JP3170981U - 外部突起規制に適合した窓ガラス開閉自在な自動車用網戸 - Google Patents
外部突起規制に適合した窓ガラス開閉自在な自動車用網戸Info
- Publication number
- JP3170981U JP3170981U JP2011002044U JP2011002044U JP3170981U JP 3170981 U JP3170981 U JP 3170981U JP 2011002044 U JP2011002044 U JP 2011002044U JP 2011002044 U JP2011002044 U JP 2011002044U JP 3170981 U JP3170981 U JP 3170981U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- frame body
- automobile
- piece
- mounting piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
Abstract
【課題】自動車の道路運送車両の保安基準(外部突起規制)に適合した枠体とコーナーピース使用した自動車用網戸を段差つき取り付片により、取り付けた状態で走行や自動車の窓の開閉も可能にし、脱着作業を一人でも行えるようにしたことで、作業効率を上げるとともに、購入者が容易にメンテナンスすることが可能な自動車用網戸を提供すること。【解決手段】自動車の窓枠に略合致する自動車の道路運送車両の保安基準(外部突起規制)に適合した枠体と、枠体と枠体をつなぐコーナーピースと、この枠体に設けられた網本体と、枠体の対向する辺部周縁に設けられる段差つき取り付片と枠体の内側に着けた埋栓より構成した。又、対向する辺部周縁に設けられる段差つき取り付片の一方を着脱自在とし段差つき取り付片の長さを替えることにより、段差つき取り付片を外す事無く脱着を自在とした。更に枠体を自動車の形状及び窓枠に沿って湾曲させ、枠体の角を安全上において面取り処理をし、車両になじませた。【選択図】 図2
Description
本考案は外部突起規制に適合した枠体と、枠体と枠体をつなぐコーナーピースと自動車の窓に段差つき取り付片と、窓枠及び窓ガラスとの隙間を埋める埋栓より取り付けられるようになされた慳貪式を用いた脱着式及び固定式自動車用網戸に関する。
自動車の窓用網戸として自動車の窓の内側に専用枠を取り付け、当該専枠にネットを嵌め込む商品や自動車の窓枠に略合致する大きさの枠体と、この枠体に設けられる網本体により成る自動車用網戸が考案され市販されている。
又特許文献の代表的なものとして特許文献1公報や特許文献2公報や特許文献3公報や実願文献1公開がある。
ここに特開2000−301942号公報記載の発明は、自動車の窓枠に略合致する枠体に差し込み片と接合手段を設け、窓枠に網戸を取り付けるものである。又特開2004−149115号公報記載の発明は、枠部の周縁に取り付けられた略コ字状の係止部を、車窓枠に周設された鍔部に係止することで網戸を取り付けるというものである。さらに実願2005−8725号公報記載の発明は、自動車の窓枠に略合致する枠体の周縁に取り付けられた差込片を、車窓枠凹溝に嵌め込み車窓枠内側に網戸を取り付けるというものである。取り付け具については、枠体への取り付け部を中心に360度自在に回転が可能なつめを設けたもの(特許文献3)、枠体に着脱可能な差込片を設けたものなどが考案されている。
昨今のアウトドアライフ及び自動車による旅行ブームに伴い、高速道路のSA・PA、道の駅やキャンプ場に自動車を乗り入れ自動車の室内を家と同様に過ごす(寝泊り)といったことが行われている。この際環境のこと考えてエンジンを停止せざるを得ず、つまりは車内の冷房装置が使えないことになる。かのような状態で車内の温度上昇を防ぐために自動車の窓用網戸としてさまざまな商品が販売されていますが、外側の部分には角があり、もし人などに接触したときは、怪我の原因になり危険を伴っています。
又自動車の窓用網戸を固定するものが、直接枠体に穴をあけてビスで留めるものなどがあり何回も付けたり外したりするうちに、穴の大きさが変わったりする物や、取り付け具の形状においては、枠体に取り付けられたつめが取り付け部を中心に360度自在に回転可能であるため、自動車の振動等によってつめの角度が変わり外れてしまうという不都合が発生し脱落の危険性が高まっている。特に自動車が走行中の場合、上記の不都合は後続車両等にとっては非常に大きな脅威となりうるので、
脱落の危険性が発生しにくいように注意することで安全を担保している。
脱落の危険性が発生しにくいように注意することで安全を担保している。
