JP3162223B2 - 薄膜形成装置 - Google Patents

薄膜形成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造プロ
セス等において、層間絶縁膜やパッシベーション膜など
の薄膜を電子サイクロトロン共鳴現象(ECR現象)を
利用して形成する薄膜形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、LSI(大規模集積回路)に代表
される半導体装置の製造プロセスにおいて、薄膜,特に
層間絶縁膜やパッシベーション膜を形成するのに、EC
R−CVD装置が積極的に検討されている。ECR−C
VDは、低温で膜形成が可能なことや、利用するラジカ
ルやイオンの大きさがそろっていること、また、従来の
RFプラズマCVDに比べてプラズマダメージが少な
く、さらに高真空領域で膜形成が可能であるなどの多く
の利点を有していることから、最近特に微細化,高密度
化が進んでいる半導体装置の製造プロセスにおいて着目
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般的
なECR−CVD装置では、その原理上の特徴に起因す
る欠点の1つとして、段差部の側壁への段差被覆性が不
十分であるという問題点があった。このような問題点を
解決する方法として、基板側にRFバイアスを印加する
といった方法が提案されている。しかし、この方法で
は、新たにRFの発振器や整合器を用意しなければなら
ず、その分のコストが上昇するという問題があった。ま
た、バイアス電圧の最適化などが困難であるという問題
があった。さらには、RFバイアスを印加して膜の形成
を行なうと、膜の内部応力が増加することも指摘されて
いる。このことは製造プロセス上非常に大きな問題とな
る可能性がある。
【0004】本発明は、上述した従来の問題点を解決す
るためのものであり、大がかりな機構を必要とせずに、
薄膜形成時のステップカバレージ特性(段差被覆性)を
向上させることの可能な薄膜形成装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、本発明は、基板ホルダに回転運動を与え
る回転部と、基板ホルダの回転運動を阻害せずに基板ホ
ルダおよび基板のプラズマ流に対する傾きをチャンバの
外部から調整可能に基板ホルダを支持する支持部とを有
している。これにより、大がかりな機構を必要とせず
に、薄膜形成時のステップカバレージ特性(段差被覆
性)を向上させることが可能である。
【0006】上記支持部が、基板ホルダの外周部を摺動
自在に支持する回転カイドと、該回転ガイドに関節機構
によって一端が連結されている支持棒とを有し、該支持
棒が、前記回転ガイドからチャンバを貫通してチャンバ
の外部に延び、チャンバに摺動自在に保持されている場
合には、基板ホルダの傾きをチャンバの外部から手動に
よって容易に調整することができる。
【0007】また、支持棒連結部の支持棒に対する角度
を表示するための角度表示手段がさらに設けられている
場合には、基板ホルダの傾きを容易にモニタすることが
でき、傾きの調整を正確に行なうことができて、良好な
薄膜を再現性良く形成することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る薄膜形成装置の第1の実施例
の構成図である。図1を参照すると、チャンバ100に
は、チャンバ100内を真空排気するための排気口10
1と、チャンバ100に所定のガスを導入するためのガ
ス導入口102とが設けられている。また、チャンバ1
00内は、反応室10と、プラズマ室11とにより区分
されており、プラズマ室11の周囲には、ガス導入口1
02から導入されたガスをプラズマ状態に活性化するた
めのプラズマ装置(例えば励磁コイル)108が設けら
れている。
【0009】また、反応室10内には、膜の形成される
べき表面をもつ基板1と、基板1を支持するための基板
ホルダ2とが配置されるようになっている。また、基板
ホルダ2に回転運動を与える回転部13が設けられ、ま
