JP3164987B2 - アクティブマトリックス型液晶表示素子 - Google Patents

アクティブマトリックス型液晶表示素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、AV・OA機器などの
平面ディスプレイとして用いることのできる液晶表示素
子のアクティブマトリックス型液晶表示素子に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】現在、液晶を用いた表示素子は、ビデオ
カメラのビューファインダーやポケットTVさらには高
精細投写型TV、パソコン、ワープロなどの情報表示端
末など種々の分野で応用されてきており、開発、商品化
が活発に行われている。その中で代表的なものとしてア
クティブマトリックス型の液晶表示素子があり、カラー
化、高画質化が実現できることから非常に注目されてい
る。その構造はマトリックス上に配置された画素電極に
それぞれスイッチ素子を設け、それらのスイッチ素子を
介して各画素電極に液晶の光学特性を制御する電気信号
を独立に供給する方式である。スイッチング素子として
は、薄膜トランジスタ(TFT)を用いたものが主流で
ある。このアクティブマトリックス型の方式は大容量の
表示を行っても高いコントラストが保たれるという大き
な特徴をもち、特に近年市場要望の極めて高い、ラップ
トップパソコンやノートパソコン、さらには、エンジニ
アリングワークステーション用の大型・大容量フルカラ
ーディスプレイの本命として開発、商品化が盛んであ
る。
【0003】この様なアクティブマトリックス方式の液
晶表示素子において、広く用いられている液晶表示モー
ドに、TN(Twisted Nematic)方式のNW(Normally
White)モードがある。TN方式は液晶層を狭持する
基板間で液晶分子が90゜捻れた構造をとるパネルを2
枚の偏光板によりはさんだものである。NWモードにお
いて2枚の偏光板は互いの偏光軸方向が直交し、一方の
偏光板はその偏光軸が一方の基板に接している液晶分子
の長軸方向と平行か垂直になるように配置されている。
この場合、電圧無印加または、しきい値電圧以下の電圧
において白表示、それより高い電圧を印加していくと、
徐々に光透過率が低下して黒表示となる。このような表
示特性が得られるのは、液晶パネルに電圧を印加すると
液晶分子は捻れ構造をほどきながら電界の向きに配列し
ようとし、この分子の配列状態により、パネルを透過し
てくる光の偏光状態が変わり、光の透過率が変調される
からである。しかし同じ分子配列状態でも、液晶パネル
に入射してくる光の入射方向によって透過光の偏光状態
は変化するので、入射方向に対応して光の透過率は異な
ってくる。すなわち液晶パネルの特性は視角依存性を持
つ。この視角特性は主視角方向(液晶層の中間層におけ
る液晶分子の長軸方向)に対し視点を斜めに傾けると輝
度の逆転現象を引き起こす。すなわち、この表示モード
の場合、ある電圧の時の表示輝度が、それより低い電圧
時の輝度より明るくなる現象をいい、特に黒表示のため
高電圧を印加した時の輝度逆転現象は、液晶パネルの画
質上、重要な課題となっている。
【0004】この課題を解決するために、一つの画素電
極を複数の副画素に分割し、各副画素の液晶層に印加す
る電圧を各副画素間に具備された制御容量によって変化
させることによって、広い視野角で良好な多諧調表示を
させ視角特性を改善する方法(以下、画素分割法)が提
唱されている。この画素分割法の原理を簡単に説明す
る。図5は代表的な画素分割構成の等価回路である。図
に示すように画素が二つのの副画素に分割され、副画素
1(Clc1)には直接TFTのドレイン電極(D)が
接続されている。一方、副画素2(Clc2)は、制御
容量(Ccon)を介してドレイン電極(D)が接続さ
れている。したがって、TFTから供給された駆動電圧
(Vd)は、副画素1には同じ電圧値が供給されるが、
副画素2においては駆動電圧の一部が制御容量(Cco
n)に分割される。つまり、副画素1および副画素2に
供給される駆動電圧Vlc1およびVlc2は、それぞ
れ、 Vlc1=Vd Vlc2=Vd*Ccon/(Clc2+Ccon)
となり、明らかに、Vlc1>Vlc2である。よっ
て、主視角方向に視点を30゜傾けた場合の駆動電圧−
輝度特性は図6に示すように、副画素2の特性は副画素
1と同様に輝度反転を起こすものの、副画素1と比較し
