JP3164068B2 - 電子部品及びその製造方法 - Google Patents
電子部品及びその製造方法Info
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造方法に関し、特に、プリント基板のパターンの表面に
実装される表面実装型のインダクタやストリップライン
部品等の電子部品及びその製造方法に関する。
のインダクタの製造方法としては、セラミックのマザー
基板の表面に、コイル導体パターンをスクリーン印刷法
により形成し、コイル導体パターンの膜厚を厚く(断面
積を大きく)し、コイル導体パターンの直流抵抗値(導
体損)を小さくする方法が一般に知られている。しか
し、スクリーン印刷法では、コイル導体パターンの寸法
精度のばらつきが大きく、インダクタンス値の偏差が大
きいばかりでなく、コイル導体の導体幅を狭くすること
が困難であった。
ンダクタを製造する方法としては、マザー基板上にスパ
ッタリングや蒸着等の手法を用いて金属膜を成膜し、フ
ォトリソグラフィ技術によりコイル導体パターンを形成
する方法が一般に知られている。しかし、この方法で
は、スクリーン印刷法と比較して、コイル導体パターン
の膜厚を厚くすることが困難で、高いQ値を有するイン
ダクタを得るのは困難であった。
ダクタンス値の偏差の小さいインダクタを製造する方法
として、感光性導電ペーストを用いて厚膜印刷とフォト
リソグラフィ技術とを組み合わせることによりコイル導
体パターンを形成する方法や、セミアディティブ工法と
称される手法を用いて、厚膜でかつ寸法精度の高いコイ
ル導体パターンを形成する方法が提案されている(例え
ば、特開平8−316080号公報、特開平9−455
70号公報参照)。
ティブ工法は工程数が多いため製造コストが高価であ
り、感光性導電ペーストを用いた方法が好ましい。しか
し、大きなインダクタンス値を有する小型のインダクタ
を得るためには、限られたコイル導体形成領域内で、微
細なコイル導体パターンを形成する必要がある。このた
め、従来方法のように感光性導電ペーストを用いた場合
でも、コイル導体パターンのライン幅が小さくなって導
体損が大きくなり、Q値が低下するという問題があっ
た。また、感光性導電ペーストの厚み方向の解像度は、
アスペクト比1(現像後)が限界であり、これ以上感光
性導電ペーストの膜厚を厚くすることは困難であった。
なお、コイル導体パターンのアスペクト比は、コイル導
体パターンの厚みとパターン幅との比を意味する。
直流抵抗値が小さく、かつ、導体パターンの寸法精度の
ばらつきが小さい小型の電子部品及びその製造方法を提
供することにある。
するため、本発明に係る電子部品は、絶縁基板上に熱処
理された少なくとも第1及び第2の導体パターンがガラ
スを含む材料からなる熱処理された層間絶縁層を介して
積層されており、 第1及び第2の導体パターンは、感光
性導電材料からなる下部導体パターン層と該下部導体パ
ターン層の上に積層された感光性導電材料からなる上部
導体パターン層とからなり、 下部導体パターン層は、厚
みが該下部導体パターン層とほぼ等しい熱処理されたラ
イン間絶縁層に埋設されており、 上部導体パターン層
は、厚みが該上部導体パターン層よりも大きい前記層間
絶縁層に埋設されており、 下部導体パターン層と上部導
体パターン層を合わせた厚みとパターン幅の比が1以上
であること、を特徴とする。
部導体パターン層からなるため、その断面積は下部導体
パターン層の断面積と上部導体パターン層の断面積との
和に等しい。しかも、これらのパターン層は比較的厚く
成膜できる感光性導電材料からなるため、導体パターン
の断面積が大きくなり、導体パターンの直流抵抗値が低
減される。そして、導体パターンがコイル導体パターン
で、その形状をスパイラル状にすることにより、高いQ
値を有し、かつ、インダクタンス値の大きいインダクタ
