JP3170058B2 - 半導体装置の製造方法およびそれに使用されるベーパ乾燥装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法およびそれに使用されるベーパ乾燥装置

Info

Publication number
JP3170058B2
JP3170058B2 JP23780492A JP23780492A JP3170058B2 JP 3170058 B2 JP3170058 B2 JP 3170058B2 JP 23780492 A JP23780492 A JP 23780492A JP 23780492 A JP23780492 A JP 23780492A JP 3170058 B2 JP3170058 B2 JP 3170058B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vapor
organic solvent
gas
bath
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23780492A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0669182A (ja
Inventor
実 田村
茂治 増山
重雄 清水
成志 大園
健治 ▲高▼橋
章 大川
文男 ▲高▼橋
茂実 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP23780492A priority Critical patent/JP3170058B2/ja
Publication of JPH0669182A publication Critical patent/JPH0669182A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3170058B2 publication Critical patent/JP3170058B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造
術、特に、被処理物が有機溶剤のベーパを使用されて乾
燥されるベーパ乾燥技術に関し、例えば、半導体装置の
製造において、水洗い後の半導体ウエハ(以下、ウエハ
という。)を乾燥させる技術に利用して有効なものに関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造において、水洗い後の
ウエハを乾燥する装置として、複数枚のウエハを保持治
具にて保持した状態で、ベーパ浴槽においてイソ・プロ
ピル・アルコール等のような有機溶剤によって形成され
たベーパ雰囲気中に浸漬し、ウエハとベーパとの温度差
によって、水とベーパの滴である有機溶剤とを置換さ
せ、その後、乾燥室にてウエハに付着した有機溶剤を蒸
発させてウエハを乾燥させるように構成されているベー
パ乾燥装置がある。
【0003】なお、ベーパ乾燥装置を述べてある例とし
ては、特開昭56−168072号公報および実開昭5
9−138232号公報がある。ちなみに、特開昭63
−160231号公報、特開昭63−263727号公
報、特開平1−100926号公報には、ベーパ浴槽内
に不活性ガスを導入するベーパ乾燥技術が記載されてい
るが、液体の有機溶剤中に不活性ガスを導入することに
ついては記載されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなベ
ーパ乾燥装置においては、次のような問題点があること
が、本発明者によって明らかにされた。
【0005】ウエハが保持治具に保持された状態で、1
8℃〜19℃の純水中に浸漬されて洗浄されると、ウエ
ハおよび治具は18℃〜19℃の温度状態になる。この
温度状態で、ウエハおよび治具がベーパ浴槽に搬入され
ると、一瞬にして大量のベーパが結露することにより消
費されるため、ベーパ浴槽内のベーパ面(ベーパ雰囲気
と大気との境界面)のレベルが一気に下降する。その結
果、ベーパ浴槽に搬入されたウエハがベーパ雰囲気に浸
漬されない期間が発生するため、この間に自然乾燥が進
むと、自然酸化等によるウォータマークが発生する。
【0006】本発明の目的は、ウォータマークの発生を
防止することができるベーパ乾燥装置を提供することに
ある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0009】すなわち、ベーパ浴槽と、前記ベーパ浴槽
の底部に貯められた有機溶剤と、前記有機溶剤を加熱し
てベーパ化するための加熱手段と、前記ベーパ浴槽の上
部に設けられ前記有機溶剤のベーパをコールドトラップ
するための冷却手段とを有するベーパ乾燥装置を用いた
半導体装置の製造方法であって、前記有機溶剤を加熱し
て前記ベーパ浴槽内をベーパ雰囲気にする工程と、加熱
された前記有機溶剤中に空気よりも重く、かつ、前記有
機溶剤のベーパよりも軽い不燃性のガスを供給しながら
前記ベーパ浴槽内前記ベーパ雰囲気中に水が付着した
半導体基体を設置する工程と、前記水が付着した半導体
