JP3169350U - 封筒 - Google Patents

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容三 新海
容三 新海
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Abstract

【課題】ファイルの留め具に綴じることができる封筒において、封筒の収納空間の大きさが小さくなることがなく、かつ、封筒としての見栄えを損なうことがないものを提供する。【解決手段】封筒5は、略長方形状の袋状を呈し、長手辺に開口部Tを有する収納部10と、開口部Tの辺部である折れ線Sから連設されたフラップ片20とを有し、フラップ片20には、該辺部と略平行にフラップ片20の一方の端部から他方の端部にまで形成されたミシン目状の切目線Kと、該折れ線Sと切目線Kの間の領域に切目線Kの方向に間隔を介して綴じ穴32が形成されている。切目線Kの代わりに、ミシン目状の切目線を2本平行に形成して、ジッパーのように分離できるようにしてもよい。【選択図】図1

Description

本考案は、封筒に関するものである。
従来における封筒で、ファイルの留め具に綴じることができる封筒として、特許文献1に示す綴込片付ファイル封筒のように、封筒の側面にパンチ穴を穿設した綴込片を設けたものが存在する。
実開平3−38739号公報
しかし、特許文献1に記載の封筒においては、蓋が形成された辺部と隣接する辺部から綴込片が設けられているので、封筒の外形の大きさに対して綴込片の大きさの分だけ収納空間が小さくなってしまうという問題がある。また、通常の封筒に対して、綴込片が側方に突出して形成されているので、封筒として見栄えが悪いという問題がある。
そこで、本考案は、ファイルの留め具に綴じることができる封筒において、封筒の収納空間の大きさが小さくなることがなく、かつ、封筒としての見栄えを損なうことがないものを提供することを目的とする。
本考案は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、封筒であって、略長方形状の外形(長方形状の外形としてもよい)を有するとともに扁平な袋状を呈し、長手辺に開口部を有する収納部と、収納部の開口部の辺部から連設されたフラップ片で、該辺部と略平行にフラップ片の一方の端部から他方の端部にまで形成されたミシン目状の第1切目線と、第1切目線の該辺部側とは反対側に第1切目線と略平行にフラップ片の一方の端部から他方の端部にまで形成されたミシン目状の第2切目線と、該辺部と第1切目線の間の領域に第1切目線の方向に間隔を介して形成された複数の綴じ穴とを有するフラップ片と、を有することを特徴とする。
第1の構成においては、封筒に被収納物を収納する際には、フラップ片を収納部に対して折り曲げ、フラップ片の第2切目線よりも先端側の領域を糊代領域として収納部に接着する。被収納物を取り出す際には、第1切目線と第2切目線間の領域を第1切目線と第2切目線を破断して分離する。封筒をファイルに綴じるには、ファイルの留め具を綴じ穴に挿通してファイルに綴じる。
よって、フラップ片に綴じ穴が形成されているので、封筒の収納空間の大きさが小さくなることがない。また、切目線と綴じ穴が形成されている点以外は、通常の封筒と同様の構成なので、封筒としての見栄えを損なうことがない。また、第1切目線と第2切目線とを破断して第1切目線と第2切目線の間の領域を分離して封筒を開けることができるので、糊代領域(フラップ片の第2切目線よりも先端側の領域)が収納部に接着した状態から封筒を開けるのが容易となる。
また、第2には、上記第1の構成において、フラップ片における第2切目線よりも収納部側とは反対側の領域である先端側の領域に、水溶性の接着剤により形成された接着剤層が設けられていることを特徴とする。
よって、該先端側の領域を容易に接着可能な状態とすることができ、該先端側の領域に接着剤を塗布する場合に比べて、誤って第1切目線と第2切目線間の領域や綴じ穴を形成した領域(第1切目線よりも基端側の領域)に接着剤を塗布してしまうおそれがない。