が得られる。また、導体パターンの厚みとパターン幅の
比で定義されるアスペクト比を1以上とすることによ
り、導体パターンのパターン幅寸法が抑えられ、導体パ
ターンの直流抵抗値を増加させることなく、導体パター
ンの絶縁基板上での占有面積を低減させることができ
る。
は、絶縁基板上に下部導体パターン層と該下部導体パタ
ーン層の上に積層された上部導体パターン層とからなる
導体パターンを備えた電子部品の製造方法であって、
(a)前記絶縁基板上に前記下部導体パターン層を形成
する工程と、(b)前記下部導体パターン層を覆って前
記絶縁基板上に絶縁材料を膜状に付与した後、該絶縁材
料を少なくとも前記下部導体パターン層の上面が露出す
るまで除去してライン間絶縁層を形成する工程と、
(c)前記下部導体パターン層の上に前記上部導体パタ
ーン層を形成する工程と、を備えたことを特徴とする。
は、絶縁基板上に下部導体パターン層と該下部導体パタ
ーン層の上に積層された上部導体パターン層とからなる
導体パターンを備えた電子部品の製造方法であって、
(d)前記絶縁基板上に感光性導電材料を膜状に付与
し、該感光性導電材料をフォトマスクを通して露光し、
現像して前記下部導体パターン層を形成する工程と、
(e)前記下部導体パターン層を覆って前記絶縁基板上
に絶縁材料を膜状に付与し、該絶縁材料を少なくとも前
記下部導体パターン層の上面が露出するまで除去してラ
イン間絶縁層を形成する工程と、(f)前記ライン間絶
縁層及び前記下部導体パターン層の上に感光性導電材料
を膜状に付与し、該感光性導電材料を前記フォトマスク
を通して露光し、現像して前記下部導体パターン層の上
に前記上部導体パターン層を形成する工程と、を備えた
ことを特徴とする。
体パターン層及び上部導体パターン層が、それぞれ容易
に形成される。そして、得られた導体パターンは、導電
材料の深さ方向の解像限界以上の高アスペクト比を有す
る。
上にビアホールを有する層間絶縁層を形成する工程、下
部導体パターン層を形成する工程、ライン間絶縁層を形
成する工程及び上部導体パターン層を形成する工程を順
次繰り返すことにより、導体パターンが層間絶縁層を間
に配設して複数積み重ねられた多層構造の電子部品が得
られる。
その製造方法の実施の形態について添付の図面を参照し
て説明する。各実施形態では、電子部品としてインダク
タを例にして説明するが、必ずしもインダクタに限るも
のではなく、ストリップライン部品等であってもよい。
すように、インダクタ6は、絶縁性基板11と、この絶
縁性基板11上に設けられたスパイラル状のコイル導体
パターン1〜4等で構成されている。絶縁性基板11
は、誘電体あるいは絶縁体等からなる。コイル導体パタ
ーン1〜4は、ビアホール5を介して順次電気的に直列
に接続されている。
法を図2〜図12を参照して説明する。なお、インダク
タ6を量産する場合には、複数のインダクタを設けたマ
ザー基板の状態で製造されるが、第1実施形態では個産
の場合を例にして説明する。
しくは感光性Cuペースト等の印刷により、セラミック
基板11上に感光性導電材料12を膜状に付与する。そ
の後、感光性導電材料12の上にネガフィルムのフォト
マスク30を被せる。フォトマスク30は、図1の第1
層目のコイル導体パターン1に対応する光透過部分31
と、光遮光部分32とを有している。フォトマスク30
を通して感光性導電材料12を露光すると、光透過部分
31のみを光が透過する。次に、フォトマスク30を外
して感光性導電材料12を現像すると、感光性導電材料
12の未露光部分が除去され、図3に示すように、第1
層目のスパイラル状のコイル導体パターン1の下部導体
パターン層1aが形成される。
ン層1aを覆うようにセラミック基板11の上に絶縁材
料22を印刷等の手法により付与する。絶縁材料22
は、有機、無機いずれの材料でもよく、例えばポリイミ
ド等の樹脂ペーストやガラスペーストが用いられる。そ
して、図5に示すように、例えば溶剤を用いて、絶縁材
料22の厚みが下部導体パターン層1aの厚みと略等し
くなって下部導体パターン層1aが露出するまで、絶縁
材料22を洗い流し、ライン間絶縁層23を形成する。
このとき、溶剤は下部導体パターン層1aを溶解しな
い。この手段は研磨その他のものでもよい。
ストや感光性Cuペースト等の印刷により、ライン間絶
縁層23上に感光性導電材料12を膜状に付与する。そ
の後、感光性導電材料12の上に、前記フォトマスク3
0を被せる。フォトマスク30を通して感光性導電材料
12を露光した後、図7に示すように、現像して感光性
導電材料12の未露光部分を除去する。これにより、下
部導体パターン層1aの上に、上部導体パターン層1b
が形成される。こうして、セラミック基板11の上に、
第1層目のスパイラル状のコイル導体パターン1(図1
参照)が形成される。コイル導体パターン1は、その厚
さt1と幅w1の比で定義されるアスペクト比(t1/
w1)が1以上となるように、下部導体パターン層1a
の厚み及び上部導体パターン層1bの厚みが選択され
る。その後、約800〜900℃で熱処理を行う。この
とき、ライン間絶縁層23の材料がガラスを含む材料で
ある場合は、ライン間絶縁層23は若干収縮して残り、
ポリイミド等の樹脂を含む材料である場合は、ライン間
絶縁層23は飛散する。第1実施形態の場合、ライン間
絶縁層23の材料として、ガラスを含む材料を用いた。
ル導体パターン1及びライン間絶縁層23の上に、感光
性ガラスペーストの印刷等により、感光性絶縁材料24
を膜状に付与する。その後、この感光性絶縁材料24の
上にフォトマスク40を被せる。フォトマスク40は、
図1の第1層目のコイル導体パターン1に電気的に接続
するビアホール5に対応する光遮光部分41と光透過部
分42を有している。フォトマスク40を通して感光性
絶縁材料24を露光した後、現像して感光性絶縁材料2
4の未露光部分を除去することにより、図9に示すよう
に、ビアホール5用の孔5aを有する層間絶縁層25が
形成される。その後、再び、熱処理を行う。
5上に印刷等の手法により感光性導電材料12を膜状に
付与する。ビアホール用孔5aにも感光性導電材料12
が充填される。その後、感光性導電材料12の上にフォ
トマスク50を被せる。フォトマスク50は、図1の第
2層目のコイル導体パターン2に対応する光透過部分5
1と、光遮光部分52とを有している。フォトマスク5
0を通して感光性導電材料12を露光した後、現像して
感光性導電材料12の未露光部分を除去する。これによ
り、層間絶縁層25上に第2層目のコイル導体パターン
2(図1参照)の下部導体パターン層2aが形成され
る。この下部導体パターン層2aはビアホール5を介し
てコイル導体パターン1に電気的に接続している。
3,4の下部導体パターン層3a,4aの形成工程、ラ
イン間絶縁層23の形成工程、コイル導体パターン2〜
4の上部導体パターン層2b〜4bの形成工程及び層間
絶縁層25の形成工程を所定回数繰り返して、図12に
示すような多層構造を形成した後、外装保護膜を形成す
る。なお、マザー基板の状態で製造している場合には、
さらに、マザー基板をスクライブブレイクもしくはダイ
シングにより所定の製品サイズ毎に切り出す。次に、図
1の第1層目のコイル導体パターン1の接続部1a及び
第4層目のコイル導体パターン4の接続部4aにそれぞ
れ接続される端子電極を、セラミック基板11の両端部
に形成する。これにより、一対の端子電極間に、スパイ
ラル状のコイル導体パターン1〜4が、ビアホール5,
…,5により順次、電気的に接続された構成を有する多
層スパイラルインダクタ6を得ることができる。
タ6を製造すれば、下部導体パターン層1a〜4aの上
