JPH11331137A - 信号同期装置 - Google Patents

信号同期装置

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JPH11331137A
JPH11331137A JP11068220A JP6822099A JPH11331137A JP H11331137 A JPH11331137 A JP H11331137A JP 11068220 A JP11068220 A JP 11068220A JP 6822099 A JP6822099 A JP 6822099A JP H11331137 A JPH11331137 A JP H11331137A
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JP
Japan
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signal
pulse
flop
flip
clock signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP11068220A
Other languages
English (en)
Inventor
Keith Balmer
バルマー ケイス
Iain Robertson
ロバートソン イアイン
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Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0008Synchronisation information channels, e.g. clock distribution lines
    • H04L7/0012Synchronisation information channels, e.g. clock distribution lines by comparing receiver clock with transmitter clock
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/13Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals
    • H03K5/135Arrangements having a single output and transforming input signals into pulses delivered at desired time intervals by the use of time reference signals, e.g. clock signals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力信号の各パルスに対して1つのパルスを
有し、クロック信号と時間的に整合されすなわち同期さ
れている信号を得る。 【解決手段】 入力信号(6)を受ける2分周(÷2)
カウンタ(1、11)を設け、クロック信号(10)に
よって決定される時間で2分周カウンタの出力(14)
をラッチするD形フリップフロップ(2)を設け、この
フリップフロップの出力(15)を他のフリップフロッ
プ(3)で再度サンプリングすることによって安定化
し、結果の信号(16)を更に他のフリップフロップ
(4)で作られるその信号の遅延信号(17)と排他的
ORゲート(12)を用いて結合するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力信号のパルスを
クロック信号のパルスと同期すなわち整合する回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】このような同期すなわち整合の目的は、
クロック信号によってクロッキングされるロジックが、
入力信号のレベルが確定した時点で、すなわち入力信号
のエッジから離れて当該入力信号をラッチするようにす
ることである。同期すなわち整合の必要性は、信号が規
則的に生じるパルスを持たない場合、あるいは信号が異
なった速度でクロッキングされる回路によって作られる
場合に生じる。後者は、往々、信号が2つの装置間であ
る距離に渡って伝送される時の場合であり、勿論、これ
は同一の複雑な回路の部分部分が異なった速度でクロッ
キングされる場合にも云えることである。
【0003】この問題に対する1つのアプローチは、入
