JP3170418U - 液体加圧ポンプ - Google Patents
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Abstract
Description
該ポンプ主体は、ポンプシート、上蓋及び底蓋を包含する。
該ポンプシートの座体中心に中心孔が設けられ、該中心孔の径方向に複数の、該座体を貫通するピストンバルブ固定孔が穿たれ、並びに各該ピストンバルブ固定孔内にピストンバルブが固定され、且つ該座体の上座面と下座面に、該中心孔の周縁に添って、ピストンバルブ固定孔に連通する複数の上位置決め孔と複数の下位置決め孔が相互に対応するように設けられ、並びに各該上位置決め孔と各該下位置決め孔内に、それぞれ上逆止め弁と下逆止め弁が設けられ、並びに該座体の該上座面と該下座面上にそれぞれ出液貫通孔と入液貫通孔が設けられ、並びに該出液貫通孔と該入液貫通孔が、それぞれが座体のボデー部に設置された出液接続孔と入液接続孔に連通させられる。別に、各該ピストンバルブ内に、ピストンルーム内に設けられたピストンがあり、及び、排液孔と吸液孔がピストンルームの最も内端に開設されて貫通し、並びに該排液孔と該吸液孔は、ピストン固定孔を通してそれぞれ該上逆止め弁と該下逆止め弁に連通する。また、各該ピストンバルブ内のピストンの一端は該中心孔内に向けて延伸され、並びにそれぞれ連動係止片を介して対角のピストンと直線性の係止を構成し、各該連動係止片の板面に長円孔が設けられ、及び両端にそれぞれピストンと係合する係合部があり、並びに相互に重畳する形態で、対角にある二つのピストン間が接続され連動可能とされる。
該上蓋は該ポンプシートの上座面上に取付けられ、中心部に軸受座孔があり、並びに軸受の取付けを介して、偏心軸が設置され、且つ該上蓋の蓋体の内面端にさらに、ポンプシートの上座面の出液貫通孔及び各上位置決め孔と連通する上凹環状溝が形成されている。該偏心軸の主軸体は上蓋の軸受座孔に取付けられた軸受に取付けられ、外端に電動モータの回転軸と接続される接合部があり、内端は続いて偏心部、各連動係止片の長円孔を貫通する中心棒部が形成され、該偏心部に各ピストン端部に対応し並びに自由回転を許容する押圧回転輪が設けられている。
該底蓋はポンプシートの下座面上に取付けられ、蓋体内面中心部に軸受座溝があり、並びに軸受を介して偏心軸の中心棒部が位置決めされ、且つ蓋体内面端にさらにポンプシートの下座面上の入液貫通孔及び各下位置決め孔と連通する下凹環状溝が形成される。
該電動モータは、ポンプ主体の上蓋上部に取付けられ、並びに電動モータの回転軸と偏心軸の接合部が接続されて連動する。該ポンプ主体のポンプシートのボデー部の出液接続孔と入液接続孔に出液管と入液管が接続され、並びに出液管内に加圧したい液体が通される。
電動モータの起動により偏心軸が駆動されて回転し、該偏心軸の偏心部が押圧回転輪を介し、ピストンに対して押圧の動作を発生し、押圧されたピストンがピストンバルブのピストンルーム内に向けて押圧する時、該連動係止片が対角の対応位置のピストンを引き動かしてピストンルームより退出させる。こうして、偏心軸の高速回転により、各ピストンピストンバルブのピストンルーム内で往復運動することに、下逆止め弁がピストンがピストンルームを退出する時にバルブゲートを吸引し開くことが組み合わされて、入液接続孔に連通する下凹環状溝内の入液がピストンルーム内に吸入され、上逆止め弁はピストンがピストンルーム内に圧入する時、バルブが押し開かれ、加圧後の液体が上凹環状溝内に圧送される。ゆえに、出液管は出液接続孔より加圧後の液体を送出し使用に供する。
全体として、入液接続孔端(入液管)より送り込まれる液体に対して、高効率、高性能の加圧効果を達成し、ポンプ体積を小型化し、効果を倍増し、多種類の場面、空間で簡単に運用できる。
