JP3164513B2 - 開閉器の操作装置 - Google Patents

開閉器の操作装置

Info

Publication number
JP3164513B2
JP3164513B2 JP21391496A JP21391496A JP3164513B2 JP 3164513 B2 JP3164513 B2 JP 3164513B2 JP 21391496 A JP21391496 A JP 21391496A JP 21391496 A JP21391496 A JP 21391496A JP 3164513 B2 JP3164513 B2 JP 3164513B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
operating device
state
slave station
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP21391496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1064379A (ja
Inventor
博 杉山
頼彦 田中
久嗣 田島
道利 加藤
中島  茂
章宏 志萱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chubu Electric Power Co Inc
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Chubu Electric Power Co Inc
Aichi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chubu Electric Power Co Inc, Aichi Electric Co Ltd filed Critical Chubu Electric Power Co Inc
Priority to JP21391496A priority Critical patent/JP3164513B2/ja
Publication of JPH1064379A publication Critical patent/JPH1064379A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3164513B2 publication Critical patent/JP3164513B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、子局に設けられ、
親局からの指令により配電線の途中に接続された開閉器
の入切状態を操作することにより送電の実行,停止を切
り換えるために使用される開閉器の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、台風等により樹木がかかり配電
線故障が発生すると、故障区間の開閉器が遮断状態にな
り、この開閉器以降の送電が停止される。かかる開閉器
の遮断状態は、親局のコンピュータによりモニターされ
ている。そして、親局からの指令により、複数の作業員
が現場に駆けつけ、配電線に引っ掛かった枝を除去する
と共に、近くの電柱に取り付けられた子局ケース内部に
収納され、開閉器と電気的に接続された操作装置を地上
から観察し、観察結果により操作装置に異常、即ち開閉
器が遮断していることを確認すると、一人の作業員が電
柱に登り、操作装置の操作部を操作することにより開閉
器を入り状態とし、送電の復旧作業が行われる。
【0003】図8は上記の復旧作業の様子及び開閉器2
に接続された子局を示す。同図に示すように、電柱1に
は子局ケース3が取り付けられ、この子局ケース3の内
部上方に収納された制御部4が同じ電柱1に取り付けら
れた開閉器2とケーブルを介して電気的に接続されてい
る。
【0004】ここで、子局ケース3は釣り鐘状をなして
いる。子局ケース3の内部上方には、プリント基板から
なる制御部4が収納され、その下部に操作装置5が収納
されている。より具体的には、操作装置5はその底面を
子局ケース3の底面3aに接合させた状態で子局ケース
3内部に収納されている。操作装置5はブロック状をな
す本体の底面5aに、開閉器操作用のハンドル60等か
らなる操作部6を備えている。
【0005】図9は子局ケース3の底面3aを示す。底
面3aに設けられたハンドル60を操作すると、ハンド
ル60に連結され、操作装置5の内部に収納されたカム
スイッチ(図示せず)が回転し、子局の操作状態を入、
自動、切状態に順次切り換える。ここで、ハンドル60
の先端は回転位置において、入、自動、切のマーキング
位置に対向し、子局の動作状態を作業者に示す指針とな
る。なお、ハンドル60は図示しないロックピンを操作
装置5から抜き取った状態で行われる。
【0006】なお、図中61はLED、マグネットサイ
ンからなる表示部であり、その側方に電源コネクタ62