基体を乾燥させる工程と、を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】前記した手段によれば、ベーパ浴槽内の空気が
不燃性ガスによって追い出された状態になっているた
め、被処理物がベーパ雰囲気に搬入された際に、ベーパ
が瞬時に大量に消費されることによって、被処理物がベ
ーパ雰囲気の外部に露出しても、被処理物の表面が空気
に接触することは回避することができる。したがって、
ベーパ面が一気に低下することにより、被処理物がベー
パ雰囲気の外部に露出しても、被処理物の表面に局所的
に付着した水滴に大気中の酸素が溶け込むことによって
起こるウォータマーク現象は発生しない。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるベーパ乾燥装
置を示す縦断面図である。
【0012】本実施例において、本発明に係るベーパ乾
燥装置は、洗浄後のウエハをベーパ乾燥するベーパ乾燥
装置1として構成されている。このベーパ乾燥装置1に
おいて、被処理物としてのウエハ2は複数枚が、保持治
具(以下、治具という。)3に保持されて一括に乾燥処
理されるようになっている。
【0013】治具3は耐薬品性の良好な弗素樹脂が用い
られて、その平面形状が長方形の箱形状に形成されてい
る。治具3の長辺側の一対の側壁面には保持溝4が複数
条、軸心方向に略等間隔に配されて円弧形状に刻設され
ている。そして、各保持溝4は被保持物としてのウエハ
2を治具3の上面開口から挿入されることにより、ウエ
ハ2を一枚宛保持するように構成されている。
【0014】本実施例において、このベーパ乾燥装置1
はベーパ浴槽10を備えている。ベーパ浴槽10は浴槽
本体11を備えており、この本体11は石英ガラスが用
いられて、平面形状が略正方形の箱形状に形成されてい
る。本体11の上部には治具3を出し入れするための出
入口12が開設されている。この浴槽本体11の出入口
12の内周壁には冷却水を循環させるためのコイル状の
冷却パイプ13が敷設されている。
【0015】浴槽本体11の内部には、有機溶剤として
のイソ・プロピル・アルコール(以下、IPAとい
う。)14が収容されており、このIPA14は本体1
1の外部から給液管16によって供給されるようになっ
ている。浴槽本体11の下には赤外線ヒータ、または鉄
やアルミニュームのブロックにシーズヒータを埋め込ん
だヒートブロック等からなる加熱装置17が設置されて
おり、加熱装置17はIPA14を加熱することによ
り、それを強制的に蒸発させてベーパ15を発生させる
ように構成されている。
【0016】また、浴槽本体11内のIPA14の液面
よりも上方には、上部を開口したトレー18が滴下して
来る水滴を受け得るように設置されており、このトレー
18の底部には本体1の外部へ連通する排液管19が接
続されている。そして、トレー18の真上には治具3が
ハンドラ(後述する。)によって吊り下げられてセット
されるようになっている。
【0017】本実施例において、ベーパ浴槽10には、
空気よりも重くベーパ15よりは軽い不燃性ガスとして
の二酸化炭素ガス(以下、CO2 ガスという。)21を
ベーパ浴槽本体11の内部に供給するためのCO2 ガス
供給装置20が、接続されている。
【0018】すなわち、このCO2 ガス供給装置20は
ガスノズル22を備えており、このノズル22はベーパ
浴槽本体11底部に貯留されたIPA14の液中に挿入
されて、全体的に均一になるように水平に敷設されてい
る。ガスノズル22にはガス吹出口23が複数個、全体
にわたって均一になるように開設されており、この吹出
口23群からガスがベーパ浴槽10の内部に全体的に均
一に吹き出されて供給されるようになっている。
【0019】ガスノズル22にはガス供給路24が接続
されており、このガス供給路24にはCO2 ガス供給源
25が接続されている。ガス供給路24の途中にはガス
加熱装置26が介設されており、このガス加熱装置26
によってCO2 ガス21は所定の温度(約80℃)に予
備加熱されるようになっている。また、ガス供給路24
の途中にはガスフィルタ27が介設されており、このガ
スフィルタ27によってCO2 ガス21は不純物を最終
的に除去されるようになっている。
【0020】このベーパ乾燥装置1は吊り具32を介し
て保持治具3を吊持するハンドラ31を備えており、詳
細な説明は省略するが、ハンドラ31は保持治具3を吊
り下げた状態で、洗浄工程の純水洗浄装置(図示せず)
とベーパ浴槽10と、後述するベンチレータ33、その
他の場所との間を適宜移動するように構成されている。
【0021】次に、以上の構成に係るベーパ乾燥装置の
作用を説明することにより、本発明の一実施例である半
導体装置の製造方法のベーパ乾燥工程を説明する。強酸
等によって所定の洗浄処理が施されたウエハ2は、洗浄
工程の最終段階である純水洗浄装置にハンドラ31によ
って搬送されて来る。このとき、洗浄すべきウエハ2は
複数枚が治具3に保持されている。すなわち、1枚のウ
エハ1は保持溝4に嵌入されており、複数枚のウエハ2
が互いに、同心的に並べられた状態に保持されている。
【0022】このようにして純水洗浄装置によって洗浄
されたウエハ2および治具3は、洗浄装置から引き上げ
