JP3169832U - 申込用紙記入情報処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】申込用紙への記入作業を容易にするとともに記入漏れや記入間違いを防止する申込用紙記入情報処理システムを提供する。【解決手段】申込者の住居に関する情報を得るための質問事項が階層的に設定されており、このような階層的に設定された質問事項に応答する記入欄が、住居情報記入欄33における各種チェックボックス331〜336である。即ち、最上位の階層の質問事項が、申込者の住居の種類が持ち家と賃貸とのうち何れなのかという質問事項であり、これらの質問事項に応答する記入欄が、チェックボックス331,332である。チェックボックス331がチェックされた場合、下層の質問事項である住宅ローンの有無を応答するためのチェックボックス333,334に対応するチェックボックス画像が強調表示される。【選択図】図2
Description
本考案は、所定の申し込みに必要な事項が電子ペンにより申込用紙に記入される申込用紙記入情報処理システムであって、申込用紙への記入作業を容易にするとともに記入漏れや記入間違いを防止することが可能な申込用紙記入情報処理システムに関する。
記入した情報を電子化する電子ペンが開発されており、その代表的なものとしてスウェーデンのAnoto社が開発した「アノトペン(Anoto pen)」が知られている。アノトペンは、所定のドットパターンが印刷された専用紙とともに使用される。アノトペンは、ペン先部に、文字等を書くための通常のインクカートリッジに加えて、専用紙に印刷されたドットパターンを撮像するための小型カメラと、撮像したドットパターンから専用紙における位置座標を演算するプロセッサと、演算された位置座標等を外部機器へ送信するデータ通信ユニットとを搭載している。利用者が専用紙上にアノトペンで文字等を書いたり、専用紙上に図案化されている画像にチェックマークを記入したりすると、ペンの移動に伴って小型カメラが専用紙に印刷されたドットパターンを撮像し、プロセッサによって演算された連続する位置座標から、利用者が書き込んだ文字、画像等の記入情報が認識される。そして、この記入情報が、データ通信ユニットによりアノトペンから近くのコンピュータ装置等に送信される(例えば、特許文献1参照)。
このような電子ペン及びその専用紙は、各種各様の分野に適用することができる(例えば、特許文献2,3参照)。
例えば、金融機関に対してカードの発行を申し込む者(以下、「申込者」と呼ぶ)は、当該金融機関により指定された申込用紙に対して、氏名や住所等の必要事項を記入する。このような申込用紙として、電子ペンの専用紙を採用し、記入デバイスとして、電子ペンを採用することができる。この場合、申込者が、電子ペンで申込用紙(専用紙)に必要事項を記入すると、その記入情報がコンピュータ装置等に送信される。コンピュータ装置等は、当該記入情報に基づいて各種処理を実行する。
なお、このようにして構築されるシステム、即ち、電子ペン、専用紙からなる申込用紙、及びコンピュータ装置等を含むシステムを、以下、申込用紙記入情報処理システムと呼ぶ。
例えば、金融機関に対してカードの発行を申し込む者(以下、「申込者」と呼ぶ)は、当該金融機関により指定された申込用紙に対して、氏名や住所等の必要事項を記入する。このような申込用紙として、電子ペンの専用紙を採用し、記入デバイスとして、電子ペンを採用することができる。この場合、申込者が、電子ペンで申込用紙(専用紙)に必要事項を記入すると、その記入情報がコンピュータ装置等に送信される。コンピュータ装置等は、当該記入情報に基づいて各種処理を実行する。
なお、このようにして構築されるシステム、即ち、電子ペン、専用紙からなる申込用紙、及びコンピュータ装置等を含むシステムを、以下、申込用紙記入情報処理システムと呼ぶ。
しかしながら、申込者は、申し込みに必要な事項を、申込用紙内の指定箇所に記入しなければならないところ、当該指定箇所を申込用紙内から探し出すまでに長時間を要する等して、記入作業に煩わしさや困難さを覚える場合がある。
さらに、申込者の中には、当該指定個所への記入を失念したり、当該指定個所の存在自体に気付かない者、即ち当該指定個所に対する記入漏れをしてしまう者もいる。
一方で、申込者の中には、当該指定個所以外の箇所に対する不必要な記入、即ち記入間違いをしてしまう者もいる。
さらに、申込者の中には、当該指定個所への記入を失念したり、当該指定個所の存在自体に気付かない者、即ち当該指定個所に対する記入漏れをしてしまう者もいる。
一方で、申込者の中には、当該指定個所以外の箇所に対する不必要な記入、即ち記入間違いをしてしまう者もいる。
本考案は、このような状況に鑑みてなされたものであり、申込用紙の記入作業を容易にし、申込用紙への記入漏れや記入間違いを防止することを目的とする。
本考案に係る申込用紙記入情報処理システムは、所定の申し込みに必要な記入事項として、階層的に設定された質問事項の各々に対応する応答がそれぞれ記入される各記入欄を含み、コード化パターンが当該各記入欄のそれぞれに少なくとも印刷された申込用紙と、前記申込用紙における前記各記入欄のうち、記入対象の記入欄に対して応答を申込者が記入するために用いられ、前記申込者による記入がなされている間に記入情報を送信する電子ペンと、前記申込用紙を示す申込用紙画像であって、前記各記入欄のそれぞれを示す記入欄画像を含む申込用紙画像を表示デバイスに表示させた状態で、前記電子ペンからの前記記入情報を受信すると、当該記入情報に基づいて、前記申込者により記入された前記応答を示す1以上のストロークを描画し、前記記入対象の記入欄を示す記入欄画像内に当該ストロークを表示させるコンピュータ装置と、を備える申込用紙記入情報処理システムであって、前記申込用紙に含まれる前記各記入欄のうち、所定階層の質問事項についての記入欄に対する応答が前記電子ペンにより記入されると、前記コンピュータ装置は、記入された前記応答の内容に応じて、当該所定階層よりも下層の質問事項についての記入欄を示す記入欄画像を強調表示させる、ことを特徴とする。
この構成によれば、申込者が、申込用紙に含まれる前記各記入欄のうち、所定階層の質問事項についての記入欄に対する応答を電子ペンで記入すると、記入された応答の内容に応じて、当該所定階層よりも下層の質問事項についての記入欄画像が強調表示される。
申込者は、このような強調表示された記入欄画像を視認することで、下層の質問事項についての記入欄を容易に視認することができる。これにより、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入漏れや記入間違いを防止することができる。
申込者は、このような強調表示された記入欄画像を視認することで、下層の質問事項についての記入欄を容易に視認することができる。これにより、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入漏れや記入間違いを防止することができる。
上記申込用紙記入情報処理システムにおいて、前記コンピュータ装置は、前記所定階層の質問事項に対する前記応答により、さらに前記下層の質問事項についての応答が必要となる場合、前記下層の質問事項についての前記記入欄画像を第1の形態で強調表示させ、前記所定階層の質問事項に対する前記応答により、前記下層の質問事項についての応答が不要となる場合、前記下層の質問事項についての前記記入欄画像を第2の形態で強調表示させるとよい。
この構成により、申込者は、下層の質問事項についての記入欄画像が第1の形態で強調表示されていた場合には、当該記入欄画像に対応する記入欄に対する記入が必要である一方、下層の質問事項についての記入欄画像が第2の形態で強調表示されていた場合には、当該記入欄画像に対応する記入欄に対する記入が不要であることを容易かつ即座に視認できる。
これにより、申込者にとって、申込用紙への記入作業がより一段と容易となり、記入漏れや記入間違いをより効果的に防止することができる。
これにより、申込者にとって、申込用紙への記入作業がより一段と容易となり、記入漏れや記入間違いをより効果的に防止することができる。
本考案によれば、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入漏れや記入間違いを防止することが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本考案の申込用紙記入情報処理システムの実施形態について説明する。
〔申込用紙記入情報処理システムの構成〕
図1は、本考案の一実施形態に係る申込用紙記入情報処理システム10の概要を示す。本実施形態に係る申込用紙記入情報処理システム10は、所定の金融機関における、カード発行の申し込みのために構築されている。図1に示すように、申込用紙記入情報処理システム10は、電子ペン1と、受付端末2と、申込用紙3と、データ保存用サーバ4と、を有する。
図1は、本考案の一実施形態に係る申込用紙記入情報処理システム10の概要を示す。本実施形態に係る申込用紙記入情報処理システム10は、所定の金融機関における、カード発行の申し込みのために構築されている。図1に示すように、申込用紙記入情報処理システム10は、電子ペン1と、受付端末2と、申込用紙3と、データ保存用サーバ4と、を有する。
申込者は、電子ペン1を用いて、ドットパターンが印刷された申込用紙3に対して、住所や氏名等の必要事項を、手書きのストローク群により記入することができる。電子ペン1からの記入情報は、Bluetooth(登録商標)により、受付端末2に無線送信される。
受付端末2は、パーソナルコンピュータ(Personal computer)等で構成されている。受付端末2は、図示せぬ所定のネットワークに接続されており、当該ネットワークを介してデータ保存用サーバ4と各種情報を送受信する。
受付端末2は、申込用紙3に電子ペン1で記入されている際に当該電子ペン1から逐次送信されてくる記入情報を受信すると、これらの記入情報に基づいて、申込用紙3に記入されたのと同様のストローク群を描画する。受付端末2は、このようなストローク群を、ディスプレイに表示したり、文字認識処理を施して文字情報にしてデータ保存用サーバ4に送信する。
受付端末2は、申込用紙3に電子ペン1で記入されている際に当該電子ペン1から逐次送信されてくる記入情報を受信すると、これらの記入情報に基づいて、申込用紙3に記入されたのと同様のストローク群を描画する。受付端末2は、このようなストローク群を、ディスプレイに表示したり、文字認識処理を施して文字情報にしてデータ保存用サーバ4に送信する。