に上部導体パターン層1b〜4bが形成された構造のコ
イル導体パターン1〜4を容易に得ることができる。こ
れにより、コイル導体パターン1〜4の各々は、感光性
導電材料の深さ方向の解像限界以上の膜厚を得ることが
できる。これにより、1以上の高アスペクト比のコイル
導体パターン1〜4を有し、インダクタンス値のばらつ
きの少ない多層スパイラルインダクタを簡単に得ること
ができる。
クタ6は、図12に示すように、コイル導体パターン1
〜4(図12では、コイル導体パターン1及び2のみが
示されている)の各々が下部導体パターン層1a〜4a
と上部導体パターン層1b〜4bとからなり、かつ、そ
の厚みt1と幅w1との比で定義されるアスペクト比
(t1/w1)が1以上となるようにしたものである。
従って、コイル導体パターン1〜4の直流抵抗値が小さ
くなり、Q値の低下を防止することができる。また、多
層スパイラルインダクタ6の小型化のために、コイル導
体パターン1〜4の幅を狭くしても、コイル導体パター
ン1〜4の導体損の増加が抑えられ、小型化に伴うQ値
の低下も抑えられる。
導体パターン1〜4の材料として非感光性導電材料を用
い、かつ、ライン間絶縁層23や層間絶縁層25の材料
として非感光性絶縁材料を用いてインダクタを製造した
場合について説明する。
導電材料を印刷やスパッタリング、蒸着等の手法により
膜状に形成した後、周知のフォトリソグラフィの技術
(レジスト膜塗布、露光、レジスト膜現像、導電材料エ
ッチング、レジスト膜剥離)等を用いてコイル導体パタ
ーン1の下部導体パターン層1aを形成する。なお、こ
の下部導体パターン層1aは、セラミック基板11の上
面に、所定の部分に孔を設けたマスク材を被せた後、非
感光性導電材料をスパッタリングや蒸着等の手法で、セ
ラミック基板11上の必要な部分にのみ付与する方法
(いわゆるアディティブ法)により形成してもよい。
にセラミック基板11の上に非感光性絶縁材料を印刷等
の手法により付与する。そして、例えば溶剤を用いて、
絶縁材料の厚みが下部導体パターン層1aの厚みと略等
しくなって下部導体パターン層1aが露出するまで、絶
縁材料を洗い流し、ライン間絶縁層23を形成する。こ
の手段は研磨その他でもよい。
リング、蒸着等の手法により、ライン間絶縁層23上に
膜状に付与する。その後、フォトリソグラフィの技術等
を用いてコイル導体パターン1の上部導体パターン層1
bを形成する。この後、熱処理を行う。同様にして、ビ
アホール5用の孔5aを有する層間絶縁層25を形成す
る。以下、順次、コイル導体パターン2〜4の下部導体
パターン層2a〜4aの形成工程、ライン間絶縁層23
の形成工程、コイル導体パターン2〜4の上部導体パタ
ーン層2b〜4bの形成工程及び層間絶縁層25の形成
行程を所定回数繰り返すことによって、多層スパイラル
インダクタ6を得ることができる。
に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種
々に変更することができる。例えば、導体パターンは、
前記実施形態のように、コイル導体パターン1〜4の4
層に限られるものではなく、絶縁基板に1層のみ形成さ
れていてもよく、2層、3層もしくは5層以上形成され
ていてもよい。また、各層のコイル導体パターンは3層
以上で構成されていてもよい。また、導体パターンの形
状は、スパイラル状のほか、直線状や蛇行状のものであ
ってもよい。さらに、前記実施形態では、導体パターン
のアスペクト比を1以上としたが、アスペクト比が1よ
り小さい場合であってもよい。
層23を形成する際、絶縁材料22の厚みを下部導体パ
ターン層1a〜4aの厚みより小さくなるまで絶縁材料
22を洗い流し、下部導体パターン層1a〜4aの上部
がライン間絶縁層23の表面から突出するようにしても
よい。
明によれば、感光性導電材料からなる導体パターンが下
部導体パターン層とその上に積層された上部導体パター
ン層とからなり、アスペクト比が1以上となっているの
で、導体パターンの直流抵抗値を小さくできる。従っ
て、導体パターンをコイル導体パターンとすることによ
り、高いQ値のインダクタが得られる。また、小型化の
ために、導体パターンの幅を狭くしても、導体パターン
の導体損の増加が抑えられ、小型化に伴うQ値の低下も
抑えられる。
部導体パターン層及び上部導体パターン層の単独の各形
成工程では、導電材料の深さ方向の解像限界以上の膜厚
を得ることができなくても、下部導体パターン層の上に
上部導体パターン層を形成することにより、高アスペク
ト比の導体パターンを有する電子部品を簡単に得ること
ができる。
図。
を示す断面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 絶縁基板上に熱処理された少なくとも第
1及び第2の導体パターンがガラスを含む材料からなる
熱処理された層間絶縁層を介して積層されており、 第1及び第2の導体パターンは、 感光性導電材料からな
る下部導体パターン層と該下部導体パターン層の上に積
層された感光性導電材料からなる上部導体パターン層と
からなり、 下部導体パターン層は、厚みが該下部導体パターン層と
ほぼ等しい熱処理されたライン間絶縁層に埋設されてお
り、 上部導体パターン層は、厚みが該上部導体パターン層よ
りも大きい前記層間絶縁層に埋設されており、 下部導体パターン層と上部導体パターン層を合わせた 厚
みとパターン幅の比が1以上であること、 を特徴とする電子部品。 - 【請求項2】 前記導体パターンがコイル導体パターン
であることを特徴とする請求項1記載の電子部品。 - 【請求項3】 前記導体パターンがスパイラル形状を有
していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
電子部品。 - 【請求項4】 絶縁基板上に下部導体パターン層と該下
部導体パターン層の上に積層された上部導体パターン層
とからなる導体パターンを備えた電子部品の製造方法で
あって、 前記絶縁基板上に前記下部導体パターン層を形成する工
程と、 前記下部導体パターン層を覆って前記絶縁基板上に絶縁
材料を膜状に付与した後、該絶縁材料を少なくとも前記
下部導体パターン層の上面が露出するまで除去してライ
ン間絶縁層を形成する工程と、 前記下部導体パターン層の上に前記上部導体パターン層
を形成する工程と、 を備えたことを特徴とする電子部品の製造方法。 - 【請求項5】 絶縁基板上に下部導体パターン層と該下
部導体パターン層の上に積層された上部導体パターン層
とからなる導体パターンを備えた電子部品の製造方法で
あって、 前記絶縁基板上に感光性導電材料を膜状に付与し、該感
光性導電材料をフォトマスクを通して露光し、現像して
前記下部導体パターン層を形成する工程と、 前記下部導体パターン層を覆って前記絶縁基板上に絶縁
材料を膜状に付与し、該絶縁材料を少なくとも前記下部
導体パターン層の上面が露出するまで除去してライン間
絶縁層を形成する工程と、 前記ライン間絶縁層及び前記下部導体パターン層の上に
感光性導電材料を膜状に付与し、該感光性導電材料を前
記フォトマスクを通して露光し、現像して前記下部導体
パターン層の上に前記上部導体パターン層を形成する工
程と、 を備えたことを特徴とする電子部品の製造方法。 - 【請求項6】 ライン間絶縁層及び導体パターンの上に
ビアホールを有する層間絶縁層を形成する工程、下部導
体パターン層を形成する工程、ライン間絶縁層を形成す
る工程及び上部導体パターン層を形成する工程を順次繰
り返すことを特徴とする請求項4又は請求項5記載の電
子部品の製造方法。
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