JP3166986U - 折板屋根の改修構造とそれに用いる取付部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】貫通型の既設折板屋根の上に、嵩張ることの無い加締め型の新規折板屋根を比較的容易に構築できる折板屋根の改修構造と、それに用いる取付部材を提供する。【解決手段】波状折板1aの山部から締結ボルト2のネジ部及び締結ナット3が露出している既設折板屋根Aと、締結ナット3上において締結ボルト2に装着し挟持ナット4で固定した取付部材Cと、その上に葺設固定した新規折板屋根Bからなり、新規折板屋根Bは、複数枚の波状折板1bを隣接する側縁を重合し馳締めを施すことを以って連結して成り、取付部材Cは、前記側縁に挟持内装されるフック部6aを備えた吊り子6、新規折板屋根Bの波状折板の側縁を下支えする支持部、締結ボルト2が貫通する締結孔を備え締結ナット3と挟持ナット4で挟持される挟持片8、及び該挟持片8の下方に延出し既設折板屋根Aの山部に当接する脚部9を備える折板屋根の改修構造。【選択図】図1
Description
本考案は、金属製折板を用いた屋根の改修構造に関し、特に、折板の山部から締結用のボルトを突出させナットで固定する形態(以下貫通型と記す)の既設折板屋根の上に、更に、折板が吊り子のフック等を挟み込みつつ馳締めにて接合される形態(以下加締め型と記す)の新規折板屋根を葺設する折板屋根の改修構造と、それに用いる取付部材に関するものである。
今日、工場や倉庫等の広面積の鉄骨建築物の屋根として折板屋根が多用されている。
このような折板屋根は、金属板を断面がほぼ波状となるように折り曲げられた長尺の折板が、隣合うもの同士で接合されてなり、梁等に取付金具を取り付け、取付金具と、その上に敷いた折板の山部を連通したボルトを上向きに突出させ、パッキンを填めてナット締めをすることにより固定されている。
このような折板屋根は、金属板を断面がほぼ波状となるように折り曲げられた長尺の折板が、隣合うもの同士で接合されてなり、梁等に取付金具を取り付け、取付金具と、その上に敷いた折板の山部を連通したボルトを上向きに突出させ、パッキンを填めてナット締めをすることにより固定されている。
この様な折板屋根は、締結用のボルトを通した貫通孔から経年腐食が進み、やがて雨漏りに発展する。
その様な折板屋根の修繕方法として、既設折板屋根の上に細長部材を固定し、その細長部材上に、新規に取付金具を介して貫通型の新規折板屋根を葺設する手法が紹介されている(例えば下記特許文献1参照)。しかし、この手法では、既設折板屋根の厚み分がそのまま嵩高となる。
その様な折板屋根の修繕方法として、既設折板屋根の上に細長部材を固定し、その細長部材上に、新規に取付金具を介して貫通型の新規折板屋根を葺設する手法が紹介されている(例えば下記特許文献1参照)。しかし、この手法では、既設折板屋根の厚み分がそのまま嵩高となる。
かかる問題を解消すべく、既設折板屋根の折板及び取付金具に締結する既設折板屋根の折板に沿う波状の改修用折板支持具に、当該改修用折板支持具に沿う新規折板を葺設し新規折板屋根を敷設する手法が紹介されている(例えば下記特許文献2参照)。
しかしながら、当該手法にあっても、貫通型の新規折板屋根であることから、上記特許文献1に記載の手法と同様に、新規折板屋根を締結する為のボルトを通した貫通孔から経年腐食が進み、比較的短期に雨漏りを招来し、当該雨漏りによって更に下層の既設折板屋根の腐食を進行させるという問題が生じる。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、貫通型の既設折板屋根の上に、嵩張ることの無い加締め型の新規折板屋根を比較的容易に構築できる折板屋根の改修構造と、それに用いる取付部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために成された本考案による折板屋根の改修構造は、波状折板の山部から締結ボルトのネジ部及び締結ナットが露出している既設折板屋根と、締結ナット上において締結ボルトに装着し挟持ナットで固定した取付部材と、取付部材上に葺設固定した新規折板屋根とからなる。