また、第3には、封筒であって、略長方形状の外形(長方形状の外形としてもよい)を有するとともに扁平な袋状を呈し、長手辺に開口部を有する収納部と、収納部の開口部の辺部から連設されたフラップ片で、該辺部と略平行にフラップ片の一方の端部から他方の端部にまで形成されたミシン目状の切目線と、該辺部と切目線の間の領域に切目線の方向に間隔を介して形成された複数の綴じ穴とを有するフラップ片と、を有することを特徴とする。
第3の構成においては、封筒に被収納物を収納する際には、フラップ片を収納部に対して折り曲げ、フラップ片の切目線よりも先端側の領域を糊代領域として収納部に接着する。被収納物を取り出す際には、糊代領域を切目線を破断して分離する。封筒をファイルに綴じるには、ファイルの留め具を綴じ穴に挿通してファイルに綴じる。
よって、フラップ片に綴じ穴が形成されているので、封筒の収納空間の大きさが小さくなることがない。また、切目線と綴じ穴が形成されている点以外は、通常の封筒と同様の構成なので、封筒としての見栄えを損なうことがない。
また、第4には、上記第3の構成において、フラップ片における切目線よりも収納部側とは反対側の領域である先端側の領域に、水溶性の接着剤により形成された接着剤層が設けられていることを特徴とする。
よって、該先端側の領域を容易に接着可能な状態とすることができ、該先端側の領域に接着剤を塗布する場合に比べて、誤って綴じ穴を形成した領域(切目線よりも基端側の領域)に接着剤を塗布してしまうおそれがない。
また、第5には、上記第1から第4までのいずれかの構成において、封筒が1枚のシート状部材により形成されていることを特徴とする。
また、第6には、上記第1から第5までのいずれかの構成において、収納部が、長方形状の表面部と、表面部の一方の長手辺から折れ線を介して連設され表面部と平行に形成された略長方形状の裏面部と、表面部と裏面部の一方の一対の短手辺から折れ線を介して連設され表面部と裏面部の他方に接着された糊代部とを有し、フラップ片は、表面部の他方の長手辺から連設されていることを特徴とする。
また、第7には、上記第1から第6までのいずれかの構成において、封筒が角2サイズであり、30穴用ファイルに綴じることが可能に、綴じ穴が30個形成されていることを特徴とする。
また、第8には、上記第1から第6までのいずれかの構成において、上記第1又は第2又は第3の構成において、封筒が角0サイズであり、36穴用ファイルに綴じることが可能に、綴じ穴が36個形成されていることを特徴とする。
また、第9には、上記第1から第6までのいずれかの構成において、封筒が角3サイズであり、27穴用ファイルに綴じることが可能に、綴じ穴が27個形成されていることを特徴とする。
また、第10には、上記第7から第9までのいずれかの構成において、綴じ穴において、4穴ファイル用の綴じ穴である4つの綴じ穴は、他の綴じ穴よりも大きく形成されていることを特徴とする。よって、2穴ファイルや4穴ファイルに綴じやすくすることができる。
本考案に基づく封筒によれば、フラップ片に綴じ穴が形成されているので、封筒の収納空間の大きさが小さくなることがない。また、切目線と綴じ穴が形成されている点以外は、通常の封筒と同様の構成なので、封筒としての見栄えを損なうことがない。
封筒の斜視図である(実施例1)。 封筒の正面図である(実施例1)。 封筒の背面図である(実施例1)。 封筒の要部拡大右側面図である(実施例1)。 封筒の展開図である(実施例1)。 封筒の使用状態を示す説明図である(実施例1)。 封筒の使用状態を示す説明図である(実施例1)。 封筒の使用状態を示す説明図である(実施例1)。 封筒の使用状態を示す説明図である(実施例1)。 封筒の使用状態を示す説明図である(実施例1)。 封筒の使用状態を示す説明図である(実施例1)。 封筒の斜視図である(実施例2)。 封筒の正面図である(実施例2)。 封筒の背面図である(実施例2)。 封筒の要部拡大右側面図である(実施例2)。 封筒の使用状態を示す説明図である(実施例2)。 封筒の使用状態を示す説明図である(実施例2)。 封筒の使用状態を示す説明図である(実施例2)。 封筒の使用状態を示す説明図である(実施例2)。 封筒の使用状態を示す説明図である(実施例2)。
本考案においては、ファイルの留め具に綴じることができる封筒において、封筒の収納空間の大きさが小さくなることがなく、かつ、封筒としての見栄えを損なうことがないものを提供するという目的を以下のようにして実現した。
