JP3161435B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP3161435B2 JP32507098A JP32507098A JP3161435B2 JP 3161435 B2 JP3161435 B2 JP 3161435B2 JP 32507098 A JP32507098 A JP 32507098A JP 32507098 A JP32507098 A JP 32507098A JP 3161435 B2 JP3161435 B2 JP 3161435B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に係り、よ
り詳しくはMOS型電界効果トランジスタ(以下、これ
をMOSFETという。)あるいは単一半導体基板上に
バイポーラ素子とMOS素子の双方が設けられた半導体
装置(以下、これをBi−MOS素子という。)など、
MOS素子を含む半導体装置およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】MOS型半導体集積回路装置において
は、素子の高集積化に伴い、埋込みコンタクト構造が多
く採用されている。
【0003】従来のMOSFETにおける埋込みコンタ
クト構造の一例としては、ゲート電極とソース電極およ
びドレイン電極の少なくとも一方(以下、これをソース
/ドレイン電極という。)とを同一の多結晶シリコン成
長工程およびその加工工程によって形成し、このソース
/ドレイン電極等からの不純物拡散により形成したコン
タクト拡散領域を介して、ソース拡散領域あるいはドレ
イン拡散領域(以下、これをソース/ドレイン拡散領域
という。)とのコンタクトを形成しているものがあっ
た。
【0004】また、素子の微細化に伴い、MOSFET
においては、ホットエレクトロン対策としてLDD(L
ightly Doped Drain)構造が用いら
れている。
【0005】この種の半導体装置の構造例を模式的に図
2に示す。
【0006】図2において、MOSFETは、LDD構
造をなすnチャネルMOSトランジスタである。このM
OSFET100は、p型シリコン基板10上に埋込み
コンタクト構造を有している。そして、この埋込みコン
タクト構造を構成するコンタクト拡散領域28は、n+
型多結晶シリコン層からなるソース/ドレイン電極40
からの不純物拡散により形成されたn+拡散層より形成
されている。前記ソース/ドレイン電極40は、ゲート
電極30の層形成時に配線部44と共に形成される。そ
して、前記n+型コンタクト拡散領域28は、前記ソー
ス/ドレイン電極40の側壁に設けられたサイドウォー
ル50直下のn-型オフセット領域52を介し、一方の
+型ソース/ドレイン拡散領域42aに接続されてい
る。
【0007】図2中、12はフィールド酸化膜、14は
ゲート酸化膜、18は前記多結晶シリコン層のエッチン
グの際に形成されたシリコン層のエグレである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2に
示した半導体装置においては、埋込みコンタクト構造に
起因した以下の問題点がある。
【0009】(1)n+型多結晶シリコンからなるソー
ス/ドレイン電極40中の不純物として拡散係数が小さ
い不純物を用いた場合においては、n+型コンタクト拡
散領域28の接合は浅くなる。一方、このn+型コンタ
クト拡散領域28に接続するn-型オフセット領域52
の接合は本来的に浅く、抵抗が高い。したがって、埋込
みコンタクト構造全体としての抵抗が高くなり、MOS
FETのソース/ドレイン拡散領域42aに高い寄生抵
抗が付加されることになる。そのため、MOSFETの
相互コンダクタンスおよび該トランジスタのオン状態に
おいて流すことができるオン電流等の特性が低下する。
【0010】(2)n+型ゲート電極30およびn+型ソ
ース/ドレイン電極40をエッチング加工によって形成
する際に、p型シリコン基板10の露出部分が同時にエ
