JP3165276B2 - 特殊サイズコマ・疑似ズーミングコマの検定装置 - Google Patents

特殊サイズコマ・疑似ズーミングコマの検定装置

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JP3165276B2
JP3165276B2 JP05109993A JP5109993A JP3165276B2 JP 3165276 B2 JP3165276 B2 JP 3165276B2 JP 05109993 A JP05109993 A JP 05109993A JP 5109993 A JP5109993 A JP 5109993A JP 3165276 B2 JP3165276 B2 JP 3165276B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数サイズのコマを混
在させて記録した写真フイルムの特殊サイズコマや、疑
似ズーミング情報を記録したコマを検定する特殊サイズ
コマ・疑似ズーミングコマの検定装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリント位置にセットされたコマに対し
て、その位置確認や、コマの濃度や色を調べるために、
撮像手段とモニタとを設け、モニタを介してコマを観察
することができるようにしたモニタ付き写真プリンタが
知られている(例えば、特開平1−298339号公
報)。
【0003】ところで、パノラマサイズプリント写真
は、横方向の長さがフルサイズプリント写真(Lサイズ
又はEサイズ)の2倍であり、かなり迫力があるため、
最近需要が拡大しつつある。このパノラマサイズプリン
ト写真は、35mm写真フイルムに記録されたパノラマコ
マ(13×36mm)を、例えば89×254mmのプリン
トサイズで印画紙にプリントしたものである。
【0004】撮影シーンをパノラマコマに撮影するに
は、パノラマ専用レンズ付きフイルムユニットやパノラ
マ専用コンパクトカメラの他に、コマサイズ可変カメラ
が用いられる。このコマサイズ可変カメラは、フイルム
通路上にコマサイズ切換え操作つまみが配置されてお
り、1本の写真フイルムの撮影途中でコマサイズを変更
することができないようにされている。更には、最近、
コマサイズ切換え操作つまみをカメラの外部に設け、1
本の写真フイルムの撮影途中で、通常サイズコマ(フル
サイズコマ)と特殊サイズコマ(パノラマコマ)とに自
由に切り換えができるようにしたコマサイズ切換えカメ
ラが市販されてきている。このカメラを使用すると、1
本の写真フイルムに、フルサイズコマとパノラマコマと
が混在することになる。
【0005】また、ファインダー画像のみをズーミング
したり、ファインダー内にズーミング枠を表示したりし
た状態で、通常のフルサイズ画面に標準レンズでズーミ
ングすることなく撮影するとともに、疑似ズーミング情
報をフイルムの磁気記録層やカメラのICカード等に記
録するようにしたカメラが提案されている(例えば、特
開平4−234027号)。疑似ズーミング撮影された
コマは、プリントの際に疑似ズーミング情報に基づきプ
リント倍率が変えられ、撮影時にズーミングされた画像
と同じような大きさのプリント画像が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パノラ
マコマといっても、パノラマ専用マスクがセットされた
カメラにより撮影された完全な矩形状のコマの他に、コ
マサイズ切換えタイプのカメラで撮影されたものは、切
換えマスクの軸部周辺からの光洩れによって、パノラマ
コマの周辺に濃度部が形成されたり、パノラマコマの4
隅の一部又は全部に角状の突出した濃度部が形成された
りして、完全な矩形状となっていないコマがある。更に
は、パノラマ専用カメラにオートデート機構が内蔵され
ているものでは、日付等の画像が濃度部としてパノラマ
コマの枠外に記録されるタイプのものがある。このた
め、パノラマコマを判定するためのパノラマセンサに、
これら濃度部によるノイズが入ってしまい、これにより
本来ならばパノラマコマと判定されるべきコマが誤って
フルサイズコマと判定されることもある。したがって、
判定精度が低下するという問題がある。更に、花火等の
特殊なものを撮影したコマの場合には、これら撮影コマ
がフルサイズコマなのかパノラマコマなのかを判定する
ことは人手による場合でも困難となる。
【0007】また、上記疑似ズーミングコマは、外見上
は通常のフルサイズコマとして記録されているため、通
常のフルサイズコマか疑似ズーミングコマかは目で見た
状態では判らず、これらが単にフイルム検定用モニタに
表示されても、ズーミングエリアのみならずその周りも
写し出されているから、ズーミングエリアを重視した露
光補正を行うことが難しいという問題がある。また、単
にズーミング枠をフイルム検定用モニタに表示しても、
露光補正量の判定時にズーミングエリア周りの画像の影
響を受けるため、ズーミングエリアのみの正確な露光補
正データを決定することが難しいという問題がある。
【0008】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、特殊サイズコマのコマサイズの自動判定による誤
りを少なくするとともにこれら特殊サイズコマの検定を
精度良く行うことができるようにした特殊サイズコマの
検定装置を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、疑似ズーミングコマのフ
イルム検定を精度よく行うことができるようにした疑似
ズーミングコマの検定装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、写真フイルムの仕上がり画像をシミュレ
ート表示するモニタと、特殊サイズコマを検出する手段
と、特殊サイズコマを検出したときに特殊サイズコマ用
のフイルムマスクを挿入して測光及び撮像する手段と、
露光補正データを入力する手段と、前記フイルムマスク
をコマから退避させてこの状態で仕上がり画像をモニタ
に表示する手段とを備えたものである。上記特殊サイズ
コマとしては、請求項3又は4に記載のように、パノラ
マコマ,ハイビジョンコマ,シネマコマ,スクエアコマ
等がある。
【0011】また、請求項2記載の発明は、特殊サイズ
コマのときに、モニタのシミュレート画像に特殊サイズ
コマの枠線を表示するようにしたものである。
【0012】また、請求項5記載の疑似ズーミングコマ
の検定装置は、写真フイルムの仕上がり画像をシミュレ
ート表示するモニタと、疑似ズーミング情報を読み取る
手段と、プリント対象コマの測光位置に設けられ、疑似
ズーミング情報で指定されるズーミングエリアと同じサ
イズの開口を有するフイルムマスクと、疑似ズーミング
情報が記録されたコマが測光位置にセットされた時に、
フイルムマスクを測光位置にセットして露光制御のため
の測光と、シミュレート画像を表示するための撮像とを
行う手段と、露光補正データを入力する手段とを備えた
ものである。
【0013】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の疑似ズーミングコマの検定装置において、フイルム
マスクを可変マスクから構成して、疑似ズーミング情報
が記録されたコマの場合に、可変マスクを疑似ズーミン
グ情報で指定されたズーミングエリアと同じサイズの開
口となるように変更したものである。
【0014】
【作用】写真フイルムがプリント位置に搬送される途中
で、コマサイズセンサにより、通常サイズコマか特殊サ
イズコマ、例えばパノラマコマかが自動判定される。パ
ノラマコマの場合には、パノラマコマ用のフイルムマス
クがプリント位置に挿入され、プリント対象コマの測光
及び撮像が行われる。撮像されたプリント対象コマの画
像は、仕上がり画像をシミュレートした状態でモニタに
表示される。この仕上がり画像を見ながら、オペレータ
により露光補正データが入力される。入力された露光補
正データで補正された仕上がり画像がモニターに表示さ
れる。
【0015】検定終了後は、パノラマコマ用フイルムマ
スクがプリント位置から退避し、シミュレート画像が通
常サイズコマの大きさで表示され、特殊サイズコマの周
縁部もシミュレート表示される。これにより、誤って特
殊サイズコマと自動判定した場合でも、通常サイズコマ
の中心部である特殊サイズエリアを重点的に露光補正し
た後であるので、これに対応して周縁部もはっきりと判
るようになり、目視により通常サイズコマと容易に判定
することができる。すなわち、このように誤判定し易い
コマが最初に通常サイズコマとしてシミュレート表示さ
れる場合には、通常サイズ分の画像データから基本露光
量を決定して焼付光の光質を調節しているため、これが
モニタに表示された場合に通常サイズか特殊サイズかを
目視により簡単には判定することができず目視でも誤認
することがあるが、これを回避することができるように
なる。
【0016】また、疑似ズーミング情報が記録されたコ
マがプリント位置にセットされると、可変マスクが疑似
ズーミング情報に基づきズーミングエリアのみを表示す
る開口サイズにセットされる。この状態で測光及び撮像
が行われ。そして、モニタにズーミングエリア以外をマ
スクした画像が表示されるため、露光補正データの決定
時にズーミングエリア以外の周りの背景の影響を受ける
ことがなく、正確な露光補正データを決定することがで
きる。
【0017】
【実施例】図2は本発明を実施するモニタ付き写真プリ
ンタプロセサの概略図である。光源10から放出された
焼付光は、周知のフイルタ駆動部11,拡散箱12を経
てから、フイルムキャリア13に保持されたネガフイル
ム14のコマを照明してこれをカラーペーパー15に焼
き付ける。また、このコマの画像は、撮像部16で撮像
され、カラーCRT17に表示される。焼付露光済みの
カラーペーパー15はペーパープロセサ28に送られ、
ここで現像処理された後に各コマ毎に切り離されトレイ
29に排出される。
【0018】フイルムキャリア13には、パノラマコマ
を自動検出するためのコマサイズセンサ18が設けられ
ている。図3に示すように、コマサイズセンサ18はフ
イルム送りローラ対19a,19bの間に配置されてお
り、コマセンサ20とパノラマセンサ21a,21bと
から構成されている。各センサ20,21a,21b
は、ネガフイルム14の幅方向でライン状に配置されて
いる。前記コマセンサ20は、ネガフイルム14の幅方
向中央部に配置されており、フルサイズコマ22及びパ
ノラマコマ23の両方の画面内を通過する位置でネガフ
イルム濃度を検出する。また、パノラマセンサ21a,
21bは、ネガフイルム14の両側縁部近くに配置され
ており、フルサイズコマ22の画面内を通過するととも
にパノラマコマ23の画面外を通過する位置で、ネガフ
イルム14の濃度を検出する。これらセンサ20,21
a,21bのネガフイルム14の下方には、図2に示す
ように、光源24及びスリット板25が配置されてお
り、これらによりネガフイルム14が下から照明され
る。
【0019】前記各センサ20,21a,21bからの
フイルム濃度信号はコマサイズ判定回路26に送られ
る。コマサイズ判定回路26は、コマセンサ20がある
濃度を検出してオンとなっているときで、且つパノラマ
センサ21a,21bの信号がフイルムベース濃度領域
にあるときには、パノラマコマと判定する。また、コマ
センサ20がオンとなっており、且つパノラマセンサ2
1a,21bの信号もフイルムベース濃度を越えた濃度
を有しオンとなっているときに、フルサイズコマと判定
する。これら判定信号はコントローラ27に送られる。
このようなコマサイズの自動判定については、本出願人
が既に出願している特願平4−38135号の明細書に
詳しく説明されている。コントローラ27は、コマ判定
信号に基づき、フイルムキャリア13のキャリアマスク
30をフルサイズ用開口からパノラマ用開口へと切り換
え、この状態でプリント対象コマの各点を三色分解測光
するとともに、シミュレート画像を表示するために撮像
する。
【0020】前記キャリアマスク30はフイルムキャリ
ア13のプリント位置に配置されている。図4に示すよ
うに、キャリアマスク30はソレノイド31により測光
時及びプリント時に下降してネガフイルム14をキャリ
アベース32に密着させる。キャリアマスク30にはフ
ルサイズ用マスク開口30aとパノラマ用マスク開口3
0bとが形成されており、シフト機構33により水平移
動していずれかの開口がプリント位置に選択的にセット
される。なお、このようにスライド移動させてマスク開
口のサイズを切り換える他に、1対のL字形のマスク枠
を接近・離反するように平行移動させてその開口サイズ
を変更してもよい。
【0021】上記キャリアマスク30は通常はフルサイ
ズ用開口30aがプリント位置にセットされており、コ
マサイズセンサ18によりパノラマコマ23がプリント
位置にセットされたときに、パノラマ用開口30bがプ
リント位置にセットされて測光が行われる。
【0022】図2に示すように、ネガフイルム14とカ
ラーペーパー15とを結ぶ焼付光路39には、ハーフミ
ラー40,ズームレンズ41,シャッタ42が配置され
ている。カラーペーパー15には、周知の可変ペーパー
マスク43が配置されており、指定されたプリントサイ
ズに応じてその開口の大きさが変化する。また、ズーム
レンズ41は、モータで駆動されて焦点距離が調節さ
れ、プリントするサイズに合わせて焼付倍率を変更す
る。前記ハーフミラー40は焼付光を分岐させて、これ
を撮像部16及びスキャナー46に送る。なお、ハーフ
ミラー41に変えて、可動ミラーとしてもよく、この場
合にはスライド式にあるいは回動式にミラーを移動させ
て、焼付光路39内にミラーを挿入または退避させる。
【0023】モニタ時には、ハーフミラー40で反射さ
れた光は、ズームレンズ50,ビームスプリッタ51を
透過してスキャナー46のカラーイメージセンサー52
に入射し、またビームスプリッタ51を反射した光は撮
像部16のカラーイメージセンサー53に入射する。ズ
ームレンズ50は、モータで駆動されて焦点距離が調節
され、フイルムの種類等に応じてコマのサイズが変わっ
ても、カラーCRT17に表示されるシミュレート画像
17aが常に同じ大きさとなるようにする。
【0024】前記カラーイメージセンサー52,53と
しては、MOSタイプ又はCCDタイプが用いられてい
る。カラーイメージセンサー52は、プリント対象コマ
を20×15に分割してこれら300点を三色分解測光
し、この測光データを特性値算出部56に送る。特性値
算出部56では、周知のように、LATD(大画面透過
濃度)や最大濃度、最小濃度等の各種特性値を抽出し、
これを露光量演算部57に送る。露光量演算部57は周
知の露光量演算式により基本露光量を演算して、これを
コントローラ27に送る。コントローラ27は、露光量
に基づきフイルタ駆動部11を駆動して、その光質及び
光強度を調節する。これにより、測光値に基づいた基本
露光量に対応する光質及び光強度でプリント対象コマの
画像が照明される。
【0025】また、カラーイメージセンサー53から出
力されたビデオ信号は、カラーペーパー15の特性をシ
ミュレートし且つネガ・ポジ変換するための画像処理部
55に送られる。この画像処理部55で画像処理され、
かつその他の情報と画像合成されてからカラーCRT1
7に送られる。このカラーCRT17には、プリント対
象コマのプリント仕上がりをシミュレートしたシミュレ
ート画像17aと、位置マーク,プリントサイズ,焼付
倍率等の他のデータ表示画像17bとが表示される。更
に、画像処理部55には枠線表示部58が接続されてお
り、これによりパノラマコマに対して、上下の枠を示す
枠線59a,59bが表示される。このシミュレート画
像17aやデータ表示画像17b,枠線59a,59b
の表示方法については、本出願人による特開平1−29
8339号公報に詳しく説明されている。
【0026】オペレータによりカラーCRT17のシミ
ュレート画像17aが観察され露光補正データが決定さ
れると、これがキーボード65の補正キーの操作により
コントローラ27に入力される。
【0027】前記補正データが入力されると、コントロ
ーラ27はフイルタ駆動部11を作動させ、赤色フイル
タ66,緑色フイルタ67,青色フイルタ68の少なく
とも1枚を移動し、焼付光路39内への挿入量を調節し
て焼付光の光質及び光強度を変える。このように補正キ
ーを操作すると、フイルタ駆動部11が作動してコマの
照明状態を変えるから、カラーCRT17に表示された
シミュレート画像17aのカラーバランス,濃度が変化
する。プリント仕上がりとコマの位置を確認してこれで
良ければキーボード65のプリントキーを操作する。こ
のプリントキーの操作により、コントローラ27はシャ
ッタ駆動部70を制御して、プリント対象コマの画像を
カラーペーパー15にプリントする。プリント後は、コ
マ送りが行われ、次のコマが新たにプリント位置にセッ
トされる。
【0028】次に、本実施例の作用について図1を参照
して説明する。混在コマを記録したネガフイルム14が
フイルムキャリア13にセットされると、コントローラ
27はコマ送りを行い、先頭コマをプリント位置にセッ
トする。このコマ送り中に、コマサイズセンサ18によ
りフイルム濃度が検出され、コマサイズ判定回路26は
前述したようにフイルム濃度の変化に基づきコマサイズ
を自動判定する。
【0029】コマサイズがパノラマコマと自動判定され
た場合には、図4に示すようにシフト機構33によりキ
ャリアマスク30がスライド移動して、パノラマ用マス
ク開口30bがプリント位置にセットされる。このセッ
ト後に、スキャナー46が作動してプリント対象コマの
各点を三色分解測光する。また、撮像部16が作動して
カラーイメージセンサー53でパノラマコマを撮像し、
これが画像処理部55で画像処理された後にカラーCR
T17にシミュレート表示される。このように、パノラ
マ用マスク開口30bをセットして測光及び撮像するた
め、素抜けとなるパノラマコマの周囲の影響を無くすこ
とができ、ブルーミングの発生を阻止して、正確な測光
と原画に忠実な撮像を行うことができる。
【0030】シミュレート画像17aを観察して必要に
応じて露光補正データが入力されると、これに対応して
フイルタセット位置が変更され、これにより焼付光の光
質及び光強度が調節され、露光補正後のシミュレート画
像17aがカラーCRT17に表示される。その後、パ
ノラマ用マスク開口30bがプリント位置から退避し、
代わりにフルサイズ用マスク開口30aがセットされ
る。これにより、シミュレート画像17aはフルサイズ
コマとしてカラーCRT17に表示される。また、この
フルサイズコマとしての表示時には、図2に示すよう
に、枠線表示部58によりフルサイズコマ内にパノラマ
コマであることを示す枠線59a,59bが表示され
る。このようにパノラマコマとして検定され、パノラマ
コマエリアが重点的に露光補正されるため、誤ってフル
サイズコマがパノラマコマと自動判定されていた場合に
も、この露光補正により上下部がはっきりと判るように
なるため、露光補正前には目視により判別困難なコマで
あっても容易にフルサイズコマであると判定することが
できる。これにより、パノラマコマと誤判定されたまま
パノラマサイズでプリントされることがなく、プリント
失敗を少なくすることができる。
【0031】また、フルサイズコマと自動判定された場
合には、フルサイズ用のマスク開口30aがプリント位
置にセットされ、この状態で撮像及び測光が行われる。
この撮像によってポジ画像のシュミレート画像がカラー
CRT17に表示される。オペレータは、シミュレート
画像を観察して、コマサイズをチェックする。もし、判
定ミスが生じている場合は、キーボード65を操作して
パノラマ用マスク開口30bをプリント位置にセットす
る。他方、フルサイズコマであることを確認した場合に
は、シュミレート画像の状態に応じて補正キーを操作し
て、露光補正データを入力する。この補正データが入力
されると、これに対応してフイルタセット位置も変更さ
れ、これにより露光補正後のシミュレート画像がカラー
CRTに表示される。この露光補正データで良い場合に
はプリントキーが操作され、カラーペーパーにプリント
対象コマの画像がプリントされる。次に、コマ送りさ
れ、次のプリント対象コマがプリント位置にセットさ
れ、以下同様にプリントされる。
【0032】なお、上記実施例では、通常サイズコマと
してフルサイズコマで説明したが、これはハーフサイズ
コマであってもよい。また、特殊サイズコマとしてパノ
ラマコマの場合について説明したが、これは他のハイビ
ジョンサイズ(アスペクト比1.46)やシネマサイズ
(アスペクト比2.30)、更にはスクエアサイズ(ア
スペクト比1.0)等であってもよい。これらの場合に
は、枠線は上下の他に、必要に応じて左右の分も表示さ
れる。
【0033】また、図5に示すように、通常のフルサイ
ズコマ80の他に、パノラマコマ81と、ハイビジョン
コマ82とを混在させたネガフイルム83をプリントす
る場合には、コマセンサ84とパノラマセンサ85a,
85bとハイビョンセンサ86a,86bとを備えたコ
マサイズセンサ87を用いるようにする。コマセンサ8
4は第1実施例と同じように、ネガフイルム83の幅方
向中央部に配置されている。また、パノラマセンサ85
a,85bは、パノラマコマ81の画面内を通過すると
ともにハイビジョンコマ82の画面外を通過する位置
で、ネガフイルム83の濃度を検出する。ハイビジョン
センサ86a,86bは、パノラマセンサ85a,85
bよりも更にフイルム83の両側縁部近くに配置されて
おり、フルサイズコマ80及びパノラマコマ81の画面
内を通過するとともにハイビジョンコマ82の画面外を
通過する位置で、ネガフイルム83の濃度を検出する。
【0034】図6は本実施例で用いる可変マスク90を
示している。この可変マスク90は、フルサイズ,パノ
ラマサイズ,ハイビジョンサイズの開口に変化可能であ
り、1対のマスク本体91a,91bと、これをフイル
ム83の幅方向で平行移動させるピニオン92とから構
成されている。マスク本体91a,91bには、フイル
ム83の幅方向に長くラック部93a,93bが形成さ
れており、このラック部93a,93bにピニオン92
が噛み合っている。そして、ピニオン92をモータ94
により回転させると、マスク本体91a,91bがフイ
ルム83の幅方向でスライド移動する。マスク開口幅
が、初期位置のフルサイズ用開口幅WF ,ハイビジョン
用開口幅WH 及びパノラマ開口幅WP になった時に、モ
ータ94を停止させることで、各サイズのマスク開口に
変化させる。
【0035】ハイビジョンサンサ84a,84bにより
ハイビジョンコマ86が検出されると、可変マスク90
がハイビジョッ用開口幅WH に変更され、この状態で測
光及び撮像が行われる。以下、図7に示すように、パノ
ラマコマのときと同じような処理流れでハイビジョンコ
マに対して測光、ネガ検定、及びプリントが行われる。
【0036】なお、このような可変マスク90を用いる
代わりに、図8に示すように、マスク板95に、フルサ
イズマスク開口95aを挟むようにして、パノラマサイ
ズマスク開口95bとハイビジョン用マスク開口95c
とを設け、このマスク板95をシフト機構96によりシ
フトさせて、所望のマスク開口95a,95b,95c
をプリント位置にセットして、ネガフイルム97の各コ
マ98a,98b,98cをマスキングしてもよい。
【0037】また、上記実施例では、各種コマサイズの
マスクを用いることにより、コマサイズに対応した測光
及びフイルム検定を行うようにしたが、更に、疑似ズー
ミング情報等が記録されたフイルムを用いて、疑似ズー
ミングコマの測光及びフイルム検定時に、図9に示すよ
うな可変マスク100を用いるようにしてもよい。この
可変マスク100は、図6に示す可変マスク90と同じ
ものに、フイルム送り方向で移動自在な1対のマスク本
体101a,101bを設け、これをラック102a,
102b、ピニオン103、及びモータ104によりフ
イルム送り方向で平行移動させるように構成したもので
あり、図6のものと同じ構成部材には同一符号を付して
その説明を省略している。
【0038】疑似ズーミング情報は、疑似ズーミング撮
影を行う場合に、フイルムの磁気記録層やカメラのIC
カードに撮影情報の一種として記録される。このような
カメラは、例えば特開平4−113347号に詳しく説
明されている。疑似ズーミング撮影は、ファインダー画
像のみをズーミングしたり、ズーミング枠をファインダ
ー画像内に表示したりして、ズーミングした画像を撮影
者に知らせ、撮影は、通常のフルサイズコマで行い、こ
の撮影とともに、ズーミング倍率に対応するプリント倍
率情報をフイルムの磁気情報記録部やカメラのICカー
ド等に記録する。そして、プリント時に、プリント倍率
情報に基づきフルサイズコマを拡大プリントして、ズー
ミング撮影時のファインダー画像やズーミング枠内画像
と同じような大きさのプリント写真を得る。
【0039】図10に示すように、疑似ズーミングコマ
の測光及びフイルム検定時には、疑似ズーミング情報が
フイルムやICカードから読み出され、これに基づき、
疑似ズーミングされた画像エリアのみを表示するよう
に、可変マスク100の開口105のサイズが変更され
る。疑似ズーミング情報の読み取り手段は、図11に示
すように、ネガフイルム110に形成された透明な磁気
記録層111に接する磁気ヘッド112と、この磁気ヘ
ッド112からの電気信号を疑似ズーミング情報等の各
種撮影情報に変換するデータ変換回路113とから構成
されており、詳しくは、特開平4−113347号公報
に記載されている。
【0040】そして、可変マスク100でズーミングエ
リア以外の部分が覆われた状態で測光及び仕上がり画像
を表示するための撮像が行われる。したがって、カラー
CRTには、ズーミングエリア以外をマスキングした画
面が表示されるため、オペレータは、このシミュレート
画像を見ながら露光補正データを容易に決定することが
できる。この露光補正データが入力されると、これに基
づきフイルタ駆動部によりフイルタセット位置が変更さ
れ、露光補正後の仕上がり画像がモニタに表示される。
このように、ズーミングエリアのみがモニタに表示さ
れ、それ以外の周りの背景等がマスクにより隠されて表
示されないので、ズーミングエリアを重視して、露光補
正データを決定することができ、正確な露光補正データ
が得られる。なお、ズーミングエリアをモニタに拡大表
示してもよく、この場合には、露光補正データの決定が
容易に行えるようになる。
【0041】また、上記実施例では、プリンタプロセサ
について説明したが、これはフイルム検定装置にも実施
してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コマサイズ判定部により特殊サイズコマと判定される場
合には、特殊サイズコマ用のマスク開口を写真フイルム
のプリント対象コマにセットして測光及び撮像を行うか
ら、ブルーミングの発生を防止することができる。これ
により、特殊サイズコマ内のピクセルに、特殊サイズコ
マ外の画像による電荷が流れ込むのを防止でき、パノラ
マコマ内の測光値がこれの影響を受けることがなく、正
確な測光を行うことができる。また、原画を忠実にシミ
ュレート表示することができるため、正確な露光補正デ
ータを入力することができる。
【0043】また、特殊サイズコマと自動判定された場
合に、露光補正データの入力後に、プリント対象コマか
ら特殊サイズコマ用マスク開口を退避させたから、シミ
ュレート画像は通常サイズコマの大きさで最終的に表示
され、特殊サイズコマの周縁部もシミュレート表示され
る。これにより、誤って特殊サイズコマと自動判定した
場合でも、通常サイズコマの中心部である特殊サイズエ
リアを重点的に露光補正した後であるので、これに対応
して周縁部もはっきりと判るようになり、目視により通
常サイズコマと容易に判定することができる。すなわ
ち、このように誤判定し易いコマが最初に通常サイズコ
マとしてシミュレート表示される場合には、通常サイズ
分の画像データから基本露光量を決定して焼付光の光質
を調節しているため、これがモニタに表示された場合に
通常サイズか特殊サイズかを目視により簡単には判定す
ることができず目視でも誤認することがあるが、これを
回避することができるようになる。
【0044】また、疑似ズーミング情報に基づき、可変
マスクの開口をズーミングエリアサイズに変更して、測
光及び撮像するから、ズーミングエリアを重視した測光
が可能になる。しかも、ズーミングエリアのみがシミュ
レート表示されるため、このエリアを重視したフイルム
検定を行うことができ、正確な露光補正量を容易に決定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特殊サイズコマの検定装置の処理手順
を示すフローチャートである。
【図2】本発明を実施するモニタ付き写真プリンタプロ
セサを示す概略図である。
【図3】コマサイズセンサを示す説明図である。
【図4】パノラマ用マスク開口とフルサイズ用マスク開
口との切換え機構を示す概略図である。
【図5】ハイビジョンコマを検出するためのコマサイズ
センサを示す説明図である。
【図6】可変マスクを示す概略図である。
【図7】ハイビジョンコマを検定した時の処理手順を示
すフローチャートである。
【図8】フルサイズ用マスク開口とパノラマ用マスク開
口とハイビジョン用マスク開口との切換え機構を示す概
略図である。
【図9】疑似ズーミングコマのフイルム検定時に用いる
可変マスクを示す概略図である。
【図10】疑似ズーミングコマのプリント時の処理手順
を示すフローチャートである。
【図11】フイルムから疑似ズーミング情報を読み取る
ための手段を示す概略図概略図である。
【符号の説明】
13 フイルムキャリア 14,83,110 ネガフイルム 15 カラーペーパー 17 カラーCRT 17a シミュレート画像 18,87 コマサイズセンサ 20,84 コマセンサ 21a,21b,85a,85b パノラマセンサ 22,80 フルサイズコマ 23,81 パノラマコマ 30 キャリアマスク 30a フルサイズ用マスク開口 30b パノラマ用マスク開口 82 ハイビジョンコマ 86a,86b ハイビジョンセンサ 90,100 可変マスク 95 マスク本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−79236(JP,A) 特開 平2−221950(JP,A) 特開 平3−153228(JP,A) 特開 平4−350643(JP,A) 特開 平5−204053(JP,A) 特開 平5−341397(JP,A) 特開 平5−34883(JP,A) 特開 平5−323463(JP,A) 特開 平5−323464(JP,A) 特開 平5−333444(JP,A) 特開 平2−110532(JP,A) 特開 平5−265099(JP,A) 特開 昭61−109043(JP,A) 特開 昭63−98644(JP,A) 特開 平5−150335(JP,A) 実開 平5−25439(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 27/46 G03B 27/80 H04N 5/232

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常サイズコマと特殊サイズコマとの複
    数サイズのコマを混在させて記録した写真フイルムの特
    殊サイズコマを検定する特殊サイズコマの検定装置にお
    いて、写真フイルムの仕上がり画像をシミュレート表示
    するモニタと、特殊サイズコマを検出する手段と、特殊
    サイズコマを検出したときに特殊サイズコマ用フイルム
    マスクを挿入して露光制御のための測光と、シミュレー
    ト画像を表示するための撮像とを行う手段と、露光補正
    データを入力する手段と、前記フイルムマスクをコマか
    ら退避させてこの状態で仕上がり画像をモニタに表示す
    る手段とを備えたことを特徴とする特殊サイズコマの検
    定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の特殊サイズコマの検定装
    置において、特殊サイズコマのときに、モニタのシミュ
    レート画像に特殊サイズコマの枠線を表示することを特
    徴とする特殊サイズコマの検定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の特殊サイズコマの
    検定装置において、特殊サイズコマはパノラマコマであ
    ることを特徴とする特殊サイズコマの検定装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の特殊サイズコマの
    検定装置において、特殊サイズコマはハイビジョンコマ
    であることを特徴とする特殊サイズコマの検定装置。
  5. 【請求項5】 疑似ズーミング情報が記録されたコマを
    有する写真フイルムの疑似ズーミングコマを検定する装
    置において、写真フイルムの仕上がり画像をシミュレー
    ト表示するモニタと、疑似ズーミング情報を読み取る手
    段と、プリント対象コマの測光位置に設けられ、疑似ズ
    ーミング情報で指定されるズーミングエリア開口を有す
    るフイルムマスクと、疑似ズーミング情報が記録された
    コマが測光位置にセットされた時に、フイルムマスクを
    測光位置にセットして露光制御のための測光と、シミュ
    レート画像を表示するための撮像とを行う手段と、露光
    補正データを入力する手段とを備えたことを特徴とする
    疑似ズーミングコマの検定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の疑似ズーミングコマの検
    定装置において、フイルムマスクは可変マスクから構成
    され、疑似ズーミング情報で指定されたズーミングエリ
    ア開口となるように変更されることを特徴とする疑似ズ
    ーミングコマの検定装置。
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