られて、湿潤された状態のまま、ベーパ浴槽10にハン
ドラ31によって直ちに搬入される。そして、純水によ
って表面が湿潤されたウエハ2および治具3は、図1に
示されているように、ベーパ浴槽10により乾燥処理が
実施される。
【0023】ここで、ベーパ浴槽10の底部に貯留され
ているIPA14の液体は加熱装置17により加熱され
て蒸発しベーパ15を発生する。ベーパ15は上昇し、
冷却パイプ13によってコールドトラップされるため、
ベーパ浴槽本体11内は完全にベーパ15の雰囲気にな
っている。
【0024】一方、CO2 ガス供給源25から供給され
たCO2 ガス21はガス供給路24を通って、ガス加熱
装置26によって80℃程度まで予備加熱されるととも
に、ガスフィルタ27によって不純物を除去された状態
で、ガスノズル22のガス吹出口23群からIPA14
の液中に全体的に均一に吹き出される。
【0025】吹き出されたCO2 ガス21はIPA14
の液中を上昇してベーパ15の雰囲気中に至り、ベーパ
雰囲気中の空気を次第に押し上げて、ベーパ浴槽30の
室内から追い出す。そして、CO2 ガス21はベーパ浴
槽30の室内に停滞することにより、ベーパ浴槽30の
室内に大気が侵入するのを防止した状態になる。
【0026】前述したように、洗浄工程の最終段階であ
る純水洗浄装置によって表面が湿潤されたウエハ2群は
治具3に保持された状態で、ハンドラ31により吊持さ
れ、ベーパ浴槽本体11内へ出入口12から、図1に示
されているように、治具3がトレー18の真上位置に来
るまで下降される。
【0027】投入時、ウエハ2および治具3は前工程で
純水によって洗浄処理されたため、低温度の状態になっ
ている。すなわち、ウエハ2および治具3はベーパ15
の雰囲気温度よりも低い温度(18℃〜19℃)になっ
ているため、ベーパ15の雰囲気温度(約80℃)以下
の温度状態になっている。
【0028】そして、ウエハ2および治具3はベーパ1
5の雰囲気温度よりもきわめて低い温度の状態になって
いるため、ウエハ2および治具3がベーパ15の雰囲気
中に浸漬されると、それらの表面においてベーパ15が
瞬間的に結露して、IPA14の滴になってそれらの表
面に急激に付着して行く。
【0029】IPA14がウエハ2および治具3の表面
に付着して行くに際して、結露したIPA14はウエハ
2および治具3の表面を湿潤している水分34と次第に
置き換わって行く。そして、ウエハ2および治具3の表
面温度がベーパ15の温度と同等になった時点で水分3
4と、IPA14との置換が終了する。
【0030】ところで、低温度状態のウエハ2および治
具3が、高温度(約80℃)のベーパ15の雰囲気に投
入されると、ベーパ15が一瞬にして結露することによ
り、ベーパ15が一気に消費されるため、図1に想像線
で示されているように、ベーパ15の境界面レベルLが
急激に低下してしまう。
【0031】そして、従来、境界面レベルLがウエハ2
よりも下まで低下すると、ウエハ2がベーパ15の雰囲
気から大気中に露出する状態になるため、ウエハ2が自
然乾燥する結果、ウォータマークが発生する。すなわ
ち、ウエハ2の表面自体に局所的に付着した水滴に大気
中の酸素が溶け込み、この酸素によりウエハ2の表面は
水滴が付着していた場所だけが局所的に自然酸化される
ため、所謂ウォータマーク現象が発生する。
【0032】しかし、本実施例においては、ベーパ浴槽
10の底部からCO2 ガス供給装置20によってCO2
ガス21が供給されることにより、ベーパ浴槽10の室
内から大気中の空気が追い出され、かつ、大気がベーパ
浴槽10の室内に侵入するのを阻止されているため、境
界面レベルLがウエハ2よりも低下して、かつ、ウエハ
2および治具3の表面に水滴が局所的に付着していて
も、この水滴に大気中の酸素が溶け込むことはない。し
たがって、自然乾燥時に、ウエハ2の表面自体に局所的
に付着した水滴に大気中の酸素が溶け込むことによって
起こるウォータマークは必然的に発生しない。
【0033】そして、IPA14と置換した水分34
は、ウエハ2および治具3の表面に残った異物等と共に
表面を流下して、トレー18上にそれぞれ滴下し、トレ
ー18により集水されて、排液管19を通じて外部に排
出される。このように、滴下する水分34をトレー18
によって集水することにより、水分34がベーパ浴槽本
体11の底部に貯留されているIPA14の液中に混入
するのを防止することができるため、混入した水分34
が再蒸発して水蒸気になるのを回避することができる。
その結果、水分34のウエハ2への再付着を防止するこ
とができる。
【0034】置換が終了した時点において、治具3はハ
ンドラ31によってベーパ浴槽本体11からベンチレー
タ33内へ引き上げられる。治具3およびウエハ2がベ
ーパ浴槽本体11から引き上げられると、治具3および
ウエハ2はベーパ15の雰囲気温度によって加熱されて
昇温しているため、これらの表面に滴になって付着して
いるIPA14は温度を奪いながら気化することにな
る。IPA14が気化しきると、治具3およびウエハ2
は乾燥することになる。気化したIPA14はベンチレ
ータ33により吸引されて他所へ拡散するのを防止され
