JP3164522B2 - カチオン電着塗装における最終水洗槽廃液の処理方法 - Google Patents
カチオン電着塗装における最終水洗槽廃液の処理方法Info
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Description
おける最終水洗槽からの廃液の処理方法に関するもので
ある。
らず建材、一般金属製品、電機製品、産業機械などの広
い分野に導入されてきている。このように発展を遂げて
きたカチオン電着塗装システムにおいては、被塗物を電
着した後に洗浄工程が設けられる。即ち、被塗物は電着
槽において電着された未乾燥の塗膜は乾燥炉において乾
燥−焼付により塗装が完成するが、電着槽から引き上げ
られた塗膜の上には槽内塗料、負に帯電したカウンター
イオン等が付着している。これをそのままにして乾燥−
焼付を行うと、タレ、ナガレ、シマ、ブツといわれる仕
上がり不良が発生する。これを避けるために一般的な電
着塗装システムでは、電着の後に洗浄工程を経て、乾燥
−焼付されている。
工程と最終水洗工程のふたつの工程に分けられている。
前者は、電着槽内の塗料をUF処理した濾液により被塗
物を洗浄することにより、被塗物に付着した塗料成分を
回収水洗することができる。後者は、純水、工水、等の
水を用いて、仕上げの水洗を行い、前者で洗いきれない
希薄な塗料成分やカウンターイオン等を洗浄し、系外に
排出している。
て大量のもので、しかもこの水洗廃液中にはわずかなが
ら塗料や雑イオンが含まれているため、外部へ排出する
ことは許されず、特別な廃液処理が必要となる。このよ
うな廃液の処理方法として、本発明者らは特願平6−2
12707号において、最終水洗槽より排出される廃液
のpHを4.5〜5.5に調整したのち半透膜を用いて廃
液を塗料成分からなる濃縮液と濾水とに分離することを
特徴とする最終水洗槽廃液の処理方法を開示した。
終水洗槽廃液の処理において分離されて生じる濾水を、
廃棄することなく有効に再利用する処理方法を提供する
ことである。
カチオン電着塗装工程における最終水洗槽より排出され
る廃液を半透膜により分離し、得られた濾水をイオン交
換樹脂を用いた脱イオン処理に付すことを特徴とする最
終水洗槽廃液の処理方法に関する。この態様の処理によ
って得られた水は塗料中の溶剤を微量含むほぼ純粋な水
であり、最終洗浄水として、あるいは電着浴用の補給
水、電着塗装品の洗浄水として有用である。特にこの脱
イオン水を最終工程の洗浄水として用いると後述のごと
き優れた特徴が見られる。即ち、本発明の第2の態様
は、カチオン電着塗装工程における最終水洗槽より排出
される廃液を半透膜により分離処理して得られる濾水を
脱イオン水の原水の全部または一部としてイオン交換樹
脂を用いた脱イオン工程に送り、得られた脱イオン水を
カチオン電着塗装ラインの最終水洗槽の洗浄水として利
用することを特徴とする最終水洗槽廃液の処理方法に関
する。
れた廃液は半透膜によって処理され、塗料成分からなる
濃縮液と濾水とに分離される。このような半透膜として
は、RO(逆浸透)膜、UF膜、MF(精密濾過)膜がある
が、該廃液の濾過を行う際にはUF膜が最適である。R
O膜は塗料成分を除去する能力に優れるが、単位時間当
たりの処理能力が小さく経済的に好ましくない。逆にU
F以上の孔径を有する例えばMF膜においては膜処理能
力に優れるが塗料成分が濾液中に多く入り込み、排水す
るには排水用水質基準を満たさなくなり、濾液を最終水
洗水として再利用する際には洗浄効果が悪く被塗物上に
塗料の微細な固まり、いわゆるブツを生じて塗膜を汚す
問題がある。UF膜は処理能力、濾液中の成分の両者と
も実用に用いる際に問題がない。UF膜としては分画分
子量3,000〜1,000,000程度、材質としては
ポリアクリロニトリル、ポリスルホン、ポリオレフィ
ン、及びそれらの化学的修飾物等いかなる物であっても
よい。材質、分画分子量等については液質により適性が
異なるため、事前調査し選択することが好ましい。より
純水に近い濾水を得るためには、第2段の半透膜処理と
してUF処理した濾水を更にRO処理してもよい。これ
によって、よりBODの低い水を得ることができる。
れを更に第2段の半透膜処理した濾水を更にイオン交換
樹脂を通して脱イオン処理を行うことにより、最終水洗
水として再利用できる程度の純度をもった再生水が得ら
れることを見いだしたことに基づくものである。
を最終水洗水として使用することにより、最終水洗水の
有効再使用が図られるが、それに加えて、最終水洗槽の
水を脱イオン処理して得られた水ではない地下水のよう
