JP3163949B2 - スペアタイヤステップ装置 - Google Patents
スペアタイヤステップ装置Info
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Description
る。
にルーフラックを装着している車両が増加している。こ
の様な車両において、ルーフラックへの荷物の積み卸し
などの作業を行う場合、図3に示す様に、車両のホイー
ルベース間にドア3の下方の車体に設けられたサイドス
テップ2、またはリヤバンパー4と一体に設置されたバ
ックステップ5などを利用することにより作業を行って
いた。
ーフラック7の周囲部の作業は容易に行えたが、車高が
高く作業範囲が制限されるため中心部付近の作業は困難
であった。また、ルーフラック7上へ登る時にも踏み台
として利用するには十分な高さではないため困難であっ
た。そのため中心部付近の作業を行う時など、ルーフ上
へ登る時には、図示しない踏み台などを別途用意して作
業を行っていた。しかし上記踏み台は常装ではないた
め、車両に常時積載しておくか別途準備しなければなら
ないため不便であった。
明されたもので、上記踏み台を別途準備する必要もなく
安価にステップを常装でき、ルーフ6での作業効率を向
上させるとともに、安全性も向上させることを目的とし
ている。
スペアタイヤステップ装置は、車両の後部ドアの車両外
面側に設けられたスペアタイヤを装着するためのブラケ
ットに前記スペアタイヤに形成されたハブボルトが挿入
される複数の穴のいずれかに対応する位置に第1および
第2結合部を設け、前記穴を介して前記ブラケットの第
1結合部に第1結合部材を結合することで前記スペアタ
イヤを前記ブラケットに取り付けるとともに、前記スペ
アタイヤステップは前記スペアタイヤに取り付けられる
取り付け面と車両の前後方向に延びているステップ部と
を有し、前記取り付け面には前記第2結合部に対応する
位置に穴が形成され、前記スペアタイヤの穴と前記取り
付け面に形成された穴を介して前記第2結合部に第2結
合部材を結合することで前記タイヤステップをスペアタ
イヤに取り付たことを特徴としている。
ップ装置は、請求項1記載の構成において、上記第1結
合部はブラケットに固定されたボルトであり、上記第1
結合部材は前記ボルトに締結されるナットであり、上記
第2結合部はブラケットに固定されたナットであり、上
記第2結合部材は前記ナットに締結されるボルトである
ことを特徴としている。
ップ装置は、請求項1乃至2記載の構成において、上記
ステップ部の少なくとも左右両端または下面に、上記ス
ペアタイヤのホイールの内周面との間に介在するように
弾性体を設けたことを特徴としている。
ップ装置は、請求項1乃至3記載の構成において、上記
ステップ部がスペアタイヤホイ−ル内周に沿つて湾曲し
ていることを特徴としている。
れたブラケットに、該ブラケットに設けられた第1の結
合部と結合部材とを結合させることによりスペアタイヤ
を取り付け、該スペアタイヤを介して第2の結合部と結
合部材とを結合させることによりスペアタイヤにスペア
タイヤステップを取り付ける。
する。
閉する後部ドア8に取り付けられている自動車1の全体
図を示す。
きに踏台として使用するためのサイドステップ2が、ホ
イールベース間でドア3の下方の車体に設けられてい
る。また、車体の後端に設けられたリヤバンパ4の上面
には、車両上端のルーフ6での作業などを行う時に踏台
として使用するバックステップ5が設けられている。そ
してルーフ6には荷物を積載するためのルーフラック7
が取り付けられている。
はブラケット11を介して後部ドア8に装着されてい
る。また、このスペアタイヤ9は通常の使用状態である
図示しないハブに装着される際に車体外面側に位置する
表側9’を車体側に向けて取り付けられている。即ち上
記後部ドア8のアウタパネル10に上記ブラケット11
が外周を溶接されている。上記ブラケット11は段階的
に高くなる円錐台の形をしている。円錐台の頂面11’
の面積は、スペアタイヤホイール12の中央に設けられ
たディスク部12’の面積とほぼ一致するよう形成され
ている。上記ディスク部12’には、通常使用時に図示
しないハブボルトが挿入される穴13〜15が正五角形
に5つ配設されている。またブラケット11の頂面1
1’にも上記スペアタイヤ9の穴13〜15と同じ大き
さで逆正五角形に配設された5つの穴16〜18が設け
られている。
れた5つの穴16〜18のうち、上段2つと下段1つの
穴16、18にはブラケット11の裏面側から挿入され
たボルト(第1係合部)19、20が突き出されている
