JP3164997U - 包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウォーターサーバーに飲料用液体を供給する際に使用するのに適した包装袋を提供する。【解決手段】内層と外層の間に中間層を設けた3層構造のフィルムからなる包装袋であって、前記内層は、異臭が少ない無添加低密度ポリエチレンからなるフィルムであり、前記中間層は、ナイロンフィルムであり、前記外層は、先端が尖ったもので孔を開けても裂けない柔軟性を有する未延伸ポリプロピレンからなるフィルムであり、前記中間層のナイロンフィルムの強度が、前記外層のフィルムの強度よりも高い。【選択図】 図1

Description

本考案は、飲料用液体を収容することを目的とした、包装袋に関する。
食品等の包装にフィルムを使用する際には、食品が要求する様々な包装条件を満たすために、性質の異なるフイルムを貼り合わせて目的の性能を持たせることが従来から行われている。
例えば、商品保存性と輸送時等の衝撃や屈曲に対する保護性を兼備するために、メタキシリレン基含有ポリアミド重合体を主体とする樹脂層(A層)の少なくとも片面に、脂肪族ポリアミド樹脂を主体とする樹脂層(B層)を積層してなるポリアミド系積層二軸延伸フィルムの少なくとも片面に、無機物質が蒸着されてなる蒸着ポリアミド系積層樹脂フィルム(特許文献1参照)が用いらていたり、あるいは、廃棄による環境負荷が少なく、且つバリア性と遮光性を備えるために、少なくとも外側からガスバリア性を有する透明バリアフィルム、印刷インキ層及び熱融着樹脂層を順に積層して得られる遮光性包装材(特許文献2参照)が用いられており、様々なフィルムの組み合わせを用いた多数の包装フィルムが用いられている。
特開2009−274440号公報 特開2000−280394号公報
しかしながら、従来の食品の包装用フィルムは、衝撃に対する保護性を有するために、所定の強度を有するフィルムが用いられており、このような包装用フィルムを、例えば、ウォーターサーバーに使用する飲料水等を収容する包装袋に使用すると、ウォーターサーバに包装袋をセットし、先端が尖ったニードルを用いて包装袋に孔を開けて、孔から飲料水をウォーターサーバ本体へとニードル内部の通路を通じて供給する際に、ニードルによって開けられた包装袋の孔が裂けてしまい、前記孔とニードルの間に生じた隙間から飲料水が漏れてしまうと言う問題が有った。
このようなことから袋が裂けるのを防ぐために柔軟性を有するフィルムを用いると、例えば、10リットル近い飲料水を袋に入れて供給すると、運搬時の袋の強度に問題が生じる可能性がある。また、菓子等の食品と異なり、飲料用液体、特に飲料水を収容した包装袋の場合、包装袋の匂いが液体に移り易いという問題が有る。
そこで、本考案は、前記問題を解決し、飲料用液体を収容するのに適した、包装袋を提供することを目的とする。
本考案の包装袋は、内層と外層の間に中間層を設けた3層構造のフィルムからなる包装袋であって、前記内層は異臭が少ない無添加低密度ポリエチレンからなるフィルムであり、前記中間層はナイロンフィルムであり、前記外層は先端が尖ったもので孔を開けても裂けない柔軟性を有する未延伸ポリプロピレンからなるフィルムであり、前記中間層のナイロンフィルムの強度が、前記外層のフィルムの強度よりも高いことを特徴とする。
本考案の包装袋は、内層と外層の間に中間層を設けた3層構造のフィルムからなる包装袋であって、前記内層は異臭が少ない無添加低密度ポリエチレンからなるフィルムであり、前記中間層はナイロンフィルムであり、前記外層は先端が尖ったもので孔を開けても裂けない柔軟性を有する未延伸ポリプロピレンからなるフィルムであり、前記中間層のナイロンフィルムの強度が、前記外層のフィルムの強度よりも高いことにより、飲料液体を収容した場合、運搬時には破れにくく、ウォーターサーバで使用した時には、ニードルによって孔を開けると孔の周囲のフィルムが前記ニードルと密着して包装袋に開けられた孔をニードルの隙間から飲料用液体が漏れるのを防ぐことが可能となり、飲料用液体を収容するのに適したものとなる。
本考案の包装袋の構成を示す断面図である。 飲料水が入った包装袋がセットされたウォーターサーバの内部構造を示す概略図である。 ウォーターサーバの正面図である。
本考案を、図を用いて以下に詳細に説明する。図1が本考案の包装袋1のフィルムの構成を示す断面図である。また、飲料水を収容した包装袋1をセットしたウォーターサーバー10の内部構造を図2に示している。
本考案の包装袋1は、図1に示すように、3層構造のフィルムを用いた袋であり、外側から順に、外層2、中間層3、内層4で構成される。前記外層2は、ウォーターサーバ10のニードル14で孔が開けられることを考えて、先端が尖ったもので孔を開けても裂けない柔軟性を有する未延伸ポリプロピレンからなるフィルムを用いる。
