JP3161469B2 - 照明制御装置 - Google Patents

照明制御装置

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JP3161469B2
JP3161469B2 JP09923191A JP9923191A JP3161469B2 JP 3161469 B2 JP3161469 B2 JP 3161469B2 JP 09923191 A JP09923191 A JP 09923191A JP 9923191 A JP9923191 A JP 9923191A JP 3161469 B2 JP3161469 B2 JP 3161469B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばテレビスタジ
オや劇場の舞台などの照明制御装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種の照明制御装置は、光の照
射方向を自動制御できるパン用機器およびチルト用機器
を備えた複数の照明器具を天井等に設置し、各照明器具
のパン用機器およびチルト用機器に地上で操作を行なう
入力装置でそれぞれ角度を設定し、各照明器具のパンお
よびチルトの照射方向を設定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
照明制御装置は、パン用機器およびチルト用機器のそれ
ぞれの駆動用のモータにそれぞれアドレスが設定されて
いるため、アドレスの数が照明器具の2倍になり、アド
レスが照明器具と1対1対応していないため操作が煩雑
となる問題を有している。
【0005】また、各照明器具のパン用機器およびチル
ト用機器の動作位置は、照明器具の照射方向を目視確認
する以外に確認ができず、特に、照明器具の照射方向を
目視確認できない場合は、照明器具の見える位置まで移
動しなければならず不便である問題を有している。
【0006】さらに、パン用機器およびチルト用機器の
制御される角度を精密にするには、たとえばステッピン
グモータおよびエンコーダを用いなければならず、装置
の価格が高価になる問題を有している。
【0007】請求項1記載のものは、パン用機器および
チルト用機器の操作を容易に行なうことができる照明制
御装置を提供することを目的とする。
【0008】また、請求項2記載のものは、親器にて、
照明用子器のパン用機器およびチルト用機器の制御され
た動作位置を確認することができる照明制御装置を提供
することを目的とする。
【0009】さらに、請求項3記載のものは、安価にパ
ン用機器およびチルト用機器を精密に制御することがで
きる照明制御装置を提供することを目的とする。
【0010】〔発明の構成〕
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明制御
装置は、親器と、この親器に伝送線を介して接続されこ
の親器からの制御信号に基づき制御を行なうそれぞれ自
己のアドレスを有する照明用子器とを備え、前記照明用
子器は、パン用機器およびチルト用機器を有し、これら
パン用機器およびチルト用機器は、1つの共通のアドレ
スにより前記親器にて操作されるものである。
【0012】請求項2記載の照明制御装置は、請求項1
記載の照明制御装置において、パン用機器は、このパン
用機器による動作位置を検知するパン用センサを有し、
チルト用機器は、このチルト用機器による動作位置を検
知するチルト用センサを有し、これらパン用センサおよ
びチルト用センサにより検知された動作位置を伝送線を
介して親器に伝送するものである。
【0013】請求項3記載の照明制御装置は、請求項1
記載または請求項2記載の照明制御装置において、パン
用機器は、このパン用機器の原点位置を検知するパン用
原点センサを有し、チルト用機器は、このチルト用機器
の原点位置を検知するチルト用原点センサを有し、親器
からパン用機器およびチルト用機器の少なくともいずれ
か一方の原点復帰制御が行なわれると、原点復帰制御が
指示されたパン用機器およびチルト用機器のパン用原点
センサおよびチルト用原点センサにより原点位置を検知
し原点復帰制御が指示されたパン用機器およびチルト用
機器を原点に復帰させるものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の照明制御装置は、照明用子器に
設けられたパン用機器およびチルト用機器は、照明用子
器に設定された自己の1つの共通のアドレスにより、親
器から伝送線を介して、親器からの制御信号に基づき制
御が行なわれるため、親器にて容易に制御できる。
【0015】請求項2記載の照明制御装置は、請求項1
記載の照明制御装置において、パン用機器は、パン用機
器の動作位置を検知するパン用センサを、チルト用機器
は、チルト用機器の動作位置を検知するチルト用センサ
を有し、これらパン用センサおよびチルト用センサによ
り検知された動作位置を伝送線を介して親器に伝送する
