JP3169909U - ラック等の商品の落下防止機構 - Google Patents

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利久 村田
利久 村田
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株式会社オオキ
富士物流株式会社
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Abstract

【課題】ラックに収納した商品類の高さや幅がさまざまである場合であっても、大規模な地震の震動等によって商品が飛び出すという問題を解消することができ、商品の散逸を防止することが可能なラック等における商品の落下防止機構を提供することを目的とする。【解決手段】商品の陳列・保管等の用途で使用するラックの各段の棚板の前面に、それぞれ適宜間隔で複数のスライド用駒を着脱可能に取り付けるとともに、前記スライド用駒の前面には係合ピンを突設し、前記スライド用駒の前面に取り付けた各段の係合ピンの間に、所定の長さのゴム紐を掛け回して取り付け、ラックに収納した商品が地震等の震動によってラックの外に落下しないようにしたことを特徴とするラック等における商品の落下防止機構。【選択図】図5

Description

この考案は、倉庫や展示場、事業所等においてラック等を用いて陳列したり保管したりしている各種の商品が、地震の揺れによってラック等から飛び出したり、落下したりするのを防止するラック等の商品の落下防止機構に関するものである。
従来、このようなラック等の商品の落下防止機構としては下記のような例が知られている。
1)特開2006−212263号公報(特許文献1参照)
収納棚本体の両側部内壁面における前部と後部側に間隔をおいて縦列されただぼ孔の一部に、これに嵌合され、かつ前記だぼ孔7からの突出端がフック状をなす係止金具を複数個対向して設け、両係止金具間にラバーバンドの両端を引掛け係止し、これにより収納物品の落下を防止する。
2)特開2008−301980号公報(特許文献2参照)
ほぼ水平な棚板と、該棚板の最奥部に立設された背板と、前記棚板の手前端側に敷かれて収容物が載置される滑止シートとを有し、前記収容物の最奥端と前記背板との間に隙間が設けられ、前記滑止シートと前記収容物との重なり部分の奥行き寸法Wが、前記収容物の奥行き寸法Lの1/2を越えることを特徴としている。
そして、収容物は滑止シート上に載っているので、棚板の手前側にも奥側にも移動せず、隙間があるので背板にも接触しないので、飛び出したり、落下することがない。
特開2006−212263号公報 特開2008−301980号公報
しかしながら実際には、ラックに収納した商品類は高さや幅の違うことが多く、ラック間に直線的に張り渡したラバーバンドでは商品が飛び出してしまうことが判明した。もちろん、滑止シートを使用しただけでは、商品が飛び出しを予防するには不十分であった。
この考案は、ラックに収納した商品類の高さや幅がさまざまである場合であっても、大規模な地震の震動等によって商品が飛び出すという問題を解消することができ、商品の散逸を防止することが可能なラック等における商品の落下防止機構を提供することを目的とする。
この考案は、前記目的を達成するために以下の如く構成したものである。
請求項1に係る考案は、商品の陳列・保管等の用途で使用するラックの各段の棚板の前面に、それぞれ適宜間隔で複数のスライド用駒を着脱可能に取り付けるとともに、前記スライド用駒の前面には係合ピンを突設し、前記スライド用駒の前面に取り付けた各段の係合ピンの間に、所定の長さのゴム紐を掛け回して取り付け、ラックに収納した商品が地震等の震動によってラックの外に落下しないようにしたことを特徴とするラック等における商品の落下防止機構である。
請求項2に係る考案は、前記スライド用駒が、ほぼU字状の所定間隔で前後一対の側壁を設けたほぼU字状の駒本体と、後部側壁の外側に取り付けられ。駒本体の内側に向けて先端を進退自在とした後部ネジと、前部側壁の外側に取り付けられ、駒本体の内側に向けて先端を進退自在とした前部ネジとを備え、かつ前部側壁には係合ピンが突設されていることをも特徴とするラック等における商品の落下防止機構である。
請求項3に係る考案は、前記スライド用駒が、前記前部ネジの頭部が係合ピンを兼用していることをも特徴とするラック等における商品の落下防止機構である。
請求項4に係る考案は、前記ゴム紐が、伸縮自在のゴム素材の外側を、ゴム素材の伸縮に応じて伸縮可能な布等からなるカバーで保護した構造となっていることをも特徴とするラック等における商品の落下防止機構である。
請求項5に係る考案は、前記各段の棚板が、少なくともその上面前部に滑り止めシートが貼付されていることをも特徴とするラック等における商品の落下防止機構である。
請求項1に係るラック等の商品の落下防止機構は、前面に係合ピンを突設したスライド用駒を、ラックの各段の棚板の前面にそれぞれ適宜間隔で取り付けるとともに、前記スライド用駒前面の係合ピンにゴム紐を掛け回すだけの作業で、ラックに収納した商品が地震等の震動によってラックの外に落下しないようにする商品の落下防止を確実に行うことができる。
すなわち、ラックに収納したサイズの異なる種々の商品に、各係合ピンに斜めや縦横に掛け回したゴム紐が係合するので、商品の落下防止の機能が極めて高くなる。
