JP3171624U - 耳かき具 - Google Patents

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Abstract

【課題】外耳道を傷つけにくく、適度な掻き圧力があり、効率的に掻ける耳かき具を提供する。【解決手段】弾性を有する線材をコイル状に巻きコイル部とし、弾性を有する線材を略U字状に形成し芯材とし、芯材をコイル部の内径に沿って通すことにより、耳かき部を形成する。また、耳かき部のコイル部の巻き径を先端付近で大きくする。さらに、耳かき部周辺に沿って弾性を有する線材を略U字状に形成した補助材を設ける。さらには、耳かき部を複数組合せ設けた。【選択図】図1

Description

本考案は、耳かき具に関する。
現在、耳の外耳を掃除するものとして、綿棒や具が使用されている。
耳かき具は、耳垢を取る用具として、細い棒状の柄の先端に匙状の部分を備えた竹製や金属製の耳かき具が使用されて来たが、近年、掻きすぎによる外耳道の傷つけ防止対策を考慮などの理由からシリコンゴムを利用したものや、ワイヤをループ状に重ねたもの、ワイヤをコイル状にした耳かき具などがある。しかし、一方で掻き心地が悪い、掻けない等の問題が有った。例えば、ワイヤをコイル状にしたものとして、特許文献1に「弾性を有する線材の水平軸の両端を下方へ、円柱形又は略逆円錐形の軸の交差しない二重螺旋形状に成形のうえ、螺旋軸とし、その下部両端を集束のうえ、中軸先端に固着し、耳掻きを行うための耳掻き部とし、円筒状の柄の一端に備えたものである。」が開示されている。
コイルの撓りを利用して掻き過ぎを予防しているが、二重螺旋形状のために芯が無く(いわゆる一般的に言うところの撓りに腰が無い。)、外耳道壁面に貼り付いた耳垢を掻き出すことや、痒みを押さえる為の掻き行為には不向きと考えられる。また、一般に言われるアメ耳(ウエットタイプ)にも不向きと考えられる。さらに無理な押し付けによりコイルの根本からの破断の発生が懸念された。
特許公開平11−155756号公報
本考案は、コイルの撓りを利用しつつ、適度な弾力を得られ掻きすぎを防止すると共に、掻き効果を高め、さらに掻き心地を高め、さらには、ウエットタイプの耳垢にも対応した耳かき具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る耳かき具は、弾性を有する線材をコイル状に巻きコイル部とし、弾性を有する線材を略U字状に形成し芯材とし、該芯材をコイル部の内径に沿って通すことにより、耳かき部を形成し、該耳かき部を柄の一端に設けた耳かき具。
また、耳かき部のコイル部の巻き径を耳かき部先端付近で大きくした耳かき具。
さらに、耳かき部周辺に沿って弾性を有する線材を略U字状に形成した補助材を設けた耳かき具。
さらには、前記補助材を前記耳かき部と同じ様に、すなわち、前記耳かき部を複数組合せ設けた耳かき具である。
本考案によれば、略U字状に形成した弾性を有する線材を芯材とし、弾性を有する線材をコイル状に巻いたコイル部で覆うことにより、耳かき時に外耳道壁面に複数のコイル部の周辺各線部が掻き出す方向と略直角方向に複数当たる事により、局所的に無理な押圧が外耳道壁面に加わる事を防止すると共に、効率的に、さらに、芯材による押下力が耳垢に食い込み掻き出す力を発揮する。また、コイル部の弾性と、心材の弾性が相まって無理のない適度な掻き力を作り出す。このため、外耳を傷つけることなく、適度な掻き心地をもたらす。このような事から、子ども等も、耳かきを嫌がらず行うことが出来る。また、ウエットタイプの耳垢に対しても複数の細いコイル部がアメ状の耳垢に食い込み、からめて捉え、適度な芯材の押下力でスムーズに耳垢が掻きだす事が可能になる。さらに、先端は略U字状のワイヤにコイルが被った状態になっており、先端が丸みを帯び、弾力性が有るため先端でキズ付ける事がなく、安心して使用できる。また、これらの事から鼓膜等を痛める事も防止出来る。また、耳かき部をステンレス製とする事により、水洗いや、消毒液、煮沸等による洗浄が容易であり、衛生的である。
また、痒みをもよおした際には、掻き出す行為をせずとも、外耳道肌面に沿って耳かき先端を出し入れするだけの行為で、痒みを押さえることが可能となる。
