JP3170914U - 墓所用仏鈴 - Google Patents

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頼治 井上
頼治 井上
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Abstract

【課題】煩雑さを感じることなく、高く澄んだチーンという音が得られるようにした墓所用仏鈴を提供する。【解決手段】墓所にて仏鈴を打叩するのに適した墓所用仏鈴において、前面と背面が開放された函状をなし、その平面形状が仏鈴の平面形状を覆う大きさであり、打叩時の仏鈴の音を内面で反射させて前方及び後方に伝播させ得る基台21と、基台内の底部に固定された鈴台22とを設ける。さらに該鈴台に保持され、基台の上部によって覆われた仏鈴23と、鈴台にチェーン24又は紐によって係止され、仏鈴を叩くことのできるりん棒25と、を備えて墓所用仏鈴20を構成する。【選択図】図2

Description

本考案は墓所用仏鈴に関し、特に煩雑さを感じることなく、高く澄んだチーンという音が得られるようにした仏鈴に関する。
仏鈴は仏鈴布団上に載せられて仏壇の前に置かれることが多い。仏事供養にあたっては仏鈴はりん棒によって叩かれて高く澄んだチーンという音を発生し、これによって厳粛な気持ちでお参りすることができる。
お墓参りでは墓前に生花、水、線香などを供え、両手を合わせるが、墓前で仏鈴を鳴らすことは少ない。これは、仏鈴、りん棒、仏鈴布団が持ち運びにくく、持ち運んでいるときに落として仏鈴が破損することが懸念されること、及び墓前では仏鈴布団を安定して置ける場所が少なく、仏鈴布団を手の平に載せその上に仏鈴を置いて鳴らしても、よい音が出にくいからと考えられる。
これに対し、仏鈴をケース内に吊り下げ、ケースを閉じて携帯し、ケースを開いてりん棒で叩けるようにした仏鈴携帯具が提案されているが(特許文献1)、墓所まで携帯するのが煩わしい。
他方、墓石の台石に横穴を穿設し、仏鈴を横穴内の天井面から吊り下げ、横穴内の底面には挿入穴を穿設してりん棒を挿入するようにした墓所用仏鈴が提案されている(特許文献2)。また、台石に仏鈴を載置し、その上から蓋を被せるようにした墓所用仏鈴も提案されている(特許文献3)。
さらに、側面開口から蝋燭を差し込んで立て、フードで風よけを行うようにした蝋燭立てにおいて、頂部に凹部を形成する一方、ベース台には仏鈴を保持し、通常は仏鈴が凹部内に収納されるようにベース台を凹部に嵌め込み、お墓参りのときにはベース台を凹部から抜き、ひっくり返して凹部に嵌め込むことによって、仏鈴をりん棒で叩けるようにした墓所用仏鈴が提案されている(特許文献4)。
特開2002−125843号公報 実開昭56−61646号公報 実開昭63−164799号公報 特開2010−53560号公報
しかし、特許文献2記載の墓所用仏鈴では横穴内に仏鈴を吊り下げているので、音がこもってしまい、本来の高く澄んだチーンという音が得られ難い。
また、特許文献3記載の墓所用仏鈴ではお墓参りの都度、蓋を取り外し、使った後は蓋を元に戻す必要があって、煩わしい。
さらに、特許文献4記載の墓所用仏鈴ではお墓参りの都度、ベース台をひっくり返し、使った後はベース台を元に戻す必要があって、これも煩わしい。
本考案はかかる問題点に鑑み、煩雑さを感じることなく、高く澄んだチーンという音が得られるようにした墓所用仏鈴を提供することを課題とする。
そこで、本考案に係る墓所用仏鈴は、墓所にて仏鈴を打叩するのに適した墓所用仏鈴において、前面と背面が開放された函状をなし、その平面形状が仏鈴の平面形状を覆う大きさであり、打叩時の仏鈴の音を内面で反射して前方及び後方に伝播させ得る基台と、該基台内の底部に固定された鈴台と、該鈴台に保持され、上記基台の上部によって覆われた仏鈴と、上記鈴台にチェーン又は紐によって係止され、上記仏鈴を叩くことのできるりん棒と、を備えたことを特徴とする。
本考案の特徴の1つは基台を前面及び背面が開口された函状とし、基台内に鈴台を固定し、鈴台に仏鈴を保持するようにした点にある。
