JP3169946B2 - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法及び画像処理装置

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JP3169946B2 JP10300987A JP10300987A JP3169946B2 JP 3169946 B2 JP3169946 B2 JP 3169946B2 JP 10300987 A JP10300987 A JP 10300987A JP 10300987 A JP10300987 A JP 10300987A JP 3169946 B2 JP3169946 B2 JP 3169946B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は入力された画像の方向を処理する画像処理方
法及び画像処理装置に関するものである。 [従来の技術] 従来の文字認識装置では、認識を行う場合に、入力さ
れた文字の入力パターン,ベクトル等の特徴と予め記憶
された辞書部の特徴とのマツチングを図るため、入力の
方向が前述辞書部に記憶された特徴の方向と同じ方向で
なければうまく認識できなかつた。従つて、タブレツ
ト,デジタイザ等を使つて入力された手書き文字を認識
する場合には、予め上下左右が決められており、使用者
はその方向に沿つて入力を行わねばならなかつた。 しかしながら、上記従来例では、使用者が手書きで入
力するため、使用者の癖等で極端な右上り,右下り等の
文字入力を行うと、正しく認識されなかつたり入力エラ
ーとなる為、前述使用者には非常に使い難いものであつ
た。また、逆方向や横方向からの入力は許されていない
為、使用者が複数人いる場合には、それぞれの使用者が
使用する前に自分の向きに入力手段を動かさねばならな
かつた。 [発明が解決しようとする課題] 本発明は、変換する対象の画像を表示画面上で視認し
ながら、簡単かつ分かりやすい操作環境で入力画像に対
して所望の傾斜角度の変更ができる画像処理方法及び画
像処理装置を提供する。 [課題を解決するための手段] この課題を解決するために、本発明の画像処理方法
は、入力画像を表示画面上に表示し、前記入力画像を表
示した表示画面上の任意の位置に、補正方向を示す直線
を入力し、前記入力された直線の傾きを算出し、前記算
出した直線の傾きに基づいて、前記表示されている入力
画像の座標を補正し、前記補正された入力画像を出力す
ることを特徴とする。 又、本発明の画像処理装置は、入力画像を表示画面上
に表示する表示手段と、前記入力画像を表示した表示画
面上の任意の位置に、補正方向を示す直線を入力する入
力手段と、前記入力された直線の傾きを算出する算出手
段と、前記算出した直線の傾きに基づいて、前記表示さ
れている入力画像の座標を補正する補正手段と、前記補
正された入力画像を出力する出力手段とを有することを
特徴とする。 ここで、前記直線の入力は、直線の始点及び終点を指
示することにより行われる。また、前記出力された補正
後の画像は文字認識される。また、前記直線の傾きと
は、前記入力された直線が前記表示画面の座標基軸に対
して形成する角度である。 [作用] かかる構成において、補正する対象の画像を表示画面
上で視認しながら表示画面上に入力した直線に従って、
入力画像の傾きを補正することにより、入力された画像
の入力方向を表示画面上で観察しながら、簡単かつ分か
りやすい操作環境で入力画像に対して傾きの補正指令が
できる。 [実施例] 第3図は、入出力一体となつた表示器2上に示され
た、手書き文字30と方向を示す直線31の表示例であり、
使用者がまず文字30を書き、認識方向を示す為に直線31
を描いた場合の軌跡を表示している、表示入力座標は左
下スミが原点となつており、(x,y)の座標で入出力が
可能である。 第1図は本実施例の文字認識装置の構成を示すブロツ
ク図である。1は座標入力を行う透明デジタイザ、2は
LCD表示器、3はデジタイザに入力を行う為のペン、4
はペンに付加されたペンスイツチ、5はROM5aに格納さ
れたプログラムに従つて、認識処理を行う為のCPU、6