な未使用の水を用いて得られた純水のみを最終水洗水と
して使用する場合に較べて、被洗浄物表面の水あと性が
改良されることである。即ち被洗浄物は最終水洗槽で純
水により水洗して、その表面にわずかに残された塗料成
分が除去されるが、最終水洗槽の水を脱イオン処理して
得られた水ではない地下水のような未使用の水を用いて
得られた純水を使用すると乾燥後に被処理物表面に水あ
とが残り、この上に塗装した後もその影響が現れる。そ
れに対して、最終水洗水として本発明の再生水を併用す
ることにより、この水あと性が改良されることが明らか
にされた。最終水洗水の一部として本発明の再生水を使
用することによる水あと性改良の作用は、おそらくイオ
ン交換樹脂によっては除かれない微量の塗料溶剤の存在
により、被処理物表面で水洗水がはじかれず、水玉がで
きにくいためと考えられる。
図によって説明する。図1は本発明の最終水洗槽廃液処
理工程を示す概念図である。カチオン電着塗装では、コ
ンベア17に取り付けられた被塗物18が連続的に流さ
れ、はじめに電着槽1に入る。ここで電着塗装された被
塗物18は、次いで第1水洗槽2、第2水洗槽3および
第3水洗槽4からなるUF濾液三段回収水洗工程ライン
に順次運ばれて行く。最後に、被塗物は最終水洗槽5に
入り純水で水洗される。
て濃縮液と濾水に分けられ、濾水タンク7に貯蔵され
る。濾水はイオン交換樹脂純水装置20に通して脱イオ
ン水として処理される。この場合濾水を単独で純水装置
にかけてもよいし、地下水と混合して純水装置に送って
もよい。また濾水は、破線の経路で示すように更にRO
装置10によって塗料成分等を除いた後、同様にしてイ
オン交換樹脂純水装置21に通して脱イオン水とされ
る。こうして得られた脱イオン水は最終水洗槽から出て
きた非塗物をミスト水洗するための純水として用いられ
る。
槽の水のpHは通常6.5〜7.0程度である。持ち出し
塗料の量は洗浄済みの水に0.05〜0.2重量%程度含
まれている。これをそのまま膜処理装置にかけると、通
常塗料粒子が濾過膜上に凝集析出する。本発明ではこれ
を防止するため水洗槽中に溜まった水のpHを常時6.
4以下で、好ましくは4.5〜6.0に調節した上で膜、
特にUF膜を備えた処理装置にかける。このように洗浄
廃液のpHを単に6.4以下に調整するだけで廃液中の
塗料は膜処理装置内の圧力や剪断条件下でも安定に存在
し、装置中で凝集・目詰まり等を生ずることがない。こ
のようにして膜処理して得られる濃縮液はこれを膜によ
り連続的に循環して濃縮することが可能であり、容積比
としておよそ400倍程度まで濃縮でき、その際、凝集
・目詰まり等のトラブルの発生がない。
に調整するため酸を用いる。好適な酸は有機酸、例えば
カルボン酸類、スルホン酸類、硫酸エステル類、リン酸
エステル類、フェノール類などがあるが、水溶性のカル
ボン酸類が特に好ましい。具体的にはギ酸、酢酸、プロ
ピオン酸、酪酸、乳酸、クエン酸、マレイン酸、フマー
ル酸、シュウ酸、リンゴ酸、酒石酸、オキザロ酢酸、マ
ロン酸、ニトリロトリ酢酸、フタル酸、トリメリト酸、
および無機酸、例えばスルファミン酸、炭酸などが例示
される。特に好ましくはギ酸、酢酸、乳酸などである。
また隔膜装置から排出される極液を用いてもよい。
は、半透膜の前に適当なプレフィルターをつけることも
何ら差し支えないし、膜をより長期に使用していくため
に、逆洗システムを組み込むこともできる。本発明が対
象としている塗料はカチオン電着塗料であり、いかなる
カチオン電着を使用する場合にも適用できる。
られた濾水を脱イオンして純水を得るための純水装置に
はイオン交換樹脂が用いられる。イオン交換樹脂は一般
に使用される陽イオン交換樹脂および陰イオン交換樹脂
を使用することができる。陽イオン交換樹脂と陰イオン
交換樹脂とは二床式で用いてもよいし、混合して用いて
もよい。
理した廃水の循環再利用の基本的フローを図5に示し
た。また種々の利用形態のフローを図6(a)、(b)、
(c)、(d)、(e)に示した。
に説明する。実施例 1 最終水洗槽(一般的には純水を使用する)(図1の5)
からの廃水をpH6.4以下(最適には5.5)に調整し
た後、限外濾過膜(UF膜)〔旭化成工業社製「マイク
ローザXKCV-3010」〕装置に供給して濾水を得
た。この濾水は微量の低分子量樹脂とアニオンおよびカ
チオンの雑イオンおよび微量の溶剤を含んでいた。この
濾水を、図4に示すように10ml/minの速度で、
まずカチオン交換樹脂〔三菱化成社性;「ダイヤイオン
SKIB」〕20ccに通し、次にアニオン交換樹脂