これにより、函状の基台の前面と背面を開放しているので、りん棒で仏鈴を叩いたときに仏鈴から発した音は基台内でこもることはなく、基台の内面で反射されて前方及び後方に伝搬される結果、仏鈴本来の高く澄んだチーンという音を得ることができる。
また、基台は仏鈴の上側を覆い、仏鈴の庇として働くので、仏鈴に雨水が吹き込んで長期間の間溜まって錆を発生させることはなく、仏鈴の耐久性を低下させることがない。
さらに、基台を前面及び背面を開口させた函状に製作すればよいので、製造がコスト高になることもない。基材の材料は特に限定されず、金属材料、合成樹脂材料あるいはセラミックス材料でもよいが、墓所の雰囲気を考慮すると、墓石と同様の石材を用いるのがよい。
仏鈴の材料は特に限定されず、公知の材料、例えば銅合金で製造することができる。鈴台は金属製でもよいが、屋外で使用されることを考慮すると石材で製造するのがよい。
本考案に係る墓所用仏鈴の好ましい実施形態を備えた墓石の全体を示す斜視図である。 上記墓所用仏鈴を示す斜視図である。
以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1及び図2は本考案に係る墓所用仏鈴の好ましい実施形態を示す。図において、墓石10は御影石製の棹石11、上台12、下台13及び四つ石14から構成され、四つ石14内にはカロート(図示せず)が形成され、又四つ石14上には水鉢15、中台16及び左右の花立17が配置され、カロートは中台16によって封鎖されている。
また、一方の花立17の前方には本例の墓所用仏鈴20が載置され、例えばセメントを水だけで練ったノロによって固定されている。
墓所用仏鈴20には御影石製の基台21が設けられている。この基台21は前面及び背面が開放された矩形環状(函状)をなし、基台21の底面中央にはこれも御影石製の鈴台22が固定され、鈴台22には弾性部材(図示せず)を介して銅合金製の仏鈴23が保持され、又鈴台22にはチェーン24によってりん棒25が係止されている。
ここで、基台21の平面形状は仏鈴23の平面形状を覆う大きさに設定され、仏鈴23に雨水が吹き込むのを防止するようになっている。
お墓参りをする場合、墓前に生花、水、線香などを供えるとともに、りん棒25を持って仏鈴23を叩き、りん棒25を仏鈴23の傍に置き、両手を合わせてお参りをする。
このとき、基台21の前面と背面が開放されているので、りん棒25で仏鈴23を叩くと、仏鈴23から発した音は基台21内でこもることはなく、基台21の内面で反射されて前方及び後方に伝搬され、仏鈴23の本来の高く澄んだチーンという音を得ることができ、厳粛な気持ちでお参りをすることができる。
また、りん棒25を基台21から抜いて仏鈴23を叩いて仏鈴23の傍に置けばよいので、特許文献3、4記載の墓所用仏鈴のような煩わしさはない。
10 墓石
20 墓所用仏鈴
21 基台
22 鈴台
23 仏鈴
24 チェーン
25 りん棒

Claims (3)

  1. 墓所にて仏鈴を打叩するのに適した墓所用仏鈴において、
    前面と背面が開放された函状をなし、その平面形状が仏鈴(23)の平面形状を覆う大きさであり、打叩時の仏鈴(23)の音を内面で反射させて前方及び後方に伝播させ得る基台(21)と、該基台(21)内の底部に固定された鈴台(22)と、該鈴台(22)に保持され、上記基台(21)の上部によって覆われた仏鈴(23)と、上記鈴台(21)にチェーン(24)又は紐によって係止され、上記仏鈴(23)を叩くことのできるりん棒(25)と、を備えたことを特徴とする墓所用仏鈴。
  2. 上記基台(21)及び鈴台(22)が御影石で形成されている請求項1記載の墓所用仏鈴。
  3. 上記基台21が矩形環状に形成されている請求項1記載の墓所用仏鈴。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6359161B1 (ja) * 2017-07-27 2018-07-18 株式会社小泉製作所 仏りん及びそれを用いた仏りん装置
JP2019025309A (ja) * 2018-05-21 2019-02-21 株式会社小泉製作所 仏りん装置

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