JP3168356U - ドライスーツ - Google Patents
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Abstract
Description
また、例えば、特許文献2に記載のようなドライスーツも提案されており、背中のジッパーを開いて脚から体をドライスーツ内に入れて、手の部分及び首の部分はシール処理を行っている。
また、特許文献1、特許文献2に記載のドライスーツは、腕を入れ込む部分(即ち、袖)と胴体を収納する主体部とが一体的に構成されており、全体を一体的に製造するのは困難であるので、接合部分を有すると思慮されるが、接合部分についての記載はない。
更に、特許文献2においては、首の部分のシール、手首の部分のシールには吸水バンドとスーツ端固定ベルトを使用しているが、装着に手間がかかり、しかもシールも確実とはいえない。
前記前身頃、前記後ろ身頃、前記左右の袖部の素材に、表裏層に化学繊維を用いて形成したジャージを、中間層に非浸水性の発泡ゴムを配した厚みが1.5〜2.5mmの伸縮性を有する防水シートを用い、
前記前身頃と前記後ろ身頃の端部の接合、及び前記左右の袖取付け部と前記袖部との接合は、それぞれの前記防水シートの接合しようとする端部を当接させ、表層の前記ジャージは掬い縫いで縫合し、裏面は前記接合しようとする端部を覆って貼着する接着テープを用い、しかも、該接着テープと当接する裏層の前記ジャージはゴム系の接着剤を塗って防水処理がなされ、
前記胴体部には一方の肩部から他方の腰部にかけて斜めに開閉可能な防水ファスナーが設けられている。
前記前身頃、前記後ろ身頃、前記左右の袖部の素材に、表層が非浸水性の発泡ゴムであって裏層が化学繊維を用いて形成したジャージからなる厚みが1.5〜2.5mmの伸縮性を有する防水シートを用い、
前記前身頃と前記後ろ身頃の端部の接合、及び前記左右の袖取付け部と前記袖部との接合は、それぞれの前記防水シートの接合しようとする端部を当接させ、裏面に前記接合しようとする端部を覆って貼着する接着テープを用い、しかも、該接着テープが当接する前記裏層のジャージはゴム系の接着剤を塗って防水処理がなされ、
前記胴体部には一方の肩部から他方の腰部にかけて斜めに開閉可能な防水ファスナーが設けられている。
また、各防水シートの接合は、裏面側のジャージに接着剤を染み込ませると共に接着テープを貼着しているので、製造も容易で破損しても修理が容易である。
更に、防水ファスナーを肩部から腰部にかけて斜めに設けているので、着脱を一人ですることができ、男子の小用も可能となった。
これら、袖部21と手首シール部36(袖部20と手首シール部35との接合も同様)は、図3に示すように、接合する端部44の裏面側を端部44を中央にして接合テープ45で接合されている。この場合、接合テープ45を貼ったジャージ24には過剰のゴム系の接着剤46を塗って防水処理を行う。
なお、襟部11と首シール部39との接合、左右の脚部14、15と足首シール部37、38との接合も、前記した袖部21と手首シール部36との接合と同一方法及び構造にて行う。
防水ファスナー47を開くと、装着者の胴部及び胸部が十分に通る大きさとなっているので、容易にこのドライスーツ10を着脱できる。
ドライスーツ50がドライスーツ10と相違する点は、前身頃17、後ろ身頃18、袖部20、21の素材に、表層に非浸水性の発泡ゴム(独立気泡)51を配し、裏層がジャージ52となった厚みが1.5〜2.5mmの防水シート53を使用する点である(図4(B)参照)。
これら(即ち、首シール部39、足首シール部37、38、及び手首シール部35、36)と、防水シート53との接合は、図5に示すように、それぞれの端部58を当接させ、当接した端部58に裏側から被さる接合テープ60を貼着して行われている。そして、接合テープ60が貼着するジャージ52の部分にはゴム系の接着剤61を塗って防水処理がなされている。
また、前記実施の形態においては、袖部は所定幅の防水シートを筒状にしてその当接端部を、前記実施の形態と同様に接合して形成することもできる。また、筒状の首シール部、足首シール部及び手首シール部においても同様、所定幅の素材を筒状にして端部を前記実施の形態と同様に接合して形成することもできる。
更に、防水ファスナーは、肩から胸を通って腰まで伸びるタイプの他、肩を通って両上腕部に逆U字状に形成された場合等であっても本考案は適用される。
Claims (5)
- 端部が接合された前身頃と後ろ身頃からなって、上部中央に開口した襟部を、上部両側に開口した左右の袖取付け部を、下部両側に左右の脚部をそれぞれ有した胴体部と、前記左右の袖取付け部にそれぞれ基端が接合される袖部と、前記襟部に接合された首シール部と、前記左右の脚部の下端にそれぞれ接合されている足首シール部と、前記左右の袖部の先端にそれぞれ接合されている手首シール部とを有し、前記首シール部、前記足首シール部及び前記手首シール部が防水性及び屈曲性を有するシール部材からなるドライスーツであって、
前記前身頃、前記後ろ身頃、前記左右の袖部の素材に、表裏層に化学繊維を用いて形成したジャージを、中間層に非浸水性の発泡ゴムを配した厚みが1.5〜2.5mmの伸縮性を有する防水シートを用い、
