JP3168310B2 - 半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

半導体デバイスの製造方法

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JP3168310B2 JP11181294A JP11181294A JP3168310B2 JP 3168310 B2 JP3168310 B2 JP 3168310B2 JP 11181294 A JP11181294 A JP 11181294A JP 11181294 A JP11181294 A JP 11181294A JP 3168310 B2 JP3168310 B2 JP 3168310B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エピタキシャル成長
によって形成されたIII−V族化合物半導体層を含む
化合物半導体結晶を用いて形成する半導体デバイスの製
造方法に関する。特に、電界効果トランジスタのチャネ
ル層やバイポーラトランジスタのエミッタ・コレクタ層
およびそれらのコンタクト層などの、結晶表面近くに形
成するn+ 型層の不純物濃度の高濃度化を図り、駆動能
力や速度などのトランジスタ特性の高性能化を実現する
半導体デバイスの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】化合物半導体を用いた電界効果トランジ
スタやヘテロバイポーラトランジスタの製造では、以下
に示す工程が一般に含まれる。まず、例えば、GaAs
などのIII−V族化合物半導体結晶の表面近くのデバ
イス能動領域に、エピタキシャル成長あるいはイオン注
入でn型不純物を高濃度にドープする。そして、このド
ープの後、その注入イオンの活性化のため、あるいは、
素子分離に用いる領域に対する酸素や不活性ガス元素な
どのイオン注入後の高抵抗化のため高温処理を施す。
【0003】この高温処理において、化合物半導体結晶
を構成する元素の中で、蒸気圧の高いAsなどのV族元
素が蒸発してしまう結果、空孔などの点欠陥が形成され
ることがある。このように空孔などが形成されると、こ
れがn型不純物として作用し、実際のn型不純物のドナ
ーとしての活性化率を低下させてしまう。このため、そ
の化合物半導体を構成する蒸気圧の高い成分の蒸発を防
ぐことが必要である。
【0004】この蒸発を防止する方法として、以下に示
すものが挙げられる。まず、プロキシミティ法がある。
これは、上述の高温の加熱処理の際に、2枚の処理対象
の基板のIII−V族化合物半導体表面どうしを合わせ
て重ねるものである。このことにより、重ねた相手ウエ
ハ表面からの蒸発したV族元素、たとえば、蒸発したA
sなどの蒸気圧を利用して、それ以上V族元素を蒸発さ
せないようにできる。
【0005】また、n+ 不純物が導入されたIII−V
族化合物半導体結晶からなる基板表面上に、直接シリコ
ン酸化膜やシリコン窒化膜などの熱処理用保護膜を付け
て熱処理を行い、その後、その熱処理用保護膜を除去す
る方法がある。これは、熱処理用保護膜を形成すること
でV族元素の蒸発を防ぐものである。そしてまた、他の
方法として、基板上のn+ 不純物が導入されたIII−
V族化合物半導体層の上に、同様の構成元素で不純物が
導入されていない(アンドープの)III−V族化合物
半導体層を形成してから熱処理を行い、その後エッチン
グして除去する方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した方法
では、基板表面のIII−V族化合物半導体結晶中に導
入したn型不純物によるキャリア濃度が、製造中の熱処
理工程により大きく低下する、もしくは所定のキャリア
濃度が得られないという問題があった。このように、結
果として所定のキャリア濃度が得られない場合、形成さ
れる電界効果トランジスタやバイポーラトランジスタ
の、所望の駆動能力や高速性など、デバイスとしての高
性能が得られなかったり、設計通りのデバイスが得られ
ないという問題があった。
【0007】これは、エピタキシャル成長法により得ら
れたn型のIII−V族化合物半導体では、デバイス製
造中の熱処理によりn型不純物がドナーとして働く位置
から移動してしまうために起こる。また、あるいは、イ
オン注入によるn型のIII−V族化合物半導体では、
注入したn型不純物を活性化させるために熱処理を行う
が、この熱処理中にn型不純物がドナーとして働くため
に所定の格子位置を占める割合が低くく、活性化率が高
くできないために起こる。
【0008】一方、同様の構成元素でアンドープのII
I−V族化合物半導体層をかぶせておく方法では、その
III−V族化合物半導体層を除去しなくてはならな
い。しかし、これは、残しておきたいn+ 不純物が導入
されたIII−V族化合物半導体層と同一物質の除去と
なるので、選択的な除去をすることができない。このた