そこで本考案は、上記の欠点を解決するため、外部突起規制に適合した、自動車の開閉自在な窓に取り付け可能な網戸を提供すること、更には取り付けた状態での走行ができ、自動車の走行などの振動によって外れることがない自動車用網戸の取り付け具を提供すること、走行中に同乗者が手や頭を出すことができなくなること、自動車の窓の開閉も可能にし、自動車の窓枠及び窓ガラスとの隙間を埋める自動車用網戸を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために請求項1記載の考案は外部突起規制に適合した自動車の窓枠に略合致する枠体と、枠体と枠体をつなぐコーナーピースと、枠体の対向する辺部周縁に設けられる段差つき取り付片より構成した。
又請求項2記載の考案は、外部突起規制に適合した自動車の窓枠略合致する枠体を使って、枠体と自動車の窓部分との隙間及び自動車の形状に合わせてひずみを最小限に抑えて曲げることが出来るようにした。
又請求項3記載の考案は、コーナーピースを使って、枠体と枠体及び枠体と段差つき取り付片を着脱自在とし、ナットを使うことで取り付片の穴が変わるのを防ぎ、何度も取り外しを可能にした。
又請求項4記載の考案は、段差つき取り付片は枠体に取り付けるときに、段差つき部分が枠体に当たることで、段差つき取り付片が必要以上の回転を抑止することで網戸が外れにくいようにした構造が設けられたものである。
以下上述のように構成される本考察がいかにして課題を解決する効果を有するか本考案の好ましい一実施形態を図面に基づき説明する。
図1は本考案の正面図の表面であり、図2は本考案の断面図あり、図3は正面図の裏面であり、図4は同じく平面図であり、図5は本考案の使用状態を示す説明断面図であり、図6・図7は本考案の使用状態を示す説明断面拡大図であり、図9は段差つき取り付片の正面図・平面図であり、図8はコーナーピース正面図である。
図1・図3で示すように本考察に係る自動車用網戸の、網本体20が張られた枠体10・コーナーピース70の対向する辺部周縁に(図9)段差つき取り付片30・31・32が設けられている。この(図9)段差つき取り付片30・31・32を自動車本体の窓枠60の凹溝61の車外側(図6・図7における左側)に嵌め込み、枠体10と(図9)段差つき取り付片30・31・32とで、凹溝61の車外側(図6・図7における左側)を挟み込むみことで、自動車用網戸を自動車の窓62の車外側に取り付けるのである。又、図3・図4で示す本考察に係る自動車用網戸は、枠体10コーナーピース70の対向する辺部周縁に(図9)段差つき取り付片30が設けられている。この(図9)段差つき取り付片30を自動車本体の窓枠60の凹溝61の車外側(図6・図7における左側)に嵌め込むことで、自動車用網戸を自動車の窓62の車外側に取り付けるのである。かのようにして請求項1記載の考案によれば、外部突起規制に適合した自動車の窓に取り付け可能な網戸を提供することが可能となるのである。
請求項2記載の考案は、自動車の外装表面には曲率半径が2.5mm未満である突起あってはならないことで、この基準をクリアすることで、枠体の断面が左右両面とも均等になり、枠体を弓なりに曲げたときにひずみが出にくい構造(図2)とし自動車のデザインに即した形状曲げることができ、自動車用の窓枠に略合致する形状に形成されている。
請求項3記載の考案は、枠体と枠体をつなぐ時に角ができないようにする役目をし、取り付部分の、裏側にナットを嵌め込むことで、ネジを使って接続を可能にし、対向する周部周縁に設けられる、(図9)段差つき取り付片30・31・32についても枠体にネジを使って着脱自在となしてある。
請求項4記載の考案は、図6・図7に示すように段差つき取り付片は枠体に取り付けることで、段差つき部分が枠体に当たることにより概ね90度を超える範囲の回転は抑止され、段差つき取り付片が回転することを防ぐようにしている。これにより点で力を支えるのではなく、段差つき部分全体で力を支えるので安全に取り付けができ、段差つき取り付片も長持ちする働きとなります。
以下好ましい考案の一実施形態につき述べる。本考案に係る自動車用網戸を構成する枠体10は縦枠11,11及び横枠12,12より成り、自動車本体の窓枠60の凹溝61の車外側(図5・図6・図7における右側)に嵌め込み、枠体10と段差つき取り付片30・31・32とで、自動車本体の窓枠60の凹溝61の車外側(図5・図6・図7における右側)を挟み込むことで、自動車用の窓枠に略合致する形状に形成されている。車外側については外部突起規制に適合し、隙間なく取り付けられるようになされている。
図1でいえば枠体10・コーナーピース70は方形をなしているが、かかる限定を受けるものでなく、車種毎、取り付ける窓の形状毎に略合致する形状に形成するものである。素材としては樹脂やプラスチック材料やカーボンファイバーやアルミニウムなどの軽金属鋼材等を使用することが可能である。枠体10にはネットたる網本体20が張られている。網本20は難燃性素材で形成させたものが好ましいが、通常の住宅網戸に使用されているものでの構わない。
