JP3162425U - 梱包箱用緩衝材 - Google Patents

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Abstract

【課題】緩衝材本体を直接又はカバー体で被覆し、縫合線又は溶着線からなる屈曲ラインに沿って折曲げ可能として梱包箱に嵌込みうる梱包箱用緩衝材に関する。【解決手段】緩衝材本体に直接又はカバー体と一体に圧縮して縫合した縫合線、又は溶着した溶着線を前記梱包箱の開口部の内周縁形状に沿って屈曲する際の基準線となる屈曲ラインとなし、前記屈曲ラインで囲まれた中央の領域を緩衝本体部とし、該緩衝本体部の屈曲ラインを介して外側の領域を屈曲部とし、該屈曲部を屈曲ラインを基準線として屈曲させて緩衝本体部を物品に押し付けた状態で緩衝材本体を梱包箱内に略隙間無く嵌合し屈曲部と梱包箱の側壁内面との摩擦力で緩衝材本体を拘束しうることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、簡単な構造で、梱包箱内に収納して繰り返し使用可能な緩衝材の改良に関する。
この種の梱包箱用緩衝材として、例えば特開2007−112509号公報では、梱包箱の開口部の形状より小さく、かつ剛性を有する基材と、前記基材の片面に積層された可撓性の緩衝材とよりなり、前記緩衝材は、外周の少なくとも一部が前記梱包箱の開口部の寸法よりも大にされて前記基材の周縁から外方へ突出し、該突出部分が屈曲可能部とされている構成が知られている。
しかし、上記構成では、種類の異なる基材と緩衝材の二層構造となり、且つ大きさも異なるので構造が複雑となりコストがかかり、また接着部分が剥がれたりするおそれもあった。
特開2007−112509号公報
この考案の解決しようとする問題点は、緩衝材を用いた簡単な構造で使用できる梱包箱用緩衝材を提供することにある。
本考案は、ウレタンフォームなどの緩衝材本体をそのまま、又はカバー体で被覆し、該カバー体と緩衝材とを糸で縫合して縫合線を形成し、又は一体に溶着して溶着線を形成し、該縫合線又は溶着線を屈曲基準線としてその外側を折り曲げることができるようにしたことを最も主要な特徴とする。
即ち、請求項1の考案では、
梱包箱の開口部の形状より大きい外形に設定されて梱包箱内に収納される物品を保護しうる厚みを有し可撓性及びクッション性を有する緩衝材本体を圧縮して糸で縫合した縫合線又は溶着した溶着線を前記梱包箱の開口部の内周縁形状に沿って屈曲する際の基準線となる屈曲ラインとなし、
前記屈曲ラインで囲まれた中央の領域を緩衝本体部とし、該緩衝本体部の屈曲ラインを介して外側の領域を屈曲部とし、
該屈曲部を屈曲ラインを基準線として屈曲させて緩衝本体部を物品に押し付けた状態で緩衝材本体を梱包箱内に略隙間無く嵌合し屈曲部と梱包箱の側壁内面との摩擦力で緩衝材本体を拘束しうることを特徴とする。
請求項2の考案では、
前記緩衝材本体がカバー体に覆われた状態で、緩衝材本体とカバー体とが一体に縫合され又は溶着されて屈曲ラインが形成されてなることを特徴とする。
また、請求項3の考案では、
1方向の屈曲する際の基準線となる屈曲ラインが複数平行に並列されてなることを特徴とする。
また、請求項4の考案では、
前記基準線が連続若しくは断続する直線若しくは曲線からなっていることを特徴とする。
更に、請求項5の考案では、
前記カバー体が緩衝材本体の表裏に設けられた広面の一方又は双方を覆うシートからなっていることを特徴とする。
請求項6の考案では、
前記カバー体が緩衝材本体の表裏に設けられた広面の一方又は双方を覆うシートからなっていることを特徴とする。
本考案の梱包箱用緩衝材では、物品保護に応じた緩衝性を有する厚みに設定された緩衝材本体をそのままで、又はカバー体で覆い、緩衝材本体を直接、又は緩衝材本体とカバー体とを一体に糸で縫合して縫合線を形成し、又は溶着して溶着線を形成し、この縫合線又は溶着線を梱包箱の開口部の形状に沿って屈曲する際の基準線となる屈曲ラインとするので、構造が簡単で信頼性も高く、且つ廉価であるという利点がある。
また、緩衝材本体はカバー体で覆われるので、カバー体への印刷や、シートの貼付けなどが容易に行うことができる。