ため、親器でパン用機器の動作位置、および、チルト用
機器の動作位置を検知できる請求項3記載の照明制御装
置は、請求項1記載または請求項2記載の照明制御装置
において、親器から、パン用機器またはチルト用機器の
原点復帰制御が行なわれると、原点復帰制御が指示され
たパン用機器またはチルト用機器のパン用原点センサま
たはチルト用原点センサにより原点位置を検知し、原点
復帰制御が指示されたパン用機器およびチルト用機器を
原点に復帰させることにより高価なエンコーダなどを用
いずに、原点復帰を行なうため、安価にパン用機器およ
びチルト用機器を精密に制御することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の照明制御装置の一実施例を図
面を参照して説明する。
【0017】図1において、1はマイクロコンピュータ
などのインターフェイス用端末器で、このインターフェ
イス用端末器1は接続線2を介して伝送器3に接続さ
れ、これらインターフェイス用端末器1と伝送器3とで
親器4を構成している。また、伝送器3は、伝送線5を
介して、それぞれ自己のアドレスを有する複数の照明用
子器としての照明器具6に接続されている。
【0018】そして、インターフェイス用端末器1およ
び伝送器3にて構成される親器4は、親器制御部10を有
し、この親器制御部10は、図2に示すように、キーボー
ドなどの操作スイッチ11、オンラインなどのデータ入力
部12が接続されたCPUなどの処理制御部13、この処理
制御部13が接続され伝送器3内に設けられた照明器具6
との送受信用の信号送受信部14を有している。
【0019】また、照明器具6は、照明器具制御部20を
有し、この照明器具制御部20は、図3に示すように、伝
送器3との信号の送受信を行なう信号送受信部21、この
信号送受信部21で受信された信号のアドレスなどの処理
を行なう処理部22が設けられている。さらに、この処理
部22には、パン動作を行なうパン用機器23、パン動作の
動作位置を検知するパン用センサ24、パン動作の原点を
検知するパン用原点センサ25、チルト動作を行なうチル
ト用機器26、チルト動作の動作位置を検知するチルト用
センサ27、チルト動作の原点を検知するチルト用原点セ
ンサ28、照明器具のX方向の動作を調整するX軸調整部
29、照明器具のY方向の動作を調整するY軸調整部30お
よび照明器具のZ方向の動作を調整するZ軸調整部31
が、処理部の同一アドレスの下で設けられている。
【0020】一方、照明器具6は、図4に示すようにな
っている。
【0021】まず、照明器具制御部20の大部分の構成
が、箱型の照明器具基体41内に収納され、この照明器具
基体41の下部には、パンタグラフ構造の伸縮自在の伸縮
部42の上端が取り付けられ、この伸縮部42の下端には矩
形板状の吊着体43が照明器具基体41に対して上下動自在
に取り付けられている。そして、吊着体43の下面には、
上下動用のモータ44が接続され、この上下動用のモータ
44には、プーリ45が回転自在に軸着され、このプーリ45
には、吊着体43に取り付けられた吊紐46が巻回され、プ
ーリ45を回転させることにより吊着体43を上下させる。
また、プーリ45には、このプーリ45の回転を検出するZ
軸用センサ47が取り付けられている。
【0022】さらに、吊着体43には、パン、チルト可動
な照明器具本体50が取り付けられている。
【0023】また、この照明器具本体50は、照明器具本
体50の照射方向をパン方向に駆動するパン用機器を構成
するステッピングモータのパン用モータ51、このパン用
モータ51による駆動位置を検出するとともに原点を検出
するパン用原点センサ25としての機能をも有するパン用
センサ24、照明器具本体50の照射方向をチルト方向に駆
動するチルト用機器を構成するステップピングモータの
チルト用モータ53、このチルト用モータ53による駆動位
置を検出するとともに原点を検出するチルト用原点セン
サ28としての機能をも有するチルト用センサ27が設けら
れている。そして、パン用モータ51には、このパン用モ
ータ51を制御駆動するパン用機器を構成するパン用CP
U55およびパン用モータドライバ56が接続され、チルト
用モータ53には、このチルト用モータ53を制御駆動する
チルト用機器を構成するチルト用CPU57およびチルト
用モータドライバ58が接続されている。なお、パン用モ
ータ51もチルト用モータ53のいずれも動作野原点から0
°以下あるいは360°以上は回転しないように電気的
に制御される。そして、照明器具本体50と照明器具基体
41との間は、電源信号線48にて接続されている。
【0024】さらに、チルト用機器は、図6に示すよう
な駆動機構を有している。
【0025】すなわち、チルト用モータ53の駆動シャフ
ト61には、ウォームギア62が取り付けられている。この
ウォームギア62には、駆動シャフト63に軸着されたホイ
ールギア64が噛合されている。さらに、駆動シャフト63
には、スリット板65も軸着され、駆動シャフト63ととも
に回転するようになっている。また、スリット板には、
チルト方向の原点に対応する位置にスリット66が形成さ
れ、このスリット66に対向してチルト用センサ28の光学
センサ67が取り付けられ、チルト方向の原点にあるとき
に光学センサ67がスリット66を検出するようになってい
る。
【0026】なお、パン用機器も、チルト用機器と構成
は必ずしも同一ではないが、チルト用機器と同様に、原
点検知が行なわれる。
【0027】またさらに、照明器具用基体41の上部に
は、内部が中空のコ字状に折曲形成された集電駆動用突
部71が取り付けられ、この集電駆動用突部71の上面に
は、直流電流集電用の直流集電摺動子72,73が取り付け
られ、一側面には交流集電摺動子74,75,76が取り付け
られている。また、集電駆動用突部71内には、走行用モ
ータ77が収納され、他側面側に取り付けられた走行用ピ
ニオンギア78を回転駆動するようになっている。さら
に、この走行用モータ77の反対側には、回転自在の車輪
状の走行距離センサ79が取り付けられている。
【0028】そして、集電駆動用突部71は、レール81に
懸架されている。このレール81は、下面に開口部82を有
する断面略コ字状に形成され、開口部82の両側には、水
平部83,84が折曲形成されている。この集電駆動用突部
71の内面上部には、直流集電摺動子72,73に接触して直
流電力を供給する薄板状の直流供給線85,86が配設さ
れ、一側内面には、交流摺動子74,75,76に接触して交
流電力を供給する薄板状の交流供給線87,88,89が配設
されている。また、一側側の水平部83の状面には、走行
距離センサ79の周面が接触回転され、他側側の水平部84
の上面にはラックギア90が配設され、このラックギア90
に走行用ピニオンギア78が噛合されて、照明器具6が走
行するようになっている。
【0029】さらに、レール81は図7に示すように、天
井面に格子状に懸架配設されている。
【0030】そして、格子の交点には、ターンテーブル
91が設けられている。このターンテーブル91は、図8に
示すように、断面がレール81と同一で、断面略コ字状に
形成され、下面に開口部92が形成され、この開口部92の
両側には、水平部93,94が折曲形成され、水平部94には
走行用ピニオンギア78が噛合されるラックギア95が配設
されている。さらに、ターンテーブル91の上面には、格
子状のレール81に対して垂直の回転駆動軸96が取り付け
られ、図示しない駆動機構により回転駆動される。
【0031】また、格子状のレール81の一端は、それぞ
れ照明器具6の収納位置になっており、たとえば出力の
異なる照明器具6毎に、フィルタの異なる照明器具6毎
に収納し、この収納位置は昇降自在のエレベータ装置97
になっており、メインテナンスの際に、照明器具6を地
上に下降することができるようになっている。
【0032】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0033】まず、インターフェイス用端末器1のキー
ボードなどから、キー入力があるか否かを検出し(ステ
ップ1)、キー入力がないときはそのまま待機し、キー
入力があるときは、入力された信号が照明器具6のアド
レス番号であるか否かを検出する(ステップ2)。この
ステップ2で器具番号の入力が行なわれた場合は、アド
レス番号を入力し(ステップ3)、データを作成し(ス
テップ4)、ステップ2でアドレス番号が入力されなか
った場合とともに、軸の入力であるか否かを検出する
(ステップ5)。そして、軸の入力の場合は、軸入力
し、(ステップ6)、軸選択し(ステップ7)、ステッ
プ5で軸番号が入力されなかった場合とともに、モード
の入力であるか否かを検出する(ステップ8)。
【0034】ステップ8でモードの検出と判断された場
合は、モードを入力し(ステップ9)、モードを選択し
(ステップ10)、状態モニターであるか否かを検出し
(ステップ11) 、状態モニターであると判断されたとき
は、照明器具6の配置、点灯状況をインターフェイス用
端末器1のディスプレイなどに表示することによりモニ
ターし(ステップ12)、ステップ1に戻る。ステップ11
で状態モニターでないと判断されたときは、個別制御で
はなく、パターン制御であるか否かを判断し(ステップ
13)、パターン制御であるとされたときは、あらかじめ
一括して設定する複数の照明器具6の制御を設定し(ス
テップ14)、ステップ1に戻る。ステップ13でパターン
制御でないと判断されたときは、天板取り込みであるか
否かを判断し(ステップ15)、天板取り込みであるとき
は、天板の取り込みを行ない(ステップ16)、ステップ
1に戻る。ステップ15で天板取り込みでないと判断され
たときは、フロッピーの初期化であるか否かを判断し
(ステップ17)、フロッピーの初期化であると判断され
ると、フロッピーの初期化のフォーマットを行ない(ス