た、基板ホルダ2および基板1の傾きを調整可能に基板
ホルダ2を支持するホルダ支持部12が設けられてい
る。
【0010】図1の例では、ホルダ支持部12は、2つ
の回転ガイド20,21に2本の支持棒22,23がそ
れぞれ枢着されて構成されている。図2は回転ガイド,
例えば20の構成例を示すものであり、図2の例では、
回転ガイド20は、基板ホルダ2の外周部を摺動自在に
支持するための溝20aを有している。回転ガイド20
の溝20aは、基板ホルダ2の回転方向Cに沿って設け
られており、その深さDは、2つの回転ガイド20,2
1間の距離が変化し、基板ホルダ2が後述のように傾い
たときにも基板ホルダ2を十分に支持するのに必要な大
きさのものとなっている。また、図2の例では、基板ホ
ルダ2は、ベアリング20cを介して溝20aの面に当
接しており、実際には、このベアリング20cによって
溝20aにその深さ方向Yに摺動自在に、かつ、回転方
向Cに回転自在に支持されている。他方の回転ガイド2
1も回転ガイド20と同様の構成のものとなっており、
同様の溝21a,ベアリング21cを有している。この
ように、基板ホルダ2は、その回転運動を阻害されず
に、回転ガイド20,21に摺動自在に支持され、また
基板ホルダ2が傾いた状態でも回転ガイド20,21に
十分に支持されている。
【0011】また、支持棒22,23は、一端22a,
23aが回転ガイド20,21に関節機構,例えばピン
24,25によって枢着され、他端22b,23bがフ
リーであって、回転ガイド20,21からチャンバ10
0の側壁104を貫通して外部に延びている。
【0012】また、回転部13は、回転駆動部(例えば
モータ)Mと、基板回転軸4と、弾性体3とを有してい
る。ここで、基板回転軸4は、その一端が回転駆動部M
に連結され、他端が弾性体3を介して基板ホルダ2に連
結されており、弾性体3からチャンバ100の側壁10
4を貫通して、チャンバ100の外部に配置されている
回転駆動部Mまで延びている。
【0013】なお、ホルダ支持部12の2本の支持棒2
2,23は、チャンバ100の側壁104のところで、
密封部材26,27により矢印Aの方向に摺動自在に保
持されている。また、回転部13の基板回転軸4は、チ
ャンバ100の側壁104のところで密封部材28によ
り回転自在に保持されている。
【0014】次に、このような構成の薄膜形成装置の動
作について説明する。基板1の表面に薄膜を形成するた
め、この薄膜形成装置では、先ず、チャンバ100内を
真空排気し、次いで、ガス導入口102から所定のガス
を導入する。このガス流は、プラズマ室11を通るとき
に、プラズマ装置108によりプラズマ化されて、プラ
ズマ流PLとなって基板1に向かう。ところで、一般的
な薄膜形成装置,例えばECR−CVD装置の場合、薄
膜が形成されるべき基板の表面は、図1に示すように、
プラズマ流PLの流れの方向Bに対して直角に配置され
るのが通例である。このため、ラジカルやイオンなどの
活性種は基板1の表面に対してほぼ垂直θ(=90°)
に入射する。その結果、基板1の表面に段差部があると
き、段差部の側壁への成膜速度は実質的に極端に低下
し、段差被覆性は劣化する。これは、基板1を回転させ
たとしても基本的に解決できるものではない。その理由
は、基板1の回転を行なっても基板の表面から見た場合
の入射してくる活性種の入射角度がほとんど変わらない
ためである。
【0015】このような問題を回避するためには、基板
ホルダ2が図1に示すようにプラズマ流PLに対し、ほ
ぼ垂直θ(=90°)になっている状態において、一方
の支持棒,例えば22を外部からの手操作で反応室10
側へ押し込み、同時に他方の支持棒,例えば23を同じ
移動量だけ引き出す。基板ホルダ2は、弾性体3を介し
て基板回転軸4に連結しているので、その中心位置はほ
とんど移動せず、従って、図3のように、2本の支持棒
22,23の移動量に応じた角度Ψ(=90゜−θ)だ
け傾くことになる。この状態で、回転駆動部Mにより基
板ホルダ2を回転させると、回転ガイド24,25は、