は入力座標等を記憶する為のメモリである。 本実施例では、ペン3を用い、デジタイザ6に入力を
行い、CPU5に対して、座標値,ペン3のUP/DOWNの状
態,ペンスイツチ4のON/OFFの状態等の情報を送る。CP
U5は前記情報からレジスタ6aとメモリ6とを用いなが
ら、使用者の手書き文字の認識を行う。 第2図は本実施例の文字認識装置の動作を示すフロー
チヤートである。このフローは、認識を行う入力時に起
動する処理であり、この処理を終了後に通常の手書き文
字の認識処理に移る。手書き文字の認識については、公
知の発明がいろいろあるが、一般に入力座標が手書き順
に得られればよく、ここでは省略する。以下、本実施例
の動作を順に説明する まずステツプS1,S2でペン3により指示される座標
を、ペンスイツチ4が押されるまで次々とメモリ6内に
格納していく。メモリ6内の座標は認識文字の座標とし
て第2図の処理後使われる。 次にステツプS3でペンスイツチ4が押されると、次に
くるペンダウンの最初の座標D(Dx,Dy)を記憶する。
ステツプS4ではステツプS3以後の次々とくる座標でペン
アツプになる時の座標U(Ux,Uy)を記憶する。以上の
処理で第3図に示す手書き文字30の座標はメモリ6で記
憶し、認識方向を示す手書き直線31の最初の一点Dと最
終の1点Uとをレジスタ6aに記憶したことになる。 次にステツプS5で、D,Uより座標変換を行う為のパラ
メータK1,K2を求める。これを求めるのは、認識方向を
示す直線の傾きを用いて行う。座標軸がθだけ回転する
と、回転後の座標(X,Y)と回転前の座標(x,y)の関係
は、 X=x cosθ+y sinθ Y=−x sinθ+y cosθ …式(1) となることは良く知られている。 また直線の傾きは点Dを(Dx,Dy)、点Uを(Ux,Uy
とすると、{Dy,Uy}/{Dx−Ux}で示すことができ
る。Dy−Uyをyo,Dx−Uxをxoとすると、yo/xoとなる。こ
のことより、 この値をK1,K2とすると、式(1)は X=K2x+K1y Y=−K1x+K2y …式(2) となる。よつてステツプS5では、 よりK1,K2を求める。 ステツプS6では、メモリ6内に記憶された点(x,y)
より、それぞれ式(2)から(X,Y)を求め再度メモリ
6内に戻す。 以上の処理で、メモリ6内に記憶された点は、すべて
認識の方向を示す直線の向きから見た座標に補正された
事となり、どのような方向からでも認識の為の正しい座
標を得ることができ、認識可能となる。 第2図の処理後は、メモリ6内の補正後の座標を入力
座標だとして、公知の技術として知られるベクトル方式
のオンライン入力文字認識技術等を用いて、入力された
文字を認識する。このように一連の入力が終了し、さら
に入力を続ける場合は、再度第2図の処理を呼び出せば
可能である。 尚、本実施例では表示入力一体のLCD表示器2で説明
したが、LCDと透明デジタイザである必要はなく、第2
図の透明デジタイザ1のペン3はタブレツトとペンでも
よく、またペンスイツチ4はキー上に設けてもよい。さ
らにLCD表示器2はCRT等の他の表示器でも問題はない。
また表示器と座標入力装置は、重ねて配置せずともよい
が、画面と入力面の座標の対応がとれていることが必要
である。 [実施例2] 前述の実施例では入力方向の設定手段として手書の直
線をデジタイザより入力し、直線の傾きにより座標の回
転角を求めて座標変換を行つたが、入力方向の設定手段
はこれに限らない。 第4図(a),(b)は表示器ユニツトに手書き文字
を表示したもので、第4図(a),(b)で表示器40は
入力文字の方向が違つている。スイツチ41は方向を設定
するためのロータリスイツチであり、入力文字の方向に
合わせ、41を回転してある。このスイツチ41の内部の接
点より回転角度を求め、前述の座標変換係数K1,K2を求
める事は容易である。 以上説明したように、オンライン手書文字の入力時に
入力方向を指示させることにより、認識処理において、
容易に使用者の任意方向からの入力が可能となる。よつ
て、予め定められた方向から入力しなくてもよい。また
認識処理ですべての方向をカバーし、認識しようとする
と辞書も全ての方向に対応し、持たねばならなかった
り、誤認識する可能性が大きくなるが、この点において
