JPH06168070A - 遠隔操作装置 - Google Patents
遠隔操作装置Info
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- JPH06168070A JPH06168070A JP4320037A JP32003792A JPH06168070A JP H06168070 A JPH06168070 A JP H06168070A JP 4320037 A JP4320037 A JP 4320037A JP 32003792 A JP32003792 A JP 32003792A JP H06168070 A JPH06168070 A JP H06168070A
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- Details Of Television Systems (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な操作で映像表示体を一定速度で移動さ
せたり、移動方向を限定させたりする。 【構成】 ジョイスティック部のX方向及びY方向の出
力量を可変抵抗VR1,VR2の分圧電圧値として検出
し、キースイッチSWを押下して定速スピードモードを
選択すると、可変抵抗VR1,VR2の分圧電圧値にかか
わらず映像表示体の移動速度を一定とする表示体移動デ
ータをコントロールマイコン1が出力する。又、限定方
向モードを選択すると、可変抵抗VR1,VR2の分圧電
圧値による方向にかかわらず映像表示体の移動方向を上
下左右方向のみとする表示体移動データをコントロール
マイコン1が出力する。
せたり、移動方向を限定させたりする。 【構成】 ジョイスティック部のX方向及びY方向の出
力量を可変抵抗VR1,VR2の分圧電圧値として検出
し、キースイッチSWを押下して定速スピードモードを
選択すると、可変抵抗VR1,VR2の分圧電圧値にかか
わらず映像表示体の移動速度を一定とする表示体移動デ
ータをコントロールマイコン1が出力する。又、限定方
向モードを選択すると、可変抵抗VR1,VR2の分圧電
圧値による方向にかかわらず映像表示体の移動方向を上
下左右方向のみとする表示体移動データをコントロール
マイコン1が出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるAV機器(オ
ーディオ・ビジュアル機器)を遠隔操作する遠隔操作装
置に関する。
ーディオ・ビジュアル機器)を遠隔操作する遠隔操作装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】AV機器はテレビジョン受像機の画面に
各機能に対応した操作内容や操作手順等(以下操作メニ
ューという)とカーソルを表示し、カーソルを移動して
操作メニューの1つの項目を選択し、選択された機能を
実行させるものが提案されている。そして、上記操作メ
ニューの切替、カーソルの移動、操作メニューの項目選
択を遠隔操作装置で行うのが一般的であり、遠隔操作装
置としてはジョンスティックリモコン、マウスリモコン
など(ポインティングデバイス)がある。
各機能に対応した操作内容や操作手順等(以下操作メニ
ューという)とカーソルを表示し、カーソルを移動して
操作メニューの1つの項目を選択し、選択された機能を
実行させるものが提案されている。そして、上記操作メ
ニューの切替、カーソルの移動、操作メニューの項目選
択を遠隔操作装置で行うのが一般的であり、遠隔操作装
置としてはジョンスティックリモコン、マウスリモコン
など(ポインティングデバイス)がある。
【0003】例えばジョイスティックリモコンは、ジョ
イスティック部が360度の範囲で傾斜可能に構成さ
れ、このジョイスティック部の直交2軸方向の傾斜角を
電圧値としてそれぞれ取出す。この電圧値からジョイス
ティック部の傾斜方向及び傾斜量を検出し、この傾斜方
向及び傾斜量についてデータテーブルを参照する。デー
タテーブルは例えば傾斜方向について16区分に分け、
傾斜量について3段階に分けた表示体移動データを有す
る。そして、検出した傾斜方向及び傾斜量に対応する表
示体移動データ(移動方向,移動スピード)をテレビジ
ョン受像機に出力する。この表示体移動データに基づき
画面に表示された映像表示体(例えばカーソル)が移動
する。
イスティック部が360度の範囲で傾斜可能に構成さ
れ、このジョイスティック部の直交2軸方向の傾斜角を
電圧値としてそれぞれ取出す。この電圧値からジョイス
ティック部の傾斜方向及び傾斜量を検出し、この傾斜方
向及び傾斜量についてデータテーブルを参照する。デー
タテーブルは例えば傾斜方向について16区分に分け、
傾斜量について3段階に分けた表示体移動データを有す
る。そして、検出した傾斜方向及び傾斜量に対応する表
