段的に積み重ねるときの上位の容器本体1の支持部面を形成させる。
容器本体1の開口縁における傾斜部縁7部位では、蓋シール部材10を傾斜状に保持させ、容器本体1の側方ないし上方から容器本体1内部を視認させ、また容器本体1内に収納した食材Fの盛り付け状態をそのまま外観させる。
最頂部縁5に垂れ下がり状に延設した補強片8の下縁に最低部縁6の下縁を連続してあり、容器本体1の開口部周囲を囲繞していることで、容器本体1を補強し、外力等によって容器本体1を歪形させない。
蓋シール部材10は、容器本体1の開口部面に貼着されることで、容器本体1内外を遮断させる密封性によって長期にわたって食材Fを保存、保管させ、保存剤その他の使用を不要にさせる。
容器本体1の開口縁における最頂部縁5部位では、開口部を覆う蓋シール部材10に容器本体1の最頂部分位置で所定域大きさの平坦面を形成し、多段的に積み重ねるときの上位の容器本体1の支持部面を形成させる。
容器本体1の開口縁における傾斜部縁7部位では、蓋シール部材10を傾斜状に保持させ、容器本体1の側方ないし上方から容器本体1内部を視認させ、また容器本体1内に収納した食材Fの盛り付け状態をそのまま外観させる。
最頂部縁5に垂れ下がり状に延設した補強片8の下縁に最低部縁6の下縁を連続してあり、容器本体1の開口部周囲を囲繞していることで、容器本体1を補強し、外力等によって容器本体1を歪形させない。
この考案は以上説明したように構成されているため、容器本体1内に収納した各種の食材F等を容器本体1の側方ないし上方のいずれからでも、しかも多段的に積み重ねて陳列しても内容物を視認可能にして顧客に対する食材Fの訴求力を高め、購買意欲を醸成、増進できる。また例えば唐揚げ等の不揃いで不規格食材であっても盛り付けした状態で収納容易で、ボリューム感を印象づけることができ、しかも密封性によって長期にわたる保存も可能にすることで、例えば商品の配送頻度を少なくでき、ひいては商品単価の低廉化に寄与できる。
すなわち、これはこの考案において、容器本体1と、この容器本体1の開口部を閉塞する蓋シール部材10とから成り、容器本体1の開口縁における最頂部分に設けられた最頂部縁5から、同じく容器本体1の開口縁における最低部分に設けられた最低部縁6に至るまで連続して次第に低く傾斜した傾斜部縁7を形成し、最頂部縁5、最低部縁6、傾斜部縁7に貼着した蓋シール部材10によって、最頂部縁5部位では積み重ね時の上位の容器本体1を支持する支持面を、傾斜部縁7部位では容器本体1内部を外方から視認させる窓部面をそれぞれ形成しているからである。これによって、容器本体1の密封性、容器本体1内に収納する食材Fの盛り付け、その盛り付け状態の容器本体1の側方ないし上方からの視認、多段的な安定した積み重ねによる陳列販売、顧客に対する訴求力向上等を図ることができる。
また、平面矩形状の容器本体1における対向配置した対状の最頂部縁5によって、容器本体1を閉塞する蓋シール部材10では所定域大きさの平坦面を形成でき、この平坦面が多段的に積み重ねるときの上位の容器本体1を支持する支持部面となり、この考案に係る多数の食品包装容器を安定した状態で重ねさせて陳列販売することができる。
容器本体1における最頂部縁5と最低部縁6との間では、これらを連続させている傾斜部縁7が形成されているから、容器本体1の開口部を閉塞している傾斜部縁7部位においては、容器本体1の側方はもとより、多段的に積み重ねたときの上方から容器本体1内部を視認させる窓部を形成し、例えば不規則形状となっている唐揚げ等の食材Fを盛り付けた状態のままを外部から視認でき、その訴求力を一層増大できる。
容器本体1の開口部における最頂部縁5、最低部縁6、傾斜部縁7それぞれは適宜幅員のフランジ状に形成してあるから、ここに蓋シール部材10が貼着されるとき、その貼着状態を確実にし、ひいては容器本体1内部を外部から一層有効に遮断して密封性を確実にすることができる。そのため、容器本体1内に収納した食材Fの保存期間、賞味期限、消費期限を長期に設定でき、販売店舗である例えばコンビニエンスストア等への配送頻度を少なくでき、販売価格の低廉化に寄与することができる。
容器本体1においての最頂部縁5の辺縁から垂れ下がり状に延設した補強片8の下縁を最低部縁6の下縁に連続して形成すると共に、補強片8には複数の補強溝9を適宜間隔で配列形成してあることで、容器本体1の開口部における補強を図ることができ、収納した食材Fの荷重により、あるいは積み重ね時の荷重による容器本体1の歪形等を防止することができる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。この考案は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
以下、図面を参照してこの考案を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は容器本体であり、底壁2と、この底壁2の周囲で立ち上がり状に一体形成され、段部、凹凸条等によって補強されている周囲壁3,4とから、上部が開口されたボックス状に形成されている。この容器本体1には、これの周囲壁3,4の開口縁で、容器本体1の開口縁における最頂部分に設けられた最頂部縁5から、同じく容器本体1の開口縁における最低部分に設けられた最低部縁6に至るまで連続して次第に低く傾斜した傾斜部縁7を形成してある。
図示にあって容器本体1は、平面から見てやや長めのほぼ矩形状を呈し、短辺側の周囲壁3の上縁部を平坦な最頂部縁5とし、長辺側の周囲壁4の上縁部を同じく平坦な最低部縁6とし、短辺側の最頂部縁5の端部には長辺側の最低部縁6の端部に連続するように次第に低くなる傾斜部縁7を形成してある。また、最低部縁6の上面は傾斜部縁7における傾斜角度に対応し、傾斜部縁7の傾斜面がそのまま連続して同一の角度で傾斜して連続している(図2参照)。尚、最頂部縁5と最低部縁6との差は容器本体1の高さにおける1/2〜1/3程度となる例えば20〜30mm程度としてあるもこれに限定されるものではない。図示にあって、最頂部縁5は短辺側の周囲壁3に、最低部縁6は長辺側の周囲壁4にそれぞれ形成されているも、これが逆であっても差し支えない(図示せず)。
また、最頂部縁5、最低部縁6、傾斜部縁7それぞれは、周囲壁3,4の上部縁で容器本体1の外方に張り出し状のフランジ構造として形成されており、その幅員は、これらに貼着される後述の蓋部分となる蓋シール部材10がしっかりと固定されるに足りる、例えば5mm程度としてある。
短辺側の周囲壁3に形成される最頂部縁5は、その長さが、蓋シール部材10によって施蓋された容器本体1を多段的に積み重ねるときの上位に位置する容器本体1の底壁2を支えるに足りる支持面積が確保できる程度に設定されている。例えば最頂部縁5の長さは、底壁2における短辺側の側縁長さに比し小さくはないものとしてあり、また、逆に大きくすることは、積み重ねたときの下位の容器本体1内部の視認を困難にするから、好ましくはない。
図示にあって、短辺側の周囲壁3に形成した最頂部縁5の辺縁から下方に向けて垂れ下がり状にして補強片8を延設してあり、この補強片8には、例えば下方に至るに従い次第に幅広となる複数の補強溝9を適宜間隔で配列形成してある。こうすることで、容器本体1における短辺側を補強でき、容器本体1全体が例えば内部収容物である食材Fの荷重等に起因する歪形防止を図ることができる。
また、この補強片8の下縁は、長辺側の周囲壁4に形成した最低部縁6の下縁に連続しており、図示のようにこれらの下縁が同一の高さ位置で連続していることで容器本体1の歪形を一層有効に防止している。
このように形成されている容器本体1の開口部は、容器本体1の開口縁である連続している最頂部縁5、傾斜部縁7、最低部縁6に貼着させる蓋シール部材10によって閉塞されるものとしてある。この蓋シール部材10は、所定肉厚例えば0.25〜0.1mm程度の肉厚のポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル等による透明なフィルム材にて形成されており、最頂部縁5、傾斜部縁7、最低部縁6に例えば熱融着、接着剤等によって貼着される。この蓋シール部材10の容器本体1に対する貼着に際し、容器本体1内に所定の調理済みの各種の食材F等を収納した状態で蓋シール部材10となる素材、例えば連続している所定幅員のフィルム材を連続供給しながら、容器本体1の開口縁にあてがい、貼着、切断することで容器本体1を閉塞するのである。
この蓋シール部材10の容器本体1に対する閉塞は、容器本体1の開口縁を覆うときに開口縁との間に間隙が生じないことが望ましい。すなわち、開口縁自体に凹凸部分が形成されておらず、最頂部縁5、傾斜部縁7、最低部縁6それぞれに被せるときに、最頂部縁5から傾斜部縁7を経て最低部縁6に至るまでのそれぞれにしっくりと当接して密着するものとしてある。蓋シール部材10によって容器本体1の開口部が閉塞されるとき、最頂部縁5部位では多段的に積み重ねるときの上位の容器本体1の支持面となっており、また傾斜部縁7部位では容器本体1の側方ないし上方から容器本体1内部を視認させる窓部面となっているのである。
尚、蓋シール部材10による容器本体1の閉塞時に、容器本体1内部に所定の気体例えば窒素ガスを充填供給し、容器本体1内部のガス置換を図ることで、食材Fの消費期限・賞味期限・保存期間の長期化を図ることができる。ガス置換に際し、望ましくは内部圧を高くしてやや膨張させておくことで、積み重ね時の上位の容器本体1、食材F等の荷重をそれが相当なものであっても支持することができる利点がある。
また、最頂部縁5は、容器本体1における開口縁に相互に平行にしてあるいは平行にしないで対向するように適宜な長さに設定されることで対状に配置されていることが望ましく、対状となる最頂部縁5相互間で貼着された蓋シール部材10によって容器本体1上面に、積み重ね時の上位の容器本体1を支持する支持面を形成できる。傾斜部縁7は、図示のように、容器本体1が平面で矩形状に形成されるときの前後あるいは左右壁に対称的に形成されることなく、いずれか一方であっても良く、一方である場合には容器本体1内部を外部から視認させるのにその方向が限られるに過ぎない。
図示にあっての容器本体1は、平面で矩形状を呈するも、これに限らず例えば円形あるいは三角形その他の多角形を呈するものとしても良く、ただ、容器本体1においての最頂部縁5によって、好ましくは平行状に配置された最頂部縁5によって蓋シール部材10に平坦面を形成させ、この平坦面が支持面となって他の容器本体1を上位に支持することで多段的に積み重ねができるようにしておく。
次にこれの使用の一例を説明すると、容器本体1内に所定の食材Fを収納するのであり、例えば唐揚げを山盛り状にして盛り付け、容器本体1の上方から蓋シール部材10にて覆い、最頂部縁5、最低部縁6、傾斜部縁7に貼着することで容器本体1を閉塞する。こうすることで、各種の食材F例えば惣菜、握り飯、弁当その他を封入状態で収納して包装でき、スーパーマーケット、コンビニエンスストアその他の店舗にて販売される。もとより、店舗における調理場で調理され、販売される各種の食材Fにも同様に使用できる。
そして店舗等において販売するとき、蓋シール部材10の最頂部縁5部位による支持面によって上位の容器本体1を順次に載置して多段的に積み重ねても良く、傾斜部縁7部位で覆う蓋シール部材10による窓部面を経て外部から容器本体1内の食材Fを視認できるようにしておく。このように多段的に積み重ねても、窓部面によって容器本体1内部を視認できる。
F…食材
1…容器本体 2…底壁
3…周囲壁(短辺側) 4…周囲壁(長辺側)
5…最頂部縁 6…最低部縁
7…傾斜部縁 8…補強片
9…補強溝
10…蓋シール部材
1…容器本体 2…底壁
3…周囲壁(短辺側) 4…周囲壁(長辺側)
5…最頂部縁 6…最低部縁
7…傾斜部縁 8…補強片
9…補強溝
10…蓋シール部材
Claims (5)
- 上部が開口されている容器本体と、この容器本体の開口縁に貼着されることで容器本体を閉塞する蓋シール部材とから成る食品包装容器において、容器本体の開口縁における最頂部分に設けられた最頂部縁から、同じく容器本体の開口縁における最低部分に設けられた最低部縁に至るまで連続して次第に低く傾斜した傾斜部縁を形成し、最頂部縁、最低部縁、傾斜部縁に貼着した蓋シール部材によって、最頂部縁部位では積み重ね時の上位の容器本体を支持する支持面を、傾斜部縁部位では容器本体内部を外方から視認させる窓部面をそれぞれ形成していることを特徴とする食品包装容器。
- 容器本体は平面で矩形状を呈し、最頂部縁、最低部縁それぞれは対向した位置で対状に配置形成されていて、最頂部縁に連続させて形成した傾斜部縁を最低部縁の端部に連続して形成してある請求項1に記載の食品包装容器。
- 最頂部縁、最低部縁、傾斜部縁それぞれは適宜幅員のフランジ状に形成してある請求項1または2に記載の食品包装容器。
- 最頂部縁の辺縁から補強片を垂れ下がり状に延設し、この補強片の下縁を最低部縁の下縁に連続して形成してある請求項1乃至3のいずれかに記載の食品包装容器。
- 補強片には複数の補強溝を適宜間隔で配列形成してある請求項4に記載の食品包装容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011005415U JP3171979U (ja) | 2011-09-15 | 2011-09-15 | 食品包装容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011005415U JP3171979U (ja) | 2011-09-15 | 2011-09-15 | 食品包装容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3171979U true JP3171979U (ja) | 2011-11-24 |
Family
ID=54882241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011005415U Expired - Lifetime JP3171979U (ja) | 2011-09-15 | 2011-09-15 | 食品包装容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3171979U (ja) |
-
2011
- 2011-09-15 JP JP2011005415U patent/JP3171979U/ja not_active Expired - Lifetime
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