JPH0594704A - 照明制御装置 - Google Patents

照明制御装置

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JPH0594704A
JPH0594704A JP25259891A JP25259891A JPH0594704A JP H0594704 A JPH0594704 A JP H0594704A JP 25259891 A JP25259891 A JP 25259891A JP 25259891 A JP25259891 A JP 25259891A JP H0594704 A JPH0594704 A JP H0594704A
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JP
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distance
irradiation
luminaire
illuminated
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JP25259891A
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Inventor
Takashi Kawanami
尚 川並
Takao Ogawara
隆夫 大河原
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明器具本体と被照射面との距離が変化して
も、スポットの大きさを一定にすることができる照明制
御装置を提供する。 【構成】 センサ70で照明器具本体50と被照射面の距離
を検出する。照明器具本体50と被照射面の距離が長くな
った場合には、口径制御部32でアイリスシャッタ69を閉
じる方向に制御し、照射開口68の口径を小さくする。距
離が短くなった場合には、口径制御部32でアイリスシャ
ッタ69を開く方向に制御し、照射開口68の口径を大きく
する。照明器具本体50をチルトした場合にも、常に被照
射面におけるスポットの大きさを一定にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばテレビスタジ
オや劇場の舞台などの照明制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の照明制御装置は、光の照
射方向を自動制御できるパン用機器およびチルト用機器
を備えた複数の照明器具を天井等に設置し、各照明器具
のパン用機器およびチルト用機器に地上で操作を行なう
入力装置でそれぞれ角度を設定し、各照明器具のパンお
よびチルトの照射方向を設定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
照明制御装置は、照明器具本体をチルトなどさせた場
合、照明器具本体と被照射面との距離が変化すると、照
明器具本体により照射されるスポットの大きさが変化
し、スポットの大きさを一定に維持できない問題を有し
ている。
【0004】また、同様に、照明器具本体をチルトなど
させた場合、照明器具本体と被照射面との距離が変化す
ると、器具本体により照射される照度が変化し、照度を
一定に維持できない問題を有している。
【0005】さらに、同様に、照明器具本体をチルトな
どさせた場合、照明器具本体と被照射面との距離が変化
すると、照明器具本体の回動の角速度に対する照射面で
のスポットの移動速度が変化し、スポットが移動する速
度を一定に維持できない問題を有している。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、請求項1記載のものは、照明器具本体と被照射面と
の距離が変化しても、スポットの大きさを一定にするこ
とができる照明制御装置を提供することを目的とする。
【0007】また、請求項2記載のものは、照明器具本
体と被照射面との距離が変化しても、被照射面の照度を
一定にすることができる照明制御装置を提供することを
目的とする。
【0008】さらに、請求項3記載のものは、照明器具
本体と被照射面との距離が変化しても、被照射面のスポ
ットの移動速度を一定にすることができる照明制御装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明制御
装置は、前面に照射開口を有する照明器具本体と、前記
照射開口に取り付けられこの照射開口の口径を変化させ
る口径可変手段と、前記照明器具本体およびこの照明器
具本体により照射される被照射面の距離を検出する距離
センサと、この距離センサで検出された距離に従い前記
口径可変手段で前記照射開口の口径を可変し被照射面の
被照射面積を一定にさせる口径制御手段とを具備したも
のである。
【0010】請求項2記載の照明制御装置は、調光可能
な照明器具本体と、この照明器具本体およびこの照明器
