JP3162489U - 自動車用側方ミラー - Google Patents
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Abstract
【課題】見通しの効かない角の側方が見えるようにするため、自動車に取り付ける自動車用側方ミラーを提供する。【解決手段】一方の側面に鏡面を有するミラー部6Aと、該ミラー部を自動車のボンネット5上に取り付けるための取付部6Bとで自動車用側方ミラー6を構成する。この自動車用側方ミラー6をボンネット5の前部の右側に取り付ければ、自動車の左側方の様子を見ることが出来る。同様の構造の自動車用側方ミラー7をボンネット5の前部の左側に取り付ければ、自動車の右側方の様子を見ることが出来る。【選択図】図1
Description
本考案は、見通しの効かない角の側方が見えるようにするため、自動車に取り付ける自動車用側方ミラーに関するものである。
自動車には、運転者が走行の安全を確認するために、いろいろなミラーが取り付けられている。例えば一般的な乗用車においては、後方を確認するために、室内の運転席上方にルームミラーが取り付けられており、自動車の側面後方を確認するために、左右のドアのところの外部にそれぞれドアミラーが取り付けられている。
(問題点)
従来の自動車では、見通しが効かない道路の角を曲がろうとする場合、安全を確認するためには、運転者が直接自分の目で見ることが出来るところまで、自動車を前進させなければならなかった。そのように前進させると、自動車のボンネットが相当前に出てしまい、他の自動車の通行を妨害するばかりか事故を起こしてしまう恐れもあった。
従来の自動車では、見通しが効かない道路の角を曲がろうとする場合、安全を確認するためには、運転者が直接自分の目で見ることが出来るところまで、自動車を前進させなければならなかった。そのように前進させると、自動車のボンネットが相当前に出てしまい、他の自動車の通行を妨害するばかりか事故を起こしてしまう恐れもあった。
(問題点の説明)
図3は、従来の自動車での問題点を説明する図である。見通しが効かない道路としてT字路を例にとって示している。図3において、1は自動車、2は運転席、3,4はドアミラー、5はボンネット、9,10は道路である。
道路9と道路10が交わっているT字路において、自動車1が道路9から道路10に進行しようとする場合、運転者としては道路10の左右方向の安全を確認する必要がある。ところが、ドアミラー3,4はドアのところ(車両前部より相当後方のところ)に取付けられているので、これらで車両前部における左右方向の様子を見ることは出来ない(役に立たない)。従って、運転者の肉眼で直接見て確認する以外ない。
図3は、従来の自動車での問題点を説明する図である。見通しが効かない道路としてT字路を例にとって示している。図3において、1は自動車、2は運転席、3,4はドアミラー、5はボンネット、9,10は道路である。
道路9と道路10が交わっているT字路において、自動車1が道路9から道路10に進行しようとする場合、運転者としては道路10の左右方向の安全を確認する必要がある。ところが、ドアミラー3,4はドアのところ(車両前部より相当後方のところ)に取付けられているので、これらで車両前部における左右方向の様子を見ることは出来ない(役に立たない)。従って、運転者の肉眼で直接見て確認する以外ない。
そこで運転席2の運転者は、姿勢を前のめりにしながら、図3の矢印Aの如く右方をみて安全を確認し、矢印Bの如く左方をみて安全を確認することが出来る所まで、そろそろと自動車1を前進させざるを得ない。そのように前進させると、ボンネット5の殆どが道路10内にせり出してしまい、道路10を通行する他の自動車等の通行を妨害することとなり、事故を起こすもとにもなる。
本考案は、以上のような問題点を解決することを課題とするものである。
本考案は、以上のような問題点を解決することを課題とするものである。
本考案では、一方の側面に鏡面を有するミラー部と、該ミラー部を自動車のボンネット上に取り付けるための取付部とから構成され、ボンネット前部上に取り付ければ、自動車の側方の様子を見ることが出来る自動車用側方ミラーを提供することとした。
本考案の自動車用側方ミラーによれば、見通しが効かない道路の角を曲がろうとする場合、自動車のボンネットを僅かに前進させるだけで、左右から他の自動車等が進行して来るかどうかを知ることが出来る。そのため、他の自動車等の通行を妨害することもないし、前進させたボンネットにより事故を起こすこともなくなるという効果を奏する。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本考案の自動車用側方ミラーを示す図である。符号は図3のものに対応し、6,7は自動車用側方ミラー、6A,7Aはミラー部、6B,7Bは取付部である。
図1(1)は自動車用側方ミラー6,7を取り付けた自動車全体を示している。自動車用側方ミラー6,7は自動車1のボンネット5の前部に取り付けられる。図1(2)はボンネット5の左側に取り付けられた自動車用側方ミラー7を示し、図1(3)はボンネット5の右側に取り付けられた自動車用側方ミラー6を示している。
図1は、本考案の自動車用側方ミラーを示す図である。符号は図3のものに対応し、6,7は自動車用側方ミラー、6A,7Aはミラー部、6B,7Bは取付部である。
図1(1)は自動車用側方ミラー6,7を取り付けた自動車全体を示している。自動車用側方ミラー6,7は自動車1のボンネット5の前部に取り付けられる。図1(2)はボンネット5の左側に取り付けられた自動車用側方ミラー7を示し、図1(3)はボンネット5の右側に取り付けられた自動車用側方ミラー6を示している。