て高電圧側にシフトする。その結果、全画素の駆動電圧
−輝度特性は、二つの副画素の特性が合成されたものと
なり、従来観測された輝度反転現象はなくなる。この様
に画素分割法は、液晶表示素子の視野角特性を改善する
効果は大きい。
【0005】この画素分割法を用いた液晶表示素子の例
として特開平5−289108「液晶表示装置及びその
製造方法」を挙げ、これに用いられている薄膜トランジ
スタ基板の平面構成を図7−(a)、また一点鎖線b−
b’における液晶表示素子の断面図を図7−(b)に示
す。複数の走査線(ゲート線)16と複数の信号線(ソ
ース線)17の各交差点に対応して副画素電極2a,2
bと薄膜トランジスタ(TFT)とが形成されている。
この副画素電極2a,2bとの間には制御容量19が具
備されており、この制御容量19は副画素電極2a,2
bと、制御容量電極20とで形成されている。図bにお
いて、4は第1絶縁体層を示し、ゲート絶縁膜として働
く。また6は第二絶縁体層を示す。そして液晶分子を所
定の方向に配列させるため、このアレイ基板1と、透明
電極膜11と遮光帯12が積層された対向基板13とに
配向膜を塗布した後、ラビング処理を施す。この二枚の
基板を数μmのギャップを保つように貼り合わせ、その
間に液晶を注入する。作製した液晶セルの両平面の外側
にに偏光板を各々一枚づつ貼り、そしてその一方にバッ
クライト(光源)を配置する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この画
素分割法を用いた液晶表示素子は画素電極領域の分割方
向の差異により応答特性が悪化する問題が生じる。例と
して液晶中間層の液晶分子の長軸方向と副画素間の境界
線方向が平行な場合を図8に示し、説明する。図a、図
bは図7のTFT基板において一点鎖線c−c’で示す
副画素電極間の境界部分の断面図と平面図であり、液晶
分子18は液晶層の中間層での状態を示している。図
(1)は白表示、図(4)は黒表示、そして図(2)、
図(3)は順に白表示と黒表示の間の過渡状態を表して
いおり、液晶分子18が電界に対して配列していく様子
を表している。図8−(1)の様に、白表示の場合、中
間層の液晶分子18は対向電極の透明電極膜11に対し
て数度の角度(チルト角)をもって配列している。印加
電圧を黒表示に切り換えると画素電極上の液晶分子18
は、副画素電極2a,2bと対向電極の透明電極膜11
との間の電界によって、このチルト角が徐々に急勾配に
なって立ち上がる。一方、図8−(2)の破線に示すよ
うに、副画素電極2a,2bの境界部分に斜めの縦電界
が発生し、この部分の液晶分子18の配列が影響を受け
る。この結果、図8−(2)、(3)の様に斜めの縦電
界に沿って配列した部分は他の部分と逆の配列となり、
その境では光抜けが起こり、白く光ってしまう。しか
し、すぐに周りの正常な配列の分子の弾性的な影響によ
って、図8−(4)のように逆配列のドメインは消滅
し、黒表示になる。この様に、印加電圧を白表示から黒
表示に切り換えても、完全に黒表示になるまで時間差が
生じる。このため応答特性が悪化し、表示画像では残像
となって見える。これを解決するため、制御容量電極を
不透明材料を用いて形成すると、副画素間の部分が遮光
され、応答特性は改善する。しかし制御容量電極の分だ
け透過光が減少、すなわち開口率(全画素における光透
過部の面積比)が低くなり、表示輝度が暗くなるという
問題が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明のアクティブマトリックス型液晶表示素子
は、対向する二枚の絶縁基板に液晶層を狭持し、複数の
マトリックス状に配置された画素を有し、各画素が少な
くとも二つ以上の副画素により構成され、各画素各々
には、互いに異なる大きさの電圧を印加する電圧制御手
段を形成してなり、副画素の電極の境界部分の斜めの縦
電界で、この部分の液晶分子の配列が影響を受けても、
液晶分子の配列の乱れが小さくなるように、液晶層の中
間層における液晶分子の長軸方向と、副画素間の境界線
とが成す角度をφとするとき、0°<φ≦45°を満た
ようにしたものである。また、各副画素の全部または
一部の副画素に、各副画素が形成する液晶容量と直列
に、異なる大きさの制御容量を形成されることによっ
て、電圧制御手段とするようにしたものである。また、
変調信号が供給される制御電極と前記各副画素電極間