具本体により照射される被照射面の距離を検出する距離
センサと、この距離センサで検出された距離に従い前記
照明器具本体の調光を可変し被照射面の照度を一定にさ
せる照度制御手段とを具備したものである。
【0011】請求項3記載の照明制御装置は、回動可能
な照明器具本体と、この照明器具本体およびこの照明器
具本体により照射される被照射面の距離を検出する距離
センサと、この距離センサで検出された距離に従い前記
照明器具本体の回動する角速度を可変し被照射面の照射
の移動速度を一定にする移動制御手段とを具備したもの
である。
【0012】
【作用】請求項1記載の照明制御装置は、口径制御手段
で、距離センサで検出された距離に従い、口径可変手段
で照射開口の口径を可変し、被照射面の被照射面積を一
定にさせるため、照明器具本体と被照射面との距離を変
化させても、照射スポットの大きさは一定になる。
【0013】請求項2記載の照明制御装置は、照度制御
手段で、距離センサで検出された距離に従い照明器具本
体の調光を可変し、被照射面の照度を一定にさせるた
め、照明器具本体と被照射面との距離を変化させても、
被照射面の照度は一定になる。
【0014】請求項3記載の照明制御装置は、移動制御
手段で、距離センサで検出された距離に従い照明器具本
体の回動する角速度を可変し、被照射面の照射の移動速
度を一定にするため、照明器具本体と被照射面との距離
を変化させても、照射スポットの移動速度は一定にな
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の照明制御装置の一実施例を図
面を参照して説明する。
【0016】図2において、1はマイクロコンピュータ
などのインターフェイス用端末器で、このインターフェ
イス用端末器1は接続線2を介して伝送器3に接続さ
れ、これらインターフェイス用端末器1と伝送器3とで
親器4を構成している。また、伝送器3は、伝送線5を
介して、それぞれ自己のアドレスを有する複数の照明用
子器としての照明器具6に接続されている。
【0017】そして、インターフェイス用端末器1およ
び伝送器3にて構成される親器4は、親器制御部10を有
し、この親器制御部10は、図3に示すように、キーボー
ドなどの操作スイッチ11、オンラインなどのデータ入力
部12が接続されたCPUなどの処理制御部13、この処理
制御部13が接続され伝送器3内に設けられた照明器具6
との送受信用の信号送受信部14を有している。
【0018】また、照明器具6は、照明器具制御部20を
有し、この照明器具制御部20は、図3に示すように、伝
送器3との信号の送受信を行なう信号送受信部21、この
信号送受信部21で受信された信号のアドレスなどの処理
を行なう処理部22が設けられている。さらに、この処理
部22には、パン動作を行なうパン用機器23、パン動作の
動作位置を検知するパン用センサ24、パン動作の原点を
検知するパン用原点センサ25、チルト動作を行なうチル
ト用機器26、チルト動作の動作位置を検知するチルト用
センサ27、チルト動作の原点を検知するチルト用原点セ
ンサ28、照明器具のX方向の動作を調整するX軸調整部
29、照明器具のY方向の動作を調整するY軸調整部30お
よび照明器具のZ方向の動作を調整するZ軸調整部31、
さらに、口径を制御する口径制御手段としての口径制御
部32、照度を制御する照度制御手段としての照度制御部
33、角速度を制御する移動制御手段としての移動制御部
34が、処理部22の同一アドレスの下で設けられている。
【0019】一方、照明器具6は、図1に示すようにな
っている。
【0020】まず、照明器具制御部20の大部分の構成
が、箱型の照明器具基体41内に収納され、この照明器具
基体41の下部には、パンタグラフ構造の伸縮自在の伸縮
部42の上端が取り付けられ、この伸縮部42の下端には矩
形板状の吊着体43が照明器具基体41に対して上下動自在
に取り付けられている。そして、吊着体43の下面には、
上下動用のモータ44が接続され、この上下動用のモータ
44には、プーリ45が回転自在に軸着され、このプーリ45
には、吊着体43に取り付けられた吊紐46が巻回され、プ
ーリ45を回転させることにより吊着体43を上下させる。
また、プーリ45には、このプーリ45の回転を検出するZ
軸用センサ47が取り付けられている。
【0021】さらに、吊着体43には、パン、チルト可動
な照明器具本体50が取り付けられている。この照明器具
本体50は前面に照射開口68を有し、この照射開口68には
口径が可変の口径可変手段としてのアイリスシャッタ69
が取り付けられており、また、照明器具本体50には、被
照射面との距離を測定するセンサ70が取り付けられてい
る。
【0022】また、この照明器具本体50は、図5に示す
ように、照明器具本体50の照射方向をパン方向に駆動す
るパン用機器を構成するステッピングモータのパン用モ
ータ51、このパン用モータ51による駆動位置を検出する