ッチングされてしまい、シリコン層にエグレ18が形成
される。そして、イオン打ち込み法によりn-型オフセ
ット領域52を形成する場合に、このシリコン層のエグ
レ18の周縁部には不純物がドーピングされにくいた
め、形成されるn-型オフセット領域52の不純物濃度
が所定値より低くなって抵抗が高くなりやすい。その結
果、LDD構造の機能が充分に発揮されず、前述した
(1)の問題がより顕著となる。また、エッチング工程
等における加工のばらつきの影響を受け、前記特性等が
大きくばらつくという問題がある。
【0011】以上の問題は、n+型多結晶シリコン層
(ソース/ドレイン電極40)、n-型オフセット領域
52およびn+型ソース/ドレイン拡散領域42a,4
2bの不純物として拡散係数の小さいヒ素を用いた場合
において顕著である。
【0012】また、前記(1)の問題は、LDD構造が
付加されない埋込みコンタクト構造を有するMOSFE
Tの場合においても、同様の理由により問題となる。
【0013】更に、Bi−MOS素子においても、n+
型多結晶シリコン層からのヒ素の不純物拡散によって、
バイポーラトランジスタのn+型エミッタ拡散領域を形
成する場合には、前記MOSFETと同様の問題が生ず
る。
【0014】すなわち、バイポーラトランジスタを高速
化するためには、n+型エミッタ拡散領域の接合を浅く
する必要がある。そのため、エミッタ拡散領域と同時に
MOSFETのコンタクト拡散領域を形成する場合に
は、コンタクト拡散領域の接合が浅くなり、前記
(1),(2)と同じ問題が生じる。そのため、Bi−
MOS素子において埋込みコンタクト構造に起因する寄
生抵抗を低減しようとすると、拡散領域の接合を深くす
ることが必要となり、このことがBi−MOS素子の高
速化の障害となっていた。
【0015】本発明はこのような問題点を解決するもの
であり、その目的は、エッチング等の製造工程における
加工のばらつきの影響の受けにくく、特性の安定した、
低抵抗の埋込みコンタクト構造を有する半導体装置を提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、 (1)本発明の半導体装置は、同一基板上に、MOS素
子とバイポーラ素子とを含む半導体装置であって、前記
MOS素子は、前記半導体基板上に形成されたゲート酸
化膜と、前記ゲート酸化膜上に形成されたゲート電極
と、前記ゲート酸化膜上に延在しないように、前記半導
体基板の上方に形成されたソース/ドレイン電極と、前
記ソース/ドレイン電極からの不純物拡散により形成さ
れた第1のコンタクト拡散領域と、前記第1のコンタク
ト拡散領域を含みそれよりも深く形成された第2のコン
タクト拡散領域と、を有する埋込みコンタクト構造と、
を有することを特徴とする。
【0017】(2)また、本発明の半導体装置は、
(1)に記載の半導体装置において、エミッタ電極は、
前記ソース/ドレイン電極及び前記ゲート電極と同一層
の多結晶シリコン層から形成されることを特徴とする。
【0018】(3)また、本発明の半導体装置は、
(1)に記載の半導体装置において、前記ゲート電極の
側壁に形成されたサイドウォールと、前記サイドウォー
ルの下方に形成されたオフセット領域と、前記オフセッ
ト領域に隣接して形成されたソース/ドレイン領域とを
有することを特徴とする。
【0019】(4)また、本発明の半導体装置の製造方
法は、 (a)半導体基板上にフィールド酸化膜およびゲート酸
化膜を形成する工程、 (b)所定の部分に第1の不純物をドーピングし、第2
のコンタクト拡散領域とコレクタ拡散領域とを形成する
工程、 (c)前記第2のコンタクト拡散領域上及びエミッタ拡
散領域を形成する領域上のゲート酸化膜を除去した後
に、前記半導体基板の上方に第2の不純物を含む多結晶
シリコン層を形成する工程、 (d)前記多結晶シリコン層から前記第2の不純物を拡
散することによって、前記エミッタ拡散領域と、前記第
2のコンタクト領域よりも浅い第1のコンタクト拡散領
域と、を形成する工程、 (e)前記多結晶シリコン層をエッチングして、前記ゲ
ート酸化膜上にゲート電極と、前記エミッタ拡散領域上
にエミッタ電極と、前記ゲート酸化膜上に延在しないよ
うに前記第1のコンタクト拡散領域上にソース/ドレイ
ン電極と、を形成する工程、を有することを特徴とす
る。
【0020】
【作用】本発明の半導体装置によれば、MOS素子の埋
込みコンタクト構造を構成する拡散領域が、多結晶シリ
コン層からの不純物拡散により形成された第1のコンタ
クト拡散領域と、前記第1のコンタクト拡散領域よりも
拡散が深く形成された第2のコンタクト拡散領域から構
成されているため、エッチング工程等の製造工程に起因
する加工のばらつきの影響を受けにくく、特性の安定し
た、低抵抗な埋込みコンタクトが得られ、寄生抵抗の小
さい半導体装置が実現できる。
【0021】さらに、本発明のMOS素子は、深い拡散
層を有し、ソース/ドレインの接合面積を大きくするこ
とができるため、例えば、スタティック・ランダム・ア
クセス・メモリ(SRAM)に好適に用いることができ
る。すなわち、近年の素子の微細化に伴い、トランジス
タのソース/ドレインの接合が浅くなってきているた
め、これらの接合面積も小さくなっている。そのため、
ソース/ドレインの接合容量が小さくなり、これを用い
たSRAMにおける蓄積ノードの接合容量が不十分とな
り、その結果、SRAMにおいて、ノイズ,リーク電
流,α線ソフトエラーに対する耐性などの特性が低下す
る傾向にある。この問題は、特にドレイン側において顕
著である。しかし、本発明のMOS素子を適用したnチ
ャネルトランジスタを使用することにより、トランジス
タのチャネル近傍のソース/ドレインの接合を浅く保っ
たまま、同時にソース/ドレインの接合面積を大きくす
ることができ、それに伴って接合容量も大きくなるた
め、前述の問題を回避することができる。
【0022】また、埋込みコンタクト構造を構成する第
2のコンタクト拡散領域の接合深さおよび不純物濃度
は、多結晶シリコン層中の不純物濃度に依存せず独立に
設定できるため、デバイス設計の自由度を向上させるこ
とが可能となる。
【0023】このようなMOS素子をバイポーラ素子と
組合わせることにより、バイポーラ素子の高速動作を達
成しながら寄生抵抗の小さいBi−MOS素子を実現す
ることができる。
【0024】そして、これらの装置は、前記製造方法に
よって従来と同程度の工程数で簡易に製造することがで
きる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の代表的な実施例を図面を用い
て具体的に説明する。
【0026】実施例1 図1は、本発明の第1実施例を模式的に示す半導体装置
の断面図である。
【0027】図1中において、前述した図2の従来の半
導体装置と実質的に同一部分には同一の符号を付してい
る。
【0028】この半導体装置は、LDD構造を有するn
チャネルMOSFET100から構成されている。この
MOSFET100は、p型シリコン基板10上にフィ
ールド酸化膜12およびゲート酸化膜14が形成されて
いる。前記ゲート酸化膜14上にはゲート電極30が形
成され、このゲート電極30と離間した位置にソース/
ドレイン電極40およびこの電極40に連続する配線部
44が形成されている。そして、前記ゲート電極30の
両サイド及びソース/ドレイン電極40の端部にはシリ
コン酸化膜からなるサイドウォール50が形成されてい
る。そして、このサイドウォール50の下位にはLDD
構造を構成するn-型オフセット領域52が形成されて
いる。
【0029】前記シリコン基板10において、ゲート電
極30の両サイドにはn+型ソース/ドレイン拡散領域
42a及び42bが形成されている。この実施例におい
ては、一方のn+型ソース/ドレイン拡散領域42aと
ソース/ドレイン電極40との接続が、埋込みコンタク
ト構造20によって行われている。
【0030】この埋込みコンタクト構造20は、シリコ
ン基板10の表面に浅く形成された第1のコンタクト拡
散領域22と、この第1のn+型コンタクト拡散領域2
2より深く形成された第2のn+型コンタクト拡散領域
24とから構成されている。前記第2のn+型コンタク
ト拡散領域24は、予めシリコン基板10に不純物とし
て拡散係数の大きいリンが拡散されて構成され、その一
部は前記n+型ソース/ドレイン拡散領域42aと接続
された状態にある。また、前記第1のn+型コンタクト
拡散領域22は、前記ソース/ドレイン電極40からの
拡散係数の小さいヒ素の不純物拡散により形成されてい
る。これらn+型コンタクト拡散領域22,24の拡散
の具体的な深さは特に限定されないが、第2のn+型コ
ンタクト拡散領域24が埋込みコンタクト構造20のコ
ンタクト抵抗を所定の値以下に低減させることができる
ように、充分深く形成される必要がある。これらのn+
型コンタクト拡散領域22,24の拡散の深さとして
は、例えば、第1のn+型コンタクト拡散領域22にお
いては0.1〜0.3μm、第2のn+型コンタクト拡
散領域においては0.5〜0.8μmと設定することが
できる。
【0031】上記実施例の構成によれば、埋込みコンタ
クト構造20を形成する拡散領域は、ヒ素の不純物拡散
により形成された前記第1のn+型コンタクト領域22
と、この第1のn+型コンタクト拡散領域22よりも拡
散が深く形成された、リンの不純物拡散からなる第2の
+型コンタクト拡散領域24とから構成されている。
この2層構造によって、従来問題になっていた埋め込め
コンタクト抵抗を充分に低減させることができ、寄生抵
抗の小さいMOSFETを実現することが可能となる。
【0032】さらに、前記MOSFET100は、深い
接合を有する第2のn+型コンタクト拡散領域24を有
し、n+型ソース/ドレイン拡散領域42aの接合面積
を大きくすることができるため、チャネル近傍のソース
/ドレイン拡散領域42a,42bの接合を浅く保った
状態で、同時に十分な接合容量を確保することができ、
例えば、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ
(SRAM)に好適に用いることができる。
【0033】また、第2のn+型コンタクト拡散領域2
4の接合を深く設定できるため、多結晶シリコン層のエ
ッチングの際に生ずるシリコン基板10のエッチング深
さ等の製造工程における加工のばらつきに影響されず、
安定的に低抵抗な埋込みコンタクト構造を得ることがで
きる。
【0034】更に、第2のn+型コンタクト拡散領域2
4の接合深さおよび不純物濃度は、多結晶シリコン層中
の不純物濃度に依存せず独立に設定できるため、デバイ
ス設計の自由度が向上する。
【0035】なお、上記構成の装置においては、一方の
ソース/ドレイン電極に対してのみ埋込みコンタクト構
造が形成されているが、両方のソース/ドレイン電極に
対して埋込みコンタクト構造が形成されていてもよい。
【0036】図4(A)〜(C)および図5(A)〜
(D)は、図1に示す半導体装置の製造プロセスを模式
的に説明する断面図である。図4および図5において図
1の実施例と実質的に同一あるいは相当する部分には同
一符号を用いている。
【0037】(A)図4(A)に示す工程においては、
一般的方法により、p型シリコン基板10上にフィール
ド酸化膜12およびゲート酸化膜14を形成する。その
後、レジスト膜R1をマスクとして用い、埋込みコンタ
クト構造20を構成する領域に、打ち込みエネルギーが
80〜120KeV,打ち込み量が5×1013〜5×1
14cm-2程度の条件でリンのイオン打ち込み(図中、
矢印で示す)をする。さらに、レジスト膜R1を除去し
た後、窒素雰囲気中で900〜1,000℃、40〜8
0分間の条件でアニール処理をする。この工程で、第2
のn+型コンタクト拡散領域24が形成される。
【0038】(B)図4(B)に示す工程においては、
埋込みコンタクト構造20を形成する領域のゲート酸化
膜14に開孔部H1を設け、更にシリコン基板10上に
多結晶シリコン層16を2,000〜5,000オング
