JP3161547B2 - 中間調画像表示方法および中間調画像表示装置 - Google Patents
中間調画像表示方法および中間調画像表示装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばプラズマディ
スプレイパネル(以下、「PDP」と略称することもあ
る。)などのような2値のメモリ機能を持つ表示装置に
中間調画像を表示させる方法、および、その実施に好適
な中間調画像表示装置に関するものである。
スプレイパネル(以下、「PDP」と略称することもあ
る。)などのような2値のメモリ機能を持つ表示装置に
中間調画像を表示させる方法、および、その実施に好適
な中間調画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CRT(Cathode Ray Tube)に代わる表
示装置として、PDP、液晶表示装置などが注目されて
いる。これらにより、フラットパネルディスプレイの実
現など、CRTでは得られない表示装置が実現できるか
らである。しかし、例えばPDPでは発光点が発光する
か否かにより表示が行なわれるので、中間調レベルの画
像の表示は、CRT程容易ではない。そこで、PDPで
中間調画像を表示する方法が従来から種々提案されてい
る。
示装置として、PDP、液晶表示装置などが注目されて
いる。これらにより、フラットパネルディスプレイの実
現など、CRTでは得られない表示装置が実現できるか
らである。しかし、例えばPDPでは発光点が発光する
か否かにより表示が行なわれるので、中間調レベルの画
像の表示は、CRT程容易ではない。そこで、PDPで
中間調画像を表示する方法が従来から種々提案されてい
る。
【0003】その代表的な方法の一つとして、1フィー
ルドをn個(nは2以上の正の整数。)のサブフィール
ドに分け、これらサブフィールド毎での発光時間に重み
付けをし、そしてこれらサブフィールドを選択的に発光
させた際の視覚での残像の組み合わせ時間で2n 段階の
階調を表示する方法があった(特公昭51−32051
号)。
ルドをn個(nは2以上の正の整数。)のサブフィール
ドに分け、これらサブフィールド毎での発光時間に重み
付けをし、そしてこれらサブフィールドを選択的に発光
させた際の視覚での残像の組み合わせ時間で2n 段階の
階調を表示する方法があった(特公昭51−32051
号)。
【0004】この方法では、1フィールドを4つのサブ
フィールドに分けた場合、以下のように表示がなされ
る。図9(A)及び(B)はその説明に供する図であ
る。特に、図9(A)は、1フィールドを最上位ビット
(以下、MSB)に相当するビットIと、ビットIIと、
ビットIII と、最下位ビット(LSB)に相当するビッ
トIVとの合計4ビットのサブフィールドに分けた条件
で、行数がNであるマトリクス状のPDPを駆動する際
のアドレス時刻表を示している。また、図9(B)はこ
のPDPでの第i行目の発光波形を示している。ただし
この発光波形は、MSBからLSBまでの全てのビット
が発光している例でかつ残光がないと仮定した場合の例
である。
フィールドに分けた場合、以下のように表示がなされ
る。図9(A)及び(B)はその説明に供する図であ
る。特に、図9(A)は、1フィールドを最上位ビット
(以下、MSB)に相当するビットIと、ビットIIと、
ビットIII と、最下位ビット(LSB)に相当するビッ
トIVとの合計4ビットのサブフィールドに分けた条件
で、行数がNであるマトリクス状のPDPを駆動する際
のアドレス時刻表を示している。また、図9(B)はこ
のPDPでの第i行目の発光波形を示している。ただし
この発光波形は、MSBからLSBまでの全てのビット
が発光している例でかつ残光がないと仮定した場合の例
である。
【0005】図9(A)において、Tf はフィールド周
期であり通常16〜20msecとされている。さら
に、右斜め実線は書き込みタイミング、右斜め破線は消
去タイミング、Tはアドレス走査時間である。特別の場
合を除いて、サブフィールド周期はこのアドレス走査時
間Tと等しく設定される。そこで、以下の説明では特別
の説明がない限りサブフィールド周期についてもTの記
号を用いる。この場合サブフィールド数が4であるので
サブフィールド周期Tは、T=Tf /4=4〜5mse
cとなる。また、各サブフィールドでの発光時間はMS
Bのサブフィールドでの発光時間をほぼTとして、ビッ
トIIがT/2、ビットIII がT/22 、LSBがT/2
3 とされている。この構成の場合では、4つのサブフィ
ールドを選択的に発光させることにより24 段階の階調
を表示することができた。
期であり通常16〜20msecとされている。さら
に、右斜め実線は書き込みタイミング、右斜め破線は消
去タイミング、Tはアドレス走査時間である。特別の場
合を除いて、サブフィールド周期はこのアドレス走査時
間Tと等しく設定される。そこで、以下の説明では特別
の説明がない限りサブフィールド周期についてもTの記
号を用いる。この場合サブフィールド数が4であるので
サブフィールド周期Tは、T=Tf /4=4〜5mse
cとなる。また、各サブフィールドでの発光時間はMS
Bのサブフィールドでの発光時間をほぼTとして、ビッ
トIIがT/2、ビットIII がT/22 、LSBがT/2
3 とされている。この構成の場合では、4つのサブフィ
ールドを選択的に発光させることにより24 段階の階調
を表示することができた。
【0006】しかし、上述の中間調画像表示方法では、
各フィールド毎にn個のサブフィールドを用意しなけれ
ばならない。PDPやLCDでは、行アドレス時間をT
a 、サブフィールド周期をTとした場合、アドレス可能
な行数Nは、N=T/Ta で与えられる。そして、Ta
は表示装置の性質によってある有限の値となり、さら
に、サブフィールド周期Tは、既に説明したようにT=
Tf /nであるので、アドレス可能な行数Nは、N=T
f /nTa ということになる。したがって、各フィール
ド毎にn個のサブフィールドを用意する上記方法では、
アドレス可能な行数Nはビット数nの増加に伴い減少し
てしまうのでパネルの大型化と階調数の増加とはトレー
ドオフの関係となってしまう。
各フィールド毎にn個のサブフィールドを用意しなけれ
ばならない。PDPやLCDでは、行アドレス時間をT
a 、サブフィールド周期をTとした場合、アドレス可能
な行数Nは、N=T/Ta で与えられる。そして、Ta
は表示装置の性質によってある有限の値となり、さら
に、サブフィールド周期Tは、既に説明したようにT=
Tf /nであるので、アドレス可能な行数Nは、N=T
f /nTa ということになる。したがって、各フィール
ド毎にn個のサブフィールドを用意する上記方法では、
アドレス可能な行数Nはビット数nの増加に伴い減少し
てしまうのでパネルの大型化と階調数の増加とはトレー
ドオフの関係となってしまう。
【0007】アドレス可能な行数がサブフィールド数に
制約されるという不都合を軽減できる方法として、例え
ば文献a(電子科学(1973)pp.69〜75)に
開示されている中間調画像表示方法があった。
制約されるという不都合を軽減できる方法として、例え
ば文献a(電子科学(1973)pp.69〜75)に
開示されている中間調画像表示方法があった。
【0008】この方法は、1フレーム内の引き続く複数
のフィールドの複数のサブフィールド毎の表示の残像を
利用して中間調を表示するというものであった。しかも
前記複数のフィールド各々は、MSBを表示するサブフ
ィールドを含め正規のビットを表示する1つ以上のサブ
フィールドと、正規のビット未満のビットを表示する1
以上のサブフィールドとを具える構成とされた方法であ
った。
のフィールドの複数のサブフィールド毎の表示の残像を
利用して中間調を表示するというものであった。しかも
前記複数のフィールド各々は、MSBを表示するサブフ
ィールドを含め正規のビットを表示する1つ以上のサブ
フィールドと、正規のビット未満のビットを表示する1
以上のサブフィールドとを具える構成とされた方法であ
った。
【0009】ここで、正規のビットを表示するサブフィ
ールドとは、引く続くフィールドそれぞれにおいて、M
SBを表示するサブフィールドから下位のサブフィール
ドをみたとき同じ配列で発光時間が設定されているとこ
ろまでの各サブフィールドをいい(以下、「正規ビット
用サブフィールド」という。)、正規のビット未満のビ
ットを表示するサブフィールドとは正規ビット用サブフ
ィールドより下位のサブフィールド(以下、「非正規ビ
ット用サブフィールド」という。)をいうものとする。
ただし、もし、引き続く複数のフィールドそれぞれにお
いて、MSBを表示するサブフィールドから下位のサブ
フィールドをみたとき全てのサブフィールドが同じ配列
で発光時間が設定されている場合は、静止画像に対しこ
れら複数のフィールドの、共に発光するサブフィールド
までを正規ビット用サブフィールドといいいずれかのフ
ィールドのみで光ることがあるサブフィールドを非正規
ビット用サブフィールドというものとする。
ールドとは、引く続くフィールドそれぞれにおいて、M
SBを表示するサブフィールドから下位のサブフィール
ドをみたとき同じ配列で発光時間が設定されているとこ
ろまでの各サブフィールドをいい(以下、「正規ビット
用サブフィールド」という。)、正規のビット未満のビ
ットを表示するサブフィールドとは正規ビット用サブフ
ィールドより下位のサブフィールド(以下、「非正規ビ
ット用サブフィールド」という。)をいうものとする。
ただし、もし、引き続く複数のフィールドそれぞれにお
いて、MSBを表示するサブフィールドから下位のサブ
フィールドをみたとき全てのサブフィールドが同じ配列
で発光時間が設定されている場合は、静止画像に対しこ
れら複数のフィールドの、共に発光するサブフィールド
までを正規ビット用サブフィールドといいいずれかのフ
ィールドのみで光ることがあるサブフィールドを非正規