示体移動データ(移動方向,移動スピード)をテレビジ
ョン受像機に出力する。この表示体移動データに基づき
画面に表示された映像表示体(例えばカーソル)が移動
する。
【0004】即ち、映像表示体を移動したい方向及び移
動したいスピードによってジョイスティック部の傾斜方
向及び傾斜角を調整すれば映像表示体を所望の移動方向
及び移動スピードで動かすことができる。又、マウスリ
モコンの場合にはマウス部の回転方向及び回転スピード
を調整することによって同様に映像表示体を所望の移動
方向及び移動スピードで動かすことができる。
動したいスピードによってジョイスティック部の傾斜方
向及び傾斜角を調整すれば映像表示体を所望の移動方向
及び移動スピードで動かすことができる。又、マウスリ
モコンの場合にはマウス部の回転方向及び回転スピード
を調整することによって同様に映像表示体を所望の移動
方向及び移動スピードで動かすことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、映像表
示体を一定速度で動かす場合にはジョイスティック部の
傾斜角やマウス部の回転スピードを一定に保つよう操作
しなければならないが、操作者が無意識のうちにジョイ
スティック部の傾斜角やマウス部の回転スピードを変え
てしまう場合もあり操作が難しいという問題があった。
示体を一定速度で動かす場合にはジョイスティック部の
傾斜角やマウス部の回転スピードを一定に保つよう操作
しなければならないが、操作者が無意識のうちにジョイ
スティック部の傾斜角やマウス部の回転スピードを変え
てしまう場合もあり操作が難しいという問題があった。
【0006】また、映像表示体を水平方向や垂直方向に
移動させる場合にはジョイスティック部を正確に真上、
真下、真左、真右に傾斜させたり、マウス部を正確にそ
の方向に回転させたりしなければならず操作が難しいと
いう問題があった。
移動させる場合にはジョイスティック部を正確に真上、
真下、真左、真右に傾斜させたり、マウス部を正確にそ
の方向に回転させたりしなければならず操作が難しいと
いう問題があった。
【0007】そこで、本発明は簡単な操作で映像表示体
を一定速度で移動させることができる遠隔操作装置を提
供することを課題とする。また、他の発明は簡単な操作
で映像表示体を水平方向や垂直方向に移動させることが
できる遠隔操作装置を提供することを課題とする。
を一定速度で移動させることができる遠隔操作装置を提
供することを課題とする。また、他の発明は簡単な操作
で映像表示体を水平方向や垂直方向に移動させることが
できる遠隔操作装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の請求項1に係る発明の遠隔操作装置は、画面に映像表
示体を表示可能なAV機器を遠隔操作する遠隔操作装置
において、出力体の出力量を検出する出力検出手段と、
通常スピードモードと定速スピードモードとを選択でき
るモード選択手段と、通常スピードモードが選択された
ときには前記出力検出手段の検出する出力量に応じて前
記映像表示体の移動速度を変化させる表示体移動データ
を作成し、又、定速スピードモードが選択されたときに
は前記出力検出手段の検出する出力量にかかわらず前記
映像表示体の移動速度を一定とする表示体移動データを
作成する移動データ作成手段とを備えたものである。
の請求項1に係る発明の遠隔操作装置は、画面に映像表
示体を表示可能なAV機器を遠隔操作する遠隔操作装置
において、出力体の出力量を検出する出力検出手段と、
通常スピードモードと定速スピードモードとを選択でき
るモード選択手段と、通常スピードモードが選択された
ときには前記出力検出手段の検出する出力量に応じて前
記映像表示体の移動速度を変化させる表示体移動データ
を作成し、又、定速スピードモードが選択されたときに
は前記出力検出手段の検出する出力量にかかわらず前記
映像表示体の移動速度を一定とする表示体移動データを
作成する移動データ作成手段とを備えたものである。
【0009】また、請求項2に係る発明の遠隔操作装置
は、画面に映像表示体を表示可能なAV機器を遠隔操作
する遠隔操作装置において、出力体の出力方向を検出す
る出力検出手段と、マルチ方向モードと限定方向モード
とを選択できるモード選択手段と、マルチ方向モードが
選択されたときには前記出力検出手段の検出する出力方
向に応じて前記映像表示体の移動方向を変化させる表示
体移動データを作成し、又、限定方向モードが選択され
たときには前記出力検出手段の検出する出力方向を基準
として上下左右方向の内で近い方向を決定し前記映像表
示体の移動方向を水平及び垂直方向に限定する表示体移
動データを作成する移動データ作成手段とを備えたもの
である。
は、画面に映像表示体を表示可能なAV機器を遠隔操作