ストローム程度の膜厚で積載させる。その後、打ち込み
エネルギーが60〜100KeV,打ち込み量が5×1
15〜1×1016cm-2の条件でヒ素のイオン打ち込み
(図中、矢印で示す)をし、更に窒素雰囲気中で900
〜1,000℃、20〜30分間のアニール処理をす
る。この工程で、多結晶シリコン層16からのヒ素の不
純物拡散により第1のn+型コンタクト拡散領域22が
形成される。
【0039】(C)図4(C)に示す工程においては、
多結晶シリコン層16を通常のフォトリソグラフィおよ
びエッチング技術によってエッチングし、n+型ゲート
電極30およびn+型ソース/ドレイン電極40および
これに連続する配線部44を形成する。この際、p型シ
リコン基板10の露出部分も同時にエッチングされ、基
板10上にエグレ18が形成されてしまう。
【0040】(D)図5(A)に示す工程においては、
LDD構造のn-型オフセット領域を形成するために、
打ち込みエネルギーが50〜100KeV、打ち込み量
が1〜3×1013cm-2の条件でヒ素あるいはリンのイ
オン打ち込み(図中、矢印で示す)を行い、この工程に
よってシリコン基板10の表面に拡散領域52aを形成
することができる。
【0041】(E)図5(B)に示す工程においては、
化学気相成長(CVD)法によって、シリコン酸化膜5
0aを3,000〜7,000オングストローム程度の
厚みで堆積させる。
【0042】(F)図5(C)に示す工程においては、
前記シリコン酸化膜50aを異方性エッチングによりエ
ッチングする。この工程によって、ゲート電極30およ
びソース/ドレイン電極40の端部にシリコン酸化膜か
らなるサイドウォール50が形成される。
【0043】(G)図5(D)に示す工程においては、
打ち込みエネルギーが50〜100KeV、打ち込み量
が1〜5×1015cm-2の条件でリンあるいはヒ素のイ
オン打ち込み(図中、矢印で示す)を行い、更に窒素雰
囲気中で900〜1,000℃、20〜60分間のアニ
ール処理を行う。この工程によって、n+型ソース/ド
レイン拡散領域42aおよび42bが形成される。そし
て、前記サイドウォール50の下位に位置する部分には
前記拡散領域52aの一部によって構成されるn-型オ
フセット領域52が形成され、いわゆるLDD構造を構
成している。
【0044】以上の一連の工程によって図1に示すMO
SFETを構成することができる。また、本発明の第1
実施例の他のMOSFET300は、図3に示すよう
に、LDD構造が付加されない埋込みコンタクト構造を
有することが可能である。
【0045】このMOSFET300においては、図1
のLDD型MOSFET100のn-型オフセット領域
52に相当する領域を有していないが、その他の基本的
な構成は図1のMOSFET100と同一である。
【0046】実施例2 図6は、本発明の第2実施例を模式的に示す半導体装置
の断面図である。
【0047】図6に示すBi−MOS素子は、p型シリ
コン基板10上に形成されたn型ウエル10a内に、ウ
オシュット・エミッタ構造を有するnpn縦型バイポー
ラトランジスタ200が、p型ウエル10b内にはLD
D構造をなすnチャネルMOSFET100がそれぞれ
形成されている。
【0048】ここで、前記MOSFET100は、前述
した第1実施例のMOSFET100と同様の構成を有
するため、図1に示す部分と実質的に同一の構成および
作用を有する部分には同一の符号を付し、その詳細な説
明を省略する。
【0049】前記バイポーラトランジスタ200は、n
型ウェル10a内に形成されたn+型エミッタ拡散領域
62と、このn+型エミッタ拡散領域62の下側に形成
されるp型ベース拡散領域64と、このp型ベース拡散
領域64に対しフィールド酸化膜12を介して配置され
るn+型コレクタ拡散領域66とから構成されている。
【0050】そして、前記n+型エミッタ拡散領域62
上には、n+型エミッタ電極60が形成されている。
【0051】前記バイポーラトランジスタ200のn+