力信号のパルス(繰り返し)速度よりもかなり高い速度
を有するクロック信号によって決定される時刻で入力信
号をサンプリングすることである。これにより、入力信
号の各パルスはサンプリングされることができるように
なり、従って入力信号でのパルスの存在として表される
情報が失われ得なくなる。
【0004】しかしながら、このアプローチはクロック
信号が入力信号の速度に近い速度を有する時に使用する
ことは好ましくない。入力信号のあるパルスがサンプリ
ングの結果欠落してしまう問題が生じるためである。明
細書の下記の開示内容から明かとなるように、この問題
の限界点は入力信号がクロック信号の周期よりも持続時
間が短いパルスを含む時である。(厳密には、サンプリ
ングされているパルスの結果のものが不確定となるそれ
らのパルスのエッジに近い部分を持続時間から排除す
る。)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、入力信号の各パルスに対して1つのパルス
を有し、クロック信号と時間的に整合されすなわち同期
されている信号を得る回路および方法を提供し、上述し
た従来技術の欠点を解消しようとすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力信
号を受ける端子と、クロック信号を受ける端子と、入力
信号のパルス長を調節してパルス長が調節されたパルス
長調節信号を与えるパルス長調節手段と、クロック信号
によって決定される時間でこのパルス長調節信号をサン
プリングするサンプリング手段とを具備する入力信号を
クロック信号と整合する回路が設けられる。
【0007】パルス長調節手段は、特定の形式の入力信
号の各パルスに対して一度パルス長調節信号の論理レベ
ルをトグル操作する、即ち、交互に切り換える手段を具
備してもよく、その形式のパルスとは、正のパルスある
いは負のパルスである。
【0008】パルス長調節手段は2分周(÷2)カウン
タを具備してもよい。
【0009】パルス長調節手段はフリップフロップを具
備してもよい。
【0010】サンプリング手段は、パルス長調節信号を
受けるように接続されたデータ入力とクロック信号を受
けるように接続されたクロック入力とを有するフリップ
フロップを具備してもよい。
【0011】サンプリング手段は、クロック信号によっ
て決定される時間でパルス長調節信号をサンプリングす
る主サンプリング手段と、クロック信号によって決定さ
れる時間で主サンプリング手段の出力をサンプリングす
る安定化手段を具備してもよい。
【0012】主サンプリング手段と安定化手段とは同一
の位相のクロック信号を受けるように接続されてもよ
く、あるいは異なった位相のクロック信号を受けるよう
に接続されてもよい。
【0013】当該回路は、サンプリング手段の出力信号
に応答して、サンプリング手段の出力信号の各エッジ
で、そのエッジが正進行あるいは負進行であろうとも、
1つのパルスを有する出力信号を発生するパルス手段を
具備してもよい。
【0014】パルス手段は、サンプリング手段の出力信
号の遅延信号を与える遅延手段と、サンプリング手段の
出力信号をその信号の上記遅延信号と結合する排他的O
Rゲート手段とを具備してもよい。
【0015】遅延手段はサンプリング手段の出力信号を
受けるように接続されたデータ入力を有するフリップフ
ロップを具備してもよい。
【0016】フリップフロップのどれかはD形フリップ
フロップであってもよい。
【0017】本発明によれば、データ信号を受ける端子
と、このデータ信号からクロック信号を抽出する手段
と、局部クロック信号を発生する手段と、抽出されたク
ロック信号のパルス長を調節してパルス長が調節された
パルス長調節抽出クロック信号を与えるパルス長調節手
段と、局部クロック信号によって決定される時間でパル
ス長調節抽出クロック信号をサンプリングして出力を与
える第1のサンプリング手段と、第1のサンプリング手
段の出力によって決定される時間でデータ信号をサンプ
リングする第2のサンプリング手段とを具備する回路も
同様設けられる。
【0018】本発明はネットワークスイッチあるいはネ
ットワークスイッチに使用するための集積回路に組み込
まれてもよい。
【0019】本発明によれば、入力信号のパルス長を調
節してクロック信号の周期よりも長いパルスを有するパ
ルス長が調節されたパルス長調節信号を与えること、ク
ロック信号によって決定される時間でパルス長調節信号
をサンプリングすることを含む入力信号のパルスをクロ
ック信号と整合する方法も設けられる。
【0020】パルス長の調節は、特定の形式の入力信号