する遠隔操作装置において、出力体の出力方向を検出す
る出力検出手段と、マルチ方向モードと限定方向モード
とを選択できるモード選択手段と、マルチ方向モードが
選択されたときには前記出力検出手段の検出する出力方
向に応じて前記映像表示体の移動方向を変化させる表示
体移動データを作成し、又、限定方向モードが選択され
たときには前記出力検出手段の検出する出力方向を基準
として上下左右方向の内で近い方向を決定し前記映像表
示体の移動方向を水平及び垂直方向に限定する表示体移
動データを作成する移動データ作成手段とを備えたもの
である。
【0010】さらに、請求項3に係る発明の遠隔操作装
置は、画面に映像表示体を表示可能なAV機器を遠隔操
作する遠隔操作装置において、出力体の出力方向及び出
力量を検出する出力検出手段と、通常スピードモードと
定速スピードモードとを選択でき、かつ、マルチ方向モ
ードと限定方向モードとを選択できるモード選択手段
と、通常スピードモードが選択されたときには前記出力
検出手段の検出する出力量に応じて前記映像表示体の移
動速度を変化させる表示体移動データを作成し、又、定
速スピードモードが選択されたときには前記出力検出手
段の検出する出力量にかかわらず前記映像表示体の移動
速度を一定とする表示体移動データを作成すると共に、
マルチ方向モードが選択されたときには前記出力検出手
段の検出する出力方向に応じて前記映像表示体の移動方
向を変化させる表示体移動データを作成し、又、限定方
向モードが選択されたときには前記出力検出手段の検出
する出力方向を基準として上下左右方向の内で近い方向
を決定し前記映像表示体の移動方向を水平及び垂直方向
に限定する表示体移動データを作成する移動データ作成
手段とを備えたものである。
置は、画面に映像表示体を表示可能なAV機器を遠隔操
作する遠隔操作装置において、出力体の出力方向及び出
力量を検出する出力検出手段と、通常スピードモードと
定速スピードモードとを選択でき、かつ、マルチ方向モ
ードと限定方向モードとを選択できるモード選択手段
と、通常スピードモードが選択されたときには前記出力
検出手段の検出する出力量に応じて前記映像表示体の移
動速度を変化させる表示体移動データを作成し、又、定
速スピードモードが選択されたときには前記出力検出手
段の検出する出力量にかかわらず前記映像表示体の移動
速度を一定とする表示体移動データを作成すると共に、
マルチ方向モードが選択されたときには前記出力検出手
段の検出する出力方向に応じて前記映像表示体の移動方
向を変化させる表示体移動データを作成し、又、限定方
向モードが選択されたときには前記出力検出手段の検出
する出力方向を基準として上下左右方向の内で近い方向
を決定し前記映像表示体の移動方向を水平及び垂直方向
に限定する表示体移動データを作成する移動データ作成
手段とを備えたものである。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明によれば、定速スピードモ
ードを選択して出力体が出力するよう操作すれば、出力
体の出力量にかかわらず映像表示体の移動速度を一定と
する表示体移動データを作成する。請求項2に係る発明
によれば、限定方向モードを選択して出力体の出力方向
を略上下左右方向とするよう操作すれば、出力体の出力
方向が正確に上下左右方向でなくとも映像表示体の移動
方向を水平方向又は垂直方向とする表示体移動データを
作成する。請求項3に係る発明によれば、上記請求項1
の発明と上記請求項3の発明とを合わせた作用となる。
ードを選択して出力体が出力するよう操作すれば、出力
体の出力量にかかわらず映像表示体の移動速度を一定と
する表示体移動データを作成する。請求項2に係る発明
によれば、限定方向モードを選択して出力体の出力方向
を略上下左右方向とするよう操作すれば、出力体の出力
方向が正確に上下左右方向でなくとも映像表示体の移動
方向を水平方向又は垂直方向とする表示体移動データを
作成する。請求項3に係る発明によれば、上記請求項1
の発明と上記請求項3の発明とを合わせた作用となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1から図3は本発明の第1実施例を示し、この第
1実施例では遠隔操作装置としてジョイスティックリモ
コンを用いた場合を示す。図1には遠隔操作装置の回路
ブロック図が示されている。図1において、ジョイステ
ィックリモコンは出力体であるジョイスティック部が3
60度の範囲で傾斜可能に構成され、このジョイスティ
ック部の直交2軸方向(X方向,Y方向)の傾斜角に応
じて各可変抵抗VR1,VR2の可動子が可動される。そ
して、この出力検出手段である各可変抵抗VR1,VR2
による分圧、即ち、各傾斜角に対応する各電圧が移動デ
ータ作成手段であるコントロールマイコン1のA/D入