も効率的である。 [発明の効果] 本発明によれば、補正する対象の画像を表示画面上で
視認しながら、その画像の補正処理に適した傾きを有す
る直線を表示画面上に任意の位置に入力することにより
補正指示できるので、簡単かつ分かりやすい操作環境を
提供できる。 又、表示画面上の任意の位置に認識方向を示す直線を
入力でき、入力位置に気を使う必要なく入力できる。 又、入力する画像毎に異なる傾斜角度を、その画像毎
に画像入力時に生じた傾斜の結果を表示画面上で確認し
ながら、自由に詳細に指示できるので、回転角度の種類
が予め固定されている自由度のない回転ではなく、しか
も回転対象となる画像の入力結果に適した所望の角度を
きめの細かい単位で指示することができる。 しかも、表示画面上に認識方向を示す直線を入力する
ことによって、補正処理を行えるので、所望の角度を分
度器等で測って数値入力する必要もなく、画像の傾斜の
視認と直線の傾きとを「表示画面上の表示画像」という
同じレベルで確認できるので、傾斜補正の指示を容易か
つ確実に行なうことができる。 また、どのような角度で入力された画像に対しても共
通の文字認識が可能となる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本実施例の文字認識装置の構成を示すブロツク
図、 第2図は本実施例の文字認識装置の内部処理を示すフロ
ーチヤート、 第3図は手書文字と方向を示す直線との入力表示例を示
す図、 第4図(a),(b)は他の実施例の表示器ユニツトを
示す図である。 図中、1……透明デジタイザ、2……LCD表示器、3…
…ペン、4……ペンスイツチ、5……CPU、6……メモ
リ、6a……レジスタ、30……手書文字、31……方向を示
す直線、40……表示器ユニツト、41……ロータリスイツ
チである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 9/36 G06K 9/62

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.入力画像を表示画面上に表示し、 前記入力画像を表示した表示画面上の任意の位置に、補
    正方向を示す直線を入力し、 前記入力された直線の傾きを算出し、 前記算出した直線の傾きに基づいて、前記表示されてい
    る入力画像の座標を補正し、 前記補正された入力画像を出力することを特徴とする画
    像処理方法。 2.前記直線の入力は、直線の始点と終点を指示するこ
    とにより行われることを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理方法。 3.前記出力された補正後の画像を文字認識することを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。 4.前記直線の傾きとは、前記入力された直線が前記表
    示画面の座標基軸に対して形成する角度であることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理方法。 5.入力画像を表示画面上に表示する表示手段と、 前記入力画像を表示した表示画面上の任意の位置に、補
    正方向を示す直線を入力する入力手段と、 前記入力された直線の傾きを算出する算出手段と、 前記算出した直線の傾きに基づいて、前記表示されてい
    る入力画像の座標を補正する補正手段と、 前記補正された入力画像を出力する出力手段とを有する
    ことを特徴とする画像処理装置。 6.前記入力手段での直線の入力は、直線の始点と終点
    を指示することにより行われることを特徴とする請求項
    5に記載の画像処理装置。 7.更に、前記出力手段により出力された補正後の画像
    を文字認識する文字認識手段を有することを特徴とする
    請求項5に記載の画像処理装置。 8.前記算出手段で算出される直線の傾きとは、前記入
    力された直線が前記表示画面の座標基軸に対して形成す
    る角度であることを特徴とする請求項5に記載の画像処
    理装置。
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