基板ホルダ2の位置,すなわち傾きだけを制限する一方
で、回転運動を全く阻害しないので、基板ホルダ2を傾
いた状態のまま回転させることができる。すなわち、基
板ホルダ2の回転運動を全く阻害せずに、その傾きだけ
を外部から制御することが可能となる。
【0016】このように、この第1の実施例では、薄膜
が形成されるべき表面を有する基板1に、プラズマ流に
対して伏角Ψを持たせることができ、プラズマ流PLの
流れの方向Bに対して傾きθ(θ≠90゜)を持たせた
状態で基板1を回転させることにより、基板表面のある
一点から見た場合の活性種の入射角度を連続的に変化さ
せることができる。従って、2本の支持棒22,23の
移動量を適切に制御し、基板1に与える伏角Ψを調節す
ることにより、基板表面の段差部の側壁にも有効に活性
種が入射し、優れた段差被覆性を得ることができる。ま
た、基板1の伏角制御は外部から行なうことができるの
で、薄膜の形成中にもその伏角の大きさを変化させるこ
とが可能となる。また、これらの制御は大がかりな機構
を必要とせず、また容易に制御性良く実現できる。
【0017】本願の発明者は、実際、図1に示す装置を
以下のようにして作製した。すなわち、弾性体3として
は、図1に示すようにステンレス(SUS316)製の
溶接ベローズ(直径φ25mm,自由長40mm)を用
いた。なお、弾性体3としてはこの他に金属,あるいは
樹脂製のコイル状スプリングや、ゴム等のような弾性体
を使用することができる。また、弾性体3として、関節
構造等により弾性機能を有する所謂ユニバーサル・ジョ
イント等を使用することもできる。
【0018】また、回転ガイド20,21は、基板ホル
ダ2の外周部を両側から挾み込む形で配置した針状ベア
リング構造のリニアガイドの一部を用いて製作した。ま
た、支持棒22,23はSUS316製の外径φ12m
mの丸棒材を用いて製作し、回転ガイド20,21と関
節構造を介して連結した。
【0019】また、密封部材26,27,28は、バイ
トンO−リングを2段に設けた機構のシールとした。ま
た、支持棒22,23がチャンバ100内の真空状態に
よって反応室内10に引き込まれるのを防止するため
に、機械的なストッパー(固定治具)(図示せず)を付
加した。
【0020】以上のように作製したECR−CVD装置
により、実際に成膜実験を行ない、段差被覆性を評価し
た。
【0021】すなわち、図1に示すような伏角Ψが0度
の状態から、支持棒22を反応室10内に15mm押し
込み、同時に支持棒23を反応室10内から15mm引
き出して、基板1に所定の伏角Ψ(≠0)を与えた。な
お、基板1としては4インチ単結晶シリコンウェハーに
アルミニウムを成膜後、アルミニウムを線幅1μm,ス
ペース1μmのストライプ状にパターニングしたものを
用いた。図4(a)にこのような基板1の断面を示す。
図4(a)において、200がシリコンウェハーであ
り、201がパターニングされたアルミニウム配線であ
る。しかる後、この基板1の表面に以下に示す条件に
て、シリコン酸化膜を1μm形成した。 プラズマガス・・・O2 50SCCM 反応ガス・・・・・SiH4 30SCCM マイクロ波電力・・ 600W 成膜圧力・・・・・ 5×10-4Torr 基板回転速度・・・ 4r.p.m 伏角Ψ・・・・・・・ 30度
【0022】このように形成したシリコン酸化膜の段差
被覆性を断面観察した結果を図4(b)に示す。図4
(b)において、202が形成されたシリコン酸化膜で
ある。図4(b)から、伏角Ψを与えて基板1を回転さ
せることにより、シリコン酸化膜202の段差被覆性が
非常に優れたものになることがわかる。比較のために、
通常のECR−CVD装置の場合のようにプラズマ流に
対して基板1の表面を垂直に配置して得られたシリコン
酸化膜202の形成結果を図4(c)に示す。図4
(b)を図4(c)と比べれば明らかなように、伏角Ψ
を与えて基板1を回転させることにより、段差被覆性を
著しく向上させることができることがわかる。
【0023】図5は本発明に係る薄膜形成装置の第2の
実施例の構成図である。図5の薄膜形成装置は、図1に