力ポートP1,P2にそれぞれ導かれている。各A/D入
力ポートP1,P2はX方向A/Dデータレジスタ2とY
方向A/Dデータレジスタ3にそれぞれ接続されてい
る。X方向A/Dデータレジスタ2とY方向A/Dデー
タレジスタ3はCPU5の制御信号に基づき各入力ポー
トP1,P2のデータ(電圧値)を取込み、取込んだデー
タをA/D変換して格納する。
る。図1から図3は本発明の第1実施例を示し、この第
1実施例では遠隔操作装置としてジョイスティックリモ
コンを用いた場合を示す。図1には遠隔操作装置の回路
ブロック図が示されている。図1において、ジョイステ
ィックリモコンは出力体であるジョイスティック部が3
60度の範囲で傾斜可能に構成され、このジョイスティ
ック部の直交2軸方向(X方向,Y方向)の傾斜角に応
じて各可変抵抗VR1,VR2の可動子が可動される。そ
して、この出力検出手段である各可変抵抗VR1,VR2
による分圧、即ち、各傾斜角に対応する各電圧が移動デ
ータ作成手段であるコントロールマイコン1のA/D入
力ポートP1,P2にそれぞれ導かれている。各A/D入
力ポートP1,P2はX方向A/Dデータレジスタ2とY
方向A/Dデータレジスタ3にそれぞれ接続されてい
る。X方向A/Dデータレジスタ2とY方向A/Dデー
タレジスタ3はCPU5の制御信号に基づき各入力ポー
トP1,P2のデータ(電圧値)を取込み、取込んだデー
タをA/D変換して格納する。
【0013】また、ジョイスティックリモコンはモード
選択のキースイッチSWを有し、キースイッチSWがオ
フのとき通常スピードモードを、オンのとき定速スピー
ドモードを選択できる。このキースイッチSWのオン・
オフによる電圧がキー入力ポートP3に導かれている。
このキー入力ポートP3はキーデータレジスタ4に接続
され、キーデータレジスタ4はCPU5の制御信号に基
づきキー入力ポートP3のデータ(Hレベル,Lレベ
ル)を取込み、取込んだデータを格納する。
選択のキースイッチSWを有し、キースイッチSWがオ
フのとき通常スピードモードを、オンのとき定速スピー
ドモードを選択できる。このキースイッチSWのオン・
オフによる電圧がキー入力ポートP3に導かれている。
このキー入力ポートP3はキーデータレジスタ4に接続
され、キーデータレジスタ4はCPU5の制御信号に基
づきキー入力ポートP3のデータ(Hレベル,Lレベ
ル)を取込み、取込んだデータを格納する。
【0014】CPU5はプログラムROM6のソフトウ
ェアに基づき動作を実行する。プログラムROM6には
図2に示す内容のフローチャートが格納されている。
又、ROM7には傾斜方向と傾斜量についてのコマンド
データテーブルが格納され、このコマンドデータテーブ
ルは図3に示す内容を有する。即ち、傾斜方向について
は16区分で、且つ、傾斜量については3段階の48エ
リアに分類され、48エリアには1〜48のコマンドデ
ータが付されている。
ェアに基づき動作を実行する。プログラムROM6には
図2に示す内容のフローチャートが格納されている。
又、ROM7には傾斜方向と傾斜量についてのコマンド
データテーブルが格納され、このコマンドデータテーブ
ルは図3に示す内容を有する。即ち、傾斜方向について
は16区分で、且つ、傾斜量については3段階の48エ
リアに分類され、48エリアには1〜48のコマンドデ
ータが付されている。
【0015】出力ポートレジスタ8はCPU5の出力す
るコマンドデータをセットし、このコマンドデータを出
力ポートP4に供給する。コントロールマイコン1の出
力ポートP4には出力トランジスタTrが接続され、この
出力トランジスタTrのオン・オフに応じて発光ダイオ
ード9が点滅する。
るコマンドデータをセットし、このコマンドデータを出
力ポートP4に供給する。コントロールマイコン1の出
力ポートP4には出力トランジスタTrが接続され、この
出力トランジスタTrのオン・オフに応じて発光ダイオ
ード9が点滅する。
【0016】次に、上記構成の作用を説明する。ジョイ
スティックリモコンの電源が入ると、CPU5はコント
ロールマイコン1の各ポートの入出力設定や各レジスタ
2,3,4,8のイニシャライズ等を行う(イニシャラ
イズルーチン)。次に、キー入力ポートP3の電圧(H
レベル,Lレベル)をキーデータレジスタ4にセットし
(キーセンスルーチン)、その後A/D入力ポート
P1,P2の各電圧値をX方向A/Dデータレジスタ2と
Y方向A/Dデータレジスタ3にセットする(A/Dセ
ンスルーチン)。X方向A/Dデータレジスタ2のデー
タVxとY方向データレジスタ3のデータVyによりSI
Nθ,COSθ,√a(a=Vx 2+Vy 2)を算出し、こ
のSINθ,COSθ,√aによりジョイスティック部
の傾斜方向、傾斜量を検出する。この値とROM7のコ
マンドデータテーブルを較べてコマンドデータを検索す
る(コマンド分類ルーチン)。
スティックリモコンの電源が入ると、CPU5はコント
ロールマイコン1の各ポートの入出力設定や各レジスタ
2,3,4,8のイニシャライズ等を行う(イニシャラ
イズルーチン)。次に、キー入力ポートP3の電圧(H
レベル,Lレベル)をキーデータレジスタ4にセットし
(キーセンスルーチン)、その後A/D入力ポート
P1,P2の各電圧値をX方向A/Dデータレジスタ2と
Y方向A/Dデータレジスタ3にセットする(A/Dセ
ンスルーチン)。X方向A/Dデータレジスタ2のデー
タVxとY方向データレジスタ3のデータVyによりSI
Nθ,COSθ,√a(a=Vx 2+Vy 2)を算出し、こ
のSINθ,COSθ,√aによりジョイスティック部
の傾斜方向、傾斜量を検出する。この値とROM7のコ
マンドデータテーブルを較べてコマンドデータを検索す
る(コマンド分類ルーチン)。
【0017】ここで、キーデータレジスタ4のデータが
キースイッチSWのオフのときには検索したコマンドデ
ータをそのまま出力し、ジョイスティック部の傾斜方向
で、且つ、傾斜量に対応した移動スピードで映像表示体
(例えばカーソル)が移動される。又、キーデータレジ
スタ4のデータがキースイッチSWのオンのときには検
索したコマンドデータをそのまま出力するのではなく、
ジョイスティック部の傾斜方向で、且つ、最低速のコマ
ンドデータ(例えばコマンドが1,17,33のときは
1)を出力し、ジョイスティック部の傾斜方向で、且
つ、最低速スピードで映像表示体が移動される。例えば
微小エリアでカーソル移動を最低速に固定することによ
ってカーソル位置のコントロールが容易に行える。尚、
この第1実施例では定速スピードモードのときに最低速
となるよう構成したが、最高速等になるよう構成しても
良い。
キースイッチSWのオフのときには検索したコマンドデ
ータをそのまま出力し、ジョイスティック部の傾斜方向
で、且つ、傾斜量に対応した移動スピードで映像表示体
(例えばカーソル)が移動される。又、キーデータレジ
スタ4のデータがキースイッチSWのオンのときには検
索したコマンドデータをそのまま出力するのではなく、
ジョイスティック部の傾斜方向で、且つ、最低速のコマ
ンドデータ(例えばコマンドが1,17,33のときは
1)を出力し、ジョイスティック部の傾斜方向で、且
つ、最低速スピードで映像表示体が移動される。例えば
微小エリアでカーソル移動を最低速に固定することによ
ってカーソル位置のコントロールが容易に行える。尚、
この第1実施例では定速スピードモードのときに最低速
となるよう構成したが、最高速等になるよう構成しても
良い。
【0018】図4には本発明の第2実施例が示されてい
る。この第2実施例と前記第1実施例を比較してキース
イッチSWがマルチ方向モードと限定方向モードとを選
択するモード選択手段として構成され、且つ、限定方向
モードが選択された場合には、図4のフローチャートに
示すように上下左右方向の内で近い方向(例えばコマン
ドが16,1,2のときは1)のコマンドを出力するよ
う構成されている。他の構成は前記第1実施例と同様で
あるため、その説明を省略する。
る。この第2実施例と前記第1実施例を比較してキース
イッチSWがマルチ方向モードと限定方向モードとを選
択するモード選択手段として構成され、且つ、限定方向
モードが選択された場合には、図4のフローチャートに
示すように上下左右方向の内で近い方向(例えばコマン
ドが16,1,2のときは1)のコマンドを出力するよ
う構成されている。他の構成は前記第1実施例と同様で
あるため、その説明を省略する。
【0019】この第2実施例によれば、キースイッチS
Wを押下することなくジョイスティック部を操作する
と、ジョイスティック部の傾斜方向に略対応する方向に
映像表示体が移動される。又、キースイッチSWを押下
してジョイスティック部を操作すると、ジョイスティッ
ク部の傾斜方向に対してそれに近い上下左右方向にのみ
映像表示体が移動される。従って、ジョイスティック部
の傾斜方向にあまり注意することなく映像表示体を上下
左右方向に移動できる。尚、この第2実施例では上下左
右方向のほぼ中間領域(コマンドデータが3,7,1
1,15等)に当るときには何もコマンドデータを送出
しないよう構成したが、傾斜方向の区分の仕方によって
はかかるデッドエリアを設けなくても良い。
Wを押下することなくジョイスティック部を操作する
と、ジョイスティック部の傾斜方向に略対応する方向に
映像表示体が移動される。又、キースイッチSWを押下
してジョイスティック部を操作すると、ジョイスティッ
ク部の傾斜方向に対してそれに近い上下左右方向にのみ
映像表示体が移動される。従って、ジョイスティック部
の傾斜方向にあまり注意することなく映像表示体を上下
左右方向に移動できる。尚、この第2実施例では上下左
右方向のほぼ中間領域(コマンドデータが3,7,1
1,15等)に当るときには何もコマンドデータを送出
しないよう構成したが、傾斜方向の区分の仕方によって
はかかるデッドエリアを設けなくても良い。
【0020】尚、第1実施例では映像表示体の移動スピ
ードを一定にでき、又、第2実施例では映像表示体の移
動方向を上下左右方向に限定できるよう構成したが、第
1実施例と第2実施例を組合せることによって移動スピ
ードを一定にでき、かつ、移動方向を上下左右方向に限
定できるよう構成することもできる。また、遠隔操作装
置がジョイスティックリモコンの場合を示したが、マウ
スリモコン等の場合も同様に本発明を適用できる。
ードを一定にでき、又、第2実施例では映像表示体の移
動方向を上下左右方向に限定できるよう構成したが、第
1実施例と第2実施例を組合せることによって移動スピ
ードを一定にでき、かつ、移動方向を上下左右方向に限
定できるよう構成することもできる。また、遠隔操作装
置がジョイスティックリモコンの場合を示したが、マウ
スリモコン等の場合も同様に本発明を適用できる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、定速スピードモードのときには検出する出力量にか
かわらず映像表示体の移動速度を一定とする表示体移動
データを作成したので、出力部の操作にあまり注意を払
うことなく映像表示体を一定速度で移動させることがで
きるという効果を奏する。
ば、定速スピードモードのときには検出する出力量にか
かわらず映像表示体の移動速度を一定とする表示体移動
データを作成したので、出力部の操作にあまり注意を払
うことなく映像表示体を一定速度で移動させることがで
きるという効果を奏する。
【0022】また、請求項2の発明によれば、限定方向
モードのときには検出する出力方向にかかわらずこれに
近い上下左右方向のみの映像表示体データを作成したの
で、出力部の操作にあまり注意を払うことなく映像表示
体を上下左右方向に限定して移動させることができると
いう効果を奏する。
モードのときには検出する出力方向にかかわらずこれに
近い上下左右方向のみの映像表示体データを作成したの
で、出力部の操作にあまり注意を払うことなく映像表示
体を上下左右方向に限定して移動させることができると
いう効果を奏する。
【0023】さらに、請求項3の発明によれば、定速ス
ピードモードのときには検出する出力量にかかわらず映
像表示体の移動速度を一定とし、限定方向モードのとき
には検出する出力方向にかかわらずこれに近い上下左右
方向のみの映像表示体データを作成したので、出力部の
操作にあまり注意を払うことなく映像表示体を一定速度
で移動させたり、上下左右方向に限定して移動させたり
することができるという効果を奏する。
ピードモードのときには検出する出力量にかかわらず映
像表示体の移動速度を一定とし、限定方向モードのとき
には検出する出力方向にかかわらずこれに近い上下左右
方向のみの映像表示体データを作成したので、出力部の
操作にあまり注意を払うことなく映像表示体を一定速度
で移動させたり、上下左右方向に限定して移動させたり
することができるという効果を奏する。
【図1】遠隔操作装置の回路ブロック図(第1実施
例)。
例)。
【図2】フローチャート(第1実施例)。
【図3】コマンドデータテーブルの内容を示す模式図
(第1実施例)。
(第1実施例)。
【図4】フローチャート(第2実施例)。
VR1,VR2…可変抵抗(出力検出手段) SW…キースイッチ(モード選択手段) 1…コントロールマイコン(移動データ作成手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 画面に映像表示体を表示可能なAV機器
を遠隔操作する遠隔操作装置において、出力体の出力量
を検出する出力検出手段と、通常スピードモードと定速
スピードモードとを選択できるモード選択手段と、通常
スピードモードが選択されたときには前記出力検出手段
の検出する出力量に応じて前記映像表示体の移動速度を
変化させる表示体移動データを作成し、又、定速スピー
ドモードが選択されたときには前記出力検出手段の検出
する出力量にかかわらず前記映像表示体の移動速度を一
定とする表示体移動データを作成する移動データ作成手
段とを備えたことを特徴とする遠隔操作装置。 - 【請求項2】 画面に映像表示体を表示可能なAV機器
を遠隔操作する遠隔操作装置において、出力体の出力方
向を検出する出力検出手段と、マルチ方向モードと限定
方向モードとを選択できるモード選択手段と、マルチ方
向モードが選択されたときには前記出力検出手段の検出
する出力方向に応じて前記映像表示体の移動方向を変化
させる表示体移動データを作成し、又、限定方向モード
が選択されたときには前記出力検出手段の検出する出力
方向を基準として上下左右方向の内で近い方向を決定し
前記映像表示体の移動方向を水平及び垂直方向に限定す
る表示体移動データを作成する移動データ作成手段とを
備えたことを特徴とする遠隔操作装置。 - 【請求項3】 画面に映像表示体を表示可能なAV機器
を遠隔操作する遠隔操作装置において、出力体の出力方
向及び出力量を検出する出力検出手段と、通常スピード
モードと定速スピードモードとを選択でき、かつ、マル
チ方向モードと限定方向モードとを選択できるモード選
択手段と、通常スピードモードが選択されたときには前
記出力検出手段の検出する出力量に応じて前記映像表示
体の移動速度を変化させる表示体移動データを作成し、
又、定速スピードモードが選択されたときには前記出力
検出手段の検出する出力量にかかわらず前記映像表示体
の移動速度を一定とする表示体移動データを作成すると
共に、マルチ方向モードが選択されたときには前記出力
検出手段の検出する出力方向に応じて前記映像表示体の
移動方向を変化させる表示体移動データを作成し、又、
限定方向モードが選択されたときには前記出力検出手段
の検出する出力方向を基準として上下左右方向の内で近
い方向を決定し前記映像表示体の移動方向を水平及び垂
直方向に限定する表示体移動データを作成する移動デー
タ作成手段とを備えたことを特徴とする遠隔操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4320037A JPH06168070A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 遠隔操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4320037A JPH06168070A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 遠隔操作装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168070A true JPH06168070A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18117046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4320037A Pending JPH06168070A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | 遠隔操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06168070A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000340072A (ja) * | 1999-05-25 | 2000-12-08 | Sony Corp | 操作感を有する操作器及び操作感の発生方法 |
JP2001222372A (ja) * | 2000-02-08 | 2001-08-17 | Access:Kk | 指示方向信号処理方法および装置 |
JP2009093102A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-04-30 | Nikon Corp | 電動ステージ制御装置 |
JP2009284400A (ja) * | 2008-05-26 | 2009-12-03 | Toa Corp | 入力装置及び音響装置用携帯端末装置 |
JP4659047B2 (ja) * | 2005-02-22 | 2011-03-30 | エヌエイチエヌ コーポレーション | 文字入力装置及び該文字入力装置における文字入力方法 |
US7922584B2 (en) | 2001-07-27 | 2011-04-12 | Namco Bandai Games, Inc. | Image generation method and information storage medium with program for video game in which operation of the controller beyond a predetermined angle causes a character to attack |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP4320037A patent/JPH06168070A/ja active Pending
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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