本考案の封筒5は、図1〜図5に示すように形成され、袋状の収納部10と、収納部10の開口端から連設されたフラップ片20とを有している。封筒5は、1枚のシート状部材(例えば、紙材)により形成されている。封筒5は、角2サイズの大きさとなっている。
ここで、収納部10は、長方形状(略長方形状としてもよい)の外形を有し扁平な袋状を呈し(つまり、長方形状の外形を有するとともに扁平な外形を呈している)、長手辺に沿って開口部Tが形成され、表面部12と、表面部12の下辺から折れ線を介して連設された裏面部14と、表面部12の両側の辺部から折れ線を介して連設された糊代部16、18とを有している。つまり、収納部10は、封筒5の表側又は裏側から見た場合(つまり、表面部12又は裏面部14側から見た場合)に、長方形状(略長方形状としてもよい)の外形を有している。
表面部12は、長方形状のシート状を呈し、裏面部14は、表面部12の長手辺から折れ線を介して連設され、略長方形状を呈している。つまり、裏面部14は、表面部12の長手辺と同一幅の長手辺と表面部12の短手辺と同一幅の短手辺を有する長方形状における表面部12と連設する辺部と反対側の辺部において、略三角形状の切欠部14aが形成されている。
また、糊代部16は、表面部12側を正面側とした場合に、表面部12の右側面側の短手辺から折れ線を介して連設され、台形形状を呈している。また、糊代部18は、表面部12側を正面側とした場合に、表面部12の左側面側の短手辺から折れ線を介して連設され、台形形状を呈している。糊代部16と糊代部18は、裏面部14の外側の面に接着されている。
なお、封筒5は、角2サイズであるので、収納部10の大きさ(表面部12の大きさとしてもよい)は、240mm×332mmとなっている。
また、フラップ片20は、開口部Tの辺部、つまり、表面部12の上辺(つまり、裏面部14が連設された長手辺部とは反対側の長手辺部)から折れ線Sを介して連設され、全体には、収納部10の長手辺の方向の幅が先端にいくほど短くなる台形形状(等脚台形形状)を呈している。なお、開口部Tの辺部(表面部12の上辺)と折れ線Sとは一致する。なお、折れ線Sには、予め罫線を形成しておくのが好ましい。
このフラップ片20には、折れ線Sと平行(略平行としてもよい)にミシン目状の切目線Kがフラップ片20の一方の端部から他方の端部にまで形成されている。フラップ片20における折れ線Sと切目線K間の領域が綴じ穴形成領域30となり、切目線Kよりも先端側の領域が糊代領域40となる。この糊代領域40の背面側の面には、水溶性接着剤(例えば、水溶性糊)により構成された接着剤層42が設けられている。
なお、糊代領域40に予めシート状の接着剤層と接着剤層を被覆する剥離紙とを設けておき、剥離紙を剥がして接着剤層を露出させて、該接着剤層を収納部10に接着するようにしてもよい。
綴じ穴形成領域30には、折れ線Sや切目線Kと平行な方向に間隔を介して(具体的には、等間隔に)複数の綴じ穴32が形成されている。綴じ穴32は、円形を呈していて、図の例では、計30個の綴じ穴32が形成されている。つまり、30穴ファイルに綴じることができるように、30個の綴じ穴が形成されている。なお、綴じ穴32においては、2穴及び4穴のファイルに綴じやすいように、4穴ファイル用の綴じ穴である4つの綴じ穴32a(4穴ファイル用の綴じ穴に対応する位置の綴じ穴32a)は、他の綴じ穴32bよりも大きく形成されている。
なお、角2サイズの封筒であるので、綴じ穴は30個形成されているが、角0サイズの場合には、36個の綴じ穴とし、角3サイズの場合には、27個の綴じ穴とする。つまり、角0サイズの場合には、収納部10の大きさ(表面部12の大きさとしてもよい)は、287mm×382mmとなり、36穴用ファイルに綴じることができるように、綴じ穴形成領域30には、36個の綴じ穴が形成される。また、角3サイズの場合には、収納部10の大きさ(表面部12の大きさとしてもよい)は、216mm×277mmとなり、27穴用ファイルに綴じることができるように、綴じ穴形成領域30には、27個の綴じ穴が形成される。上記角0サイズや角3サイズの場合にも、2穴及び4穴のファイルに綴じやすいように、穴ファイル用の綴じ穴である4つの綴じ穴(4穴ファイル用の綴じ穴に対応する位置の綴じ穴)は、他の綴じ穴よりも大きく形成される。