が配設されている。電源コネクタ62は外付けされた電
源スイッチ63に接続され、電源スイッチ63は配電線
トランスに接続されている。
【0007】上記構成において、子局停止時にはハンド
ル60を切状態に操作し、かつロックピンを操作部6に
挿入してこの切状態を固定し、電源スイッチ63を開放
(OFF)する。
【0008】加えて、子局ケース3の下端部には、操作
装置5が取付けられた底面3aより下方に延びたスカー
ト状の防滴フード7が連設されている。
【0009】このような構成において、上記の復旧作業
を今少し具体的に説明すると、電柱1に登った作業者
は、バンドで体を固定した状態で操作部6を操作する。
そうすると、操作内容に応じて制御部4から開閉器2に
制御指令が発せられ、これにより開放状態にあった開閉
器2を投入状態にすることができる。このとき、地上に
いるもう1人の作業者が双眼鏡で操作部5を観察しなが
ら、電柱1上の作業者に指示を与える。また、地上の作
業者は、親局と無線で連絡を取り合い、開閉器2が投入
状態に復帰されたことを報じる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の操作装置では、以下に示す問題点がある。
【0011】(1)作業性が非常に悪い。
【0012】即ち、電柱1に登った作業者は、胴網で体
を拘束させた状態にあるため、図8に示すような標準的
姿勢以外の無理な体勢をとりづらい。このため、作業者
は必然的に前面側から操作装置5を視認しながら作業を
行うことを余儀なくされる。ここで、操作部6は操作装
置5の底面に設けられている。このため、操作部6の操
作対象を前面側から視認することが困難であり、底面3
aを覗き込んで操作を行う必要がある。
【0013】また、切状態から入状態又は自動状態に切
り換える場合は、ロックピンを操作部6から抜き取る必
要がある。ここで、ロックピンは不測に抜け外れること
がないように強固に操作部6に挿入されている。このた
め、ロックピンを片手で抜き取ることは困難である。そ
れ故、両手でロックピンの抜き取り作業を行わなければ
ならず、その分、操作に手間取る。
【0014】加えて、ハンドル60が子局ケース3の底
面3aに設けられているため、標準的姿勢以外の無理な
体勢をとりづらいことと相俟って操作がしずらく、また
操作後の結果がどうなったかを確認するために無理な姿
勢で指針の位置を確認しなければならない。
【0015】特に、ハンドルの指針が中途半端な位置で
停止する事態が発生し易いため、確認作業を念入りに行
う必要がある。
【0016】以上の理由により、上記従来の操作装置に
おいては、作業性が非常に悪いという問題点があった。
【0017】(2)誤操作を発生し易い。
【0018】即ち、ハンドル操作は入、自動、切の3位
置に切り換えて行われるため、回転操作の際に、オーバ
ランを発生し易く、誤操作を生じ易い。
【0019】加えて、切状態の場合に、ロックピンが不
測に抜け外れていると、ハンドル60が作業服に引っか
かり、誤動作して操作装置5を誤操作するおそれがあ
る。
【0020】以上の理由により、上記従来の操作装置に
おいては、誤操作を発生し易いという問題点があった。
【0021】(3)子局ケース底面3aがデッドスペー
スになるため、子局ケース3の小型化又は制御部4の新
たなコントロール機能の増設が図れない。子局ケース3
は、操作装置3の操作部6を雨滴から保護するために、
防滴フード7は必須のものになる。しかし、この防滴フ
ード7はケース底面3aの周囲を覆っているだけであ
る。従って、子局ケース底面3aと操作装置5の底面が
面一状態にある従来の操作装置においては、子局ケース
底面3aの中央部が活用されていないデッドスペースに
なっている。
【0022】ここで、操作装置3を子局ケース底面3a
から下方に突出させる形で取り付ければ、その分、子局
ケース3の上面〜底面間の高さHを短くできるので、子
局ケース3の小型化が図れる。もしくは、子局ケース3
の上面〜底面間の高さHを変更しない場合は、その分、
この部分にスペースが確保されるので、制御部4を構成
するプリント基板のサイズを大きくできる。プリント基
板のサイズが大きくなると、実装できるICの種類及び
個数を増やせるので、その分、新たなコントロール機能
を増設する事が可能となる。
【0023】しかるに、上記従来の操作装置において
は、上記のように子局ケース底面3aの中央部が活用さ
れていないデッドスペースになっていたため、子局ケー
ス3の小型化又は制御部4のコントロール機能の増設が
図れないという問題点があった。
【0024】(4)操作装置がモジュール化されていな
いため、装置構成の小型化、低価格化及び設置作業性の
向上が図れない。
【0025】則ち、電源スイッチ63が子局とは別に外
付けされているため、両者を接続するための配線やコネ
クタが必要になる。このため、その分、操作装置全体の
小型化を図ることができない。また、別々に製造したも
のを接続する必要があるため、トータルコストが高く付