型エミッタ電極60と、MOSFET100のn+型ゲ
ート電極30と、埋込みコンタクト領域20に接続され
るソース/ドレイン電極40および配線部44とは、同
一の層形成により形成され、ヒ素を含有するn+型多結
晶シリコン層により構成されている。
【0052】前記MOSFET100の埋込みコンタク
ト構造20を構成する第1のn+型コンタクト拡散領域
22と、前記バイポーラトランジスタ200のn+型エ
ミッタ拡散領域62とは、n+型多結晶シリコン層(4
0,60)からのヒ素の不純物拡散により同時に形成さ
れ、両者はほぼ同一の拡散深さおよび不純物濃度を有し
ている。また、前記MOSFET100の埋込みコンタ
クト構造20を構成する第2のn+型コンタクト拡散領
域24と、前記バイポーラトランジスタ200のコレク
タ電極引き出し用のn+型コレクタ拡散領域66とは、
リンの不純物拡散により同時に形成され、両者はほぼ同
一の拡散深さおよび不純物濃度を有している。
【0053】本実施例における拡散の深さとしては、例
えばMOSFET100についてみると、第1のn+
コンタクト拡散領域22を0.1〜0.3μm、第2の
+型コンタクト拡散領域24を0.5〜0.8μmと
設定できる。
【0054】上記実施例の構造によれば、前記MOSF
ET100の埋込みコンタクト構造20を、接合の浅い
第1のn+型コンタクト拡散領域22と接合の深い第2
のn+型コンタクト拡散領域24とからな2層構造とし
たため、従来問題になっていた埋込みコンタクト抵抗を
低減することができる。したがって、寄生抵抗の小さい
MOSFET100と、浅い接合を有することによって
高速化に適したバイポーラトランジスタ200とを、同
一基板上に形成させることが可能となった。
【0055】また、MOSFET100の埋込みコンタ
クト構造20を構成する第2のn+型コンタクト拡散領
域24の拡散を深く設定できるため、前記第1実施例に
おいて述べたように、多結晶シリコン層のエッチングの
際に生ずるシリコン基板10のエッチングの深さ等の製
造工程における加工のばらつきに影響されず、安定的に
低抵抗な埋込みコンタクト構造を得ることができる。
【0056】また、前記バイポーラトランジスタ200
を構成するn+型エミッタ拡散領域62とMOSFET
100の第2のn+型コンタクト拡散領域24との拡散
深さおよび不純物濃度を独立に設定できるため、バイポ
ーラトランジスタ200とMOSFET100の埋込み
コンタクト20との特性を独立に設定することができ、
デバイス設計の自由度が向上する。
【0057】図7(A)〜(C)および図8(A)〜
(D)は図6に示す半導体装置の製造プロセスを模式的
に示す断面図である。
【0058】(A)図7(A)に示す工程においては、
一般的方法により、p型シリコン基板10内にn型ウエ
ル10a、p型ウエル10bを、シリコン基板10上に
フィールド酸化膜12、酸化シリコン膜14aを形成す
る。その後、所定部分に開孔を有するレジスト膜R2を
マスクとして、打ち込みエネルギが80〜120Ke
V、打ち込み量が5×1013〜5×1014cm-2程度の
条件でリンのイオン打ち込み(図中、矢印で示す)を
し、さらに窒素雰囲気中で900〜1,000℃、40
〜80分間のアニール処理を行う。この工程によって、
コレクタ電極引き出し用のn+型コレクタ拡散領域66
および第2のn+型コンタクト拡散領域24が形成され
る。
【0059】(B)図7(B)に示す工程においては、
図7(A)のレジスト膜R2を除去した後、ボロン等の
p型不純物をイオン注入してベース拡散領域64を形成
する。その後、図6Aの酸化シリコン膜14aに、埋込
みコンタクト形成用の開孔部H2およびエミッタ拡散領
域形成用の開孔部H3を形成する。次いで、基板10上
にCVD法により多結晶シリコン層16を2,000〜
5,000オングストローム程度堆積した後、打ち込み
エネルギーが60〜100KeV、打ち込み量5×10
15〜1×1016cm-2の条件でヒ素をイオン打ち込み