とともに原点を検出するパン用原点センサ25としての機
能をも有するパン用センサ24、照明器具本体50の照射方
向をチルト方向に駆動するチルト用機器を構成するステ
ップピングモータのチルト用モータ53、このチルト用モ
ータ53による駆動位置を検出するとともに原点を検出す
るチルト用原点センサ28としての機能をも有するチルト
用センサ27が設けられている。そして、パン用モータ51
には、このパン用モータ51を制御駆動するパン用機器を
構成するパン用CPU55およびパン用モータドライバ56
が接続され、チルト用モータ53には、このチルト用モー
タ53を制御駆動するチルト用機器を構成するチルト用C
PU57およびチルト用モータドライバ58が接続されてい
る。なお、パン用モータ51もチルト用モータ53のいずれ
も動作野原点から0°以下あるいは360°以上は回転
しないように電気的に制御される。そして、照明器具本
体50と照明器具基体41との間は、電源信号線48にて接続
されている。
【0023】さらに、チルト用機器は、図6に示すよう
な駆動機構を有している。
【0024】すなわち、チルト用モータ53の駆動シャフ
ト61には、ウォームギア62が取り付けられている。この
ウォームギア62には、駆動シャフト63に軸着されたホイ
ールギア64が噛合されている。さらに、駆動シャフト63
には、スリット板65も軸着され、駆動シャフト63ととも
に回転するようになっている。また、スリット板65に
は、チルト方向の原点に対応する位置にスリット66が形
成され、このスリット66に対向してチルト用原点センサ
28の光学センサ67が取り付けられ、チルト方向の原点に
あるときに光学センサ67がスリット66を検出するように
なっている。
【0025】なお、パン用機器も、チルト用機器と構成
は必ずしも同一ではないが、チルト用機器と同様に、原
点検知が行なわれる。
【0026】またさらに、照明器具基体41の上部には、
図1に示すように、内部が中空のコ字状に折曲形成され
た集電駆動用突部71が取り付けられ、この集電駆動用突
部71の上面には、直流電流集電用の直流集電摺動子72,
73が取り付けられ、一側面には交流集電摺動子74,75,
76が取り付けられている。また、集電駆動用突部71内に
は、走行用モータ77が収納され、他側面側に取り付けら
れた走行用ピニオンギア78を回転駆動するようになって
いる。さらに、この走行用モータ77の反対側には、回転
自在の車輪状の走行距離センサ79が取り付けられてい
る。
【0027】そして、集電駆動用突部71は、レール81に
懸架されている。このレール81は、下面に開口部82を有
する断面略コ字状に形成され、開口部82の両側には、水
平部83,84が折曲形成されている。この集電駆動用突部
71の内面上部には、直流集電摺動子72,73に接触して直
流電力を供給する薄板状の直流供給線85,86が配設さ
れ、一側内面には、交流集電摺動子74,75,76に接触し
て交流電力を供給する薄板状の交流供給線87,88,89が
配設されている。また、一側側の水平部83の状面には、
走行距離センサ79の周面が接触回転され、他側側の水平
部84の上面にはラックギア90が配設され、このラックギ
ア90に走行用ピニオンギア78が噛合されて、照明器具6
が走行するようになっている。
【0028】さらに、レール81は、図7に示すように、
天井面に格子状に懸架配設されている。
【0029】そして、格子の交点には、ターンテーブル
91が設けられている。このターンテーブル91は、図8に
示すように、断面がレール81と同一で、断面略コ字状に
形成され、下面に開口部92が形成され、この開口部92の
両側には、水平部93,94が折曲形成され、水平部94には
走行用ピニオンギア78が噛合されるラックギア95が配設
されている。さらに、ターンテーブル91の上面には、格
子状のレール81に対して垂直の回転駆動軸96が取り付け
られ、図示しない駆動機構により回転駆動される。
【0030】また、格子状のレール81の一端は、それぞ
れ照明器具6の収納位置になっており、たとえば出力の
異なる照明器具6毎に、フィルタの異なる照明器具6毎
に収納し、この収納位置は昇降自在のエレベータ装置97
になっており、メインテナンスの際に、照明器具6を地
上に下降することができるようになっている。
【0031】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0032】まず、図9に示すように、インターフェイ
ス用端末器1のキーボードなどから、キー入力があるか
否かを検出し(ステップ1)、キー入力がないときはそ
のまま待機し、キー入力があるときは、入力された信号
が照明器具6のアドレス番号であるか否かを検出する
(ステップ2)。このステップ2で器具番号の入力が行
なわれた場合は、アドレス番号を入力し(ステップ
3)、データを作成し(ステップ4)、ステップ2でア
ドレス番号が入力されなかった場合とともに、軸の入力
であるか否かを検出する(ステップ5)。そして、軸の
入力の場合は、軸入力し、(ステップ6)、軸選択し
(ステップ7)、ステップ5で軸番号が入力されなかっ
た場合とともに、モードの入力であるか否かを検出する
(ステップ8)。
【0033】ステップ8でモードの検出と判断された場
合は、モードを入力し(ステップ9)、モードを選択し
(ステップ10)、状態モニターであるか否かを検出し
(ステップ11)、状態モニターであると判断されたとき
は、照明器具6の配置、点灯状況をインターフェイス用
端末器1のディスプレイなどに表示することによりモニ
ターし(ステップ12)、ステップ1に戻る。ステップ11
で状態モニターでないと判断されたときは、個別制御で
はなく、パターン制御であるか否かを判断し(ステップ
13)、パターン制御であるとされたときは、あらかじめ
一括して設定する複数の照明器具6の制御を設定し(ス
テップ14)、ステップ1に戻る。ステップ13でパターン
制御でないと判断されたときは、天板取り込みであるか
否かを判断し(ステップ15)、天板取り込みであるとき
は、天板の取り込みを行ない(ステップ16)、ステップ
1に戻る。ステップ15で天板取り込みでないと判断され
たときは、フロッピーの初期化であるか否かを判断し
(ステップ17)、フロッピーの初期化であると判断され
ると、フロッピーの初期化のフォーマットを行ない(ス
テップ18)、ステップ1に戻る。ステップ17でフロッピ
ーの初期化でないと判断されたときは、終了か否かを判
断し(ステップ19)、終了と判断されたときは終了す
る。
【0034】また、ステップ8でモードの検出でないと
判断された場合、および、ステップ19で終了でないと判
断された場合は、送信命令であるか否かを判断し(ステ
ップ20)、送信命令ではないときはステップ1に戻り、
ステップ20で送信命令と判断されたときは、送信するた
めの図10に示す制御信号のアドレス番号などのすべて
のデータが揃っているかを判断する(ステップ21)。
【0035】この制御信号のフォーマットは、図10に
示すように、たとえば10桁に設定され、上1桁が制御
モード、次の3桁が照明器具6のアドレス番号、次の1
桁がパン用モータ51であるかあるいはチルト用モータ53
であるかを示す軸記号、残りの5桁が制御量を示す数値
データになっている。
【0036】そして、制御信号のこれらのデータのうち
1つでもデータが欠けているときは、ステップ1に戻
り、すべてが揃っているときは送信データを作成し(ス
テップ22)、伝送器3により送信して(ステップ23)、
ステップ1に戻る。
【0037】このようにして、パン用モータ51およびチ
ルト用モータ53を駆動して、照明器具6のパン方向およ
びチルト方向を設定する。
【0038】なお、制御信号のデータの設定に際して
は、上述のようにいずれのデータからでも、いずれのデ
ータのみでも設定できるので必要なデータの入力、ある
いは、変更するデータの入力のみで足りるので、データ
の入力量を減らすことができる。
【0039】また、照明器具6側では、図11に示すよ
うに、まず制御信号があるか否かを検出し(ステップ3
1)、制御信号がないときはステップ31で待機し、制御
信号があるときは自己のアドレスか否かを判断し(ステ
ップ32)、自己のアドレスでない場合はステップ31に戻
る。また、自己のアドレスの場合は、信号処理および解
析し(ステップ33)、処理の終了により処理のないよう
に従い処理終了信号を発信して(ステップ34)、ステッ
プ31に戻る。
【0040】そして、図12に示すように、伝送器3は
処理終了信号があるか否かを検出し(ステップ41)、処
理終了信号がないときは、ステップ41で待機し、処理終
了信号があったときは、送信したデータと制御された内
容が同一であるか否かなどの処理および解析を行ない
(ステップ42)、ステップ41に戻る。
【0041】したがって、インターフェイス用端末器1
にて照明器具6の動作、位置などを知ることができる。
【0042】そして、1つの照明器具6内の上下動用の
モータ44、パン用モータ51、チルト用モータ53および走
行用モータ77は1つのアドレスの下で設定できるので、
照明器具6とアドレスとを1対1対応することができ、
制御を容易にすることができる。さらに、フォーカス
用、カラーチェンジ用、バンドア用、ゴボ用などのモー
タも1つのアドレスにて制御するようにしてもよい。
【0043】また、照明器具6をレール81に沿って動か
すときは、インターフェイス用端末器1に入力されたX
軸、Y軸に従い走行用モータ77を回転させて走行用ピニ
オンギア78を回転させて、ラックギア90に沿って走行す
る。このとき、走行距離は走行距離センサ79により検出
し、所定位置に配置される。さらに、方向転換が必要な
ときは、ターンテーブル91を回動させて、照明器具6を
所定方向に回動する。高さ方向、すなわちZ軸方向に移
動するときは、上下動用のモータ44を回転させ、プーリ