前記中間層3は、飲料用液体を収容した場合に、衝撃を受けた時に破れたり、破裂したりしないように適度な強度を有するナイロンフィルムを用いる。前記内層4は、飲料水等の飲料用液体と直接触れるので、異臭が少ない無添加低密度ポリエチレンからなるフィルムを用いる。そして、前記中間層3のナイロンフィルムは、その強度が、前記外層2のフィルムの強度よりも高いものを用いる。
3層構造のフィルムを形成するためには、前記外層2、前記中間層3、前記内層4の各フィルムを、各フィルムの間に接着剤等を塗布し、加熱あるいは加圧等の手段を用いて貼り合わせる。このようにして得られた3層構造のフィルムをヒートシール等の手段を用いて袋状に形成すると、本考案の包装袋1が完成する。
本考案の包装袋1をウォーターサーバ10に供給する飲料水を収容する袋として使用した場合についてさらに説明する。前記ウォーターサーバ10は、図3に示すように、本体12と、本体12の上部にセットされ、飲料水の入った包装袋1をセットするボトルホルダー13から構成される。前記本体12の内部には、飲料用液体を冷却する冷却タンク15および飲料用液体を温める加熱タンク16を内蔵しており、本体12の正面には冷たい飲料用液体あるいは温かい飲料用液体を供給する2つの供給口が設けられており、利用者は供給口からコップ等に飲料水を入れてい利用することができる。
前記本体12の上部の開口には、前記ボトルホルダー13を保持し、飲料水を前記ボトルホルダー13から冷却タンク15へと流出させるすり鉢状のパッキングホルダーが設けられている。そして、前記ボトルホルダー13のすり鉢状の底面の中央に、包装袋1に孔を開けるためのニードル14が設けられている。前記ニードル14は先端が尖った円筒形状で、側面に開口を有し、前記開口から底面へと通じる2つの通路を内部に有しており、前記2つの通路を通じて飲料水が冷却タンク15へと供給される。
このようなウォーターサーバ10に飲料水の入った包装袋1をセットした状態が図2に示されている。図2の状態では、既にニードル14によって包装袋1に孔が開けられているが、この時、前記包装袋1に開けられた孔の周囲のフィルムは外層2の性質によって裂けることなくニードル14の周囲に密着しており、前記ニードル14と包装袋1の孔との隙間から包装袋1内の飲料水が漏れることなく、ウォーターサーバ10の本体12へと供給されている。
ウォーターサーバ10は、家庭や職場に設置されており、利用者は業者から前記包装袋1に入った飲料水を購入する必要が有る。そのため、利用者に包装袋1に入った飲料水を配達する必要があるが、前記中間層3のフィルムの強度によって破れたり破裂することなく安全に運搬することができる。
ウォーターサーバ10は、飲料水だけでなく様々な飲料用液体を供給する事ができるので、包装袋1にも様々な飲料用液体を収容することが考えられる。しかしながら、前記内層4には異臭が少ない無添加低密度ポリエチレンからなるフィルムを用いていることから、包装袋1に飲料用液体を収容して長期間保存されたとしても、飲料用液体にフィルムの臭いが移るのを防止することができる。特に、無臭の飲料水を収容した場合には、このような臭いが移らないという効果を生じることが利用者には求められる。
このように本考案の包装袋1に飲料用液体を収容することで、ウォーターサーバに飲料用液体を供給する際に求められる様々な条件を満たすことができるようになる。
1 包装袋
2 外層
3 中間層
4 内層
10 ウォーターサーバ
12 本体
13 ボトルホルダー
14 ニードル
15 冷却タンク
16 加熱タンク

Claims (1)

  1. 内層と外層の間に中間層を設けた3層構造のフィルムからなる包装袋であって、
    前記内層は、異臭が少ない無添加低密度ポリエチレンからなるフィルムであり、
    前記中間層は、ナイロンフィルムであり、
    前記外層は、先端が尖ったもので孔を開けても裂けない柔軟性を有する未延伸ポリプロピレンからなるフィルムであり、
    前記中間層のナイロンフィルムの強度が、前記外層のフィルムの強度よりも高いことを特徴とする包装袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013018504A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Osaka Sealing Printing Co Ltd 液体包装袋

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JP2008201482A (ja) * 2008-03-05 2008-09-04 Dainippon Printing Co Ltd 積層体

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