(図中、矢印で示す)し、さらに窒素雰囲気中で900
〜1000℃、20〜30分間のアニール処理をする。
この工程で、多結晶シリコン層16からのヒ素の不純物
拡散により、n+型エミッタ拡散領域62と第1のn+
コンタクト拡散領域22とが形成される。
【0060】(C)図7(C)に示す工程において、多
結晶シリコン層16をフォトエッチングすることによ
り、n+型エミッタ電極60、n+型ゲート電極30、埋
込みコンタクト構造に接続されるn+型ソース/ドレイ
ン電極40および配線部44を形成する。この際、p型
シリコン基板10の露出部分も同時にエッチングされ、
基板10上にエグレ18が形成される。
【0061】(D)図8(A)に示す工程においては、
バイポーラトランジスタ形成領域にレジスト膜R3を形
成する。その後、MOSFET形成領域において、LD
D構造のオフセット領域を形成するために、打ち込みエ
ネルギーが50〜100KeV、打ち込み量が1〜3×
1013cm-2の条件でヒ素あるいはリンのイオン打ち込
み(図中、矢印で示す)を行い、この工程によってMO
SFET形成領域のシリコン基板10の表面にn-拡散
領域52aを形成することができる。
【0062】(E)図8(B)に示す工程においては、
レジスト膜R3を除去した後、CVD法によって、シリ
コン酸化膜50aを3,000〜7,000オングスト
ローム程度の厚みで堆積させる。
【0063】(F)図8(C)に示す工程においては、
前記シリコン酸化膜50aを異方性エッチングによりエ
ッチングする。この工程によって、ゲート電極30、n
+型ソース/ドレイン電極40の端部およびn+型エミッ
タ電極60の両サイドにシリコン酸化膜からなるサイド
ウォール50が形成される。
【0064】(G)図8(D)に示す工程においては、
バイポーラトランジスタ形成領域にレジスト膜R4を形
成する。その後、打ち込みエネルギーが50〜100K
eV、打ち込み量が1〜5×1015cm-2の条件でリン
あるいはヒ素のイオン打ち込み(図中、矢印で示す)を
行い、更に窒素雰囲気中で900〜1,000℃、20
〜60分間のアニール処理を行う。この工程によって、
MOSFET100のn+型ソース/ドレイン拡散領域
42aおよび42bが形成される。そして、前記サイド
ウォール50の下位に位置する部分には前記n-拡散領
域52aの一部によって構成されるオフセット領域52
が形成され、いわゆるLDD構造が構成される。
【0065】以上の一連の工程によって図5に示すBi
−MOS半導体装置を形成することができる。
【0066】また、本発明の第2実施例も前記第1実施
例と同様に、MOSFETにおいてLDD構造が付加さ
れない埋込みコンタクト構造を有することが可能であ
る。
【0067】上記実施例の製造方法によれば、n+型エ
ミッタ拡散領域62と第1のn+型コンタクト拡散領域
22とは同一の工程により形成され、かつn+型コレク
タ拡散領域66と第2のn+型コンタクト拡散領域24
とは同一の工程により形成されているため、従来法に比
べて製造工程の増加がなく、製造プロセスが複雑になる
ことはない。
【0068】実施例3 図9は、図1に示す第1実施例を更に改良したMOSF
ETを模式的に示す断面図である。
【0069】本実施例のMOSFET400は、その構
成が基本的には図1に示すMOSFET100と同様で
ある。本実施例のMOSFET400が、図1に示すM
OSFET100と相違する点は、カバー部46を有し
ていることである。このカバー部46は、多結晶シリコ
ン層から構成されるソース/ドレイン電極40の端部を
更に延長してゲート酸化膜14上に乗り上げる状態で形
成されている。
【0070】このようなカバー部46を形成することに
より、多結晶シリコン層をエッチングする際にシリコン
基板10に露出領域がなくなるため、第1実施例におけ
るシリコン層のエグレ18が形成されることがない。そ
の結果、シリコン層のエグレ18に起因する拡散層のリ
ーク電流の発生が防止される。
【0071】このカバー部46を形成するためには、多