請求項2に係るラック等の商品の落下防止機構は、前記スライド用駒として、ほぼU字状の所定間隔で前後一対の側壁を設けたほぼU字状の駒本体と、後部側壁の外側に取り付けられ。駒本体の内側に向けて先端を進退自在とした後部ネジと、前部側壁の外側に取り付けられ、駒本体の内側に向けて先端を進退自在とした前部ネジとを備えるようにした。
したがって、前記スライド用駒をラックの各段の棚板から脱落させることなく、各段の棚板の適所に取り付けることができ、しかも前部ネジを操作するだけで簡単に所定位置に固定することができるる。
請求項3に係るラック等の商品の落下防止機構は、前記スライド用駒が、前記前部ネジの頭部が係合ピンを兼用しているので、非常に構造が簡単で部品点数を減らすことができ、コスト低減を図ることができる。
請求項4に係るラック等の商品の落下防止機構は、前記ゴム紐が、伸縮自在のゴム素材の外側を、ゴム素材の伸縮に応じて伸縮可能な布等からなるカバーで保護した構造となっているので、ゴム紐が長期間の使用に耐えるものとなり、また見栄えのよいものとすることができる。
もちろん、前記ゴム紐は安く購入することができるので、ゴム紐が損傷した場合には簡単に取り替えることができる。
請求項5に係るラック等の商品の落下防止機構は、前記各段の棚板が、少なくともその上面前部に滑り止めシートが貼付されているので、上記各請求項における商品の落下防止の性能をより高めることができる。
この考案のラック等の商品の落下防止機構の実施の形態を示すスライド用駒の平面図である。 その側面図である。 前記スライド用駒の棚板への取付状態を示す固定前の概略断面図である。 固定後の概略断面図である。 この考案のラック等の商品の落下防止機構をラックの格段の棚板にセットした状態を示す正面図である。
以下この考案のラック等の商品の落下防止機構の1実施例を図面に基いて詳細に説明する。
図1ないし図4において、11はこの考案のラック等の商品の落下防止機構に使用されるスライド用駒である。
このスライド用駒11は、ほぼU字状の所定間隔で前後一対の側壁22,23を設けたほぼU字状の駒本体21と、後部側壁23の外側に取り付けられ。駒本体21の内側に向けて先端を進退自在とした、蝶ネジ等からなる後部ネジ25と、前部側壁22の外側に取り付けられ、駒本体21の内側に向けて先端を進退自在とした前部ネジ24とを備え、かつ前部側壁22には係合ピン26(=24)が突設されている。
上記実施例では、前記スライド用駒11において、前記前部ネジ24の頭部が係合ピン26(=24)を兼用しているが、それぞれ別体としてもよいことはもちろんである。27は係合ピン26の頭部に設けたつまみである。
次に、図4に示すように、前記係合ピン26にはそれぞれゴム紐12が掛け回される。
前記ゴム紐12は、伸縮自在のゴム素材31の外側を、ゴム素材31の伸縮に応じて伸縮可能とした布等からなるカバー32で保護した構造となっている。したがってゴム紐12は長期間の使用に耐えるものとなり、また好ましいデザインの布等からなるカバー32によって見栄えのよいものとすることができる。
この考案のラック等の商品の落下防止機構の使用に際しては、図3に示すように、先ずラック13の各段の棚板41の前面のL字状部分に、前記スライド用駒11のU字状の駒本体21を下側からはめ込み、後部ネジ25を所定長さまでねじ込んでおく。
次いで、図4に示すように、前記前部ネジ24をねじ込んで、該スライド用駒11を各段の棚板41の前面にそれぞれ適宜間隔で取り付ける。
図5は、ラック13の各段の棚板41の前面に前記スライド用駒11を適宜間隔で取り付けた状態を示すものである。
図示したように、前記スライド用駒11の前面には係合ピン26が突設されているので、前記スライド用駒11の前面に取り付けた各段の係合ピン26の間に、所定の長さのゴム紐12を掛け回して取り付ければセットは完了する。
この状態で地震等に襲われても、前記ラック13に収納した商品14は、サイズの異なる種々の商品14に各係合ピン26に斜めや縦横に掛け回したゴム紐12が係合するので、商品14の落下防止の機能は極めて高いものである。
なお、ゴム紐12のセットを解除するには、適宜の係合ピン26に取り付けた一方のループ状の端部12aを取り外すだけでよく、他方の端部12bはそのままでよい。
この状態で、前記ラック13に収納した商品14を簡単に出し入れすることができる。商品14の出し入れが終われば、再度前記ゴム紐12を各係合ピン26間に斜めや縦横に掛け回せばよいのである。
なお、前記スライド用駒11は前記ラック13の棚板41のみならず、縦フレームの適宜位置にも装着することができ、したがって、上下の棚板41間のみならず、左右の縦フレームにもゴム紐12を掛け回すことにより、より確実に商品14の落下防止を図ることができる。
なお、図1ないし図4に示すように、前記各段の棚板41には、少なくともその上面前部に滑り止めシート42が貼付してある。こうすることによって、上記係合ピン26に掛け回したゴム紐12による商品の落下防止の性能をより高めることができる。
上記においては、倉庫や展示場、事業所等において使用されるラックについて説明してきたが、この考案の趣旨を損なわない限りにおいて、図書館等における書棚や、その他適宜用途に使用することができることはいうまでもないことである。
11 スライド用駒
12 ゴム紐
12a,12b ループ状の端部
13 ラック
14 商品
21 駒本体
22 前部側壁
23 後部側壁
24 前部ネジ
25 後部ネジ
26 係合ピン
27 つまみ
31 ゴム素材
32 カバー
41 棚板
42 滑り止めシート

Claims (5)

  1. 商品の陳列・保管等の用途で使用するラックの各段の棚板の前面に、それぞれ適宜間隔で複数のスライド用駒を着脱可能に取り付けるとともに、前記スライド用駒の前面には係合ピンを突設し、前記スライド用駒の前面に取り付けた各段の係合ピンの間に、所定の長さのゴム紐を掛け回して取り付け、ラックに収納した商品が地震等の震動によってラックの外に落下しないようにしたことを特徴とするラック等における商品の落下防止機構。
  2. 前記スライド用駒は、ほぼU字状の所定間隔で前後一対の側壁を設けたほぼU字状の駒本体と、後部側壁の外側に取り付けられ。駒本体の内側に向けて先端を進退自在とした後部ネジと、前部側壁の外側に取り付けられ、駒本体の内側に向けて先端を進退自在とした前部ネジとを備え、かつ前部側壁には係合ピンが突設されていることを特徴とする請求項1記載のラック等における商品の落下防止機構。
  3. 前記スライド用駒は、前記前部ネジの頭部が係合ピンを兼用していることを特徴とする請求項2記載のラック等における商品の落下防止機構。
  4. 前記ゴム紐は、伸縮自在のゴム素材の外側を、ゴム素材の伸縮に応じて伸縮可能な布等からなるカバーで保護した構造となっていることを特徴とする請求項1記載のラック等における商品の落下防止機構。
  5. 前記各段の棚板は、少なくともその上面前部に滑り止めシートが貼付されていることを特徴とする請求項1記載のラック等における商品の落下防止機構。
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