当該改修構造において、新規折板屋根は、複数枚の波状折板を隣接する波状折板の側縁を重合し馳締めを施すことを以って連結して成り、当該改修構造に用いる取付部材は、前記側縁の重合馳締めを以って当該側縁に挟持内装されるフック部を備えた吊り子、新規折板屋根を構成する波状折板の側縁を下支えする支持部、締結ボルトのネジ部が貫通する締結孔を備え締結ナットと挟持ナットで挟持される挟持片、及び挟持片の下方に延出し既設折板屋根の山部に当接する脚部を備えることを特徴とする。
本考案によれば、既設折板屋根の波状折板の山部から露出している締結ボルトのネジ部に装着し、既に装着されている締結ナットと挟持ナットで、その取付部材を挟持する構造を採ることにより、取付部材上に新規折板屋根を容易に葺設固定することができる。
また、新規折板屋根に、複数枚の波状折板を隣接する波状折板の側縁を重合し馳締めを施すことを以って連結して成る加締め型の屋根を採用することによって、貫通型の屋根を採用した場合の様に、新規折板屋根を締結する為のボルトを通した貫通孔から経年腐食が進むことが回避され、比較的長期に亘って雨漏りを防止できることとなる。その結果、下層の既設折板屋根の腐食の進行を抑制でき、新規折板屋根の長期に亘る好適な機能を維持できることとなる。
また、新規折板屋根に、複数枚の波状折板を隣接する波状折板の側縁を重合し馳締めを施すことを以って連結して成る加締め型の屋根を採用することによって、貫通型の屋根を採用した場合の様に、新規折板屋根を締結する為のボルトを通した貫通孔から経年腐食が進むことが回避され、比較的長期に亘って雨漏りを防止できることとなる。その結果、下層の既設折板屋根の腐食の進行を抑制でき、新規折板屋根の長期に亘る好適な機能を維持できることとなる。
更に、新規折板屋根の固定に、波状折板の側縁の重合馳締めを以って当該側縁に挟持内装されるフック部を備えた吊り子、新規折板屋根を構成する波状折板の側縁を下支えする支持部、締結ボルトのネジ部が貫通する締結孔を備え締結ナットと挟持ナットで挟持される挟持片、及び挟持片の下方に延出し既設折板屋根の山部に当接する脚部を備える取付部材を採用することによって、既設折板屋根と新規折板屋根の間隔を狭く抑えることが可能となり、補修後における屋根の嵩張りを抑制することが可能となる。
以下、本考案による折板屋根の改修構造とそれに用いる取付部材の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本考案による折板屋根の改修構造は、波状折板1aの山部から締結ボルト2のネジ部及び締結ナット3が露出している既設折板屋根Aと(図4(A)参照)、締結ナット3上において締結ボルト2に装着し挟持ナット4で固定した取付部材Cと、取付部材C上に葺設固定した新規折板屋根Bとからなる(図4参照)。
本考案による折板屋根の改修構造は、波状折板1aの山部から締結ボルト2のネジ部及び締結ナット3が露出している既設折板屋根Aと(図4(A)参照)、締結ナット3上において締結ボルト2に装着し挟持ナット4で固定した取付部材Cと、取付部材C上に葺設固定した新規折板屋根Bとからなる(図4参照)。
既設折板屋根Aは、天平面A1と底平面A2を、傾斜平面A3を介在して波状に連結したものである(図4及び図5参照)。
既設折板屋根Aを構成する折板1aの各ピースは、各々前記天平面(山部)A1、底平面A2、及び傾斜平面A3を備え、両側縁として、最も端に位置する天平面A1と、更に端の方向へ続く傾斜平面A3の上部からなる側終縁A4を備える。