く。このため、低価格化を図ることが困難であった。更
には、操作装置と電源スイッチ63に分離されているた
め、子局ケース3と共に電柱1上に設置する場合の作業
性が劣る。
【0026】以上の理由により、上記従来の開閉器の操
作装置においては、装置構成の小型化、低価格化及び設
置作業性の向上が図れないという問題点があった。
【0027】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり、作業性の向上及び正確さが図れ、かつ子局
ケースの小型化又は制御部のコントロール機能の増設を
図ることができる開閉器の操作装置を提供することを目
的とする。
【0028】本発明の他の目的は、押し釦の回り止めを
図ることができ、押し釦の表面に形成された表示用文字
の視認性を損なうことがなく、その分、作業性の向上に
寄与できる開閉器の操作装置を提供することにある。
【0029】また、本発明の他の目的は、操作装置全体
をモジュール化でき、結果的に装置構成の小型化、低価
格化及び設置作業時の作業性を向上できる開閉器の操作
装置を提供することにある。
【0030】また、本発明の他の目的は、作業時に動
作、非動作状態を切り換えるための主電源操作レバーを
不測にOFF状態に切り換えることがなく、管轄エリアの
停電といったような事故を未然に防止できる開閉器の操
作装置を提供することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明の開閉器の操作装
置は、子局に設けられ、親局からの指令により配電線の
途中に接続された開閉器の入切状態を操作することによ
り送電の実行,停止を切り換えるために使用される開閉
器の操作装置であって、電柱に取り付けられた子局ケー
スの底面から下方に突出した状態で取り付けられ、後半
部に水平の底面を有し、前半部に該水平の底面の前端部
から上り傾斜になった傾斜面を有する操作装置本体と、
該操作装置本体の該傾斜面に設けられた操作部とを備え
ており、そのことにより上記目的が達成される。
【0032】好ましくは、前記操作部に操作用の押し釦
を設ける。
【0033】また、好ましくは、前記押し釦はその外周
面に凸部を有し、該凸部が前記傾斜面に形成された回り
止め溝に係合するように構成する。
【0034】また、好ましくは、前記押し釦の近傍に前
記子局の動作状態を表示する表示モジュールを設ける構
成とする。
【0035】また、好ましくは、前記押し釦が複数設け
られ、そのうちの一つを操作すると、内蔵するスイッチ
がON/OFFする構成とする。
【0036】また、好ましくは、前記操作装置本体の前
記傾斜面又は前記水平の底面に設けられた主電源開閉用
の操作レバーと、該操作レバーをON状態にロックする可
動式のストッパーと、押し込み操作により該ストッパー
を移動させて該操作レバーのロック状態を解除するロッ
ク解除ピンとを更に設ける構成とする。
【0037】以下に、作用を説明する。
【0038】上記のように、操作装置本体を子局ケース
の底面から下方に突出した状態で取り付けると、防滴フ
ードで周囲を覆われる子局ケース底面の中央部のデット
スペースを有効に活用できる。即ち、このような取り付
け構造によれば、従来例に比べて、子局ケースの上面〜
底面間の高さHを小さくできるので、その分、子局ケー
スの小型化が図れる。
【0039】また、子局ケースの上面〜底面間の高さH
を変更しない場合は、その分、この部分にスペースが確
保されるので、制御部を構成するプリント基板のサイズ
を大きくできる。プリント基板のサイズが大きくなる
と、実装できるICの種類及び個数を増やせるので、そ
の分、新たなコントロール機能を増設することが可能に
なる。
【0040】加えて、操作装置の前面を上記のような傾
斜面に形成し、この傾斜面に操作部を設ける構成によれ
ば、操作部を前面から容易に視認できるので、作業性の
向上が図れる。また、作業を正確に行える。
【0041】また、押し釦操作により操作を行う構成を
とるので、開閉器制御状態を入、自動、切状態に切り換
える場合は、対応する数の押し釦を設ければよい。ここ
で、各押し釦は単独で操作されるので、上記従来のハン
ドル操作のようにオーバランを発生することがない。よ
って、かかる操作の場合に誤操作を生じることがない。
【0042】更には、ハンドルとは異なり、動作状態が
中途半端な状態に切り換えられることがないので、その
分、作業の正確性を期せる。
【0043】加えて、このような押し釦方式によれば、
ロックピンが不要になるので、操作を片手で行える。よ
って、その分、作業性を向上できる。
【0044】また、操作部に設けられる押し釦の外周面
に凸部を形成し、この凸部を傾斜面に形成された回り止
め溝に係合する構成によれば、押し釦の回り止めを図る
ことができるので、押し釦の表面に形成された表示用文
字の視認性を損なうことがない。
【0045】また、押し釦の近傍に子局の動作状態を確
認するための表示モジュールを設ける場合は、操作後の