自動車用側方ミラー6,7は同様の構造のものであるので、自動車用側方ミラー6を例にとって説明する。
自動車用側方ミラー6は、ミラー部6Aと取付部6Bとから構成されている。ミラー部6Aの一方の側面は、鏡面とされている。取付部6Bは、ミラー部6Aをボンネット5に取り付けるための部分である。取り付ける手段としては、接着剤を用いたり、機械的部材(ねじ等)を用いたりすることが出来る。
自動車用側方ミラー6は、ミラー部6Aと取付部6Bとから構成されている。ミラー部6Aの一方の側面は、鏡面とされている。取付部6Bは、ミラー部6Aをボンネット5に取り付けるための部分である。取り付ける手段としては、接着剤を用いたり、機械的部材(ねじ等)を用いたりすることが出来る。
取付部6Bの構造は、自動車用側方ミラー6をボンネット5に取り付ける際、ミラー部6Aの鏡面がボンネット5に対してほぼ垂直となるよう取付けることが出来る構造とされる。例えば、平板状のプラスチック体の裏面に両面接着剤を貼り付け、表面にミラー部6Aを平板に対して垂直に取付け得るようにした構造である。
ミラー部6Aと取付部6Bとは、はじめは別体に製作して後で合体するようにしてもよいし、初めから両者を一体となるよう製作してもよい。
ミラー部6Aと取付部6Bとは、はじめは別体に製作して後で合体するようにしてもよいし、初めから両者を一体となるよう製作してもよい。
自動車用側方ミラー6,7は、ボンネット5に対してほぼ垂直となるよう取り付けられるが、鏡面の向きが固定されているタイプのものであってもよいし、向きが変えられるようにしたタイプ(ミラー部6Aが取付部6Bに対して回動し、向きを変えることが出来る)のものであってもよい。
ボンネット5の右側前部に取り付けられた自動車用側方ミラー6は、左方向を見るのに使用され、ボンネット5の左側前部に取り付けられた自動車用側方ミラー7は、右方向を見るのに使用される。
ボンネット5の右側前部に取り付けられた自動車用側方ミラー6は、左方向を見るのに使用され、ボンネット5の左側前部に取り付けられた自動車用側方ミラー7は、右方向を見るのに使用される。
図2は、本考案の自動車用側方ミラーの使用状況を説明する図であり、図3と同様、T字路の場合を例にとって示している。符号は図1,図3のものに対応している。
本考案の自動車用側方ミラーを搭載した自動車1では、ボンネット5の前部を僅かに道路10内に前進させると、自動車用側方ミラー6には道路10の左方向の景色が映り、自動車用側方ミラー7には道路10の右方向の景色が映る。従って運転者は、自動車用側方ミラー7を介して矢印Cの如く道路10の右方向を見て安全を確認し、自動車用側方ミラー6を介して矢印Dの如く道路10の左方向を見て安全を確認することが可能となる。
ボンネット5の前部は僅かしか道路10内にせり出していないから、道路10を通行する他の自動車等の通行を妨害することがない。それゆえ、事故を起こす恐れもない。
本考案の自動車用側方ミラーを搭載した自動車1では、ボンネット5の前部を僅かに道路10内に前進させると、自動車用側方ミラー6には道路10の左方向の景色が映り、自動車用側方ミラー7には道路10の右方向の景色が映る。従って運転者は、自動車用側方ミラー7を介して矢印Cの如く道路10の右方向を見て安全を確認し、自動車用側方ミラー6を介して矢印Dの如く道路10の左方向を見て安全を確認することが可能となる。
ボンネット5の前部は僅かしか道路10内にせり出していないから、道路10を通行する他の自動車等の通行を妨害することがない。それゆえ、事故を起こす恐れもない。
1…自動車、2…運転席、3,4…ドアミラー、5…ボンネット、6,7…自動車用側方ミラー、6A,7A…ミラー部、6B,7B…取付部、9,10…道路
Claims (1)
- 一方の側面に鏡面を有するミラー部と、
該ミラー部を自動車のボンネット上に取り付けるための取付部と
から構成されることを特徴とする自動車用側方ミラー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010004264U JP3162489U (ja) | 2010-06-23 | 2010-06-23 | 自動車用側方ミラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010004264U JP3162489U (ja) | 2010-06-23 | 2010-06-23 | 自動車用側方ミラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3162489U true JP3162489U (ja) | 2010-09-02 |
Family
ID=54865303
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010004264U Expired - Fee Related JP3162489U (ja) | 2010-06-23 | 2010-06-23 | 自動車用側方ミラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3162489U (ja) |
-
2010
- 2010-06-23 JP JP2010004264U patent/JP3162489U/ja not_active Expired - Fee Related
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