JP3166654B2 - 電子時計 - Google Patents
電子時計Info
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- JP3166654B2 JP3166654B2 JP7220797A JP7220797A JP3166654B2 JP 3166654 B2 JP3166654 B2 JP 3166654B2 JP 7220797 A JP7220797 A JP 7220797A JP 7220797 A JP7220797 A JP 7220797A JP 3166654 B2 JP3166654 B2 JP 3166654B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- output
- drive pulse
- circuit
- step motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electromechanical Clocks (AREA)
- Control Of Stepping Motors (AREA)
Description
有した電子時計に関する。
回、1つの駆動パルスが出力され、このパルスと対で1
つの補正駆動パルスが設けられている。
は、以下のような課題を有する。
歯車の噛み合い部については、部品のバラツキ、歯形精
度等の要因による歯車噛み合い部のキシミ・食いつき防
止を行うため、基準設定状態から必ず噛み合い部にスキ
マ(以下バックラッシュと記す。)を確保する必要があ
る。この為、この歯間のバックラッシュにより、秒表示
位置ズレが起き、文字板目盛とのズレが発生していた。
°毎に反転する2極型ロータの1回の動きを図形的に表
した図)の様にロータは180°毎に駆動するのではな
く、回転後は安定点に対し振動を繰り返しながら減衰し
静止するため、減速輪列を介して秒表示車も振動しなが
ら静止していることになる。
影響により、ロータは安定点に正確に静止しても、秒表
示車はロータの振幅が減衰し歯車のバックラッシュによ
る回転量より小さくなると、ロータの動きに追従しなく
なる。
ュの範囲でばらつく事になる。
車の保有トルクを高めようとするとロータの保有トルク
を高め、このロータを回転させる為により多くのコイル
を巻き付けたコイルブロックを必要とし、より多くの平
面及び断面スペースを必要とすることになる。
ので、その目的とするところは、近年、時計の基本性能
が市場で見直される中、小スペースのモータによりその
原点ともいえる針の指示精度を向上させると共に表示車
の保有トルクを上げる電子時計のモータ制御回路構造を
提供するものである。
準信号を発生する発振回路、前記基準信号を分周する分
周回路、前記分周回路の出力からステップモータを駆動
するのに必要なパルスを合成するパルス合成回路、駆動
パルスを発生するステップモータ駆動回路、回路全体の
タイミング制御を行うタイミング制御回路、前記駆動パ
ルスによって駆動されるステップモータとを有する電子
時計において、前記ステップモータ駆動用の一端子に出
力される第1の駆動パルスによるステップモータの回転
を検出する第1の検出手段と、前記ステップモータ駆動
用の他端子に出力される第2の駆動パルスによるステッ
プモータの回転を検出する第2の検出手段とを有し、前
記第1の駆動パルスと前記第2の駆動パルスの出力間隔
が50ms以下で、且つ前記第1の検出手段又は前記第
2の検出手段により前記ステップモータの非回転を検出
した場合、前記第1の駆動パルスまたは前記第2の駆動
パルスに対する補正駆動パルスを第1の駆動パルス又は
前記第2の駆動パルスの出力後50ms以内に出力する
ように前記タイミング制御回路と前記パルス合成回路を
構成したことを構成したことを特徴とする。
ングチャートを示す。
パルスが出力される端子の端子名である。
で、O1端子、O2端子より、以下に述べる各パルスを
出力する。
通常時のステップモータ駆動パルスである。
パルスP1aによってステップモータが回転したか否か
を検出するためのパルスである。
通常時のステップモータ駆動パルスである。
パルスP1bによってステップモータが回転したか否か
を検出するためのパルスである。
の出力開始迄の時間は50msec以下になるようにモ
ータ制御回路が構成されている。
テップモータが回転しなかった場合においてのみO1端
子から出力されステップモータを回転させるための補正
駆動パルスである。
テップモータが回転しなかった場合においてのみO2端
子から出力されステップモータを回転させるための補正
駆動パルスである。
タから構成されている。
する。
せ、しかも秒表示車の保有トルクを上げる為に、ロータ
を1秒以内に360°回転させロータ〜秒表示車までの
減速比を従来の倍にしている。
の出力タイミングは、人間が秒針の動きでパルスが2発
出力されている事が認識できない50ms以下に設定し
ている。
す。
1端子321と記す)、端子322は、図1におけるO
2(以下O2端子322と記す)である。
回路302によって所定の周波数を作成し、タイミング
制御回路303によって、回路全体のタイミング制御を
行っている。
1端子321より出力される駆動パルスP1a及び、駆
動パルスP1aによってステップモータ320が回転し
たか否かを回転検出回路312によって検出するための
回転検出パルスSP2aを作成している。
2端子322より出力される駆動パルスP1b及び、駆
動パルスP1bによってステップモータ320が回転し
たか否かを回転検出回路312によって検出するための
回転検出パルスSP2bを作成している。
1端子321より出力される補正駆動パルスP2aを作
成している。
2端子322より出力される補正駆動パルスP2aを作
成している。
a、回転検出パルスSP2a、補正駆動パルスP2a
が、それぞれO1端子321より出力され、かつ駆動パ
ルスP1b、回転検出パルスSP2b、補正駆動パルス
P2bが、それぞれO2端子322から出力されるよう
に制御を行っている。
aまたはP1bによってステップモータ320が回転し
たか否かを回転検出パルスSP2aまたはSP2bによ
って検出し、その結果によって補正駆動パルスP2aま
たはP2bの出力許可/禁止を制御する。
a、回転検出パルスSP2a、補正駆動パルスP2a、
の各パルスがO1端子321より出力され、かつ駆動パ
ルスP1b、回転検出パルスSP2b、補正駆動パルス
P2b、の各パルスがO2端子322より出力されるよ
うに制御する。
タイミングチャートである。
て、回転検出回路312より出力される全補正パルス出
力許可信号324(以下全補正許可信号324と記
す)、及び補正駆動パルスP2b許可信号325(以下
P2b許可信号325と記す)がLowにセットされ、
極性切替回路313より出力される極性制御信号326
はHighにセットされる。
より出力され、ステップモータ320が回転した場合に
は、全補正許可信号324はLowのままホールドされ
る。
るため、補正駆動パルスP2aは出力されない。
から50ms以内に、極性制御信号326がLowとな
り、その後駆動パルスP2bがO2端子322より出力
される。
タ320が回転した場合には、P2b許可信号325が
Lowのままホールドされるので、補正駆動パルスP2
bは出力されない。
動パルスP1a、P1bによって回転し続ける場合には
補正パルスP2a、P2bは出力されない。
プモータ320が回転しなかったときのブロック図3の
タイミングチャートを示す。
320が回転しなかった場合には、全補正パルス許可信
号324がHighになるため、駆動パルスP1bの出
力が禁止され、補正駆動パルスP2a、P2bの出力が
許可される。
た場合ステップモータ320は、O1端子321より出
力される補正駆動パルスP2aで回転した後、極性制御
信号326がLowになりO2端子322より出力され
る補正駆動パルスP2bで回転する様に制御される。
ルスP1bで非回転の場合のタイミングチャートを示
す。
動パルスP2aの出力が禁止され、P1bで非回転であ
った場合には、P2b許可信号325がHighになる
ため、O2端子322より補正駆動パルスP2bが出力
される。
ルスP1bで非回転であった場合のステップモータ32
0は、駆動パルスP1aと補正パルスP2bとによって
回転する。
したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
い。
場合において、駆動パルスP1aおよび回転検出パルス
SP2bを禁止せず、駆動パルスP1aの出力から50
ms以内に補正駆動パルスP2aを出力し、その後更に
50ms以内に駆動パルスP1bを出力し回転検出パル
スSP2bにより回転検出回路312において非回転検
出の場合には補正駆動パルスP2bを出力するように構
成しても良い。
する。本発明は、次のような効果を有する。
動パルスの出力タイミング及び前記駆動パルスに対する
補正駆動パルスの出力タイミングを50ms以下にした
ことにより、秒針の動きは人間の目で見る際には従来と
変わらないようになり、ロータを通常より高速、例えば
倍の回転速度にすることができ、ロータ〜秒表示車まで
の減速比を大きく、例えば倍にでき番車の保有トルクも
上げられ、しかも針の指示精度を向上させることができ
る。
って回転しなかった場合以外においては、よりパルス幅
の長い補正パルスが出力されないので低消費電力であ
る。
タイミングチャート。
タイミングチャート。
タイミングチャート。
出パルス SP2b:第2駆動パルスによるステップモータ回転検
出パルス P1a:第1駆動パルスの補正駆動パルス P1b:第2駆動パルスの補正駆動パルス 303:タイミング制御回路 304:P1a+SP2a発生回路 305:P1b+SP2b発生回路 306:P2a発生回路 307:P2b発生回路 312:回転検出回路 313:極性切替回路 320:ステップモータ320 321:端子O1 322:端子O2
Claims (1)
- 【請求項1】 基準信号を発生する発振回路、前記基準
信号を分周する分周回路、前記分周回路の出力からステ
ップモータを駆動するのに必要なパルスを合成するパル
ス合成回路、駆動パルスを発生するステップモータ駆動
回路、回路全体のタイミング制御を行うタイミング制御
回路、前記駆動パルスによって駆動されるステップモー
タとを有する電子時計において、 前記ステップモータ駆動用の一端子に出力される第1の
駆動パルスによるステップモータの回転を検出する第1
の検出手段と、前記ステップモータ駆動用の他端子に出
力される第2の駆動パルスによるステップモータの回転
を検出する第2の検出手段とを有し、前記第1の駆動パ
ルスと前記第2の駆動パルスの出力間隔が50ms以下
で、且つ前記第1の検出手段又は前記第2の検出手段に
より前記ステップモータの非回転を検出した場合、前記
第1の駆動パルスまたは前記第2の駆動パルスに対する
補正駆動パルスを第1の駆動パルス又は前記第2の駆動
パルスの出力後50ms以内に出力するように前記タイ
ミング制御回路と前記パルス合成回路を構成したことを
特徴とする電子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7220797A JP3166654B2 (ja) | 1993-03-29 | 1997-03-25 | 電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7220797A JP3166654B2 (ja) | 1993-03-29 | 1997-03-25 | 電子時計 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7038693A Division JP3166389B2 (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 電子時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1010245A JPH1010245A (ja) | 1998-01-16 |
JP3166654B2 true JP3166654B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=13482573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7220797A Expired - Lifetime JP3166654B2 (ja) | 1993-03-29 | 1997-03-25 | 電子時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3166654B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017141994A1 (ja) | 2016-02-15 | 2017-08-24 | シチズン時計株式会社 | 電子時計 |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP7220797A patent/JP3166654B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017141994A1 (ja) | 2016-02-15 | 2017-08-24 | シチズン時計株式会社 | 電子時計 |
US10754299B2 (en) | 2016-02-15 | 2020-08-25 | Citizen Watch Co., Ltd. | Electronic watch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1010245A (ja) | 1998-01-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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