JP3164591B2 - 内視鏡の先端部 - Google Patents

内視鏡の先端部

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JP3164591B2
JP3164591B2 JP41793390A JP41793390A JP3164591B2 JP 3164591 B2 JP3164591 B2 JP 3164591B2 JP 41793390 A JP41793390 A JP 41793390A JP 41793390 A JP41793390 A JP 41793390A JP 3164591 B2 JP3164591 B2 JP 3164591B2
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Japan
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Inventor
真一 松野
登 氏家
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旭光学工業株式会社
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00098Deflecting means for inserted tools

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、先端部本体から外方
に突出される処置具類の突出方向を変えるための処置具
起上台を有する内視鏡の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の内視鏡の先端部を示して
いる。
【0003】処置具起上台51は、内視鏡の先端部本体
52内に、軸53を中心として回動自在に設けられてい
る。52aは、先端部本体の金属フレーム部。52bは
プラスチックカバー部である。
【0004】図5は、プラスチックカバー部52bを省
略して示している。この図5及び図4に示されるよう
に、処置具起上台51に先端が連結された操作ワイヤ5
5は、処置具起上台51の外側部から後方に延出されて
おり、この操作ワイヤ55を遠隔的に進退操作すること
により、処置具起上台51が軸53中心に回動する。
【0005】処置具起上台51の外側面にはピン56が
突設されており、一方、処置具起上台51の外側面に接
するように先端部本体の金属フレーム部52aに形成さ
れた壁部57は、階段状に切り欠かれていて、その切り
欠き部が、処置具起上台51の回動範囲を規制するため
のピン56がぶつかるストッパ面58,59になってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
内視鏡の先端部においては、処置具起上台51の外側面
に接する壁部57が、ストッパ面58,59を形成する
ために、操作ワイヤ55の下側で切り欠かれていて、操
作ワイヤ55との間に比較的大きな隙間が形成されてい
た。
【0007】そのため、例えば図6に示されるように、
処置具100を処置具挿通チャンネル50から処置具起
上台51上を通って外方に突出させようとしたとき、処
置具100の先端が操作ワイヤ55と壁部57との間の
隙間へ入り込んで操作ワイヤ55にひっかかってしま
い、操作不能になってしまうことがあった。
【0008】この発明は、そのような従来の欠点を解消
し、処置具類を、ひっかかることなくスムーズに突出さ
せることができる内視鏡の先端部を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の先端部は、先端部本体から外方に
突出される処置具類の突出方向を変えるために、上記先
端部本体に軸中心に回動自在に設けられた処置具起上台
と、上記処置具起上台を回動操作するために、上記処置
具起上台に先端を連結して上記処置具起上台の外側部か
ら後方に延出された操作ワイヤと、上記処置具起上台の
回動範囲を規制するために上記先端部本体に形成された
ストッパとを有する内視鏡の先端部において、上記軸位
置から上記操作ワイヤ近傍に沿う位置まで、上記処置具
起上台の外側面に接する壁部を上記先端部本体に形成
し、上記ストッパを、上記壁部とは別体に形成したこと
を特徴とする。
【0010】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。
【0011】図2は、細長い可撓管からなる内視鏡の挿
入部20の先端に設けられた先端部本体1付近を示して
いる。先端部本体1は、金属フレーム部1aにプラスチ
ックカバー部1bを被せて形成されている。
【0012】2は、挿入部20内に全長にわたって挿通
された処置具挿通チャンネルであり、その開口端が先端
部本体1の金属フレーム部1aの後端部に接続されてい
る。
【0013】図1はプラスチックカバー部1bを省略し
て示す斜視図であり、この図1及び図2に示されるよう
に、処置具起上台3は、先端部本体1の金属フレーム部
1aに、軸4を中心として回動自在に支えられている。
【0014】この処置具起上台3を収容する起上台収容
室5は、観察窓6及び照明窓7と並んで、外方に開口し
て配置されており、処置具挿通チャンネル2から起上台
収容室5を経て、処置具類を外方に突出させることがで
きる。
【0015】処置具起上台3には、操作ワイヤ8の先端
が側方から差し込まれて回動自在に連結されている。こ
の操作ワイヤ8は、処置具起上台3の外側部に沿って後
方に延出され、挿入部20内に全長にわたって挿通され
た案内管10内に進退自在に挿通されている。
【0016】したがって、図示されていない基端部側か
ら操作ワイヤ8を進退操作することにより、処置具起上
台3が軸4を中心にして回動し、先端部本体1から外方
に突出される処置具類の突出方向を変えることができ
る。起上状態の処置具起上台3は2点鎖線によって示さ
れている。
【0017】先端部本体の金属フレーム部1aには、処
置具起上台3の外側面に接する壁部1cが、軸4の位置
から操作ワイヤ8の近傍まで隙間なく形成されており、
その壁部1cの縁部は、操作ワイヤ8との間に僅かな隙
間しかあかないように、操作ワイヤ8に沿って形成され
ている。
【0018】処置具起上台3の回動範囲を規制するため
に金属フレーム部1a側に設けられるストッパ12,1
3は、処置具起上台3の内側の面(操作ワイヤ8が取り
付けられていない方の側面)と接する壁部1dに形成さ
れている。
【0019】即ち、図1に示されるように、操作ワイヤ
8が引っ張られたときには、処置具起上台3が起上して
その内側上端部分が、金属フレーム部1aに直接形成さ
れた段状のストッパ12にぶつかり、操作ワイヤ8が押
し出されたときには、処置具起上台3が戻されて、その
底部が、金属フレーム部1aに突設されたストッパピン
13にぶつかる。
【0020】このように形成された本実施例の内視鏡の
先端部においては、操作ワイヤ8と壁部1cとの間に極
めて小さな隙間しか存在しない。
【0021】したがって、処置具100を処置具挿通チ
ャンネル2から処置具起上台3上を通って外方に突出さ
せようとするときには、図3に示されるように、処置具
100の先端が操作ワイヤ8の下側の隙間に入り込んで
ひっかかるような状態にならず、スムーズに外方に突出
される。
【0022】
【発明の効果】本発明の内視鏡の先端部によれば、処置
具起上台の外側面に接する壁部が操作ワイヤの近傍に沿
う位置まで形成されていて、そこがストッパを形成する
ために切り欠かれていないので、操作ワイヤと壁部との
間の隙間を処置具類がひっかからない程度に小さくする
ことができ、したがって、処置具類を常にスムーズに突
出操作することができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】実施例の側面断面図である。
【図3】実施例の斜視図である。
【図4】従来例の側面断面図である。
【図5】従来例の斜視図である。
【図6】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 先端部本体 1a 金属フレーム部 1c 壁部 3 処置具起上台 4 軸 8 操作ワイヤ 12 ストッパ 13 ストッパピン 100 処置具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部本体から外方に突出される処置具類
    の突出方向を変えるために上記先端部本体に軸中心に回
    動自在に設けられた処置具起上台と、 上記処置具起上台を回動操作するために上記処置具起上
    台に先端を連結して上記処置具起上台の外側部から後方
    に延出された操作ワイヤと、 上記処置具起上台の回動範囲を規制するために上記先端
    部本体に形成されたストッパとを有する内視鏡の先端部
    において、 上記処置具起上台の上記操作ワイヤが取り付けられてい
    る方の側面に沿う壁部を上記軸位置から上記操作ワイヤ
    近傍に沿う位置まで上記先端部本体に形成すると共に、 上記ストッパを、上記処置具起上台の上記操作ワイヤが
    取り付けられていない方の側面の上記処置具類に面する
    側の稜線部分が当接するように、上記処置具起上台の
    記操作ワイヤが取り付けられていない方の側面に沿って
    上記先端部本体に形成された壁面から上記先端部本体
    自体を段状に突出させて形成したことを特徴とする内視
    鏡の先端部。
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WO2017163675A1 (ja) * 2016-03-23 2017-09-28 オリンパス株式会社 内視鏡、内視鏡システム

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