の各パルスに対して一度パルス長調節信号の論理レベル
をトグル操作することを含んでもよく、その形式のパル
スとは、負あるいは正である。
【0021】サンプリングは、クロック信号によって決
定される時間でのパルス長調節信号のサンプリングとそ
の結果の信号を安定化するためのクロック信号によって
決定される時間でのその結果の信号のサンプリングとを
含んでもよい。
【0022】これら2つのサンプリングは同一の位相の
クロック信号あるいは異なった位相のクロック信号によ
って行なわれてもよい。
【0023】当該方法は、サンプリングから得られる信
号に応答して、その信号の各エッジにおいて、その信号
が正あるいは負進行のものであろうと、1つのパルスを
有する信号を形成することを含んでもよい。
【0024】パルスの上記形成はサンプリングから生じ
る信号をその信号の遅延信号で排他的OR操作すること
によって行なわれてもよい。
【0025】入力信号はデータ信号から抽出されたクロ
ック信号であってもよく、本発明の方法は上記整合され
る入力信号によって決定されるデータ信号をサンプリン
グすることを具備してもよい。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を例示する
態様だけで添付図面を参照して説明する。
【0027】図1の回路は4つのD形フリップフロップ
1、2、3、4を備えている。(D形フリップフロップ
はそのクロック入力に与えられるクロック信号が正進行
エッジを有する時にはそのD入力での論理レベルをラッ
チし、次の正進行エッジまでそのQ出力にその論理レベ
ルを与える回路である。あるいは、D形フリップフロッ
プはクロック信号の負進行のエッジでトリガーされ得
る。)
【0028】第1のフリップフロップ1のクロック入力
5は、データ信号あるいはクロック信号であってもよい
一連のパルス信号を入力端子6から受けるように接続さ
れている。第2、第3および第4のフリップフロップ
2、3および4のクロック入力7、8、9は入力端子1
0からクロック信号を受けるように接続されている。4
つのフリップフロップは直列の態様で接続され、第1、
第2、第3および第4のフリップフロップのそれぞれの
Q出力は次段のもののD入力に接続されている。
【0029】第1のフリップフロップ1のD入力はイン
バータ11によって与えられる反転形態でそれ自体のQ
出力に接続される。
【0030】排他的ORゲート12は第3および第4の
フリップフロップ3および4のQ出力をその2つの入力
として受けるように接続され、出力端子13に接続され
た出力を有している。
【0031】図1の回路がどのようにして使用され得る
かの1つの例がこの回路の動作の説明と共に以下に記載
される。
【0032】図1の回路はクロック信号のパルスをより
高い周波数のクロック信号と整合するために使用され得
る。図2は、このような場合に、端子6、10、13更
には各フリップフロップのQ出力に接続された導体1
4、15、16、17上での信号を示す。これらの信号
にはそれらが生じる導体および端子と同一の参照番号が
付されている。
【0033】端子6で回路に入力されるクロック信号は
この例で約15%の低いデューティサイクルを有する。
第1のD形フリップフロップ1はこの信号によってクロ
ッキングされ、導体14上でのその出力Qは入力信号6
の各正進行エッジでトグルを行なう、即ち、交互に切り
換えられる。インバータ11がフリップフロップ1のD
入力にフリップフロップ1のQ出力の反転値を与えるた
めである。従って、第1のフリップフロップ1およびイ
ンバータは2分周(÷2)回路として働き、第1のフリ
ップフロップの出力が50%のデューティサイクルで端
子6で回路へ入力される信号の半分の周波数の規則的な
パルス列となることを特記する。
【0034】ある構成のD形フリップフロップはラッチ
値の出力Qと反転されたそのレベルQ(バー)との両方
を自動的に与える。このような場合に、個別のインバー
タ11は不用となる。フリップフロップの反転出力Q
(バー)がそのD入力に帰還されればよい。
【0035】端子10で回路に入力されるクロック信号
の各正進行エッジで、第2のフリップフロップ2は第1
のフリップフロップ1の導体14でのQ出力のレベルを
ラッチする。その効果は、第2のフリップフロップ2の
出力を第1のフリップフロップ1の出力と比較すると明
らかなように、信号14の各エッジがクロック信号10
の次のエッジの生起まで遅延されることである。第2の
フリップフロップ2の出力は図2の波形から明かとなる
ように、最早一定の周期とはならないことである。しか