(a)は、本考案の第一の実施形態に係る耳かき具1の正面図である。(b)は、その右側面図である。 (a)は、本考案の第二の実施形態に係る耳かき具1aの断面を含む正面図である。(b)は、その先端部の拡大図である。(c)は、そのケースを被せ収納した状態の断面を含む正面図である。 (a)は、本考案の第三の実施形態に係る耳かき具1bの正面図である。(b)は、その右側面図である。 は、本考案の第四の実施形態に係る耳かき具1cの正面図である。
本考案の実施の形態について、以下、図に基づいて説明する。
<第一の実施形態>
図1(a)は、本考案の第一の実施形態に係る耳かき具の正面図である。図1(b)は、その右側面図である。
図1(a)、(b)に示すように、耳かき具1は柄3に耳かき部2を取り付けたもので、耳かき部2は、弾性を有する線材をコイル状に巻いたコイル部4に、略U字状(ヘアピン状)に形成し、図1(b)右側面図で示す様に先端付近を稍湾曲させた弾性を有する線材を芯材5とし、コイル部の内径(中心)を通し(芯材5をコイル部4が覆う様に)構成したものを示す。コイル部4は例えば0.23mm径のバネ用ステンレス鋼線(SUS−304WPB)を2mmの外形に巻いたもので、表面に金鍍金を施したものである。また、芯材5は例えば0.7mmのバネ用ステンレス鋼線を略U字状に形成し、先端付近を湾曲し、金鍍金を施したものであり、柄3は一端に楕円形状な穴を形成し、芯材5の一端を、この穴に挿入し、接着、カシメ等により取り付けたものを示す。
また、コイル部の各末端付近は、芯材3を覆う様コイル径を細く密着巻きしている。
柄3は真鍮材や、ステンレス材、アルミ材等に、鍍金や、塗料、アルマイト処理等の表面加工を施したものである。また、柄3をプラスチックで成型し、柄3の一端に耳かき部2をインサート成形したり、穴を設けておき柄3成形後に接着したものである。特に取り付け方法を限定するものではなく、確実に固定出来れば良い。
コイル部4の線材には約0.15mmから0.3mm径の線が有効な範囲で、0.3mm径を越えるとコイルの巻き径が大きくなり、耳かき部全体の外形が大きくなりすぎる。一方0.15mm径未満となると線材自身の変形が発生しやすくなる。また、芯材5の線材には0.6mmから0.8mm径ぐらいが有効で、0.8mm径を越えると外形が大きくなるばかりか、耳かき部2の撓りが少なくなる。一方0.6mm未満になると、芯材5の撓りが大きくなり柄3から耳かき部2の先端付近に対する押圧が伝わりにくくなると共に、押圧を得るために柄3に力を掛け過ぎ芯材5に応力以上の負荷を掛け兼ねない事になりやすい。
金属ワイヤ等を用いたこれらの器具において、万が一の対策として、耳かき部への無理な荷重を繰り返しかけた際に発生する金属疲労による芯材5の破断(折れ)を考慮しなければならない。一点目は、破断箇所は柄の付け根付近で発生する構造とする事が重要である。二点目は、万が一折れた時の対策として、折れた先端が外耳道より外にでているように外耳道の深さを考慮し、耳掻き部は、破断面から30mm以上を確保する事が望ましく、耳かき部の長さは柄の根本付近から30mm以上の長さにするのが望ましい。
本考案の耳かき具は芯材5をコイル部4が覆っている事により、これら芯材5の金属疲労を緩和しやすいと共に、負荷が柄の根本付近に掛かる事となり、より安全性が高くなる。
<第二の実施形態>
図2(a)は、本考案の第二の実施形態に係る耳かき具1aの断面を含む正面図である。(b)は、その先端部の拡大図である。(c)は、そのケースを被せた状態の断面を含む正面図である。
耳かき具1aは、図1の耳かき具1の耳かき部2と似た形状をなしているが、次の点で異なる。相違点は、図2(b)に示すように、耳かき部2aは、心材5のU字部付近コイル部4のコイル径d2を、他の位置のコイル径d1より大きくした(例えばd1を1.8mm外径、d2を2.3mm外径)もので、耳かき時の作用部(耳かき部先端付近)のワイヤの柔軟性、柔らかさを増したものである。また、一方では、耳かき時に耳かき部先端周辺を外耳道面に当たりやすくするために、耳かき部の先端付近を除いた両サイドはコイル径を小さくし、コイル径に変化を持たせることで、両サイドが外耳道肌面に当たりにくくしたものである。これにより、先端部での掻き易さが向上し、さらに、ポイント掻きがしやすくなる。また、図2(a)に示すように、耳かき部2のコイル部5の一端が、芯支持部31、内ケース32、外ケース33等で構成された柄3aの芯支持部31の先端止め穴hに、接着剤sで固定したものを示す。芯材5とコイル部4の端が、先端止め穴hに入り、接着材sで接着されている。これにより、コイル部5の細線使用から起こりやすい端部がバラける事を防止出来る。さらに、コイル部の位置ズレ等を防止する。
