JP2680263B2 - リモートコントロール式フォロースポットライトの制御装置 - Google Patents

リモートコントロール式フォロースポットライトの制御装置

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JP2680263B2
JP2680263B2 JP6096543A JP9654394A JP2680263B2 JP 2680263 B2 JP2680263 B2 JP 2680263B2 JP 6096543 A JP6096543 A JP 6096543A JP 9654394 A JP9654394 A JP 9654394A JP 2680263 B2 JP2680263 B2 JP 2680263B2
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は劇場の舞台や、各種ホー
ルのステージにおいて、演技者を照射するスポットライ
トの動きを演技者の動きに合わせて行うために使用する
リモートコントロール式フォロースポットライトの制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にフォロースポットライトによるス
ポット照明は舞台照明や、結婚式場その他の催し会場に
おける照明において使用されているが、このようなスポ
ット照明は周囲に対して演技者等の被照射体を浮き上が
らせ周囲の注目を集める為に行うものであるから、常に
演技者等の被照射体の動きを追尾してその動きに合わせ
てスポットライトの照射方向を変更することが必要であ
る。
【0003】ところで、従来のスポットライトの照射方
向を変更する制御装置は、モータ駆動によりPAN角,
TILT角,フォーカス,ズーム,カラーチェンジャ
ー,アイリスシャッター,調光シャッター等をリモート
コントロール可能なフォロースポットライトと、上記フ
ォロースポットライトの近傍に設置するカメラと、上記
のフォロースポットライト、カメラを制御し、操作を行
う操作卓とからなり、前記操作卓は前記カメラがとらえ
た画像を写し出すCRT,そのCRTに表示された画像
によりスポットライトの照射点を指定し、スポットライ
トの各制御項目を入力する入力手段、及び各シーンの制
御結果をシーンNo. を付してメモリーに記憶させ、記憶
したシーンは適宜読み出して実行するというものであ
る。そして、照射方向の変更に関するデータの入力方式
はタイムベース(一定時間間隔)でのトレース式が採ら
れている。このトレース式は、例えば図7のようにPA
N,TILTで制御される照射点に関して、一定時間間
隔(例えば0.1秒毎)のポジションP1 〜P21に対す
るPAN,TILTの値を自動的に記憶して行く方式で
ある。従って、例えば図7の例で、P1 点からP6 点へ
移動後、長時間同一点(P6 〜P20)で止まってい た場
合にも、設定した時間間隔(0.1秒)毎にPAN,T
ILTの値を取り込み、記憶し続ける。即ち、2時間公
演におけるフォロースポットライトの動きをトレースす
る場合には、PAN,TILTそれぞれについて720
00個のデータを記憶する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のタイム
ベースでの入力方式は、一定時間間隔で照射点のデータ
を入力するため、被照射体の動きに追従して照射方向を
変更させるためには時間間隔を短くする必要があり、時
間間隔を短くすればするほど入力し記憶させるデータの
量が多くなり、メモリーが大量に必要となるという問題
を有する。しかも、設置場所の異なる複数個のスポット
ライトを使用する場合、夫々のスポットライトについて
タイムベースに基づく制御項目全部のデータを入力しな
ければならず、メモリーが膨大となり又照射点の移動速
度を変更する場合等では入力操作に手数を要するもので
ある。
【0005】本発明は上述した従来の技術が有する問題
点に鑑みてなされたもので、その目的とするところはシ
ーン間の移動に関するデータの入力が非常に簡単で、被
照射体の動きに的確に追従して照射することができるリ
モートコントロール式フォロースポットライトの制御装
置を提供することにある。又、他の目的は舞台上での連
続的な動き、例えば円弧やラインダンスの振り回しなど
についてはエフェクトシーンとして登録しておき、連続
シーンとして実行することができる制御装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が講じた技術的手段は、PAN角,TILT
角,フォーカス,ズーム,カラーチェンジャー,アイリ
スシャッター,調光シャッター等をモータ駆動により制
御するリモートコントロール可能なフォロースポットラ
イトと、上記フォロースポットライトの近傍に設置する