ビット用サブフィールドというものとする。
【0010】文献aに開示の表示方法及び正規ビット用
サブフィールド・非正規ビット用サブフィールドについ
て、図10(A)及び(B)を用いて具体的に説明す
る。
サブフィールド・非正規ビット用サブフィールドについ
て、図10(A)及び(B)を用いて具体的に説明す
る。
【0011】図10の例では1フレームは第1フィール
ド11及び第2フィールド12の2つのフィールドで構
成され、さらに第1フィールド11は第1サブフィール
ド11a及び第2サブフィールド11bで構成され、第
2フィールド12は第1サブフィールド12a及び第2
サブフィールド12bで構成されている。そして、第1
及び第2フィールド11、12各々の第1サブフィール
ド11a,12aでの発光時間はそれぞれほぼTに設定
され、第1フィールド11の第2サブフィールド11b
での発光時間はT/2に設定され、第2フィールド12
の第2サブフィールド12bでの発光時間はT/4に設
定されている。
ド11及び第2フィールド12の2つのフィールドで構
成され、さらに第1フィールド11は第1サブフィール
ド11a及び第2サブフィールド11bで構成され、第
2フィールド12は第1サブフィールド12a及び第2
サブフィールド12bで構成されている。そして、第1
及び第2フィールド11、12各々の第1サブフィール
ド11a,12aでの発光時間はそれぞれほぼTに設定
され、第1フィールド11の第2サブフィールド11b
での発光時間はT/2に設定され、第2フィールド12
の第2サブフィールド12bでの発光時間はT/4に設
定されている。
【0012】そして、図10の構成では、1フレーム中
の引き続く複数フィールド11,12それぞれで同じ発
光時間Tとされているサブフィールド11a,12a各
々が、MSBを表示するサブフィールドでありかつ正規
ビット用サブフィールドでありしかも正規ビット用サブ
フィールドの最下位のサブフィールドに相当する。ま
た、第1及び第2フィールド11,12の各第2サブフ
ィールド11a,12aが非正規ビット用サブフィール
ドに相当する。
の引き続く複数フィールド11,12それぞれで同じ発
光時間Tとされているサブフィールド11a,12a各
々が、MSBを表示するサブフィールドでありかつ正規
ビット用サブフィールドでありしかも正規ビット用サブ
フィールドの最下位のサブフィールドに相当する。ま
た、第1及び第2フィールド11,12の各第2サブフ
ィールド11a,12aが非正規ビット用サブフィール
ドに相当する。
【0013】この文献aに開示の方法であって図10
(A)の条件の場合、0,1/4,2/4,3/4,・
・・・,11/4という12段階の階調が出せた。
(A)の条件の場合、0,1/4,2/4,3/4,・
・・・,11/4という12段階の階調が出せた。
【0014】この表示方法では、図9を用いて説明した
表示方法の場合より少ないサブフィールド数であるにも
かかわらずある程度の階調数が確保できるという利点が
得られる。このため、駆動行数Nへのサブフィールド数
nの影響を低減できた。
表示方法の場合より少ないサブフィールド数であるにも
かかわらずある程度の階調数が確保できるという利点が
得られる。このため、駆動行数Nへのサブフィールド数
nの影響を低減できた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文献a
に開示された従来の中間調画像表示方法(図10を用い
て説明したもの)では、階調数は12段階しか得られな
い。また、文献aには階調数を増加するための具体的な
方法は示されていない。表示装置の特性向上のためには
階調数のさらなる増加が望まれている。
に開示された従来の中間調画像表示方法(図10を用い
て説明したもの)では、階調数は12段階しか得られな
い。また、文献aには階調数を増加するための具体的な
方法は示されていない。表示装置の特性向上のためには
階調数のさらなる増加が望まれている。
【0016】図9及び図10を用いて説明した従来技術
を基に階調数をさらに増加させる方法として、図11
(A)または図11(B)に示す様な方法が容易に考え
られる。即ちサブフィールド数を増加する方法である。
を基に階調数をさらに増加させる方法として、図11
(A)または図11(B)に示す様な方法が容易に考え
られる。即ちサブフィールド数を増加する方法である。
【0017】図11(A)の方法の場合は、最大発光時
間が1+1/2+1/4+1+1/8+1/16=47
/16であり、最少発光時間が1/16であり、黒レベ
ル相当の階調分がであるので、階調数は47/16÷1
/16+1=48になる。また、図11(B)の方法の
場合階調数は28となる。前者の様に、非正規ビット用
サブフィールドを付加する構成の方(図11(A)の
方)が階調数を増加できる。
間が1+1/2+1/4+1+1/8+1/16=47
/16であり、最少発光時間が1/16であり、黒レベ
ル相当の階調分がであるので、階調数は47/16÷1
/16+1=48になる。また、図11(B)の方法の
場合階調数は28となる。前者の様に、非正規ビット用
サブフィールドを付加する構成の方(図11(A)の
方)が階調数を増加できる。
【0018】しかし、図11(A)の方法では、発光時
間が1/2,1/4とされた非正規ビット用サブフィー
ルドが同じフィールドに入っている。つまり、発光時間
が各々1/2,1/4,1/8,1/16とされた4つ
のサブフィールドのうちの発光時間が長い側の2つの非
正規ビット用サブフィールドが第1フィール11aに入
っている。このため、発光時間が1/2,1/4とされ
た2つの非正規ビット用サブフィールドでセルが光る扱
いの階調レベルではフリッカが大きくなるという第1の
問題点があった。
間が1/2,1/4とされた非正規ビット用サブフィー
ルドが同じフィールドに入っている。つまり、発光時間
が各々1/2,1/4,1/8,1/16とされた4つ
のサブフィールドのうちの発光時間が長い側の2つの非
正規ビット用サブフィールドが第1フィール11aに入
っている。このため、発光時間が1/2,1/4とされ
た2つの非正規ビット用サブフィールドでセルが光る扱
いの階調レベルではフリッカが大きくなるという第1の
問題点があった。
【0019】ここで、フリッカ量とは、中間調を表示す
るための周期(図11の場合では1フレームが3フィー
ルドで構成されているので3Tf である。なお1フレー
ムがkフィールドで構成されている場合はkTf である
(kは正の整数。))の逆数を基本周波数としたときの
当該発光波形での基本波成分(振幅ピーク値)に比例し
た量である。
るための周期(図11の場合では1フレームが3フィー
ルドで構成されているので3Tf である。なお1フレー
ムがkフィールドで構成されている場合はkTf である
(kは正の整数。))の逆数を基本周波数としたときの
当該発光波形での基本波成分(振幅ピーク値)に比例し
た量である。
【0020】また、図11(A)の表示方法では正規ビ
ット用サブフィールド11aでの発光時間Tn が1であ
り、各非正規ビット用サブフィールド11b,11c,
12b,12cでの発光時間の総和Ts は1/2+1/
4+1/8+1/16=15/16であるので、Ts /
Tn =15/16<1である。このため、引き続くフレ
ームでそれぞれ同じ正規ビット相当の階調レベルの発光
を行なわせる場合(例えば引き続くフレームでそれぞれ
で発光時間1で発光を行なわせる場合)、特定のサブフ
ィールド(図11(A)では11aで示すサブフィール
ド)をフレーム周期にほぼ同期した状態で発光させるこ
ととなるので基本波成分が顕著となり、フリッカが非常
に目立つという第2の問題点があった。これは、フィー
ルド周期Tf が通常の値(16〜20msec)である
場合はあまり問題ないが、フィールド周期が通常の値よ
り長くなった場合はより問題になる。
ット用サブフィールド11aでの発光時間Tn が1であ
り、各非正規ビット用サブフィールド11b,11c,
12b,12cでの発光時間の総和Ts は1/2+1/
4+1/8+1/16=15/16であるので、Ts /
Tn =15/16<1である。このため、引き続くフレ
ームでそれぞれ同じ正規ビット相当の階調レベルの発光
を行なわせる場合(例えば引き続くフレームでそれぞれ
で発光時間1で発光を行なわせる場合)、特定のサブフ
ィールド(図11(A)では11aで示すサブフィール
ド)をフレーム周期にほぼ同期した状態で発光させるこ
ととなるので基本波成分が顕著となり、フリッカが非常
に目立つという第2の問題点があった。これは、フィー
ルド周期Tf が通常の値(16〜20msec)である
場合はあまり問題ないが、フィールド周期が通常の値よ
り長くなった場合はより問題になる。
【0021】この発明はこのような点に鑑みなされたも
のであり、したがってこの発明の目的は、2値のメモリ
機能を持つ表示装置で複数レベルの中間調を1フレーム
内の引き続く複数のフィールドの複数のサブフィール毎
の表示を組み合わせて表示する方法においてフリッカを
従来より低減することができる方法を提供することにあ
る。また、この発明の他の目的は、この発明の表示方法
の実施に好適な中間調画像表示装置を提供することにあ
る。
のであり、したがってこの発明の目的は、2値のメモリ
機能を持つ表示装置で複数レベルの中間調を1フレーム
内の引き続く複数のフィールドの複数のサブフィール毎
の表示を組み合わせて表示する方法においてフリッカを
従来より低減することができる方法を提供することにあ
る。また、この発明の他の目的は、この発明の表示方法
の実施に好適な中間調画像表示装置を提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、2値のメモリ機能を持つ表示装置で複数レベルの中
間調を1フレーム周期内の引き続く複数のフィールド
(ただし、フィールドとは一枚の画像を表示する周期で
ある。)各々の複数のサブフィールド(ただし、サブフ