実施例1の梱包箱用緩衝材及び梱包箱の斜視図である。 梱包箱用緩衝材の使用法を示す断面図である。 梱包箱用緩衝材が梱包箱の一方向にのみ長く形成された場合の実施例2の梱包箱用緩衝材及び梱包箱の斜視図である。 (a)は緩衝本体部が多角形の場合の梱包箱用緩衝材を示す平面図、(b)は円形の場合の梱包箱用緩衝材を示す平面図である。 屈曲ラインが多重に並列して選択して屈曲する場合の平面図である。 (a)はカバー体が緩衝材本体の表面を覆う1枚のシートからなる場合の断面図、(b)はカバー体が表裏両面を覆う2枚のシートからなる場合の断面図である。 縫着線に代えて溶着線を用いた異なる実施例の梱包箱用緩衝材の斜視図である。 (a)は溶着線を一方にのみ設けた場合の一部省略断面図、(b)は梱包箱用緩衝材がカバー体と緩衝材本体とからなる場合の一部省略断面図である。 (a)は実施例1の梱包箱用緩衝材にストッパ片を設けた異なる実施例を示す斜視図、(b)は実施例2の梱包箱用緩衝材にストッパ片を設けた異なる実施例を示す斜視図である。 ストッパ片付き梱包箱用緩衝材の使用法を示す断面図である。 スポット状の縫合部又は溶着部を設けた梱包箱用緩衝材の斜視図である。
緩衝材本体の屈曲ラインを、カバー体と緩衝材本体とを糸で締め付けて縫合した縫合部又は溶着した溶着部を設けて屈曲ラインを形成し、該屈曲ラインを折り曲げ線として梱包箱に合わせて折り曲げて梱包箱内に嵌合しうるので、成形の容易さや取り扱いや使用上の容易さと共に信頼性の向上を実現した。
以下に、この考案の好適実施例について図面を参照しながら説明する。
実施例1の梱包箱用緩衝材1は、図1に示すように、段ボールやプラスチック製等からなる梱包箱10内に嵌め込まれて梱包箱10内に収納された物品の位置固定及び衝撃からの保護を行うものであり、厚肉のプレート状の緩衝材本体2と、該緩衝材本体2を被覆するカバー体3と、該カバー体3と緩衝材本体2とを糸で締め付けて縫合した縫合線からなる屈曲ライン8とからなっている。
前記梱包箱10は、本実施例では通い箱を用いたが、適宜用途の物品収納用の箱を用いることができる。
また、梱包箱10は略直方体形状を例示したが立方体形状、円筒形状、その他の任意の箱形形状であればよい。
前記緩衝材本体2は、物品を保護しうる厚みを有し可撓性及び弾性を有するプレート状のクッション材からなっている。
クッション材の素材は、例えば、ウレタンフォームやゴムスポンジなどのような発泡合成樹脂やエラストマーなどの可撓性及びクッション性を有する材料であればよく、特に限定されない。
この緩衝材本体2は、その外周の少なくとも一組の対向する縦辺又は横辺間の寸法が前記梱包箱10の開口部11の寸法よりも長く設定されている。
本実施例では縦辺及び横辺のいずれも長く設定されている。
カバー体3は、天然繊維布や合成繊維、不織布など可撓性を有する各種素材で形成された袋からなっている。
この袋は、緩衝材本体2を略隙間無く嵌合する大きさからなっており、端部に沿って開放された開口部3aを設け、または中途位置で直線状に延びて開口する開口部(図示せず)を設けている。
このカバー体3の中に緩衝材本体2が嵌め込まれる。
開口部3aは開放したままでもよいし、又は開口部3aを係止具や糸で縫合して閉じる構成としてもよい。
図示例の場合は、開口部3aは開放したままとなっている。
この緩衝材本体2を内蔵したカバー体3からなる梱包箱用緩衝材1は、前記梱包箱10の内周縁に沿い且つやや内側で対応する個所でカバー体3と緩衝材本体2とを圧縮して糸で縫合し、その縫い目となる縫合線を前記梱包箱10の開口部の内周縁形状に沿って屈曲する際の基準線となる屈曲ライン8としている。
図示例では、屈曲ライン8は、縦方向に一対のライン8a、及び横方向に一対のライン8bの合計4本設けられており、各ライン8a、8bはそれぞれ一方の端部から他方の端部まで延びる貫通ラインとなっている。
そして、各屈曲ライン8a、8bで囲まれた中央の領域が緩衝本体部4となり、該緩衝本体部4を除いて緩衝本体部4を囲む屈曲ライン8a、8bを介して外側となる領域が屈曲部5となる。
ここで、前記中央の緩衝本体部4を屈曲部5から仕切る前記屈曲ライン8a、8bからなる屈曲ライン部分8Aは、緩衝材本体2の肉厚分だけ開口部11の内周縁より内側にずれた位置に設定されることが好ましい。
従って、梱包箱用緩衝材1は、上記矩形に囲まれた屈曲ライン部分8Aを屈曲の際の基準線として機能し、緩衝材本体2の前記屈曲ライン部分8Aの外側に延びる領域が屈曲部5となる。