に、異なる大きさの制御容量を形成されることによっ
て、前記電圧制御手段とするようにしたものである。
【0008】
【作用】例として図9に示すように、液晶層の中間層に
おける液晶分子の長軸方向と、副画素電極の分割方向を
平行(図9−(1))にすることにより、副画素電極2
a,2bと対向電極の透明電極膜11に生ずる斜めの縦
電界の方向と液晶分子21の長軸方向の成す角度が90
゜となる。これため図9−(2)、(3)のように液晶
分子が斜めの縦電界の影響を受けても、配列の乱れは小
さく、光抜けが発生するには至らない。
【0009】それによって、本発明は、上記した液晶表
示素子の問題点を抜本的に解決することができ、残像が
無く、表示輝度の高い液晶表示素子を提供しようとする
ものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明に関わる具体的な実施例につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明
の第1の実施例の液晶表示素子に用いた薄膜トランジス
タアレイ基板のTFT画素部の平面構成概略図を示した
ものである。また図(b)は図(a)の一点鎖線a−
a’における液晶表示素子の断面図である。本実施例で
は、図1に示すように副画素電極2a、2bをスパッタ
リング法によって堆積させたITO(InOx−SnO
x)を用いてアレイ基板1上にパターン形成した。ここ
で副画素電極2a、2bの境界線は所定の一方向の直線
で構成される。クロムを用いてゲート電極3aを形成し
た後、TFTのゲート絶縁膜として働く第1絶縁体層4
として窒化シリコン(SiNx)をその上に積層させ
る。次に、TFTのスイッチ機能を司る半導体層5をプ
ラズマCVD法によってアモルファスシリコン(α−S
i)を積層させる。6は第2絶縁体層であり、窒化シリ
コン(SiNx)をパターン化した。その後第1絶縁体
層4と半導体層5をドライエッチングすることによって
開口部7a、7bを設け副画素電極2aの一部が露出さ
れることになる。次にスパッタリング法によって堆積さ
せたチタン/アルミニウム(Ti/Al)の二層を用
い、ソース電極8a、ドレイン電極8b、蓄積容量電極
8d、および制御容量電極8eを同時にパターン形成す
る。またこれと同時に半導体層5がエッチングされる。
この時開口部7aを介して、副画素電極2aとドレイン
電極8bが結合し、また同様に開口部7bを介して、副
画素電極2aと蓄積容量電極8dが結合する。そして、
制御容量電極8eと副画素電極2bとの間で制御容量9
aが形成され、前段のゲート電極3aと蓄積容量電極8
dとの間に蓄積容量10が形成される。なおこの蓄積容
量10は画素に供給された電圧の保持特性するために設
けられたものである。このように完成した薄膜トランジ
スタアレイ基板と透明電極膜11と遮光帯12が積層さ
れた対向基板13に配向膜を塗布し、液晶中間層の液晶
分子の長軸方向と副画素間の境界線とが平行になるよう
に、図の方向にラビング処理を行う。その後、約5μm
のギャップを形成して貼り合わせ、その間に液晶を注入
して液晶表示素子を作製した。
【0011】この液晶表示素子の点灯画像検査を行った
ところ、副画素間の境界部分には光抜けは発生せず、遮
光帯を設ける必要がないので表示画面の明るい高品質の
液晶表示素子を作製することができた。
【0012】次に本発明に関わる第2の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。図2は本発明の第2
の実施例の液晶表示素子に用いた薄膜トランジスタアレ
イ基板のTFT画素部の平面構成概略図を示したもので
ある。本実施例では、副画素電極2a、2bをスパッタ
リング法によって堆積させたITO(InOx−SnO
x)を用いてアレイ基板1上に図2のような形状にパタ
ーン形成した。その他の薄膜トランジスタアレイ基板お
よび液晶表示素子の作製方法は第1の実施例と全く同じ
である。ここで副画素間の境界線は液晶中間層の液晶分
子の長軸方向と30゜の角度を形成している。
【0013】この液晶表示素子の点灯画像検査を行った
ところ、第1の実施例と同様に、高品質の液晶表示素子
を作製することができた。また副画素間の境界線と液晶
中間層の液晶分子の長軸方向とが形成する角度(φ)を
変化させて液晶表示素子を作製したところ、0゜φ≦
45゜の範囲において、光抜けが発生しないことが判明
した。
【0014】次に本発明に関わる第3の実施例について
説明する。図3は本発明の第3の実施例の液晶表示素子
に用いた薄膜トランジスタアレイ基板のTFT画素部の
平面構成概略図を示したものである。薄膜トランジスタ
アレイ基板および液晶表示素子の作製方法は第1の実施
例と全く同じである。しかし、画素電極2a,2bに対
して各々ドレイン電極8b,8cと制御容量電極8e,
8fが形成される構成とした。この等価回路を図4に示
す。制御容量(Cst1、Cst2)9a,9bは各々画素容量
(Clc1、Clc2)と並列に形成されており、n−1番走査
線14と電気的に接続されている。そしてn番走査線1
5に接続している寄生容量(Cgd1、Cgd2)はドレイン電
極8b,8cとn番走査線15との間に形成されてい
る。同じく図4にn−1、n番目の走査線に印加する信
号波形を示す。TFTのオン電位Vgt、TFTのオフ
電位Vgb、補償電位Vge(+)およびVge(−)
の四電位から成り、補償電位Vge(+)およびVge
(−)は走査線1本ごとに交互に印加される。これによ
り、TFTがオンになった瞬間の画素電極の電位Vs
は、その後寄生容量(Cgd)を介するn番走査線15の電
位変化-(Vgt-Vgb)*Cgd/(Cgd+Cst+Clc)と、蓄積容量(Cs
t)を介するn−1番走査線14の電位変化+(Vgb-Vge
(-))*Cgd/(Cgd+Cst+Clc)との影響を受ける。このため、
画素電圧Vlcは、対向電位Vcomより画素電極電位
が高い場合をVlc(+)、低い場合をVlc(−)と
すると、 Vlc(+)=Vs+{Cst*(Vgb-Vge(-))-Cgd*(Vgt-Vgb)}/Ctot-Vc
om Vlc(-)=Vs-{Cst*(Vge(+)-Vgb)+Cgd*(Vgbt-Vgb)}/Ctot-V
comとなる。ここでCtot=Cgd+Cst+Clcである。従って、C
st/CtotまたはCgd/Ctotを副画素ごとに異なる値に設定
すると、副画素電極2a,2bが構成する副画素の液晶
印加電圧Vlc1,Vlc2を、異なる値にすることが
可能となる。
【0015】第3の実施例については、Cst1とCs
t2、そしてClc1とClc2が異なっていることに
よって、それが可能となる。以上の構成と駆動方法によ
り、第1、第2の実施例に用いた画素分割法と同様の効
果が得られる。
【0016】この薄膜トランジスタアレイ基板を用いた
液晶表示素子に関して、画素電極2a、2bの境界線と
液晶中間層の液晶分子の長軸方向とが形成する角度
(φ)を変化させしたところ、0゜φ≦45゜の範囲
において、光抜けが発生しないことが判明し、第1の実
施例と同様に、高品質の液晶表示素子を作製することが
できた。
【0017】なお本発明は画素領域を二つの副画素に分
割する構成だけでなく、三つ以上に分割する構成におい
ても採用することができる。また副画素間の全境界線で
はなく、副画素間の大部分の境界線と液晶中間層の液晶
分子の長軸方向とが成す角度(φ)が0゜φ≦45゜
の範囲ならば、本発明は有効である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液晶表示
素子は、広視角を実現できる画素分割構成のアクティブ
マトリックス型液晶表示素子において、簡易な構成かつ
従来と同じ作製工程によって、画像品質上の課題である
副画素間の境界部分の光抜けの発生を防止することがで
き、副画素間の境界部分に遮光帯を設ける必要がないの
で開口率が上昇し、表示画面の明るさを向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例の液晶表示素子
の薄膜トランジスタ基板の構成を示す平面図 (b)は同断面図
【図2】本発明の第2の実施例の液晶表示素子の薄膜ト
ランジスタ基板の構成を示す平面図
【図3】本発明の第3の実施例の液晶表示素子の薄膜ト
ランジスタ基板の構成を示す平面図
【図4】本発明の第3の実施例の液晶表示素子の等価回
路図
【図5】画素分割法を行ったTFT液晶表示素子の一画
素の等価回路図
【図6】画素分割法を行ったTFT液晶表示素子の主視
角方向に30゜視点を傾けた時の輝度−駆動電圧特性図
【図7】(a)は従来の液晶表示素子の薄膜トランジス
タ基板の構成を示す平面図 (b)は同断面図
【図8】(a)は液晶層中間層の液晶分子の長軸方向と
副画素間の境界線とが垂直な場合の、駆動電圧印加時に
