JP4666888B2 - 雲台コントローラ - Google Patents

雲台コントローラ Download PDF

Info

Publication number
JP4666888B2
JP4666888B2 JP2003061532A JP2003061532A JP4666888B2 JP 4666888 B2 JP4666888 B2 JP 4666888B2 JP 2003061532 A JP2003061532 A JP 2003061532A JP 2003061532 A JP2003061532 A JP 2003061532A JP 4666888 B2 JP4666888 B2 JP 4666888B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
switch
pan
screen
operations
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003061532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004274333A (ja
Inventor
正之 寺島
忠義 長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2003061532A priority Critical patent/JP4666888B2/ja
Publication of JP2004274333A publication Critical patent/JP2004274333A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4666888B2 publication Critical patent/JP4666888B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は雲台コントローラに係り、特にカメラを回動可能に支持する雲台を遠隔操作する雲台コントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレビカメラ等のカメラを搭載した雲台に雲台コントローラをケーブル、通信回線等を介して接続し、雲台コントローラの各種操作部材を操作することにより、雲台やカメラのパン/チルト、ズーム、フォーカス等をリモート制御することができる雲台システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。雲台コントローラには、例えば、パン/チルト操作のためのジョイスティック、フォーカス操作のためのフォーカスつまみ、ズーム操作のためのズームレバー、事前に記憶しておいたショットを再現するプリセットショット機能のためのスイッチ等、雲台やカメラ(カメラ本体とレンズ)の制御機能に関する多くの操作部材が配置されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−153813号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年では雲台やカメラの機能の増加と共に、雲台コントローラのスイッチ等の操作部材も益々増加する傾向にある。そのため、雲台コントローラが大型化し、また、操作部材の配置も煩雑になるという問題が生じている。
【0005】
一方、雲台コントローラとしてパソコン等の市販のコンピュータを使用し、専用のソフトウェアを導入することによって雲台コントローラを構築するという考えがある。この場合に、例えば、モニタ画面上に操作できる機能を限定した操作画面を表示すると共に、必要な機能の操作画面を切り替えて表示できるようにし、例えば、雲台の機能、カメラ本体の機能、レンズの機能ごとに表示される操作画面を見ながらマウスやキーボードを使用してそれらの機能に関する操作を行えるようにすることが可能である。このようにすると、機能の増加によってハードウェアの構成を変える必要はなくソフトウェアの変更のみで対応することができ、また、操作できる機能が整理された操作画面によって操作の混乱を招くという事態も低減される。
【0006】
しかしながら、雲台コントローラとしてコンピュータを使用した場合、携帯型のコンピュータを使用すれば小型化が可能であるにしても、操作性には問題がある。例えば、オン/オフのスイッチのようにデジタル的な操作で足りる機能であれば、表示画面に表示されたスイッチをマウスでクリックするか、または、タッチパネル付き画面であればそのスイッチをタッチすればよく、ハードウェアの操作部材を操作するのとほとんど操作性の差異はない。
【0007】