しながら、それは端子6に入力される信号の各パルスに
対して1つのエッジを有している。
【0036】第1のフリップフロップ1およびインバー
タ11によってなされる入力信号の変換の利点を次に説
明する。図2において、クロック信号10の周期は入力
信号6の正のパルスの持続時間の約2倍であり、これら
パルスの幾つかはそれらの持続時間内でクロック信号1
0の正進行エッジを持たなくなる。従って、入力信号6
がクロック信号10の正進行エッジによって決定される
時間で直接サンプリングされるとしたら、これらパルス
はサンプリングされないことになってしまい、情報が失
われてしまうことになる。しかしながら、第1のフリッ
プフロップ1とインバータ11によって形成される2分
周カウンタは入力信号6の各正のパルスに対してそれぞ
れ等しい長さの交互に正および負のパルスを有する信号
14を発生し、信号14のパルスの持続時間は入力信号
6の15%のパルスよりもかなり長い入力信号の周期に
長さが等しくなる。信号14のこれらパルスは、それら
全てが第2のフリップフロップ2によって、この場合に
はそれぞれ2回あるいは3回サンプリングされるのに充
分に長い。
【0037】入力信号6はクロック信号であり、そのた
めそれが担う情報は一連の刻時であり、これらはクロッ
クの1周期毎に1度1つのパルスとして表される。第1
のフリップフロップ1の出力信号14において、その情
報は同一周波数の一連のエッジとして保持される。第2
のフリップフロップ2の出力15において、これらエッ
ジは1つに対して1つが保持されるが、それらはクロッ
ク信号10のエッジと整合されて生じるように再時間決
めされる。
【0038】第1のフリップフロップ1の出力のパルス
長が入力信号6の1周期の全持続時間であるため、クロ
ック信号10の周波数が入力信号6の周波数よりも高い
かそれに殆ど等しい限り当該回路は入力信号6の各パル
スに対して第2のフリップフロップの出力信号15に1
つのエッジを生じさせるように動作することがあきらか
となる。
【0039】第3のフリップフロップ3は端子10に入
力されるクロック信号の各正進行エッジで第2のフリッ
プフロップ2の出力15をラッチする。それは信号15
をクロック信号10の1周期だけ遅延する。第3のラッ
チ3の目的は、第2のラッチ2の出力が第1のラッチの
出力をその信号のエッジ近くでサンプリングする時に準
安定状態になる結果として後段の回路に生じてしまうよ
うなグリッチを抑制することである。このような点の例
は図2において18で表されている。第3のフリップフ
ロップ3は第2のフリップフロップの出力がサンプリン
グの前に安定することができるようにする。従って、第
3のフリップフロップの出力はD形フリップフロップに
対して通常期待される時間で常に安定である。第3のフ
リップフロップは、例えばインバータを端子10と第3
のフリップフロップ3のクロック入力8との間に接続す
ることによって他の位相のクロック信号10からトリガ
ーされるように構成されてもよい。これは図1の回路の
伝播遅延を減少させるが、第2のフリップフロップ2の
出力が第3のフリップフロップ3によってサンプリング
される前に安定できる時間を減少する。
【0040】第4のフリップフロップ4は端子10に入
力されるクロック信号の1周期の他の遅延を導入する。
次いで、このフリップフロップの出力は第3のフリップ
フロップ3の出力と排他的OR操作される。これは第3
のフリップフロップの出力の正および負の全てのエッジ
を正のパルスに変換する効果を有する。これは第1のフ
リップフロップ1によって与えられるパルス−エッジ変
換を逆変換する。
【0041】この際に、図1の回路の全体の効果は、同
一の平均パルス速度を有するがパルスがクロック信号1
0の正進行エッジで生じるような端子13で出力される
パルス列に端子6で入力されるパルス列を変換すること
である。従って、当該回路の1つの使用はデータが入力
クロック信号6によって決定される時間で先入れ先出し
(FIFO)バッファにクロッキングされるようなデー
タ伝送にある。次いで、データは、図1の回路の出力1
3によって決定される時間で、同一の平均速度でもって
バッファからクロック信号10によってクロッキングさ
れる回路に読み出され得る。
【0042】図1の回路の出力13に別々の零復帰パル
ス(return to zeropulses)を持
つことが所望される場合には、フリップフロップ4と排
他的ORゲート12によって構成される回路のこの特別
な形式の段は図1の回路の有用な動作範囲を、クロック
信号10が入力信号6の周波数の2倍を有する場合に制