る。
【0035】前記実施例によれば次の効果が得られる。
1) ベーパ浴槽0の室内にCO2 ガス21が供給され
ることによってベーパ浴槽0内の空気が排出されるた
め、ウエハ2がベーパ15の雰囲気に投入された際に、
ベーパ15の境界面レベルLがウエハ2の下まで低下し
ても、ベーパ浴槽0内に空気が存在しないので、自然
乾燥時に、ウエハ2の表面自体に局所的に付着した水滴
に大気中の酸素が溶け込むことによって起こるウォータ
マークの発生を防止することができる。
【0036】 ウォータマークの発生を防止すること
により、乾燥精度を高めることができるとともに、露光
工程等の後の工程における不良の発生率を低下させるこ
とができる。
【0037】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0038】例えば、空気よりも重くベーパよりは軽い
不燃性のガスとしては、CO2 ガスを使用するに限ら
ず、窒素ガスを使用してもよい。
【0039】有機溶剤としては、IPAを使用するに限
らず、トリクレンやメタノールアルコール等の有機溶剤
を使用してもよい。
【0040】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるウエハ
のベーパ乾燥技術に適用した場合について説明したが、
それに限定されるものではなく、ホトマスクや光学レン
ズ、液晶ディスプレイパネル等についてのベーパ乾燥技
術全般に適用することができる。特に、本発明は、局所
的に付着した水滴に大気中の酸素が溶け込むことによっ
て起こるウォータマークが重大な障害になる板状物を複
数枚同時に乾燥するのに使用して優れた効果が得られ
る。
【0041】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0042】ベーパ浴槽の室内に空気より重くベーパよ
りは軽い不燃性ガスを供給することにより、ベーパ浴槽
内の空気を排出させることができるため、被処理物がベ
ーパの雰囲気に投入された際に、ベーパの境界面レベル
が被処理物の下まで低下しても、ベーパ浴槽内に空気が
存在しないので、自然乾燥時に、被処理物の表面自体に
局所的に付着した水滴に大気中の酸素が溶け込むことに
よって起こるウォータマークの発生を必然的に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるウエハの乾燥装置を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1…ウエハの乾燥装置、2…ウエハ(被処理物)、3…
…治具、4…保持溝、10…ベーパ浴槽、11…浴槽本
体、12…出入口、13…冷却パイプ、14…IPA
(有機溶剤)、15…ベーパ、16…給液管、17…加
熱装置、18…トレー、19…排液管、20…CO2
ス供給装置、21…CO2 ガス(不燃性ガス)、22…
ガスノズル、23…ガス吹出口、24…ガス供給路、2
5…CO2 ガス供給源、26…ガス加熱装置、27…ガ
スフィルタ、31…ハンドラ、33…ベンチレータ、3
4…水分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 重雄 群馬県高崎市西横手町111番地 株式会 社日立製作所 高崎工場内 (72)発明者 大園 成志 群馬県高崎市西横手町111番地 株式会 社日立製作所 高崎工場内 (72)発明者 ▲高▼橋 健治 群馬県高崎市西横手町111番地 株式会 社日立製作所 高崎工場内 (72)発明者 大川 章 群馬県高崎市西横手町111番地 株式会 社日立製作所 高崎工場内 (72)発明者 ▲高▼橋 文男 群馬県高崎市西横手町111番地 株式会 社日立製作所 高崎工場内 (72)発明者 関根 茂実 群馬県高崎市西横手町111番地 株式会 社日立製作所 高崎工場内 (56)参考文献 特開 平4−151832(JP,A) 特開 昭62−173720(JP,A) 特開 平3−70134(JP,A) 特開 昭63−160231(JP,A) 特開 平2−295118(JP,A) 特開 昭60−125282(JP,A) 特開 昭63−263727(JP,A) 特開 平2−185031(JP,A) 特開 昭63−121(JP,A) 特開 平2−303028(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/304

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベーパ浴槽と、前記ベーパ浴槽の底部に
    貯められた有機溶剤と、前記有機溶剤を加熱してベーパ
    化するための加熱手段と、前記ベーパ浴槽の上部に設け
    られ前記有機溶剤のベーパをコールドトラップするため
    の冷却手段とを有するベーパ乾燥装置を用いた半導体装
    置の製造方法であって、 前記有機溶剤を加熱して前記ベーパ浴槽内をベーパ雰囲
    気にする工程と、 加熱された前記有機溶剤中に 空気よりも重く、かつ、前
    記有機溶剤のベーパよりも軽い不燃性のガスを供給しな
    がら前記ベーパ浴槽内前記ベーパ雰囲気中に水が付着