〔三菱化成社性;「ダイヤイオンSA10A」〕20c
cに通した(処理濾水量合計600ml)。その結果、
表1に示すとおり、低分子量樹脂、雑イオン、溶剤とも
に減少して電着塗装に用いられている純水と遜色のない
純水が得られた。本純水を用いて電着塗装した塗板の洗
浄テストを実施した結果、上記のイオン交換樹脂を通さ
ない回収濾水を使用して洗浄した場合と比較して耐水性
(二次密着)等が向上し、従来の純水水洗と同等の洗浄
結果を得るという新たな効果を発見した。
時の塗料の持出量は1.2 L/min(200cc/
m2)であった。これを市販のUF装置「マイクローザ
KCV3010」により濾過して得た濾水6 L/mi
nを用いて、3段向流式の濾水洗浄を行い、その後で純
水6 L/minを用いて1段の純水水洗を行った(従
来の井戸水原水(A)およびイオン交換水(B)および
純水水洗廃液(C)の水質は表1に示すとおりであ
る)。この水洗廃液をUF装置〔旭化成工業社製;マイ
クローザ「XKCV-3010」〕により濾過して濾水
5.9 L/minと濃縮液0.1 L/minを得た。濃
縮液は塗料として回収して電着槽で再利用し、濾水は一
部を採取してイオン交換処理を行った。
換装置(1段目:スチレン・スルホン酸系ゲル型陽イオ
ン交換樹脂、2段目:スチレン・4級アンモニウム塩系
ゲル型イオン交換樹脂、を使用)を用い、それぞれの樹
脂を各1Lずつ充填したカラムで行った。この装置に純
水水洗廃液の濾水を30L/Hrで通液した(SV=3
0)。こうして得られた純水360Lを用いて被害塗装
物の最終水洗をバッチ処理で行った。被塗装物の表面合
計360m2を連続して洗浄したが、最後まで仕上がり
性に問題はなかった。この時の各段階の水の水質分析結
果を表2に示す。
の塗料の持出量は1.2L/min(200cc/m2)
であった。これを市販のUF装置により濾過して得た濾
水6 L/minを用いて、3段向流式の濾水洗浄を行
い、その後で純水12 L/minを用いて1段の純水
水洗を行った(従来の井戸水原水(A)およびイオン交
換水(B)および純水水洗廃液(C)の水質は表1に示
すとおりである)。この水洗廃液を市販のUF装置によ
り濾過して濾水11.9 L/minと濃縮液0.1 L/
minを得た。濃縮液は塗料として回収して電着塗装と
してED槽へ戻して再利用し、表1に示す水質を有する
当該濾水はすべてイオン交換装置へ供給した。イオン交
換処理した水の水質も表1に示す通りであり、純水水洗
用の水質として問題ないものであり、これを用いて水洗
した被塗装物の仕上がり良好であった。
しながら、毎日8時間の運転を毎週5日間づつ、延べ6
ケ月におよぶリサイクル試験を行ったが、イオン交換樹
脂の再生頻度、純水の水質、水洗後の被塗物の仕上がり
性は変化なく、また塗膜の性能に関しては、耐水性(二
次密着)やSSTがむしろ優れていた。従来、若干の樹
脂成分が含まれればイオン交換樹脂に付着して樹脂の劣
化を促進するものとして、イオン交換により純水を採取
する方法は実施されなかった。これを敢えて検討した結
果、特にイオン交換樹脂の寿命を縮めることもなく、こ
うして得られた純水は、従来の井戸水を原水として用い
イオン交換して得られた純水による水洗と比べて遜色が
ないことが認められた。
した純水を用いて最終水洗を行った。この水洗廃液を、
75μmのカートリッジフィルターで濾過したのみでイ
オン交換装置へ供給したところ、1週間程度でイオン交
換樹脂が詰まり、採水不能となった。このイオン交換樹
脂を定法にて再生したが、採水能力は回復できなかっ
た。またイオン交換樹脂を通して得られた純水を用いて
水洗試験を行ったところ、被塗物にブツが発生して仕上
がり性は不良であった。
(2)および(3)を用いて水洗し、それぞれの方法で
水洗された被塗物を焼き付けして得た電着塗膜の外観お
よび性能を比較して表3に示した。 (実施例4) 水洗(1):最終水洗槽廃液を半透膜装置で濾過した濾
水を更に純水装置(イオン交換装置)に通液して得られ
た純水を用いて「純水ミスト水洗」して被塗物を焼き付
け(本発明の方法:図1)。 (比較例2) 水洗(2):最終水洗槽廃液を半透膜装置で濾過した濾
水により水洗した(先願である特願平6−212707
号の方法)被塗物を焼き付け(図2)。 (比較例3) 水洗(3):最終水洗槽廃液はリサイクルすることな
く、井戸水を原水とする純水を用いて「純水ミスト水
洗」して被塗物を焼き付け(現行の一般的洗浄法:図
3)。
にして行ったものである。 〔外観〕 Ra:ミツトヨ社製「サーフテスト211型」を用いて
テストパネルの表面平均粗さを測定する。 グロス:BYK−Gardner社製「Micro-g
loss-60°」を用いてテストパネルの表面の60
°光沢を測定する。 水あと性:乾燥後の被塗物表面の水あとの有無を目視に
より判定した。 目視:目視によりテストパネルの表面を目視で観察して
微小な水によるシミ跡をチェックする。 PGD:日本色彩研究所製「携帯用鮮明度光沢度計PG
D−IV型」を用いてテストパネルの表面鮮映性を測定す
る。
間浸漬し、カット部からのフクレ幅を測定する。 SST:テストパネルを35℃の5%食塩水の噴霧器の
中に入れ、840時間後にカット部からのフクレ幅を測
定する。 耐水性:テストパネルを40℃のイオン交換水に240
時間および300時間浸漬した後、1mm幅のゴバン目
でカットし、その後セロテープで剥離する。
る濾水をイオン交換樹脂により脱イオンした純水を最終
水洗槽での純水の一部または全部として用いることによ
り、井戸水等を原水とした未使用純水だけを最終水洗槽
の洗浄水として用いる従来の方法に比べて、被塗物の外
観、特に水あと性が良好である。しかも最終水洗槽から
の廃液を一切外部に出すことなく有効に再利用できると
いう特徴がある。
図。
による水洗処理方法を示す概念図。
井戸水を原水とする純水を用いて純水ミスト水洗する水
洗処理方法を示す概念図。
フロー図。
用形態のフロー図。
Claims (3)
- 【請求項1】 カチオン電着塗装工程における最終水洗
槽より排出される廃液を、半透膜により分離し、得られ
た濾水をイオン交換樹脂を用いた脱イオン処理に付すこ
とを特徴とする最終水洗槽廃液の処理方法。 - 【請求項2】 カチオン電着塗装工程における最終水洗
槽より排出される廃液を半透膜により分離し、得られた
濾水をイオン交換樹脂で脱イオン処理し、これをカチオ
ン電着塗装ラインの最終水洗槽の洗浄水として使用する
ことを特徴とする最終水洗槽廃液の処理方法。 - 【請求項3】 最終水洗槽より排出される廃液を分離処
理する半透膜として、UF膜および/またはRO膜を使
用する請求項1または2に記載の最終水洗槽廃液の処理
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34510096A JP3164522B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | カチオン電着塗装における最終水洗槽廃液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34510096A JP3164522B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | カチオン電着塗装における最終水洗槽廃液の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10183396A JPH10183396A (ja) | 1998-07-14 |
JP3164522B2 true JP3164522B2 (ja) | 2001-05-08 |
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ID=18374291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP34510096A Expired - Fee Related JP3164522B2 (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | カチオン電着塗装における最終水洗槽廃液の処理方法 |
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---|---|---|---|---|
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JP2002370088A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-24 | Nippon Parkerizing Co Ltd | 塗装前処理ラインから排出される水洗水の回収方法 |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34510096A patent/JP3164522B2/ja not_active Expired - Fee Related
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