ィールドとは二値画像を表示する周期である。)毎の表
示の残像を組み合わせて表示する中間調画像表示方法で
あって、前述の複数のフィールド各々は、最上位ビット
を表示するサブフィールドを含め正規のビットを表示す
る1つ以上の正規ビット用サブフィールドと、正規のビ
ット未満のビットを表示する少なくとも2つずつの非正
規ビット用サブフィールドとを持つ構成とされ、各非正
規ビット用サブフィールドでの表示時間は前記複数レベ
ルの中間調を得るために予め規定されている複数個の時
間から割り当てて設定されている構成の中間調画像表示
方法において、前述の割り当てを、前述の複数のフィー
ルド毎の少なくとも2つずつの非正規ビット用サブフィ
ールドの表示時間の総和同士が前述の複数のフィールド
間で最も平均化するように行なうことを特徴とする。た
だし、この出願においては、フィールドとは、一枚の画
像を表示する周期を意味し、サブフィールドとは二値画
像を表示する周期を意味する。すなわち、1フレーム周
期は複数のフィールド(以下、フィールド周期ともい
う。)からなり、1フィールドは複数のサブフィールド
(以下、サブフィールド周期ともいう。)からなる。
め、2値のメモリ機能を持つ表示装置で複数レベルの中
間調を1フレーム周期内の引き続く複数のフィールド
(ただし、フィールドとは一枚の画像を表示する周期で
ある。)各々の複数のサブフィールド(ただし、サブフ
ィールドとは二値画像を表示する周期である。)毎の表
示の残像を組み合わせて表示する中間調画像表示方法で
あって、前述の複数のフィールド各々は、最上位ビット
を表示するサブフィールドを含め正規のビットを表示す
る1つ以上の正規ビット用サブフィールドと、正規のビ
ット未満のビットを表示する少なくとも2つずつの非正
規ビット用サブフィールドとを持つ構成とされ、各非正
規ビット用サブフィールドでの表示時間は前記複数レベ
ルの中間調を得るために予め規定されている複数個の時
間から割り当てて設定されている構成の中間調画像表示
方法において、前述の割り当てを、前述の複数のフィー
ルド毎の少なくとも2つずつの非正規ビット用サブフィ
ールドの表示時間の総和同士が前述の複数のフィールド
間で最も平均化するように行なうことを特徴とする。た
だし、この出願においては、フィールドとは、一枚の画
像を表示する周期を意味し、サブフィールドとは二値画
像を表示する周期を意味する。すなわち、1フレーム周
期は複数のフィールド(以下、フィールド周期ともい
う。)からなり、1フィールドは複数のサブフィールド
(以下、サブフィールド周期ともいう。)からなる。
【0023】なお、この発明の実施に当たり、前述の正
規ビット用サブフィールドのうちの最下位のサブフィー
ルドでの表示時間をTn と表したとき、複数のフィール
ド全ての非正規用サブフィールドでの表示時間の総和T
s が下記(1)式を満足するように、各非正規用サブフ
ィールドでの表示時間を設定するのが好適である。
規ビット用サブフィールドのうちの最下位のサブフィー
ルドでの表示時間をTn と表したとき、複数のフィール
ド全ての非正規用サブフィールドでの表示時間の総和T
s が下記(1)式を満足するように、各非正規用サブフ
ィールドでの表示時間を設定するのが好適である。
【0024】また、上述した中間調画像表示方法を容易
に実施するため、中間調画像表示装置として、以下の構
成の装置を用意するのが良い。すなわち、2値のメモリ
機能を持ち、複数レベルの中間調を1フレーム周期内の
引き続く複数のフィールド(ただし、フィールドとは一
枚の画像を表示する周期である。)各々の複数のサブフ
ィールド(ただし、サブフィールドとは二値画像を表示
する周期である。)毎の表示の残像を組み合わせて表示
する中間調画像表示装置であって、前記複数のフィール
ド各々は、最上位ビットを表示するサブフィールドを含
め正規のビットを表示する1つ以上の正規ビット用サブ
フィールドと、正規のビット未満のビットを表示する少
なくとも2つずつの非正規ビット用サブフィールドとを
持つ構成とされ、各非正規ビット用サブフィールドでの
表示時間は前記複数レベルの中間調を得るために予め規
定されている複数個の時間から割り当てて設定されてい
る構成の中間調画像表示装置において、前記複数のフィ
ールド毎の少なくとも2つずつの非正規ビット用サブフ
ィールドの表示時間の総和同士が前記複数のフィールド
間で最も平均化するように、前記割り当てがされている
装置を用意するのが良い。このような中間調画像表示装
置は、好ましくは、前記正規ビット用サブフィールドの
うちの最下位のサブフィールドでの表示時間をTn と表
したとき、前記複数のフィールド全ての非正規ビット用
サブフィールドでの表示時間の総和Ts が下記(1)式
を満足するように、各非正規ビット用サブフィールドで
の表示時間が設定されている装置とするのが良い。 1≦Ts /Tn <2 ・・・(1) ここで、2値のメモリ機能を持つ表示装置とは、例え
ば、AC型のPDP、DC型の抵抗付きPDP、パルス
メモリ駆動法によって駆動されるDC型PDPなどの各
種PDP、これらPDPであって各セルに例えばフリッ
プフロップ等の回路から成るメモリ機能を持たせたも
の、アナログメモリにより1と0とに2値化して使用し
たものを挙げることができる。さらには、液晶表示装
置、発光ダイオード若しくはエレクトロルミネッセンス
を用いた表示装置、カー効果、ポッケルス効果若しくは
フランツケルディッシュ効果などを用いた表示装置を挙
げることができる。
に実施するため、中間調画像表示装置として、以下の構
成の装置を用意するのが良い。すなわち、2値のメモリ
機能を持ち、複数レベルの中間調を1フレーム周期内の
引き続く複数のフィールド(ただし、フィールドとは一
枚の画像を表示する周期である。)各々の複数のサブフ
ィールド(ただし、サブフィールドとは二値画像を表示
する周期である。)毎の表示の残像を組み合わせて表示
する中間調画像表示装置であって、前記複数のフィール
ド各々は、最上位ビットを表示するサブフィールドを含
め正規のビットを表示する1つ以上の正規ビット用サブ
フィールドと、正規のビット未満のビットを表示する少
なくとも2つずつの非正規ビット用サブフィールドとを
持つ構成とされ、各非正規ビット用サブフィールドでの
表示時間は前記複数レベルの中間調を得るために予め規
定されている複数個の時間から割り当てて設定されてい
る構成の中間調画像表示装置において、前記複数のフィ
ールド毎の少なくとも2つずつの非正規ビット用サブフ
ィールドの表示時間の総和同士が前記複数のフィールド
間で最も平均化するように、前記割り当てがされている
装置を用意するのが良い。このような中間調画像表示装
置は、好ましくは、前記正規ビット用サブフィールドの
うちの最下位のサブフィールドでの表示時間をTn と表
したとき、前記複数のフィールド全ての非正規ビット用
サブフィールドでの表示時間の総和Ts が下記(1)式
を満足するように、各非正規ビット用サブフィールドで
の表示時間が設定されている装置とするのが良い。 1≦Ts /Tn <2 ・・・(1) ここで、2値のメモリ機能を持つ表示装置とは、例え
ば、AC型のPDP、DC型の抵抗付きPDP、パルス
メモリ駆動法によって駆動されるDC型PDPなどの各
種PDP、これらPDPであって各セルに例えばフリッ
プフロップ等の回路から成るメモリ機能を持たせたも
の、アナログメモリにより1と0とに2値化して使用し
たものを挙げることができる。さらには、液晶表示装
置、発光ダイオード若しくはエレクトロルミネッセンス
を用いた表示装置、カー効果、ポッケルス効果若しくは
フランツケルディッシュ効果などを用いた表示装置を挙
げることができる。
【0025】
【作用】この発明の構成によれば、複数レベルの中間調
を得るために予め規定されている複数個の時間を引き続
く複数フィールドの各非正規ビット用サブフィールドの
発光時間として無作為に割り当てる場合に比べ、フリッ
カの指標となる基本周波数成分が少なくなるので、フリ
ッカ低減が図れる。
を得るために予め規定されている複数個の時間を引き続
く複数フィールドの各非正規ビット用サブフィールドの
発光時間として無作為に割り当てる場合に比べ、フリッ
カの指標となる基本周波数成分が少なくなるので、フリ
ッカ低減が図れる。
【0026】また、引き続く複数フィールドの各非正規
用サブフィールドでの表示時間を1≦Ts /Tn なる条
件が満たされるように設定する構成とした場合、1フレ
ーム中の引き続く複数のフィールド毎の、非正規ビット
用サブフィールド同士での表示を組み合わせることによ
り、正規のビットの最下位ビットを表示することが可能
になる。したがって、正規のビットの最下位ビット以上
の階調レベルの表示は、1フレーム中の各時間位置での
サブフィールドを適度に組み合わることで行なえるよう
になる。このため、例えばPDPを用い引き続くフレー
ムそれぞれで正規のビットに相当する階調レベル例えば
発光時間「1」に相当する階調レベルを表示する場合従
来法では図11(A)のように特定のサブフィールド1
1aをフレーム周期にほぼ同期した状態で発光させてい
たがこの発明ではこれを回避できる。これは、フリッカ
の指標となる基本周波数成分を少なくできることを意味
するのこれによってもフリッカ低減が図れる。
用サブフィールドでの表示時間を1≦Ts /Tn なる条
件が満たされるように設定する構成とした場合、1フレ
ーム中の引き続く複数のフィールド毎の、非正規ビット
用サブフィールド同士での表示を組み合わせることによ
り、正規のビットの最下位ビットを表示することが可能
になる。したがって、正規のビットの最下位ビット以上
の階調レベルの表示は、1フレーム中の各時間位置での
サブフィールドを適度に組み合わることで行なえるよう
になる。このため、例えばPDPを用い引き続くフレー
ムそれぞれで正規のビットに相当する階調レベル例えば
発光時間「1」に相当する階調レベルを表示する場合従
来法では図11(A)のように特定のサブフィールド1