テップ18)、ステップ1に戻る。ステップ17でフロッピ
ーの初期化でないと判断されたときは、終了か否かを判
断し(ステップ19)、終了と判断されたときは終了す
る。
【0035】また、ステップ8でモードの検出でないと
判断された場合、および、ステップ19で終了でないと判
断された場合は、送信命令であるか否かを判断し(ステ
ップ20)、送信命令ではないときはステップ1に戻り、
ステップ20で送信命令と判断されたときは、送信するた
めの図10に示す制御信号のアドレス番号などのすべて
のデータが揃っているかを判断する(ステップ21)。
【0036】この制御信号のフォーマットは、図10に
示すように、たとえば10桁に設定され、上1桁が制御
モード、次の3桁が照明器具6のアドレス番号、次の1
桁がパン用モータ51であるかあるいはチルト用モータ53
であるかを示す軸記号、残りの5桁が制御量を示す数値
データになっている。
【0037】そして、制御信号のこれらのデータのうち
1つでもデータが欠けているときは、ステップ1に戻
り、すべてが揃っているときは送信データを作成し(ス
テップ22)、伝送器3により送信して(ステップ23)、
ステップ1に戻る。
【0038】このようにして、パン用モータ51およびチ
ルト用モータ53を駆動して、照明器具6のパン方向およ
びチルト方向を設定する。
【0039】なお、制御信号のデータの設定に際して
は、上述のようにいずれのデータからでも、いずれのデ
ータのみでも設定できるので必要なデータの入力、ある
いは、変更するデータの入力のみで足りるので、データ
の入力量を減らすことができる。
【0040】また、照明器具6側では、図11に示すよ
うに、まず制御信号があるか否かを検出し(ステップ3
1)、制御信号がないときはステップ31で待機し、制御
信号があるときは自己のアドレスか否かを判断し(ステ
ップ32)、自己のアドレスでない場合はステップ31に戻
る。また、自己のアドレスの場合は、信号処理および解
析し(ステップ33)、処理の終了により処理のないよう
に従い処理終了信号を発信して(ステップ34)、ステッ
プ31に戻る。
【0041】そして、伝送器3は処理終了信号があるか
否かを検出し(ステップ41)、処理終了信号がないとき
は、ステップ41で待機し、処理終了信号があったとき
は、送信したデータと制御された内容が同一であるか否
かなどの処理および解析を行ない(ステップ42)、ステ
ップ41に戻る。
【0042】したがって、インターフェイス用端末器1
にて照明器具6の動作、位置などを知ることができる。
【0043】そして、1つの照明器具6内の上下動用モ
ータ45,パン用モータ51,チルト用モータ53および走行
用モータ77は1つのアドレスの下で設定できるので、照
明器具6とアドレスとを1対1対応することができ、制
御を容易にすることができる。さらに、フォーカス用、
カラーチェンジ用、バンドア用、ゴボ用などのモータも
1つのアドレスにて制御するようにしてもよい。
【0044】また、照明器具6をレール81に沿って動か
すときは、インターフェイス用端末器1に入力されたX
軸、Y軸に従い走行用モータ77を回転させて走行用ピニ
オンギア78を回転させて、ラックギア90に沿って走行す
る。このとき、走行距離は走行距離センサ79により検出
し、所定位置に配置される。さらに、方向転換が必要な
ときは、ターンテーブル91を回動させて、照明器具6を
所定方向に回動する。高さ方向、すなわちZ軸方向に移
動するときは、上下動用のモータ44を回転させ、プーリ
45により吊紐46を巻き上げ巻き下ろし、吊着体43を所定
の高さに位置させる。
【0045】このように、インターフェイス用端末器1
の操作により、照明器具6の位置および照射方向を遠隔
自動制御できるので、実際に必要とされる適切な被照射
面の配光パターンを確認できる。
【0046】また、たとえば図6に示すように、原点位
置にスリット66を設け、インターフェイス用端末器1か
ら原点復帰制御指令を出力し、光学センサ67によりスリ
ット66を検出することにより、容易に原点を検知でき
る。したがって、原点復帰動作により、回転位置を原点
にし、インターフェイス端末器1内のメモリされた位置
も原点に修正することにより、空転その他により生じた
誤差を修正でき、精度を向上させることができる。この
原点復帰動作が、インターフェイス用端末1から伝送器
3を介して出力されると、最後の動作がたとえば図6に
示すα方向への回転であった場合は、β方向に逆回転さ
せてスリット66のある原点位置を検出する。
【0047】このように、原点を検出して誤差を修正す
ることにより、従来のように複数設けていたエンコーダ
を無くすことができ、低価格化を図れる。
【0048】なお、この修正は、チルト用モータ53に限
らず、上下動用モータ45,パン用モータ51,チルト用モ
ータ53、走行用モータ77、さらに、フォーカス用、カラ
ーチェンジ用、バンドア用、ゴボ用などのモータにも適
用することができる。さらに、特定のアドレスの照明器
具6のみ行なっても、すべての照明器具6を一括して行
なってもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の照明制御装置によれば、
照明用子器に設けられたパン用機器およびチルト用機器
は、照明用子器に設定された自己の1つの共通のアドレ
スにより、親器から伝送線を介して、親器からの制御信
号に基づき制御が行なわれるため、親器にて容易に制御
できるので、パン用機器およびチルト用機器の操作を容
易に行なうことができる。
【0050】請求項2記載の照明制御装置によれば、請
求項1記載の照明制御装置において、パン用機器は、パ
ン用機器の動作位置を検知するパン用センサを、チルト
用機器は、チルト用機器の動作位置を検知するチルト用
センサを有し、これらパン用センサおよびチルト用セン
サにより検知された動作位置を伝送線を介して親器に伝
送するので、親器でパン用機器の動作位置、および、チ
ルト用機器の動作位置を検知できる。
【0051】請求項3記載の照明制御装置は、請求項1
記載または請求項2記載の照明制御装置において、親器
から、パン用機器またはチルト用機器の原点復帰制御が
行なわれると、原点復帰制御が指示されたパン用機器ま
たはチルト用機器のパン用原点センサまたはチルト用原
点センサにより原点位置を検知し、原点復帰制御が指示
されたパン用機器およびチルト用機器を原点に復帰させ
ることにより高価なエンコーダなどを用いずに、原点復
帰を行なうため、安価にパン用機器およびチルト用機器
を精密に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明制御装置の一実施例を示す回路図
である。
【図2】同上親器の構成を示すブロック図である。
【図3】同上照明器具の構成を示すブロック図である。
【図4】同上照明器具の構成を示す説明図である。
【図5】同上照明器具本体の構成を示す説明図である。
【図6】同上照明器具本体の内部の構成を示す説明図で
ある。
【図7】同上レールの敷設状態を示す説明図である。
【図8】同上レールのターンテーブルを示す斜視図であ
る。
【図9】同上親器の動作を示すフローチャートである。
【図10】同上制御信号を示す説明図である。
【図11】同上照明器具の動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】同上親器の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 親器を構成するインターフェイス用端末器 3 親器を構成する伝送器 4 親器 5 伝送線 6 照明用子器としての照明器具 24 パン用センサ 25 パン用原点センサ 27 チルト用センサ 28 チルト用原点センサ 51 パン用機器を構成するパン用モータ 53 チルト用機器を構成するチルト用モータ 55 パン用機器を構成するパン用CPU 56 パン用機器を構成するパン用モータドライバ 57 チルト用機器を構成するチルト用CPU 58 チルト用機器を構成するチルト用モータドライバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 37/02 F21S 10/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親器と、この親器に伝送線を介して接続
    されこの親器からの制御信号に基づき制御を行なうそれ
    ぞれ自己のアドレスを有する照明用子器とを備え、前記
    照明用子器は、パン用機器およびチルト用機器を有し、
    これらパン用機器およびチルト用機器は、1つの共通の
    アドレスにより前記親器にて操作されることを特徴とし
    た照明制御装置。
  2. 【請求項2】 パン用機器は、このパン用機器による動
    作位置を検知するパン用センサを有し、チルト用機器
    は、このチルト用機器による動作位置を検知するチルト
    用センサを有し、これらパン用センサおよびチルト用セ
    ンサにより検知された動作位置を伝送線を介して親器に
    伝送することを特徴とした請求項1記載の照明制御装
    置。
  3. 【請求項3】 パン用機器は、このパン用機器の原点位
    置を検知するパン用原点センサを有し、チルト用機器
    は、このチルト用機器の原点位置を検知するチルト用原
    点センサを有し、親器からパン用機器およびチルト用機
    器の少なくともいずれか一方の原点復帰制御が行なわれ
    ると、原点復帰制御が指示されたパン用機器およびチル
    ト用機器のパン用原点センサおよびチルト用原点センサ
    により原点位置を検知し原点復帰制御が指示されたパン
    用機器およびチルト用機器を原点に復帰させることを特
    徴とした請求項1記載または請求項2記載の照明制御装
    置。
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