上記構成の封筒5の使用状態について説明する。封筒5には開口部Tから被収納物(例えば、書類)を入れて、糊代領域40の接着剤層42に水を塗布して接着剤層42を接着可能な状態とする。封筒5には、予め接着剤層42が設けられ、水を塗布するのみでよいので、糊代領域40を容易に接着可能な状態とすることができ、糊代領域40に接着剤を塗布する場合に比べて、誤って綴じ穴形成領域30に接着剤を塗布しておそれがない。
その後、図6に示すように、フラップ片20を収納部10に対して折り曲げて、糊代領域40を収納部10の裏面部14の外側の面に接着する。
収納部10に収納された被収納物を取り出すには、図7に示すように、糊代領域40を切目線Kを破断しながら剥がしていき、図8に示すように、糊代領域40を綴じ穴形成領域30から分離する。そして、図9、図10に示すように、綴じ穴形成領域30を収納部10に対して立ち上げた状態として(つまり、表面部12と面一にする)開口部Tを露出することにより、収納された被収納物を取り出すことができる。
糊代領域40を分離した状態の封筒5を、図11に示すように、ファイル100に綴じる。ファイル100は、30穴用ファイル(30穴用のファイル)であり、紙材又は合成樹脂により形成されたファイル本体102と、ファイル本体102の中間部102bに設けられた綴じ部材110とを有している。ファイル本体102は、シート状(プレート状としてもよい)の表側部材102aと、表側部材102aから折れ線を介して連設された帯状のシート状(プレート状としてもよい)の中間部材102bと、中間部材102bの表側部材102a側とは反対側の辺部から折れ線を介して連設され表側部材102aと同大同形状の裏側部材102cとを有している。また、綴じ部材110は、中間部材102bに固着され、留め具114を開閉可能に支持するベース部112と、ベース部112に開閉可能に支持され、綴じた状態では、略リング状を呈する留め具114とを有している。綴じ部材110には、30個の留め具114が設けられている。すなわち、ファイル100に綴じるには、綴じ穴形成領域30に形成された綴じ穴32に留め具114を挿通して、ファイル100に綴じる。このファイル100は、綴じた状態の封筒がはみ出さないように、通常の30穴用ファイルよりも大きく形成されていて、特に、ファイル本体102が通常の30穴用ファイルのファイル本体102よりも大きく形成されている。
なお、36個の綴じ穴を有する角0サイズの封筒の場合には、36穴用ファイルに綴じ、27個の綴じ穴の綴じ穴を有する角3サイズの封筒の場合には、27穴用ファイルに綴じる。この場合も、綴じた状態の封筒がはみ出さないように、通常の36穴用ファイルや27穴用ファイルよりも大きく形成する。
本実施例の封筒5によれば、フラップ片20に綴じ穴32が形成されているので、封筒の収納空間の大きさが小さくなることがない。また、切目線Kと綴じ穴32が形成されている点以外は、通常の封筒と同様の構成なので、封筒としての見栄えを損なうことがない。
また、フラップ片20は、収納部10の長手辺から連設されていて、開口部Tが広く形成されているので、被収納物の収納及び取出しが容易である。
なお、上記の構成において、糊代部16、18は、裏面部14の外側の面に接着されているとして説明したが、裏面部14の内側の面に接着してもよい。また、糊代部16、18は、裏面部14の短手辺から連設して、表面部12に接着した構成としてもよい。なお、その場合には、表面部12の見栄えが悪くならないように、一対の糊代部を表面部12の内側の面に接着するのが好ましい。
次に、実施例2の封筒について説明する。実施例2の封筒105は、実施例1の封筒5と略同一の構成であるが、フラップ片20の構成が異なる。つまり、フラップ片20に22本の平行な切目線K1、K2が形成されている点が異なる。
すなわち、図12〜図15に示すように、フラップ片20は、開口部Tの辺部、つまり、表面部12の上辺(つまり、裏面部14が連設された長手辺部とは反対側の長手辺部)から折れ線Sを介して連設され、全体には、収納部10の長手辺の方向の幅が先端にいくほど短くなる台形形状(等脚台形形状)を呈している。なお、開口部Tの辺部(表面部12の上辺)と折れ線Sとは一致する。なお、折れ線Sには、予め罫線を形成しておくのが好ましい。
このフラップ片20には、折れ線Sと平行(略平行としてもよい)に2本のミシン目状の切目線K1、K2がフラップ片20の一方の端部から他方の端部にまで形成されている。切目線(第1切目線)K1と切目線(第2切目線)K2とは互いに平行(略平行としてもよい)に形成されている。
フラップ片20における折れ線Sと切目線K1間の領域が綴じ穴形成領域30となり、切目線K1と切目線K2間の領域がジッパー領域35となり、切目線K2よりも先端側の領域が糊代領域40となる。この糊代領域40の背面側の面には、水溶性接着剤(例えば、水溶性糊)により構成された接着剤層42が設けられている。
なお、糊代領域40に予めシート状の接着剤層と接着剤層を被覆する剥離紙とを設けておき、剥離紙を剥がして接着剤層を露出させて、該接着剤層を収納部10に接着するようにしてもよい。
綴じ穴形成領域30には、折れ線Sや切目線Kと平行な方向に間隔を介して(具体的には、等間隔に)複数の綴じ穴32が形成されている。綴じ穴32の構成は、実施例1と同様であるので、詳しい説明を省略する。なお、実施例1と同様に、4穴ファイル用の綴じ穴である4つの綴じ穴は、他の綴じ穴よりも大きく形成されている。
なお、角2サイズの封筒であるので、綴じ穴は30個形成されているが、角0サイズの場合には、36個の綴じ穴とし、角3サイズの場合には、27個の綴じ穴とする。角0サイズや角3サイズの場合にも、2穴及び4穴のファイルに綴じやすいように、4穴ファイル用の綴じ穴である4つの綴じ穴(4穴ファイル用の綴じ穴に対応する位置の綴じ穴)は、他の綴じ穴よりも大きく形成される。
なお、本実施例における収納部10の構成は、実施例1の収納部10と同様であるので、詳しい説明を省略する。
上記構成の封筒105の使用状態について説明する。封筒105には開口部Tから被収納物(例えば、書類)を入れて、糊代領域40の接着剤層42に水を塗布して接着剤層42を接着可能な状態とする。封筒105には、予め接着剤層42が設けられ、水を塗布するのみでよいので、糊代領域40を容易に接着可能な状態とすることができ、糊代領域40に接着剤を塗布する場合に比べて、誤ってジッパー領域35や綴じ穴形成領域30に接着剤を塗布しておそれがない。
その後、図16に示すように、フラップ片20を収納部10に対して折り曲げて、糊代領域40を収納部10の裏面部14の外側の面に接着する。
収納部10に収納された被収納物を取り出すには、図17に示すように、ジッパー領域35を切目線K1と切目線K2を破断しながら綴じ穴形成領域30及び糊代領域40から分離していき、図18に示すように、ジッパー領域35を綴じ穴形成領域30及び糊代領域40から分離する。そして、図19に示すように、綴じ穴形成領域30を収納部10に対して立ち上げた状態として(つまり、表面部12と面一にする)開口部Tを露出することにより、収納された被収納物を取り出すことができる。
ジッパー領域35を分離した状態の封筒5を、図20に示すように、ファイル100に綴じる。つまり、綴じ穴形成領域30に形成された綴じ穴32に留め具114を挿通して、ファイル100に綴じる。ファイル100の構成は、実施例1におけるファイル100と同様の構成である。
本実施例の封筒105によれば、フラップ片20に綴じ穴32が形成されているので、封筒の収納空間の大きさが小さくなることがない。また、切目線K1、K2と綴じ穴32が形成されている点以外は、通常の封筒と同様の構成なので、封筒としての見栄えを損なうことがない。
また、フラップ片20は、収納部10の長手辺から連設されていて、開口部Tが広く形成されているので、被収納物の収納及び取出しが容易である。
さらに、実施例2の封筒は、切目線K1と切目線K2とを破断してジッパー領域35を分離して封筒を開ける構成であるので、糊代領域40が収納部10に接着した状態から封筒を開けるのが容易となる。
なお、上記の構成において、糊代部16、18は、裏面部14の外側の面に接着されているとして説明したが、裏面部14の内側の面に接着してもよい。また、糊代部16、18は、裏面部14の短手辺から連設して、表面部12に接着した構成としてもよい。なお、その場合には、表面部12の見栄えが悪くならないように、一対の糊代部を表面部12の内側の面に接着するのが好ましい。
5、105 封筒
10 収納部
12 表面部
14 裏面部
16、18 糊代部
20 フラップ片
30 綴じ穴形成領域
32 綴じ穴
40 糊代領域
42 接着剤層
100 ファイル
102 ファイル本体
110 綴じ部材
114 留め具
K1、K2 切目線

Claims (10)

  1. 封筒であって、
    略長方形状の外形を有するとともに扁平な袋状を呈し、長手辺に開口部を有する収納部と、
    収納部の開口部の辺部から連設されたフラップ片で、該辺部と略平行にフラップ片の一方の端部から他方の端部にまで形成されたミシン目状の第1切目線と、第1切目線の該辺部側とは反対側に第1切目線と略平行にフラップ片の一方の端部から他方の端部にまで形成されたミシン目状の第2切目線と、該辺部と第1切目線の間の領域に第1切目線の方向に間隔を介して形成された複数の綴じ穴とを有するフラップ片と、
    を有することを特徴とする封筒。
  2. フラップ片における第2切目線よりも収納部側とは反対側の領域である先端側の領域に、水溶性の接着剤により形成された接着剤層が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の封筒。
  3. 封筒であって、
    略長方形状の外形を有するとともに扁平な袋状を呈し、長手辺に開口部を有する収納部と、
    収納部の開口部の辺部から連設されたフラップ片で、該辺部と略平行にフラップ片の一方の端部から他方の端部にまで形成されたミシン目状の切目線と、該辺部と切目線の間の領域に切目線の方向に間隔を介して形成された複数の綴じ穴とを有するフラップ片と、
    を有することを特徴とする封筒。
  4. フラップ片における切目線よりも収納部側とは反対側の領域である先端側の領域に、水溶性の接着剤により形成された接着剤層が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の封筒。
  5. 封筒が1枚のシート状部材により形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4に記載の封筒。
  6. 収納部が、長方形状の表面部と、表面部の一方の長手辺から折れ線を介して連設され表面部と平行に形成された略長方形状の裏面部と、表面部と裏面部の一方の一対の短手辺から折れ線を介して連設され表面部と裏面部の他方に接着された糊代部とを有し、フラップ片は、表面部の他方の長手辺から連設されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載の封筒。
  7. 封筒が角2サイズであり、30穴用ファイルに綴じることが可能に、綴じ穴が30個形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の封筒。
  8. 封筒が角0サイズであり、36穴用ファイルに綴じることが可能に、綴じ穴が36個形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の封筒。
  9. 封筒が角3サイズであり、27穴用ファイルに綴じることが可能に、綴じ穴が27個形成されていることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の封筒。
  10. 綴じ穴において、4穴ファイル用の綴じ穴である4つの綴じ穴は、他の綴じ穴よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項7又は8又は9に記載の封筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020124770A (ja) * 2019-02-04 2020-08-20 大創株式会社 ブランキング型の棒状部材接合構造、及びブランキング型の棒状部材接合方法

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