1aをフレーム周期にほぼ同期した状態で発光させてい
たがこの発明ではこれを回避できる。これは、フリッカ
の指標となる基本周波数成分を少なくできることを意味
するのこれによってもフリッカ低減が図れる。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の中間調画像
表示方法の実施例について説明する。なお、説明に用い
る各図はこの発明が理解できる程度に概略的に示してあ
るにすぎない。また、以下の各実施例は静止画像或いは
ほぼ静止した画像を表示する例、即ち1フレーム中の引
き続く複数フィールドで信号が実質的に変わらない画像
を表示する例で考える。動画像の場合は引き続くフィー
ルド同士の信号は大幅に変化しその中間調レベルも引き
続くフィールド同士で変わってしまうからである。静止
画像であるので画像信号の標本化は原則としてフレーム
毎に行なうがフィールド毎に行なう場合でも勿論良い。
表示方法の実施例について説明する。なお、説明に用い
る各図はこの発明が理解できる程度に概略的に示してあ
るにすぎない。また、以下の各実施例は静止画像或いは
ほぼ静止した画像を表示する例、即ち1フレーム中の引
き続く複数フィールドで信号が実質的に変わらない画像
を表示する例で考える。動画像の場合は引き続くフィー
ルド同士の信号は大幅に変化しその中間調レベルも引き
続くフィールド同士で変わってしまうからである。静止
画像であるので画像信号の標本化は原則としてフレーム
毎に行なうがフィールド毎に行なう場合でも勿論良い。
【0028】1.第1実施例 第1実施例として、従来技術から容易に類推できるとし
て図11(A)を用いて説明した48階調が得られる表
示方法に対しこの発明を適用した例を説明する。
て図11(A)を用いて説明した48階調が得られる表
示方法に対しこの発明を適用した例を説明する。
【0029】図1は、その説明に供する図であり、第1
実施例の表示方法でのフィールド、サブフィールド、各
サブフィールドに設定されている表示時間(以下、PD
Pを想定し「発光時間」という。)それぞれの説明図で
ある。
実施例の表示方法でのフィールド、サブフィールド、各
サブフィールドに設定されている表示時間(以下、PD
Pを想定し「発光時間」という。)それぞれの説明図で
ある。
【0030】この第1実施例では、図1のように、1フ
レームを第1フィールド21及び第2フィールド22の
2つのフィールドで構成し、さらに、第1フィールド2
1を第1〜第3の3つのサブフィールド21a〜21c
で構成し、第2フィールド22を第1〜第3の3つのサ
ブフィールド22a〜22cで構成してある。フィール
ド数やサブフィールドの数、各サブフィールドのうちの
どれが正規ビット用でどれが非正規ビット用なのか等に
ついては図11(A)の場合と同じである。
レームを第1フィールド21及び第2フィールド22の
2つのフィールドで構成し、さらに、第1フィールド2
1を第1〜第3の3つのサブフィールド21a〜21c
で構成し、第2フィールド22を第1〜第3の3つのサ
ブフィールド22a〜22cで構成してある。フィール
ド数やサブフィールドの数、各サブフィールドのうちの
どれが正規ビット用でどれが非正規ビット用なのか等に
ついては図11(A)の場合と同じである。
【0031】この第1実施例の表示方法の、図11
(A)の場合との相違点は、非正規ビット用サブフィー
ルドでの発光時間の割り当て方である。
(A)の場合との相違点は、非正規ビット用サブフィー
ルドでの発光時間の割り当て方である。
【0032】この第1実施例では、48階調を得るため
に非正規ビット用サブフィールドでの発光時間として予
め規定されている複数個の発光時間(この場合、1/
2,1/4,1/8,1/16の4つの発光時間)を第
1のフィールド及び第2のフィールドの各非正規ビット
用サブフィールドに割り当てる際に、第1フィールド2
1の第1及び第2の非正規ビット用サブフィールド21
b,21cの各表示時間の総和と、第2フィールド22
の第1及び第2の非正規ビット用サブフィールド22
b,22cの各表示時間の総和とが平均化するように行
なってあることである。具体的には、第1のフィールド
21の第2サブフィールド21bでの発光時間を1/
2、第3サブフィールド21cでの発光時間を1/16
にそれぞれ設定し、第2のフィールド22の第2サブフ
ィールド22bでの発光時間を1/4、第3サブフィー
ルド22cでの発光時間を1/8にそれぞれ設定してあ
る。
に非正規ビット用サブフィールドでの発光時間として予
め規定されている複数個の発光時間(この場合、1/
2,1/4,1/8,1/16の4つの発光時間)を第
1のフィールド及び第2のフィールドの各非正規ビット
用サブフィールドに割り当てる際に、第1フィールド2
1の第1及び第2の非正規ビット用サブフィールド21
b,21cの各表示時間の総和と、第2フィールド22
の第1及び第2の非正規ビット用サブフィールド22
b,22cの各表示時間の総和とが平均化するように行
なってあることである。具体的には、第1のフィールド
21の第2サブフィールド21bでの発光時間を1/
2、第3サブフィールド21cでの発光時間を1/16
にそれぞれ設定し、第2のフィールド22の第2サブフ
ィールド22bでの発光時間を1/4、第3サブフィー
ルド22cでの発光時間を1/8にそれぞれ設定してあ
る。
【0033】各非正規ビット用サブフィールドでの発光
時間を上述のように設定すると、第1のフィールド21
の第2及び第3サブフィールド21b,21cでの各発
光時間の総和が7/16となり、第2のフィールド22
の第1及び第2サブフィールド22b,22cでの各発
光時間の総和が6/16となる。図11(A)の場合が
第1のフィールド11の第2及び第3サブフィールド1
1b,11cでの各発光時間の総和が12/16であ
り、第2のフィールド12の第1及び第2サブフィール
ド12b,12cでの各発光時間の総和が3/16であ
ったのに比べると、実施例の方が上記平均化が図れてい
ることが分かる。
時間を上述のように設定すると、第1のフィールド21
の第2及び第3サブフィールド21b,21cでの各発
光時間の総和が7/16となり、第2のフィールド22
の第1及び第2サブフィールド22b,22cでの各発
光時間の総和が6/16となる。図11(A)の場合が
第1のフィールド11の第2及び第3サブフィールド1
1b,11cでの各発光時間の総和が12/16であ
り、第2のフィールド12の第1及び第2サブフィール
ド12b,12cでの各発光時間の総和が3/16であ
ったのに比べると、実施例の方が上記平均化が図れてい
ることが分かる。
【0034】この第1実施例の場合、1/2の発光時間
が設定されているサブフィールドと、1/4の発光時間
が設定されているサブフィールドとを両方光らせる必要
がある中間調レベルの表示を行なう場合、これらサブフ
ィールドが別々のフィールドに所属するようにしてある
で両発光時間の差(1/4)の分だけがフリッカ量に寄
与する。しかし、図11(A)の場合は1/2+1/4
=3/4がフリッカ量に寄与していたことを考えると、
この第1実施例でのフリッカ量は図11(A)に比べ1
/3になることが分かる。
が設定されているサブフィールドと、1/4の発光時間
が設定されているサブフィールドとを両方光らせる必要
がある中間調レベルの表示を行なう場合、これらサブフ
ィールドが別々のフィールドに所属するようにしてある
で両発光時間の差(1/4)の分だけがフリッカ量に寄
与する。しかし、図11(A)の場合は1/2+1/4
=3/4がフリッカ量に寄与していたことを考えると、
この第1実施例でのフリッカ量は図11(A)に比べ1
/3になることが分かる。
【0035】後記の表1に、この第1実施例の表示方法
による黒レベルを除く47階調の表示方法を示す。な
お、表1において、1Aは第1フィールドの第1サブフ
ィールドの駆動状態を示す項、1/2は第1フィールド
の第2サブフィールドの駆動状態を示す項、1/16は
第1フィールドの第3サブフィールドの駆動状態を示す
項、1Bは第2フィールドの第1サブフィールドの駆動
状態を示す項、1/4は第2フィールドの第2サブフィ
ールドの駆動状態を示す項、1/8は第2フィールドの
第3サブフィールドの駆動状態を示す項である。さら
に、各項で○が記されいるところはそのサブフィールド
でセルが発光することを意味し、(○)はその中間調レ
ベルにおいて1Aのサブフィールド及び1Bのサブフィ
ールドのいずれのサブフィールドを駆動しても良いこと
を意味する(以下の該当表において同じ。)。また、こ
の表1及び以下の各表においてAとかBを付して表記し
てあるサブフィールドが正規ビット用サブフィールドで
ある。
による黒レベルを除く47階調の表示方法を示す。な
お、表1において、1Aは第1フィールドの第1サブフ
ィールドの駆動状態を示す項、1/2は第1フィールド
の第2サブフィールドの駆動状態を示す項、1/16は
第1フィールドの第3サブフィールドの駆動状態を示す
項、1Bは第2フィールドの第1サブフィールドの駆動
状態を示す項、1/4は第2フィールドの第2サブフィ
ールドの駆動状態を示す項、1/8は第2フィールドの
第3サブフィールドの駆動状態を示す項である。さら
に、各項で○が記されいるところはそのサブフィールド
でセルが発光することを意味し、(○)はその中間調レ
ベルにおいて1Aのサブフィールド及び1Bのサブフィ
ールドのいずれのサブフィールドを駆動しても良いこと
を意味する(以下の該当表において同じ。)。また、こ
の表1及び以下の各表においてAとかBを付して表記し
てあるサブフィールドが正規ビット用サブフィールドで
ある。
【0036】また、後記の表2に、図11(A)を用い
て説明した従来表示方法での表示方法を表1の表記方法
と同様な表記方法によって示した。
て説明した従来表示方法での表示方法を表1の表記方法
と同様な表記方法によって示した。
【0037】2.第2実施例 図2は第2実施例の説明に供する図1と同様な説明図で
ある。
ある。
【0038】この第2実施例は第1フィールド21を第
1〜第4の4つのサブフィールド21a〜21dで構成
し、第2フィールド21を第1〜第4の4つのサブフィ
ールド22a〜21dで構成し、かつ、192階調が得
られる表示方法の例である。正規ビット用サブフィール
ドは、第1及び第2フィールド21,22共に第1サブ
フィールド21a,22aであり、残りのサブフィール
ドが非正規ビット用サブフィールドである。
1〜第4の4つのサブフィールド21a〜21dで構成
し、第2フィールド21を第1〜第4の4つのサブフィ
ールド22a〜21dで構成し、かつ、192階調が得
られる表示方法の例である。正規ビット用サブフィール
ドは、第1及び第2フィールド21,22共に第1サブ
フィールド21a,22aであり、残りのサブフィール
ドが非正規ビット用サブフィールドである。
【0039】この第2実施例では、192階調を得るた
めに非正規ビット用サブフィールドでの発光時間として
予め規定されている複数個の発光時間(この場合、1/
2,1/4,1/8,1/16,1/32,1/64の
6つの発光時間)を、第1のフィールド及び第2のフィ
ールドの各非正規ビット用サブフィールドに割り当てる
際に、第1のフィールド21の第2サブフィールド21
bでの発光時間を1/2、第3サブフィールド21cで
の発光時間を1/32、第4サブフィールド21dでの
発光時間を1/64にそれぞれ設定し、第2のフィール
ド22の第2サブフィールド22bでの発光時間を1/
4、第3サブフィールド22cでの発光時間を1/8、
第4サブフィールド22dでの発光時間を1/16にそ
れぞれ設定してある。
めに非正規ビット用サブフィールドでの発光時間として
予め規定されている複数個の発光時間(この場合、1/
2,1/4,1/8,1/16,1/32,1/64の
6つの発光時間)を、第1のフィールド及び第2のフィ
ールドの各非正規ビット用サブフィールドに割り当てる
際に、第1のフィールド21の第2サブフィールド21
bでの発光時間を1/2、第3サブフィールド21cで
の発光時間を1/32、第4サブフィールド21dでの
発光時間を1/64にそれぞれ設定し、第2のフィール
ド22の第2サブフィールド22bでの発光時間を1/
4、第3サブフィールド22cでの発光時間を1/8、
第4サブフィールド22dでの発光時間を1/16にそ
れぞれ設定してある。
【0040】これにより、第1フィールド21の全非正
規ビット用サブフィールド21b〜21dの各表示時間
の総和と、第2フィールド22の全非正規ビット用サブ
フィールド22b〜22dの各表示時間の総和とが最も
平均化する。
規ビット用サブフィールド21b〜21dの各表示時間
の総和と、第2フィールド22の全非正規ビット用サブ
フィールド22b〜22dの各表示時間の総和とが最も
平均化する。
【0041】3.第3実施例 図3は第3実施例の説明に供する図1と同様な説明図で
ある。
ある。
【0042】この第3実施例は1フレームを第1〜第3
の3つのフィールド21〜23で構成しかつ各フィール
ド21〜23各々は第1〜第3の3つのサブフィールド
21a〜21c(22a〜22c,23a〜23c)で
構成し、かつ、256階調が得られる表示方法の例であ
る。正規ビット用サブフィールドは、第1〜第3フィー
ルド21〜23共に第1サブフィールド21a,22
a,23aであり、残りのサブフィールドが非正規ビッ
ト用サブフィールドである。
の3つのフィールド21〜23で構成しかつ各フィール
ド21〜23各々は第1〜第3の3つのサブフィールド
21a〜21c(22a〜22c,23a〜23c)で
構成し、かつ、256階調が得られる表示方法の例であ
る。正規ビット用サブフィールドは、第1〜第3フィー
ルド21〜23共に第1サブフィールド21a,22
a,23aであり、残りのサブフィールドが非正規ビッ
ト用サブフィールドである。
【0043】この第3実施例では、256階調を得るた
めに非正規ビット用サブフィールドでの発光時間として
予め規定されている複数個の発光時間(この場合、1/
2,1/4,1/8,1/16,1/32,1/64の
6つの発光時間)を、第1〜第3のフィールドの各非正
規ビット用サブフィールドに割り当てる際に、第1のフ
ィールド21の第2サブフィールド21bでの発光時間
を1/2、第3サブフィールド21cでの発光時間を1
/64にそれぞれ設定し、第2のフィールド22の第2
サブフィールド22bでの発光時間を1/4、第3サブ
フィールド22cでの発光時間を1/32にそれぞれ設
定し、第3のフィールド23の第2サブフィールド23
bでの発光時間を1/8、第3サブフィールド23cで
の発光時間を1/16にそれぞれ設定してある。
めに非正規ビット用サブフィールドでの発光時間として
予め規定されている複数個の発光時間(この場合、1/
2,1/4,1/8,1/16,1/32,1/64の
6つの発光時間)を、第1〜第3のフィールドの各非正
規ビット用サブフィールドに割り当てる際に、第1のフ
ィールド21の第2サブフィールド21bでの発光時間
を1/2、第3サブフィールド21cでの発光時間を1
/64にそれぞれ設定し、第2のフィールド22の第2
サブフィールド22bでの発光時間を1/4、第3サブ
フィールド22cでの発光時間を1/32にそれぞれ設
定し、第3のフィールド23の第2サブフィールド23
bでの発光時間を1/8、第3サブフィールド23cで
の発光時間を1/16にそれぞれ設定してある。
【0044】これにより、第1フィールド21の全非正
規ビット用サブフィールド21b,21cの各表示時間
の総和と、第2フィールド22の全非正規ビット用サブ
フィールド22b,22cの各表示時間の総和と、第3
フィールド23の全非正規ビット用サブフィールド23
b,23cの各表示時間の総和とが最も平均化する。
規ビット用サブフィールド21b,21cの各表示時間
の総和と、第2フィールド22の全非正規ビット用サブ
フィールド22b,22cの各表示時間の総和と、第3
フィールド23の全非正規ビット用サブフィールド23
b,23cの各表示時間の総和とが最も平均化する。
【0045】4.第4実施例 図4は第4実施例の説明に供する図1と同様な説明図で
ある。
ある。
【0046】この第4実施例は、1フレームを2つのフ
ィールド21、22で構成し、各フィールドを4つのサ
ブフィールドで構成し各フィールドの第1及び第2サブ
フィールドを正規ビット用サブフレームとしている例で
ある。階調数は128の例である。
ィールド21、22で構成し、各フィールドを4つのサ
ブフィールドで構成し各フィールドの第1及び第2サブ
フィールドを正規ビット用サブフレームとしている例で
ある。階調数は128の例である。
【0047】この第4実施例では、128階調を得るた
めに非正規ビット用サブフィールドでの発光時間として
予め規定されている複数個の発光時間(この場合、1/
4,1/8,1/16,1/32の4つの発光時間)
を、第1及び第2のフィールドの各非正規ビット用サブ
フィールドに割り当てる際に、第1のフィールド21の
第3サブフィールド21cでの発光時間を1/4、第4
サブフィールド21dでの発光時間を1/32にそれぞ
れ設定し、第2のフィールド22の第3サブフィールド
22cでの発光時間を1/8、第4サブフィールド22
dでの発光時間を1/16にそれぞれ設定してある。
めに非正規ビット用サブフィールドでの発光時間として
予め規定されている複数個の発光時間(この場合、1/
4,1/8,1/16,1/32の4つの発光時間)
を、第1及び第2のフィールドの各非正規ビット用サブ
フィールドに割り当てる際に、第1のフィールド21の
第3サブフィールド21cでの発光時間を1/4、第4
サブフィールド21dでの発光時間を1/32にそれぞ
れ設定し、第2のフィールド22の第3サブフィールド
22cでの発光時間を1/8、第4サブフィールド22
dでの発光時間を1/16にそれぞれ設定してある。
【0048】これにより、第1フィールド21の全非正
規ビット用サブフィールド21c,21dの各表示時間
の総和と、第2フィールド22の全非正規ビット用サブ
フィールド22c,22dの各表示時間の総和とが最も
平均化する。
規ビット用サブフィールド21c,21dの各表示時間
の総和と、第2フィールド22の全非正規ビット用サブ
フィールド22c,22dの各表示時間の総和とが最も
平均化する。
【0049】5.第5実施例 上述の第1〜第4実施例それぞれでは、各フィールド毎
の非正規ビット用サブフィールドでの発光時間の総和同
士がこれらフィールド間で平均化するようにしてはある
が、正規ビット用サブフィールドのうちの最下位のサブ
フィールド(第1〜第3実施例では第1サブフィール
ド、第4実施例では第2サブフィールドのこと。)での
発光時間をTn とし、引き続くフィールド全ての各非正
規ビット用サブフィールドでの発光時間の総和Ts (例
えば第1実施例の例では21b,21c,22b,22
cの4つのサブフィールドでの発光時間の総和)とした
とき、両者の関係はTs /Tn <1であった。
の非正規ビット用サブフィールドでの発光時間の総和同
士がこれらフィールド間で平均化するようにしてはある
が、正規ビット用サブフィールドのうちの最下位のサブ
フィールド(第1〜第3実施例では第1サブフィール
ド、第4実施例では第2サブフィールドのこと。)での
発光時間をTn とし、引き続くフィールド全ての各非正
規ビット用サブフィールドでの発光時間の総和Ts (例
えば第1実施例の例では21b,21c,22b,22
cの4つのサブフィールドでの発光時間の総和)とした
とき、両者の関係はTs /Tn <1であった。
【0050】この第5実施例では、各フィールド毎の非
正規ビット用サブフィールドでの発光時間の総和同士が
これらフィールド間で平均化することに加えて、1≦T
s /Tn <2を満足するように、各発光時間を設定す
る。
正規ビット用サブフィールドでの発光時間の総和同士が
これらフィールド間で平均化することに加えて、1≦T
s /Tn <2を満足するように、各発光時間を設定す
る。
【0051】図5はその説明に供するであり、46階調
を得る場合の例である。
を得る場合の例である。
【0052】1フレームを第1フィールド21及び第2
フィールド22の2つのフィールドで構成し、さらに、
第1フィールド21を第1〜第3の3つのサブフィール
ド21a〜21cで構成し、第2フィールド22を第1
〜第3の3つのサブフィールド22a〜22cで構成し
てある。各フィールド21,22の第1のサブフィール
ド21a,22a各々が正規ビット用サブフィールドで
ありかつそのうちの最下位ビット用サブフィールドに相
当する。
フィールド22の2つのフィールドで構成し、さらに、
第1フィールド21を第1〜第3の3つのサブフィール
ド21a〜21cで構成し、第2フィールド22を第1
〜第3の3つのサブフィールド22a〜22cで構成し
てある。各フィールド21,22の第1のサブフィール
ド21a,22a各々が正規ビット用サブフィールドで
ありかつそのうちの最下位ビット用サブフィールドに相
当する。
【0053】ここで、Tn は1である。また、46階調
が得られるように然も1≦Ts /Tn <2を満足できる
ようにするために、非正規ビット用サブフィールドでの
発光時間として、1/15,2/15,4/15,8/
15の4つの発光時間が予め規定してある。したがっ
て、Ts =1/15+2/15+4/15+8/15=
15/15=1となり、Tn =1であるので、Ts /T
n =1となる。
が得られるように然も1≦Ts /Tn <2を満足できる
ようにするために、非正規ビット用サブフィールドでの
発光時間として、1/15,2/15,4/15,8/
15の4つの発光時間が予め規定してある。したがっ
て、Ts =1/15+2/15+4/15+8/15=
15/15=1となり、Tn =1であるので、Ts /T
n =1となる。
【0054】また、第1のフィールド21の第2サブフ
ィールド21bでの発光時間を8/15、第3サブフィ
ールド21cでの発光時間を1/15にそれぞれ設定
し、第2のフィールド22の第2サブフィールド22b
での発光時間を4/15、第3サブフィールド22cで
の発光時間を2/15にそれぞれ設定してある。
ィールド21bでの発光時間を8/15、第3サブフィ
ールド21cでの発光時間を1/15にそれぞれ設定
し、第2のフィールド22の第2サブフィールド22b
での発光時間を4/15、第3サブフィールド22cで
の発光時間を2/15にそれぞれ設定してある。
【0055】各非正規ビット用サブフィールドで発光時
間をこのように設定してあるので、1≦Ts /Tn <2
を満足でき、かつ、第1フィールド21の全非正規ビッ
ト用サブフィールド21b,21cの各表示時間の総和
と、第2フィールド22の全非正規ビット用サブフィー
ルド22b,22cの各表示時間の総和とが最も平均化
する。後記の表3に、この第5実施例の表示方法による
黒レベルを除く45階調の表示方法を示す。
間をこのように設定してあるので、1≦Ts /Tn <2
を満足でき、かつ、第1フィールド21の全非正規ビッ
ト用サブフィールド21b,21cの各表示時間の総和
と、第2フィールド22の全非正規ビット用サブフィー
ルド22b,22cの各表示時間の総和とが最も平均化
する。後記の表3に、この第5実施例の表示方法による
黒レベルを除く45階調の表示方法を示す。
【0056】この第5実施例では、発光時間「1」に対
応する中間調レベルを表示する場合は、各非正規ビット
用サブフィールド21b,21c,22b,22cで夫
々セルを発光させれば良い。このように、1フレーム中
に分散する8/15の幅の発光、1/15の幅の発光、
4/15の幅の発光及び2/15の幅の発光を合わせて
発光時間「1」を得ると、引き続くフレームで発光時間
「1」に対応する中間調レベルを表示する場合、図11
(A)のように特定のサブフィールド11aを発光させ
る方法に比べて基本波成分が少なくなる。したがって、
よりフリッカが低減できる。
応する中間調レベルを表示する場合は、各非正規ビット
用サブフィールド21b,21c,22b,22cで夫
々セルを発光させれば良い。このように、1フレーム中
に分散する8/15の幅の発光、1/15の幅の発光、
4/15の幅の発光及び2/15の幅の発光を合わせて
発光時間「1」を得ると、引き続くフレームで発光時間
「1」に対応する中間調レベルを表示する場合、図11
(A)のように特定のサブフィールド11aを発光させ
る方法に比べて基本波成分が少なくなる。したがって、
よりフリッカが低減できる。
【0057】この第5実施例の考え方を適用した他の例
として、例えば、1フレームを第1及び第2の2つのフ
ィールドで構成し、これら第1及び第2フィールドはそ
れぞれ第1〜第3の3つのサブフィールドで構成し、か
つ、第1フィールドの第1サブフィールドから第2フィ
ールドの第3サブフィールドまでの各サブフィールドで
の発光時間をこの順に、1,8/12,1/12,1,
4/12,2/12に設定した例、あるいは、1,7/
12,1/12,1,4/12,2/12に設定した例
を挙げることができる。
として、例えば、1フレームを第1及び第2の2つのフ
ィールドで構成し、これら第1及び第2フィールドはそ
れぞれ第1〜第3の3つのサブフィールドで構成し、か
つ、第1フィールドの第1サブフィールドから第2フィ
ールドの第3サブフィールドまでの各サブフィールドで
の発光時間をこの順に、1,8/12,1/12,1,
4/12,2/12に設定した例、あるいは、1,7/
12,1/12,1,4/12,2/12に設定した例
を挙げることができる。
【0058】前者の例は40階調を得るために非正規ビ
ット用サブフィールドの発光時間として1/12,2/
12,4/12,8/12の4つの時間が予め規定され
ておりこれらを各サブフィールドでの発光時間が平均化
するように割り当てた例である。また、後者の例は39
階調を得るために非正規ビット用サブフィールドの発光
時間として1/12,2/12,4/12,7/12の
4つの時間が予め規定されておりこれらを各サブフィー
ルドでの発光時間が平均化するように割り当てた例であ
る。さらに、前者の例は、Tn =1、Ts =8/12+
1/12+4/12+2/12=15/12の例であ
り、Ts /Tn =5/4>1の例に相当する。また、後
者の例は、Tn =1、Ts =7/12+1/12+4/
12+2/12=14/12の例であり、Ts /Tn =
14/12>1の例に相当する。後記の表4に、この第
5実施例の他の表示方法のこの前者の表示方法による黒
レベルを除く39階調の表示方法を示す。
ット用サブフィールドの発光時間として1/12,2/
12,4/12,8/12の4つの時間が予め規定され
ておりこれらを各サブフィールドでの発光時間が平均化
するように割り当てた例である。また、後者の例は39
階調を得るために非正規ビット用サブフィールドの発光
時間として1/12,2/12,4/12,7/12の
4つの時間が予め規定されておりこれらを各サブフィー
ルドでの発光時間が平均化するように割り当てた例であ
る。さらに、前者の例は、Tn =1、Ts =8/12+
1/12+4/12+2/12=15/12の例であ
り、Ts /Tn =5/4>1の例に相当する。また、後
者の例は、Tn =1、Ts =7/12+1/12+4/
12+2/12=14/12の例であり、Ts /Tn =
14/12>1の例に相当する。後記の表4に、この第
5実施例の他の表示方法のこの前者の表示方法による黒
レベルを除く39階調の表示方法を示す。
【0059】前者及び後者の何れの場合も、図5を用い
て説明した例と同様な効果が得られる。
て説明した例と同様な効果が得られる。
【0060】6.第6実施例 発光時間が不足する場合にこれを補う方法として従来か
らMSBを表示するサブフィールドの発光時間をアドレ
ス走査時間T(第5実施例までにおいてはサブフィール
ド周期とも称していた。)の2倍にとる方法が採られて
いた(図6のMSBのサブフィールド参照。)。しか
し、通常このようにするとサブフィールド数が減るので
階調数は減る。ところが、発光時間を補正するための上
記方法にこの発明の表示方法を併用するとこれを防げ
る。これについて説明する。図6はその説明に供する図
である。
らMSBを表示するサブフィールドの発光時間をアドレ
ス走査時間T(第5実施例までにおいてはサブフィール
ド周期とも称していた。)の2倍にとる方法が採られて
いた(図6のMSBのサブフィールド参照。)。しか
し、通常このようにするとサブフィールド数が減るので
階調数は減る。ところが、発光時間を補正するための上
記方法にこの発明の表示方法を併用するとこれを防げ
る。これについて説明する。図6はその説明に供する図
である。
【0061】図6の例は、MSBに相当する第1のサブ
フィールドでの発光時間を2とした例である。然も、8
8階調を得るために非正規ビット用サブフィールドでの
発光時間として予め規定された1/12,2/12,4
/12,8/12の4つの時間を各サブフィールドでの
発光時間が平均化するように割り当てた例である。具体
的には、第1のフィールド21の非正規ビット用サブフ
ィールドに当たる第3及び第4サブフィールド21c,
21dでの発光時間をそれぞれ8/12,1/12に設
定し、第2のフィールド22の非正規ビット用サブフィ
ールドに当たる第3及び第4サブフィールド22c,2
2dでの発光時間をそれぞれ4/12,2/12に設定
している。こうすると、図9を用いて説明した従来方法
では24 =16階調しかとれなかったところが、87/
12÷1/12+1=88の階調がとれるようになる。
この場合、1フレームは10Tの幅を持ちかつ各サブフ
ィールドが全て発光した際の総発光時間は7+3/12
であるので(図6参照。)、最大発光時間率は(7+3
/12)T/10T≒3/4となる。
フィールドでの発光時間を2とした例である。然も、8
8階調を得るために非正規ビット用サブフィールドでの
発光時間として予め規定された1/12,2/12,4
/12,8/12の4つの時間を各サブフィールドでの
発光時間が平均化するように割り当てた例である。具体
的には、第1のフィールド21の非正規ビット用サブフ
ィールドに当たる第3及び第4サブフィールド21c,
21dでの発光時間をそれぞれ8/12,1/12に設
定し、第2のフィールド22の非正規ビット用サブフィ
ールドに当たる第3及び第4サブフィールド22c,2
2dでの発光時間をそれぞれ4/12,2/12に設定
している。こうすると、図9を用いて説明した従来方法
では24 =16階調しかとれなかったところが、87/
12÷1/12+1=88の階調がとれるようになる。
この場合、1フレームは10Tの幅を持ちかつ各サブフ
ィールドが全て発光した際の総発光時間は7+3/12
であるので(図6参照。)、最大発光時間率は(7+3
/12)T/10T≒3/4となる。
【0062】7.第7実施例 また、この発明の中間調画像表示方法は、引き続く複数
のフィールド各々がMSBを表示するサブフィールドを
2つずつ持つ構成の表示方法にも適用できる。この第7
実施例はこの例である。図7はその説明に供する図であ
り、各サブフィールドでの発光時間を示す図である。
のフィールド各々がMSBを表示するサブフィールドを
2つずつ持つ構成の表示方法にも適用できる。この第7
実施例はこの例である。図7はその説明に供する図であ
り、各サブフィールドでの発光時間を示す図である。
【0063】この第7実施例は、第6実施例に似ている
が、MSBを表示する2つのサブフィールドをそれぞれ
独立にアドレスできその際にもフリッカを従来より低減
できるという利点がある。PDPでカラー表示を行なう
場合で各色のセル数が異なる場合、例えば、緑色セル
(Gセル)数:赤色セル(Rセル)数:青色セル(Bセ
ル)数=2:1:1の場合で各色セルの発光効率がほぼ
同じ場合発光時間比は逆に約1:2:2の比にする必要
がある。このような場合に便利である。この場合、図7
に示すように発光時間を設定しておきGセルについては
図7のM1 のサブフィールドでは発光させないことによ
りほぼ上記発光時間比が得られる。しかも階調も充分に
得られかつフリッカも従来より低減できる。
が、MSBを表示する2つのサブフィールドをそれぞれ
独立にアドレスできその際にもフリッカを従来より低減
できるという利点がある。PDPでカラー表示を行なう
場合で各色のセル数が異なる場合、例えば、緑色セル
(Gセル)数:赤色セル(Rセル)数:青色セル(Bセ
ル)数=2:1:1の場合で各色セルの発光効率がほぼ
同じ場合発光時間比は逆に約1:2:2の比にする必要
がある。このような場合に便利である。この場合、図7
に示すように発光時間を設定しておきGセルについては
図7のM1 のサブフィールドでは発光させないことによ
りほぼ上記発光時間比が得られる。しかも階調も充分に
得られかつフリッカも従来より低減できる。
【0064】図7の構成では緑色は128階調とれ、赤
色および青色それぞれは192階調とれる。
色および青色それぞれは192階調とれる。
【0065】8.第8実施例 また、これまでの各実施例ではPDPの全行毎の第1サ
ブフィールドの書き込みが終わった後に全行毎の第2サ
ブフィールドの書き込みを行なう例にこの発明を適用し
ていた。しかし、図8に示すような、PDPの全行毎の
第1サブフィールドの書き込み途中に全行毎の第2サブ
フィールドの書き込みを開始するような変形されたパネ
ル駆動方法(例えば文献:信学会画像工学研資料IT−
72−45(1973))に対してもこの発明は適用で
きる。
ブフィールドの書き込みが終わった後に全行毎の第2サ
ブフィールドの書き込みを行なう例にこの発明を適用し
ていた。しかし、図8に示すような、PDPの全行毎の
第1サブフィールドの書き込み途中に全行毎の第2サブ
フィールドの書き込みを開始するような変形されたパネ
ル駆動方法(例えば文献:信学会画像工学研資料IT−
72−45(1973))に対してもこの発明は適用で
きる。
【0066】その場合も、図8のように、各非正規ビッ
ト用サブフィール21c,21d,22c,22dでの
各発光時間は、複数レベルの中間調を得るために予め規
定されている複数個の時間(図8の場合では、8/1
5,1/15,4/15,2/15の4つの時間)か
ら、第1フィールド21の各非正規ビット用サブフィー
ルド21c,21dでの発光時間の総和と、第2フィー
ルド22の各非正規ビット用サブフィールド22c,2
2dでの発光時間の総和とが最も平均化するように割り
当てる。また、図8の例では、さらに、第1フィールド
21及び第2フィールド22の非正規ビット用サブフィ
ールドでの発光時間の総和Tsを1≦Ts /Tn <2と
なるように、具体的には、Tn =1であり、Ts =8/
15+1/15+4/15+2/15=15/15=1
であるので、Ts /Tn =1に設定してある。
ト用サブフィール21c,21d,22c,22dでの
各発光時間は、複数レベルの中間調を得るために予め規
定されている複数個の時間(図8の場合では、8/1
5,1/15,4/15,2/15の4つの時間)か
ら、第1フィールド21の各非正規ビット用サブフィー
ルド21c,21dでの発光時間の総和と、第2フィー
ルド22の各非正規ビット用サブフィールド22c,2
2dでの発光時間の総和とが最も平均化するように割り
当てる。また、図8の例では、さらに、第1フィールド
21及び第2フィールド22の非正規ビット用サブフィ
ールドでの発光時間の総和Tsを1≦Ts /Tn <2と
なるように、具体的には、Tn =1であり、Ts =8/
15+1/15+4/15+2/15=15/15=1
であるので、Ts /Tn =1に設定してある。
【0067】上述においてはこの発明の中間調画像表示
方法の各実施例について説明した。しかし、この発明は
上述の実施例に限られない。
方法の各実施例について説明した。しかし、この発明は
上述の実施例に限られない。
【0068】例えば、上述の各実施例では正規ビット用
サブフィールドの2ビット目のサブフィールド(例えば
図6の第2のサブフィールド21b,22bなど)をM
SBの次に位置させる構成としていた。しかし、正規の
ビットの2ビット目をMSBの次に位置させる必要は必
ずしもない。正規のビットの2ビット目をMSBの次に
位置させる必要がないこと及びその場合の方法は周知で
あるのでその説明は省略する。
サブフィールドの2ビット目のサブフィールド(例えば
図6の第2のサブフィールド21b,22bなど)をM
SBの次に位置させる構成としていた。しかし、正規の
ビットの2ビット目をMSBの次に位置させる必要は必
ずしもない。正規のビットの2ビット目をMSBの次に
位置させる必要がないこと及びその場合の方法は周知で
あるのでその説明は省略する。
【0069】また、上述においては、静止画像或いはほ
ぼ静止した画像の中間調を表示する例を考えた。動画像
の場合は引き続くフィールド同士の信号が大幅に変化し
その中間調レベルも引き続くフィールド同士で変わって
しまうからである。しかし、原画像の中間調を再現良く
表示できるかどうかの問題は残るが、この発明の方法は
動画像にも勿論適用できる。例えば、引き続くフィール
ド毎に各ビットの信号をそのまま使用すれば表示は可能
である。ただし、この場合、引き続くフィールド毎の画
像が持つ各中間調の合成された中間調となってしまう。
原画像の信号に最も近い値に補正した信号を用いるよう
にすることも考えられる。
ぼ静止した画像の中間調を表示する例を考えた。動画像
の場合は引き続くフィールド同士の信号が大幅に変化し
その中間調レベルも引き続くフィールド同士で変わって
しまうからである。しかし、原画像の中間調を再現良く
表示できるかどうかの問題は残るが、この発明の方法は
動画像にも勿論適用できる。例えば、引き続くフィール
ド毎に各ビットの信号をそのまま使用すれば表示は可能
である。ただし、この場合、引き続くフィールド毎の画
像が持つ各中間調の合成された中間調となってしまう。
原画像の信号に最も近い値に補正した信号を用いるよう
にすることも考えられる。
【0070】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の中間調画像表示方法によれば、引き続く複数フ
ィールドの各非正規ビット用サブフィールドでの表示時
間は、複数レベルの中間調を得るために予め規定されて
いる複数個の時間を、複数のフィールド毎の非正規ビッ
ト用サブフィールドの表示時間の総和同士が前記複数の
フィールド間で最も平均化するように割り当ることによ
って設定している。このため、複数レベルの中間調を得
るために予め規定されている複数個の時間を引き続く複
数フィールドの各非正規ビット用サブフィールドの発光
時間として無作為に割り当てる場合に比べ、フリッカの
指標となる基本周波数成分が少なくなるので、フリッカ
低減が図れる。
の発明の中間調画像表示方法によれば、引き続く複数フ
ィールドの各非正規ビット用サブフィールドでの表示時
間は、複数レベルの中間調を得るために予め規定されて
いる複数個の時間を、複数のフィールド毎の非正規ビッ
ト用サブフィールドの表示時間の総和同士が前記複数の
フィールド間で最も平均化するように割り当ることによ
って設定している。このため、複数レベルの中間調を得
るために予め規定されている複数個の時間を引き続く複
数フィールドの各非正規ビット用サブフィールドの発光
時間として無作為に割り当てる場合に比べ、フリッカの
指標となる基本周波数成分が少なくなるので、フリッカ
低減が図れる。
【0071】また、引き続く複数フィールドの各非正規
用サブフィールドでの表示時間を1≦Ts /Tn なる条
件が満たされるように設定する構成とした場合、1フレ
ーム中の引き続く複数のフィールドの複数のサブフィー
ルドのうちの正規のビット未満のビットを表示するサブ