確認作業を容易に行える。
【0046】また、電源スイッチを操作装置に内蔵する
構成によれば、操作装置全体をモジュール化できるの
で、操作装置の小型化、低価格化が図れる。また、コン
パクトに集約されているので、電柱上に子局ケースと共
に設置する場合の作業性を向上できる。
【0047】また、主電源開閉用の操作レバーと、この
操作レバーをON状態にロックする可動式のストッパー
と、押し込み操作によりストッパーを移動させて操作レ
バーのロック状態を解除するロック解除ピンとを設ける
構成によれば、ロック状態を解除しない限り、操作レバ
ーが不測にOFF状態に切り換えられることがないの
で、管轄エリアの停電といったような事故を未然に防止
できる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0049】本発明の開閉器の操作装置は、図8に示す
操作装置と同様に電柱1に取り付けられた子局ケース3
内に配置され、制御部4を介して同じく電柱1に取り付
けられた開閉器2と電気的に接続されている。但し、子
局ケース3に対する取付構造は、従来例とは異なってい
る。即ち、図7に示すように、本発明では、操作装置5
は、子局ケース3の底面3aから下方に突出する状態で
取り付けられている。
【0050】次に、図1及び図2に従い操作装置5の詳
細について説明する。操作装置5は、上面が開放した角
形のケース10と、ケース10の底面13を開閉するカ
バー20とを備えている。ケース10は、開口部の周囲
に角枠状のフランジ11を有し、フランジ11を子局ケ
ース3の底面3aにボルト止めして取り付けられてい
る。ケース10はその後半部に水平の底面13を有し、
前半部に水平の底面13の前端部から上り傾斜になった
傾斜面12を有する。この傾斜面12は第1操作面12
となっており、底面13は第2操作面13となってい
る。
【0051】第1操作面12には、操作用の押し釦30
a,30b,30c及び30dが幅方向(左右方向)に
並んで取り付けられている。4つの押し釦30a,30
b,30c,30dの外周の1箇所には、前後方向に延
びる突条31が連設されている。傾斜面12の突条31
の前面側に位置する部分には、2つの表示窓15a,1
5bが設けられている。一方、4つの押し釦30a,3
0b,30c,30dの後面側には、カバー20を閉止
状態にロックするためのストッパー16が取り付けられ
ている。
【0052】4つの押し釦30a,30b,30c,3
0dのうち、押し釦30a,30bは「入・切」用であ
る。「入・切」の状態表示を行うために、表示窓15a
の内側には球状の回転式表示体40aが配置されてい
る。他の2つの押し釦30c,30dは「稼働・停止」
用であり、「稼働・停止」の状態表示を行うために、表
示窓15bの内側には球状の回転式表示体40bが配置
されている。なお、回転式表示体40a,40bとして
は、回転部に反射シールを貼付した構成が好ましい。即
ち、そのようにすれば、外部からの視認性を向上できる
からである。
【0053】各押し釦30a,30b,30c,30d
の前記突条31は、いずれも傾斜面12の前面側に形成
された凹溝31’にそれぞれ嵌合している。この結果、
押し釦30a,30b,30c,30dはいずれも回転
が阻止されるようになっている。
【0054】第2操作面13には、主電源を開閉するた
めの操作レバー50が中央部に位置して取り付けられて
いる。操作レバー50を挟んで左側には、操作レバー5
0の誤操作を防止するために、ロック解除ピン60が取
り付けられている。操作レバー50の右側には、キャリ
ア検出、自動選択、リレーロック、子局異常の各表示を
行う4つの電光表示器17が取り付けられている。電光
表示器17の右側には2つの表示窓18a,18bが設
けられている。表示窓18aの内側には、「Sリレー・
Lリレー」の表示を行う球状の回転式表示体70aが配
置されている。表示窓18bの内側には、「使用・除
外」の表示を行う球状の回転式表示体70bが配置され
ている。
【0055】カバー20は、後面側を支点として回動す
るヒンジ式であり、図1に示すように、閉じた状態で表
示窓15a,15bより後面側のケース底面を覆う。こ
のため、カバー20を閉じた状態でも、表示体40a,
40bは外側に露出するので、「入・切」及び「稼働・
停止」の状態表示が可能である。また、カバー20を閉
じた状態で操作レバー50の動作状態及び表示体70
a,70bの動作状態が表示可能なように、カバー20
には覗き窓21,22が設けられている。カバー20の
裏面には、カバー20を閉止状態に固定するために、ス
トッパー16と結合する金具23が取り付けられてい
る。
【0056】なお、ケース10は、図3及び図4に示さ
れるように、外側の透明部10aと、内側の不透明部1
0bとを組み合わせた2重構造である。
【0057】次に、ケース10の内部構造を図3〜図6
に基づいて説明する。
【0058】図3に示すように、「入・切」用の押し釦