め、深さ方向に正確に制御してエッチング(除去)しな
ければならないが、これが非常に困難であるという問題
があった。
【0009】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたものであり、従来の製造プロセスから
大幅な工程変更を伴うことなく、キャリア濃度が関与す
る高性能なデバイス特性の劣化防止を可能とすることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体デバイ
スの製造方法は、n型不純物が導入されている化合物半
導体層上にInGaP層をエピタキシャル成長させるこ
とで形成し、その後でその化合物半導体層を熱処理し、
ついで、前記InGaP層の全てあるいは一部を除去す
るようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】導入されているn型不純物が、ドナーとして働
く位置やキャリアとして働く所定の格子の位置にとどま
りやすくなる。
【0012】
【実施例】以下、実施例を説明する前にこの発明の概要
について説明する。n+ III−V族化合物半導体の代
表格であるGaAs系のSi高濃度ドープ層は、高温の
熱処理によりキャリア濃度が大幅に低下することが知ら
れている。この理由は、As(V族)格子位置SiとG
a(III族)格子位置Siのペアの形成や、GaとA
sによる格子の隙間に入った格子間Si複合物の形成な
ど、また、As格子位置Siアクセプタの形成、そして
Siの拡散などが考えられているがまだ定説はない。
【0013】しかし、何れの有力説も、熱処理によっ
て、Ga格子位置よりSiが抜け出してしまい、その結
果キャリア濃度が低下することにはかわりない。Siは
Ga格子位置に占有してドナーとして働くようになる。
したがって、キャリア濃度低下を防ぐためには、Siが
Ga格子位置に安定に存在し得る状況を、n+ 層の中に
作ることが有効である。組成でいうと、できるだけV族
リッチの状況とし、V族空孔が生成され難く、SiがI
II族元素の格子位置を占めやすい状況にしてやること
が有効である。
【0014】InGaP薄層をn+ GaAs系上に成長
すると、InGaP薄層からのPの蒸気圧はn+ GaA
s系のAsの蒸気圧より高く、したがって、熱処理時に
はInGaP薄層からの蒸気圧の高いP(V族)圧を、
+ GaAs系層に供給できる このため、SiがGaの格子位置に安定に存在し得る状
況を形成できる。また、InGaP薄層は、例えば、G
aAs層より高いV族元素の蒸気圧を供給できるがため
に、イオン注入によって形成されたn+ GaAs層の活
性化熱処理の際の保護膜としても有効である。すなわ
ち、GaAs系層に注入されたSiがIII族位置を占
め、ドナーとして活性化されやすくなる。
【0015】そして、InGaP薄層は、In組成0.
48でGaAs層上に格子整合して転移欠陥のない良好
な結晶を形成できる。またさらに重要なことは、InG
aP薄層は、熱処理の後に下層のn+ GaAs系層およ
びその表面をほとんどいためにず、全てエッチング処理
できる。したがって、このInGaP薄層をシリコン酸
化膜やシリコン窒化膜のように、一種の熱処理の保護膜
として用いることができる。
【0016】以下この発明の1実施例を図を参照して詳
細に説明する。 実施例1.図1は、この発明による半導体デバイスの製
造方法の一実施例の概略を示す断面図であり、図1
(a)はGaAs基板1上に気相エピタキシャル法でS
iドープしたn+ GaAs層2を50nm成長させた状
態を示したものである。なお、この成長は他のエピタキ
シャル法であっても良い。この状態に引き続き、図1
(b)に示すように、アンドープのInGaP薄層3を
30nm成長させる。
【0017】ついで、図1(c)に示すように、n+
aAs層2とInGaP薄層3の形成されたGaAs基
板1を熱処理保護膜として厚さ100nmのシリコン酸
化膜4で囲う。そして、このシリコン酸化膜4で囲われ
たGaAs基板1を電気炉に入れ、例えば500〜80
0℃の高温で10分間熱処理する。ついで熱処理したG
aAs基板1を電気炉から取り出し、図1(d)に示す
ように、フッ化水素50%のフッ酸を純水で1:10に
薄めた液でシリコン酸化膜4を除去する。その後、塩化
水素36%の塩酸を純水で1:1に薄めた液でInGa
P薄膜3を除去して、図1(e)に示すように、所望の
GaAs基板1上の熱処理が施されたn+ GaAs層2
aを得る。
【0018】図2は、上述したn+ GaAs層2aにつ
いて、ホール効果で測定したキャリア濃度と電子移動度
を示した相関図である。同図において、n+ GaAs層
2のキャリア濃度と電子移動度を「○」で示した。ま
た、比較のためにアンドープのInGaP薄層3の代わ
りに同じ膜厚のアンドープGaAs薄層を付け同様に処
理した場合のn+ GaAs層のキャリア濃度と電子移動