フィールド同士を組み合わせることにより、正規のビッ
トの最下位ビットを表示することが可能になる。したが
って、引き続くフレームそれぞれで正規のビットに相当
する階調レベルを表示する場合、1フレーム中の各サブ
フィールドを適度に組み合わることで行なえ、特定のサ
ブフィールドをフレーム周期にほぼ同期した状態で発光
させる頻度を少なくできる。このため、この構成の場合
も画像表示時の基本波成分が少なくなるのでフリッカを
従来より低減できる。
用サブフィールドでの表示時間を1≦Ts /Tn なる条
件が満たされるように設定する構成とした場合、1フレ
ーム中の引き続く複数のフィールドの複数のサブフィー
ルドのうちの正規のビット未満のビットを表示するサブ
フィールド同士を組み合わせることにより、正規のビッ
トの最下位ビットを表示することが可能になる。したが
って、引き続くフレームそれぞれで正規のビットに相当
する階調レベルを表示する場合、1フレーム中の各サブ
フィールドを適度に組み合わることで行なえ、特定のサ
ブフィールドをフレーム周期にほぼ同期した状態で発光
させる頻度を少なくできる。このため、この構成の場合
も画像表示時の基本波成分が少なくなるのでフリッカを
従来より低減できる。
【表1】
【0072】
【0073】
【表2】
【0074】
【0075】
【表3】
【0076】
【0077】
【表4】
【0078】
【図1】第1実施例の説明に供する図である。
【図2】第2実施例の説明に供する図である。
【図3】第3実施例の説明に供する図である。
【図4】第4実施例の説明に供する図である。
【図5】第5実施例の説明に供する図である。
【図6】第6実施例の説明に供する図である。
【図7】第7実施例の説明に供する図である。
【図8】第8実施例の説明に供する図である。
【図9】従来技術の説明に供する図である。
【図10】他の従来技術の説明に供する図である。
【図11】従来技術から推測される技術の説明に供する
図である。
図である。
21:第1フィールド 21a〜21d:第1のフィールドのサブフィールド 22:第2のフィールド 22a〜22d:第2のフィールドのサブフィールド 23:第3のフィールド 23a〜23c:第3のフィールドのサブフィールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 隆▲史▼ 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 澤井 秀夫 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (72)発明者 藤井 浩三 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電 気工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−163795(JP,A) 鳥取浩,“プラズマディスプレイによ るテレビ画像表示”,電子科学,昭和48 年7月,第23巻,第7号,p69−75 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/20 641 G09G 3/28 G09G 3/30 - 3/38 H04N 5/217
Claims (3)
- 【請求項1】 2値のメモリ機能を持つ表示装置で複数
レベルの中間調を1フレーム周期内の引き続く複数のフ
ィールド(ただし、フィールドとは一枚の画像を表示す
る周期である。)各々の複数のサブフィールド(ただ
し、サブフィールドとは二値画像を表示する周期であ
る。)毎の表示の残像を組み合わせて表示する中間調画
像表示方法であって、前記複数のフィールド各々は、最
上位ビットを表示するサブフィールドを含め正規のビッ
トを表示する1つ以上の正規ビット用サブフィールド
と、正規のビット未満のビットを表示する少なくとも2
つずつの非正規ビット用サブフィールドとを持つ構成と
され、各非正規ビット用サブフィールドでの表示時間は
前記複数レベルの中間調を得るために予め規定されてい
る複数個の時間から割り当てて設定されている構成の中
間調画像表示方法において、 前記割り当てを、前記複数のフィールド毎の少なくとも
2つずつの非正規ビット用サブフィールドの表示時間の
総和同士が前記複数のフィールド間で最も平均化するよ
うに行なうことを特徴とする中間調画像表示方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の中間調画像表示方法に
おいて、 前記正規ビット用サブフィールドのうちの最下位のサブ
フィールドでの表示時間をTn と表したとき、前記複数
のフィールド全ての非正規ビット用サブフィールドでの
表示時間の総和Ts が下記(1)式を満足するように、
各非正規ビット用サブフィールドでの表示時間を設定し
たことを特徴とする中間調画像表示方法。 1≦Ts /Tn <2 ・・・(1) - 【請求項3】 2値のメモリ機能を持ち、複数レベルの
中間調を1フレーム周期内の引き続く複数のフィールド
(ただし、フィールドとは一枚の画像を表示する周期で
ある。)各々の複数のサブフィールド(ただし、サブフ
ィールドとは二値画像を表示する周期である。)毎の表
示の残像を組み合わせて表示する中間調画像表示装置で
あって、前記複数のフィールド各々は、最上位ビットを
表示するサブフィールドを含め正規のビットを表示する
1つ以上の正規ビット用サブフィールドと、正規のビッ
ト未満のビットを表示する少なくとも2つずつの非正規
ビット用サブフィールドとを持つ構成とされ、各非正規
ビット用サブフィールドでの表示時間は前記複数レベル
の中間調を得るために予め規定されている複数個の時間
から割り当てて設定されている構成の中間調画像表示装
置において、 前記複数のフィールド毎の少なくとも2つずつの非正規
ビット用サブフィールドの表示時間の総和同士が前記複
数のフィールド間で最も平均化するように、前記割り当
てがされていることを特徴とする中間調画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28827991A JP3161547B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 中間調画像表示方法および中間調画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28827991A JP3161547B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 中間調画像表示方法および中間調画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05127614A JPH05127614A (ja) | 1993-05-25 |
JP3161547B2 true JP3161547B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=17728112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28827991A Expired - Fee Related JP3161547B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 中間調画像表示方法および中間調画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3161547B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100517361B1 (ko) * | 1996-11-26 | 2005-12-26 | 엘지전자 주식회사 | 면방전acpdp를구동하는방법과그시스템 |
KR100426574B1 (ko) * | 1996-11-26 | 2004-06-16 | 엘지전자 주식회사 | 구역 주사 방식을 이용한 ac pdp 구동방법 |
JP3638099B2 (ja) | 1999-07-28 | 2005-04-13 | パイオニアプラズマディスプレイ株式会社 | サブフィールド階調表示方法及びプラズマディスプレイ |
JP2005128361A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Tohoku Pioneer Corp | 自発光表示パネルの駆動装置および駆動方法 |
TWI316694B (en) * | 2006-01-19 | 2009-11-01 | Macroblock Inc | Driving method for led with pulse width modulation |
JP5639988B2 (ja) * | 2011-11-15 | 2014-12-10 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 発光装置 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP28827991A patent/JP3161547B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
鳥取浩,"プラズマディスプレイによるテレビ画像表示",電子科学,昭和48年7月,第23巻,第7号,p69−75 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05127614A (ja) | 1993-05-25 |
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---|---|---|---|
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