前記梱包箱用緩衝材1の耐候性や耐久性を向上させるため、カバー体3の素材に耐候性や耐久性、バリア性を有する素材を用いたり、又はカバー体3の表面に積層フィルムや不織布等の異なる素材を積層したり、表面処理(例えば導電性の含浸処理や防水処理)をすることで、強度や防水性、抗菌性や各種バリア性、導電性等の機能を付加してもよい。
次に、この梱包箱用緩衝材1の使用方法について説明する。
図3に示すように、前記梱包箱10内に物品Gを収容した後、前記梱包箱用緩衝材1を梱包箱10の上方から開口部11に押し込む。
その際、前記緩衝材1の前記屈曲ライン部分8Aから外方へ突出している屈曲部5が、前記屈曲ライン部分8Aを屈曲基準線として上方へ折れ曲がり、屈曲部5が前記梱包箱10の内壁面12に押し付けられて前記梱包箱用緩衝材1が梱包箱10内に拘束される。
また、前記梱包箱10内の物品Gは、前記梱包箱用緩衝材1の中央の緩衝本体部4で押圧されることにより位置固定され、同時に緩衝本体部4の緩衝性で保護されるため、強圧されても破損するおそれがない。
一方、前記梱包箱用緩衝材1を梱包箱10から取り出すには、前記上方へ屈曲している屈曲部5の先端部分を掴んで上方へ引っ張る上げることにより、容易に梱包箱用緩衝材1全体を取り出すことができる。
また、梱包箱用緩衝材1は、前記梱包箱10が折畳式の通い箱の場合に返却時には折り畳んだ梱包箱10の上面に配置されたり、折り畳んで多段に積み重ねた梱包箱10間に配置するなどして返却や保管時の梱包箱10の緩衝材として使用することもできる(図示せず)。
また、前記梱包箱用緩衝材1は、1枚のプレート状からなるため、複数個を積層して保管することもできる。
図3に示す実施例2の梱包箱用緩衝材1は、縦方向又は横方向で対向する一組の辺の間の寸法のみが前記梱包箱の開口部11における側壁内面間の寸法より大きく設定された形状からなっている。
この場合、屈曲ライン部分8Aは2本のみ設けられ、該屈曲ライン部分8Aで囲まれた内側の領域が緩衝本体部4となり、屈曲ライン部分8Aの外側の領域が屈曲部5となる。
その他の構成は前記実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
前記各実施例で用いられる梱包箱10は、前記開口部11が正方形又は長方形の場合であるが、例えば多角形や円形その他の任意の形状であってもよい。
その場合であっても、前記開口部の断面形状に合わせて屈曲ライン8を形成することで、緩衝本体部4と屈曲部5とを仕切ることができる。
図4(a)は開口部の断面形状が多角形の場合、図4(b)は開口部の断面形状が円形状の梱包箱に用いることができる。
この場合の屈曲ライン部分8Aは直線ではなく、曲線となるが、この考案では屈曲ラインは直線と曲線の組合せ、あるいは曲線と異なる曲線の組合せであってもよい。
前記実施例1では、1方向における基準線となる屈曲ライン8a及び8bは1本としたが、平行に複数本(図示例では2本)設けてもよい(図5参照)。
梱包箱10の開口部11の寸法が異なる場合には、複数の屈曲ラインの中から開口部11の内周縁の寸法に対応する個所の屈曲ライン9(説明の便宜上9a、9bとする。)のみを基準線として選択し、その選択した屈曲ラインの外側を屈曲させることで、1枚の梱包箱用緩衝材1でありながら、開口部11の寸法の異なる複数の梱包箱10に用いることもできる。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、説明を省略する。
前記実施例1〜4では、カバー体3として袋形状の場合を示したが、カバー体は、緩衝材本体2の表面又は裏面の一方(図6(a)参照)、又は双方(図6(b)参照)を覆うシート3’であってもよい。
また、シート3’の端部には緩衝材本体2の角部や端部に掛止める袋状の掛止部3bを設けてもよい(図6(c)参照)。
この場合も、カバー体となるシート3’と緩衝材本体2とは圧縮した状態で糸で縫製するので、屈曲ライン9を形成することができる。
また、シート3’の表面には、印刷や紙の貼付け、その他、フィルムの積層や種々加工を施すことができる点は袋体の場合と同様である。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、その説明を省略する。