30a,30bは、その後側に配置されたスイッチ32
を軸部33で操作する。スイッチ32の操作により、外
部信号回路がON・OFFすると共に、このON・OFF信号が、
表示体40aの後側に配置された電磁コイル41に外部
信号回路から入力される。電磁コイル41は、入力信号
に基づいて表示体40aを反転させる。表示体40a
は、押し釦30a,30bの表面の塗装色に対応する2
色に塗り分けられており、電磁コイル41による反転動
作により、「入・切」の状態表示を行う。従って、押し
釦30a,30bの操作状態が表示体40aにより表示
される。
【0059】操作レバー50は、その上側に配置された
ロータ51と軸52により連結されている。ロータ51
は、その更に上側に配置された外部継電器53のスイッ
チ54と係合しており、操作レバー50の回転操作に伴
ってスイッチ54を操作することにより、主電源回路を
ON・OFFする。
【0060】ここで、ロータ51の外周側には、図5に
示すように、ストッパー80が配設されている。ストッ
パー80は、一端部が軸81により支持された回動式で
ある。ストッパー80の他端部は、スプリング82によ
りロータ51の中心側に付勢され、ロータ51がON側
にあるときにこれと係合し、ロータ51をON側にロッ
クする。このストッパー80は、操作レバー50の側方
に配置されたロック解除ピン60の押し込み操作によっ
て、ロータ51から離れる。従って、ロック解除ピン6
0の押し込み操作により、ロータ51はロック状態を解
除され、OFF側へ回転可能となる。
【0061】ロック解除ピン60は、図5(a)中の詳
細図に示すように、スプリング61によってケース10
の底面側へ付勢されると共に、2重のシールリング62
によりケース10との間が防水されている。
【0062】一方、「稼働・停止」用の押し釦30c,
30dは、図4に示すように、ケース10の上面側に配
置される制御部を機械的に操作するために、各軸部33
がケース10の上面開口部側へ突出する。押し釦30
c,30dの各軸部33は、図6に示すように、レバー
34により連結されている。レバー34は、押し釦30
c,30dの各軸部33に直角な回転軸35に中央部が
固着されている。これにより、押し釦30c,30dの
一方を押し込むと他方が飛び出し、他方を押し込むと一
方が飛び出す。また、この押し釦30c,30dの交互
操作に伴って、回転軸35が正逆両方向に回転すると共
に、レバー34によりスイッチ37が操作される。
【0063】回転軸35の端部には、永久磁石36(図
4参照)が取り付けられている。永久磁石36は、表示
体40bの後側に位置し、回転軸35の回転に伴う旋回
動作により、表示体40bを両方向に反転させる。表示
体40bは、押し釦30c,30dの表面の塗装色に対
応する2色に塗り分けられており、永久磁石36の旋回
動作による反転動作により、「稼働・停止」の状態表示
を行う。従って、押し釦30c,30dの操作状態が表
示体40bにより表示される。
【0064】以上のように構成された本発明の操作装置
5は、次のような特徴を有する。まず、電柱1に取り付
けられた子局ケース3の底面3aに、ケース10が下方
に突出した状態で取り付けられる。操作装置5の操作部
6は、ケース10の底面に設けられているが、底面の一
部が水平面に対して上方に傾斜して第1操作面12を形
成し、ここに操作用の押し釦30a,30b,30c及
び30dが取り付けられている。
【0065】また、これらの押し釦30a,30b,3
0c,30dの状態表示を行う表示体40a,40b
が、第1操作面12に設けられた表示窓15a,15b
を通して視認される。第1操作面12は、傾斜面である
ため、電柱1に上った作業者が操作を行い易いだけでな
く、この操作を標準姿勢のままで目視により直接確認す
ることができる。従って、電柱1上の作業者は、押し釦
30a,30b,30c,30dの操作を正確に行うこ
とが可能となる。よって、作業を迅速かつ確実に行え
る。
【0066】また、押し釦30a,30b,30c及び
30d、並びに表示体40a,40bは地上からも見る
ことができる。
【0067】ここで、傾斜面からなる第1操作面12の
水平面に対する傾斜角度は、電柱1上の作業者が作業を
行いながら第1操作面12を確認し易く、且つ地上から
も第1操作面12を確認し易い角度とされ、30〜45
度程度が好ましい。
【0068】なお、本実施形態では、図7に示すよう
に、第1操作面12の視認性を一層高めるために、子局
ケース3の防滴フード部7の一部を切り欠いた構成が採
用されている。
【0069】押し釦30a,30b,30c及び30
d、並びに操作レバー50に直接関係する機構は、ケー
ス10内に収容されている。このケース10は、子局ケ
ース3の底面3aより下の、防滴フード7に囲まれた空
間に配置される。この空間は、デッドスペースである。
そのため、操作機構はデッドスペースに配置され、子局
ケース3内の底面3a上の有効スペースから排除され