一方、雲台のパン/チルト操作や、カメラ(レンズ)のフォーカス操作、ズーム操作の場合、アナログ的な操作が必要となる。即ち、単に押す/離すの操作ではなく、連続的な値を取り得る位置や速度等に関する設定値を調整する操作が必要となる。特に、これらの操作では単に設定値の調整だけでなく設定値を変更する速さの加減も重要である。これらの操作をハードウェアの操作部材で行う場合、通常、操作量が可変の操作部材(ジョイスティック、つまみ等)が用いられるが、表示画面上での操作ではこのような操作部材と同等の操作性は得られない。
【0008】
また、上述のように機能別の操作画面を切替表示できるようにした場合、所望の機能の操作画面を表示させるのに手間を要する。特に使用頻度が多い機能と少ない機能とでそれらの操作画面を表示させるための操作数が同じであると効率が悪いという問題も生じる。
【0009】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、小型化を図ると共に、それに伴う操作性の低下をできるだけ軽減する雲台コントローラを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、カメラを回動可能に支持する雲台に各種コマンドを送信する雲台コントローラにおいて、前記雲台及びカメラの各種制御機能に関する操作を行うためのスイッチを表示する操作画面を表示する表示手段と、前記操作画面の種類を切り替える操作画面選択手段と、前記操作画面上のスイッチに対するタッチ操作を検出するタッチ操作検出手段と、前記雲台の回転動作を操作するための回転動作操作部材と、前記カメラのズームを操作するためのズーム操作部材と、前記カメラのフォーカスを操作するためのフォーカス操作部材と、前記タッチ操作検出手段により検出されたタッチ操作、前記回転動作操作部材の操作、前記フォーカス操作部材の操作、及び、前記ズーム操作部材の操作に基づいて前記雲台にコマンドを送信するコマンド送信手段と、を備え、前記回転動作、ズーム、フォーカスについては各操作を行うために機械的に構成された前記各操作部材により行うとともに、前記回転動作、ズーム、フォーカスのそれぞれを制御する制御機能以外の雲台及びカメラの制御機能に関する操作については前記操作画面上のスイッチにより行うようにしたことを特徴としている。
【0011】
本発明によれば、雲台コントローラに設けられた表示手段の表示画面上のタッチ操作で雲台及びカメラの操作を行えるようにすることで、例えば、雲台及びカメラに対する多くの制御機能に関する表示画面(操作画面)をいくつかの切替表示可能な操作画面に分けることができるため、表示手段を小さくすることが可能となり雲台コントローラ全体としての小型化が可能となる。一方、機械的に構成された操作部材による操作が望ましい雲台の回転動作(パン動作やチルト動作)、カメラのズーム、フォーカスについては、表示画面上のタッチ操作とは別に個別の操作部材で操作できるようにしたため、操作性の低下を軽減することができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記表示手段により表示されるスイッチに対する所望の一連の操作、又は、該操作により実行される一連の処理が割り付けられ、オン操作によって前記割り付けられた一連の操作に対する処理、又は、前記割り付けられた一連の処理を実行させるための機能スイッチが操作部材として設けられ、又は、前記表示手段に表示されることを特徴としている。
【0013】
本発明によれば、表示手段の表示画面上での所望のタッチ操作(1又は複数のタッチ操作)を機能スイッチに割り付けることができ、例えば、頻繁に行う表示画面上での一連のタッチ操作を簡単な機能スイッチの操作に代えることができる。特に、表示手段において、雲台コントローラの小型化等のために雲台及びカメラに対する多くの制御機能に関する表示画面(操作画面)をいくつかの切替表示可能な操作画面に分けた場合に、所望の制御機能に関するスイッチを表示手段に表示させるまでの操作とそのスイッチのタッチ操作を機能スイッチに割り付けておけば、操作数を低減することができ、雲台コントローラの小型化等に伴う操作数の増加を防止することができる。尚、本請求項2に記載の発明のような機能スイッチは、請求項1のようにパン/チルト、ズーム、フォーカスに関する操作部材(機械的に構成される操作部材)が雲台コントローラに設けられているか否かにかかわらず有効である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る雲台コントローラの好ましい実施の形態について詳説する。
【0015】
図1は、本発明に係る雲台コントローラが使用される雲台システムの一実施の形態を示した全体構成図である。同図に示す雲台システムは、リモコン雲台10(以下、単に雲台10という。)と、操作ユニットである雲台コントローラ12とから構成される。雲台10は、図示しないテレビカメラ(以下、単にカメラという)を収納するハウジング14と、ハウジング14と共にカメラをパンニング(水平方向(パン方向)の回転動作)及びチルティング(垂直方向(チルト方向)の回転動作)させる雲台本体16とから構成される。ハウジング14の前面には透明の前面ガラス18が設けられており、カメラはこの前面ガラス18を介してハウジング14外部の映像を撮影する。
【0016】
ハウジング14は雲台本体16から延設されたチルト軸(図示せず)に片持ち支持されており、このチルト軸が雲台本体16に内蔵されたチルトモータによって回転駆動される。これにより、ハウジング14と共にハウジング14内のカメラがチルティングする。
【0017】
また、雲台本体16は図示しない据付台上に固定されたパン軸19によって支持されており、このパン軸19を軸に雲台本体16が内蔵のパンモータによって回転駆動される。これにより、ハウジング14と共にハウジング14内のカメラがパンニングする。尚、カメラをパンニング又はチルティングさせる雲台10の動作を雲台10のパン/チルト動作というものとする。
【0018】
上記雲台コントローラ12は、雲台10にケーブルで直接、又は専用回線、公衆回線等の通信回線を介して接続されており、雲台コントローラ12での操作に基づいて雲台10及び雲台10に搭載されたカメラ(カメラ本体及びレンズ)の各種制御機能に関するコマンドが雲台10に送信されるようになっている。
【0019】
図2は、雲台コントローラ12の操作面の構成を示した平面図である。同図に示すように雲台コントローラ12の操作面には、操作桿(ジョイスティック)20、フォーカスつまみ22、ズームレバー24、タッチパネル付き液晶表示部26、及び、ファンクションキー28A〜28Eが配置されている。
【0020】
ジョイスティック20は、雲台10をパン/チルト操作するために機械的に構成された操作部材であり、ジョイスティック20を前後左右に傾斜させると、その傾斜方向及び傾斜量に応じた方向及び速度で雲台10をパン/チルト動作させることができる。
【0021】
フォーカスつまみ22は、カメラ(レンズ)のフォーカス操作を行うために機械的に構成された操作部材であり、フォーカスつまみ22を回動操作すると、その位置に応じたフォーカス位置にフォーカスを移動させることができる。
【0022】
ズームレバー24は、カメラ(レンズ)のズーム操作を行うために機械的に構成された操作部材であって、左右方向の中央にある前後方向の軸を中心に揺動するようになっている。ズームレバー24の左右のいずれかを押すと、押した側及びその押込み量に応じた方向及び速度でズームを移動させることができる。
【0023】
タッチパネル付き液晶表示部26(以下、単に液晶表示部26という)は、上記フォーカス、ズーム、パン/チルトのそれぞれを制御する制御機能以外の雲台10及びカメラの制御機能に関する操作を行うための操作部であり、液晶パネルと液晶パネルの表面に設置されたタッチパネルとから構成されている。
【0024】
液晶表示部26には、例えば初期画面として図3に示すような操作画面が表示される。その操作画面にはプリセットショット機能に関するスイッチが表示される。プリセットショット機能は、雲台10及びカメラの所望のパン/チルト位置、フォーカス位置、ズーム位置等をショット位置として事前に記憶させておくと、そのショット位置をショット再生の指示操作のみで再現できるようにした制御機能である。詳細は省略するが操作画面に表示されるスイッチとして、所望のショットを記憶させる際にオンするメモスイッチ30と、ショットを記憶し、又は、再生する際にそのショットのショット番号を指定する6つのショットスイッチ32A〜32Fと、ページを切り替えて各ショットスイッチ32A〜32Fに対して複数のショットを割り付けられるようにした4つのページスイッチ34A〜34Dとが表示される。操作画面上のスイッチの位置を指などでタッチすると、タッチパネルによってタッチしたスイッチが判別され、そのスイッチのオン/オフが切り替えられる。
【0025】
また、操作画面の上部には、液晶表示部26に表示させる操作画面の種類を選択する選択スイッチ36A〜36Dが表示される。例えば、本操作画面であるプリセットショット機能に関する操作画面を選択する選択スイッチ36A、カメラ(カメラ本体)の制御機能に関する操作画面を選択する選択スイッチ36B、ハウジング14の制御機能に関する操作画面を選択する選択スイッチ36C、他の操作画面に含まれない制御機能に関する操作画面を選択する選択スイッチ36Dが表示される。所望の操作画面の選択スイッチをタッチするとその操作画面が液晶表示部26に表示される。
【0026】
他の操作画面の例を示すと、例えば、カメラの制御機能に関する操作画面の選択スイッチ36Bをタッチすると、液晶表示部26の表示が図4に示すような操作画面に切り替わる。詳細は省略するがその操作画面には、例えば、カメラの電源をオン/オフするスイッチ40、オートホワイトバランスをオン/オフするスイッチ42、カメラゲインを前候補又は後候補に切り替えるスイッチ44A、44B、シャッタスピードを前候補又は後候補に切り替えるスイッチ46A、46Bなどが表示される。また、操作画面の上部には、図3と同様の選択スイッチ36A〜36Dが表示される。操作画面上でこれらのスイッチをタッチすると、そのタッチしたスイッチのオン/オフ等が切り替えられる。
【0027】
図2に示したファンクションキー(機能スイッチ)28A〜28Eは、液晶表示部26における一連の操作(操作手順)を記憶し、単一操作でその記憶した一連の操作に対する処理を再現するためのスイッチである。例えば、ファンクションキー28Aを押し続けながら、液晶表示部26の操作画面上で所望のスイッチをタッチする操作を順次繰り返すと、それらの各操作が操作順序と共に記憶される。ファンクションキー28Aを離すと記憶の処理が終了し、記憶された一連の操作がファンクションキー28Aに割り付けられる。そして、このようにして操作が割り付けられたファンクションキー28Aをオンすると、その操作を記憶したときの操作順序で各操作に対する処理が実行される。
【0028】
また、ファンクションキー28A〜28Eの操作も、これらに割り付けられる一連の操作のうちの一操作として記憶することもでき、あるファンクションキーに割り付けた一連の操作と液晶表示部26の操作画面上の新たな操作との組み合わせや、複数のファンクションキーに割り付けた一連の操作の組み合わせ等を、新たに別のファンクションキーに割り付けることができる。例えば、雲台10(カメラ)の向きをホームポジションにするという操作をファンクションキー28Aに割り付け、カメラの電源をオフにするという操作をファンクションキー28Bに割り付けてあったとすると、雲台10(カメラ)の向きをホームポジションにした後、カメラの電源をオフするという操作を、前記方法によりファンクションキー28Cに割り付けることができる。
【0029】
続いて、上記雲台コントローラ12の全体構成を示したブロック図を図5に示す。同図において、図2に示したジョイスティック20、フォーカスつまみ22、ズームレバー24は、操作部52として示されており、その操作部52での操作はCPU50によって検出されるようになっている。CPU50は、検出した操作に対応するコマンドを通信インターフェース54を通じて雲台10に送信する。これによって操作部52の操作に従って雲台10及びカメラが制御される。
【0030】
図2に示したタッチパネル付き液晶表示部26は、図5において液晶パネル56とタッチパネル58として示されており、液晶パネル56には図3、図4に示したような操作画面等がCPU50からの駆動信号によって図示しないドライバを介して表示されるようになっている。また、液晶表示部26の画面をタッチするとタッチパネル58によりタッチされた位置を示す信号が図示しないドライバを介してCPU50に与えられるようになっている。CPU50は、液晶パネル56に表示している現在の操作画面上においてどのスイッチがタッチされたかをタッチパネル58からの信号により検出し、いずれかのスイッチがタッチされたと判断した場合にはそれに対応する処理を実行する。例えば、カメラの制御機能に関するスイッチがタッチされた場合にそれに対応するコマンドを通信インターフェース54を通じて雲台10に送信する処理、図3、図4に示した選択スイッチ36A〜36Dのいずれかのスイッチがタッチされた場合にそのスイッチに対応する操作画面を液晶パネル56に表示させる処理、操作画面上のスイッチがタッチされてオンからオフ又はオフからオンに切り替わる場合にスイッチの明るさを変更する処理等を行う。
【0031】
また、図2に示した各ファンクションキー28A〜28Eのオン/オフ操作も、図5に示すようにCPU50により検出されるようになっており、CPU50は、いずれかのファンクションキーがオンされた(押された)場合、そのファンクションキーにすでに操作が割り付けられているときには、その操作手順(又はそれに対する処理内容)の情報を記憶したデータをメモリ60から読み出してその操作手順に沿った処理を実行する。尚、オンされたファンクションキーに何の操作も割り付けられていない場合に、液晶表示部26でのタッチ操作等(ファンクションキーに操作を割り付ける操作)が行われることなくそのファンクションキーがオフにされたときには何の処理も実行されない。
【0032】
一方、ファンクションキーがオンされた状態で液晶表示部26でのタッチ操作や他のファンクションキーがオンされた場合には、一連の操作を記憶する処理(ファンクションキーに操作を割り付ける処理)を実行する。例えば、ファンクションキーがオンされた状態で液晶表示部26でのタッチ操作が複数回行われた場合、各操作の順番と、各操作が行われたときの操作画面の種類(ただし必須ではない)と、各操作によってタッチされたスイッチの種類の情報がオンされたファンクションキーに対応付けてメモリ60に記録される。これによってオンされていたファンクションキーの一連の操作が割り付けられる。
【0033】
ここで、本実施の形態では、すでに操作が割り付けられたファンクションキーに対して上書きで新たな操作を割り付けられることを前提としているため、ファンクションキーがオンされた時点で、そのファンクションキーに割り付けられている操作に対する処理を実行すると、新たな操作を割り付けたい場合でも、すでに割り付けられている操作に対する処理が実行されることになる。このようにしても特別な不具合はないが、例えば、ファンクションキーがオンからオフに切り替わるときに、液晶表示部26でのタッチ操作等(即ち、ファンクションキーに新たな操作手順を割り付ける操作)があったか否かを判断し、なかった場合にのみすでに割り付けられている一連の操作に対する処理を実行するようにしてもよい。
【0034】
尚、上記実施の形態では、各ファンクションキー28A〜28Eに対して一連の操作を割り付けるようにし、その操作手順をメモリ60に記憶させるようにしたが、各ファンクションキー28A〜28Eに対して一連の操作に対するCPU50の一連の処理を割り付けるようにし、その一連の処理の各処理の内容と順序をメモリ60に記憶させるようにしてもよい。例えば、あるファンクションキーに操作又は処理を割り付ける際に、所定のスイッチをタッチしてオンからオフの状態に切り替えたとする。この後にそのファンクションキーをオンしてその操作又は処理を再現した場合に、ファンクションキーに操作を割り付けた場合と処理を割り付けた場合とでその結果が異なる。ファンクションキーに操作を割り付けた場合、ファンクションキーをオンすると、そのときの前記スイッチの状態がオンであればオフに切り替わり、前記スイッチの状態がオフであればオンに切り替わる。一方、ファンクションキーに処理を割り付けた場合にはオンからオフにする処理が再現されるため、ファンクションキーをオンすると、そのときの前記スイッチの状態にかかわらずスイッチはオフとなる。
【0035】
また、上記実施の形態では、ファンクションキー36A〜36Dに記憶させることができる操作(又はその操作に対する処理)は主に液晶表示部26でのタッチ操作に関する場合であったが、機械的に構成された操作部材の操作(又はその操作に対する処理)も記憶できるようにしてもよい。
【0036】
また、上記実施の形態では、機械的に構成される操作部材はジョイスティック20、フォーカスつまみ22、ズームレバー24、及び、ファンクションキー36A〜36Dとしたが、これに限らない。例えば、連続的な値を調整する操作によって制御される機能に関しては液晶表示部26の画面上で例えばアップ/ダウンスイッチをタッチ操作して調整するよりも、つまみ等の機械的に構成された操作部材を用いて操作した方が操作しやくなるため、そのような機能については機械的に構成される操作部材で操作できるようにしてもよい。一方、ファンクションキー36A〜36Dについては、実際の操作部材ではなく液晶表示部26に表示させるようにしてもよい。
【0037】
また、上記実施の形態のようなファンクションキー36A〜36Dは、上記実施の形態のような雲台コントローラ12の構成にかかわらず適用することができ、その作用効果は、複数の操作を単一操作で簡単に行いたい場合に有効である。
【0038】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る雲台コントローラによれば、雲台コントローラに設けられた表示手段の表示画面上のタッチ操作で雲台及びカメラの操作を行えるようにすることで、例えば、雲台及びカメラに対する多くの制御機能に関する操作画面をいくつかの切替表示可能な表示画面(操作画面)に分けることができるため、表示手段を小さくすることが可能となり雲台コントローラ全体としての小型化が可能となる。一方、機械的に構成された操作部材による操作が望ましい雲台の回転動作(パン動作やチルト動作)、カメラのズーム、フォーカスについては、表示画面上のタッチ操作とは別に個別の操作部材で操作できるようにしたため、雲台コントローラの小型化に伴う操作性の低下を軽減することができる。
【0039】
また、表示手段の表示画面上での所望のタッチ操作(1又は複数のタッチ操作)を機能スイッチに割り付けられるようにすることで、例えば、頻繁に行う表示画面上での一連のタッチ操作を簡単な機能スイッチの操作に代えることができるようになる。特に、雲台コントローラの小型化等のために雲台及びカメラに対する多くの制御機能に関する表示画面(操作画面)をいくつかの切替表示可能な操作画面に分けた場合に、所望の制御機能に関するスイッチを表示手段に表示させるまでの操作とそのスイッチのタッチ操作を機能スイッチに割り付けることによって、操作数を低減することができ、雲台コントローラの小型化等に伴う操作数の増加を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る雲台コントローラが使用される雲台システムの一実施の形態を示した全体構成図である。
【図2】図2は、雲台コントローラの操作面の構成を示した平面図である。
【図3】図3は、雲台コントローラの液晶表示部に表示される操作画面の一例を示した図である。
【図4】図4は、雲台コントローラの液晶表示部に表示される操作画面の一例を示した図である。
【図5】図5は、雲台コントローラの構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
10…雲台、12…雲台コントローラ、14…ハウジング、20…ジョイスティック、22…フォーカスつまみ、24…ズームレバー、26…タッチパネル付き液晶表示部、28A〜28E…ファンクションキー、30…メモスイッチ、32A〜32F…ショットスイッチ、34A〜34D…ページスイッチ、36A〜36D…選択スイッチ、50…CPU、52…操作部、54…通信インターフェース、56…液晶パネル、58…タッチパネル、60…メモリ

Claims (3)

  1. カメラを回動可能に支持する雲台に各種コマンドを送信する雲台コントローラにおいて、
    前記雲台及びカメラの各種制御機能に関する操作を行うためのスイッチを表示する操作画面を表示する表示手段と、
    前記操作画面の種類を切り替える操作画面選択手段と、
    前記操作画面上のスイッチに対するタッチ操作を検出するタッチ操作検出手段と、
    前記雲台の回転動作を操作するための回転動作操作部材と、
    前記カメラのズームを操作するためのズーム操作部材と、
    前記カメラのフォーカスを操作するためのフォーカス操作部材と、
    前記タッチ操作検出手段により検出されたタッチ操作、前記回転動作操作部材の操作、前記フォーカス操作部材の操作、及び、前記ズーム操作部材の操作に基づいて前記雲台にコマンド送信するコマンド送信手段と、
    を備え、前記回転動作、ズーム、フォーカスについては各操作を行うために機械的に構成された前記各操作部材により行うとともに、前記回転動作、ズーム、フォーカスのそれぞれを制御する制御機能以外の雲台及びカメラの制御機能に関する操作については前記操作画面上のスイッチにより行うようにしたことを特徴とする雲台コントローラ。
  2. 前記表示手段により表示されるスイッチに対する所望の一連の操作、又は、該操作により実行される一連の処理が割り付けられ、オン操作によって前記割り付けられた一連の操作に対する処理、又は、前記割り付けられた一連の処理を実行させるための機能スイッチが操作部材として設けられ、又は、前記表示手段に表示されることを特徴とする請求項1の雲台コントローラ。
  3. 前記表示手段は、前記雲台及びカメラの各種制御機能に関する操作を行うためのスイッチとして、プリセットショット機能、前記カメラの制御機能、又は、前記雲台のハウジングの制御機能に関する操作を行うためのスイッチを操作画面に表示することを特徴とする請求項1、又は、2の雲台コントローラ。
JP2003061532A 2003-03-07 2003-03-07 雲台コントローラ Expired - Fee Related JP4666888B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003061532A JP4666888B2 (ja) 2003-03-07 2003-03-07 雲台コントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003061532A JP4666888B2 (ja) 2003-03-07 2003-03-07 雲台コントローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004274333A JP2004274333A (ja) 2004-09-30
JP4666888B2 true JP4666888B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=33123725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003061532A Expired - Fee Related JP4666888B2 (ja) 2003-03-07 2003-03-07 雲台コントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4666888B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5002192B2 (ja) * 2006-05-26 2012-08-15 キヤノン株式会社 制御装置及びその制御方法
JP2010124074A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Fujinon Corp 操作装置
JP5311553B2 (ja) * 2008-11-17 2013-10-09 富士フイルム株式会社 操作装置及びリモコン雲台システム
CN108474515B (zh) * 2017-02-16 2020-08-04 深圳市大疆灵眸科技有限公司 云台系统和拍摄设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004274333A (ja) 2004-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4032404B2 (ja) 操作装置
US6526232B1 (en) Lens control unit
JP3597543B2 (ja) カーソル制御方法および装置
RU2519059C2 (ru) Способ и устройство компактного графического интерфейса пользователя
JP5604921B2 (ja) 画像表示システム、画像表示方法、画像表示装置
CA2089787C (en) Method and apparatus for user control by deriving next states of a process from a current state and by providing a visual presentation of the derived next states
US20090172598A1 (en) Multimedia reproducing apparatus and menu screen display method
US20090315807A1 (en) Multi-display operating system and method thereof
JP2007243268A (ja) 映像監視システムおよび映像監視プログラム
US20160092093A1 (en) Remote Focusing Unit
JPWO2009087992A1 (ja) 情報処理装置及びプログラム
WO2017159545A1 (ja) カメラ
CN101742092A (zh) 相机控制装置和相机控制方法
JP2003008964A (ja) 電子カメラ
JP4666888B2 (ja) 雲台コントローラ
JP3989473B2 (ja) 画像表示方法及び画像表示プログラム
JP4238954B2 (ja) レンズ制御装置
JP4210229B2 (ja) リモートコントロール装置
JP2000305003A (ja) レンズ制御装置
JP2007114503A (ja) 雲台制御装置および撮像システム
JP3413573B2 (ja) テレビカメラの遠隔制御装置
JP4225840B2 (ja) プラネタリウム投映装置および天文シミュレータ用のプログラム
JP2000305000A (ja) レンズ操作装置
JPH06168070A (ja) 遠隔操作装置
JP2004077706A (ja) レンズシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080804

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081210

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090128

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090403

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees