JP3166686U

JP3166686U - マスクカバー

Info

Publication number: JP3166686U
Application number: JP2010008555U
Authority: JP
Inventors: 里美岩井
Original assignee: 里美岩井
Priority date: 2010-12-21
Filing date: 2010-12-21
Publication date: 2011-03-17
Anticipated expiration: 2020-12-21

Abstract

【課題】本考案は、表面部にデザインを施した衛生マスクカバー裏面の上下端に、該マスクの上下辺部を挿入するポケット部を形成し、かつ、裏面部の左右端に、マスクの耳かけ紐テープの上下端に縫いつけた構造のマスクカバーである。【解決手段】本考案は、マスクカバー表面に所望の模様、色彩・図案等のデザインを施したマスクカバーの裏面において、上下端ヘムを三つ折りとし、その中間部にステッチかけ、該上下部と裏面部の間にポケット部を形成し、かつ、該裏面の左右端にマスクの耳かけ紐を通すテープの上下端を縫いとめて固着する手段を施した。【選択図】図１

Description

本考案は、衛生用マスクカバーの裏面の上下部を内側に三つ折りにし、その三つ折りの中間にステッチを施し、該カバー裏面との間にポケット部を形成し、マスクの上下部を挿入し、該カバーの両端に、マスクの耳かけ紐を通すテープの上下端を裏面に固着して設けたマスクカバーと、更には該マスクカバー裏面に、防菌・抗菌・除菌・消臭等の処理を施したシート、又は、不織布を着脱自在に設けるマスクカバーに関するものである。

従来の衛生用マスクは表裏共、白色が基調であり、薬局で販売されているマスクは殆どが白色のみであった。国際化の進展により、来日する外国人の目には、インフルエンザ流行時の巷における多くの通行人、交通機関内の通勤客などが着用する白いマスクの集団は異様な光景の感がある。現代は自由に個性を表現する時代背景があり、マスク使用者の自由な選択により、ファッション性のある、好みのデザインが施されたマスクカバーの使用を促進したいものである。

更に、該マスクカバーに、企業のイメージ、シンボルマーク、若しくはロゴマークをプリントし、営業促進のプレミアムとして、或は販促グッズとして提供にすれば、マスク利用者は、企業の負担で、該マスクカバーが使用でき、使用者の経済的負担がなくなる。

衛生マスクは風邪をひいた場合に咳の予防対策、インフルエンザ流行期における予防ないし保温、感染予防対策として使用されているが、そのマスクは白色が一般的であり、風邪の流行期に多くの人が一斉に白色マスクを使用するのは異様な感を否めない。文化国家日本国民の芸術的センスを発揮すべき点が、本考案が解決しようとする課題である。

請求項１の考案は、マスクカバー表面に所望の模様・色彩・図案等のデザインを施したマスクカバーの裏面の上下辺を三つ折りにし、該三つ折り部の中間にステッチを施し、該マスク裏面との間をポケット状とし、マスクの上下部を挿入し、該マスク裏面の左右端に、衛生用マスクの耳かけ紐を通すテープの上下端を固着して設けることを特徴とした手段を施した構造のマスクカバーである。

請求項２の考案は、請求項１の考案に係るマスクカバーの内面に防菌・抗菌・除菌・消臭等の処理を施したフィルターシート、又は、不織布を着脱自在に設けることを特徴としたマスクカバーである。

請求項１の考案は、各種デザインを施したマスクカバーをマスクとセットにして、該マスク使用者に提供するものであるから、使用者は店頭で好みのデザインのマスクカバーのマスクセットを、取捨選択できる。

更には、該マスクカバーの各種デザイン集を店頭に置き、顧客が自由に選択できる、所謂オーダーメードのマスクカバーの特注も可能である。或は、マスク使用者の個性により表現したデザインの特注を受ければ、個性豊かな世界で唯一のマスクカバーの実現も可能である。

更には、該マスクカバーの表面に各企業のイメージをデザインして、販促用プレミアムとして顧客へ提供すれば、マスク使用者は無料で該マスクセットを利用でき、同時に企業も販促効果を挙げ得る。企業の販促用に利用すればマスクメーカーの産業上の利用効果も大となる。