データ保存用サーバ4は、受付端末2から送信されてきた文字情報を受信すると、申込用紙3に記入された内容として記憶する。
[申込用紙]
図2は、本実施形態における申込用紙3の記入面を示す模式図である。
図2に示すように、申込用紙3には、申込日記入欄31と、氏名住所記入欄32と、住居情報記入欄33と、収入源記入欄34と、勤務先記入欄35と、学校記入欄36とが設けられている。
図2は、本実施形態における申込用紙3の記入面を示す模式図である。
図2に示すように、申込用紙3には、申込日記入欄31と、氏名住所記入欄32と、住居情報記入欄33と、収入源記入欄34と、勤務先記入欄35と、学校記入欄36とが設けられている。
申込日記入欄31には、申込の年月日の各々が記入されるマスが設けられている。氏名住所記入欄32には、申込者の氏名及び住所の各々が記入される記入欄が設けられている。
住居情報記入欄33には、申込者の住居に関する情報の記入用として、各種チェックボックス331〜336が設けられている。金融機関は、各種チェックボックス331〜336の各々に対するチェックの状況(「レ」の記号等の記入状況)によって、申込者の住居に関する情報を入手する。金融機関は、このような情報に基づいて、カードの発行により生じるリスクを評価することができる。
具体的には、金融機関は、先ず、申込者の住居に関する情報のひとつとして、申込者の住居の種類が持ち家と賃貸とのうち何れなのかを入手する必要がある。このため、申込者が持ち家に住んでいる場合にチェックされるチェックボックス331と、申込者が賃貸の住宅に住んでいる場合にチェックされるチェックボックス332とが、住居情報記入欄33に設けられている。
さらに、申込者の住居の種類が持ち家の場合、金融機関は、申込者の住居に関する情報として、住宅ローンの有無を入手する必要がある。このため、住宅ローンがある場合にチェックされるチェックボックス333と、住宅ローンがない場合にチェックされるチェックボックス334とが、住居情報記入欄33に設けられている。即ち、申込者は、チェックボックス331をチェックした場合には、さらに、チェックボックス333,334のうち何れか一方をチェックする必要がある。
一方、申込者の住居の種類が賃貸の場合、金融機関は、申込者の住居に関する情報のひとつとして、賃借支払いの有無を入手する必要がある。このため、賃借支払いがある場合にチェックされるチェックボックス335と、賃借支払いがない場合にチェックされるチェックボックス336とが、住居情報記入欄33に設けられている。即ち、申込者は、チェックボックス332をチェックした場合には、さらに、チェックボックス335,336のうち何れか一方をチェックする必要がある。
具体的には、金融機関は、先ず、申込者の住居に関する情報のひとつとして、申込者の住居の種類が持ち家と賃貸とのうち何れなのかを入手する必要がある。このため、申込者が持ち家に住んでいる場合にチェックされるチェックボックス331と、申込者が賃貸の住宅に住んでいる場合にチェックされるチェックボックス332とが、住居情報記入欄33に設けられている。
さらに、申込者の住居の種類が持ち家の場合、金融機関は、申込者の住居に関する情報として、住宅ローンの有無を入手する必要がある。このため、住宅ローンがある場合にチェックされるチェックボックス333と、住宅ローンがない場合にチェックされるチェックボックス334とが、住居情報記入欄33に設けられている。即ち、申込者は、チェックボックス331をチェックした場合には、さらに、チェックボックス333,334のうち何れか一方をチェックする必要がある。
一方、申込者の住居の種類が賃貸の場合、金融機関は、申込者の住居に関する情報のひとつとして、賃借支払いの有無を入手する必要がある。このため、賃借支払いがある場合にチェックされるチェックボックス335と、賃借支払いがない場合にチェックされるチェックボックス336とが、住居情報記入欄33に設けられている。即ち、申込者は、チェックボックス332をチェックした場合には、さらに、チェックボックス335,336のうち何れか一方をチェックする必要がある。
収入源記入欄34には、申込者の収入源に関する情報の記入用として、各種チェックボックス341〜348が設けられている。金融機関は、各種チェックボックス341〜348の各々に対するチェックの状況(レの記号等の記入状況)によって、申込者の収入源に関する情報を入手する。金融機関は、このような情報に基づいて、カードの発行により生じるリスクを評価することができる。
具体的には、金融機関は、申込者本人が収入のある者と収入のない者と学生とのうちの何れに該当するのかという情報を、申込者の収入源に関する情報のひとつとして入手する必要がある。
さらに、申込者が収入のある者の場合、金融機関は、申込者の詳細な勤務形態の情報、即ち一般企業に勤務する者と、公務員や学校に勤務する者等と、自営業の者と、自由業の者と、パートやアルバイトの者と、上記以外の者とのうち申込者は何れに該当するのかを、申込者の収入源に関する情報のひとつとして入手する必要がある。このため、申込者が一般企業に勤務する者の場合にチェックされるチェックボックス341と、申込者が公務員や学校に勤務する者等の場合にチェックされるチェックボックス342と、申込者が自営業の者の場合にチェックされるチェックボックス343と、申込者が自由業の者の場合にチェックされるチェックボックス344と、申込者がパートやアルバイトの者にチェックされるチェックボックス345と、申込者が上記以外の者にチェックされるチェックボックス346とが、収入源記入欄34に設けられている。
一方、申込者が未収入のある者の場合、金融機関は、申込者の配偶者に収入がないと、リスクが高すぎて当該申込者に対してカードを発行することはできないため、申込者が、その配偶者に収入のある者であることを、申込者の収入源に関する情報のひとつとして入手する必要がある。このため、申込者が、その配偶者に収入のある者である場合にチェックされるチェックボックス347が、収入源記入欄34に設けられている。
また、金融機関は、申込者が学生の場合にはそのことを、申込者の収入源に関する情報のひとつとして入手する必要がある。このため、申込者が学生である場合にチェックされるチェックボックス348が、収入源記入欄34に設けられている。
具体的には、金融機関は、申込者本人が収入のある者と収入のない者と学生とのうちの何れに該当するのかという情報を、申込者の収入源に関する情報のひとつとして入手する必要がある。
さらに、申込者が収入のある者の場合、金融機関は、申込者の詳細な勤務形態の情報、即ち一般企業に勤務する者と、公務員や学校に勤務する者等と、自営業の者と、自由業の者と、パートやアルバイトの者と、上記以外の者とのうち申込者は何れに該当するのかを、申込者の収入源に関する情報のひとつとして入手する必要がある。このため、申込者が一般企業に勤務する者の場合にチェックされるチェックボックス341と、申込者が公務員や学校に勤務する者等の場合にチェックされるチェックボックス342と、申込者が自営業の者の場合にチェックされるチェックボックス343と、申込者が自由業の者の場合にチェックされるチェックボックス344と、申込者がパートやアルバイトの者にチェックされるチェックボックス345と、申込者が上記以外の者にチェックされるチェックボックス346とが、収入源記入欄34に設けられている。
一方、申込者が未収入のある者の場合、金融機関は、申込者の配偶者に収入がないと、リスクが高すぎて当該申込者に対してカードを発行することはできないため、申込者が、その配偶者に収入のある者であることを、申込者の収入源に関する情報のひとつとして入手する必要がある。このため、申込者が、その配偶者に収入のある者である場合にチェックされるチェックボックス347が、収入源記入欄34に設けられている。
また、金融機関は、申込者が学生の場合にはそのことを、申込者の収入源に関する情報のひとつとして入手する必要がある。このため、申込者が学生である場合にチェックされるチェックボックス348が、収入源記入欄34に設けられている。
勤務先記入欄35には、申込者が収入のある者である場合に、その勤務先の名称が記入される記入欄351と、当該勤務先の所在地が記入される記入欄352とが設けられている。即ち、申込者は、収入源記入欄34内のチェックボックス341〜346のうちの何れかをチェックした場合には、勤務先記入欄35における記入欄351,352を記入する必要がある。
学校記入欄36には、申込者が学生である場合に、在籍している学校名が記入される記入欄361と、当該学校の所在地が記入される記入欄362とが設けられている。即ち、申込者は、収入源記入欄34内のチェックボックス348をチェックした場合には、学校記入欄36における記入欄361,362を記入する必要がある。
[ドットパターン]
このような申込用紙3には、アノト方式のドットパターンが形成されている。より具体的には本実施形態では、申込用紙3のうち、申込日記入欄31〜学校記入欄36における電子ペン1の記入対象の箇所に対して、アノト方式のドットパターンが形成されている。
以下、このようにして申込用紙3に形成されるアノト方式のドットパターン(コード化パターン)について説明する。
図3は、ドットパターンのドットと、そのドットが変換される値との関係を説明する図である。
図3に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。即ち、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組み合わせにより、ドットパターン用紙の位置座標が決定されるよう構成されている。
このような申込用紙3には、アノト方式のドットパターンが形成されている。より具体的には本実施形態では、申込用紙3のうち、申込日記入欄31〜学校記入欄36における電子ペン1の記入対象の箇所に対して、アノト方式のドットパターンが形成されている。
以下、このようにして申込用紙3に形成されるアノト方式のドットパターン(コード化パターン)について説明する。
図3は、ドットパターンのドットと、そのドットが変換される値との関係を説明する図である。
図3に示すように、ドットパターンの各ドットは、その位置によって所定の値に対応付けられている。即ち、ドットの位置を格子の基準位置(縦線及び横線の交差点)から上下左右のどの方向にシフトするかによって、各ドットは、0〜3の値に対応付けられている。また、各ドットの値は、さらに、X座標用の第1ビット値及びY座標用の第2ビット値に変換できる。このようにして対応付けられた情報の組み合わせにより、ドットパターン用紙の位置座標が決定されるよう構成されている。
図4(A)は、あるドットパターンの配列を示している。図4(A)に示すように、縦横約2mmの範囲内に6×6個のドットが、ドットパターン用紙のどの部分から6×6ドットを取ってもユニークなパターンとなるように配置されている。これら36個のドットにより形成されるドットパターンは位置座標(例えば、そのドットパターンがドットパターン用紙においてどの位置にあるのか)を保持している。図4(B)は、図4(A)に示す各ドットを、格子の基準位置からのシフト方向によって、図3に示す規則性に基づいて対応付けられた値に変換したものである。この変換は、ドットパターンを撮影する電子ペン1によって行われる。
[電子ペン]
次に電子ペン1について説明する。
図5に示すように、電子ペン1は、その筐体101の内部に、インクカートリッジ104、LED105、CMOSカメラ106、圧力センサ107、CPU等により構成されるプロセッサ108、ROMやRAMといったメモリ109、リアルタイムクロック110、アンテナ等により構成される通信ユニット111及びバッテリー112を備える。インクカートリッジ104の先端は、ペン先部103となっており、申込者は、電子ペン1のペン先部103を申込用紙3上に当接させて、文字等の手書きのストロークを記入したり、タップ(ペン先部103による申込用紙3への軽叩)したりする。ここで、電子ペン1のペン先部103が申込用紙3に最初に接触することをペンダウンと呼び、電子ペン1のペン先部103が接触している(当接している)状態からペン先部103が離れることをペンアップと呼ぶ。電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に記入される軌跡が1つのストロークとなり、文字や図形等は、1つ又は複数個のストロークからなる。
また、電子ペン1をペンダウンすることでペン先部103から申込用紙3上に流出するインクにより、ストロークと略同一軌道の軌跡が申込用紙3上に書き込まれる。
次に電子ペン1について説明する。
図5に示すように、電子ペン1は、その筐体101の内部に、インクカートリッジ104、LED105、CMOSカメラ106、圧力センサ107、CPU等により構成されるプロセッサ108、ROMやRAMといったメモリ109、リアルタイムクロック110、アンテナ等により構成される通信ユニット111及びバッテリー112を備える。インクカートリッジ104の先端は、ペン先部103となっており、申込者は、電子ペン1のペン先部103を申込用紙3上に当接させて、文字等の手書きのストロークを記入したり、タップ(ペン先部103による申込用紙3への軽叩)したりする。ここで、電子ペン1のペン先部103が申込用紙3に最初に接触することをペンダウンと呼び、電子ペン1のペン先部103が接触している(当接している)状態からペン先部103が離れることをペンアップと呼ぶ。電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に記入される軌跡が1つのストロークとなり、文字や図形等は、1つ又は複数個のストロークからなる。
また、電子ペン1をペンダウンすることでペン先部103から申込用紙3上に流出するインクにより、ストロークと略同一軌道の軌跡が申込用紙3上に書き込まれる。
バッテリー112は、電子ペン1内の各部品に電力を供給するためのものであり、例えば電子ペン1のキャップ(図示せず)の脱着により電子ペン1自体の電源のオン/オフを行うよう構成させてもよい。リアルタイムクロック110は、現在時刻(タイムスタンプ:記入された時刻情報)を示す時刻情報を発信し、プロセッサ108に供給する。圧力センサ107は、申込者が電子ペン1により申込用紙3に文字やマークを書いたりタップしたりする際にペン先部103からインクカートリッジ104を通じて与えられる圧力、即ち筆圧を検出し、その値をプロセッサ108へ伝送する。
プロセッサ108は、圧力センサ107から与えられる筆圧データに基づいて、LED105及びCMOSカメラ106のスイッチのオン/オフを切替える。即ち、申込者が電子ペン1で申込用紙3に文字等を書くと、ペン先部103に筆圧がかかり、圧力センサ107によって所定値以上の筆圧が検出されたときに、プロセッサ108は、申込者が記入を開始したと判定して、LED105及びCMOSカメラ106を作動させる。そして、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンダウン情報と、後述するペンIDとを関連付けて、記入情報として受付端末2へ送信する。また、申込者が1つのストロークを記入し終えて電子ペン1を申込用紙3から離すと、圧力センサ107は、所定値以上の筆圧が検出されなくなることでペンアップを検出する。すると、通信ユニット111が、圧力センサ107により検出されたペンアップ情報とペンIDとを関連付けて、記入情報として受付端末2へ送信する。
LED105とCMOSカメラ106は、電子ペン1のペン先部103付近に取り付けられており、筐体101におけるLED105及びCMOSカメラ106と対向する部分には、開口部102が形成されている。LED105は、申込用紙3上のペン先部103近傍に向けて赤外線を照射する。その領域は、ペン先部103が申込用紙3に接触する位置とはわずかにずれている。CMOSカメラ106には、赤外線を透過し赤外線以外を遮断する赤外線透過フィルタが設けられており、CMOSカメラ106は、LED105によって照射された領域内におけるドットパターンを撮影し、そのドットパターンの画像データをプロセッサ108に供給する。
ここで、ドットのインク素材は、赤外線を吸収するため、LED105によって照射された赤外線は、ドットによって吸収される。そのため、ドットの部分は、赤外線の反射量が比較的少なく、ドット以外の部分は赤外線の反射量が比較的多い。CMOSカメラ106の撮影により、赤外線の反射量の違いから閾値を設けることによって、ドットの領域とそれ以外の領域を区別することができる。なお、CMOSカメラ106による撮影領域は、図4(A)に示すような約2mm×約2mmの大きさを含む範囲であり、CMOSカメラ106の撮影は毎秒50〜100回程度の定間隔で行われる。また、CMOSカメラ106は、ドットを鮮明に撮影するため、十分な被写界深度を有している。
ここで、ドットのインク素材は、赤外線を吸収するため、LED105によって照射された赤外線は、ドットによって吸収される。そのため、ドットの部分は、赤外線の反射量が比較的少なく、ドット以外の部分は赤外線の反射量が比較的多い。CMOSカメラ106の撮影により、赤外線の反射量の違いから閾値を設けることによって、ドットの領域とそれ以外の領域を区別することができる。なお、CMOSカメラ106による撮影領域は、図4(A)に示すような約2mm×約2mmの大きさを含む範囲であり、CMOSカメラ106の撮影は毎秒50〜100回程度の定間隔で行われる。また、CMOSカメラ106は、ドットを鮮明に撮影するため、十分な被写界深度を有している。
プロセッサ108は、申込者の記入が行われる間、CMOSカメラ106によって供給される画像データのドットパターンから、申込者が記入する手書きのストローク(筆跡)の申込用紙3におけるX,Y座標(単に「位置座標」、「座標情報」とも呼ぶ)を連続的に演算していく。即ち、プロセッサ108は、CMOSカメラ106によって供給される、図4(A)に示されるようなドットパターンの画像データを図4(B)に示すデータ配列に変換し、さらに、X座標ビット値・Y座標ビット値に変換して、そのデータ配列から所定の演算方法によりX,Y座標データを演算する。なお、プロセッサ108は、ドットパターンに対向する電子ペン1の角度に起因する、ドットの画像上の配列を補正する回転補正処理機能を備えており、位置座標を演算する際に用いられる。そして、プロセッサ108は、リアルタイムクロック110から発信される現在時刻(タイムスタンプ)、筆圧データ及びX,Y座標データを関連付ける。以後、これらの関連付けたデータを、まとめて「座標属性情報」と呼ぶ。なお、申込用紙3における6×6のドットパターンは、申込用紙3内で重複することはないため、申込者が電子ペン1で文字等を記入すると、記入された位置が申込用紙3のどの位置に当たるかを、プロセッサ108による座標演算により特定することができる。
メモリ109には、電子ペン1を識別するための「pen01」といったペンID、ペン製造者番号、ペンソフトウェアのバージョン等のプロパティ情報が記憶されている。そして、通信ユニット111は、ペンIDと、座標属性情報(時刻情報と、筆圧データと、X,Y座標データ)とを関連付けて、記入情報として受付端末2へ送信する。通信ユニット111による受付端末2への送信は、Bluetooth(登録商標)等の無線送信によって、即時的かつ逐次的に行われる。ここで、電子ペン1のペンダウンからペンアップまでの間に生成されて受付端末2に送信された1個又は複数個の記入情報(座標属性情報)は、受付端末2によりストローク情報として記憶される。換言すると、1つのストロークは、1個又は複数個のX,Y座標(座標点)に基づいて描画されるため、受付端末2は、ペンダウン情報及びペンアップ情報によって、1つのストロークを描画するために必要な1個又は複数個の座標属性情報を認識する。このように、申込者が1つのストロークを記入することにより、電子ペン1によって生成される座標属性情報の集合を「ストローク情報」と呼ぶ。また、ペン先部103は、筆圧を、インクカートリッジ104を介して圧力センサ107に伝達する。
[受付端末]
受付端末2は、ハードウェアとして、電子ペン1とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、ディスプレイ、マウスやキーボード等を含むパーソナルコンピュータ等で構成される。
図6は、申込用紙記入情報処理システム10のうち、受付端末2とデータ保存用サーバ4との機能ブロック図である。
図6に示すように、受付端末2は、機能的には、受信手段21と、入力手段22と、記憶手段23と、表示手段24と、送信手段25と、処理手段26とを備える。
受付端末2は、ハードウェアとして、電子ペン1とのデータ通信が可能なアンテナ装置、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、ディスプレイ、マウスやキーボード等を含むパーソナルコンピュータ等で構成される。
図6は、申込用紙記入情報処理システム10のうち、受付端末2とデータ保存用サーバ4との機能ブロック図である。
図6に示すように、受付端末2は、機能的には、受信手段21と、入力手段22と、記憶手段23と、表示手段24と、送信手段25と、処理手段26とを備える。
受信手段21は、アンテナ送受信回路等により構成され、電子ペン1から記入情報等を受信し、処理手段26に伝送する。なお、電子ペン1とのデータ通信方式は、有線及び無線を含めて様々な手法が利用可能であるが、本実施形態ではBluetooth(登録商標)を用いる通信方式が採用されている。
入力手段22は、マウスやキーボード等により構成され、申込者の操作に応じた各種情報を入力し、処理手段26に供給する。
記憶手段23は、ハードディスクやROM、RAMといったメモリによって構成される。記憶手段23は、処理手段26の指示に従って、電子ペン1から受信した記入情報をペンID毎に記憶する他、後述の処理手段26から出力された文字情報等、各種情報を記憶する。記憶手段23はまた、申込用紙3のフォーマット情報を記憶する。申込用紙3のフォーマット情報は、申込用紙3に印刷されたドットパターンと各記入欄との対応関係や、各記入欄と他の記入欄との対応関係等の情報を含む。
入力手段22は、マウスやキーボード等により構成され、申込者の操作に応じた各種情報を入力し、処理手段26に供給する。
記憶手段23は、ハードディスクやROM、RAMといったメモリによって構成される。記憶手段23は、処理手段26の指示に従って、電子ペン1から受信した記入情報をペンID毎に記憶する他、後述の処理手段26から出力された文字情報等、各種情報を記憶する。記憶手段23はまた、申込用紙3のフォーマット情報を記憶する。申込用紙3のフォーマット情報は、申込用紙3に印刷されたドットパターンと各記入欄との対応関係や、各記入欄と他の記入欄との対応関係等の情報を含む。
表示手段24は、処理手段26によって指示された内容を画像として表示する。なお、表示手段24に表示される画像の具体例については、図7〜図11を参照して後述する。
送信手段25は、処理手段26の指示に従って、後述の処理手段26から出力された文字情報等、各種情報をデータ保存用サーバ4に送信する。なお、データ保存用サーバ4へのデータ送信方式は、特に限定されないが、本実施形態では、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)プロトコルに準拠したネットワークを介在する方式が採用されている。
送信手段25は、処理手段26の指示に従って、後述の処理手段26から出力された文字情報等、各種情報をデータ保存用サーバ4に送信する。なお、データ保存用サーバ4へのデータ送信方式は、特に限定されないが、本実施形態では、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)プロトコルに準拠したネットワークを介在する方式が採用されている。
処理手段26は、受信手段21〜送信手段25を制御して各種情報を授受することで、各種の処理を実行する。
例えば、処理手段26は、受信手段21に受信された電子ペン1の記入情報から、申込用紙3に含まれる各記入欄(チェックボックス含む)のうち、電子ペン1による記入対象となった記入欄を認識する。具体的には、処理手段26は、記入情報と予め既知のドットの配置から、申込用紙3のどの位置に記入がなされたかを特定する。そして、処理手段26は、申込用紙3上の位置と、申込用紙3の各記入欄との対応関係に基づいて、記入対象の記入欄を特定する。
なお、申込用紙3上の各記入欄とドットパターン上の座標範囲との対応関係を示すテーブル(座標定義情報)は、上述した申込用紙3のフォーマット情報に含められて、記憶手段23に記憶されているものとする。
なお、申込用紙3上の各記入欄とドットパターン上の座標範囲との対応関係を示すテーブル(座標定義情報)は、上述した申込用紙3のフォーマット情報に含められて、記憶手段23に記憶されているものとする。
処理手段26は、申込用紙3を示す画像(図2と同様の画像であり、以下、「申込用紙画像」と呼ぶ)を表示手段24に表示させる。
処理手段26は、受信手段21に受信された電子ペン1の記入情報から、記入対象の記入欄に記入されたストローク群を描画して、記入対象の記入欄内の対応する位置に表示させる。
申込者は、表示手段24に表示された申込用紙画像を視認することで、正しい記入ができているか否かを容易に確認することができる。
処理手段26は、受信手段21に受信された電子ペン1の記入情報から、記入対象の記入欄に記入されたストローク群を描画して、記入対象の記入欄内の対応する位置に表示させる。
申込者は、表示手段24に表示された申込用紙画像を視認することで、正しい記入ができているか否かを容易に確認することができる。
さらに、処理手段26は、記入対象の記入欄について、ストローク群を認識した場合、次のような処理を実行する。
即ち、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該記入対象の記入欄と関連する他の記入欄、例えば次に記入対象となる他の記入欄が存在するか否かを判定する。
そして、処理手段26は、関連する他の記入欄があると判断した場合は、表示手段24に表示された申込用紙画像のうち、当該他の記入欄に対応する部分を強調表示させる。なお、強調表示の具体例については、図7〜図11を参照して後述する。
即ち、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該記入対象の記入欄と関連する他の記入欄、例えば次に記入対象となる他の記入欄が存在するか否かを判定する。
そして、処理手段26は、関連する他の記入欄があると判断した場合は、表示手段24に表示された申込用紙画像のうち、当該他の記入欄に対応する部分を強調表示させる。なお、強調表示の具体例については、図7〜図11を参照して後述する。
ここで、処理手段26によって認識されるストローク群としては、チェックボックス以外の記入欄に記入された文字を示すものと、チェックボックスに記入された「レ」の記号を示すものが存在する。そこで、処理手段26は、チェックボックス以外の記入欄に対応するストローク群を認識した場合には、文字認識処理により、当該ストローク群により表わされる文字を認識する。
処理手段26は、認識した文字情報や、「レ」の記号を示すストローク群(以下、これらをまとめて「文字情報群」と呼ぶ)を、送信手段25から図示せぬネットワークを介してデータ保存用サーバ4に送信する。
処理手段26は、認識した文字情報や、「レ」の記号を示すストローク群(以下、これらをまとめて「文字情報群」と呼ぶ)を、送信手段25から図示せぬネットワークを介してデータ保存用サーバ4に送信する。
[データ保存用サーバ]
データ保存用サーバ4は、ハードウェアとして、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、ディスプレイ、マウスやキーボード等を含むコンピュータ等で構成される。
図6に示すように、データ保存用サーバ4は、機能的には、受信手段41と、記憶手段42と、送信手段43と、処理手段44とを備える。
データ保存用サーバ4は、ハードウェアとして、CPU等のプロセッサ、ROMやRAMといったメモリ、ディスプレイ、マウスやキーボード等を含むコンピュータ等で構成される。
図6に示すように、データ保存用サーバ4は、機能的には、受信手段41と、記憶手段42と、送信手段43と、処理手段44とを備える。
受信手段41は、ネットワークを介して受付端末2から送信されてきた文字情報等の各種情報を受信し、処理手段44に伝送する。
記憶手段42は、処理手段44の指示に従って、受信手段41に受信された文字情報等、各種情報を記憶する。
送信手段43は、処理手段44の指示に従って、記憶手段42に記憶された文字情報等、各種情報を金融機関の各種端末(図示せず)に送信する。
処理手段54は、受信手段41〜送信手段43を制御して各種情報を授受することで、各種の処理を実行する。
金融機関の担当者等は、記憶手段42に保存された情報や送信手段43から送信された情報から、申込用紙3に記入された必要事項を読み出し、カードの発行に必要な各種手続きを行う。
記憶手段42は、処理手段44の指示に従って、受信手段41に受信された文字情報等、各種情報を記憶する。
送信手段43は、処理手段44の指示に従って、記憶手段42に記憶された文字情報等、各種情報を金融機関の各種端末(図示せず)に送信する。
処理手段54は、受信手段41〜送信手段43を制御して各種情報を授受することで、各種の処理を実行する。
金融機関の担当者等は、記憶手段42に保存された情報や送信手段43から送信された情報から、申込用紙3に記入された必要事項を読み出し、カードの発行に必要な各種手続きを行う。
以下、このように構成された申込用紙記入情報処理システムの動作のうち、受付端末2による申込用紙画像の表示の動作の一例について説明する。
図7は、申込用紙3における住居情報記入欄33内のチェックボックス331に対して、チェックを示す「レ」の記号が記入された場合における、受付端末2の表示手段24に表示される申込用紙画像の一例を示す。
申込用紙画像3Pが表示手段24に表示されている状態で、持ち家に住んでいる申込者は、電子ペン1を用いて、チェックボックス331に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス331であることを認識し、図7に示すように、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス331に対応するチェックボックス画像331P内に表示させる。
処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該チェックボックス331と関連する他の記入欄、例えば次に記入対象となる他の記入欄が存在するか否かを判断する。
上述したように、金融機関は、カードの発行より生ずるリスクを評価するために、申込者の住居の種類が持ち家の場合、住宅ローンの有無を把握する必要がある。このため、申込者は、チェックボックス331をチェックした場合には、次に、チェックボックス333,334のうち何れか一方をチェックする必要がある。このため、チェックボックス331と関連する他の記入欄がチェックボックス333,334であることを示す情報が、申込用紙3のフォーマット情報の一部として記憶手段23に記憶されている。
そこで、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報に基づいて、チェックボックス331と関連する他の記入欄として、チェックボックス333,334が存在すると判断する。
そして、処理手段26は、表示手段24に表示された申込用紙画像3Pのうち、チェックボックス333,334に対応するチェックボックス画像333P,334Pを強調表示させる。
ここで、強調表示の形態は、特に限定されないが、本実施形態では、チェックボックス画像333P,334P内が反転表示(図7中黒塗りで表示)されることで、強調表示が実現されている。
申込者は、このような強調表示されたチェックボックス画像P333,334Pを視認することで、申込用紙3のうち、チェックボックス333又は334が次に記入すべき箇所であることを容易に認識することができる。このようにして、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入漏れを効果的に防止することができる。
その後、申込者が、電子ペン1を用いて、チェックボックス333又は334に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス333又は334であることを認識し、図示はしないが、チェックボックス画像333P及び334Pの強調表示を取止めて(本例では反転表示を取りやめて)通常表示とする。そして、処理手段26は、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス画像333P又は334P内に表示させる。
図7は、申込用紙3における住居情報記入欄33内のチェックボックス331に対して、チェックを示す「レ」の記号が記入された場合における、受付端末2の表示手段24に表示される申込用紙画像の一例を示す。
申込用紙画像3Pが表示手段24に表示されている状態で、持ち家に住んでいる申込者は、電子ペン1を用いて、チェックボックス331に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス331であることを認識し、図7に示すように、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス331に対応するチェックボックス画像331P内に表示させる。
処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該チェックボックス331と関連する他の記入欄、例えば次に記入対象となる他の記入欄が存在するか否かを判断する。
上述したように、金融機関は、カードの発行より生ずるリスクを評価するために、申込者の住居の種類が持ち家の場合、住宅ローンの有無を把握する必要がある。このため、申込者は、チェックボックス331をチェックした場合には、次に、チェックボックス333,334のうち何れか一方をチェックする必要がある。このため、チェックボックス331と関連する他の記入欄がチェックボックス333,334であることを示す情報が、申込用紙3のフォーマット情報の一部として記憶手段23に記憶されている。
そこで、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報に基づいて、チェックボックス331と関連する他の記入欄として、チェックボックス333,334が存在すると判断する。
そして、処理手段26は、表示手段24に表示された申込用紙画像3Pのうち、チェックボックス333,334に対応するチェックボックス画像333P,334Pを強調表示させる。
ここで、強調表示の形態は、特に限定されないが、本実施形態では、チェックボックス画像333P,334P内が反転表示(図7中黒塗りで表示)されることで、強調表示が実現されている。
申込者は、このような強調表示されたチェックボックス画像P333,334Pを視認することで、申込用紙3のうち、チェックボックス333又は334が次に記入すべき箇所であることを容易に認識することができる。このようにして、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入漏れを効果的に防止することができる。
その後、申込者が、電子ペン1を用いて、チェックボックス333又は334に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス333又は334であることを認識し、図示はしないが、チェックボックス画像333P及び334Pの強調表示を取止めて(本例では反転表示を取りやめて)通常表示とする。そして、処理手段26は、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス画像333P又は334P内に表示させる。
図8は、申込用紙3における住居情報記入欄33内のチェックボックス332に対して、チェックを示す「レ」の記号が記入された場合における、受付端末2の表示手段24に表示される申込用紙画像の一例を示す。
申込用紙画像3Pが表示手段24に表示されている状態で、賃貸に住んでいる申込者は、電子ペン1を用いて、チェックボックス332に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス332であることを認識し、図8に示すように、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス332に対応するチェックボックス画像332P内に表示させる。
処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該チェックボックス332と関連する他の記入欄、例えば次に記入対象となる他の記入欄が存在するか否かを判断する。
上述したように、金融機関は、カードの発行より生ずるリスクを評価するために、申込者の住居の種類が賃貸の場合、賃借支払いの有無を把握する必要がある。このため、申込者は、チェックボックス332をチェックした場合には、次に、チェックボックス335,336のうち何れか一方をチェックする必要がある。このため、チェックボックス331と関連する他の記入欄がチェックボックス335,336であることを示す情報が、申込用紙3のフォーマット情報の一部として記憶手段23に記憶されている。
そこで、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報に基づいて、チェックボックス332と関連する他の記入欄として、チェックボックス335,336が存在すると判断する。
そして、処理手段26は、表示手段24に表示された申込用紙画像3Pのうち、チェックボックス335,336に対応するチェックボックス画像335P,336Pを強調表示させる。
ここで、強調表示の形態は、特に限定されないが、本実施形態では、チェックボックス画像335P,336P内が反転表示(図7中黒塗りで表示)されることで、強調表示が実現されている。
申込者は、このような強調表示されたチェックボックス画像335P,336Pを視認することで、申込用紙3のうち、チェックボックス335又は336が次に記入すべき箇所であることを容易に認識することができる。このようにして、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入漏れを効果的に防止することができる。
その後、申込者が、電子ペン1を用いて、チェックボックス335又は336に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス335又は336であることを認識し、図示はしないが、チェックボックス画像335P及び336Pの強調表示を取止めて(本例では反転表示を取りやめて)通常表示とする。そして、処理手段26は、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス画像335P又は336P内に表示させる。
申込用紙画像3Pが表示手段24に表示されている状態で、賃貸に住んでいる申込者は、電子ペン1を用いて、チェックボックス332に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス332であることを認識し、図8に示すように、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス332に対応するチェックボックス画像332P内に表示させる。
処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該チェックボックス332と関連する他の記入欄、例えば次に記入対象となる他の記入欄が存在するか否かを判断する。
上述したように、金融機関は、カードの発行より生ずるリスクを評価するために、申込者の住居の種類が賃貸の場合、賃借支払いの有無を把握する必要がある。このため、申込者は、チェックボックス332をチェックした場合には、次に、チェックボックス335,336のうち何れか一方をチェックする必要がある。このため、チェックボックス331と関連する他の記入欄がチェックボックス335,336であることを示す情報が、申込用紙3のフォーマット情報の一部として記憶手段23に記憶されている。
そこで、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報に基づいて、チェックボックス332と関連する他の記入欄として、チェックボックス335,336が存在すると判断する。
そして、処理手段26は、表示手段24に表示された申込用紙画像3Pのうち、チェックボックス335,336に対応するチェックボックス画像335P,336Pを強調表示させる。
ここで、強調表示の形態は、特に限定されないが、本実施形態では、チェックボックス画像335P,336P内が反転表示(図7中黒塗りで表示)されることで、強調表示が実現されている。
申込者は、このような強調表示されたチェックボックス画像335P,336Pを視認することで、申込用紙3のうち、チェックボックス335又は336が次に記入すべき箇所であることを容易に認識することができる。このようにして、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入漏れを効果的に防止することができる。
その後、申込者が、電子ペン1を用いて、チェックボックス335又は336に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス335又は336であることを認識し、図示はしないが、チェックボックス画像335P及び336Pの強調表示を取止めて(本例では反転表示を取りやめて)通常表示とする。そして、処理手段26は、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス画像335P又は336P内に表示させる。
図9は、申込用紙3における収入源記入欄34内のチェックボックス341に対して、チェックを示す「レ」の記号が記入された場合における、受付端末2の表示手段24に表示される申込用紙画像の一例を示す。
申込用紙画像3Pが表示手段24に表示されている状態で、一般企業に勤務している申込者は、電子ペン1を用いて、チェックボックス341に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス341であることを認識し、図9に示すように、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス341に対応するチェックボックス画像341P内に表示させる。
処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該チェックボックス341と関連する他の記入欄、例えば次に記入対象となる他の記入欄が存在するか否かを判断する。
上述したように、金融機関は、カードの発行より生ずるリスクを評価するために、申込者が収入のある者に該当する場合、その勤務先を把握する必要がある。このため、申込者は、チェックボックス341をチェックした場合には、次に、勤務先記入欄35に勤務先に関する情報を記入する必要がある。このため、チェックボックス341と関連する他の記入欄が勤務先記入欄35であることを示す情報が、申込用紙3のフォーマット情報の一部として記憶手段23に記憶されている。
そこで、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報に基づいて、チェックボックス341と関連する他の記入欄として、勤務先記入欄35が存在すると判断する。
そして、処理手段26は、表示手段24に表示された申込用紙画像3Pのうち、勤務先記入欄35に対応する勤務先記入欄画像35Pを強調表示させる。
ここで、強調表示の形態は、特に限定されないが、本実施形態では、勤務先記入欄画像35Pのうち、その勤務先の名称が記入される記入欄351に対応する記入欄画像351Pと、当該勤務先の所在地が記入される記入欄352に対応する記入欄画像352Pとの各々が反転表示(図7中灰色塗りで表示)されることで、強調表示が実現されている。
申込者は、このような強調表示された勤務先記入欄画像35Pを視認することで、申込用紙3のうち勤務先記入欄35が次に記入すべき箇所であることを容易に視認することができる。より具体的には、申込者は、強調表示された記入欄画像351Pに対応する記入欄351と、強調表示された記入欄画像352Pに対応する記入欄352とが、次に記入すべき箇所であることを容易に認識することができる。このようにして、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入漏れを効果的に防止することができる。
その後、申込者が、電子ペン1を用いて、勤務先の名称を示すストローク群を記入欄351に記入し、当該勤務先の所在地を示すストローク群を記入欄352に記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄は勤務先記入欄35における記入欄351及び352であることを認識し、図示はしないが、記入欄画像351P及び352Pの強調表示を取止めて(本例では反転表示を取りやめて)通常表示とする。そして、処理手段26は、勤務先の名称を示すストローク群を描画して記入欄画像351P内に表示させるとともに、当該勤務先の所在地を示すストローク群を描画して記入欄画像352P内に表示させる。
申込用紙画像3Pが表示手段24に表示されている状態で、一般企業に勤務している申込者は、電子ペン1を用いて、チェックボックス341に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス341であることを認識し、図9に示すように、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス341に対応するチェックボックス画像341P内に表示させる。
処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該チェックボックス341と関連する他の記入欄、例えば次に記入対象となる他の記入欄が存在するか否かを判断する。
上述したように、金融機関は、カードの発行より生ずるリスクを評価するために、申込者が収入のある者に該当する場合、その勤務先を把握する必要がある。このため、申込者は、チェックボックス341をチェックした場合には、次に、勤務先記入欄35に勤務先に関する情報を記入する必要がある。このため、チェックボックス341と関連する他の記入欄が勤務先記入欄35であることを示す情報が、申込用紙3のフォーマット情報の一部として記憶手段23に記憶されている。
そこで、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報に基づいて、チェックボックス341と関連する他の記入欄として、勤務先記入欄35が存在すると判断する。
そして、処理手段26は、表示手段24に表示された申込用紙画像3Pのうち、勤務先記入欄35に対応する勤務先記入欄画像35Pを強調表示させる。
ここで、強調表示の形態は、特に限定されないが、本実施形態では、勤務先記入欄画像35Pのうち、その勤務先の名称が記入される記入欄351に対応する記入欄画像351Pと、当該勤務先の所在地が記入される記入欄352に対応する記入欄画像352Pとの各々が反転表示(図7中灰色塗りで表示)されることで、強調表示が実現されている。
申込者は、このような強調表示された勤務先記入欄画像35Pを視認することで、申込用紙3のうち勤務先記入欄35が次に記入すべき箇所であることを容易に視認することができる。より具体的には、申込者は、強調表示された記入欄画像351Pに対応する記入欄351と、強調表示された記入欄画像352Pに対応する記入欄352とが、次に記入すべき箇所であることを容易に認識することができる。このようにして、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入漏れを効果的に防止することができる。
その後、申込者が、電子ペン1を用いて、勤務先の名称を示すストローク群を記入欄351に記入し、当該勤務先の所在地を示すストローク群を記入欄352に記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄は勤務先記入欄35における記入欄351及び352であることを認識し、図示はしないが、記入欄画像351P及び352Pの強調表示を取止めて(本例では反転表示を取りやめて)通常表示とする。そして、処理手段26は、勤務先の名称を示すストローク群を描画して記入欄画像351P内に表示させるとともに、当該勤務先の所在地を示すストローク群を描画して記入欄画像352P内に表示させる。
なお、申込用紙3における収入源記入欄34内のチェックボックス342〜346の何れかに対して、チェックを示す「レ」の記号が記入された場合にも、上述の図9の申込用紙画像3Pと基本的に同様の画像が表示手段24に表示される。
基本的に同様としたのは、記入対象のチェックボックス画像(チェックボックス342〜346の何れかに対応するチェックボックス画像)内に「レ」の記号を示すストロークが表示されて、チェックボックス341を含めて他のチェックボックス内には表示されない点が、図9の申込用紙画像3Pと異なるからである。
基本的に同様としたのは、記入対象のチェックボックス画像(チェックボックス342〜346の何れかに対応するチェックボックス画像)内に「レ」の記号を示すストロークが表示されて、チェックボックス341を含めて他のチェックボックス内には表示されない点が、図9の申込用紙画像3Pと異なるからである。
図10は、申込用紙3における収入源記入欄34内のチェックボックス347に対して、チェックを示す「レ」の記号が記入された場合における、受付端末2の表示手段24に表示される申込用紙画像の一例を示す。
申込用紙画像3Pが表示手段24に表示されている状態で、配偶者に収入がある者に該当する申込者は、電子ペン1を用いて、チェックボックス347に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス347であることを認識し、図10に示すように、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス347に対応するチェックボックス画像347P内に表示させる。
処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該チェックボックス347と関連する他の記入欄、例えば、当該チェックボックス347がチェックされた場合に記入禁止となる他の記入欄が存在するか否かを判断する。
ここで、図2の収入源記入欄34(図10の収入源記入欄画像34P)において、申込者の配偶者に収入のある場合にチェックされるチェックボックス347(図10のチェックボックス画像347P)の下方には、[5][6]への記入は不要と表記されている。即ち、チェックボックス347がチェックされた場合には、勤務先記入欄35及び学校記入欄36が記入禁止となる。このため、チェックボックス347と関連する他の記入欄が勤務先記入欄35及び学校記入欄36であることを示す情報が、申込用紙3のフォーマット情報の一部として記憶手段23に記憶されている。
そこで、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報に基づいて、チェックボックス347と関連する他の記入欄として、勤務先記入欄35及び学校記入欄36が存在すると判断する。
そして、処理手段26は、表示手段24に表示された申込用紙画像3Pのうち、勤務先記入欄35に対応する勤務先記入欄画像35Pと、学校記入欄36に対応する学校記入欄画像36Pとの各々について強調表示をさせる。
ここで、強調表示の形態は、記入禁止であることが視認可能であれば特に限定されない。本実施形態では、勤務先記入欄画像35Pのうち、その勤務先の名称が記入される記入欄351に対応する記入欄画像351Pと、当該勤務先の所在地が記入される記入欄352に対応する記入欄画像352Pとの各々に対して、バツ印が重畳表示されることで、記入禁止を示す強調表示が実現されている。同様に、学校記入欄画像36Pのうち、その学校の名称が記入される記入欄361に対応する記入欄画像361Pと、当該学校の所在地が記入される記入欄362に対応する記入欄画像362Pとの各々について、バツ印の表示がなされることで、記入禁止を示す強調表示が実現されている。
申込者は、自己に収入がなくて配偶者に収入のある者に該当する場合、その旨を告知すべくチェックボックス347をチェックすると、記入禁止を示す強調表示(本例ではバツ印)がされた勤務先記入欄画像35P及び学校記入欄画像36Pを視認することができる。これにより、申込者は、チェックボックス347をチェックするだけで、勤務先記入欄画像35P及び学校記入欄画像36Pへの記入の必要がないことを容易に認識することができる。このようにして、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入間違いを効果的に防止することができる。
申込用紙画像3Pが表示手段24に表示されている状態で、配偶者に収入がある者に該当する申込者は、電子ペン1を用いて、チェックボックス347に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス347であることを認識し、図10に示すように、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス347に対応するチェックボックス画像347P内に表示させる。
処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該チェックボックス347と関連する他の記入欄、例えば、当該チェックボックス347がチェックされた場合に記入禁止となる他の記入欄が存在するか否かを判断する。
ここで、図2の収入源記入欄34(図10の収入源記入欄画像34P)において、申込者の配偶者に収入のある場合にチェックされるチェックボックス347(図10のチェックボックス画像347P)の下方には、[5][6]への記入は不要と表記されている。即ち、チェックボックス347がチェックされた場合には、勤務先記入欄35及び学校記入欄36が記入禁止となる。このため、チェックボックス347と関連する他の記入欄が勤務先記入欄35及び学校記入欄36であることを示す情報が、申込用紙3のフォーマット情報の一部として記憶手段23に記憶されている。
そこで、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報に基づいて、チェックボックス347と関連する他の記入欄として、勤務先記入欄35及び学校記入欄36が存在すると判断する。
そして、処理手段26は、表示手段24に表示された申込用紙画像3Pのうち、勤務先記入欄35に対応する勤務先記入欄画像35Pと、学校記入欄36に対応する学校記入欄画像36Pとの各々について強調表示をさせる。
ここで、強調表示の形態は、記入禁止であることが視認可能であれば特に限定されない。本実施形態では、勤務先記入欄画像35Pのうち、その勤務先の名称が記入される記入欄351に対応する記入欄画像351Pと、当該勤務先の所在地が記入される記入欄352に対応する記入欄画像352Pとの各々に対して、バツ印が重畳表示されることで、記入禁止を示す強調表示が実現されている。同様に、学校記入欄画像36Pのうち、その学校の名称が記入される記入欄361に対応する記入欄画像361Pと、当該学校の所在地が記入される記入欄362に対応する記入欄画像362Pとの各々について、バツ印の表示がなされることで、記入禁止を示す強調表示が実現されている。
申込者は、自己に収入がなくて配偶者に収入のある者に該当する場合、その旨を告知すべくチェックボックス347をチェックすると、記入禁止を示す強調表示(本例ではバツ印)がされた勤務先記入欄画像35P及び学校記入欄画像36Pを視認することができる。これにより、申込者は、チェックボックス347をチェックするだけで、勤務先記入欄画像35P及び学校記入欄画像36Pへの記入の必要がないことを容易に認識することができる。このようにして、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入間違いを効果的に防止することができる。
図11は、申込用紙3における収入源記入欄34内のチェックボックス348に対して、チェックを示す「レ」の記号が記入された場合における、受付端末2の表示手段24に表示される申込用紙画像の一例を示す。
申込用紙画像3Pが表示手段24に表示されている状態で、学生である申込者は、電子ペン1を用いて、チェックボックス348に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス348であることを認識し、図11に示すように、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス348に対応するチェックボックス画像348P内に表示させる。
処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該チェックボックス348と関連する他の記入欄、例えば次に記入対象となる他の記入欄が存在するか否かを判断する。
上述したように、金融機関は、カードの発行より生ずるリスクを評価するために、申込者が学生である場合、通学している学校を把握する必要がある。このため、申込者は、チェックボックス348をチェックした場合には、次に、学校記入欄36に学校に関する情報を記入する必要がある。このため、チェックボックス341と関連する他の記入欄が学校記入欄36であることを示す情報が、申込用紙3のフォーマット情報の一部として記憶手段23に記憶されている。
そこで、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報に基づいて、チェックボックス348と関連する他の記入欄として、学校記入欄36が存在すると判断する。
そして、処理手段26は、表示手段24に表示された申込用紙画像3Pのうち、学校記入欄36に対応する学校記入欄画像36Pを強調表示させる。
ここで、強調表示の形態は、特に限定されないが、本実施形態では、学校記入欄画像36Pのうち、学校の名称が記入される記入欄361に対応する記入欄画像361Pと、当該学校の所在地が記入される記入欄362に対応する記入欄画像362Pとの各々が反転表示(図7中灰色塗りで表示)されることで、強調表示が実現されている。
申込者は、このような強調表示された学校記入欄画像36Pを視認することで、申込用紙3のうち学校記入欄36が次に記入すべき箇所であることを容易に視認することができる。より具体的には、申込者は、強調表示された記入欄画像361Pに対応する記入欄361と、強調表示された記入欄画像362Pに対応する記入欄362とが、次に記入すべき箇所であることを容易に認識することができる。このようにして、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入漏れを効果的に防止することができる。
その後、申込者が、電子ペン1を用いて、学校の名称を示すストローク群を記入欄361に記入し、当該学校の所在地を示すストローク群を記入欄362に記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄は学校記入欄36における記入欄361及び362であることを認識し、図示はしないが、記入欄画像361P及び362Pの強調表示を取止めて(本例では反転表示を取りやめて)通常表示とする。そして、処理手段26は、学校の名称を示すストローク群を描画して記入欄画像361P内に表示させるとともに、当該学校の所在地を示すストローク群を描画して記入欄画像362P内に表示させる。
申込用紙画像3Pが表示手段24に表示されている状態で、学生である申込者は、電子ペン1を用いて、チェックボックス348に対して、「レ」の記号を示す手書きのストロークを記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄はチェックボックス348であることを認識し、図11に示すように、「レ」の記号を示すストロークを描画して、チェックボックス348に対応するチェックボックス画像348P内に表示させる。
処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報を参照して、当該チェックボックス348と関連する他の記入欄、例えば次に記入対象となる他の記入欄が存在するか否かを判断する。
上述したように、金融機関は、カードの発行より生ずるリスクを評価するために、申込者が学生である場合、通学している学校を把握する必要がある。このため、申込者は、チェックボックス348をチェックした場合には、次に、学校記入欄36に学校に関する情報を記入する必要がある。このため、チェックボックス341と関連する他の記入欄が学校記入欄36であることを示す情報が、申込用紙3のフォーマット情報の一部として記憶手段23に記憶されている。
そこで、処理手段26は、記憶手段23に記憶されたフォーマット情報に基づいて、チェックボックス348と関連する他の記入欄として、学校記入欄36が存在すると判断する。
そして、処理手段26は、表示手段24に表示された申込用紙画像3Pのうち、学校記入欄36に対応する学校記入欄画像36Pを強調表示させる。
ここで、強調表示の形態は、特に限定されないが、本実施形態では、学校記入欄画像36Pのうち、学校の名称が記入される記入欄361に対応する記入欄画像361Pと、当該学校の所在地が記入される記入欄362に対応する記入欄画像362Pとの各々が反転表示(図7中灰色塗りで表示)されることで、強調表示が実現されている。
申込者は、このような強調表示された学校記入欄画像36Pを視認することで、申込用紙3のうち学校記入欄36が次に記入すべき箇所であることを容易に視認することができる。より具体的には、申込者は、強調表示された記入欄画像361Pに対応する記入欄361と、強調表示された記入欄画像362Pに対応する記入欄362とが、次に記入すべき箇所であることを容易に認識することができる。このようにして、申込者にとって、申込用紙への記入作業が容易となり、記入漏れを効果的に防止することができる。
その後、申込者が、電子ペン1を用いて、学校の名称を示すストローク群を記入欄361に記入し、当該学校の所在地を示すストローク群を記入欄362に記入する。
受付端末2の受信手段21は、この間に電子ペン1から逐次送信されてくる各記入情報を受信する。処理手段26は、受信手段21に逐次受信される記入情報から、記入対象の記入欄は学校記入欄36における記入欄361及び362であることを認識し、図示はしないが、記入欄画像361P及び362Pの強調表示を取止めて(本例では反転表示を取りやめて)通常表示とする。そして、処理手段26は、学校の名称を示すストローク群を描画して記入欄画像361P内に表示させるとともに、当該学校の所在地を示すストローク群を描画して記入欄画像362P内に表示させる。
以上の内容を換言すると、階層的に設定された質問事項の各々に応答する各記入欄のうち、所定階層の質問事項についての記入欄に対する応答が電子ペン1で記入されると、記入された応答の内容に応じて、当該所定階層よりも下層の質問事項についての記入欄に対応する記入欄画像が強調表示される。
具体的には、図7及び図8の例でいえば、申込者の住居に関する情報を得るための質問事項が階層的に設定されており、このような階層的に設定された質問事項に応答する記入欄が、住居情報記入欄33における各種チェックボックス331〜336である。
即ち、最上位の階層の質問事項が、申込者の住居の種類が持ち家と賃貸とのうち何れなのかという質問事項であり、これらの質問事項に応答する記入欄が、チェックボックス331,332である。
チェックボックス331がチェックされた場合(「レ」の記号が記入された場合)、応答内容が、申込者の住居の種類が持ち家であるという意味であるため、持ち家に関する情報を得るための質問事項、即ち住宅ローンの有無が下層の質問事項になる。このため、チェックボックス331がチェックされると、住宅ローンの有無を応答するためのチェックボックス333,334に対応するチェックボックス画像333P,334Pが強調表示される(図7参照)。
これに対して、チェックボックス332がチェックされた場合(「レ」の記号が記入された場合)、応答内容が、申込者の住居の種類が賃貸であるという意味であるため、賃貸に関する情報得るための質問事項、即ち賃借支払いの有無が下層の質問事項になる。このため、チェックボックス332がチェックされると、賃借支払いの有無を応答するためのチェックボックス335,336が強調表示される(図8参照)。
即ち、最上位の階層の質問事項が、申込者の住居の種類が持ち家と賃貸とのうち何れなのかという質問事項であり、これらの質問事項に応答する記入欄が、チェックボックス331,332である。
チェックボックス331がチェックされた場合(「レ」の記号が記入された場合)、応答内容が、申込者の住居の種類が持ち家であるという意味であるため、持ち家に関する情報を得るための質問事項、即ち住宅ローンの有無が下層の質問事項になる。このため、チェックボックス331がチェックされると、住宅ローンの有無を応答するためのチェックボックス333,334に対応するチェックボックス画像333P,334Pが強調表示される(図7参照)。
これに対して、チェックボックス332がチェックされた場合(「レ」の記号が記入された場合)、応答内容が、申込者の住居の種類が賃貸であるという意味であるため、賃貸に関する情報得るための質問事項、即ち賃借支払いの有無が下層の質問事項になる。このため、チェックボックス332がチェックされると、賃借支払いの有無を応答するためのチェックボックス335,336が強調表示される(図8参照)。
また、図9〜図11の例でいえば、申込者の収入源に関する情報を得るための質問事項が階層的に設定されており、このような階層的に設定された質問事項に応答する記入欄が、収入源記入欄34における各種チェックボックス341〜348、並びに、勤務先記入欄35及び学校記入欄36である。
即ち、最上位の階層の質問事項が、申込者の収入源は何であるのかという質問事項であり、これらの質問事項に応答する記入欄が、チェックボックス341〜348である。
チェックボックス341〜346のうちの何れかがチェックされた場合(「レ」の記号が記入された場合)、応答内容が、申込者本人に収入がある(自己が収入源である)という意味であるため、勤務先に関する情報得るための質問事項、即ち勤務先の名称及び所在地が下層の質問事項になる。このため、チェックボックス341〜346のうちの何れかがチェックされると、勤務先の名称及び所在地を応答するための勤務先記入欄35内の記入欄351,352に対応する記入欄画像351P,352Pが強調表示される(図9参照)。
また、チェックボックス348がチェックされた場合(「レ」の記号が記入された場合)、応答内容が、申込者が学生という意味であるため、学校に関する情報得るための質問事項、即ち学校の名称及び所在地が下層の質問事項になる。このため、チェックボックス348がチェックされると、学校の名称及び所在地を応答するための学校記入欄36内の記入欄361,362に対応する記入欄画像361P,362Pが強調表示される(図11参照)。
一方、チェックボックス347がチェックされた場合(「レ」の記号が記入された場合)、応答内容が、申込者の配偶者に収入があるという意味であるため、下層の質問事項に対する応答は不要になる。このため、チェックボックス347がチェックされると、勤務先記入欄35及び学校記入欄36の各々に対応する勤務先記入欄画像35P及び学校記入欄画像36Pに対して、記入禁止を示す強調表示(バツ印の表示)がなされる(図10参照)。
即ち、最上位の階層の質問事項が、申込者の収入源は何であるのかという質問事項であり、これらの質問事項に応答する記入欄が、チェックボックス341〜348である。
チェックボックス341〜346のうちの何れかがチェックされた場合(「レ」の記号が記入された場合)、応答内容が、申込者本人に収入がある(自己が収入源である)という意味であるため、勤務先に関する情報得るための質問事項、即ち勤務先の名称及び所在地が下層の質問事項になる。このため、チェックボックス341〜346のうちの何れかがチェックされると、勤務先の名称及び所在地を応答するための勤務先記入欄35内の記入欄351,352に対応する記入欄画像351P,352Pが強調表示される(図9参照)。
また、チェックボックス348がチェックされた場合(「レ」の記号が記入された場合)、応答内容が、申込者が学生という意味であるため、学校に関する情報得るための質問事項、即ち学校の名称及び所在地が下層の質問事項になる。このため、チェックボックス348がチェックされると、学校の名称及び所在地を応答するための学校記入欄36内の記入欄361,362に対応する記入欄画像361P,362Pが強調表示される(図11参照)。
一方、チェックボックス347がチェックされた場合(「レ」の記号が記入された場合)、応答内容が、申込者の配偶者に収入があるという意味であるため、下層の質問事項に対する応答は不要になる。このため、チェックボックス347がチェックされると、勤務先記入欄35及び学校記入欄36の各々に対応する勤務先記入欄画像35P及び学校記入欄画像36Pに対して、記入禁止を示す強調表示(バツ印の表示)がなされる(図10参照)。
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は、この一実施形態に限られない。
例えば、本考案で適用可能な申込用紙は、所定の申し込みに必要な記入事項として、階層的に設定された質問事項の各々に対応する応答がそれぞれ記入される各記入欄を含み、コード化パターンが当該各記入欄のそれぞれに少なくとも印刷された申込用紙であれば足り、上述の申込用紙3に特に限られない。
また、申込用紙の媒体は、アノト式のドットパターンが印刷された紙媒体に特に限られず、アノト式のドットパターンが印刷された任意の書き込み媒体であってもよい。また、書き込み媒体に印刷されるコード化パターン、記入情報、電子ペンは、アノト方式に限られなくともよい。
さらにいえば、本考案が適用される記入欄は、申込用紙に用いられる必要は特になく、階層的に設定された質問事項の各々に対応する応答がそれぞれ記入される用途の媒体に広く一般に適用可能である。
さらにいえば、本考案が適用される記入欄は、申込用紙に用いられる必要は特になく、階層的に設定された質問事項の各々に対応する応答がそれぞれ記入される用途の媒体に広く一般に適用可能である。
また、記入情報の送信方式は、上述の無線方式である必要は特になく、例えば、電子ペン1内のメモリ109に一旦記入情報を記憶させ、USB接続により有線で記入情報を受付端末2へ送信する方式を採用してもよい。
1…電子ペン
2…受付端末
3…申込用紙
4…データ保存用サーバ
10…申込用紙記入情報処理システム
21…受信手段
22…入力手段
23…記憶手段
24…表示手段
25…送信手段
26…処理手段
41…受信手段
42…記憶手段
43…送信手段
44…処理手段
2…受付端末
3…申込用紙
4…データ保存用サーバ
10…申込用紙記入情報処理システム
21…受信手段
22…入力手段
23…記憶手段
24…表示手段
25…送信手段
26…処理手段
41…受信手段
42…記憶手段
43…送信手段
44…処理手段
Claims (2)
- 所定の申し込みに必要な記入事項として、階層的に設定された質問事項の各々に対応する応答がそれぞれ記入される各記入欄を含み、コード化パターンが当該各記入欄のそれぞれに少なくとも印刷された申込用紙と、
前記申込用紙における前記各記入欄のうち、記入対象の記入欄に対して応答を申込者が記入するために用いられ、前記申込者による記入がなされている間に記入情報を送信する電子ペンと、
前記申込用紙を示す申込用紙画像であって、前記各記入欄のそれぞれを示す記入欄画像を含む申込用紙画像を表示デバイスに表示させた状態で、前記電子ペンからの前記記入情報を受信すると、当該記入情報に基づいて、前記申込者により記入された前記応答を示す1以上のストロークを描画し、前記記入対象の記入欄を示す記入欄画像内に当該ストロークを表示させるコンピュータ装置と、
を備える申込用紙記入情報処理システムであって、
前記申込用紙に含まれる前記各記入欄のうち、所定階層の質問事項についての記入欄に対する応答が前記電子ペンにより記入されると、前記コンピュータ装置は、記入された前記応答の内容に応じて、当該所定階層よりも下層の質問事項についての記入欄を示す記入欄画像を強調表示させる、
ことを特徴とする申込用紙記入情報処理システム。 - 前記コンピュータ装置は、
前記所定階層の質問事項に対する前記応答により、さらに前記下層の質問事項についての応答が必要となる場合、前記下層の質問事項についての前記記入欄画像を第1の形態で強調表示させ、
前記所定階層の質問事項に対する前記応答により、前記下層の質問事項についての応答が不要となる場合、前記下層の質問事項についての前記記入欄画像を第2の形態で強調表示させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の申込用紙記入情報処理システム。
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