JP3171047B2 - 燃料蒸気の漏洩検出装置 - Google Patents

燃料蒸気の漏洩検出装置

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JP3171047B2
JP3171047B2 JP06106595A JP6106595A JP3171047B2 JP 3171047 B2 JP3171047 B2 JP 3171047B2 JP 06106595 A JP06106595 A JP 06106595A JP 6106595 A JP6106595 A JP 6106595A JP 3171047 B2 JP3171047 B2 JP 3171047B2
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  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料蒸気の漏洩検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク又は燃料タンク内に連通する
導管から燃料蒸気が漏洩すると大気汚染をひき起し、従
ってこのような燃料蒸気の漏洩が生じたときにはこれを
早期に検出する必要がある。ところでこのような燃料蒸
気の漏洩が発生するのは大別すると2つの場合がある。
即ち、まず第1に燃料タンク又は燃料タンク内に連通す
る導管が損傷して燃料蒸気が漏洩する場合があり、第2
に燃料の給油後、燃料キャップを締め忘れることにより
燃料蒸気が漏洩する場合がある。
【0003】ところで燃料タンク内の圧力は通常変動し
ていて正圧又は負圧になっており、燃料蒸気が漏洩して
いると燃料タンク内の圧力はほぼ大気圧に維持される。
従って燃料タンク内の圧力がほぼ大気圧に維持されてい
ることから燃料蒸気が漏洩していると判断することがで
きる。しかしながら燃料タンク又は燃料タンク内に連通
する導管が損傷した場合であっても燃料キャップを締め
忘れた場合であっても燃料タンク内の圧力はほぼ大気圧
に維持され、従って燃料タンク内の圧力がほぼ大気圧に
維持されていることがわかったとしても燃料タンク等の
損傷によるものなのか、或いは燃料キャップの締め忘れ
によるものかはわからない。
【0004】ところで燃料タンク等の損傷は修理を必要
とする。これに対して燃料キャップの締め忘れは単に燃
料キャップを締めれば済む問題であり、しかも燃料キャ
ップを締め忘れた場合の方が燃料タンク等が損傷した場
合に比べてはるかに蒸発燃料の漏洩量が多い。従って燃
料キャップの締め忘れは燃料タンク等の損傷とは別個
に、しかも早期に検出する必要がある。
【0005】そこで燃料キャップの取付けられる燃料注
入口を車両ボディーの凹所内に配置すると共にこの凹所
を開閉蓋によって覆うようにした車両において、燃料キ
ャップ内に永久磁石を配置すると共に開閉蓋内にこの永
久磁石によって作動せしめられるスイッチを配置する
か、或いは開閉蓋内に燃料キャップと直接接触して作動
せしめられるスイッチを配置し、燃料の給油完了後開閉
蓋が閉じられたときのこれらスイッチの作動から燃料キ
ャップが締め忘れていないか否かを判断するようにした
燃料タンクが公知である(特開昭62−244722号
公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら開閉蓋内
にスイッチを設けると開閉蓋の構造が複雑になってしま
うという問題があるばかりでなく、また開閉蓋を具えて
いない場合には適用しえないという問題がある。また、
燃料キャップがきちんと取付けられているにもかかわら
ずに開閉蓋が完全に閉じられていない場合にも燃料キャ
ップを締め忘れていると誤判断され、これに対して燃料
キャップがきちんと締め付けられておらず、燃料キャッ
プから燃料蒸気が漏洩している場合でも開閉蓋が完全に
閉じられている限り燃料キャップから燃料蒸気が漏洩し
ていないと判断されるという問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】1番目の発明によれば上
記問題点を解決するために、燃料タンク内の圧力を検出
する圧力検出手段と、燃料タンク内の圧力に基づいて機