    した半導体基体を設置する工程と、 前記水が付着した 半導体基体を乾燥させる工程と、 を有する ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記不燃性のガスは、二酸化炭素ガスま
    たは窒素ガスであることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 底部に有機溶剤を収容する収容部と、被
    乾燥物が設置され前記有機溶剤のベーパ雰囲気が形成さ
    れる乾燥部と、前記有機溶剤のベーパをコールドトラッ
    プする冷却手段とを有するベーパ浴槽と、前記有機溶剤
    を加熱するための加熱手段とを有するベーパ乾燥装置で
    あって、 前記ベーパ浴槽の下部の前記収容部には、 空気よりも重
    く、かつ、前記有機溶剤のベーパよりも軽い不燃性のガ
    スを供給する手段が設けられていることを特徴とするベ
    ーパ乾燥装置。
  4. 【請求項4】 前記ベーパ浴槽には、前記不燃性のガス
    を加熱する手段が設けられてることを特徴とする請求項
    3に記載のベーパ乾燥装置。
JP23780492A 1992-08-12 1992-08-12 半導体装置の製造方法およびそれに使用されるベーパ乾燥装置 Expired - Fee Related JP3170058B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23780492A JP3170058B2 (ja) 1992-08-12 1992-08-12 半導体装置の製造方法およびそれに使用されるベーパ乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23780492A JP3170058B2 (ja) 1992-08-12 1992-08-12 半導体装置の製造方法およびそれに使用されるベーパ乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0669182A JPH0669182A (ja) 1994-03-11
JP3170058B2 true JP3170058B2 (ja) 2001-05-28

Family

ID=17020664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23780492A Expired - Fee Related JP3170058B2 (ja) 1992-08-12 1992-08-12 半導体装置の製造方法およびそれに使用されるベーパ乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3170058B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0669182A (ja) 1994-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4629270B2 (ja) 基板の液体処理方法及び乾燥処理方法
JP3448613B2 (ja) 乾燥装置
TW502332B (en) Substrate processing unit
JPH06283496A (ja) 洗浄処理後の基板の乾燥処理装置
JP2002050600A (ja) 基板処理方法及び基板処理装置
JP3170058B2 (ja) 半導体装置の製造方法およびそれに使用されるベーパ乾燥装置
JPH04251930A (ja) 洗浄処理後の基板の乾燥処理方法並びに乾燥処理装置
JP4541422B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JPS63182818A (ja) 乾燥装置
JP3237386B2 (ja) 洗浄・乾燥方法と洗浄装置
US5815942A (en) Vapor drying system and method
JPH06283497A (ja) 洗浄処理後の基板の乾燥処理装置
JPH0574753A (ja) 乾燥方法および装置
JP2511873B2 (ja) ベ−パ乾燥装置
JP2557515B2 (ja) 水蒸気乾燥装置
JPS61152020A (ja) 処理装置
JPS6367735A (ja) 基体収容装置及び基体乾燥方法
JPH0669183A (ja) ベーパ乾燥方法および装置
JP3910182B2 (ja) 蒸気乾燥装置
KR980011979A (ko) 웨이퍼 세정/건조 장치 및 방법
JPH0845801A (ja) 半導体装置のマーキング方法
KR0170459B1 (ko) 웨이퍼 세정방법 및 그 장치
JPH09129580A (ja) 洗浄装置
JP2006080420A (ja) 基板処理法及び基板処理装置
JPS61101032A (ja) 処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080316

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees