JP3163377U - 薬液容器用分割ラベル - Google Patents
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Abstract
【課題】より詳細且つ多量な情報を盛り込むことが可能で、用途に応じて貼り分けることができる薬液容器用分割ラベルを提供する。【解決手段】薬液容器用分割ラベルでは、ラベル基材の裏面に粘着層を備えるとともに、当該ラベル基材は第一領域とその第一領域に隣接する第二領域とが分割可能に構成され、ラベル基材の第一領域の表面には薬液情報を表示され、第二領域の表面には第一領域の表面に表示した薬液情報を含む薬液情報が表示され、ラベル基材は粘着層によって薬液用容器に貼付可能になっている。薬液用容器の薬液に関する識別情報を記憶したICチップと、当該ICチップに接続され、外部機器との間で識別情報の送受信を行う送受信部と、を有するIDタグが、第一領域及び第二領域の一方若しくはそれぞれの粘着層を備えた裏面に設置されてなる。【選択図】図1
Description
本考案は、薬液容器用分割ラベルに関する。
従来より、複数の片に分割可能に構成され、それぞれを用途に応じて貼り分けることができる分割ラベルが知られている。このような分割ラベルは、医療物品等の用途に用いられることが多い。例えば、薬液用のアンプルやバイアルでは、その胴部にラベルにて所定の事項を表示することが義務付けられている。かかるラベルにおいて、副片を設け、ここに胴部(主片)に表示された所定の事項と同様の情報を記入しておき、その後、その副片を主片から分割して注射器やカルテなどに別途貼付することで、薬液の誤投与、カルテの記録ミス等の医療ミスの抑制に貢献している。また、現在は、製造番号、使用期限などの情報を、バーコード、2次元コードといったアナログコードを表示ラベルに印字することで設け、製品の生産管理、またその流通管理を行っている。
近年、ラベルにおいて、より詳細な情報を盛り込むことが求められてきている。しかしながら、貼付される側の形状や大きさによりその表示面積を増加させることは困難である。
本考案は、上記課題を鑑みてなされたものであり、より詳細且つ多量な情報を盛り込むことが可能で、用途に応じて貼り分けることができる分割ラベルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の分割ラベルでは、
ラベル基材の裏面に粘着層を備えるとともに、当該ラベル基材は第一領域とその第一領域に隣接する第二領域とが分割可能に構成され、前記ラベル基材の前記第一領域の表面には薬液情報を表示され、前記第二領域の表面には前記第一領域の表面に表示した薬液情報を含む薬液情報が表示され、前記ラベル基材は前記粘着層によって前記薬液用容器に貼付可能になっている薬液容器用分割ラベルであって、
前記薬液用容器の薬液に関する識別情報を記憶したICチップと、当該ICチップに接続され、外部機器との間で前記識別情報の送受信を行う送受信部と、を有するIDタグが、前記第一領域及び前記第二領域の一方若しくはそれぞれの前記粘着層を備えた裏面に設置されてなることを特徴とする。
ラベル基材の裏面に粘着層を備えるとともに、当該ラベル基材は第一領域とその第一領域に隣接する第二領域とが分割可能に構成され、前記ラベル基材の前記第一領域の表面には薬液情報を表示され、前記第二領域の表面には前記第一領域の表面に表示した薬液情報を含む薬液情報が表示され、前記ラベル基材は前記粘着層によって前記薬液用容器に貼付可能になっている薬液容器用分割ラベルであって、
前記薬液用容器の薬液に関する識別情報を記憶したICチップと、当該ICチップに接続され、外部機器との間で前記識別情報の送受信を行う送受信部と、を有するIDタグが、前記第一領域及び前記第二領域の一方若しくはそれぞれの前記粘着層を備えた裏面に設置されてなることを特徴とする。
上記本考案によると、分割ラベルの第一領域及び第二領域の一方若しくはそれぞれの裏面に、個体の識別情報を大量に記憶可能で、且つ読取りが容易なIDタグを設置することで、より詳細且つ多量な情報(例えば、使用方法等の情報)を盛り込みつつ、それぞれの領域を用途に応じて貼り分けることを可能としている。
以下、本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。なお、以下において、薬液用のアンプル等の容器を貼付対象(識別対象)とした説明を行うが、対象はこれに限られることはない。図1及び2に示すのは、本考案の分割ラベル10が容器Aに貼付された図である。分割ラベル10は、ラベル基材1の表面1aを情報表示面とし、粘着層2を有する裏面1bを接着面としている。詳しくは、ラベル基材1は、第一領域11と第二領域12とを有し、その境界には切取線1cが設けられて分割可能に構成されている。また、表面1aでは、第一領域11と第二領域12のそれぞれに、容器A内の薬液の情報(薬液用容器内の薬液情報)(例えば、製品名、製品情報、製造ロット、使用期限等)が表示されている。分割ラベル10は、第一領域11と第二領域12とが一体の状態で容器Aに貼付されており、容器A内の薬液が取出される際に、第二領域12が切取線1cにて切り離されて注射器やカルテ等に別途貼付される。なお、本実施形態では、ラベル基材1は2つの領域から構成されているが、第一領域と第二領域とが分割可能であれば領域の数は特には限定されない。なお、図1及び2では、領域の分割に関する説明のため、第二領域12が容器Aに貼付されていない図を用いているが、第二領域12は、分割前において容器Aに貼付されていてもよく、分割と同時に容器Aから剥離し、他の対象(他の識別対象)(注射器やカルテ等)に再度貼付するように構成することができる。この際、粘着層2は、一度貼付しても剥離可能で、且つ剥離後も再貼付可能な再剥離性のものを適宜選択し得る。
ラベル基材1における第一領域11及び第二領域12の配置形態は、例えば、図1に示すようにこれらの境界(切取線1c)が容器Aの軸線方向に沿うように配置したものや、図2に示すようにこれらの境界(切取線1c)が容器Aの円周方向に沿うように配置したもの等がある。また、領域の分割を行いやすいよう、領域の外縁を延長させたツマミ部を設けることも可能である。なお、粘着物が分割を行う人の手に付着しないよう、ツマミ部の裏面には、粘着層を形成しないか若しくは粘着層を被覆する皮膜を形成することができる。また、当該皮膜の形成は、例えば、粘着層上に印刷を施すことで実現できる。同様に、このような皮膜を用いることで、ツマミ部に限らず裏面の一部に接着力を有しない部位を設けることが可能である。
また、第一領域11及び第二領域12の一方若しくはそれぞれには、以下に説明するIDタグが設置されている。図4若しくは図10に示すように、IDタグ3,5は、容器内の薬液の識別情報(ID)を記憶したICチップ31と、当該ICチップ31に接続され、外部機器(外部の読取器R:図3参照)との間で識別情報(ID)の送受信を行う送受信部32,52と、を有する。このようなIDタグ3,5を用いることで、より詳細な情報を分割ラベル10に持たせることが可能となる。
(非接触型IDタグについて)
IDタグは、図4及び5に示すような、上記送受信部がアンテナ32にて構成され、外部機器(外部の読取器R:図3参照)との間で非接触通信により識別情報(ID)を送受信可能な非接触型IDタグ3とすることができる。詳しくは、IDタグ3は、ICチップ31及びアンテナ(送受信部)32を支持するため、これらと一体的に形成された支持シート33を有している。アンテナ32は、平面的なコイルとして構成するため、図5に示すように、支持シート33の一方の主面で渦巻状に形成されるとともに、他方の主面にて渦巻の中心から外側へ向かって配線が引出されており、これらの両端がIDチップ31のそれぞれの端子に接続されている。また、アンテナ32は、特定な周波数の電磁波を受信可能な所定の長さとされている。すなわち、非接触型IDタグ3は、アンテナ32により特定の周波数の電磁波を受信し、誘導磁束による誘起電圧を利用することで交信可能となる電磁誘導方式を用いている。
IDタグは、図4及び5に示すような、上記送受信部がアンテナ32にて構成され、外部機器(外部の読取器R:図3参照)との間で非接触通信により識別情報(ID)を送受信可能な非接触型IDタグ3とすることができる。詳しくは、IDタグ3は、ICチップ31及びアンテナ(送受信部)32を支持するため、これらと一体的に形成された支持シート33を有している。アンテナ32は、平面的なコイルとして構成するため、図5に示すように、支持シート33の一方の主面で渦巻状に形成されるとともに、他方の主面にて渦巻の中心から外側へ向かって配線が引出されており、これらの両端がIDチップ31のそれぞれの端子に接続されている。また、アンテナ32は、特定な周波数の電磁波を受信可能な所定の長さとされている。すなわち、非接触型IDタグ3は、アンテナ32により特定の周波数の電磁波を受信し、誘導磁束による誘起電圧を利用することで交信可能となる電磁誘導方式を用いている。
非接触型IDタグ3と読取器Rとの通信は、具体的には、データキャリア方式に従い、読取器Rから特定の周波数の電磁波がIDタグ3に向けて発信されると、アンテナ32を介してICチップ31でその電波が受信される。それに基づき発電回路が起動して所定の発電がなされ、これを電源として発信回路が作動する。発振回路はメモリに記憶されているその容器A内の薬液に関する識別情報(ID)を読み出し、これを電波によりアンテナ32から読取器R側へ出力(発信)する。読取器Rがその電波による識別情報を受け取り、これを認識する。そして、認識された識別情報は、例えば、読取器RのディスプレイDに表示される(図3参照)。また、読取器Rからの更新情報もアンテナ32を介してICチップ31へ送信され、ICチップ31の記憶情報の更新がされるようになっている。なお、本実施形態では、ICチップ31は、外部からの電源供給により作動する受動型のチップで構成されているが、電池を内蔵した能動型のチップを用いることも可能である。
(接触型IDタグについて)
また、IDタグは、図10に示すような、上記送受信部がラベル基材1の表面1aに露出した接触用端子51にて構成され、外部機器(外部の読取器R:図示せず)との間で接触通信により識別情報(ID)を送受信可能な接触型ICタグ5とすることもできる。すなわち、読取器R側の端子を当該接触用端子51に接触させることで、ICチップ31へ電力供給を行い、それと同時に識別情報(ID)を読取る。電力供給を行った後のICチップ31の動作は、上記と同様である。なお、接触型IDタグ5は、アンテナを配す必要がなく、非接触型IDタグ3と比べて面積が小さいため、例えば、切取り側(第二領域12)の設置領域が小さなものに対しても好適に用いることができる。
また、IDタグは、図10に示すような、上記送受信部がラベル基材1の表面1aに露出した接触用端子51にて構成され、外部機器(外部の読取器R:図示せず)との間で接触通信により識別情報(ID)を送受信可能な接触型ICタグ5とすることもできる。すなわち、読取器R側の端子を当該接触用端子51に接触させることで、ICチップ31へ電力供給を行い、それと同時に識別情報(ID)を読取る。電力供給を行った後のICチップ31の動作は、上記と同様である。なお、接触型IDタグ5は、アンテナを配す必要がなく、非接触型IDタグ3と比べて面積が小さいため、例えば、切取り側(第二領域12)の設置領域が小さなものに対しても好適に用いることができる。
以上のIDタグ3,5は、例えば、図4及び図10に示すように設置することができる。すなわち、ラベル基材1の裏面1b上に、当該裏面1b全体を覆う粘着層2と、IDタグ3,5と、当該IDタグ3,5を少なくとも覆う被覆粘着層4と、がこの順に形成された構造とすることができる。IDタグ3,5の面積が大きいと、粘着層2が露出する部分が減少し、容器A(被着体)に対する接着力が十分に得られない場合があるが、このような構造とすることで、ラベル基材1の裏面1b全体が粘着層で覆われることになり、ラベルとしての十分な接着力を得ることができる。
送受信部(アンテナ32)は、例えば、導線にて構成することもできるし、若しくは導電性インキをパターン印刷したものにて構成することもできる。さらに、送受信部(アンテナ32)は、ラベル基材1の裏面1bと対向する面とは反対側の面(図4では被覆粘着層4に覆われる面)が、当該ラベル基材1の裏面1bと同色にて構成することができる。例えば、透明な容器の場合、ラベル基材1の裏面1bに設置されたアンテナ32が貼付部位の裏側から容器Aを通して視認されてしまうので、外観上好ましくない。そこで、アンテナ32の裏面1bと対向する面とは反対側の面を裏面1bと同色とすることで、アンテナ32を目立たせないようにすることができる。なお、送受信部(アンテナ32)は、ラベル基材1の裏面1bと対向する面とは反対側の面が、ラベル基材1の裏面1bと同色であれば足り、その他の部分の色については特には限定されない。
支持シート33としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)などのフィルム基材や、上質紙、合成紙などの紙基材を用いることができる。また、上記のごとく、支持シート33が貼付部位の裏側から容器Aを通して視認されないように、支持シート33は、透明、又はラベル基材1の裏面1bと対向する面とは反対側の面が当該ラベル基材1の裏面1bと同色にて構成することができる。なお、支持シート33は、ラベル基材1の裏面1bと対向する面とは反対側の面が、ラベル基材1の裏面1bと同色であれば足り、その他の部分の色については特には限定されない。
他方、IDタグ3,5は、例えば、図11に示すように設置することもできる。すなわち、ラベル基材1の裏面1b上に、当該裏面1bに直接形成されたIDタグ3,5と、当該裏面1b全体をIDタグ3,5とともに覆う粘着層2と、がこの順に形成された構造とすることができる。この構造は、例えば、ラベル基材1の裏面1b上に、導電性インキによりアンテナ32をパターン印刷し、ICチップ31を実装することでIDタグ3を形成した後、裏面1b全体を粘着層2によりIDタグ3ごと覆うことで実現できる。
上述のように、IDタグ3,5は、ラベル基材1の第一領域11及び第二領域12の一方若しくはそれぞれ付されている。以下、それぞれの設置形態について説明する。
第一の形態は、図7に示すように、容器Aに貼付される側の第一領域11にIDタグ3が付された形態である。例えば、廃棄後に使用した個数やその品名を再度確認する必要が生じた場合、一本一本取出して確認する必要はなく、リーダーを当てることで、非接触で確認ができる。そのため、薬液等で汚染された容器に触れる必要もなく、安全に確認できる。
第二の形態は、図8に示すように、容器Aに貼付された第一領域11から切り離される第二領域12にIDタグ3が付された形態である。この場合、薬液の取出し後に注射器等に貼付したり、薬液の投与後にカルテに貼付したりと、薬液が使用される先でIDタグ3に記録されたより詳細且つ多量な情報を参照・保存させておくことが可能となる。
第三の形態は、図9に示すように、容器Aに貼付される側の第一領域11及びそれから切り離される第二領域12のそれぞれにIDタグ3が付された形態である。この場合、第一及び第二の形態の双方の利点が得られることになる。
なお、図では、IDタグ3を非接触型のものとしているが、これに限らず、上記の接触型IDタグであってもよい。また、第三の形態では、一方を非接触型IDタグ、他方を接触型IDタグとすることもできる。例えば、小径の容器に貼付けされるラベルの場合、切り離される側の第二領域12は、表示面積の関係で、切り取り後アンプルに残る第一領域11と比較して小さく形成されることが多いので、第二領域12側に接触型IDタグを設置することが好ましい。
第一の形態は、図7に示すように、容器Aに貼付される側の第一領域11にIDタグ3が付された形態である。例えば、廃棄後に使用した個数やその品名を再度確認する必要が生じた場合、一本一本取出して確認する必要はなく、リーダーを当てることで、非接触で確認ができる。そのため、薬液等で汚染された容器に触れる必要もなく、安全に確認できる。
第二の形態は、図8に示すように、容器Aに貼付された第一領域11から切り離される第二領域12にIDタグ3が付された形態である。この場合、薬液の取出し後に注射器等に貼付したり、薬液の投与後にカルテに貼付したりと、薬液が使用される先でIDタグ3に記録されたより詳細且つ多量な情報を参照・保存させておくことが可能となる。
第三の形態は、図9に示すように、容器Aに貼付される側の第一領域11及びそれから切り離される第二領域12のそれぞれにIDタグ3が付された形態である。この場合、第一及び第二の形態の双方の利点が得られることになる。
なお、図では、IDタグ3を非接触型のものとしているが、これに限らず、上記の接触型IDタグであってもよい。また、第三の形態では、一方を非接触型IDタグ、他方を接触型IDタグとすることもできる。例えば、小径の容器に貼付けされるラベルの場合、切り離される側の第二領域12は、表示面積の関係で、切り取り後アンプルに残る第一領域11と比較して小さく形成されることが多いので、第二領域12側に接触型IDタグを設置することが好ましい。
1 ラベル基材
11 第一領域
12 第二領域
1a 表面
1b 裏面
1c 切取線
2 粘着層
3 非接触型IDタグ
31 ICチップ
32 アンテナ
33 支持シート
4 被覆粘着層
5 接触型IDタグ
51 接触用端子
10,20,30 分割ラベル
11 第一領域
12 第二領域
1a 表面
1b 裏面
1c 切取線
2 粘着層
3 非接触型IDタグ
31 ICチップ
32 アンテナ
33 支持シート
4 被覆粘着層
5 接触型IDタグ
51 接触用端子
10,20,30 分割ラベル
Claims (10)
- ラベル基材の裏面に粘着層を備えるとともに、当該ラベル基材は第一領域とその第一領域に隣接する第二領域とが分割可能に構成され、前記ラベル基材の前記第一領域の表面には薬液用容器内の薬液情報を表示され、前記第二領域の表面には前記第一領域の表面に表示した薬液情報を含む薬液情報が表示され、前記ラベル基材は前記粘着層によって前記薬液用容器に貼付可能になっている薬液容器用分割ラベルであって、
前記薬液用容器の薬液に関する識別情報を記憶したICチップと、当該ICチップに接続され、外部機器との間で前記識別情報の送受信を行う送受信部と、を有するIDタグが、前記第一領域及び前記第二領域の一方若しくはそれぞれの前記粘着層を備えた裏面に設置されてなることを特徴とする薬液容器用分割ラベル。 - 前記第二領域に対応する前記ラベル基材の粘着層は再剥離性の粘着層からなり、
前記第一領域と前記第二領域との境界に切取線が形成され、
前記ラベル基材の前記第二領域は、前記ラベル基材が前記薬液用容器に貼付した状態から剥離しながら前記切取線にて分割することが可能となっており、
前記再剥離性の粘着層により前記第二領域が剥離後に、他の識別対象に別途貼付可能になっていることを特徴とする請求項1に記載の薬液容器用分割ラベル。 - 前記IDタグが、前記第一領域及び前記第二領域のそれぞれの裏面に設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の薬液容器用分割ラベル。
- 前記ラベル基材の裏面上に、当該裏面全体を覆う前記粘着層と、前記IDタグと、当該IDタグを少なくとも覆う被覆粘着層と、がこの順に形成されてなることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の薬液容器用分割ラベル。
- 前記IDタグは、前記送受信部がアンテナにて構成され、外部機器との間で非接触通信により前記識別情報を送受信可能な非接触型IDタグであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の薬液容器用分割ラベル。
- 前記IDタグは、前記送受信部が前記ラベル基材の表面に露出した接触用端子にて構成され、外部機器との間で接触通信により前記識別情報を送受信可能な接触型IDタグであることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の薬液容器用分割ラベル。
- 前記IDタグは、前記ICチップ及び前記送受信部を支持するため、これらと一体的に形成された支持シートを有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の薬液容器用分割ラベル。
- 前記支持シートは、透明、又は前記ラベル基材の裏面と対向する面とは反対側の面が当該ラベル基材の裏面と同色にて構成されてなることを特徴とする請求項7に記載の薬液容器用分割ラベル。
- 前記送受信部は、前記ラベル基材の裏面と対向する面とは反対側の面が、当該ラベル基材の裏面と同色にて構成されてなることを特徴とする請求項1または8に記載の薬液容器用分割ラベル。
- 前記ラベル基材の裏面上に、当該裏面に直接形成された前記IDタグと、当該裏面全体を前記IDタグとともに覆う前記粘着層と、がこの順に形成されてなることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の薬液容器用分割ラベル。
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JP2010005107U JP3163377U (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | 薬液容器用分割ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010005107U JP3163377U (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | 薬液容器用分割ラベル |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004073392A Continuation JP2005258350A (ja) | 2004-03-15 | 2004-03-15 | 分割ラベル |
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JP2010005107U Expired - Fee Related JP3163377U (ja) | 2010-07-30 | 2010-07-30 | 薬液容器用分割ラベル |
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Country | Link |
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2010
- 2010-07-30 JP JP2010005107U patent/JP3163377U/ja not_active Expired - Fee Related
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