JP3169817U - 線香用箱 - Google Patents

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正高 畑
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Abstract

【課題】収容された線香の取り出しが容易な線香用箱を提供する。【解決手段】本線香用箱10は、基部と、該基部の前後から立設された前壁26および後壁とを有する本体20と、線香100を収容するための線香収容空間を有する、前壁26の上縁部28に回動自在に接続された線香収容部60と、後壁の上縁部27に回動自在に接続された蓋部40とを備える。不使用時には、格納位置に配置された線香収容部60の少なくとも一部が蓋部40により被覆され、使用時には、使用位置へと回動された線香収容部60が、蓋部40により斜めに支承される。【選択図】図3

Description

本考案は、線香を収容するための線香用箱に関するものである。
細長い棒状の線香は折れやすいため、通常、寝かせた状態で箱に入れられ、上側から蓋を被せられて輸送、販売、保管等が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−133365号公報
ところで、線香を使用する際には、使用する本数を取り出して点火する必要があるが、寝かせた状態で箱に入った線香を取り出すのは容易ではない。そのため、使用時の手間を軽減するために、別途用意された線香入れに何本かの線香を立てた状態で予め入れておき、そこから一本ずつ取り出して使用することが広く行なわれている。しかしながら、線香入れへの移し替えにおいても、寝かせた状態の線香を箱から取り出すのは容易でなく、手間がかかる。
本考案は上記の課題に鑑みてなされたものであり、線香の取り出しを容易にできる線香用箱を提供するものである。
本考案の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 基部と、前記基部の前後から立設された前壁および後壁と、を有する本体と、
線香を収容するための線香収容空間を有する、前記前壁の上縁部に回動自在に接続された線香収容部と、
前記後壁の上縁部に回動自在に接続された蓋部と、を備え、
不使用時には、格納位置に配置された前記線香収容部の少なくとも一部が前記蓋部により被覆され、
使用時には、使用位置へと回動された前記線香収容部が、前記蓋部により斜めに支承されることを特徴とする線香用箱。
(2) 前記線香収容部は、前記格納位置において前記本体の前記基部上に載置される底部と、前記本体の前記前壁の上縁部に回動自在に接続される上部と、前記底部および前記上部の左右両端をそれぞれ接続する左側部および右側部と、前記左側部の前端と前記右側部の前端とを接続する前部と、をさらに有し、
前記底部、前記上部、前記左側部、前記右側部、および前記前部により形成される空間内に、前記前部に対して傾斜する内傾斜部が設けられ、
前記底部、前記上部、前記左側部、前記右側部、および前記内傾斜部により前記線香収容空間が形成され、
不使用時には、前記格納位置に配置された前記線香収容部の前記上部の少なくとも一部が前記蓋部により被覆され、
使用時には、前記使用位置へと回動された前記線香収容部の前記底部が、前記蓋部により斜めに支承されることを特徴とする上記(1)に記載の線香用箱。
(3) 前記本体は、前記基部の左右から立設されて前記前壁および前記後壁の左右両端部を接続する左側壁および右側壁を有し、
前記線香収容部は、前記格納位置にあるとき、前記前壁、前記後壁、前記左側壁、および前記右側壁により囲まれ、
前記線香収容部が前記格納位置にあるとき、前記左側壁と前記左側部との間および前記右側壁と前記右側部との間に空間が設けられることを特徴とする上記(2)記載の線香用箱。
本考案に係る線香用箱によれば、使用時には、線香が収容される線香収容部が斜めに配置されるので、斜めに立った状態の線香を容易に取り出すことが可能となる。
また、線香収容部に内傾斜部が設けられることにより、線香収容空間内に収容される線香に高低差が生じて斜めに配置されるので、線香の取り出しをさらに容易にすることができる。
また、左側壁と左側部との間および右側壁と右側部との間に空間が設けられるので、箱の外側から負荷が加わった場合にも線香を保護することができる。
本考案に係る線香用箱の不使用時の斜視図である。 蓋部および線香収納部を引き出した状態にある図1の線香用箱の斜視図である。 図1の線香用箱の使用時の斜視図である。 図1のIV−IV断面図である。 図1のV−V断面図である。 図1の線香用箱の展開図である。
以下、本考案の一実施形態に係る線香用箱の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る線香用箱10は略直方体形状の外観を有しており、本体20と、蓋部40と、線香収容部60と、を備える。
図1〜5に示すように、本体20は、基部21と、基部21の前後に立設された前壁26および後壁25と、基部21の左右に立設された左側壁23および右側壁24と、を備える。前壁26および後壁25の左右両端部は、左側壁23および右側壁24によりそれぞれ連結されている。
図2に示すように、左側壁23の上縁部には、左側壁23に対して傾斜する左内壁33が接続されており、右側壁24の上縁部には、右側壁24に対して傾斜する右内壁34が接続されている。左内壁33および右内壁34の下縁部は、上面31により接続される。上面31は、基部21の上に、補強用厚紙81、下面38を介して載置されている。上面31の前後方向寸法は基部21の前後方向寸法よりも小さく設定されており、上面31の後縁部から後壁25の上縁部27にかけて、後壁25に対して傾斜する後内壁35が延びている。左側壁23と左内壁33との間には左部空間93が、右側壁24と右内壁34との間には右部空間94が、後壁25と後内壁35との間には後部空間95が、それぞれ形成されている。
図1、2に示すように、蓋部40は、被覆部41と、被覆部41の左右から略垂直に延びる左脚部43および右脚部44と、を備える。被覆部41は、後壁25の上縁部27に回動可能に接続されており、被覆部41の前縁部には凹部42が形成されている。左脚部43および右脚部44の上下方向寸法は、本体20の上下方向寸法と略等しく構成されている。また、被覆部41の左右方向寸法は、本体20内に位置決め可能な範囲内で本体20の左右方向寸法とほぼ同等であり、被覆部41の前後方向寸法は、本体20の前後方向寸法の略半分程度に設定されている。
図1〜5に示すように、線香収容部60は、上部61と、底部65と、上部61および底部65の左右両端をそれぞれ連結する左側部63および右側部64と、左側部63および右側部64の前端を連結する前部62と、を備える。これら上部61、底部65、左側部63、右側部64および前部62により形成される空間内に、複数の線香100を収容可能な線香収容空間が形成される。線香収容部60の後端側には開口部92が設けられている。この開口部92を介して線香100は線香収容空間に出し入れ可能であり、線香100の先端はこの開口部92から突出する。上部61の前縁部は、前壁26の上縁部28に回動可能に接続されている。上部61の左右方向寸法は、本体20内に位置決め可能な範囲内で本体20の左右方向寸法とほぼ同等であるが、底部65の左右方向寸法は、上部61の左右方向寸法よりも小さく、上面31の左右方向寸法とほぼ同等に構成されている。このように、図5に示すように、線香収容部60は台形断面を有している。
線香収容部60の内部には線香保持材86が配置されており、線香保持材86により複数の線香100が保持されている。線香保持材86は厚紙を折り畳むことにより形成されており、前部62に対して傾斜する内傾斜部86aを前端側に有すると共に、後端側で開口している。複数の線香100は開口部92を介してこの後端側から線香保持材86に対して挿入され、図4に示すように、内傾斜部86aに沿って斜めに収容される。前部62と内傾斜部86aとの間には、前部空間96が形成されている。また、線香保持材86の上部分86bは、上部61を内側から補強する内側上部71の左右方向略中央に設けられた突出部72により下方向に押圧されており、内側上部71と上部分86bとの間に上部空間91が形成されている。
図1は、不使用時の線香用箱10を示す。不使用時、蓋部40および線香収容部60は本体20内に位置決めされる。線香収容部60の底部65は上面31上に載置され、線香収容部60の上部61の一部は蓋部40の被覆部41により覆われている(格納位置)。これにより、不使用時には、線香収容部60内に収容された線香100が露出することなく、輸送や保管等を安全に行なうことができる。
図4に示すように、本体20に後方空間95が設けられていることにより、後壁25に対して外方から負荷が加えられた場合であっても、当該負荷は線香収容部60にまで伝達されず、後方空間95により吸収される。また、線香収容部60に前方空間96が設けられていることにより、前壁26に対して外方から負荷が加えられた場合であっても、当該負荷は線香100にまで伝達されず、前方空間96により吸収される。また、線香収容部60に上方空間91が設けられていることにより、上部61に対して外方から負荷が加えられた場合であっても、当該負荷は線香100にまで伝達されず、上方空間91により吸収される。
図5に示すように、左側部63および右側部64は左内壁33および右内壁34に沿うように傾斜している。本体20に左方空間93および右方空間94が設けられていることにより、左側壁23または右側壁24に対して外方から負荷が加えられた場合であっても、当該負荷は線香収容部60にまで伝達されず、左方空間93および右方空間94により吸収される。このように、本実施形態の線香用箱10においては、上方空間91、後方空間95、前方空間96、左方空間93および右方空間94が設けられていることにより、輸送時や保管時に外方から負荷が加えられた場合であっても、当該負荷が線香100にまで伝達されず、線香100の破損を防止することができる。
使用時には、図2に示すように、蓋部40を本体20の外方へと回動させ、次いで線香収容部60を本体20の外方へと回動させる。この状態から蓋部40を元の方向へ、すなわち本体20の内方へと戻すように回動させ、さらに線香収容部60を内方へと回動させる。これにより、図3に示すように、線香収容部60の底部65が、蓋部40の凹部42上に支持され、線香収容部60は基部21に対して斜めに配置される(使用位置)。凹部42の左右方向寸法は、底部65の左右方向寸法とほぼ等しく構成されているので、基部21は凹部42上に安定的に支持される。線香収容部60が斜めに配置されることにより、線香100もまた斜めに立つこととなるので、開口部92から露出した線香100を容易に取り出すことができる。
また、内傾斜部86aが設けられていることにより、線香収容部60内において複数の線香100は内傾斜部86aに沿って斜めに収容されている。これにより、開口部92から露出する複数の線香100の先端が斜めに配置されるので、線香100を一本ずつ容易に取り出すことができる。
本実施形態に係る線香用箱10は、補強用台紙81、線香保持材86を除き、一枚の紙を折り畳むことにより形成することができる。例えば、図6に示すような展開図を所定の順序およびで折り畳み、組み立てることによって、本実施形態に係る線香用箱10を作成することが可能である。
以上説明したように、本実施形態に係る線香用箱10によれば、使用時には、線香収容部が斜めに配置されることにより、線香も斜めに立った状態となる。これにより、別途の線香入れへの移し替えをしなくても、線香を容易に取り出すことが可能となる。また、蓋部40は本体20の後壁25の上縁部27に回動自在に接続されているので、使用時にも蓋部40が分離されることなく、取扱いが容易である。
また、線香収容部60に内傾斜部86aが設けられることにより、線香収容空間内に収容される複数の線香100に高低差が生じ、複数の線香100の先端部が斜めに配置されるので、線香100の取り出しをさらに容易にすることができ、取り出し時の線香100の破損を防止することができる。
また、上方空間91、後方空間95、前方空間96、左方空間93および右方空間94が設けられていることにより、線香用箱10の外方から負荷が加わった場合にも、線香100を保護することができる。
以上に本考案の一実施形態を説明したが、本考案は前記に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、線香用箱10は、紙以外の素材により構成されてもよく、他の立体形状の外観を有していてもよい。また、補強用厚紙81は設けられなくてもよく、線香保持部86が設けられずに、内傾斜部86aが線香保持部60に直接設けられていてもよい。また、後内壁35、左内壁33および右内壁34は設けられなくてもよい。
10 線香用箱
20 本体
40 蓋部
60 線香収容部
86a 内傾斜部
100 線香

Claims (3)

  1. 基部と、前記基部の前後から立設された前壁および後壁と、を有する本体と、
    線香を収容するための線香収容空間を有する、前記前壁の上縁部に回動自在に接続された線香収容部と、
    前記後壁の上縁部に回動自在に接続された蓋部と、を備え、
    不使用時には、格納位置に配置された前記線香収容部の少なくとも一部が前記蓋部により被覆され、
    使用時には、使用位置へと回動された前記線香収容部が、前記蓋部により斜めに支承されることを特徴とする線香用箱。
  2. 前記線香収容部は、前記格納位置において前記本体の前記基部上に載置される底部と、前記本体の前記前壁の上縁部に回動自在に接続される上部と、前記底部および前記上部の左右両端をそれぞれ接続する左側部および右側部と、前記左側部の前端と前記右側部の前端とを接続する前部と、をさらに有し、
    前記底部、前記上部、前記左側部、前記右側部、および前記前部により形成される空間内に、前記前部に対して傾斜する内傾斜部が設けられ、
    前記底部、前記上部、前記左側部、前記右側部、および前記内傾斜部により前記線香収容空間が形成され、
    不使用時には、前記格納位置に配置された前記線香収容部の前記上部の少なくとも一部が前記蓋部により被覆され、
    使用時には、前記使用位置へと回動された前記線香収容部の前記底部が、前記蓋部により斜めに支承されることを特徴とする請求項1に記載の線香用箱。
  3. 前記本体は、前記基部の左右から立設されて前記前壁および前記後壁の左右両端部を接続する左側壁および右側壁を有し、
    前記線香収容部は、前記格納位置にあるとき、前記前壁、前記後壁、前記左側壁、および前記右側壁により囲まれ、
    前記線香収容部が前記格納位置にあるとき、前記左側壁と前記左側部との間および前記右側壁と前記右側部との間に空間が設けられることを特徴とする請求項2記載の線香用箱。
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