既設折板屋根Aは、折板1aの波状に倣う波状を呈したタイトフレーム10の上に、複数の折板1aを、隣接する各々の側終縁A4,A4を重合させた状態で葺設し、当該重合部とタイトフレーム10の頂部を締結ボルト2及び締結ナット3で締結して構築する(図1参照)。
既設折板屋根Aを構成する折板1aの各ピースは、各々前記天平面(山部)A1、底平面A2、及び傾斜平面A3を備え、両側縁として、最も端に位置する天平面A1と、更に端の方向へ続く傾斜平面A3の上部からなる側終縁A4を備える。
既設折板屋根Aは、折板1aの波状に倣う波状を呈したタイトフレーム10の上に、複数の折板1aを、隣接する各々の側終縁A4,A4を重合させた状態で葺設し、当該重合部とタイトフレーム10の頂部を締結ボルト2及び締結ナット3で締結して構築する(図1参照)。
当該既設折板屋根Aの上に葺く新規折板屋根Bは、天平面B1と底平面B2を傾斜平面B3を介在して波状に連結したものである点では、前記既設折板屋根Aと構造上一致する(図5参照)。
新規折板屋根Bを構成する折板1bの各ピースは、各々前記天平面B1、底平面B2、及び傾斜平面B3を備え、両側縁として最も端に位置する天平面B1に連結縁B4を備える。
連結縁B4は、隣接する一対を馳締めし(図1参照)水密状態に一体化する形態を採る。
新規折板屋根Bを構成する折板1bの各ピースは、各々前記天平面B1、底平面B2、及び傾斜平面B3を備え、両側縁として最も端に位置する天平面B1に連結縁B4を備える。
連結縁B4は、隣接する一対を馳締めし(図1参照)水密状態に一体化する形態を採る。
新規折板屋根Bを構成する各折板1bにおける一方の連結縁(以下内連結縁B4αと記す)B4は、最も端に位置する天平面B1の略半分の幅だけ略水平方向側方へ延出した位置から上方へ垂直に起立した垂直内包面B4αaと、当該垂直内包面B4αaの上端から水平方向へ折れ曲がりその先端部を上又は下に重ねた反転内包面B4αbを備える。
新規折板屋根Bを構成する各折板1bにおける他方の連結縁(以下外連結縁B4βと記す)B4は、前記内連結縁B4αを内包する形態を備える。即ち、天平面B1の略半分の幅だけ略水平方向側方(内連結縁B4αとは反対側)へ延出した位置から上方へ垂直に起立した垂直外被面B4βaと、当該垂直外被面B4βaの上端から水平方向へ折れ曲がりその先端部を下方へ垂直に折り曲げた鉤状外被面B4βbを備える(図3及び図5参照)。
新規折板屋根Bとして葺かれる各折板1bは、隣接する折板1bの内連結縁B4αを取付部材Cが備える吊り子6のフック部6aに内包し、更に当該フック部6aを隣接する折板の外連結縁B4βに内包した上で、当該外連結縁B4βの鉤状外被面B4βbを吊り子6の下側に倣う様に加締めることで相互に連結する(図1及び図4参照)。
連結後において形成される波状の周期は、前記既設折板屋根Aの整数倍又は整数分の一である必要があり、前記既設折板屋根Aが成す波状の周期は、前記タイトフレーム10の整数倍又は整数分の一である必要がある。
上記新規折板屋根Bの固定に用いる取付部材Cは、既設折板屋根Aの天平面(山部)A1を貫通する締結ボルト2の締結ナット3上に、同じ締結ボルト2に螺合する挟持ナット4で締着する。
取付部材Cは、新規折板屋根Bを保持する吊り子6と、当該吊り子6と既成折板屋根Aとを連結する取付ベース5とで構成される。
吊り子6は、新規折板屋根Bを構成する折板1bの側縁の重合馳締めを以って当該側縁に挟持内装されるフック部6aと、前記取付ベース5に固定する基面6bを備える。この例のフック部6aは、基面6bの一端から略直角に上向きとなった起立面6cと一体的に形成されており、当該起立面6cは、上位となるに従って幅が徐々に広がり、その上端に折板1bの側縁(連結縁B4)を所定の長さにわたって保持する様に成形される。
フック部6aは、折板1bの内連結縁B4αを覆う形態に成形され、起立面6cの上端から水平方向へ折れ曲がりその先端部を下方から折り返した鉤状を形作っている。