45により吊紐46を巻き上げ巻き下ろし、吊着体43を所定
の高さに位置させる。
【0044】このように、インターフェイス用端末器1
の操作により、照明器具6の位置および照射方向を遠隔
自動制御できるので、実際に必要とされる適切な被照射
面の配光パターンを確認できる。
【0045】また、たとえば図6に示すように、原点位
置にスリット66を設け、インターフェイス用端末器1か
ら原点復帰制御指令を出力し、光学センサ67によりスリ
ット66を検出することにより、容易に原点を検知でき
る。したがって、原点復帰動作により、回転位置を原点
にし、インターフェイス用端末器1内のメモリされた位
置も原点に修正することにより、空転その他により生じ
た誤差を修正でき、精度を向上させることができる。こ
の原点復帰動作が、インターフェイス用端末器1から伝
送器3を介して出力されると、最後の動作がたとえば図
6に示すα方向への回転であった場合は、β方向に逆回
転させてスリット66のある原点位置を検出する。
【0046】このように、原点を検出して誤差を修正す
ることにより、従来のように複数設けていたエンコーダ
を無くすことができ、低価格化を図れる。
【0047】なお、この修正は、チルト用モータ53に限
らず、上下動用のモータ44、パン用モータ51、チルト用
モータ53、走行用モータ77、さらに、フォーカス用、カ
ラーチェンジ用、バンドア用、ゴボ用などのモータにも
適用することができる。さらに、特定のアドレスの照明
器具6のみ行なっても、すべての照明器具6を一括して
行なってもよい。
【0048】また、被照射面に照射されるスポットの大
きさを一定にする場合について、図13に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
【0049】まず、センサ70で照明器具本体50と被照射
面の距離を検出し(ステップ51)、距離が変化したか否
かを判断し(ステップ52)、距離に変化がない場合には
ステップ51に戻る。一方、ステップ52で距離が変化した
と判断された場合には、距離が長くなったかを判断し
(ステップ53)、距離が長くなった場合には、口径制御
部32でアイリスシャッタ69を閉じる方向に制御し、照射
開口68の口径を小さくする(ステップ54)。反対に、距
離が短くなった場合には、口径制御部32でアイリスシャ
ッタ69を開く方向に制御し、照射開口68の口径を大きく
する(ステップ55)。
【0050】そうして、このような制御を行なうことに
より、照明器具本体50をチルトした場合にも、常に被照
射面におけるスポットの大きさを一定にする。
【0051】さらに、被照射面に照射されるスポットの
照度を一定にする場合について、図14に示すフローチ
ャートを参照して説明する。
【0052】まず、センサ70で照明器具本体50と被照射
面の距離を検出し(ステップ61)、距離が変化したか否
かを判断し(ステップ62)、距離に変化がない場合には
ステップ61に戻る。一方、ステップ62で距離が変化した
と判断された場合には、距離が長くなったかを判断し
(ステップ63)、距離が長くなった場合には、照度制御
部33で照明器具本体50を明るくなる方向に調光制御し、
照明器具本体50の照射を明るくする(ステップ64)。反
対に、距離が短くなった場合には、照度制御部33で照明
器具本体50を暗くなる方向に調光制御し、照明器具本体
50の照射を暗くする(ステップ65)。
【0053】そうして、このような制御を行なうことに
より、照明器具本体50をチルトした場合にも、常に被照
射面におけるスポットの明るさを一定にする。
【0054】またさらに、被照射面に照射されるスポッ
トの移動速度を一定にする場合について、図15に示す
フローチャートを参照して説明する。
【0055】まず、センサ70で照明器具本体50と被照射
面の距離を検出し(ステップ71)、距離が変化したか否
かを判断し(ステップ72)、距離に変化がない場合には
ステップ71に戻る。一方、ステップ72で距離が変化した
と判断された場合には、距離が長くなったかを判断し
(ステップ73)、距離が長くなった場合には、移動制御
部34で照明器具本体50の角速度が小さくなるように制御
し、被照射面のスポットの移動速度を遅くする。(ステ
ップ74)。反対に、距離が短くなった場合には、移動制
御部34で照明器具本体50の角速度が大きくなるように制
御し、被照射面のスポットの移動速度を速くする。(ス
テップ75)。
【0056】そうして、このような制御を行なうことに
より、照明器具本体50をチルトした場合にも、常に被照
射面におけるスポットの移動速度を一定にする。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の照明制御装置によれば、
口径制御手段で、距離センサで検出された距離に従い、
口径可変手段で照射開口の口径を可変し、被照射面の被
照射面積を一定にさせるため、照明器具本体と被照射面
との距離を変化させても、照射スポットの大きさは一定
にできる。
【0058】請求項2記載の照明制御装置によれば、照
度制御手段で、距離センサで検出された距離に従い照明
器具本体の調光を可変し、被照射面の照度を一定にさせ
るため、照明器具本体と被照射面との距離を変化させて
も、被照射面の照度は一定にできる。
【0059】請求項3記載の照明制御装置によれば、移
動制御手段で、距離センサで検出された距離に従い照明
器具本体の回動する角速度を可変し、被照射面の照射の
移動速度を一定にするため、照明器具本体と被照射面と
の距離を変化させても、照射スポットの移動速度は一定
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明制御装置の一実施例の構成を示す
説明図である。
【図2】同上照明制御装置を示す回路図である。
【図3】同上親器の構成を示すブロック図である。
【図4】同上照明制御装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】同上照明器具本体の構成を示す説明図である。
【図6】同上照明器具本体の内部の構成を示す説明図で
ある。
【図7】同上レールの敷設状態を示す説明図である。
【図8】同上レールのターンテーブルを示す斜視図であ
る。
【図9】同上親器の動作を示すフローチャートである。
【図10】同上制御信号を示す説明図である。
【図11】同上照明器具の動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】同上親器の動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】同上被照射面のスポットの大きさを一定にす
る動作を示すフローチャートである。
【図14】同上被照射面の照度を一定にする動作を示す
フローチャートである。
【図15】同上被照射面のスポットの移動速度を一定に
する動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
32 口径制御手段としての口径制御部 33 照度制御手段としての照度制御部 34 移動制御手段としての移動制御部 50 照明器具本体 68 照射開口 69 口径可変手段としてのアイリスシャッタ 70 距離センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に照射開口を有する照明器具本体
    と、 前記照射開口に取り付けられこの照射開口の口径を変化
    させる口径可変手段と、 前記照明器具本体およびこの照明器具本体により照射さ
    れる被照射面の距離を検出する距離センサと、 この距離センサで検出された距離に従い前記口径可変手
    段で前記照射開口の口径を可変し被照射面の被照射面積
    を一定にさせる口径制御手段とを具備したことを特徴と
    する照明制御装置。
  2. 【請求項2】 調光可能な照明器具本体と、 この照明器具本体およびこの照明器具本体により照射さ
    れる被照射面の距離を検出する距離センサと、 この距離センサで検出された距離に従い前記照明器具本
    体の調光を可変し被照射面の照度を一定にさせる照度制
    御手段とを具備したことを特徴とする照明制御装置。
  3. 【請求項3】 回動可能な照明器具本体と、 この照明器具本体およびこの照明器具本体により照射さ
    れる被照射面の距離を検出する距離センサと、 この距離センサで検出された距離に従い前記照明器具本
    体の回動する角速度を可変し被照射面の照射の移動速度
    を一定にする移動制御手段とを具備したことを特徴とす
    る照明制御装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010161006A (ja) * 2009-01-09 2010-07-22 Marumo Denki Kk 照明装置
KR101219845B1 (ko) * 2011-06-21 2013-01-09 한국광기술원 자동 집광 조명장치, 자동 집광 조명시스템 및 자동 집광 방법
US9726903B2 (en) 2010-09-10 2017-08-08 3M Innovative Properties Company Eyewear with improved fit
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IT202100013835A1 (it) * 2021-05-27 2022-11-27 Enfi Teatro S R L Sistema d’illuminazione automatizzato per lo spazio scenico ed impianto d’illuminazione ad esso associato

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