限する。クロック信号10がそれよりも遅ければ、排他
的ORゲート12によって出力される信号がクロック信
号10の2つの継続した周期の間に高となる時間が存在
することになる。この制限はクロック信号10の1周期
よりも短いパルスを発生する好ましいパルス発生回路を
設けることによって除去され得る。しかしながら、非零
復帰信号が出力13に接続される回路に許容され得ると
したら、この制限は当てはまらない。
【0043】図3は図1の変更形の回路を示し、そこで
は、クロック信号10の1周期に長さが等しいパルスを
与える第4のフリップフロップ4および排他的ORゲー
ト12に加えてより短い出力パルスを与える回路が設け
られている。第5のフリップフロップ19が第3および
第4のフリップフロップ3および4間に挿入されてお
り、これはそのD入力で第3のフリップフロップ3のQ
出力を受けそのQ出力を第4のフリップフロップ4のD
入力に与えるように接続される。しかしながら、第5の
フリップフロップ19のクロック入力はインバータ20
によって与えられる反転形のクロック信号10に結合さ
れる。一層の排他的ORゲート21も設けられ、これは
第3のフリップフロップ3および追加の第5のフリップ
フロップ19のQ出力を入力として受けるように接続さ
れる。第3のフリップフロップがクロック信号10によ
ってクロッキングされかつ第5のフリップフロップがそ
の反転信号によってクロッキングされるため、フリップ
フロップ19によって出力される波形は第3のフリップ
フロップ3によって出力されると同一となるが、クロッ
ク信号10の1周期の半分だけ遅延される。(クロック
信号のデューティサイクルが50%以外であった場合に
はクロック信号の異なった一部分の遅延となってしま
う。)追加の排他的ORゲート21の出力は出力端子2
2に接続され、従ってその端子の信号は入力信号6の各
パルスに対してクロック信号10の1周期の半分に長さ
が等しいパルスを有する。出力波形は図2において22
で示されている。第4のフリップフロップ4は前と同様
に入力信号に関して同一のタイミングを有したものと実
際上同じ波形を生じさせる。ここで、それがクロック信
号10の更に1半周期だけ追加の第5のフリップフロッ
プによって出力される波形を遅延するためである。従っ
て、排他的ORゲート12によって出力される端子13
での波形は実際上前のものと同一である。
【0044】図1の回路の使用についての上に与えられ
た例において、端子6に入力される信号はクロック信号
である。図4に示されるように、この波形も、例えば、
パルスが論理1を表しパルスの不在が論理0を表すよう
な零復帰データ波形6’となることができる。この場合
に、当該回路は入力波形6’の各パルスに対して1つの
パルスを有する出力13’(この出力パルスはクロック
信号10’と整合されている)を生じるように同様動作
する。
【0045】出力での論理0の存在は、出力信号13’
にパルスがないクロック信号10’のサイクル数から推
測されても、あるいはデータ信号が関連クロック信号を
有している場合にはそのクロック信号をデータ信号に類
似した態様で処理し出力を比較することによって推測さ
れてもよい。例えば、図2のクロック信号6が図3の
6’のデータ波形に関連したクロック信号であった場合
に、これら両者はそれぞれの図1の回路を通過、次いで
データ波形の出力13’の論理0がクロック信号の出力
信号13と比較することによって推測され得る。
【0046】更に図4に示されているのは、図3に示さ
れた回路の変形にあって、零復帰波形6’が供給される
場合に、端子22に生じるであろう出力波形22’であ
る。
【0047】第1のフリップフロップ1およびインバー
タ11によって与えられる2分周カウンタの別態様のも
のとして、パルス発生あるいは伸長回路が前に述べたサ
ンプリング段の前に使用されてもよい。このパルス発生
あるいは伸長回路は、一例において、正あるいは負の短
いパルスを無くして後のサンプリングプロセスを免れる
ようにするために入力信号を約50%のデューティサイ
クルに修正するために使用される。この構成の利点はエ
ッジをパルスに戻すように変換する最終段を不用にする
ことにある。
【0048】比較してみると、図1の2分周構成は、入
力信号の周波数およびパルス長の先行的な知識無しに5
0%のデューティサイクル波形を自動的に与える長所を
有している。更に、上で説明したように、図1の回路
は、開示されているような変更をすれば、入力信号の周
波数より下の周波数を有するクロック信号で独立したパ
ルスを発生することができる。(2分周カウンタがパル