示した第1の実施例の薄膜形成装置において、さらに支
持棒22の他端22bと支持棒23の他端23bとを連
結するための支持棒連結部30が設けられている。この
支持棒連結部30は、円筒部材31と、一端32aが支
持棒22の他端22bにピン50により枢着され、一部
分が円筒部材31内に摺動自在に支持されている第1の
連結部材32と、一端33aが支持棒23の他端23b
にピン51により枢着され、一部分が円筒部材31内に
摺動自在に支持されている第2の連結部材33と、第1
の連結部材32と第2の連結部材33とを連結する伸縮
自在なバネ部材34と、円筒部材33をチャンバ100
の側壁104に矢印Fの向きに回動自在に支持する支持
部材35とを有している。なお、図5において、第1の
連結部材32と第2の連結部材33とは、同じ形状,同
じ長さのものであって、円筒部材31は、その両端がピ
ン50,51から等距離の位置に配置され、また、円筒
部材31は、その中央位置において支持部材35に回動
自在に支持されている。
【0024】このような構成では、支持棒連結部30の
第1の連結部材32,バネ部材34,第2の連結部材3
3は、円筒部材31によって、常に同一軸線上に保持さ
れている。従って、支持棒連結部30と、一対の支持棒
22,23と、基板ホルダ2とは、平行四辺形の所謂平
行クランク機構(平行運動機構)を構成し、例えば、一
方の支持棒22を矢印Aに沿って所定量移動させると、
他方の支持棒23は支持棒22とは反対の方向に支持棒
22と同じ量だけ自動的に移動する。これにより、2本
の支持棒22,23を移動させ、伏角Ψを所定のものに
設定する調整作業を非常に容易にかつ確実に行なうこと
ができる。
【0025】図6は本発明に係る薄膜形成装置の第3の
実施例の構成図である。図5の薄膜形成装置は、図5に
示した薄膜形成装置において、さらに、例えば、支持棒
23と第1の連結部材33とを連結しているピン51の
部分に、角度読取部60が付加されている。図6の例で
は、角度読取部60は、角度目盛が付された角度目盛板
61と、角度を指示するための指針62とを有してお
り、角度目盛板61は、支持棒23に取付けられ(例え
ば固定され)、指針62は、第2の連結部材33に取付
けられている(例えば固定されている)。
【0026】このような構成では、第2の実施例で述べ
たように、2本の支持棒22,23と支持棒連結部30
と基板ホルダ2とはいかなる場合も平行四辺形を形成
し、基板ホルダ2の伏角Ψは支持棒連結部30の伏角と
一致する。従って、角度読取部60の指針は、基板ホル
ダ2の伏角Ψを指示しており、これにより、外部から基
板ホルダ2の伏角Ψをモニタすることができ、伏角Ψの
調整を正確に行なうことができて、再現性の良い薄膜の
形成を行なうことができる。
【0027】上述の各実施例では、2本の支持棒22,
23が設けられている場合について説明したが、基板ホ
ルダ2を支持し、かつこれを移動させ、伏角Ψを調整す
るのに2本以上の支持棒を設けることもできる。但し、
実際上は、上述の各実施例のように、基板ホルダ2の対
向する位置に2本の支持棒を設けるのが最も望ましい。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至
求項4記載の発明によれば、基板ホルダに回転運動を与
える回転部と、基板ホルダの回転運動を阻害せずに基板
ホルダおよび基板のプラズマ流に対する傾きをチャンバ
の外部から調整可能に基板ホルダを支持する支持部とを
有しているので、大がかりな機構を必要とせずに、薄膜
形成時のステップカバレージ特性(段差被覆性)を向上
させることが可能である。
【0029】また、請求項1乃至請求項4記載の発明に
よれば、支持部が、基板ホルダの外周部を摺動自在に支
持する回転カイドと、該回転ガイドに関節機構によって
一端が連結されている支持棒とを有し、該支持棒が、前
記回転ガイドからチャンバを貫通してチャンバの外部に
延び、チャンバに摺動自在に保持されているので、基板
ホルダの傾きをチャンバの外部から手動によって容易に
調整することができる。