基面6bは、取付ベース5に固定する為の取付ボルト14を挿通する取付孔6dと、フック部の保形強度を高め取付ナット15の緩みを止める為のリブ6eを備える。
フック部6aは、折板1bの内連結縁B4αを覆う形態に成形され、起立面6cの上端から水平方向へ折れ曲がりその先端部を下方から折り返した鉤状を形作っている。
基面6bは、取付ベース5に固定する為の取付ボルト14を挿通する取付孔6dと、フック部の保形強度を高め取付ナット15の緩みを止める為のリブ6eを備える。
取付ベース5は、新規折板屋根Bを構成する波状折板1bの側縁(連結縁B4)を下支えする支持部7、吊り子6の基面6bを支持するベース部11、締結ボルト2のネジ部が貫通する締結孔8aを備え締結ナット3と挟持ナット4で挟持される挟持片8、及び挟持片8の下方に延出し既設折板屋根Aの天平面(山部)A1に当接する脚部9を備え、前記挟持片8、ベース部11の一方、及び支持部7の一方を具備する挟持部材Xと、前記脚部9、ベース部11の他方、及び支持部7の他方を具備する脚部材Yを一体化することにより形成される。
挟持部材Xは、挟持片8と、支持部7及びベース部11各々の一方を構成する支持片7X及びベース片11Xを、各々の面が平行となるように起立片5Xの一部を各々直角に折り曲げることによって形成したものである。挟持片8は最下位に位置し、続いてベース片11Xが位置し、支持片7Xは最上位に位置する。
脚部材Yは、脚部9の当接片9aと、支持部7及びベース部11の他方を構成する支持片7Y及びベース片11Yを、各々の面が平行となるように起立片5Yの一部を各々直角に折り曲げることによって形成したものである。当接片9aは最下位に位置し、続いてベース片11Yが位置し、支持片7Yは最上位に位置するが、支持片7Yの高さとベース片11Yの高さとの位置関係は、挟持部材Xにおける支持片7Xの高さとベース片11Xの高さの位置関係に等しく設定されており、その高さの相違は、新規折板屋根Bを構成する折板1bの支持高を決める意味を持つ。
ベース片11Yは、前記吊り子6の基面6bを固定する取付ボルト14が挿通する固定孔11Yaを備える。
ベース片11Yは、前記吊り子6の基面6bを固定する取付ボルト14が挿通する固定孔11Yaを備える。
当該例では、当接片9aと、支持片7Y及びベース片11Yは、真逆の方向へ折り曲げてあるが、同じ方向へ折り曲げた構成とすることもできる。脚部9の存在は、挟持片8の存在と相俟って、既設折板屋根A上における新規折板屋根Bの安定性及び固定強度を高めることに寄与する。
挟持部材Xの起立片5Xと、脚部材Yの起立片5Yは、相互に密着し組立ボルト12及び組立ナット13で固定されることによって取付ベース5を構成する。組立ボルト12が通る貫通孔5Xa,5Yaは、挟持部材Xと脚部材Y各々の支持片7X,7Y及びベース片11X,11Yが高さにおいて同位になる様に穿設する。
以上の如く形成された取付部材Cは、既設折板屋根Aの天平面(山部)A1を貫通する締結ボルト2に挟持片8を装着し、既設の締結ナット3と、同じ締結ボルト2に螺合する挟持ナット4で、当該挟持片8を挟持し締め付けることによって既設折板屋根Aに固定することができる。かかる構成により、新規折板屋根Bを敷設する基礎となる部品を、既設折板屋根A上に挟持ナット4及び座金等のみを以って容易に定着することができる。
尚、上記構成は、折板屋根の改修構造に用いる取付部材として、製造上、機能上、経済上、最も有利な構造の一例を示したものである。従って、新規折板屋根Bを構成する折板1b側縁の重合馳締めを以って当該側縁に挟持内装されるフック部6aを備えた吊り子6、新規折板屋根Bを構成する波状折板1bの側縁を下支えする支持部7、締結ボルト2のネジ部が貫通する締結孔8aを備え締結ナット3と挟持ナット4で挟持される挟持片8、及び挟持片8の下方に延出し既設折板屋根Aの山部に当接する脚部9を備えれば、各部位の強度が適正である限り、如何なる部材構成、如何なる製法で製造されていても良い。