ス発生あるいは伸長回路で置換されるような回路に対す
る対応する制限は、50%のデューティサイクルが得ら
れるものとすれば、発生されるパルスの長さの逆数の少
なくとも2倍の周波数を持たなければならないことであ
る。パルスを再生するためには、このような例で、両者
を1つのパルスの間に、次いで再度引続く期間の間他の
論理レベルでサンプリングすることが必要であるためで
ある。)
【0049】パルス発生回路すなわちモノステーブル回
路は周知である。パルス伸長回路は、単一の出力あるい
は異なった量だけ遅延された幾つかの出力を発生しかつ
通常非遅延信号と共に遅延信号を共にOR操作する遅延
回路(クロッキングを行なわない)を含んでもよい。こ
れは能動高パルスに対して働き、遅延パルスをAND操
作するためには能動低パルスを必要とする。
【0050】端子6で回路に入力される信号は規則的な
タイミングを必要としないが、例えば変換器によって感
知されているようなある物理的プロセスによってランダ
ムに発生されるパルスを有することができるようにして
もよい。この場合に、引続くパルスはクロック信号の少
なくとも1周期だけ隔てられていた場合には単に分解さ
れるに過ぎない。
【0051】上に開示された図1の回路の構成の変更も
上で開示された回路の全ての使用の場合に行なわれ得
る。
【0052】本発明の1つの使用はイーサネットローカ
ルエリアネットワークおよび他のネットワークで使用さ
れるようなネットワークスイッチにおいてである。
【0053】図5に示されるその1つの例において、ネ
ットワークスイッチ24の物理的インターフェース集積
回路23はイーサネットネットワークから信号を受け、
デジタルベースバンドデータ信号を回復するようにそれ
を復調する。このデータはデータバス26を介してスイ
ッチ集積回路25への伝送のため4ビット語に形成され
る。スイッチ集積回路は他の物理的インターフェース回
路に受信されるパケットをそれらの転送先への伝送のた
めに経路決めする。クロック信号およびデータ有効信号
が抽出されて、それぞれ導体27および28で物理的イ
ンターフェース回路23によりスイッチ集積回路25に
伝送される。これらの信号は当該スイッチの出力部分を
動作するために使用される局部クロック信号とは非同期
である。このスイッチは狭いパルスを有してもよい抽出
クロック信号27のパルスを再時間決めしてそれらが局
部クロック信号のパルスと整合されるようにするために
本発明による回路29を用いている。クロックパルスの
遅延は、対応するデータパルスが終わりにならないよう
に、すなわちデータが依然として有効になるようにす
る。従って、バス26のデータ信号は整合したクロック
信号パルス31によって決定される時間で多ビットD形
フリップフロップ30によって直接サンプリングされ、
データ信号を再時間決めする必要はない。また、D形フ
リップフロップ30はデータ有効信号をサンプリングす
るためにも使用される。図5の回路の種々の導体での信
号が図6に示されており、これらには対応する番号が付
されている。フリップフロップ30がデータおよびデー
タ有効波形をラッチする時間は図6で垂直の点線32で
示されている。
【0054】以上の説明に関して更に以下の項を開示す
る (1)入力信号をクロック信号と整合する回路におい
て、上記入力信号を受ける端子と、上記クロック信号を
受ける端子と、上記入力信号のパルス長を調節してパル
ス長調節信号を与えるパルス長調節手段と、上記クロッ
ク信号によって決定される時間で上記パルス長調節信号
をサンプリングするサンプリング手段と、を具備するこ
とを特徴とする回路。
【0055】(2)第1項記載の回路において、上記パ
ルス長調節手段は、特定の形式の入力信号の各パルスに
対して一度上記パルス長調節信号の論理レベルをトグル
操作する手段を具備しており、その形式のパルスは正の
パルスあるいは負のパルスのいずれか一方であることを
特徴とする回路。
【0056】(3)第2項記載の回路において、上記パ
ルス長調節手段は2分周(÷2)カウンタであることを
特徴とする回路。
【0057】(4)先行する項のうちの任意の1項記載
の回路において、上記パルス長調節手段はフリップフロ
ップを具備することを特徴とする回路。
【0058】(5)第4項記載の回路において、上記フ
リップフロップはD形フリップフロップであることを特
徴とする回路。
【0059】(6)任意の先行する項記載の回路におい
て、上記サンプリング手段は、上記パルス長調節信号を
受けるように接続されたデータ入力と上記クロック信号
を受けるように接続されたクロック入力とを有するフリ
ップフロップを具備することを特徴とする回路。
【0060】(7)第6項記載の回路手段において、上
記フリップフロップはD形フリップフロップであること
を特徴とする回路。
【0061】(8)任意の先行する項記載の回路におい
て、上記サンプリング手段は、上記クロック信号によっ
て決定される時間で上記パルス長調節信号をサンプリン
グする主サンプリング手段と、上記クロック信号によっ
て決定される時間で上記主サンプリング手段の出力をサ
ンプリングする安定化手段とを具備することを特徴とす
る回路。
【0062】(9)第8項記載の回路において、上記主
サンプリング手段と上記安定化手段とは同一の位相のク
ロック信号を受けるように接続されることを特徴とする
回路。
【0063】(10)第8項記載の回路において、上記
主サンプリング手段と上記安定化手段とは異なった位相
のクロック信号を受けるように接続されることを特徴と
する回路。
【0064】(11)任意の先行する項記載の回路にお
いて、上記サンプリング手段の出力信号に応答して、上
記サンプリング手段の出力信号の各エッジで、そのエッ
ジが正進行あるいは負進行であろうと、1つのパルスを
有する出力信号を発生するパルス手段を具備することを
特徴とする回路。
【0065】(12)第11項記載の回路において、上
記パルス手段は、上記サンプリング手段の出力信号の遅
延信号を与える遅延手段と、上記サンプリング手段の出
力信号をその信号の上記遅延信号と結合する排他的OR
ゲート手段とを具備することを特徴とする回路。
【0066】(13)第12項記載の回路において、上
記遅延手段は上記サンプリング手段の出力信号を受ける
ように接続されたデータ入力を有するフリップフロップ
を具備することを特徴とする回路。
【0067】(14)第13項記載の回路において、上
記フリップフロップはD形フリップフロップであること
を特徴とする回路。
【0068】(15)データ信号を受ける端子と、上記
データ信号からクロック信号を抽出する手段と、局部ク
ロック信号を発生する手段と、上記抽出されるクロック
信号のパルス長を調節してパルス長調節抽出クロック信
号を与えるパルス長調節手段と、上記局部クロック信号
によって決定された時間で上記パルス長調節抽出クロッ
ク信号をサンプリングして出力を与える第1のサンプリ
ング手段と、上記第1のサンプリング手段の出力によっ
て決定される時間で上記データ信号をサンプリングする
第2のサンプリング手段と、を具備することを特徴とす
る回路。
【0069】(16)第1項から第14項までの任意の
1項または第15項記載の整合回路を具備するネットワ
ークスイッチまたはネットワークスイッチで使用する集
積回路。
【0070】(17)被整合信号を与えるために入力信
号のパルスをクロック信号と整合する方法において、上
記入力信号のパルス長を調節して上記クロック信号の周
期よりも長いパルスを有するパルス長調節信号を与える
こと、上記クロック信号によって決定される時間で上記
パルス長調節信号をサンプリングすること、を含むこと
を特徴とする方法。
【0071】(18)第17項記載の方法において、上
記のパルス長の調節は、特定の形式の入力信号の各パル
スに対して一度上記パルス長調節信号の論理レベルをト
グル操作することを含んでおり、その形式のパルスは負
あるいは正のいずれか一方であることを特徴とする方
法。
【0072】(19)第17項記載の方法において、上
記サンプリングは、上記クロック信号によって決定され
る時間での上記パルス長調節信号のサンプリングと、そ
の結果の信号を安定化するための上記クロック信号によ
って決定される時間でのその結果の信号のサンプリング
とを含むことを特徴とする方法。
【0073】(20)第19項記載の方法において、上
記2つのサンプリングは同一の位相のクロック信号で行
なわれるようにしたことを特徴とする方法。
【0074】(21)第19項記載の方法において、上
記2つのサンプリングは異なった位相のクロック信号で
行なわれるようにしたことを特徴とする方法。
【0075】(22)第17項から第21項までの任意
の1項記載の方法において、上記サンプリングから得ら
れる信号に応答して、その信号が正あるいは負進行のも
のであろうと、その信号の各エッジにおいて1つのパル
スを有する信号を形成することを含むことを特徴とする
方法。
【0076】(23)第22項記載の方法において、上
記のパルスを有する信号を形成することは、上記サンプ
リングから生じる信号をその信号の遅延信号で排他的O
R操作することによって行なわれるようにしたことを特