カメラと、上記のフォロースポットライト,カメラを制
御し、操作を行う操作卓とからなり、前記操作卓は前記
カメラがとらえた画像を写し出すCRT,そのCRTに
表示された画像によりスポットライトの照射点を指定
し、スポットライトの各制御項目を入力する入力手段、
及び各シーンの制御結果をシーンNo. を付して記憶させ
るリモートコントロール式フォロースポットライトの制
御装置において、記憶再生時にフォロースポットライト
の動きを連続的な動きとするために、前シーンから本シ
ーンに到達する時間をタイムベースとして記憶させる記
憶手段を備えており、実行時(記憶再生時)にはPA
N,TILT,フォーカス,ズーム,カラーチェンジャ
ー,アイリスシャッター,調光シャッターのすべての制
御項目について演算され、同一タイムで連続的に制御さ
れることを特徴とする。 この仕組みとしては、図8のよ
うにタイムメモリーを読み出し、時間調整可能なクロッ
ク及びカウンターのタイムベースによって制御されるも
のとする。 各制御項目の演算方式はすべての制御項目毎
【数1】 で実行される。 上記式で、 を表す。
【0007】上記の照射点の指定は、CRT上のタッチ
パネルでリモートコントロール式フォロースポットライ
トの照射点を指定する方式の他に、ジョイスティックの
方式としてもよいものである。
【0008】又、上記の操作卓には記憶済みの複数シー
ンを指定してシーン群を作成し、チェイスとして登録
し、それを実行した場合は逐次、指定シーンが記憶され
たタイムデータで自動的に実行されるチェイス機能を装
備する。
【0009】更に、上記操作卓には2台のスポットライ
トの内1台を操作することによって他のスポットライト
は任意に設定した仮想基準線を基準として対称的な動作
を行うミラー動作機能を備えてもよいものである。
【0010】
【作用】上記の手段によれば、リモートコントロール式
フォロースポットライトの取付位置が取付位置レジスタ
ーに予め入力されており、その取付位置のデータと、該
スポットライトに近接して配置したカメラからの舞台の
画像を、CRT上に写しだしておき、このCRT上のタ
ッチパネル又はジョイスティックを操作してのスポット
ライトの照射点の指定から中央処理装置(CPU)で演
算処理されて水平角(PAN),垂直角(TILT)の
データが演算出力され、PANデータレジスタ,TIL
Tデータレジスタに蓄積される。そして、このPAN,
TILTのデータによってリモートコントロール式フォ
ロースポットライトに装備されたPAN用モータ,TI
LT用モータが駆動制御されて照射方向が制御される。
【0011】そして、上記操作卓での制御は上述した照
射点指定によるPAN,TILTの他にフォーカス,ズ
ーム,カラーチェンジャー,アイリスシャッターの開
閉,調光シャッター等各種の制御項目について、リハー
サル時にスポットライトの動作に合わせて各シーン毎に
前シーンから本シーンへの到達時間と同時に記憶してい
き、各シーン間は実行タイムを入力しておいて、本番時
(公演時)にはキッカケをGOスイッチで入力するだけ
で操作することができる。
【0012】更に、記憶済みの複数シーンを指定してシ
ーン群を作成し、これをチェイス(エフェクトシーン)
として登録することで、それを実行した場合は連続シー
ンとして自動演出することができる。
【0013】更に又、操作卓を操作して照射点のマニュ
アル操作を行うときに、各スポットライトを単独で指定
する以外に、ミラー動作を指定することができる。ミラ
ー動作は、基本にするスポットライト及びこれに対称動
作させるスポットライトを選択し、次に縦軸(Y軸)ま
たは横軸(X軸)の基本軸(仮想基準線)を選択し、最
後にミラー設定を選択して入力データの確定(リターン
スイッチを押す)を行うとそのデータは記憶装置に記憶
され、対称位置のスポットライトは基本のスポットライ
トと対称的な動作を行う。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を第1図に基づいて説
明すると、制御装置はモータ駆動によりPAN角,TI
LT角,フォーカス,ズーム,カラーチェンジャー,ア
イリスシャッター,調光シャッター等をリモートコント
ロール可能なフォロースポットライト1と、上記フォロ
ースポットライトの近傍に設置するカメラ2と、上記の
フォロースポットライト1、カメラ2を制御し、操作を
行う操作卓3、制御盤4、処理盤5、及び整流器6によ
って構成され、フォロースポットライト1は舞台に向か
って下手(左手)と上手(右手)に夫々フロントサイド
用2台づつ、更に舞台に向かって正面中央のバルコニー
に2台が設置され、カメラ2はフロント上手用,フロン
ト下手用,バルコニー用として各1台が前述したフォロ
ースポットライト1に近接して且つその光軸を該スポッ
トライトの光軸と平行ならしめて設置されており、それ
ら各カメラ2は処理盤5に接続されている。
【0015】上記した各フォロースポットライト1のラ
ンプは整流器に接続して放電電流の調整が行われ、且つ
該スポットライト1の制御項目が制御されるように制御
盤4、処理盤5を介して操作卓3と接続されている。
【0016】操作卓3は、カメラ2が写し出した画像上
で照射点を指定し、スポットライト1の制御と、実行タ
イムを記憶し、シーンを逐次実行するもので、バルコニ
ーに設置されたフォロースポットライト1を操作する操
作卓に装備されたパネル,スイッチ類を図5に示す。
尚、フロントサイドに設置されたフォロースポットライ
ト1を操作する操作卓についてはバルコニーに設置され
る操作卓と略同じであるので図示及び説明を省略する。
【0017】即ち、操作卓3にはCRT17と、スポット
ライト1の主幹,操作主幹のON/OFF ,オペレーション
ホールド,メモリホールドの操作,更にカメラ2のアイ
リス調整を行うメインパネルAと、スポットライト1の
点灯を行い,フル/ハーフの切替操作,ピン/ソフトの
切替操作を行うスポットライトパネルBと、カラー,フ
ォーカス,ズーム,調光操作を行うオペレーションパネ
ルCと、照射点指定,アイリス,カッター,タッチパネ
ル選択操作を行うオペレーションパネルDと、メモリ書
込み,読出し,クリア,実行速度の調整,及び引出し18
に収容されたキーボードEでタイトル入力を行うプログ
ラムパネルFと、CRT17画面を触り選択されているス
ポットライト1のみの照射点指定を行うタッチパネル19
とで構成されている。
【0018】各々のスポットライトは個々に、或いはグ
ループとして照射点、及びその他の制御項目がコントロ
ールされ、そのシーンにおけるスポットライトの状態が
決定されると、プログラムパネルFでシーンNo. を付し
て中央処理装置(CPU)のメモリー上に逐次記憶書込
みされていく。次にプログラムパネルFでシーンNo. を
セットしてこの記憶を読出し、実行スイッチを押すと記
憶が読出され、スポットライト1は上述でセットした状
態に一括セットされる。
【0019】次に、CRTに表示されたスポットライト
をCRTに表示された画像によりスポットライトの照射
点を指定した場合のスポットライトの照射方向の制御を
図2により説明すると、各スポットライトの取付位置デ
ータ(X,Y,Z)が予めレジスター20に入力設定さ
れ、他方CRTの画像上でタッチスイッチ又はジョイス
ティックにより照射点(x,y)を指定すると、スポッ
トライトの取付位置データと指定された照射点データと
から中央処理装置(CPU)で座標変換の演算が行わ
れ、水平角(PAN),垂直角(TILT)が演算出力
されてPANデータレジスタ21,TILTデータレジス
タ22に蓄積される。そして、そのPANデータレジスタ
21,TILTデータレジスタ22のデータはPAN誤差検
出器23,TILT誤差検出器24に入力されて該スポット
ライトの現在位置の水平方向,垂直方向のデータがポテ
ンショメータ25,26から入力されて比較され、夫々の検
出器23,24からの出力によってスポットライトを水平回
動させるPANモータ27,垂直回動させるTILTモー
タ28が駆動制御され、各スポットライトは指定された照
射点を照射する。
【0020】そして、以上の如くしてスポットライト1
の方向制御とマニュアル操作でスポットライトを調整し
た状態で実行タイム、タイトルを入力して記憶する。先
ず、マニュアル操作で出だしシーンのスポットライトの
状態を設定する。この時アイリスタイムを「0」リセッ
トしておく。次にシーンNo.1.0をテンキー30で入力し、
実行タイムエンコーダ29にて実行タイムを「0」で設定
し、「ライト」スイッチ31を押すと、シーンNo.1.0に出
だしシーンが書き込まれる。そして、CRTの実行シー
ンNO. 表示欄には、次に書き込めるシーンNO. 2.0 が自
動的に表示される。次に、マニュアル操作で2.0 シーン
のスポットライトの状態を設定する。この時アイリスを
設定すると動作時間が表示される。そして、CRT画面
の実行シーンNo. が2.0 かを確認し、次いで実行タイム
エンコーダ29にて実行タイムを5.0で設定する。即ち、
出だしシーンから2.0 シーンのスポットライトの状態に
なるまでのタイムを5.0 秒とする。そして、「ライト」
スイッチ31を押して2.0 シーンを書き込む。以上の操作
を繰り返し実行し、シーンを書き込む。
【0021】上記の如くして記憶されたシーンのメモリ
読出し操作は、指定されたシーンNo. をメモリに読出
し、シーンを実行するもので、テンキーにてスタートの
シーンNo. 又は任意のシーンNo. を入力し、次いで「G
O」スイッチを押すとシーンの実行が開始され実行タイ
ムの経過でシーンの実行が終了される。そして、例えば
上記した例の場合は、出だしシーンから2.0 シーンへの
移動時間が5.0 秒と指定されているため、あるスポット
ライトの移動に伴う振れ角が小さければ移動速度は遅
く、又違ったスポットライトは移動に伴う振れ角が大き
ければ移動速度は早く動作されることになる。
【0022】又、シーン実行中に演劇の進行に合わせ
て、実行タイムを調節する事ができ、その調節はプログ
ラムパネル10のタイムコントローラ32によって行い、最
も「FAST」側に倒したときには記憶設定された実行
タイムの1/4 の時間(4倍の速さ)で実行し、最も「S
LOW」側に倒したときは、実行位置で停止する。演劇
の進行は、リハーサル時に記憶させたタイムデータ通り
に正確に再現させることが原則であるが、出演者が舞台
に出遅れたり、若干の時差が見込まれることもあり、上
記のタイムコントローラを用いることによりオペレータ
は適切に調整を行うことが可能となる。尚、一つのシー
ンを自動操作からマニュアル操作への切替え、更に、次
のシーンでは、マニュアル操作から自動操作への切替え
というように、必要に応じて瞬時に随時行え、各リモー
トコントロール機能の実行レベルに跳躍現象のない円滑
な切替えが実施されることは、言うまでもない。
【0023】記憶済みの複数シーンの中から複数のシー
ンを指定してエフェクト(チェイス)登録すると、以後
そのエフェクトNo. を入力し「GO」スイッチ33を押し下
げるとエフェクトが実行される。尚、エフェクトシーン
の登録は、シーンNo. とエフェクトNo. を入力し、エフ
ェクトを繰り返すループ回数を入力して「ライト」スイ
ッチを押すことでエフェクトシーンを登録することがで
きる。(図4参照)
【0024】更に、照射点のマニュアル操作を行うとき
に、各スポットライトを単独で指定する以外に、コピー
動作、ミラー動作を指定することができる。コピー動作
は、基本にするスポットライトを選択し、次にCRT上
のタッチパネルまたはジョイスティックを用いて夫々の
照射点を設定し、最後にコピー設定を選択して入力デー
タの確定(リターンスイッチを押す)を行うと、図5
(c) ,(d) に示すように照射点設定のスポットライトの
夫々の位置を動作間隔として基本スポットライトaと常
に一定の間隔を持った画面上の位置を自動的に設定し、
その設定されたスポットライトbに基本のスポットライ
トaのPAN,TILTデータが供給され、基本のスポ
ットライトと立体的な並行光芒が得られる。ミラー動作
は、基本にするスポットライト及びこれと対称動作させ
るスポットライトを選択し、且つ縦軸(Y軸)または横
軸(X軸)の基本軸(仮想基準線)を選択し、最後にミ
ラー設定を選択して入力データの確定(リターンスイッ
チを押す)を行うと、図5(a) の横軸(X軸)を基本軸
とした対称動作、又は図5(b) の縦軸(Y軸)を基本軸
とした対称動作の如く、対称位置のスポットライトbは
基本のスポットライトaと対称的な動作を行う。
【0025】上述した制御項目はリハーサル時に操作
し、時間軸と同時に記憶しておき、講演時にはキッカケ
を「GO」スイッチの操作のみで実行できるようになって
いる。又、調光卓にも操作パネルが併設されており、操
作卓3のメインパネル5に設けられたリモートスイッチ
をONにすると調光卓に設置されているリモート操作パネ
ルでメモリの読出しが可能となり、リモート操作パネル
の「GO」スイッチを押して行くだけで逐次記憶を読出
し、実行することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の制御装置は請求項1に示す構成
により、仕込み時のPAN,TILT制御は照射点入力
方式を採用しているので、極めて容易であり確実に制御
することができる。そして、フォロースポットライトの
全ての制御項目について制御可能であり、それらは時間
軸と共に記憶できる。従って、リハーサル時に制御項目
全部に付いて操作し時間軸と同時に記憶しておき、公演
時にはキッカケを「GO」スイッチの操作のみで実行する
ことができ、実用性の高い制御装置を提供する事ができ
る。
【0027】請求項の構成とした場合は、フォロース
ポットライトによる連続的な動きをエフェクトシーン
(チェイス)として登録しておき、連続シーンとして自
動演出することができる。従って、円弧やラインダンス
の振り回しなどについては非常に便利である。
【0028】更に、請求項に示す構成とした場合は、
照射点のマニュアル操作を行うときに各々単独で指定す
ることなくミラー動作を指定することで、基本にするス
ポットライトを選択し、基本軸(仮想基準線)を選択す
ることで、基本のスポットライトと対称の画面上の位置
を自動的に設定することができ、実用性を大幅に向上す
る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御装置の一実施例を示すシステ
ム系統図である。
【図2】照射点入力によってPAN,TILTを演算す
る実施例を示すブロック図である。
【図3】バルコニーに設置されたフォロースポットライ
トを操作する操作卓を示す平面図である。
【図4】チェイス機能、コピー動作及びミラー動作を示
すブロック図である。
【図5】(a) ,(b) はミラー動作を示す説明図、(c) ,
(d) はコピー動作を示す説明図である。
【図6】スポットライトの取付位置と照射位置の関係を
示す説明図である。
【図7】従来の照射方向の変更に関するデータの入力方
式(トレース式)を 示す説明図である。
【図8】本発明における制御の仕組みを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1…フォロースポットライト 2…カメラ 3…操作卓 4…制御盤 17…CRT 29…実行タイムエ
ンコーダ 32…タイムコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長野 武 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店 大阪本店内 (72)発明者 吉岡 哲治 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店 大阪本店内 (72)発明者 浅郷 弘治 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店 大阪本店内 (72)発明者 大屋 康幸 大阪府大阪市中央区本町四丁目1番13号 株式会社竹中工務店 大阪本店内 (72)発明者 荒川 一郎 福岡県福岡市中央区天神四丁目2番20号 株式会社竹中工務店 九州支店内 (72)発明者 北 博 東京都大田区西糀谷3丁目37−7 丸茂 電機株式会社 技術センター内 (72)発明者 萩原 信行 東京都大田区西糀谷3丁目37−7 丸茂 電機株式会社 技術センター内 (72)発明者 田中 秀樹 東京都大田区西糀谷3丁目37−7 丸茂 電機株式会社 技術センター内 (56)参考文献 特開 平4−62703(JP,A) 特開 平4−324284(JP,A) 特開 昭61−188898(JP,A) 特開 平6−96603(JP,A) 特開 平3−29296(JP,A) 特開 昭60−143502(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) モータ駆動によりPAN角,TILT
    角,フォーカス,ズーム,カラーチェンジャー,アイリ
    スシャッター,調光シャッター等をリモートコントロー
    ル可能なフォロースポットライトと、 (b) 上記フォロースポットライトの近傍に設置するカメ
    ラと、 (c) 上記のフォロースポットライト、カメラを制御し、
    操作を行う操作卓とからなり、前記操作卓は前記カメラ
    がとらえた画像を写し出すCRT,そのCRTに表示さ
    れた画像によりスポットライトの照射点を指定し、スポ
    ットライトの各制御項目を入力する入力手段、及び各シ
    ーンの制御結果をシーンNo. を付して記憶させるリモー
    トコントロール式フォロースポットライトの制御装置に
    おいて、記憶再生時にフォロースポットライトの動きを
    連続的な動きとするために前シーンから本シーンへ実行
    されるまでの到達時間をタイムデーターとして同時に記
    憶させる記憶手段を備え、実行時にはこのタイムデータ
    を読み出し、前述の制御項目の全てについて同一タイム
    データに基づき演算され、同一タイムで連続的に制御さ
    れることを特徴とするフォロースポットライトの制御装
    置。
  2. 【請求項2】上記操作卓が記憶済みの複数シーンを指定
    してシーン群を作成し、チェイスとして登録し、それを
    実行した場合は自動的に逐次、指定シーンが記憶された
    タイムデータで連続的に実行されるチェイス機能を備え
    ていることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】操作卓を操作してスポットライトを直接動
    作させるマニアル操作において、該操作卓が、基本にす
    るスポットライト及びこれに対称動作させるスポットラ
    イトを選択し、且つ対称動作の基本軸を選択すること
    で、基本軸を基準として基本のスポットライトと対称の
    位置にあるスポットライトに対称的な動作を行わしめる
    ミラー動作機能を備えていることを特徴とする請求項1
    に記載の制御装置。
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