また、屈曲ライン8は、梱包箱用緩衝材1を貫通するラインを例示したが、例えば屈曲ライン8が縦横に交差する場合に、交差点で止めて、それ以上外側には延びないようにして、緩衝本体部4を囲む屈曲ライン8a、8bのみからなる無端状の構成としてもよい。
上記実施例では、梱包箱用緩衝材1がカバー体3が緩衝材本体2を覆う構成からなっているが、この考案では、緩衝材本体2を直接縫合してもよい。
この考案では、屈曲ラインとして溶着構造を用いてもよい。
即ち、図7に示す実施例6の梱包箱用緩衝材1は、緩衝材本体2に直接に溶着線8’を形成した異なる実施例を示す。
即ち、本実施例では、緩衝材本体2に直接に前記実施例1の縫合線と同様に溶着線を形成して屈曲ライン8’としている。
溶着線は、ウレタンフォーム等の熱可塑性樹脂からなるクッション材の所定のライン状の個所を熱によって溶かし、加圧と冷却することで接着させた熱溶着を用いたが、高周波溶着や超音波溶着などであってもよい。
その他の構成は前記実施例と同様であるので、同一構成には同一符号を付して説明を省略する。
図7では、表面と裏面の双方から窪ませた溶着線を屈曲ライン8’としたが、図8(a)に示すように、一方側からのみ窪ませた溶着線を屈曲ライン8’としてもよい。
また、溶着線は緩衝材本体2に直接に形成するものであっても、或いはカバー体3と緩衝材本体2とを一体に溶着した溶着線を屈曲ライン8’としてもよい。
この場合、カバー体3は、その素材の全部、又は溶着線形成個所には熱可塑性樹脂が用いられていればよい。
その他の構成、使用法は前記縫着線を屈曲ラインとした場合と同様であるので、その説明を省略する。
この考案では、屈曲部5には、使用時に梱包箱10の内壁面12と衝合する面に滑り止め用のストッパ片20を固着してもよい。
即ち、屈曲部5は図2に示すように使用時には梱包箱10の内壁面12に押圧され衝合するが、屈曲部5の内壁面に対する押圧力が弱いと十分に衝合本体部4を所定位置に保持することができない。
例えば、屈曲ラインの成形誤差や屈曲部に働く弾発力が弱い場合に問題となる。
そこで、屈曲部5が梱包箱の内壁面12に対して十分な保持力を発揮させるために、ストッパ片20を用いてもよい。
図9〜図10に示す梱包箱用緩衝材1は、実施例1及び実施例2の梱包箱用緩衝材1の屈曲部5を屈曲ライン8に沿って折り曲げた際に、梱包箱10の内壁面12と衝合する個所に、梱包箱10の内壁面12に対して摩擦力を有するストッパ片20が固着されている。
ここでストッパ片20は、例えばゴムやエラストマー等の弾性ブロック片を用いたが、緩衝材本体2又はカバー体3の厚みを厚くしたものでもよく、梱包箱10の内壁面12に対して高い摩擦力を有して滑り止めとして機能するものであればよい。
また、本実施例ではストッパ片20として弾性を有するものを用いたが、弾性を有さない素材であってもよい。
ストッパ片20は、屈曲部5で、使用時に屈曲部5と梱包箱10の内壁面12とが衝合する側の面に固定される。
従って、屈曲部5の内壁面12と衝合する面が特定されている場合には、ストッパ片20は上記特定された面に固定されればよい。
衝合する面が特定されない場合、即ち、屈曲部5が屈曲ライン8(8a又は8b)に沿って山折り又は谷折りのいずれでも使用できる場合には、屈曲部5の両面にそれぞれストッパ片20を設けておいてもよいし、一方の面だけにストッパ片20を設けておきストッパ片20の有無を使い分けてもよい。、
また、摩擦力を高めるためにストッパ片20の表面に凹凸面などの公知の滑り止め構造を形成してもよい(図9(b)参照)。
その他の構成は、前記実施例の構造と同じであるのでその説明を省略する。
また、前記実施例1、2以外のその他の実施例の屈曲部5にストッパ片20を設けてもよい。
縫合部又は溶着部からなる屈曲ラインは、前記実施例のように連続する1本のラインに限らず、ライン上に沿って離間し複数に分割された複数の線の組合せであってもよい。
更に、縫合部又は溶着部は、ラインに代えて、スポット状(点状)に形成されるものでもよい。
図11に示す梱包箱用緩衝材1は、縫合部又は溶着部が、前記実施例のようにライン状に形成されず、想定されるライン上に配置された複数の離間したスポット状に形成された場合を示す。
即ち、前記実施例1の場合を例に挙げると、縦方向のライン8a及び横方向ライン8bを規定するため上記ライン上の複数の個所に、スポット状の縫合部又は溶着部8cが形成される。