度を「●」で示した。そして、また、直接熱処理保護膜
のシリコン酸化膜で囲って熱処理した場合のn+ GaA
s層のキャリア濃度と電子移動度とを「×」で示した。
【0019】なお、比較のために用いたアンドープのG
aAs薄層の除去は、濃度96%の硫酸と濃度30%の
過酸化水素との水溶液(硫酸:過酸化水素:純水=1:
10:1000)を用い、残膜厚の随時測定しながら注
意深く行った。図2に示したように、アンドープのIn
GaP薄層がついている場合には、熱処理によるキャリ
ア濃度低下が他の場合に比較して小さいものとなってお
り、結果として、他の場合に比較してキャリア濃度の高
い状態が得られている。一方で、電子移動度に関して
は、上述の3つの場合で、熱処理温度に対してほとんど
変わらない。
【0020】アンドープのInGaP薄層を用いたもの
は、他のものに比較してキャリア濃度が高いにもか変わ
らず、イオン化不純物拡散が相対的に大きくないため
に、移動度が相対的に低くならなると思われる。このこ
とは、n+ GaAs層を熱処理する際、この層の上にI
nGaP薄層を付けることが、熱処理後のn+ GaAs
層の電気特性を良好に保つため有効であることを示して
いる。
【0021】図1で示した実施例に基づいて得られた半
絶縁性のGaAs基板1と、その上のn+ GaAs層2
aについて、2次イオン質量(SIMS)分析で測定し
た、Si濃度の表面からの深さ方向の分布を図3(a)
に示した。また、図3(b)は、n+ GaAs層上にア
ンドープGaAs薄層を付けて熱処理した場合の結果を
示し、図3(c)は、n+ GaAs層上の上層無しで熱
処理した場合の結果を示している。なお、図中実線は7
00℃,一点鎖線は800℃の熱処理を施した場合の分
布を示し、点線は熱処理をしない場合の分布を示すもの
である。
【0022】図3(b),(c)から分かるように、n
+ GaAs層上にアンドープGaAs薄層を付けて熱処
理したり(図3(b))、またn+ GaAs層上の上層
無しで熱処理したり(図3(c))すると、僅かではあ
るが深さ方向に10nm以下のSi分布の広がりがみら
れる。これに対し、図3(a)に示すように、上層にア
ンドープのInGaP薄層を付けて熱処理したn+ Ga
As層2aでは、点線と実線で差がなく、すなわち不純
物であるSi分布の広がりが2次イオン質量分析の分解
能以下と非常に小さくなる。
【0023】また、一点鎖線で示した800℃熱処理を
施した場合では、図3(a)に示すように、熱処理をし
ない場合より僅かであるがSiの分布に広がりがみられ
る。しかし、図3(b),(c)に示すように、n+
aAs層上にアンドープGaAs薄層を付けて熱処理し
たり,n+ GaAs層の上層無しで熱処理したものは、
点線に対して一点鎖線がより広がっている。
【0024】すなわち、n+ GaAs層を熱処理する
際、アンドープのInGaP薄層を付けて熱処理をする
と、熱処理後のSi分布の広がりを抑えるのにも有効で
あることを示している。このSiの広がりの抑制は、S
iのGa格子間位置からの移動を抑えて、キャリア濃度
の低下を抑えるという作用の説明と適合する。
【0025】実施例2.図4は、実施例1における厚み
50nmのn+ GaAs層を厚み15nmのSiドープ
+ In0.2Ga0.8As層と、その上に形成した厚み2
0nmのアンドープGaAs層に置き換えて、それ以外
は実施例1と全く同じに処理した場合のホール効果によ
る特性測定の結果を示す相関図である。同図において、
アンドープGaAs層が上(表面)に形成されたn+
0.2Ga0.8As層を、その上に膜厚30nmのアンド
ープのInGaP薄層を付けて熱処理を施していった場
合のキャリア濃度と移動度を「○」で示している。
【0026】図4より明らかなように、「○」で示す場
合は、アンドープのInGaP薄層の代わりに膜厚30
nmのアンドープGaAs薄層を付けた状態で熱処理し
た「●」で示す場合に比べて、キャリア濃度の低下がか
なり少ない。移動度は両者ともあまり変わらない。した
がって、膜厚30nmのアンドープのInGaP薄層を
付けて熱処理をすることが、n+ InGaAs層の電気
特性を良好に保つため有効であることが分かる。
【0027】ところで、III−V族化合物半導体を用
いてFETを作成する場合、n+ InGaAs層の所定
領域にチャネル層を形成し、この上にショットキー接合
によりゲート電極を形成する場合がある。このとき、シ
ョットキー効果をより発揮させるために、n+ InGa
As層の上に薄いアンドープのGaAs層を形成するこ
とがある。このような場合、すなわちn+ InGaAs
層とこの発明によるInGaP薄層との間に、薄いアン
ドープのGaAs層があっても、発明による有効性は保
たれる。
【0028】実施例3.また、上記実施例では、n+
は気相エピタキシャル法で成長させたが、化合物半導体
にn+ 不純物をイオン注入して作成しても拡散して作成
しても良い。上記実施例1および実施例2では、n+