とともに、各ボルトはブラケット11の裏面側でブラケ
ット11に外周を溶接されて固定されている。また上記
ブラケットの穴の中段2つの穴17にはブラケット11
の内側に、外周を溶接されて固定されているナット(第
2係合部)21が設けられている。
れた各穴13〜15がブラケットの逆正五角形に配設さ
れた各穴16〜18に重合する様にブラケット11に取
り付けられている。すなわち、上記スペアタイヤ9の穴
13〜15のうち、隣合う2つの穴13に上記ブラケッ
ト11の逆正五角形に配設された穴の上段2つの穴16
に挿入され取り付けられている固定ボルト19が挿入さ
れる。またブラケット11の逆正五角形の下段の穴18
に挿入され取り付けられている固定ボルト20が、スペ
アタイヤの穴15に嵌入される。そして上記各固定ボル
ト19、20にスペアタイヤ用ナット(第1係合部材)
22、23をそれぞれ螺合し、スペアタイヤを介して締
め付けることによりスペアタイヤ9はブラケット11に
取り付けられる。
けられる取り付け面25と、踏台として使用されるステ
ップ部26とを有している。上記取り付け面25には、
ブラケット11およびスペアタイヤ9に正五角形に配設
されている穴の中段の一対の穴14および17が位置す
る部分にそれぞれの距離と同じ間隔で穴29が2つ設け
られている。該穴にはボルト(第2係合部材)30が挿
入され、該ボルト30はスペアタイヤホイール12およ
びブラケット11の五角形の中段の穴14、17に挿入
され、ブラケット11の内側に取り付けられている固定
ナット21に螺合されている。よって、ステップ24は
上記ブラケット11の逆正五角形の形に配置された穴の
中段2つの穴17を利用してスペアタイヤ9に取り付け
られている。
付け面25はスペアタイヤホイールに沿って下方へ延び
て、スペアタイヤ用ナット23が位置する部分に、上記
ナット23よりも若干大きい逃げ穴31が設けられてい
る。そしてステップ24は取付け面下端において、車体
後方へ向かって水平にタイヤのサイドウォール28上方
まで延びているステップ部26を形成している。上記ス
テップ部26は図1に示すように左右に水平に延び、左
右両端部はスペアタイヤホイール12の内周面に近接し
ている。そして、左右両端部には弾性体32が装着さ
れ、スペアタイヤホイール12に当接している。そし
て、ステップ部26後方端から下方に延びる縦壁27は
直線状にタイヤのサイドウォール部28まで延びてい
る。上記ステップ部26の上面には、樹脂またはゴム3
3が装着されている。また、上記樹脂またはゴム33に
は溝34が設けられている。
後部ドア8にブラケット11が取り付けられており、該
ブラケット11にスペアタイヤ9が取り付けられてい
る。スペアタイヤ9は正五角形に配設された穴の内、隣
合う2つの穴13がブラケットに設けられているボルト
19に挿入され、また逆正五角形の下段の穴15がブラ
ケットに設けられているボルト20に挿入されている。
そして、ボルト19、20にはスペアタイヤ用ナット2
2、23がスペアタイヤ9、ブラケット11を介して締
めつけられている。取り付け面25に設けられている穴
29にボルト30が挿入され、ボルト30はスペアタイ
ヤ、ブラケットの中段の穴14、17に順次挿入され、
ブラケット11の裏面に設けられた固定ナット21にネ
ジ止めされることによりステップ24はブラケット11
に取り付けられる。
を行うときに、作業者が踏台としてステップ24に足を
掛けて利用することにより、作業が容易に行うことがで
き、作業効率が向上できる。また、スペアタイヤ9の取
付け時に使用しない穴17を利用してスペアタイヤ9に
ステップ24を装着するため安価にステップ24を取付
けることができる。さらに、弾性体32をステップ部2
6の左右端に設けステップ24とスペアタイヤホイール
12との間に介在させることにより、ステップ24によ
ってスペアタイヤホイール12が損傷するのを防止す
る。またさらに、ステップ部26の上面に樹脂またはゴ
ム33を設け、樹脂またはゴム33に溝34を設けるこ
とにより滑りにくく、安全性が向上する。
車両1の後部ドア8に取り付けられたブラケット11に
スペアタイヤ9が取り付けられている。そして、ステッ
プ35はスペアタイヤホイール12のディスク部12’
に取り付けられる取り付け面36と、取り付け面36下
端から車両後方に向かって延びているステップ部37と
を有している。取り付け面36には、ブラケット11に
設けられた5つの穴の中段の穴17と同じ間隔で設けら
れている穴29が2つ設けられている。穴29にボルト
30が挿入されており、スペアタイヤホイールおよびブ
ラケットの中段の穴14、17にも挿入されている。そ
して、ボルト30はブラケット11の中段の穴17に設
けられている固定ナット21にネジ止めされている。
スペアタイヤホイール内周に沿って左右に湾曲してい
る。また、ステップ部37の上面には樹脂部材またはゴ
ム部材38が装着されている。さらに、上記樹脂部材ま
たはゴム部材38には溝39が設けられている。またさ
らに、ステップ部37の左右端部と下面には弾性体40
が装着されており、ステップ部37とスペアタイヤホイ
ール12の間に介在されている。
例と同様に、車両の後部ドア8にブラケット11が取り
付けられており、該ブラケット11にスペアタイヤ9が
取り付けられている。まずステップ35の取り付け面3
6に設けられた2つの穴29にボルト30が挿入され、
該ボルト30はスペアタイヤおよびブラケットの逆正五
角形の中段の穴14、17に順次挿入される。そして、
該ボルト30がブラケット11に設けられている固定ナ
ット21に締めつけられることにより、ステップ35は
ブラケット11に取り付けられる。
アタイヤホイール12の内周に沿って湾曲させることに
より、ステップ部37に足を掛けた時、ステップ部37
に掛かる力がステップ部37全体に分散してスペアタイ
ヤホイール12に伝わるので、ステップ35の安定性、
耐久性が向上する。また、上記弾性体40をステップ部
37の左右両端と下面に設けたことにより、ステップ3
5をスペアタイヤホイール12に固定し、ステップ35
の振れを抑制して安定性を向上させるため、安全に作業
などができる。またスペアタイヤホイール12の損傷を
防止する。
タイヤ9の内周下端の第1ステップ部42とスペアタイ
ヤ9の上端の第2ステップ部43とを有している。
両1の後部ドア8に取り付けられたブラケット11にス
ペアタイヤ9が取り付けられている。そして、ステップ
41はスペアタイヤホイール12のディスク部12’に
取り付けられる取り付け面44と、取り付け面44下端
から車両後方に向かって延びている第1ステップ部42
とを有している。またステップ41は取り付け面44の
上端から車両後方に向かって延び、タイヤのサイドウォ
ール28が位置する所で屈曲し、上方に向かって延びて
いる。スペアタイヤ9の上端まで延びると屈曲し、車両
前方に向かって水平に延びている第2ステップ部43が
設けられている。
ブラケット11に設けられている逆正五角形に配設され
た穴の中段2つの穴17に相当する部分に穴45が2つ
設けられている。そしてボルト30がこの取り付け面4
4の2つの穴45に挿入され、スペアタイヤ9およびブ
ラケット11を介してブラケット11に設けられている
固定ナット21に螺合される。また上記取り付け面44
には、スペアタイヤをブラケットに装着するための前記
スペアタイヤ取付けナット22、23が位置する部分
に、上記ナット22、23よりも若干大きい逃げ穴46
が設けられている。
に延び、左右両端部はスペアタイヤホイールの内周面に
近接している。そしてこの左右両端部には第1実施例と
同様に弾性体47が装着されている。第1ステップ部4
2と第2ステップ部43の上面には、前例と同様に樹脂
部材またはゴム部材48が接着されているとともに、該
樹脂部材またはゴム部材48には溝49が設けられてい
る。
2は、第2実施例と同様にスペアタイヤホイール内周に
沿って湾曲していてもよい。この場合、第1ステップ部
42の下面にも弾性体47が設けられている。
れた2つの穴45にボルト30が挿入され、このボルト
30がスペアタイヤ9およびブラケット11の逆正五角
形の中段の穴14、17に順次挿入され、ブラケット1
1の裏面に設けられている固定ナット21に締め付けら
れることによりブラケット11に取り付けられる。
テップ部43を設けたことにより、上記第1ステップ部
42と上記第2ステップ部43とをともに使用すること
により、ルーフラック7への荷物の積卸しなどの作業が
更に容易になり、作業効率が向上できるとともに、安全
性も向上できる。
ペアタイヤステップがスペアタイヤ取付けナット22、
23の位置にブラケット11に設けられている固定ボル
ト19、20が挿入される穴が設けられ、該穴に上記固
定ボルト19、20が嵌入され、スペアタイヤ取付けナ
ットにより締め付けられることにより取り付けられても
よい。
によれば、スペアタイヤの取付け時に使用しない穴を利
用するため、スペアタイヤにステップを安価に設けるこ
とができる。また、ルーフラックへの荷物の積み降ろし
などの作業能率が向上できる。
図
体図
正面図
正面図
Claims (4)
- 【請求項1】 車両の後部ドアの車両外面側に設けられ
たスペアタイヤを装着するためのブラケットに前記スペ
アタイヤに形成されたハブボルトが挿入される複数の穴
のいずれかに対応する位置に第1および第2結合部を設
け、前記穴を介して前記ブラケットの第1結合部に第1
結合部材を結合することで前記スペアタイヤを前記ブラ
ケットに取り付けるとともに、前記スペアタイヤステッ
プは前記スペアタイヤに取り付けられる取り付け面と車
両の前後方向に延びているステップ部とを有し、前記取
り付け面には前記第2結合部に対応する位置に穴が形成
され、前記スペアタイヤの穴と前記取り付け面に形成さ
れた穴を介して前記第2結合部に第2結合部材を結合す
ることで前記タイヤステップをスペアタイヤに取り付た
ことを特徴とするスペアタイヤステツツプ装置。 - 【請求項2】 上記第1結合部はブラケットに固定され
たボルトであり、上記第1結合部材は前記ボルトに締結
されるナットであり、上記第2結合部はブラケットに固
定されたナットであり、上記第2結合部材は前記ナット
に締結されるボルトであることを特徴とする請求項1に
記載のスペアタイヤステップ装置。 - 【請求項3】 上記ステップ部の少なくとも左右両端ま
たは下面に、上記スペアタイヤのホイールの内周面との
間に介在するように弾性体を設けたことを特徴とする請
求項1乃至2に記載のスペアタイヤステップ装置。 - 【請求項4】 上記ステップ部がスペアタイヤホイ−ル
内周に沿つて湾曲していることを特徴とする請求項1乃
至3に記載のスペアタイヤステップ装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP16445195A JP3163949B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | スペアタイヤステップ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16445195A JP3163949B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | スペアタイヤステップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08318786A JPH08318786A (ja) | 1996-12-03 |
JP3163949B2 true JP3163949B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=15793429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16445195A Expired - Fee Related JP3163949B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | スペアタイヤステップ装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3163949B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD789806S1 (en) * | 2015-10-05 | 2017-06-20 | Turlen Holding Sa | Watch |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108116518A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-06-05 | 北京汽车研究总院有限公司 | 一种备胎安装组件及车辆 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP16445195A patent/JP3163949B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USD789806S1 (en) * | 2015-10-05 | 2017-06-20 | Turlen Holding Sa | Watch |
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JPH08318786A (ja) | 1996-12-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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