徴とする方法。
【0077】(24)第17項から第23項までの任意
の1項記載の方法において、上記入力信号はデータ信号
から抽出されたクロック信号であり、上記方法は上記整
合される入力信号によって決定される時間でデータ信号
をサンプリングすることを含むことを特徴とする方法。
【0078】(25)図1に実質的に示されかつそれに
関連して本明細書に実質的に開示された、入力信号をク
ロック信号と整合する回路。
【0079】(26)図面の任意の1つあるいはそれ以
上に示されかつそれに関連して本明細書に開示された、
入力信号のパルスをクロック信号と整合する方法。
【0080】(27)入力信号の位相をクロック信号と
整合する回路は入力信号を受けるように接続した2分周
カウンタと、クロック信号によって定められる時間で2
分周カウンタの出力をラッチするように接続したD形フ
リップフロップとを有している。フリップフロップの出
力は再び他のフリップフロップでサンプリングすること
によって安定化される。結果の信号は更に他のフリップ
フロップで作られるその信号の遅延信号と排他的ORゲ
ートを用いて結合され、入力信号の各パルスに対して1
つのパルスを有し、クロック信号と時間的に整合されす
なわち同期されている信号が与えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による信号同期回路を示す。
【図2】図1の回路の1つの使用でその回路の種々の点
での信号を示す波形図である。
【図3】より短い出力パルスを発生する手段を有する図
1の回路の変形例を示す。
【図4】図1の回路の他の使用でその回路の種々の点で
の信号を示す波形図である。
【図5】本発明による回路を使用するネットワークスイ
ッチのブロック図を示す。
【図6】図5のネットワークスイッチの種々の点での信
号を示す波形図である。
【符号の説明】
1、2、3、4 D形フリップフロップ 11 インバータ 12 排他的ORゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号をクロック信号と整合する回路
    において、 上記入力信号を受ける端子と、 上記クロック信号を受ける端子と、 上記入力信号のパルス長を調節してパルス長調節信号を
    与えるパルス長調節手段と、 上記クロック信号によって決定される時間で上記パルス
    長調節信号をサンプリングするサンプリング手段と、 を具備することを特徴とする回路。
  2. 【請求項2】 被整合信号を与えるために入力信号のパ
    ルスをクロック信号と整合する方法において、 上記入力信号のパルス長を調節して上記クロック信号の
    周期よりも長いパルスを有するパルス長調節信号を与え
    ること、 上記クロック信号によって決定される時間で上記パルス
    長調節信号をサンプリングすること、 を含むことを特徴とする方法。
JP11068220A 1998-03-13 1999-03-15 信号同期装置 Pending JPH11331137A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9805480.2 1998-03-13
GBGB9805480.2A GB9805480D0 (en) 1998-03-13 1998-03-13 Signal synchroniser

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11331137A true JPH11331137A (ja) 1999-11-30

Family

ID=10828570

Family Applications (1)

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JP11068220A Pending JPH11331137A (ja) 1998-03-13 1999-03-15 信号同期装置

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EP (1) EP0942533A3 (ja)
JP (1) JPH11331137A (ja)
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EP0942533A3 (en) 2004-04-14
EP0942533A2 (en) 1999-09-15
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