JP3166560U - 押釦用保護板およびこれを備えた押釦式通報装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成により点検作業を効率良く行うことができる押釦式通報装置を提供する。【解決手段】 前面に開口21aが形成された筐体21と、筐体21内に収容され開口21aを介して押圧可能な押釦22aと、開口21aを覆うように装着される押釦用保護板24とを備える押釦式通報装置であって、押釦用保護板24は、押釦22aと対向する位置に、検査棒を挿通可能な検査用小孔24aを有する。検査用小孔24aには、点検時に検査棒を挿入して、押釦22aを押圧することができる。【選択図】 図2

Description

本考案は、押釦用保護板およびこれを備えた押釦式通報装置に関する。
高速道路のトンネル等においては、消火器箱、消火栓および非常用電話がそれぞれ所定の間隔で設置されており、これら消火器箱、消火栓および非常用電話には押釦式通報装置が付設されている。トンネル内で火災等の非常事態が発生した場合には、運転者等が押釦式通報装置を作動させることにより、警報信号が道路管理者等に向けて送信される。
押釦式通報装置の作動は、筐体の開口を介して押釦を押圧することにより行われるが、押釦が火災時以外に誤って押されることを防止するため、筐体の開口には押釦を被覆する保護板が装着されている。押釦用保護板を備える押釦式通報装置としては、例えば特許文献1に開示された構成が知られている。図6に分解斜視図で示すように、この押釦式通報装置50は、防雨キャップ51とカバー52との間に押釦スイッチ53が収納されており、押釦スイッチ53の押釦部53aには、パッキン54を介して防雨キャップ55が装着されている。防雨キャップ55の前面側には、透明アクリル材からなる円板状の保護板56が配置されており、円環状の枠体57の係合部57aをカバー52の開口52aの周縁に形成された係合孔52bに装着することにより、枠体57とカバー52との間に保護板56が保持される。このような構成を有する押釦式通報装置50は、保護板56の中央部を強く押圧することにより、保護板56が押し込まれて押釦部53aが押圧され、押釦スイッチ53が作動する。
特開平10−154282号公報
このような押釦式通報装置は、非常時に確実に作動するように定期的な点検が必要である。ところが、例えば上記の構成を有する押釦式通報装置50を作動点検する場合には、まず枠体57を保護板56と共に取り外した後、押釦スイッチ53を押圧して通報動作試験を行ってから、再び枠体57を装着して保護板56をもとの状態に戻す必要があるため、点検作業に時間を要するという問題があった。特に、トンネル内に設置される押釦式通報装置は多数存在することから、個々に保護板を取り外して動作確認を行う従来の点検方法では、作業が非常に煩雑なものとなっていた。
また、保護板が、指での押圧によって割れや破断が生じるように形成された、いわゆるクラッカープレートである場合には、この保護板を保持する枠体を取り外した際に、保護板が落下の衝撃で損傷し易いという問題があった。このため、従来は保護板の交換頻度が高くなっており、この点でも作業負担の増加を招いていた。従来の保護板としては、押圧後にコイルばねの弾性力によって初期位置に自動復帰する構成も知られているが、部品点数が増加して高コストになるという問題があった。
そこで、本考案は、簡易な構成により点検作業を効率良く行うことができる押釦用保護板およびこれを備えた押釦式通報装置を提供することを目的とする。
本考案の前記目的は、前面に開口が形成された筐体と、前記筐体内に収容され前記開口を介して押圧可能な押釦とを備える押釦式通報装置の前記開口に装着される押釦用保護板であって、前記押釦と対向する位置に、検査棒を挿通可能な検査用小孔を有することを特徴とする押釦用保護板により達成される。
また、本考案の前記目的は、前面に開口が形成された筐体と、前記筐体内に収容され前記開口を介して押圧可能な押釦と、前記開口に装着される押釦用保護板とを備える押釦式通報装置であって、前記押釦用保護板は、前記押釦と対向する位置に、検査棒を挿通可能な検査用小孔を有することを特徴とする押釦式通報装置により達成される。