更には、該マスク使用者の帽子、マフラー等とのデザイン・色調と調和したマスクカバーの選択により、ファッション性豊かなマスクカバーが実現できる。

更には、病院・介護施設に於ける看護師・介護士等の着用マスクのマスクカバーも、ナース・キャップのデザインと調和のとれた温か味が齎す効果もある。

請求項２の考案に係る防菌・抗菌・除菌・消臭等の処理をした、フィルターシート又は不織布は、経糸−緯糸に抗菌性銅ファイバーを織り込み二重編みにしたもの、或はプラチナ・コロイド溶液を浸透させた不織布を使用すれば、呼吸による湿気と微量な電位接触効果で、防菌・抗菌・除菌・消臭の更なる効果が大である。

請求項１のマスクカバーの裏面を示す図である。

請求項１の考案を実施するに当たり、マスクの表面よりやや大きめとし、マスクカバーに適した生地を誂え、プリーツマスクのカバーの場合は、マスクと同程度のプリーツを該カバーにも施し、該裏面部の上下辺を内側に三つ折りにし、該三つ折り部の中間にステッチ施し、該裏面との間にポケット部を形成し、該マスクの上下部を挿入し、又、裏面の左右両端部に、該マスクの耳かけ紐を通すテープ上下端を縫いつけ固着し、該マスクと該マスクカバーをセットにして個装する。

なお、該マスクカバーの縫製に当たり、使用するマスクの表面を該カバー裏面に、マスクを安定装着する必要から、該マスクのプリーツと同程度のプリーツを施すと共に、更に該カバーの上下のヘム部を三つ折りにし、該三つ折りの中間部にステッチを施し、該三つ折り上下部と該カバー裏面との間に、各ポケット部を形成し、該マスクの上下辺を、該カバーのポケット部に挿入し、該マスク使用中におけるマスクとマスクカバーとのずれを防止する。

更に該マスクカバーの表面に、該カバーを提供する企業のシンボルマーク、キャラクター、ロゴ、商品名、企業名等をプリントし、該マスクとマスクカバーをセットして個装し、企業提供のマスクセットが使用者に無償提供可となる。

請求項２の考案を実施するに当たり、該マスクカバーの内側に、該裏面よりやや小型サイズの防菌・抗菌・除菌・消臭等の処理を施したシート、或は、不織布等をあてがい、該マスクとセットにして個装する。尚、防菌・抗菌・除菌・消臭などの処理には、微細銅繊維を経糸と緯糸に織り込んだ、二重織りとしたシート、又は、プラチナコロイド溶液に浸漬した不織布等が効果的である。

請求項１の考案の実施例を図１に従って説明する。１はマスクカバー、２ａ、２ｂは、マスクの耳かけ紐を通すテープである。３ａ、３ｂはマスク上下部を挿入するヘム・ポケット部である。該マスクの使用者は、個装されているマスクセットの袋から、マスクとマスクカバー１を取り出し、マスクカバーの裏面の上下端部のヘム・ポケット部３ａ、３ｂにマスクの上下部を挿入し、マスクの左右両端に設けられている耳かけ紐を、マスクカバー裏面の左右に設けられている該耳かけ紐通しテープ２ａ、２ｂに通し、該マスクを着用することにより、実施する。

請求項２の考案の実施例を説明する。防菌・抗菌・除菌・消臭等の処理を施した不織布、又はシートを、個装されているマスクセットから、マスクカバー１と、マスク、及び防菌等の処理を施してある不織布を取り出し、マスクカバー１の裏面を上にして広げ、その上に、該不織布又はシートを載せ、更にマスクを、マスクカバー１の上下部のヘム・ポケット部に挿入して装着させ、実施例１と同様な方法で実施する。

１マスクカバー
２ａ，２ｂ左右のマスクの耳かけ紐通しテープ（縦斜線部）
３ａ，３ｂ上下のヘム・ポケット部（横斜線部）

Claims

表面に模様・色彩・図案等がデザインされたマスクカバー裏面の上下部を裏面側に三つ折りにし、その三つ折りの中間部にステッチをかけ、該三つ折り端部と該マスクカバー裏面の間に該マスク上下辺部を挿入するポケット状を形成し、該マスクカバー裏面の両端部に、マスクの耳かけ紐を通すテープの上下端を止め付けた構造のマスクカバー。
請求項１のマスクカバー裏面に防菌、抗菌、除菌、消臭等の処理をしたフィルターシート、又は不織布を着脱自在に設けたマスクカバー。