1a 折板(既設),1b 折板(新規),
A 既設折板屋根,A1 天平面,A2 底平面,A3 傾斜平面,A4 側終縁,
B 新規折板屋根,B1 天平面,B2 底平面,B3 傾斜平面,B4 連結縁,
B4α 内連結縁,B4αa 垂直内包面,B4αb 反転内包面,
B4β 外連結縁,B4βa 垂直外被面,B4βb 鉤状外被面,
C 取付部材,
2 締結ボルト,3 締結ナット,4 挟持ナット,
5 取付ベース,
X 挟持部材,5X 起立片,5Xa 貫通孔,7X 支持片,11X ベース片,
Y 脚部材,5Y 起立片,5Ya 貫通孔,7Y 支持片,
11Y ベース片,11Ya 固定孔,
6 吊り子,
6a フック部,6b 基面,6c 起立面,6d 取付孔,6e リブ,
7 支持部,
8 挟持片,8a 締結孔,
9 脚部,9a 当接片,
10 タイトフレーム,
11 ベース部,
12 組立ボルト,13 組立ナット,14 取付ボルト,15 取付ナット,
A 既設折板屋根,A1 天平面,A2 底平面,A3 傾斜平面,A4 側終縁,
B 新規折板屋根,B1 天平面,B2 底平面,B3 傾斜平面,B4 連結縁,
B4α 内連結縁,B4αa 垂直内包面,B4αb 反転内包面,
B4β 外連結縁,B4βa 垂直外被面,B4βb 鉤状外被面,
C 取付部材,
2 締結ボルト,3 締結ナット,4 挟持ナット,
5 取付ベース,
X 挟持部材,5X 起立片,5Xa 貫通孔,7X 支持片,11X ベース片,
Y 脚部材,5Y 起立片,5Ya 貫通孔,7Y 支持片,
11Y ベース片,11Ya 固定孔,
6 吊り子,
6a フック部,6b 基面,6c 起立面,6d 取付孔,6e リブ,
7 支持部,
8 挟持片,8a 締結孔,
9 脚部,9a 当接片,
10 タイトフレーム,
11 ベース部,
12 組立ボルト,13 組立ナット,14 取付ボルト,15 取付ナット,
Claims (2)
- 波状折板(1a)の山部から締結ボルト(2)のネジ部及び締結ナット(3)が露出している既設折板屋根(A)と、
締結ナット(3)上において締結ボルトに装着し挟持ナット(4)で固定した取付部材(C)と、
取付部材(C)上に葺設固定した新規折板屋根(B)とからなり、
新規折板屋根(B)は、複数枚の波状折板(1b)を隣接する波状折板(1b)の側縁を重合し馳締めを施すことを以って連結して成り、
取付部材(C)は、前記側縁の重合馳締めを以って当該側縁に挟持内装されるフック部(6a)を備えた吊り子(6)、新規折板屋根(B)を構成する波状折板(1b)の側縁を下支えする支持部(7)、締結ボルト(2)のネジ部が貫通する締結孔(8a)を備え締結ナット(3)と挟持ナット(4)で挟持される挟持片(8)、及び挟持片(8)の下方に延出し既設折板屋根(A)の山部に当接する脚部(9)を備えることを特徴とする折板屋根の改修構造。 - 波状折板(1a)の山部から締結ボルト(2)のネジ部及び締結ナット(3)が露出している既設折板屋根(A)の上に、複数枚の波状折板(1b)を隣接する波状折板(1b)の側縁を重合し馳締めを施すことを以って連結して成る新規折板屋根(B)を固定する取付部材であって、
前記側縁の重合馳締めを以って当該側縁に挟持内装されるフック部(6a)を備えた吊り子(6)、新規折板屋根(B)を構成する波状折板(1b)の側縁を下支えする支持部(7)、締結ボルト(2)のネジ部が貫通する締結孔(8a)を備え締結ナット(3)と挟持ナット(4)で挟持される挟持片(8)、及び挟持片(8)の下方に延出し既設折板屋根(A)の山部に当接する脚部(9)を備えることを特徴とする折板屋根の改修構造用取付部材。
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-
2011
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