JP3163999B2 - クロック選択回路及びこれを用いた位相同期回路 - Google Patents

クロック選択回路及びこれを用いた位相同期回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルデータ伝送
装置用のクロック選択回路及びこれを用いて入力データ
と伝送クロックの位相同期をとるための位相同期回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータ伝送システムでは、図3
に示すように、伝送路の帯域を伝送装置が決めるため、
伝送装置は伝送クロックを端末に供給し、端末からデー
タを受け取ることになる。この時、伝送装置は端末から
受け取るデータと、端末へ与えた伝送クロックとの位相
関係が不確定であるため、位相同期を再度とる必要があ
る。
【0003】データとクロックの位相同期をとるために
は、D型FF(フリップフロップ)でラッチする方法が
知られている。この種の方法は、例えば特開平8−16
7833号、特開平3−19541号に開示されてい
る。これらの方法では、D型FFのセットアップタイム
・ホールドタイムの確保のため、遅延回路を利用してい
る。
【0004】また、特開平6−85805号に開示され
た方法では、フレーム同期信号生成回路からのフレーム
同期信号を利用している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法では以下のような問題点がある。第1の問題点は、
セットアップタイム・ホールドタイムの確保のために遅
延回路を利用する場合、具体的な遅延時間の決め方であ
る。遅延時間は、そのシステムに固有の時間、つまり伝
送装置と端末との間の距離で決まる。このため、設置環
境によりケーブル長が変わると、データとクロックのタ
イミングが変わるため、そのタイミングに合わせて遅延
回路の遅延時間の調整が必要である。
【0006】第2の問題点としては、フレーム同期信号
を利用する場合、データ中に必ずフレームパターン(同
期パターン)が存在していなければならないことであ
る。
【0007】それ故、本発明の課題は、伝送装置と端末
との間の距離による遅延時間がわからず、しかもフレー
ムパターンが存在していなくても確実に伝送クロックと
データとの位相同期をとることのできるクロック選択回
路を提供することにある。
【0008】本発明の他の課題は、上記クロック選択回
路を用いた位相同期回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック選択回
路は、正転クロックまたは反転クロックのどちらか1つ
を選択することにより、セットアップタイムを確保する
ことを特徴とする。
【0010】具体的には、伝送クロックを生成するクロ
ック生成部と、前記伝送クロックの周波数に一致したデ
ータを入力するデータ入力端子と、前記伝送クロックを
正転クロックとし、前記データ入力端子から入力された
データを正転クロック、次の反転クロックの順によりラ
ッチする直列接続された2つのラッチ手段と、入力され
たデータを反転クロックによりラッチするラッチ手段
と、これらのラッチ手段からのデータの排他的論理和を
とって正転クロック判定信号を出力する手段とから成る
正転クロック判定部と、前記伝送クロックを正転クロッ
クとし、前記データ入力端子から入力されたデータを、
反転クロック、次の正転クロックの順によりラッチする
直列接続された2つのラッチ手段と、入力されたデータ
を正転クロックによりラッチする手段と、これらのラッ
チ手段からのデータの排他的論理和をとって反転クロッ
ク判定信号を出力する手段とから成る反転クロック判定
部と、前記正転クロック判定部と前記反転クロック判定
部からの信号を入力とし、正転クロックと反転クロック
の選択を行うクロック選択部とを含む。
【0011】
【0012】
【0013】位相同期回路においては、上記クロック選
択部からのクロックによりD型FF(図の7)におい
てデータをラッチし、伝送クロックとデータとの位相同
期をとる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明によるクロ
ック選択回路とこれを含む位相同期回路を示す。クロッ
ク選択回路は、反転クロック判定部4と、正転クロック
判定部5と、クロック選択部6の3つに大別される。
【0015】反転クロック判定部4は、反転クロックを
得るためのインバータゲートIV1と、ラッチ用のD型
FF41〜43及びExOR(排他的論理和)回路44
とを含む。正転クロック判定部5は、反転クロックを得
るためのインバータゲートIV2と、ラッチ用のD型F
F51〜53及びExOR回路54とを含む。クロック
選択部6は、JK型FF61と、インバータゲートIV
3及びアンドゲート62、63、オアゲート64とを含
む。
【0016】はじめに、入力データとクロックの関係に
ついて説明する。クロック生成部1から生成された伝送
クロックはクロック出力端子2から端末へ出力される。
端末ではこの伝送クロックによりデータ処理等を行い、
そのデータはデータ入力端子3から入力される。クロッ