る。従って、子局ケース3内の有効スペースが広がり、
子局ケース3の大きさを同じとすれば、制御部を構成す
るプリント基板のサイズを大きくできるので、新たなコ
ントロール機能が増設できる。
【0070】押し釦30a,30b,30c及び30d
の各表面には、機能が文字により表示されている。各押
し釦は外周面に突条31を有し、これがケース10側の
凹溝31’に嵌合することにより、回転が阻止されるの
で、表面に表示された文字の角度が変化しない。そのた
め、各押し釦30a,30b,30c,30dの文字表
示の視認性が向上する。
【0071】また、第2操作面13に取り付けられた主
電源開閉用の操作レバー50は、ストッパー80により
ON側にロックされ、OFF側に操作するときはロック解除
ピン60を押しながら操作する必要がある。そのため、
不測に主電源を切るおそれがないので、管轄エリアが停
電となるような事故を未然に防止できる。
【0072】更には、押し釦操作により操作を行う構成
をとるので、上記従来のハンドル操作のようにオーバラ
ンを発生することがない。よって、かかる操作の場合に
誤操作を生じることがない。
【0073】また、ハンドルとは異なり、動作状態が中
途半端な状態に切り換えられることがないので、その
分、作業の正確性を期せる。
【0074】加えて、このような押し釦方式によれば、
ロックピンが不要になるので、操作を片手で行える。よ
って、その分、作業性を向上できる。
【0075】また、押し釦の近傍に子局の動作状態を確
認するための表示モジュールを設けてあるので、操作後
の確認作業を容易に行える。
【0076】また、主電源スイッチが内蔵されているた
め、操作装置全体をモジュール化できるので、操作装置
の小型化、低価格化が図れる。また、コンパクトに集約
されているので、電柱上に子局ケースと共に設置する場
合の作業性を向上できる。
【0077】表示体40a,40b及び70a,70b
は、回転による2色表示により、状況表示を確実に行
う。これらの表面に反射シールを貼れば、上記のように
表示の視認性を一層向上できる。
【0078】カバー20は、閉じた状態でケース底面を
覆い、押し釦30a,30b,30c及び30d、並び
に操作レバー50等を保護する。また、カバー20を閉
じた状態でも、表示体40a,40bがカバー20の外
側に露出するので、押し釦30a,30b,30c,3
0dの操作状態を確認することができる。更に、操作レ
バー50及び表示体70a,70bについても、カバー
20に設けられた覗き窓21,22を通して、それらの
状態を確認することかできる。
【0079】なお、本実施形態では、水平面からなる第
2操作面13に操作レバー50を取り付けているが、傾
斜面からなる第1操作面12を拡大して、ここに操作レ
バー50を取り付けることもできる。
【0080】
【発明の効果】以上の本発明開閉器の操作装置によれ
ば、操作装置本体を子局ケースの底面から下方に突出し
た状態で取り付ける構成をとるので、防滴フードで周囲
を覆われる子局ケース底面の中央部のデットスペースを
有効に活用できる。即ち、このような取り付け構造によ
れば、従来例に比べて、子局ケースの上面〜底面間の高
さHを小さくできるので、その分、子局ケースの小型化
が図れる。
【0081】また、子局ケースの上面〜底面間の高さH
を変更しない場合は、その分、この部分にスペースが確
保されるので、制御部を構成するプリント基板のサイズ
を大きくできる。プリント基板のサイズが大きくなる
と、実装できるICの種類及び個数を増やせるので、そ
の分、新たなコントロール機能を増設することが可能に
なる。
【0082】加えて、操作装置の前面を上記のような傾
斜面に形成し、この傾斜面に操作部を設ける構成によれ
ば、操作部を前面から容易に視認できるので、作業性の
向上が図れる。また、作業を正確に行える。
【0083】また、特に請求項2記載の開閉器の操作装
置によれば、操作部に操作用の押し釦を設ける構成をと
るので、例えば子局を入、自動、切状態に切り換える場
合は、対応する数の押し釦を設ければよい。ここで、各
押し釦は単独で操作されるので、上記従来のハンドル操
作のようにオーバランを発生することがない。よって、
かかる操作の場合に誤操作を生じることがない。
【0084】更には、ハンドルとは異なり、動作状態が
中途半端な状態に切り換えられることがないので、その
分、作業の正確性を期せる。
【0085】加えて、このような押し釦方式によれば、
ロックピンが不要になるので、操作を片手で行える。よ
って、その分、作業性を向上できる。
【0086】また、特に請求項3記載の開閉器の操作装
置によれば、操作部に設けられる押し釦の外周面に凸部
を形成し、この凸部を傾斜面に形成された回り止め溝に
係合する構成をとるので、押し釦の回り止めを図ること
ができるので、押し釦の表面に形成された表示用文字の
視認性を損なうことがない。
【0087】また、特に請求項4記載の開閉器の操作装
置によれば、押し釦の近傍に子局の動作状態を表示する