枠体10の対向する辺部、図1でいえば横枠12,12には複数の段差つき取り付片30・・,31・・,32・・が設けられている。段差つき取り付片30,31,32には肉薄な材料であり、素材は金属、樹脂等が考えられる。枠体10・コーナーピース70には埋栓41・・,42・・,43・・が設けられている。埋栓41,42,43には自動車の窓枠・窓ガラスを傷つけない材料であり、素材はゴム、樹脂等が考えられる。
請求項2記載の考案においては、自動車の外装表面には曲率半径が2.5mm未満である突起あってはならないとのことで、この基準をクリアするために、枠体の断面が左右両面の角にアールをつけたことで、枠体を弓なりに曲げたときにひずみが出にくい構造としたことで、車の形状合わせて加工が出来るようにした枠体を、コーナーピース70により、枠体10と枠体10及び一方辺部に設けられた段差つき取り付片は枠体10に固着されており、対向する辺部に設けられた段差つき取り付片は着脱自在となしてある。着脱自在なす方法はネジ着による方法、段差つき差込片のネジ穴は楕円にすることで、段差つき差込片を上下させる方法、窓枠の代わりに、レールを設けて嵌め込む方法、その他窓枠10を自動車の窓枠60に接合させた状態で凹溝61に嵌め込み取り付けることが可能であれば任意の方法でよい。
請求項3記載の考案においては、コーナーピース70により、枠体10と枠体10及び一方辺部に設けられた段差つき取り付片は枠体10に固着されており、対向する辺部に設けられた段差つき取り付片は着脱自在となしてある。着脱自在なす方法はネジ着による方法、段差つき取り付片のネジ穴は楕円にすることで、段差つき取り付片を上下させる方法、窓枠の代わりに、レールを設けて嵌め込む方法、その他窓枠10を自動車の窓枠60に接合させた状態で凹溝61に嵌め込み取り付けることが可能であれば任意の方法でよい。
請求項4記載の考案においては、取り付片に段差を付けてある。取り付片の段差については、図9に示すように枠体10・窓枠の形に対応し、窓ガラスとの間に隙間を作るために、その段差の幅・長さを変えることができ、段差の幅及び長さについては、自動車の窓を開閉しても枠体10が接触しない間隔を保つ必要最小限でよい。
請求項4記載の考案においては、段差つき取り付片により枠体10と窓ガラスとの間に隙間ができる。その隙間を埋めるために、窓枠等の隙間はモヘア41・42とゴム43を裏面に埋め込みしている。虫の侵入及び窓枠に傷がつかないようにするためには、埋栓を取り付けることが可能であれば任意の方法でよい。
10・・・枠体
20・・・網本体
30・・・段差つき取り付片(上及び左右部取付片)
31・・・段差つき取り付片(下部取付片)
32・・・段差つき取り付片(上下部取付片)
41・・・埋栓用モヘア
42・・・埋栓用モヘア
43・・・埋栓用ゴム
50・・・面取り部分
70・・・コーナーピース
20・・・網本体
30・・・段差つき取り付片(上及び左右部取付片)
31・・・段差つき取り付片(下部取付片)
32・・・段差つき取り付片(上下部取付片)
41・・・埋栓用モヘア
42・・・埋栓用モヘア
43・・・埋栓用ゴム
50・・・面取り部分
70・・・コーナーピース
Claims (4)
- 自動車用網戸を構成する枠体と、枠体と枠体をつなぐコーナーピースと段差つき取り付片であって、自動車の道路運送車両の保安基準(外部突起規制)に適合し、コーナーピースと段差つき取り付片を使用した自動車用網戸の枠体
- 前記枠体は、自動車の外装表面には曲率半径が2.5mm未満である突起があってはならないとのことで、この基準をクリアするために、枠体の断面が左右両面ともにアールをつけたことで、枠体を弓なりに曲げたときにひずみが出にくい構造とした請求項1記載のコーナーピースと段差つき取り付片を使用した自動車用網戸の枠体
- 前記コーナーピースは、ナットを埋め込めるようにしたことで、枠体と枠体及び枠体と段差つき取り付片をしかり止めることができるようにした請求項1又は2に記載のコーナーピースと段差つき取り付片を使用した自動車用網戸の枠体
- 前記段差つき取り付片は枠体に取り付けることで、段差つき部分が枠体に当たることで、段差つき取り付片が回転することを防ぐようにした、請求項1又は2又は3に記載のコーナーピースと段差つき取り付片を使用した自動車用網戸の枠体
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011002044U JP3170981U (ja) | 2011-04-13 | 2011-04-13 | 外部突起規制に適合した窓ガラス開閉自在な自動車用網戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011002044U JP3170981U (ja) | 2011-04-13 | 2011-04-13 | 外部突起規制に適合した窓ガラス開閉自在な自動車用網戸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3170981U true JP3170981U (ja) | 2011-10-13 |
Family
ID=54881374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011002044U Expired - Lifetime JP3170981U (ja) | 2011-04-13 | 2011-04-13 | 外部突起規制に適合した窓ガラス開閉自在な自動車用網戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3170981U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023047898A1 (ja) * | 2021-09-27 | 2023-03-30 | 日本ピストンリング株式会社 | 自動車用網戸 |
-
2011
- 2011-04-13 JP JP2011002044U patent/JP3170981U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023047898A1 (ja) * | 2021-09-27 | 2023-03-30 | 日本ピストンリング株式会社 | 自動車用網戸 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20060175866A1 (en) | Motor vehicle egress window | |
WO2009051174A1 (ja) | 車両のドアミラー取付構造 | |
JP3170981U (ja) | 外部突起規制に適合した窓ガラス開閉自在な自動車用網戸 | |
JP2011516341A (ja) | ガラス付き輸送車両ドア又は窓 | |
KR20100097251A (ko) | 투명 방음패널 및 이를 이용한 도로 방음벽 | |
ATE442502T1 (de) | Temporärer ziwschenschliessstopp für ein sich íffnendes element wie eine tür an einem festen rahmenteil eines kraftfahrzeugs | |
CN219412286U (zh) | 客车车顶侧围板开启装置 | |
JP3122561U (ja) | 窓ガラス開閉自在な自動車用網戸 | |
US9394741B2 (en) | Window jamb liner assembly | |
CN103899172A (zh) | 一种汽车背门铰链安装部位加强结构 | |
JP5388459B2 (ja) | エレベータの乗場ドア装置、及びエレベータの乗場ドア装置の設置方法 | |
KR20090108725A (ko) | 차량 도어 | |
CN210101516U (zh) | 一种车载网络设备装置 | |
KR100494428B1 (ko) | 싸이드 도어 커튼 걸이 구조 | |
CN205256227U (zh) | 一种汽车配件 | |
KR200454981Y1 (ko) | 철도차량용 영상표시기 지지장치 | |
CN207274698U (zh) | 端部显示安装结构 | |
KR101562619B1 (ko) | 창짝 프레임 이탈 방지 부재를 갖는 미닫이 창호 장치 | |
CN216156415U (zh) | 一种高防护性的公路工程施工用警示装置 | |
JP3103234U (ja) | ピシャッ戸くん | |
US11305620B2 (en) | Special lift window for recreational vehicle | |
JP3203661U (ja) | 窓障子の脱落防止装置 | |
EP3246186B1 (en) | Security device for commercial vehicles | |
JP3117816U (ja) | 自動車用網戸 | |
KR200328486Y1 (ko) | 운전자 안전벽 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110722 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3170981 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20210921 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |