JP6164562B1 - 介護用衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】被介護者の様々な状況に応じて利用することができる介護用衣服を提供することである。【解決手段】介護用衣服10は、被介護者2の胴体の前部分を覆う前身頃部12と、前身頃部12に連結され、被介護者2の両腕を覆う一対の袖部14と、前身頃部12及び一対の袖部14に連結され、胴体の後部分の少なくとも一部を覆う後身頃部16と、前身頃部12の下部から延伸し、被介護者2の左右の太腿の少なくとも一部を覆う太腿部18と、を備え、太腿部18は、左右の太腿の前部分を覆う一対の前腿部20と、一対の前腿部20の間のスリット部27に設けられ、左右の太腿の開閉に応じて伸縮可能な伸縮部材26と、左右の太腿の後部分に夫々跨って一対の前腿部20に装着可能な一対の帯部22と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、介護用衣服に関する。
近年、高齢化社会に伴い、被介護者の数が増加している。被介護者は、介護用衣服を着用して介護されることが多い。介護用衣服は、デザイン性を重視したものが少なく、被介護者も介護用衣服を着た状態のままで生活することが億劫になることがある。また、介護用衣服を着替える際に、被介護者の身体への負担を軽減するために、着替えが容易に行えるような介護用衣服が求められている。
本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、要介護者の胴体部分を覆う一対の身頃部と、この身頃部の左右それぞれの両端に形成され要介護者の左腕、右腕を覆う一対の袖部と、身頃部と袖部とを前部と後部とに分離可能とするための開閉具とを備え、身頃部の上下方向でその左半身前面側に左側開放口が、右半身前面側に右側開放口がそれぞれ設けられ、袖部の最下部と最上部との間で前半身側に腕開放口が設けられ、左側開放口と腕開放口、右側開放口と腕開放口を夫々繋げ、各開放口に開閉具を装着したことを特徴とする介護用衣服が開示されている。
特開2008−75225号公報
上記特許文献1の構成によれば、被介護者の上半身を覆う介護用衣服として利用することができる。しかしながら、特許文献1の介護用衣服は、上半身のみを覆うものであるため、例えば、介護用衣服を着たまま椅子に座って食事をして食べこぼし等をした場合に介護用衣服以外の被服などが汚れてしまう虞がある。
本発明の目的は、被介護者の様々な状況に応じて利用することができる介護用衣服を提供することである。
本発明に係る介護用衣服は、被介護者の胴体の前部分を覆う前身頃部と、前記前身頃部に連結され、前記被介護者の両腕を覆う一対の袖部と、前記前身頃部及び前記一対の袖部に連結され、前記胴体の後部分の少なくとも一部を覆う後身頃部と、前記前身頃部の下部から延伸し、前記被介護者の左右の太腿の少なくとも一部を覆う太腿部と、を備え、前記太腿部は、前記左右の太腿の前部分を覆う一対の前腿部と、前記一対の前腿部の間のスリット部に設けられ、前記左右の太腿の開閉に応じて伸縮可能な伸縮部と、前記左右の太腿の後部分に夫々跨って前記一対の前腿部に装着可能な一対の帯部と、を含み、前記伸縮部は、前記スリット部の上部から下部にわたって設けられ、略三角形状を有する三角部と、前記三角部の下部に連結され、前記スリット部の下部の両側に跨って設けられる伸縮部材と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係る介護用衣服において、前記前身頃部の上部に連結される襟部をさらに備え、前記前身頃部の中央部には、上部から下部にわたって装飾が施されていることが好ましい。
本発明によれば、左右の太腿の前部分を覆う一対の前腿部と、一対の前腿部の間のスリット部に設けられて左右の太腿の開閉に応じて伸縮可能な伸縮部と、左右の太腿の後部分に夫々跨って一対の前腿部に装着可能な一対の帯部とを備えている。これにより、被介護者が、例えば、介護用衣服を着たまま椅子に座って食事をして食べこぼし等をした場合であっても、太腿部で受け止めることができる。したがって、被介護者の様々な状況に応じて介護用衣服を利用することができる。