おける液晶中間層の液晶分子の様子を示す、図7一点鎖
線c−c’部分の断面図 (b)は同平面図
【図9】(a)は液晶層中間層の液晶分子の長軸方向と
副画素の境界線とが平行な場合の、駆動電圧印加時にお
ける液晶中間層の液晶分子の様子を示す、断面図 (b)は同平面図
【符号の説明】
1 アレイ基板 2a 画素電極 2b 画素電極 3 ゲート電極 4 第1絶縁体層 5 半導体層 6 第2絶縁体層 7a 開口部 7b 開口部 8a ソース電極 8b ドレイン電極 8c ドレイン電極 8d 蓄積容量電極 8e 制御容量電極 8f 制御容量電極 9a 制御容量 9b 制御容量 10 蓄積容量 11 透明電極膜 12 遮光帯 13 対向基板 14 n−1番走査線 15 n番走査線 16 走査線(ゲート線) 17 信号線(ソース線) 18 液晶分子 19 制御容量 20 制御容量電極
フロントページの続き (72)発明者 田窪 米治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 高田 尚美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−332009(JP,A) 特開 平6−102537(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 G02F 1/1343 G02F 1/1337 G09G 3/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する二枚の絶縁基板に液晶層を狭持
    し、複数のマトリックス状に配置された画素を有し、前
    記各画素が少なくとも二つ以上の副画素により構成さ
    れ、前記画素各々には、互いに異なる大きさの電圧を
    印加する電圧制御手段を形成してなるアクティブマトリ
    ックス型液晶表示素子であって、 前記副画素の電極の境界部分の斜めの縦電界で、この部
    分の液晶分子の配列が影響を受けても、液晶分子の配列
    の乱れが小さくなるように、前記液晶層の中間層におけ
    る液晶分子の長軸方向と、前記副画素間の境界線とが成
    す角度をφとするとき、0°<φ≦45° を満たすことを 特徴とするアクティブマトリックス型液
    晶表示素子。
  2. 【請求項2】 対向する二枚の絶縁基板に液晶層を狭持
    し、複数のマトリックス状に配置された画素を有し、前
    記各画素が少なくとも二つ以上の副画素により構成さ
    れ、前記画素各々には、互いに異なる大きさの電圧を
    印加する電圧制御手段を形成してなるアクティブマトリ
    ックス型液晶表示素子であって、 前記副画素の電極の境界部分の斜めの縦電界で、この部
    分の液晶分子の配列が影響を受けても、液晶分子の配列
    の乱れが小さくなるように、前記液晶層の中間層におけ
    る液晶分子の長軸方向と、前記副画素間の境界線とが成
    す角度をφとするとき、0°<φ≦45° を満たし、 さらに前記各副画素の全部または一部の副画
    素に、前記各副画素が形成する液晶容量と直列に、異な
    る大きさの制御容量を形成されることによって、前記電
    圧制御手段とすることを特徴とするアクティブマトリッ
    クス型液晶表示素子。
  3. 【請求項3】 対向する二枚の絶縁基板に液晶層を狭持
    し、複数のマトリックス状に配置された画素を有し、前
    記各画素が少なくとも二つ以上の副画素により構成さ
    れ、前記画素各々には、互いに異なる大きさの電圧を
    印加する電圧制御手段を形成してなるアクティブマトリ
    ックス型液晶表示素子であって、 前記副画素の電極の境界部分の斜めの縦電界で、この部
    分の液晶分子の配列が影響を受けても、液晶分子の配列
    の乱れが小さくなるように、前記液晶層の中間層におけ
    る液晶分子の長軸方向と、前記副画素間の境界線とが成
    す角度をφとするとき、0°<φ≦45° を満たし、 さらに変調信号が供給される制御電極と前記
    各副画素電極間に、異なる大きさの制御容量を形成され
    ることによって、前記電圧制御手段とすることを特徴と
    するアクティブマトリックス型液晶表示素子。
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