該ピストン載置筒内に、二つのプラグリングが設けられ、該二つのプラグリングの間にV形リングがあり、且つ筒体の一端内縁に雌ネジ部が形成されている。
該ピストンのロッドの一端はピストン載置筒内に挿入されて、二つのプラグリングにより保持され、並びに該V形リング146によりピストンのボデーがシールされ、且つボデーの別端に連動係止片の係合部と係合する係合環状溝が設けられている。
該固定ボルトは雄ネジ部を具えて該ピストンバルブ固定孔にねじ込まれ、且つピストン載置筒の雌ネジ部に対応する雄ネジ部を具え、並びに該雄ネジ部により雌ネジ部と螺合されて、内部がピストン載置筒と共同で、ピストンの活動に供されるピストンルームを構成する。該ピストンルームは該上逆止め弁と該下逆止め弁に連通する。
偏心軸の偏心部上の押圧回転輪によりピストンがピストンルーム内に向けて押圧される時、同時に連動係止片により対角位置のピストンバルブのピストンルーム内のピストンが外向きに引き出される。
ピストンの引出しによりピストンルーム内の空間が増加する時、下逆止め弁は吸引されて開き、下凹環状溝端の入液が下逆止め弁を通過し、吸液孔よりピストンルーム内に吸入され、及び、ピストン内でピストンルームの空間が縮小される時、上逆止め弁が押されて開き、ピストンルーム内の液体が排液孔より排出されて上逆止め弁を通過して上凹環状溝に送られて加圧液体を送出する。ピストンがピストンルーム内で高速で内に押し外に引っ張られる往復運動により、入液を高効率で加圧し送出する効果を達成する。
該カップ形上バルブシートは、位置決めリングを介して上位置決め孔内に固定され、座体内にバルブルームが形成され、且つ座面の一端は上穿孔と対応するように上バルブゲート孔が設けられる。該上バルブゲート部品は該カップ形上バルブシートのバルブルーム内に設けられ、ゲート体辺縁はカップ形上バルブシートのバルブルーム内で液体が通る空隙を保留し、且つ一面端は常態で該上バネの押圧により、上バルブゲート孔に対して封鎖を形成している。
該上バネの一端は上バルブゲート部品に対して押圧し、別端は該上サポートフレーム上で弾性推力を発生する。
該上サポートフレームは、複数の支持足の非密封形態でカップ形上バルブシートのバルブルーム内に取付けられて、上バネの当接に供され、且つその外端は上蓋の上凹環状溝と対向し、並びに上蓋によりカップ形上バルブシートのバルブルームからの退出が制限されて、上バネにより上バルブゲート部品に対する作用力が発生する。
ピストンが押圧回転輪によりピストンルーム内に向けて押圧されることで、排液孔より、上穿孔をとおり上バルブゲート孔に到達した加圧後の液体が排出され、すなわち、上バルブゲート部品が押圧されて上バルブゲート孔が開かれ、これにより液体が迅速に上凹環状溝へと圧送される。
この過程中、対角位置のピストンは連動係止片によりピストンルームより引き出される動作を開始し、該排液孔の発生する負圧により、上バネが上バルブゲート部品に上バルブゲート孔を封じさせる動作を補助し、即刻上凹環状溝内に圧送された加圧送出液の逆流を制限し、これにより入液の下逆止め弁からの進入を確保する。
該カップ形下バルブシートは、位置決めリングを介して下位置決め孔内に固定され、座体内にバルブルームが形成され、且つ座面の一端に底蓋の下凹環状溝と対応するように下バルブゲート孔が設けられる。該下バルブゲート部品は該カップ形下バルブシートのバルブルーム内に設けられ、ゲート体辺縁はカップ形下バルブシートのバルブルーム内で液体が通る空隙を保留し、且つ一端は常態で該上バネの押圧により、下バルブゲート孔に対して封鎖を形成している。
該下バネの一端は下バルブゲート部品に対して押圧し、別端は該下サポートフレームに当接して弾性推力を発生する。
該下サポートフレームは、複数の支持足の非密封形態でカップ形下バルブシートのバルブルーム内に取付けられて、下バネの当接に供され、且つ下穿孔と対向するように設置された下位置決め孔の底部によりそれに対して限定され、下バネが下バルブゲート部品に対する作用力を発生する。