ここでの、耳かき具1aは耳かき部2aを内ケース32に収納し、外ケース33で蓋をする事により、携帯を容易にしたものである。
<第三の実施形態>
図3(a)は、本考案の第三の実施形態に係る耳かき具1bの正面図である。(b)は、その右側面図である。
図3の耳かき具1bは、図1の耳かき具1と似た形状をなしているが、次の点で異なる。耳かき部2の芯材5の形状は、略U字状であるが先端の曲がりのない「図3(b)右側面図でフラット」形状である。さらに、耳かき部2の略U字部に略U字部が交差する様に支持部6が設けられている。支持部6は例えば、バネ用ステンレス鋼線0.7mm径の略U字状に曲げられたヘアピン形状の線であり、柄3に耳かき部2と同じように同時に取り付けた耳かき具を示す。ここで、支持部6は一本であるが複数でもよい。
<第四の実施形態>
図4は、本考案の第四の実施形態に係る耳かき具1cの正面図である。
図4は、図3の耳かき具と似た形状をなしているが、次の点で異なる。
図3の支持部6が無く、替わりに、耳かき部2の略U字状部に交差する様に略U字状の耳かき部2に同じ様な耳かき部2cが設けられたものである。ここで、耳かき部2cは複数でも良い。
上記の各耳かき具は主に、コイル状のコイル部のワイヤを外耳に押し当てる様に掻く、掻き出す、出し入れする、事により外耳道と直交するコイル部のワイヤが壁面を擦る事により外耳道の耳垢を擦り落とす、捲り落とす等により耳垢を取る事が出来る。従来の匙状の耳かき具と比べ、複数のコイル外周が外耳道壁面に当たり、局部的な押圧発生を押さえると共に、効率的に耳垢を掻き出すことが可能である。また、耳垢を取るだけでなく、外耳道を撫でる事により、痒みを止める効果もある。
以上、本考案のいくつかの実施形態例を説明した。本考案は、これらに制限されることなく、その技術的思想の範囲内でさらに様々な変形が可能であり、それらは全て本考案に含まれる。
1、1a、1b、1c:耳かき具、2、2a、2c:耳かき部、3、3a:柄、4:コイル部、5:芯材、6:補助材、31:芯支持部、32:内ケース、33:外ケース、34:ケース蓋、d1,d2:コイル径、h:止め穴、s:接着剤

Claims (4)

  1. 耳かき部と柄を備えた耳かき具であって、
    弾性を有する線材をコイル状に巻きコイル部とし、
    弾性を有する線材を略U字状に形成し芯材とし、
    芯材をコイル部の内径に沿って通すことにより、耳かき部を形成し、
    該耳かき部を柄の一端に設けた、
    ことを特徴とする耳かき具。
  2. 請求項1に記載の耳かき具であって、
    耳かき部のコイル部の巻き径を先端付近で大きくした、
    ことを特徴とする耳かき具。
  3. 請求項1から請求項2に記載の何れかの耳かき具であって、
    耳かき部に沿って弾性を有する線材を略U字状に形成した補助材を設けた、
    ことを特徴とする耳かき具。
  4. 請求項3に記載の耳かき具であって、
    耳かき部に沿って、前記耳かき部を設けた、
    ことを特徴とする耳かき具。
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JP2014048943A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Suntory Beverage & Food Ltd 被覆材および自動販売機
JP2017136409A (ja) * 2017-03-28 2017-08-10 株式会社レーベン販売 ワイヤを備える鼻掃除具
JP2020199068A (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 株式会社レーベン 電極掃除具

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