表示モジュールを設ける構成をとるので、操作後の確認
作業を容易に行える利点がある。
【0088】また、特に請求項5記載の開閉器の操作装
置によれば、押し釦が複数設けられ、そのうちの一つを
操作すると、内蔵するスイッチがON/OFFする構成をとる
ので、操作装置全体をモジュール化できる。このため、
操作装置の小型化、低価格化が図れる、コンパクトに集
約されているので、電柱上に子局ケースと共に設置する
場合の作業性を向上できる、といった利点を有する。
【0089】また、特に請求項6記載の開閉器の操作装
置によれば、主電源開閉用の操作レバーと、この操作レ
バーをオン状態にロックする可動式のストッパーと、押
し込み操作によりストッパーを移動させて操作レバーの
ロック状態を解除するロック解除ピンとを設ける構成を
とるので、例えばロック状態を解除しない限り、操作レ
バーが不測にOFF状態に切り換えられることがないの
で、管轄エリアの停電といったような事故を未然に防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明開閉器の操作装置のカバーを閉じた状態
を示す斜視図。
【図2】本発明開閉器の操作装置のカバーを開いた状態
を示す斜視図。
【図3】本発明開閉器の操作装置の内部構造を示す左側
側面断面図。
【図4】本発明の配電操作装置の内部構造を示す右側側
面断面図。
【図5】操作レバーのロック機構及びロック解除機構の
説明図で、(a)は側面図、(b)は底面図。
【図6】押し釦と表示体の連動機構の説明図で、(a)
は正面図、(b)は底面図。
【図7】本発明開閉器の操作装置の取り付け状態を示す
模式的側面図。
【図8】従来の開閉器の操作装置及びその作業状況を示
す模式的側面図。
【図9】従来の子局ケースの底面図。
【符号の説明】
1 電柱 3 子局ケース 3a 子局ケースの底面 5 操作装置 6 操作部 10 ケース 12 第1操作面(傾斜面) 13 第2操作面(底面) 20 カバー 30a,30b,30c,30d 押し釦 31 突条 31’ 凹溝 40a,40b 表示体 50 操作レバー 60 ロック解除ピン 70a,70b 表示体 80 ストッパー
フロントページの続き (72)発明者 田中 頼彦 愛知県名古屋市東区東新町1番地 中部 電力株式会社内 (72)発明者 田島 久嗣 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (72)発明者 加藤 道利 愛知県春日井市愛知町1番地 愛知電機 株式会社内 (72)発明者 中島 茂 滋賀県草津市野村3丁目4番1号 不二 電機工業株式会社 草津製作所内 (72)発明者 志萱 章宏 滋賀県草津市野村3丁目4番1号 不二 電機工業株式会社 草津製作所内 (56)参考文献 特開 平6−44872(JP,A) 特開 平5−217452(JP,A) 特開 平8−249982(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 33/53 H02B 5/02 H01H 9/02 - 9/04 H02J 13/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子局に設けられ、親局からの指令により
    配電線の途中に接続された開閉器の入切状態を操作する
    ことにより送電の実行,停止を切り換えるために使用さ
    れる開閉器の操作装置であって、 電柱に取り付けられた子局ケースの底面から下方に突出
    した状態で取り付けられ、後半部に水平の底面を有し、
    前半部に該水平の底面の前端部から上り傾斜になった傾
    斜面を有する操作装置本体と、 該操作装置本体の該傾斜面に設けられた操作部とを備え
    た開閉器の操作装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部に操作用の押し釦が設けられ
    ている請求項1記載の開閉器の操作装置。
  3. 【請求項3】 前記押し釦はその外周面に凸部を有し、
    該凸部が前記傾斜面に形成された回り止め溝に係合して
    いる請求項1又は請求項2記載の開閉器の操作装置。
  4. 【請求項4】 前記押し釦の近傍に前記子局の動作状態
    を表示する表示モジュールが設けられている請求項1〜
    請求項3のいずれかに記載の開閉器の操作装置。
  5. 【請求項5】 前記押し釦が複数設けられ、そのうちの
    一つを操作すると、内蔵するスイッチがON/OFFする請求
    項1〜請求項4のいずれかに記載の開閉器の操作装置。
  6. 【請求項6】 前記操作装置本体の前記傾斜面又は前記
    水平の底面に設けられた主電源開閉用の操作レバーと、 該操作レバーをON状態にロックする可動式のストッパー
    と、 押し込み操作により該ストッパーを移動させて該操作レ
    バーのロック状態を解除するロック解除ピンとを更に備