ク生成部1で生成され、クロック出力端子2から端末へ
出力されたクロックを正転クロック5−2とすると、そ
の反転出力は反転クロック4−2となる。
【0017】図2は入力データと正転クロック5−2、
反転クロック4−2のタイミング関係の一例を示す。入
力データはD型FF7でラッチされるが、D型FF7で
はセットアップタイムがホールドタイムより十分確保さ
れていなければならない。また、ホールドタイムは0で
も良い。従って、図2の関係では正転クロック5−2に
より入力データをD型FF7でラッチする方が良いこと
になる。
【0018】次に、正転クロック、反転クロックの判定
法について説明する。反転クロック判定部4は、D型F
F41、42により、入力されたデータを反転クロッ
ク、正転クロックの順によりラッチしたデータと、D型
FF43において正転クロックによりラッチしたデータ
との排他的論理和がとられ、反転クロック判定信号4−
1となる。
【0019】一方、正転クロック判定部5は、D型FF
51、52により、入力されたデータを正転クロック、
反転クロックの順によりラッチしたデータと、D型FF
53において正転クロックによりラッチしたデータとの
排他的論理和がとられ、正転クロック判定信号5−1と
なる。
【0020】図2に示す入力データと正転クロック、反
転クロックの関係の時、反転クロック判定信号4−1は
常に”0”となる。一方、正転クロック判定信号5−1
は不定状態となる。さらに、この反転クロック判定信号
4−1と正転クロック判定信号5−1がさらにJK型F
F61の入力信号となるが、図2の例ではJK型FF6
1の出力である選択信号6−2は”0”となり、同期ク
ロック6−3は正転クロックが選択される。
【0021】従って、D型FF7への入力データとクロ
ックは、十分セットアップタイムが確保され、データ入
力端子3から入力されたデータは正転クロック5−2と
の位相同期がとられ、データ出力端子8からデータ、伝
送クロック出力端子9から伝送クロックがそれぞれ得ら
れる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。第1の効果は、クロックのセットアップタイム確
保のための、具体的遅延時問の調整が不要ということで
ある。これにより、伝送装置と端末間の距離による遅延
時間がわからなくとも確実に伝送クロックとデータとの
位相同期をとることが可能となる。
【0023】第2の効果はデータにフレームパターン
(同期パターン)が存在していなくてもよいということ
である。以上は、クロック選択回路により正転クロック
と反転クロックのどちらかを選択するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるクロック選択回路及びこれを含む
位相同期回路を示す。
【図2】図1の回路図における各信号の関係を示した図
である。
【図3】伝送装置のクロックとデータの方向を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 クロック生成部 2 クロック出力端子 3 データ入力端子 4 反転クロック判定部 5 正転クロック判定部 6 クロック選択部 7 D型FF 8 データ出力端子 9 伝送クロック出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送クロックを生成するクロック生成部
    と、 前記伝送クロックの周波数に一致したデータを入力する
    データ入力端子と、 前記伝送クロックを正転クロックとし、前記データ入力
    端子から入力されたデータを正転クロック、次の反転ク
    ロックの順によりラッチする直列接続された2つのラッ
    チ手段と、入力されたデータを反転クロックによりラッ
    チするラッチ手段と、これらのラッチ手段からのデータ
    の排他的論理和をとって正転クロック判定信号を出力す
    る手段とから成る正転クロック判定部と、前記伝送クロックを正転クロックとし、 前記データ入力
    端子から入力されたデータを、反転クロック、次の正転
    クロックの順によりラッチする直列接続された2つのラ
    ッチ手段と、入力されたデータを正転クロックによりラ
    ッチする手段と、これらのラッチ手段からのデータの排
    他的論理和をとって反転クロック判定信号を出力する手
    段とから成る反転クロック判定部と、 前記正転クロック判定部と前記反転クロック判定部から
    の信号を入力とし、正転クロックと反転クロックの選択
    を行うクロック選択部とを含むことを特徴とするクロッ
    ク選択回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクロック選択回路に加え
    て、前記クロック選択部からの伝送クロックで前記デー
    タ入力端子から入力されたデータをラッチする手段を備
    えることにより、データと伝送クロックの位相同期をと
    ることを特徴とする位相同期回路。
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