前記前身頃と前記後ろ身頃の端部の接合、及び前記左右の袖取付け部と前記袖部との接合は、それぞれの前記防水シートの接合しようとする端部を当接させ、表層の前記ジャージは掬い縫いで縫合し、裏面は前記接合しようとする端部を覆って貼着する接着テープを用い、しかも、該接着テープが当接する裏層の前記ジャージはゴム系の接着剤を塗って防水処理がなされ、
前記胴体部には一方の肩部から他方の腰部にかけて斜めに開閉可能な防水ファスナーが設けられていることを特徴とするドライスーツ。 - 請求項1記載のドライスーツにおいて、前記首シール部、前記足首シール部及び前記手首シール部は、それぞれ表層が化学繊維を用いたジャージで、裏層が非浸水性の発泡ゴムで伸縮性を有する筒状の前記シール部材が用いられ、前記襟部と前記首シール部、前記左右の脚部と前記足首シール部、並びに前記左右の袖部と前記手首シール部は、それぞれの端部を当接させ、前記当接した端部に裏側から被さる接合テープを貼着して接合され、しかも該接合テープが貼着するジャージ部分にはゴム系の接着剤を塗って防水処理がなされていることを特徴とするドライスーツ。
- 端部が接合された前身頃と後ろ身頃からなって、上部中央に開口した襟部を、上部両側に開口した左右の袖取付け部を、下部両側に左右の脚部をそれぞれ有した胴体部と、前記左右の袖取付け部にそれぞれ基端が接合される袖部と、前記襟部に接合された首シール部と、前記左右の脚部の下端にそれぞれ接合されている足首シール部と、前記左右の袖部の先端にそれぞれ接合されている手首シール部とを有し、前記首シール部、前記足首シール部及び前記手首シール部が防水性及び屈曲性を有するシール部材からなるドライスーツであって、
前記前身頃、前記後ろ身頃、前記左右の袖部の素材に、表層が非浸水性の発泡ゴムであって裏層が化学繊維を用いて形成したジャージからなる厚みが1.5〜2.5mmの伸縮性を有する防水シートを用い、
前記前身頃と前記後ろ身頃の端部の接合、及び前記左右の袖取付け部と前記袖部との接合は、それぞれの前記防水シートの接合しようとする端部を当接させ、裏面に前記接合しようとする端部を覆って貼着する接着テープを用い、しかも、該接着テープが当接する前記裏層のジャージはゴム系の接着剤を塗って防水処理がなされ、
前記胴体部には一方の肩部から他方の腰部にかけて斜めに開閉可能な防水ファスナーが設けられていることを特徴とするドライスーツ。 - 請求項3記載のドライスーツにおいて、前記首シール部、前記足首シール部及び前記手首シール部は、それぞれ表層が化学繊維を用いたジャージで裏層が非浸水性の発泡ゴムで伸縮性を有する筒状の前記シール部材が用いられ、前記襟部と前記首シール部、前記左右の脚部と前記足首シール部、並びに、前記左右の袖部と前記手首シール部は、それぞれの端部を当接させ、前記当接した端部に裏側から被さる接合テープを貼着して接合され、しかも該接合テープが貼着するジャージ部分にはゴム系の接着剤を塗って防水処理がなされていることを特徴とするドライスーツ。
- 請求項1〜4のいずれか1に記載のドライスーツにおいて、前記発泡ゴムは発泡クロロプレンゴムからなって、前記接着剤はクロロプレンゴム系の接着剤が設けられていることを特徴とするドライスーツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011001687U JP3168356U (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | ドライスーツ |
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JP2011001687U JP3168356U (ja) | 2011-03-28 | 2011-03-28 | ドライスーツ |
Publications (1)
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JP3168356U true JP3168356U (ja) | 2011-06-09 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013213570A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-17 | Showa Denko Kenzai Kk | 耐火二層管およびその製造方法 |
-
2011
- 2011-03-28 JP JP2011001687U patent/JP3168356U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2013213570A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-17 | Showa Denko Kenzai Kk | 耐火二層管およびその製造方法 |
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