    えた、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の開閉器の
    操作装置。
JP21391496A 1996-08-13 1996-08-13 開閉器の操作装置 Expired - Lifetime JP3164513B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21391496A JP3164513B2 (ja) 1996-08-13 1996-08-13 開閉器の操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21391496A JP3164513B2 (ja) 1996-08-13 1996-08-13 開閉器の操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1064379A JPH1064379A (ja) 1998-03-06
JP3164513B2 true JP3164513B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=16647133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21391496A Expired - Lifetime JP3164513B2 (ja) 1996-08-13 1996-08-13 開閉器の操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3164513B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1064379A (ja) 1998-03-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105006409B (zh) 自动分合闸操作装置
US7250875B2 (en) Traffic signal transfer switch
EP3644068A1 (en) Meter casing with terminal cover locking mechanism
CN107978493A (zh) 包括旋转手柄的断路器
JP3164513B2 (ja) 開閉器の操作装置
US7053321B2 (en) Apparatus operating an isolation switch in coordination with a circuit breaker
CN101630603A (zh) 透光式操作器单元
JP3045963B2 (ja) 開閉器の操作装置
CN107978473A (zh) 包括旋转手柄的断路器
JP6901271B2 (ja) 発信機および発信装置
US7626287B2 (en) High voltage loadbreak switch safety indicator
JP2008159503A (ja) 回路遮断器の外部操作ハンドル装置
JP6703048B2 (ja) 信号制御機
US6352003B1 (en) Combination instrument
JP2001345037A (ja) 回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置
JP5093638B2 (ja) 回路遮断器の操作部構造
JP3663530B2 (ja) 火災受信機
CN103887113B (zh) 用于可调部件的视觉指示
JP2760350B2 (ja) 回路遮断器の電動操作装置
JP4833869B2 (ja) 車両用メータ装置
JPS6025807Y2 (ja) 回路しや断器の外部操作ハンドル機構
CN217716537U (zh) 一种基于智慧水务的民用智能水表
JP2001298815A (ja) 機器収納箱の配線カバー
JP2000324626A (ja) 住宅用分電盤
JP2532363Y2 (ja) 保護継電器盤の試験入力装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010207

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080302

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090302

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090302

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100302

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140302

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term