のキャリア濃度が熱処理により低下することに対するI
nGaP薄層の効果について述べたが、この実施例で
は、イオン注入でn型不純物をドープした層で、イオン
注入後の熱処理によりキャリアが活性化する段階におけ
る、InGaP薄層の効果について述べる。
【0029】アンドープのGaAs基板に、Siイオン
を10keVで2×1013cm-2注入した後、その上に
シリコン窒化膜を膜厚100nm形成し、ランプアニー
ルにより920℃で0.1秒間の熱処理を行う。そし
て、その後、濃度50%のフッ酸を10倍の純水で希釈
した液をエッチング液として用いてシリコン窒化膜を除
去し、GaAs基板のシートキャリア濃度を測定した。
その結果、約2×1012cm-2であった。
【0030】一方、同様にGaAs基板に、Siイオン
を10keVで2×1013cm-2注入した後、その上に
InGaP薄層を膜厚50nm形成し、その上にシリコ
ン窒化膜を膜厚100nm形成し、ランプアニールによ
り920℃で0.1秒間の熱処理を行う。ついで、その
後、濃度50%のフッ酸を10倍の純水で希釈した液を
エッチング液として用いてシリコン窒化膜を除去し、さ
らに、濃度36%の塩酸を当量の純水で薄めた液をエッ
チング液として用いてInGaP薄層を除去した。
【0031】そして、GaAs基板のシートキャリア濃
度を測定したら、今度は、約3×1012cm-2であっ
た。以上示したように、イオン注入したGaAs基板の
上にInGaP薄層を形成し、その後、キャリア活性化
のための熱処理を行うと、注入したイオンの活性化率が
改善され、n+ 層のキャリア高濃度化が実現されること
が分かる。
【0032】なお、上記実施例1,2では、アンドープ
のInGaP薄層を用いたが、Siをはじめとする、G
aAs系III−V族化合物半導体中でドナーとなる不
純物をドープしたInGaP薄層を用いるようにしても
良い。また、上記実施例では、処理の対象として、n+
GaAs層,n+ InGaAs層を用いたが、n+ Al
GaAs層でも、n+ GaAs/n+ InGaAs/n
+ AlGaAs層の混合層でも良い。また、上記実施例
では、熱処理後InGaP薄層を全エッチングで除去し
たが、一部除去するようにしても良い。また、上記実施
例では、InGaP薄層の上には化合物半導体は付けな
かったが、例えば、その上に薄いGaAs層を付けても
良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、従来の製造プロセスから大幅な工程変更を伴うこと
なく、キャリア濃度が関与する駆動能力などのデバイス
特性の劣化防止が可能になるという極めて優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による半導体デバイスの製造方法の
一実施例の概略を示す断面図である。
【図2】 実施例1におけるホール効果で測定したキャ
リア濃度と電子移動度を示した相関図である。
【図3】 2次イオン質量(SIMS)分析で測定した
Si濃度の表面からの深さ方向の分布を示す分布図であ
る。
【図4】 実施例2におけるホール効果で測定したキャ
リア濃度と電子移動度を示した相関図である。
【符号の説明】
1…GaAs基板、2…n+ GaAs層、3…InGa
P薄層、4…シリコン酸化膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 肇 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−168690(JP,A) 特開 平1−128516(JP,A) 特開 平3−296225(JP,A) 特開 平1−226796(JP,A) 特開 平5−259085(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 H01L 21/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成され、n型不純物が
    ドープされているIII−V族からなる化合物半導体層
    を熱処理する工程を含む半導体デバイスの製造方法にお
    いて、 前記化合物半導体層を熱処理する工程の前に、前記化合
    物半導体層上にInGaP層をエピタキシャル成長させ
    ることで形成する工程と、 前記熱処理する工程の後に、前記InGaP層の全てあ
    るいは一部を除去する工程とを有することを特徴とする
    半導体デバイスの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体デバイスの製造方
    法において、 前記化合物半導体層が少なくともGaおよびAsを含む
    GaAs系化合物半導体層であることを特徴とする半導
    体デバイスの製造方法。
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