本考案によれば、簡易な構成により点検作業を効率良く行うことができる押釦用保護板を提供することができ、更に、この押釦用保護板を備えた押釦式通報装置を提供することができる。
本考案の一実施形態に係る押釦式通報装置の正面図である。 前記押釦式通報装置の要部断面図である。 前記押釦式通報装置が備える押釦用保護板の平面図である。 前記押釦式通報装置の動作試験方法を説明するための要部断面図である。 前記押釦用保護板の変形例を示す平面図である。 従来の押釦式通報装置の分解斜視図である。
以下、本考案の一実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本考案の一実施形態に係る押釦式通報装置の正面図である。図1に示すように、本実施形態の押釦式通報装置10は、高速道路や自動車専用道路等のトンネル内に等間隔(例えば、50m間隔)に設置される消火器箱1に組み込まれている。消火器箱1は、ケース本体2の前面側にハンドル4aを把持して開閉可能な消火器扉4を備えており、内部に消火器(図示せず)が収納されている。押釦式通報装置10は、消火器扉4の上方に設けられており、押釦式通報装置10の前板11が消火器扉4と面一となるように、ケース本体2の内部に保持されている。
押釦式通報装置10は、前板11に赤色表示灯12、応答ランプ14および発信機20が取り付けられている。赤色表示灯12は常時点灯しており、遠方からの視認性を高めることができる。発信機20は、後述するように押釦用保護板24により覆われた押釦を備えており、運転者等が押釦用保護板24と共に押釦を押圧することにより、道路監視室等に設置された受信機に警報信号が送信されると共に、応答ランプ14が点灯するように構成されている。
図2は、図1に示す押釦式通報装置10において、発信機20の近傍を示す要部断面図である。図2に示すように、発信機20は、前板11に形成された開口21aの周縁部に裏面側から固定された有底筒状の筐体21と、筐体21の内部に収容された押釦スイッチ22と、保持枠23に保持された押釦用保護板24とを備えている。押釦スイッチ22は、筐体21の底板(端板)に固定され、前面側に押釦22aを備えており、押釦22aを水平方向(図2の右方向)に押圧することにより警報信号を送信するように構成されている。
保持枠23は、弾性材料等からなる環状の部材であり、複数の係合片23aが周方向に沿って等間隔に設けられている。一方、前板11における開口21aの近傍には、複数の係止孔11aが開口21aの周方向に沿って等間隔に形成されており、係合片23aをそれぞれ係止孔11aに係合させることにより、保持枠23が開口21aの周縁に固定される。
押釦用保護板24は、アクリル樹脂等からなる円板状の部材であり、外周面が保持枠23の内周面に密着して保持され、開口21aを閉塞する。押釦用保護板24は、図2および図3に示すように、押釦スイッチ22と対向する位置に検査用小孔24aが形成されており、後述するように検査棒を検査用小孔24aに挿入することにより、押釦用保護板24を取り外すことなく押釦スイッチ22を作動させることができる。検査用小孔24aの大きさは、大きすぎると、筐体21の内部を保護する押釦用保護板24の機能が失われやすくなる一方、小さすぎると、検査棒の挿入や押釦22aの押圧が困難になりやすいことから、例えば直径を3〜10mmの範囲に設定することが好ましく、4〜8mmの範囲に設定することがより好ましい。
上記の構成を備える押釦式通報装置10は、図4に示すように、検査棒31の一端側に把持部32を有する点検具30を用いて、発信機20の手動通報動作試験を行うことができる。すなわち、押釦用保護板24の検査用小孔24aに点検具30の検査棒31を矢示A方向に挿入し、検査棒31の先端31aで押釦22aを押圧することにより、押釦スイッチ22が正常に作動するか否かを確認することができる。したがって、押釦用保護板24を取り外す必要がなく点検作業を容易に行うことができるため、作業の迅速化・効率化を図ることができる。検査棒31による押釦22aの押圧を容易且つ確実に行えるように、検査用小孔24aの中心は、押釦22aの中心と正面視で一致していることが好ましい。
点検具30は、検査用小孔24aに挿入可能な直棒からなる検査棒31を備える構成であれば特に限定されず、例えば、把持部32を備えない構成であってもよい。検査棒31の押圧による押釦22aの損傷を防止するため、検査棒31の先端31aは、シリコーンゴム等の軟質材料からなるカバーで被覆することが好ましい。
非常時においては、従来の押釦式通報装置と同様に、押釦用保護板24自体を指で強く押圧することにより押釦用保護板24が押し込まれ、押釦用保護板24を介して押釦22aを押圧することができる。
以上、本考案の一実施形態について詳述したが、本考案の具体的な態様は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態の押釦式通報装置10は消火器箱1に組み込まれたものであるが、消火栓や非常用電話等のようにトンネル内の他の設備に組み込んで使用することも可能であり、あるいは、トンネル内に単独で設置することも可能である。トンネル内に設置する場合には、トンネルが長く押釦式通報装置10が多数存在する場合でも、少人数で効率良く検査を行うことができるので、特に効果的である。但し、押釦式通報装置10の設置場所は、トンネル内に限定されるものではなく、他の任意の場所とすることが可能であり、例えばビルや工場等に設置することも可能である。
また、本実施形態の押釦用保護板24は、円板状に形成されており、指で押し込んで押釦22aを押圧できるように構成されているが、筐体21の開口21aの形状や開口21aへの装着方法等に応じて種々の形状・構造とすることが可能であり、例えば、クラッカープレートであってもよい。すなわち、図5に示す押釦用保護板240のように、円板状の基材が、円周に沿って形成された複数のスリット241により周縁部242と中央部243とに区画された構成であってもよい。この押釦用保護板240は、隣接するスリット241,241間に存在する複数の橋絡部244によって周縁部242と中央部243とが連結されており、周縁部242を筐体の開口周縁に固定した状態で中央部243を強く押圧することにより橋絡部244が破断するため、中央部243を介して押釦を押圧することができる。このような構成を有する押釦用保護板240についても、中央部243に検査用小孔240aを有する構成にすることで、押釦用保護板240を取り外すことなく点検作業を行うことができ、点検時に押釦用保護板240が落下して損傷する問題も解消されるため、作業性を高めることができる。クラッカープレートからなる保護板としては、上記の構成以外に、例えば、裏面側に放射状等の切り込みを有する構成であってもよい。
10 押釦通報装置
20 発信機
21 筐体
21a 開口
22 押釦スイッチ
22a 押釦
24,240 押釦用保護板
24a,240a 検査用小孔

Claims (3)

  1. 前面に開口が形成された筐体と、前記筐体内に収容され前記開口を介して押圧可能な押釦とを備える押釦式通報装置の前記開口に装着される押釦用保護板であって、
    前記押釦と対向する位置に、検査棒を挿通可能な検査用小孔を有することを特徴とする押釦用保護板。
  2. 前記検査用小孔の直径は、3〜10mmである請求項1に記載の押釦用保護板。
  3. 前面に開口が形成された筐体と、
    前記筐体内に収容され前記開口を介して押圧可能な押釦と、
    前記開口に装着される押釦用保護板とを備える押釦式通報装置であって、
    前記押釦用保護板は、前記押釦と対向する位置に、検査棒を挿通可能な検査用小孔を有することを特徴とする押釦式通報装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018081341A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 能美防災株式会社 発信機
JP2021009530A (ja) * 2019-07-01 2021-01-28 ホーチキ株式会社 発信機の点検方法及び点検治具
JP2021072013A (ja) * 2019-11-01 2021-05-06 ホーチキ株式会社 発信機

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