JP3169965U - スラックス - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が膝を屈伸させたときの膝への引掛りを軽減させるスラックスを提供する。【解決手段】本スラックス1は、縦方向に延びる2つの筒状の脚部4を有する。各脚部4は、その前身頃6に表地と裏地6bを有する。裏地6bは、大腿部から膝部にかけて延び、脚部4の両側部14において脚部4に固定され、大腿部を覆う第1の部分20と、それに隣接して膝部を覆う第2の部分22を有する。第2の部分22は、第1の部分20よりも伸縮性が大きい。【選択図】図1

Description

本考案は、スラックスに関し、詳細には、裏地を有するスラックスに関する。
スラックスは、一般的には、右半部と左半部を中央で縫合わせることによって形成されている。各半部は、使用者の下腹部及び臀部を覆う胴部と、使用者の脚を覆う筒状の脚部とを有している。従来、各半部の前身頃に、胴部から脚部に延びる裏地を設けたスラックスが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたスラックスでは、前身頃の裏地は化粧生地で作られ、使用者がスラックスを着脱する際のすべりをよくしている。
実開昭48−46813号公報
しかしながら、従来のスラックスを着用した使用者が膝を屈伸させたとき、使用者の膝にスラックスが引掛かることがあった。特に、使用者が汗をかいているときや、筒状の脚部が細く使用者の脚にフィットするように作られているとき、使用者の膝にスラックスが引掛かりやすかった。また、使用者が年配である場合、スラックスが膝の屈伸を妨げることがあった。
そこで、本考案は、使用者が膝を屈伸させたときの膝への引掛かりを軽減できるスラックスを提供することを目的にしている。
上記目的を達成するために、本考案によるスラックスは、縦方向に延びる2つの筒状の脚部を有するスラックスであって、各脚部は、その前身頃に表地と裏地を有し、裏地は、大腿部から膝部にかけて延び、脚部の両側部において脚部に固定され、大腿部を覆う第1の部分と、それに隣接して膝部を覆う第2の部分とを有し、第2の部分は、第1の部分よりも縦方向に伸縮可能であることを特徴としている。
このように構成されたスラックスによれば、使用者が膝を屈伸させたとき、膝が裏地の第2の部分に接した後に裏地の第2の部分が第1の部分よりも縦方向に伸び、結果として、膝が表地に対して大きく移動し、膝の曲げに対するスラックスの引掛かりを軽減することができる。
本考案の好ましい実施形態によれば、裏地の第2の部分は、更に横方向に伸縮可能である。
このような構成によれば、膝を曲げたときに裏地の第2の部分が横方向に伸びるので、膝の曲げに対するスラックスの引掛かりを更に軽減することができる。
本考案の好ましい実施形態によれば、裏地の第2の部分は、脚部の前身頃の表地よりも縦方向に伸縮可能である。
このような構成によれば、膝を曲げたときに表地の縦方向の伸びが小さくでも、裏地の第2の部分が縦方向に伸びるので、膝の曲げに対するスラックスの引掛かりを軽減することができる。
本考案の好ましい実施形態によれば、前記裏地の第2の部分は、メッシュ状である。
本考案によるスラックスは、使用者が膝を屈伸させたときの膝への引掛かりを軽減することができる。
本考案の好ましい態様のスラックスの概略図である。 図1のスラックスの脚部を裏返した部分的な拡大図である。
以下、添付図面を参照して本考案の好ましい実施形態のスラックスについて説明する。図1は、本考案の好ましい態様のスラックスの正面図である。
図1および図2に示すように、スラックス1は、右半部1aと左半部1bを中央1cで縫合することによって形成されている。各半部1a、1bは、使用者の下腹部を覆う胴部2と、使用者の脚を覆うように縦方向に延びる筒状の脚部4を有している。したがって、スラックス1は、2本の筒状の脚部4を有している。各半部の胴部2及び脚部4は、前身頃6と後身頃8とによって形成されている。前身頃6は、表地6aと裏地6bを有し、後身頃8は、表地だけを有している。
前身頃6の表地6aと後身頃(表地)8とは、胴部2において一方の側部10だけが縫合され、脚部4において筒状になるように両方の側部14が縫合されている。言い換えれば、前身頃6の表地6aと後身頃(表地)8とは、それぞれの体側の方の側部10、14が胴部2から脚部4まで全長にわたって縫代12(図2参照)が筒の内側にあるように縫合され、体央の方の側部14は、脚部4の全長にわたって縫代12(図2参照)が筒の内側にあるように縫合されている。また、右半部1aの前身頃6の表地6aと左半部1bの前身頃6の表地6a、及び、右半部1aの後身頃(表地)8と左半部1bの後身頃(表地)8は、中心部1cで縫合されている。中心部1cにファスナーが設けられてもよいし、胴部2の側部10にポケットが設けられてもよい。前身頃6の表地6aと後身頃(表地)8は、同じ生地であることが好ましく、例えば、ウール生地である。
図2は、図1のスラックスを裏返した部分的な拡大図である。図2に示すように、脚部4の裏地6bは、その両側部16において、前身頃6の表地6aの側部14に沿って延びる縫代12に縫合されている。したがって、裏地6bの中央部18は、表地6aに対して移動可能である。
裏地6bは、胴部2から大腿部4aまで延びる第1の部分20と、第1の部分20に隣接して膝部4bを覆う第2の部分22を有している。第1の部分20と第2の部分22とは、異なる生地で作られ、接続部24で互いに縫合されている。第1の部分20は、摩擦係数の低い表面が滑らかな生地であることが好ましく、例えば、ポリエステル製である。第2の部分22は、第1の部分20よりも縦方向に伸縮性を有する生地で作られることが好ましく、例えば、パワーネットである。パワーネットは、ポリウレタンにナイロンを巻いたものをメッシュ状に編み込んだ伸縮性が大きい生地のことであり、横方向及び斜め方向にも伸縮可能である。パワーネットとしては、例えば、東洋紡績株式会社から品番T2055で販売されている生地(ナイロン83%、ポリウレタン17%)がある。
使用者がスラックス1をはくと、使用者の大腿部は、裏地6bの第1の部分20に位置し、膝部は、裏地6bの第2の部分22に覆われる。使用者が膝を曲げると、膝が裏地6bの第2の部分22に接する。従来のスラックスでは、次いで、裏地6bが表地6aに接して、表地6aと裏地6bの大腿部から膝部までが一緒に、使用者の膝によって縦方向(脚部の長手方向)に引張られる。この引張りは、使用者が膝を曲げるときの抵抗になり、使用者の膝を曲げにくくする。しかしながら、本考案によるスラックス1では、裏地6bが表地6aに接した後、裏地6bの第2の部分22の縦方向の伸縮性が第1の部分20の縦方向の伸縮性よりも大きく、また、第2の部分22は、左右の側部が縫代12に固定され、上端が伸縮性の小さい第1の部分20に固定されているため、第2の部分22が縦方向に大きく伸び、また、裏地6bの中央部18が表地6aに対して移動可能になっているので、使用者の膝は、表地6aに対して足先方向に移動する。その結果、表地6aは、使用者が膝を曲げるときの抵抗にならず、膝を曲げやすい。このように、裏地6bの第2の部分22の中央部18が使用者の膝の動きに応じて表地6aに対して自由に移動するので、裏地6bの第1の部分20がつっぱっても使用者は楽に膝を屈伸させることができる。特に、表地6aの伸縮性が裏地6bの伸縮性よりも小さい場合、スラックス1の筒部が比較的細い場合に、効果的である。また、使用者が年配の人である場合にも効果的である。使用者が膝を伸ばして元の状態に戻すときも、裏地6bの第2の部分22が表地6aに対して移動し、使用者の膝の動きを妨げない。
本考案は、以上の実施の形態に限定されることなく、実用新案登録請求の範囲に記載された考案の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
上記実施形態では、スラックスが、右半部1aと左半部1bのそれぞれにおいて、前身頃の表地と後身頃(表地)が別の生地で作られているが、生地をどのように分割してスラックスを作るのかは任意であり、右半部1aの前身頃の表地と左半部1bの前身頃の表地を1枚の生地で構成してもよいし、脚部の前身頃の表地と後身頃(表地)を1枚の生地で構成してもよい。また、生地同士は、縫合されてもよいし、接着等によって固定されていてもよい。また、裏地6bは、縦方向にのみ伸縮する生地を用いてもよい。
1 スラックス
4 脚部
4a 大腿部
4b 膝部
6 前身頃
6a 表地
6b 裏地
14 側部
20 第1の部分
22 第2の部分

Claims (4)

  1. 縦方向に延びる2つの筒状の脚部を有するスラックスであって、
    各脚部は、その前身頃に表地と裏地を有し、
    前記裏地は、大腿部から膝部にかけて延び、前記脚部の両側部において前記脚部に固定され、大腿部を覆う第1の部分と、それに隣接して膝部を覆う第2の部分とを有し、
    前記第2の部分は、前記第1の部分よりも縦方向に伸縮可能であることを特徴とするスラックス。
  2. 前記裏地の第2の部分は、更に横方向に伸縮可能であることを特徴とする請求項1に記載のスラックス。
  3. 前記裏地の第2の部分は、前記脚部の前身頃の表地よりも縦方向により伸縮可能であることを特徴とする請求項1または2に記載のスラックス。
  4. 前記裏地の第2の部分は、メッシュ状である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスラックス。
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