ピストンにより連動係止片がピストンルームより引き出されて、ピストンルームの容積が増加すると、吸液孔の発生する吸液動作力は、下バルブゲート部品を吸引する時に、下凹環状溝内の入液をカップ形下バルブシートのゲートルームと下穿孔に流し、吸液孔よりピストンルーム140内に充満させる。
この過程中、対角位置のピストンは押圧回転輪によりピストンルーム内に向けて押圧動作を開始し、該ピストンルーム内の液体が加圧された結果、下バネの反対方向の押圧の補助の下、下バルブゲート部品が下バルブゲート孔を封じ、即刻液体の下凹環状溝への逆流を阻止する。こうして加圧された液体の上逆止め弁からの送出利用を確保する。
図3、4に示されるように、該ポンプ主体10は、ポンプシート11、上蓋12及び底蓋13を包含する。
該ポンプシート11の座体中心に中心孔110が設けられ、該中心孔110の径方向に複数の、該座体を貫通するピストンバルブ固定孔111が穿たれ、並びに各該ピストンバルブ固定孔111内にピストンバルブ14が固定され、且つ該座体の上座面と下座面に、該中心孔110の周縁に添って、該ピストンバルブ固定孔11に連通する複数の上位置決め孔112と複数の下位置決め孔113が相互に対応するように設けられ、並びに各該上位置決め孔112と各該下位置決め孔113内に、それぞれ上逆止め弁15と下逆止め弁16が設けられ、図3、5、6に示されるように、並びに該座体の該上座面と該下座面上にそれぞれ出液貫通孔114と入液貫通孔115が設けられ、並びに該出液貫通孔114と該入液貫通孔115が、それぞれが該座体のボデー部に設置された出液接続孔116と入液接続孔117に連通させられる。
該ポンプ主体10のポンプシート11のボデー部の出液接続孔116と入液接続孔117に出液管と入液管(図示せず)が接続され、並びに出液管内に加圧したい液体が通入される。
こうして、偏心軸19の高速回転により、各ピストン17がピストンバルブ14のピストンルーム140内で高速往復運動し、下逆止め弁16がピストン17がピストンルーム140を退出する時にバルブゲートを吸引し開くことが組み合わされて、入液接続孔117(図示せず)に連通する下凹環状溝132内の液体がピストンルーム140内に吸入され、上逆止め弁15はピストン17がピストンルーム140内に圧入する時、バルブが押し開かれ、加圧後の液体は上凹環状溝122内に圧送される。
全体として、入液接続孔117端(入液管)より送り込まれる液体に対して、高効率、高性能の加圧効果を達成し、ポンプ体積を小型化し、効果を倍増し、多種類の場面、空間で簡単に運用できる。
該ピストン載置筒143内に、二つのプラグリング145が設けられ、該二つのプラグリング145の間にV形リング146があり、且つ筒体の一端内縁に雌ネジ部147が形成されている。
該ピストン17のロッドの一端はピストン載置筒143内に挿入されて、二つのプラグリング145により保持され、並びに該V形リング146によりピストン17のボデーがシールされ、且つボデーの別端に連動係止片18の係合部181と係合する係合環状溝が設けられている。
該固定ボルト144は雄ネジ部148を具えて該ピストンバルブ固定孔111にねじ込まれ、且つピストン載置筒143の雌ネジ部147に対応する雄ネジ部149を具え、並びに該雄ネジ部149により雌ネジ部147と螺合されて、内部がピストン載置筒143と共同で、ピストン17の活動に供されるピストンルーム140を構成する。該ピストンルーム140は該上逆止め弁15と該下逆止め弁16に連通する。
偏心軸19の偏心部191上の押圧回転輪193によりピストン17がピストンルーム140内に向けて押圧される時、同時に連動係止片18により対角位置のピストンバルブ14のピストンルーム140内のピストン17が外向きに引き出される。
ピストン17の引出しによりピストンルーム140内の空間が増加する時、下逆止め弁16は吸引されて開き、下凹環状溝132端の入液が下逆止め弁16を通過し、吸液孔142よりピストンルーム140内に吸入され、及び、ピストン17内でピストンルーム140の空間が縮小される時、上逆止め弁15が押されて開き、ピストンルーム140内の液体が排液孔141より排出されて上逆止め弁15を通過して上凹環状溝122に送られて加圧液体を送出する。ピストン17がピストンルーム140内で高速で内に押し外に引っ張られる往復運動により、入液を高効率で加圧し送出する効果を達成する。
該カップ形上バルブシート151は、位置決めリング155を介して上位置決め孔112内に固定され、座体内にバルブルームが形成され、且つ座面の一端は上穿孔150と対応するように上バルブゲート孔156が設けられる。該上バルブゲート部品152は該カップ形上バルブシート151のバルブルーム内に設けられ、ゲート体辺縁はカップ形上バルブシート151のバルブルーム内で液体が通る空隙を保留し、且つ一面端は常態で該上バネ153の押圧により、上バルブゲート孔156に対して封鎖を形成している。
該上バネ153の一端は上バルブゲート部品152に対して押圧し、別端は該上サポートフレーム154上で弾性推力を発生する。
該上サポートフレーム154は、複数の支持足の非密封形態でカップ形上バルブシート151のバルブルーム内に取付けられて、上バネ153の当接に供され、且つその外端は上蓋12の上凹環状溝122と対向し、並びに上蓋12によりカップ形上バルブシート151のバルブルームからの退出が制限されて、上バネ153により上バルブゲート部品152に対する作用力が発生する。
ピストン17が押圧回転輪193によりピストンルーム140内に向けて押圧されることで、排液孔141より、上穿孔150をとおり上バルブゲート孔156に到達した加圧後の液体が排出され、すなわち、上バルブゲート部品152が押圧されて上バルブゲート孔156が開かれ、これにより液体が迅速に上凹環状溝122へと圧送される。
この過程中、対角位置のピストン17は連動係止片18によりピストンルーム140より引き出される動作を開始し、該排液孔141の発生する負圧により、上バネ153が上バルブゲート部品152に上バルブゲート孔156を封じさせる動作を補助し、即刻上凹環状溝122内に圧送された加圧送出液の逆流を制限し、これにより入液の下逆止め弁16からの進入を確保する。
該カップ形下バルブシート161は、位置決めリング165を介して下位置決め孔113内に固定され、座体内にバルブルームが形成され、且つ座面の一端に底蓋13の下凹環状溝132と対応するように下バルブゲート孔166が設けられる。該下バルブゲート部品162は該カップ形下バルブシート161のバルブルーム内に設けられ、ゲート体辺縁はカップ形下バルブシート161のバルブルーム内で液体が通る空隙を保留し、且つ一端は常態で該上バネ153の押圧により、下バルブゲート孔に対して封鎖を形成している。
該下バネ163の一端は下バルブゲート部品162に対して押圧し、別端は該下サポートフレーム164に当接して弾性推力を発生する。
該下サポートフレーム164は、複数の支持足の非密封形態でカップ形下バルブシート161のバルブルーム内に取付けられて、下バネ163の当接に供され、且つ下穿孔160と対向するように設置された下位置決め孔113の底部によりそれに対して限定され、下バネ163が下バルブゲート部品162に対する作用力を発生する。
ピストン17により連動係止片18がピストンルーム140より引き出されて、ピストンルーム140の容積が増加すると、吸液孔142の発生する吸液動作力は、下バルブゲート部品162を吸引する時に、下凹環状溝132内の入液をカップ形下バルブシート161のゲートルームと下穿孔160に流し、吸液孔142よりピストンルーム140内に充満させる。
この過程中、対角位置のピストン17は押圧回転輪193によりピストンルーム140内に向けて押圧動作を開始し、該ピストンルーム140内の液体が加圧された結果、下バネ163の反対方向の押圧の補助の下、下バルブゲート部品162が下バルブゲート孔166を封じ、即刻液体の下凹環状溝132への逆流を阻止する。こうして加圧された液体の上逆止め弁15からの送出利用を確保する。
110 中心孔 111 ピストンバルブ固定孔
112 上位置決め孔 113 下位置決め孔
114 出液貫通孔 115 入液貫通孔
116 出液接続孔 117 入液接続孔
12 上蓋 120 軸受座孔
121 軸受 122 上凹環状溝
123 固定孔 13 底蓋
130 軸受座溝 131 軸受
132 下凹環状溝 14 ピストンバルブ
140 ピストンルーム 141 排液孔
142 吸液孔 143 ピストン載置筒
144 固定ボルト 145 プラグリング
146 V形リング 147 雌ネジ部
148 雄ネジ部 149 雄ネジ部
15 上逆止め弁 150 上穿孔
151 カップ形上バルブシート 152 上バルブゲート部品
153 上バネ 154 上サポートフレーム
155 位置決めリング 156 上バルブゲート孔
16 下逆止め弁 162 下バルブゲート部品
163 下バネ 164 下サポートフレーム
165 位置決めリング 166 下バルブゲート孔
17 ピストン 170 係合リング溝
18 連動係止片 180 長円孔
181 係合部 19 偏心軸
190 接合部 191 偏心部
192 中心棒部 193 押圧回転輪
20 電動モータ 21 回転軸
22 ブシュ 220 ボルト孔
221 ボルト
Claims (5)
- 液体加圧ポンプにおいて、該液体加圧ポンプはポンプ主体と電動モータで構成され、
該ポンプ主体は、ポンプシート、上蓋及び底蓋を包含し、
該ポンプシートの座体中心に中心孔が設けられ、該中心孔の径方向に複数の、該座体を貫通するピストンバルブ固定孔が穿たれ、並びに各該ピストンバルブ固定孔内にピストンバルブが固定され、且つ該座体の上座面と下座面に、該中心孔の周縁に添って、ピストンバルブ固定孔に連通する複数の上位置決め孔と複数の下位置決め孔が相互に対応するように設けられ、並びに各該上位置決め孔と各該下位置決め孔内に、それぞれ上逆止め弁と下逆止め弁が設けられ、並びに該座体の該上座面と該下座面上にそれぞれ出液貫通孔と入液貫通孔が設けられ、並びに該出液貫通孔と該入液貫通孔が、それぞれが座体のボデー部に設置された出液接続孔と入液接続孔に連通させられ、
各該ピストンバルブ内に、ピストンルーム内に設けられたピストンがあり、及び、排液孔と吸液孔がピストンルームの最も内端に開設されて貫通し、並びに該排液孔と該吸液孔は、ピストン固定孔を通してそれぞれ該上逆止め弁と該下逆止め弁に連通し、各該ピストンバルブ内のピストンの一端は該中心孔内に向けて延伸され、並びにそれぞれ連動係止片を介して対角のピストンと直線性の係止を構成し、各該連動係止片の板面に長円孔が設けられ、及び両端にそれぞれピストンと係合する係合部があり、並びに相互に重畳する形態で、対角にある二つのピストン間が接続され連動可能とされ、
該上蓋は該ポンプシートの上座面上に取付けられ、中心部に軸受座孔があり、並びに軸受の取付けを介して、偏心軸が設置され、且つ該上蓋の蓋体の内面端にさらに、ポンプシートの上座面の出液貫通孔及び各上位置決め孔と連通する上凹環状溝が形成され、該偏心軸の主軸体は上蓋の軸受座孔に取付けられた軸受に取付けられ、外端に電動モータの回転軸と接続される接合部があり、内端は続いて偏心部、各連動係止片の長円孔を貫通する中心棒部が形成され、該偏心部に各ピストン端部に対応し並びに自由回転を許容する押圧回転輪が設けられ、
該底蓋はポンプシートの下座面上に取付けられ、蓋体内面中心部に軸受座溝があり、並びに軸受を介して偏心軸の中心棒部が位置決めされ、且つ蓋体内面端にさらにポンプシートの下座面上の入液貫通孔及び各下位置決め孔と連通する下凹環状溝が形成され、
該電動モータは、ポンプ主体の上蓋上部に取付けられ、並びに電動モータの回転軸と偏心軸の接合部が接続されて連動し、該ポンプ主体のポンプシートのボデー部の出液接続孔と入液接続孔に出液管と入液管が接続され、並びに出液管内に加圧したい液体が通され、
電動モータの起動により偏心軸が駆動されて回転し、該偏心軸の偏心部が押圧回転輪を介し、ピストンに対して押圧の動作を発生し、押圧されたピストンがピストンバルブのピストンルーム内に向けて押圧する時、該連動係止片が対角の対応位置のピストンを引き動かしてピストンルームより退出させ、こうして、該偏心軸の高速回転により、各ピストンピストンバルブのピストンルーム内で往復運動することに、下逆止め弁がピストンがピストンルームを退出する時にバルブゲートを吸引し開くことが組み合わされて、入液接続孔に連通する下凹環状溝内の入液がピストンルーム内に吸入され、上逆止め弁はピストンがピストンルーム内に圧入する時、バルブが押し開かれ、加圧後の液体が上凹環状溝内に圧送され、ゆえに、出液管は出液接続孔より加圧後の液体を送出し使用に供し、
全体として、入液接続孔端より送り込まれる液体に対して、高効率、高性能の加圧効果を達成し、ポンプ体積を小型化したことを特徴とする、液体加圧ポンプ。 - 請求項1記載の液体加圧ポンプにおいて、該ポンプシートの各一つのピストンバルブ固定孔内にピストンバルブが固定され、該ピストンバルブは、ピストン載置筒、ピストン及び固定ボルトを包含し、
該ピストン載置筒内に、二つのプラグリングが設けられ、該二つのプラグリングの間にV形リングがあり、且つ筒体の一端内縁に雌ネジ部が形成され、
該ピストンのロッドの一端はピストン載置筒内に挿入されて、二つのプラグリングにより保持され、並びに該V形リングによりピストンのボデーがシールされ、且つボデーの別端に連動係止片の係合部と係合する係合環状溝が設けられ、
該固定ボルトは雄ネジ部を具えて該ピストンバルブ固定孔にねじ込まれ、且つピストン載置筒の雌ネジ部に対応する雄ネジ部を具え、並びに該雄ネジ部により雌ネジ部と螺合されて、内部がピストン載置筒と共同で、ピストンの活動に供されるピストンルームを構成し、該ピストンルームは該上逆止め弁と該下逆止め弁に連通し、
該偏心軸の偏心部上の押圧回転輪によりピストンがピストンルーム内に向けて押圧される時、同時に連動係止片により対角位置のピストンバルブのピストンルーム内のピストンが外向きに引き出され、
ピストンの引出しによりピストンルーム内の空間が増加する時、下逆止め弁は吸引されて開き、下凹環状溝端の入液が下逆止め弁を通過し、吸液孔よりピストンルーム内に吸入され、及び、ピストン内でピストンルームの空間が縮小される時、上逆止め弁が押されて開き、ピストンルーム内の液体が排液孔より排出されて上逆止め弁を通過して上凹環状溝に送られて加圧液体を送出し、ピストンがピストンルーム内で高速で内に押し外に引っ張られる往復運動により、入液を高効率で加圧し送出することを特徴とする、液体加圧ポンプ。 - 請求項1記載の液体加圧ポンプにおいて、該ポンプシートにあって、ピストンバルブ固定孔と連通する各上位置決め孔内に上逆止め弁が設けられ、該上位置決め孔は、上穿孔を通してピストンバルブ固定孔に連通し、且つ該上逆止め弁は、カップ形上バルブシート、上バルブゲート部品、上バネ及び上サポートフレームを包含し、
該カップ形上バルブシートは、位置決めリングを介して上位置決め孔内に固定され、座体内にバルブルームが形成され、且つ座面の一端は上穿孔と対応するように上バルブゲート孔が設けられ、該上バルブゲート部品は該カップ形上バルブシートのバルブルーム内に設けられ、ゲート体辺縁はカップ形上バルブシートのバルブルーム内で液体が通る空隙を保留し、且つ一面端は常態で該上バネの押圧により、上バルブゲート孔に対して封鎖を形成し、
該上バネの一端は上バルブゲート部品に対して押圧し、別端は該上サポートフレーム上で弾性推力を発生し、
該上サポートフレームは、複数の支持足の非密封形態でカップ形上バルブシートのバルブルーム内に取付けられて、上バネの当接に供され、且つその外端は上蓋の上凹環状溝と対向し、並びに上蓋によりカップ形上バルブシートのバルブルームからの退出が制限されて、上バネにより上バルブゲート部品に対する作用力が発生し、
ピストンが押圧回転輪によりピストンルーム内に向けて押圧されることで、排液孔より、上穿孔をとおり上バルブゲート孔に到達した加圧後の液体が排出され、すなわち、上バルブゲート部品が押圧されて上バルブゲート孔が開かれ、これにより液体が迅速に上凹環状溝へと圧送され、
この過程中、対角位置のピストンは連動係止片によりピストンルームより引き出される動作を開始し、該排液孔の発生する負圧により、上バネが上バルブゲート部品に上バルブゲート孔を封じさせる動作を補助し、即刻上凹環状溝内に圧送された加圧送出液の逆流を制限し、これにより入液の下逆止め弁からの進入を確保することを特徴とする、液体加圧ポンプ。 - 請求項1記載の液体加圧ポンプにおいて、該ポンプシートにあって、ピストンバルブ固定孔と連通する各下位置決め孔内には下逆止め弁が設けられ、該下位置決め孔は、下穿孔を通してピストンバルブ固定孔に連通し、且つ該下逆止め弁は、カップ形下バルブシート、下バルブゲート部品、下バネ及び下サポートフレームを包含し、
該カップ形下バルブシートは、位置決めリングを介して下位置決め孔内に固定され、座体内にバルブルームが形成され、且つ座面の一端に底蓋の下凹環状溝と対応するように下バルブゲート孔が設けられ、該下バルブゲート部品は該カップ形下バルブシートのバルブルーム内に設けられ、ゲート体辺縁はカップ形下バルブシートのバルブルーム内で液体が通る空隙を保留し、且つ一端は常態で該上バネの押圧により、下バルブゲート孔に対して封鎖を形成し、
該下バネの一端は下バルブゲート部品に対して押圧し、別端は該下サポートフレームに当接して弾性推力を発生し、
該下サポートフレームは、複数の支持足の非密封形態でカップ形下バルブシートのバルブルーム内に取付けられて、下バネの当接に供され、且つ下穿孔と対向するように設置された下位置決め孔の底部によりそれに対して限定され、下バネが下バルブゲート部品に対する作用力を発生し、
ピストンにより連動係止片がピストンルームより引き出されて、ピストンルームの容積が増加すると、吸液孔の発生する吸液動作力は、下バルブゲート部品を吸引する時に、下凹環状溝内の入液をカップ形下バルブシートのゲートルームと下穿孔に流し、吸液孔よりピストンルーム内に充満させ、
この過程中、対角位置のピストンは押圧回転輪によりピストンルーム内に向けて押圧動作を開始し、該ピストンルーム内の液体が加圧された結果、下バネの反対方向の押圧の補助の下、下バルブゲート部品が下バルブゲート孔を封じ、即刻液体の下凹環状溝への逆流を阻止し、こうして加圧された液体の上逆止め弁からの送出利用を確保することを特徴とする、液体加圧ポンプ。 - 請求項1記載の液体加圧ポンプにおいて、該電動モータはポンプ主体の上蓋の上部に取付けられ、該電動モータの取付け端にさらにブシュが固定され、該ブシュに、ポンプ主体の上蓋上部の固定孔に対応するボルト孔が設けられ、ボルトがボルト孔に通されて固定孔にねじ込まれることで、ブシュが固定され、これにより、電動モータが簡単にポンプ主体に取付けられて偏心軸を駆動する回転動力を提供することを特徴とする、液体加圧ポンプ。
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