本発明に係る実施形態において、被介護者が介護用衣服を着て起立した状態の正面図である。 本発明に係る実施形態において、被介護者が介護用衣服を着て起立した状態の背面図である。 本発明に係る実施形態において、被介護者が介護用衣服を着た状態で椅子に座っている様子を示す図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、被介護者2が介護用衣服10を着て起立した状態の正面図である。図2は、被介護者2が介護用衣服10を着て起立した状態の背面図である。図3は、被介護者2が介護用衣服10を着た状態で椅子に座っている様子を示す図である。
介護用衣服10は、前身頃部12と、一対の袖部14と、後身頃部16と、太腿部18とを備える。介護用衣服10は、被介護者2が着用した状態で食事など様々な状況に応じて活用することができる衣服である。
前身頃部12は、被介護者2の胴体の前部分を覆う部位である。前身頃部12は、肌触りや撥水性に優れた材質で構成されることが好ましく、例えば、ポリエステル生地などで構成することができる。前身頃部12は、一般的な成人女性の胴体を覆うのに適した大きさの略矩形形状を有しており、中央部には、上部から下部にわたって装飾が施されている。例えば、図1に示されるように、可愛らしさを際立させるようなレース加工が施されることが好ましい。
一対の袖部14は、前身頃部12の両端部及び後身頃部16の両端部に連結され、被介護者2の両腕を覆う部位である。一対の袖部14は、前身頃部12と同様の材質で構成することが好ましい。一対の袖部14は、一般的な成人女性の腕の太さよりも若干余裕を持たせた孔面積を有する筒形状を有している。
一対の袖部14は、袖丈を適度な値に設定することができる。図1に示されるように一般的な袖丈にしてもよく、また、被介護者2の動作に邪魔にならないようにするために所謂七分丈に設定してもよい。一対の袖部14の先端部には、伸縮加工を施すことで、被介護者2の腕への装着感を高めることも好適である。
後身頃部16は、前身頃部12及び一対の袖部14に連結され、被介護者2の胴体の後部分の少なくとも一部を覆う部位である。後身頃部16は、前身頃部12と同様の材質で構成することが好ましい。後身頃部16は、図2に示されるように、被介護者2の胴体の後部分の中央部において所定の幅を有する切欠きが形成されるような長さに設定されており、前身頃部12及び一対の袖部14に連結されている。この切欠きを開くことで被介護者2が腕を一対の袖部14に通して装着することができる。
襟部21は、前身頃部12の上部に連結されて被介護者2の首の回りを覆う襟として機能する部位である。襟部21は、前身頃部12と同様の材質で構成することが好ましい。なお、襟部21では、図1では、最下部が尖ったカッター形状のものであるものとして説明するが、もちろん、その他の形状にしてもよく、例えば、丸みを有する形状にしてもよい。また、襟部21の最後部には、後身頃部16の切欠きを跨るように設けられ、マジックテープ(登録商標)により着脱可能な帯部材23が取り付けられている。
太腿部18は、前身頃部12の下部から延伸し、被介護者2の左右の太腿の少なくとも一部を覆う部位である。太腿部18は、一対の前腿部20と、伸縮部25と、一対の帯部22とを備えている。太腿部18は、前身頃部12と同様の材質で構成することが好ましい。
一対の前腿部20は、被介護者2の左右の太腿の前部分を覆う部位である。一対の前腿部20の間には、スリット部27が形成されている。スリット部27は、一対の前腿部20の中央部に形成された切欠きであり、被介護者2の股間に対応して形成されている。
伸縮部25は、一対の前腿部20の間のスリット部27に設けられ、被介護者2の左右の太腿の開閉に応じて伸縮可能な部位である。伸縮部25は、三角部24と伸縮部材26とを備える。
三角部24は、スリット部27の上部から下部にわたって設けられ、略三角形状を有する部位である。三角部24は、スリット部27が全閉状態のときに略U字又は略W字形状などを構成するように折りたたまれた状態となり、スリット部27が全開状態のときに広がって略三角形状を構成する。
また、三角部24は、図3に示されるように、被介護者2が椅子に座った状態で、スリット部27が全閉と全開の途中状態のときに、ある程度弛みを持たせた状態となり、被介護者2の食べこぼしを受け取るための受け皿として機能する。
伸縮部材26は、三角部24の下部に連結され、スリット部27の下部の両側に跨って設けられる部位である。伸縮部材26は、ゴム部材等を内部に有し、伸縮加工が施されて形成されている。
一対の帯部22は、被介護者2の左右の太腿の後部分に夫々跨って、一対の前腿部20に装着可能な部位である。一対の帯部22は、ゴム部材等を内部に有し、伸縮加工が施されて形成された帯部材である。一対の帯部22のうちスリット部27側(内腿側)に配置される一方端は、夫々前腿部20に固定されており、外腿側に位置する他方端はマジックテープ(商標登録)等によって一対の前腿部20に接続可能に構成されている。
続いて、上記構成の介護用衣服10の作用について説明する。介護者が被介護者2の介護を行うに際し、介護用衣服10の着替えをサポートすることがある。この際、介護者が介護用衣服10を準備し、被介護者2の背後に立って、後身頃部16の切欠き及び帯部材23を開き、被介護者2の腕を一対の袖部14に通して、被介護者2の体に装着させる。そして、襟部21の最後部に設けられた帯部材23のマジックテープ(登録商標)を止めて襟部21の位置決めを行う。
そして、一対の帯部22を被介護者2の左右の太腿の後部分に夫々跨るように配置し、各他方端に設けられたマジックテープ(登録商標)を一対の前腿部20に接続する。これにより、一対の前腿部20の位置決めがなされる。
上記のように、介護用衣服10において、被介護者2の胴体の後部分を覆う後身頃部16には切欠きが形成されている。これにより、被介護者2が万歳した状態など無理な姿勢で衣服を被る必要なく、身体に負担を与えずに介護用衣服10を着ることができる利点がある。
また、介護用衣服10は、中央部に可愛らしさを際立させるようなレース加工が施された前身頃部12を備え、さらにデザイン性を高めるような襟部21が備えられている。したがって、女性用のブラウスを着ているような感覚で介護用衣服10をお洒落の一環として楽しむことができるというメリットがある。
さらに、図3に示されるように、被介護者2が介護用衣服10を着用した状態で椅子に座った際に両腿の間の領域に三角部24によって凹み部が形成される。したがって、被介護者2の食事の際に食べこぼしてしまった場合であっても、この凹み部に蓄積されるため、食べこぼしの処理が容易になるという効果がある。
2 被介護者、10 介護用衣服、12 前身頃部、14 一対の袖部、16 後身頃部、18 太腿部、20 一対の前腿部、21 襟部、22 帯部、23 帯部材、24 三角部、25 伸縮部、26 伸縮部材、27 スリット部。

Claims (2)

  1. 被介護者の胴体の前部分を覆う前身頃部と、
    前記前身頃部に連結され、前記被介護者の両腕を覆う一対の袖部と、
    前記前身頃部及び前記一対の袖部に連結され、前記胴体の後部分の少なくとも一部を覆う後身頃部と、
    前記前身頃部の下部から延伸し、前記被介護者の左右の太腿の少なくとも一部を覆う太腿部と、
    を備え、
    前記太腿部は、
    前記左右の太腿の前部分を覆う一対の前腿部と、
    前記一対の前腿部の間のスリット部に設けられ、前記左右の太腿の開閉に応じて伸縮可能な伸縮部と、
    前記左右の太腿の後部分に夫々跨って前記一対の前腿部に装着可能な一対の帯部と、
    を含み、
    前記伸縮部は、
    前記スリット部の上部から下部にわたって設けられ、略三角形状を有する三角部と、
    前記三角部の下部に連結され、前記スリット部の下部の両側に跨って設けられる伸縮部材と、
    を含むことを特徴とする介護用衣服。
  2. 請求項に記載の介護用衣服において、
    前記前身頃部の上部に連結される襟部をさらに備え、
    前記前身頃部の中央部には、上部から下部にわたって装飾が施されていることを特徴とする介護用衣服。
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