関停止前に燃料タンク又は燃料タンク内に連通する導管
から燃料蒸気が漏洩していたか否かを判断する第1の判
断手段と、燃料タンク内の圧力に基づいて機関停止後機
関の運転が再開されたときに燃料タンク又は燃料タンク
内に連通する導管から燃料蒸気が漏洩しているか否かを
判断する第2の判断手段と、第1の判断手段により燃料
蒸気が漏洩していなかったと判断されかつ第2の判断手
段により燃料蒸気が漏洩していると判断されたときには
燃料キャップの締め忘れであると判断する燃料キャップ
締め忘れ判断手段とを具備している。
【0008】2番目の発明では1番目の発明において、
給油のために機関が停止された可能性があると判断する
給油判断手段を具備し、給油のために機関が停止された
可能性があるときのみ燃料キャップ締め忘れ判断手段に
よって燃料キャップの締め忘れであるか否かを判断する
ようにしている。3番目の発明では1番目の発明におい
て、燃料キャップ締め忘れ判断手段は機関停止後機関の
運転が再開されたときに燃料キャップが締め忘れられた
か否かを判断し、燃料キャップ締め忘れ判断手段によっ
て燃料キャップが締められていると判断されたときに燃
料キャップの締め忘れ以外の理由によって燃料タンク又
は燃料タンク内に連通する導管から燃料蒸気が漏洩して
いるか否かを判断する第3の判断手段を具備している。
【0009】
【作用】機関停止前に燃料タンク又は燃料タンク内に連
通する導管から燃料蒸気が漏洩しておらず、機関停止後
機関の運転が再開されたときに燃料タンク又は燃料タン
ク内に連通する導管から燃料蒸気が漏洩しているときに
は機関停止中に燃料キャップが外ずされ、その後燃料キ
ャップを締め忘れているものと考えられる。従って1番
目の発明ではこのとき燃料キャップの締め忘れであると
判断される。
【0010】2番目の発明では、給油のために機関が停
止された可能性があるときのみ燃料キャップの締め忘れ
であるか否かが判断される。3番目の発明では、機関停
止後機関の運転が再開されたときに燃料キャップが締め
忘れられたか否かが最初に判断される。このとき燃料キ
ャップが締め忘れられていないと判断されれば次いで燃
料キャップの締め忘れ以外の理由により燃料蒸気が漏洩
しているか否かについて判断される。
【0011】
【実施例】図1を参照すると、1は燃料タンク、2は燃
料注入管、3は燃料注入管2の燃料注入口に取付けられ
た燃料キャップ、4はチャコールキャニスタ、5は機関
本体、6は吸気管を夫々示す。チャコールキャニスタ4
は活性炭層7と、活性炭層7の一側に形成されて外気に
連通する大気圧室8と、活性炭層7の他側に形成された
燃料蒸気室9とを具備する。燃料蒸気室9は一方ではタ
ンク内圧制御弁10、燃料蒸気導管11およびフロート
12を介して燃料タンク1内に連結され、他方ではパー
ジ導管13およびパージ制御弁14を介して吸気管6内
に連結される。
【0012】タンク内圧制御弁10は燃料蒸発室9に通
ずる弁ポート15と、弁ポート15の開閉制御をするダ
イアフラム16と、弁ポート15周りに形成された環状
室17とを具備し、この環状室17が燃料蒸気導管11
を介して燃料タンク1内に連結される。フロート12は
通常開弁しており、燃料タンク1内の燃料液面が上昇す
ると燃料が燃料蒸気導管11内に侵入するのを防止する
ために燃料蒸気導管11の入口部を閉鎖する。従ってタ
ンク内圧制御弁10の環状室17内の圧力は通常燃料タ
ンク1内の圧力と等しくなっている。
【0013】環状室17内の圧力、即ち燃料タンク1内
の圧力が一定圧を越えるとダイアフラム16が弁ポート
15を開口する。このとき燃料タンク1内の燃料蒸気が
燃料蒸気導管11、環状室17および弁ポート15を介
して活性炭層7内に供給され、この燃料蒸気は活性炭層
7内の活性炭内に吸着される。一方、パージ制御弁14
は予め定められた機関の運転状態のときに開弁せしめら
れる。パージ制御弁14が開弁せしめられると活性炭層
7内の活性炭に吸着されていた燃料蒸気が活性炭から脱
離され、脱離された燃料蒸気が吸気管6内にパージされ
る。
【0014】電子制御ユニット20はディジタルコンピ
ュータからなり、双方向性バス21によって相互に接続
されたRAM(ランダムアクセスメモリ)22、ROM
(リードオンリメモリ)23、CPU(マイクロプロセ
ッサ)24、常時電源に接続されたバックアップRAM
25、入力ポート26および出力ポート27を具備す
る。燃料蒸気導管11には燃料蒸気導管11内の圧力、
即ち燃料タンク1内の圧力に比例した出力電圧を発生す
る圧力センサ15が取付けられ、この圧力センサ15の
出力電圧は対応するAD変換器28を介して入力ポート
26に入力される。また、機関本体5には機関冷却水温
に比例した出力電圧を発生する水温センサ16が取付け
られ、水温センサ16の出力電圧は対応するAD変換器
28を介して入力ポート26に入力される。
【0015】更に入力ポート26には機関回転数を表わ
す回転数センサ29の出力パルス、およびイグニッショ
ンスイッチ30のオン・オフ信号が入力される。また、
入力ポート26には常時電源に接続されたタイマ31の
出力信号が入力される。このタイマ31は出力ポート2
7に出力された制御信号によって作動せしめられる。一
方、出力ポート27は対応する駆動回路32を介して夫
々NO1警告ランプ33およびNO2警告ランプ34に
接続される。
【0016】図2は機関停止後、比較的長い時間が経過
した後に機関が始動されたときの燃料タンク1内の圧力
Pの変化を示している。なお、図2において実線PX1
は燃料注入管2の燃料注入口が燃料キャップ3により閉
鎖されておりかつ燃料タンク1および燃料タンク1内に
連通する燃料蒸気導管11から燃料蒸気が漏洩していな
い場合を示しており、実線PX2 は燃料注入管2の燃料
注入口が燃料キャップ3により閉鎖されておりかつ燃料
タンク1又は燃料タンク1内に連通する燃料蒸気導管1
1から燃料蒸気が漏洩している場合を示している。ま
た、図2においてPmax はタンク内圧制御弁10の開弁
圧を示している。
【0017】機関運転時には燃料タンク1内の燃料の温
度が高くなって多量の燃料蒸気が発生するために燃料タ
ンク1内の圧力が高くなるが機関の運転が停止されると
燃料温が低下し、燃料蒸気の量も低下するために燃料タ
ンク1内の圧力が次第に低下する。従って機関が停止さ
れている時間が比較的長いと燃料タンク1又は燃料タン
ク1内に連通する燃料蒸気導管11から燃料蒸気が漏洩
していない場合には機関の始動時に燃料タンク1内の圧
力Pは図2のPX1 で示されるように通常負圧となって
いる。機関が始動されて燃料タンク1内の燃料が消費さ
れだすと燃料タンク1内の圧力Pは図2のPX1 で示さ
れるように一時的に低下し、次いで燃料タンク1内の燃
料温の増大に伴なって燃料タンク1内の圧力Pは次第に
高くなっていく。次いで燃料タンク1内の圧力Pがタン
ク内圧制御弁10の開弁圧Pmaxに達するとその後燃料
タンク1内の圧力PはPmax に維持される。
【0018】このように燃料タンク1又は燃料タンク1
内に連通している燃料蒸気導管11から燃料蒸気が漏洩
していない場合には燃料タンク1内の圧力は機関始動後
負圧になったり正圧になったり変化することになる。こ
れに対して燃料タンク1又は燃料タンク1内に連通して
いる燃料蒸気導管11が損傷して穴があき、この穴から
燃料蒸気が漏洩している場合には図2において実線PX
2 で示されるように燃料タンク1内の圧力Pは常時ほぼ
大気圧に維持される。従って機関始動後燃料タンク1内
の圧力がほぼ大気圧となっていれば燃料蒸気が漏洩して
いることになり、これに対して機関始動後燃料タンク1
内の圧力が或る程度以上の負圧になったり、或いは或る
程度以上の正圧になれば燃料蒸気の漏洩が生じていない
ことになる。
【0019】ところで前述したように機関が長時間に亘
って停止せしめられると燃料蒸気が漏洩していない場合
には通常燃料タンク1内は負圧となる。しかしながらこ
れは一般的な話であって機関の停止時間や周囲の温度に
よって燃料タンク1内の圧力が変化し、機関始動時にお
ける燃料タンク1内の圧力は大気圧になることもある
し、正圧になることもある。一方、前述したように機関
始動後燃料が消費され出すと燃料タンク1内の圧力が一
時的に低下し、暫らくして燃料の温度が上昇し出すと燃
料タンク1内の圧力が上昇する。即ち、機関始動後にお
ける燃料タンク1内の圧力は燃料の消費に基づく圧力低
下作用と燃料の温度上昇に基づく圧力上昇作用の大きさ
の差異によって定まる。この場合、燃料の消費に基づく
圧力低下と燃料の温度上昇に基づく圧力上昇とがバラン
スすると燃料タンク1内の圧力はほぼ大気圧に維持さ
れ、斯くしてあたかも燃料蒸気が漏洩しているかの如く
なる。
【0020】ところがこのように燃料の消費に基づく圧
力低下と燃料の温度上昇に基づく圧力上昇とがバランス
することにより機関始動後に燃料タンク1内の圧力がほ
ぼ大気圧に維持されることがあっても燃料タンク1内の
圧力がほぼ大気圧に維持される時間はそれほど長くはな
く、機関始動後数分以上経てば燃料タンク1内の圧力が
必ず大気圧からずれ出、通常は上昇を開始する。従っ
て本発明による実施例では燃料蒸気が漏洩していないに
もかかわらずに機関始動後燃料タンク1内の圧力がほぼ
大気圧に維持される可能性のある最大時間よりも若干長
い時間T1(図2)を予め設定しておき、この時間T1
内における燃料タンク1内の圧力の挙動から燃料蒸気が
漏洩しているか否かを判断するようにしている。
【0021】具体的に云うと図2に示されるように大気
圧よりも若干高い上限値P1と大気圧よりも若干低い下
限値N1とを予め定めておき、時間T1の間燃料タンク
1内の圧力Pが上限値P1と下限値N1との間に維持さ
れ続けた場合には燃料蒸気が漏洩しているものと判断
し、時間T1の間において燃料タンク1内の圧力Pが上
限値P1よりも高くなるか或いは下限値N1よりも低く
なれば燃料蒸気が漏洩していないと判断するようにして
いる。本発明による実施例ではこのようにして燃料タン
ク1又は燃料タンク1内に連通している燃料蒸気導管1
1が損傷した場合の燃料蒸気の漏洩を検出するようにし
ている。
【0022】ところで燃料を給油するために機関が停止
され、給油が完了した後燃料キャップ3を締め忘れた状
態でもって機関が始動された場合には燃料タンク1内の
圧力は大気圧に維持される。従って図2に示す時間T1
の間、燃料タンク1内の圧力が上限値P1と下限値N1
との間に維持されたからといってこれが燃料タンク1等
の損傷に基づくものなのか、或いは燃料キャップ3の締
め忘れに基づくものなのかはわからない。
【0023】ところが燃料タンク1等が損傷している場
合には機関が停止される前も、機関が始動された後も燃
料タンク1内の圧力はほぼ大気圧に維持される。これに
対して機関停止中に燃料キャップ3が外ずされ、その後
燃料キャップ3を締め忘れた場合には機関停止前の燃料
タンク1内の圧力は通常は大気圧となっておらず、機関
の始動後は燃料タンク1内の圧力は大気圧となる。従っ
て機関停止前の燃料タンク1内の圧力がほぼ大気圧とな
っておらず、機関始動後の燃料タンク1内の圧力がほぼ
大気圧となっていれば、云い換えれば機関停止前に燃料
蒸気が漏洩していなかったと判断され、機関始動後に燃
料蒸気が漏洩していると判断されたときは機関停止中に
燃料キャップ3が外ずされ、その後燃料キャップ3が締
め忘れられたと判断することができる。これが本発明の
基本的な考え方である。
【0024】このような本発明の基本的な考え方を用い
れば燃料キャップ3の締め忘れを検出することができ
る。ところで燃料キャップ3を締め忘れた場合には多量
の燃料蒸気が外気中に放出されるので燃料キャップ3の
締め忘れはできるだけ早く検出することが必要である。
また、燃料キャップ3の締め忘れが生じるのは機関停止
中に燃料の給油が行われるときであり、誤判断を避ける
ためには燃料の給油が行われた可能性があるときのみ燃
料キャップ3の締め忘れについて判断し、燃料の給油が
行われる可能性がないときには燃料キャップ3の締め忘
れについて判断しないことが好ましい。この場合、燃料
の給油のために機関が停止せしめられるときには機関の
停止時間が比較的短かく、従って機関の停止時間が短か
いときにはその間に給油が行われた可能性があることに
なる。そこで本発明による実施例では機関の停止時間が
短かいときにはその間に燃料の給油が行われた可能性が
あると判断し、このときに燃料キャップ3の締め忘れが
あったか否かについて判断するようにしている。次にこ
のことについて図3を参照しつつ説明する。
【0025】図3は機関停止中に燃料キャップ3が外ず
されて燃料の給油が行われた場合の機関冷却水温Twの
変化および燃料タンク1内の圧力Pの変化を示してい
る。なお、図3において実線PY1 は給油完了後燃料キ
ャップ3がきちんと取付けられた場合を示しており、破
線PY2 は給油完了後燃料キャップ3を締め忘れた場合
を示している。また、実線PX2 は燃料タンク1等の損
傷により燃料タンク1等から燃料蒸気が漏洩している場
合を示している。
【0026】機関が或る一定時間以上運転されて燃料タ
ンク1内の圧力Pがタンク内圧制御弁10の開弁圧P
max に維持されている状態のときに機関が停止され、燃
料を給油するために燃料キャップ3が外ずされたとする
と燃料タンク1内の圧力Pは実線PY1 で示されるよう
に大気圧まで急激に低下する。次いで燃料キャップ3が
外されている間、燃料タンク1内の圧力Pは大気圧に維
持される。次いで給油完了後燃料キャップ3が締め付け
られると実線PY1 で示されるように燃料タンク1内の
圧力Pは通常上昇を開始する。即ち、給油時には燃料タ
ンク1の温度が依然として高く、またこのとき残留して
いる燃料の温度が高いために補給された燃料は補給後た
だちに加熱される。更に補給された燃料中には多量の低
沸点成分が含まれており、この低沸点成分は補給後ただ
ちに蒸発を開始する。従って上述したように燃料キャッ
プ3が締め付けられると通常燃料タンク1内の圧力Pは
上昇を開始し、短時間のうちにPmax に達する。
【0027】これに対して燃料キャップ3を締め忘れた
ときには図3において破線PY2 で示されるように機関
始動後燃料タンク1内の圧力は大気圧に維持される。一
方、燃料タンク1等の損傷により燃料タンク1等から燃
料蒸気が漏洩している場合には図3の実線PX2 で示さ
れるように燃料タンク1内の圧力Pは常時ほぼ大気圧に
維持される。従って機関停止前に燃料タンク1内の圧力
Pがほぼ大気圧になっていない場合において機関始動後
に燃料タンク1内の圧力Pが大気圧であれば燃料キャッ
プ3が締め忘られており、燃料タンク1内の圧力Pがほ
ぼ大気圧でなくなれば燃料キャップ3はきちんと締め付
けられていることになる。なお、本発明による実施例で
は機関始動後の燃料タンク1内の圧力に対して図3に示
されるように上限値P2(≧P1)および下限値N2
(≦N1)が予め設定されており、機関始動後T2時間
に亘って燃料タンク1内の圧力Pが上限値P2と下限値
N2の間に維持されているかいないかによって燃料キャ
ップ3の締め忘れがあったか否かを判断するようにして
いる。
【0028】また、本発明による実施例では機関停止時
における機関冷却水温Te(図3)が設定値Twoより
も高くかつ機関停止後機関が始動されるまでの間におけ
る機関冷却水温Twの低下量が設定値Tdよりも小さい
ときには給油のために機関が停止された可能性があると
し、給油のために機関が停止された可能性があるときの
み燃料キャップ3の締め忘れがあったか否かを判断する
ようにしている。即ち、機関停止後機関が始動されるま
での間における機関冷却水温Twの低下量が設定値Td
よりも小さければ機関の停止時間が短かく、従ってこの
ときには給油のために機関が停止された可能性があるこ
とになる。
【0029】また、機関停止時における機関冷却水温T
eが設定値Twoよりも高いか否かを判別しているのは
二つの理由がある。即ち、機関停止時における機関冷却
水温Teが低くすぎると機関停止中における機関冷却水
温Twの低下量がきわめて小さくなり、従って機関の停
止時間が短かいか否かを正確に検出できないからであ
る。これが第1の理由である。
【0030】第2の理由は機関停止時における機関冷却
水温Teが低いと燃料キャップ3が締め忘れたか否かを
早期に判断できないからである。即ち、機関停止時にお
ける機関冷却水温Teが低いということは機関が始動さ
れてからあまり時間が経過していないことを意味してお
り、従って燃料タンク1および燃料タンク1内の燃料温
が低いことを意味している。このように燃料タンク1等
の温度が低いときに給油すべく機関が停止され、その後
機関が始動されても燃料タンク1内の圧力Pは図3にお
いてPY1 で示すように急速に上昇しなくなる。燃料タ
ンク1内の圧力Pが急速に上昇しなくなるとこのとき燃
料キャップ3の締め忘れを正確に検出するためには時間
T2(図3)を長くしなければならず、斯くして燃料キ
ャップ3の締め忘れを早期に検出できなくなる。従って
本発明による実施例では機関停止時における機関冷却水
温Teが設定値Twoよりも高いか否かを判別するよう
にしている。
【0031】次に図4から図7を参照しつつ燃料蒸気の
漏洩検出ルーチンについて説明する。このルーチンは一
定時間毎の割込みによって実行される。図4および図5
を参照するとまず初めにステップ100において燃料蒸
気の漏洩検出が完了したことを示す検出完了フラグがセ
ットされているか否かが判別される。イグニッションス
イッチ30がオンとされてCPU24に電力が供給され
た後、初めてステップ100に進んだときには検出完了
フラグはリセットされており、従ってこのときにはステ
ップ101に進む。ステップ101では機関の始動直後
であるか否か、例えば機関回転数が400r.p.m よりも
高くなったか否かが判別される。機関の始動直後である
ときにはステップ200に進んで燃料キャップ3の締め
忘れのチェックを実行すべき条件が成立しているか否か
が判定される。この実行条件の判定ルーチンが図6に示
されている。
【0032】図6を参照するとまず初めにステップ20
1においてバックアップRAM25内に記憶されている
機関停止時の機関冷却水温Te(図3)が設定値Two
よりも高いか否かが判別される。Te>Twoのときに
はステップ202に進んで機関停止時の機関冷却水温T
eと現在の機関冷却水温Twとの温度差ΔT(=Te−
Tw)が算出される。次いでステップ203では温度差
ΔTが設定値Tdよりも小さいか否かが判別される。Δ
T<Tdのときにはステップ204に進んでバックアッ
プRAM25内に記憶された機関停止時の燃料タンク1
内の圧力Pe(図3)が図3に示される設定値P3(≧
P2)よりも高いか否かが判別される。Pe>P3のと
きにはステップ206に進んでチェックフラグがセット
される。これに対してPe≦P3のときにはステップ2
05に進んで機関停止時の燃料タンク1内の圧力Peが
図3に示される設定値N3(≦N2)よりも低いか否か
が判別される。Pe≧N3のときには処理サイクルを完
了し、Pe<N3のときにはステップ206に進んでチ
ェックフラグがセットされる。
【0033】従って燃料キャップ3の締め忘れの検出を
すべきことを示すチェックフラグがセットされるのはT
e>Twoであり、ΔT<TdでありかつPe>P3又
はPe<N3のときである。即ち、Te≦Twoのとき
には給油のために機関が停止されたか否かを正確に検出
できないためにチェックフラグはセットされず、ΔT≧
Tdのときには給油のために機関が停止された可能性が
低いのでチェックフラグがセットされず、P3≧Pe≧
N3のときには燃料タンク1等の損傷による燃料蒸気の
漏洩と区別できないのでチェックフラグはセットされな
い。
【0034】再び図4および図5に戻り、ステップ20
0におけるキャップ外ずれチェック実行条件の判定が完
了すると次の割込み時にはステップ101からステップ
102に進んでチェックフラグがセットされているか否
かが判別される。チェックフラグがセットされていない
ときにはステップ103に進んで燃料タンク1等の損傷
による燃料蒸気の漏洩検出が行われる。これに対してチ
ェックフラグがセットされている場合にはステップ30
0に進んで燃料キャップ3が締め忘れられたか否かがチ
ェックされる。このチェックルーチンが図7に示されて
いる。
【0035】図7を参照するとまず初めにステップ30
1において現在の燃料タンク1内の圧力Pが設定値P2
(図3)よりも高いか否かが判別される。P>P2のと
きにはステップ306に進んでチェックフラグがリセッ
トされ、これに対してP≦P2のときにはステップ30
2に進んで現在の燃料タンク1内の圧力Pが設定値N2
(図3)よりも低いか否かが判別される。P<N2のと
きにはステップ306に進んでチェックフラグがリセッ
トされ、これに対してP≧N2のときにはステップ30
3に進んで機関始動後一定時間T2が経過したか否かが
判別される。この一定時間T2は燃料タンク1等の損傷
による燃料蒸気の漏洩チェック時間T1(図2)よりも
かなり短かい。機関始動後一定時間T2が経過していな
いときには処理サイクルを完了し、機関始動後一定時間
T2を経過するとステップ304に進んでNO2警告ラ
ンプ34が点灯される。次いでステップ305では検出
完了フラグがセットされ、次いでステップ306におい
てチェックフラグがリセットされる。
【0036】即ち、機関始動後P>P2或いはP<N2
になれば燃料キャップ3はきちんと締め付けられている
のでNO2警告ランプ34は点灯されない。これに対し
て機関始動後燃料タンク1内の圧力PがP2≧P≧N2
となり、この状態が一定時間T2維続すると燃料キャッ
プ3が締め忘れられていると判別される。このときNO
2警告ランプ34が点灯される。また、このときには検
出完了フラグがセットされ、その結果燃料タンク1等の
損傷による燃料蒸気の漏洩チェックは行われない。
【0037】再び図4および図5に戻るとステップ10
3では現在の燃料タンク1内の圧力Pが設定値P1(図
2)よりも高いか否かが判別される。P>P1のときに
はステップ108に進んでNO1警告ランプ33が消灯
され、次いでステップ109に進んで検出完了フラグが
セットされる。これに対してP≦P1のときにはステッ
プ104に進んで現在の燃料タンク1内の圧力Pが設定
値N1(図2)よりも低いか否かが判別される。P<N
1のときにはステップ108に進んでNO1警告ランプ
33が消灯され、次いでステップ109に進んで検出完
了フラグがセットされる。
【0038】一方、P≧N1のときにはステップ105
に進んで機関始動後一定時間T1(図2)が経過したか
否かが判別される。機関始動後一定時間T1が経過して
いないときにはステップ110に進んで現在の機関冷却
水温TwがTeとしてバックアップRAM25内に記憶
され、次いでステップ111では現在の燃料タンク1内
の圧力PがPeとしてバックアップRAM25内に記録
される。これに対して機関始動後一定時間T1を経過す
るとステップ106に進んでNO1警告ランプ33が点
灯される。次いでステップ107に進んで燃料タンク1
等に損傷があることを示すフイルコードがバックアッ
プRAM25内に記憶され、次いでステップ109では
検出完了フラグがセットされる。検出完了フラグがセッ
トされるとステップ100からステップ110にジャン
プする。
【0039】即ち、機関始動後P>P1或いはP<N1
になれば燃料タンク1等の損傷による燃料蒸気の漏洩が
生じていないのでNO1警告ランプ33が消灯される。
これに対して機関始動後燃料タンク1内の圧力PがP1
≧P≧N1となり、この状態が一定時間T1維続すると
燃料タンク1等の損傷により燃料蒸気が漏洩していると
判断される。このときにはNO1警告ランプ33が点灯
される。
【0040】図8および図9に別の実施例を示す。この
実施例では機関の停止時間が直接計測される。なお、こ
の実施例においても図4、図5および図7に示されるル
ーチンがそのまま使用され、図4のステップ200につ
いては図6に示すルーチンに代えて図9に示すルーチン
が用いられる。図8は図1に示すタイマ31の制御ルー
チンを示しており、このルーチンは一定時間毎の割込み
によって実行される。図8を参照すると、まず初めにス
テップ400においてイグニッションスイッチ30がオ
フにされたか否かが判別される。イグニッションスイッ
チ30がオフにされるとタイマ31が作動せしめられ、
時間の計測が開始される。次いでステップ402ではC
PU24への電力の供給が停止される。
【0041】図9を参照するとまず初めにステップ50
0においてバックアップRAM25内に記憶されている
機関停止時の機関冷却水温Te(図3)が設定値Two
よりも高いか否かが判別される。Te≦Twoのときに
はステップ505に進んでタイマ31の作動が停止され
る。これに対してTe>Twoのときにはステップ50
1に進んでタイマ31により計測された機関停止時間T
Tが設定値TToよりも短かいか否かが判別される。T
T≧TToのときにはステップ505に進んでタイマ3
1の作動が停止される。これに対してTT<TToのと
きにはステップ502に進んでバックアップRAM25
内に記憶された機関停止時の燃料タンク1内の圧力Pe
(図3)が図3に示される設定値P3よりも高いか否か
が判別される。Pe>P3のときにはステップ504に
進んでチェックフラグがセットされ、次いでステップ5
05に進む。これに対してPe≦P3のときにはステッ
プ503に進んで機関停止時の燃料タンク1内の圧力P
eが図3に示される設定値N3よりも低いか否かが判別
される。Pe≧N3のときにはステップ505に進み、
Pe<N3のときにはステップ504に進んでチェック
フラグがセットされる。
【0042】従って燃料キャップ3の締め忘れの検出を
すべきことを示すチェックフラグがセットされるのはT
e>Twoであり、TT<TToでありかつPe>P3
又はPe<N3のときである。即ち、Te≦Twoのと
きには前述したように給油のために機関が停止されたか
否かを正確に検出できないためにチェックフラグはセッ
トされず、TT≧TToのときには給油のために機関が
停止された可能性が低いのでチェックフラグがセットさ
れず、P3≧Pe≧N3のときには燃料タンク1等の損
傷による燃料蒸気の漏洩と区別できないのでチェックフ
ラグはセットされない。
【0043】
【発明の効果】燃料キャップの締め忘れを正確に検出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料タンクおよび燃料蒸気導管の配管を示す全
体図である。
【図2】燃料タンク等の損傷による燃料蒸気の漏洩の検
出方法を説明するための図である。
【図3】燃料キャップの締め忘れの検出方法を説明する
ための図である。
【図4】燃料蒸気の漏洩を検出するためのフローチャー
トである。
【図5】燃料蒸気の漏洩を検出するためのフローチャー
トである。
【図6】燃料キャップの締め忘れのチェックを実行すべ
き条件が成立しているか否かを判定するためのフローチ
ャートである。
【図7】燃料キャップの締め忘れをチェックするための
フローチャートである。
【図8】タイマを制御するためのフローチャートであ
る。
【図9】燃料キャップの締め忘れのチェックを実行すべ
き条件が成立しているか否かを判定するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…燃料タンク 3…燃料キャップ 4…チャコールキャニスタ 11…燃料蒸気導管 15…圧力センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60K 15/02 - 15/04 F02M 37/00 B60K 28/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンク内の圧力を検出する圧力検出
    手段と、燃料タンク内の圧力に基づいて機関停止前に燃
    料タンク又は燃料タンク内に連通する導管から燃料蒸気
    が漏洩していたか否かを判断する第1の判断手段と、燃
    料タンク内の圧力に基づいて機関停止後機関の運転が再
    開されたときに燃料タンク又は燃料タンク内に連通する
    導管から燃料蒸気が漏洩しているか否かを判断する第2
    の判断手段と、第1の判断手段により燃料蒸気が漏洩し
    ていなかったと判断されかつ第2の判断手段により燃料
    蒸気が漏洩していると判断されたときには燃料キャップ
    の締め忘れであると判断する燃料キャップ締め忘れ判断
    手段とを具備した燃料蒸気の漏洩検出装置。
  2. 【請求項2】 給油のために機関が停止された可能性が
    あると判断する給油判断手段を具備し、給油のために機
    関が停止された可能性があるときのみ上記燃料キャップ
    締め忘れ判断手段によって燃料キャップの締め忘れであ
    るか否かを判断するようにした請求項1に記載の燃料蒸
    気の漏洩検出装置。
  3. 【請求項3】 上記燃料キャップ締め忘れ判断手段は機
    関停止後機関の運転が再開されたときに燃料キャップが
    締め忘れられたか否かを判断し、該燃料キャップ締め忘
    れ判断手段によって燃料キャップが締められていると判
    断されたときに燃料キャップの締め忘れ以外の理由によ
    って燃料タンク又は燃料タンク内に連通する導管から燃
    料蒸気が漏洩しているか否かを判断する第3の判断手段
    を具備した請求項1に記載の燃料蒸気の漏洩検出装置。
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