【0030】特に、請求項4記載の発明によれば、支持
棒連結部の支持棒に対する角度を表示するための角度表
示手段がさらに設けられているので、基板ホルダの傾き
を容易にモニタすることができ、傾きの調整を正確に行
なうことができて、良好な薄膜を再現性良く形成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜形成装置の第1の実施例の構
成図である。
【図2】回転ホルダの構成例を示す図である。
【図3】図1の薄膜形成装置において基板ホルダの傾き
を変えた状態を示す図である。
【図4】(a)は基板の一例を示す図、(b)は基板ホ
ルダに傾きをもたせて薄膜を形成した結果を示す図、
(c)は基板ホルダを傾けずに薄膜を形成した結果を示
す図である。
【図5】本発明に係る薄膜形成装置の第2の実施例の構
成図である。
【図6】本発明に係る薄膜形成装置の第3の実施例の構
成図である。
【符号の説明】
1 基板 2 基板ホルダ 3 弾性体 4 基板回転軸 10 反応室 11 プラズマ室 12 支持部 20,21 回転ガイド 20a,21a 溝 22,23 支持棒 24,25 関節機構 26,27,28 密封部材 30 支持棒連結部 31 円筒部材 32,33 連結部材 34 バネ部材 35 支持部材 50,51 ピン 60 角度読取部 61 角度目盛板 62 指針 100 チャンバ 101 排気口 102 ガス導入口 104 チャンバ側壁 108 プラズマ装置 M 回転駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−209485(JP,A) 特開 昭62−133725(JP,A) 特開 昭63−252421(JP,A) 特開 昭63−69233(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/31 C23C 16/50

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバ内で電子サイクロトロン共鳴現
    象を利用してプラズマ流を発生させ、基板ホルダに支持
    されている基板の表面に薄膜を形成する薄膜形成装置に
    おいて、前記基板ホルダに回転運動を与える回転部と、
    基板ホルダの回転運動を阻害せずに基板ホルダおよび基
    板のプラズマ流に対する傾きをチャンバの外部から調整
    可能に基板ホルダを支持する支持部とを有しており、前
    記支持部は、前記基板ホルダの外周部を摺動自在に支持
    する回転カイドと、該回転ガイドに関節機構によって一
    端が連結されている支持棒とを有し、該支持棒は、前記
    回転ガイドからチャンバを貫通してチャンバの外部に延
    び、チャンバに摺動自在に保持されていることを特徴と
    する薄膜形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の薄膜形成装置において、
    前記支持部の支持棒の他端はフリーであることを特徴と
    する薄膜形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の薄膜形成装置において、
    前記回転カイドは対向する位置に2つ設けられ、前記支
    持棒は、各回転ガイドにつきそれぞれ1本ずつ設けられ
    ており、2本の支持棒の他端は、支持棒連絡部によって
    回動自在に連結され、支持棒連結部と2本の支持棒と基
    板ホルダとの協働により基板ホルダの傾き角度を可変と
    する平行クランク機構が形成されていることを特徴とす
    る薄膜形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の薄膜形成装置において、
    前記支持棒連結部の前記支持棒に対する角度を表示する
    ための角度表示手段がさらに設けられていることを特徴
    とする薄膜形成装置。
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