図示例では、図1の縦方向のライン8aと横方向ライン8bの交点に対応する個所にスポット状の縫合部又は溶着部8cを形成している。
更に、長手方向の縦方向のライン8aの略中央に対応する個所にスポット状の縫合部又は溶着部8cが形成されている。
これにより、直接に屈曲ライン8は形成されないが、複数のスポット状の縫合部又は溶着部8cは、複数(2つ、又は2つ以上)のスポット状の縫合部又は溶着部8cを基準点とした屈曲ライン8”を想定し、該想定した屈曲ライン8”に沿って梱包箱用緩衝材1を折り曲げて、緩衝本体部4と屈曲部5とを形成することができる。
また、前記屈曲部5には、実施例7のストッパ片20を設けてもよい。
その他の構成は前記各実施例に準じるので、その説明を省略する。
上記各実施例の構成の一部は適宜組み合わせて用いてもよい。
また、この考案は上記実施例に限定されるものではなく、その他、要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
1 梱包箱用緩衝材
2 緩衝材本体
3 カバー体
4 緩衝本体部
5 屈曲部
6 中空孔
8 縫合線の屈曲ライン
8’ 溶着線の屈曲ライン
8” 想定される屈曲ライン
8a、8b 屈曲ライン
8c スポット状の縫合部又は溶着部
8A 緩衝材本体を囲む屈曲ライン部分
9 複数設けられた際の屈曲ライン
10 梱包箱
11 開口部
12 内壁面
20 ストッパ片

Claims (10)

  1. 梱包箱の開口部の形状より大きい外形に設定されて梱包箱内に収納される物品を保護しうる厚みを有し可撓性及びクッション性を有する緩衝材本体を圧縮して糸で縫合した縫合部又は溶着した溶着部を設け、該縫合部又は溶着部が前記梱包箱の開口部の内周縁形状に沿って屈曲する際の基準線となる屈曲ラインを形成し、
    前記屈曲ラインで囲まれた中央の領域を緩衝本体部とし、該緩衝本体部の屈曲ラインを介して外側の領域を屈曲部とし、
    該屈曲部を屈曲ラインを基準線として屈曲させて緩衝本体部を物品に押し付けた状態で緩衝材本体を梱包箱内に略隙間無く嵌合し屈曲部と梱包箱の側壁内面との摩擦力で緩衝材本体を拘束しうることを特徴とする梱包箱用緩衝材。
  2. 緩衝材本体がカバー体に覆われた状態で、緩衝材本体とカバー体とが一体に縫合され又は溶着されて屈曲ラインが形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の梱包用緩衝材。
  3. 縫合部又は溶着部がライン状に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の梱包用緩衝材。
  4. 縫合部又は溶着部が想定される基準線上に配置された複数の離間した点状に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の梱包用緩衝材。
  5. 1方向の屈曲する際の基準線となる屈曲ラインが複数平行に並列されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の梱包箱用緩衝材。
  6. 基準線が連続若しくは断続する直線若しくは曲線からなっていることを特徴とする請求項1に記載の梱包箱用緩衝材。
  7. カバー体が緩衝材本体を収納する袋からなっていることを特徴とする請求項2に記載の梱包用緩衝材。
  8. カバー体が緩衝材本体の表裏に設けられた広面の一方又は双方を覆うシートからなっていることを特徴とする請求項2に記載の梱包用緩衝材。
  9. 屈曲部が、該屈曲部を屈曲ラインに沿って折り曲げた際に梱包箱の内壁面と衝合する個所に、梱包箱の内壁面に対して摩擦力を有するストッパ片を固着してなることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の梱包用緩衝材。
  10. 屈曲部の両面にそれぞれストッパ片を固着し、屈曲部が屈曲ラインに沿って山折り又は谷折りされてもいずれかのストッパ片が梱包箱の内壁面と衝合してストッパとして機能することを特徴とする請求項9に記載の梱包用緩衝材。
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