結晶シリコン層16のエッチング工程(図4(C)参
照)において、カバー部46の形成領域にマスクを形成
しておけばよい。
【0072】図10は、前記MOSFET400の構成
を、前記第2実施例で示したと同様なBi−MOS素子
に適用した例を示す断面図である。この素子において
も、MOSFET400において前記カバー部46を形
成した以外は、図6に示す素子と同様な構成を有してい
る。
【0073】これらのMOSFETおよびBi−MOS
素子は、前記第1実施例および第2実施例の作用効果に
加えて、カバー部46を形成したことによりエッチング
ダメージに起因した拡散層のリーク電流を防止すること
ができる。その結果、埋込みコンタクト構造のリーク電
流特性ならびにMOSFETのサブスレッショルド(Su
bthreshold)特性等の低下を防止することができる。
【0074】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明はこれに限定されず、その要旨の範囲内
で種々の改変が可能である。例えば、前記各実施例にお
いては、MOS素子として、nチャネルMOSFET、
バイポーラ素子としとnpnバイポーラトランジスタを
例に取り説明したが、本発明はこれに限らず、pnpバ
イポーラ素子あるいはpチャネルMOS素子もしくは、
それらの素子の複合素子に適用することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、エッチング等の製造工
程における加工のばらつきの影響の受けにくく、特性の
安定した、低抵抗の埋込みコンタクト構造を有するMO
S素子をバイポーラ素子と組合わせることにより、バイ
ポーラ素子の高速動作を達成しながら寄生抵抗の小さい
Bi−MOS素子を実現することができる。
【0076】また本発明によれば、前記Bi−MOS素
子を、従来法に比べて同程度の工程数で簡易に製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のMOS型半導体装置を模
式的に示す断面図である。
【図2】従来のMOS型半導体装置を模式的に示す断面
図である。
【図3】本発明の第1実施例の変形例を模式的に示す断
面図である。
【図4】図4(A)〜図4(C)は、図1に示す半導体
装置の製造プロセスを模式的に示す断面図である。
【図5】図5(A)〜図5(D)は、図1に示す半導体
装置の製造プロセスを模式的に示す断面図である。
【図6】本発明の第2実施例のBi−MOS型半導体装
置を模式的に示す断面図である。
【図7】図7(A)〜図7(C)は、図6に示す半導体
装置の製造プロセスを模式的に示す断面図である。
【図8】図8(A)〜図8(D)は、図6に示す半導体
装置の製造プロセスを模式的に示す断面図である。
【図9】本発明の第3実施例のMOS型半導体装置を模
式的に示す断面図である。
【図10】本発明の第3実施例のBi−MOS型半導体
装置を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板 12 フィールド酸化膜 14 ゲート酸化膜 16 多結晶シリコン層 20 埋込みコンタクト構造 22 第1のコンタクト拡散領域 24 第2のコンタクト拡散領域 30 ゲート電極 40 ソース/ドレイン電極 42 ソース/ドレイン拡散領域 50 サイドウォール 60 エミッタ電極 62 エミッタ拡散領域 64 ベース拡散領域 66 コレクタ拡散領域 100,300,400 MOSFET 200 バイポーラトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 29/78 (31)優先権主張番号 特願平3−120959 (32)優先日 平成3年5月27日(1991.5.27) (33)優先権主張国 日本(JP) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/28 H01L 21/336 H01L 21/8222 H01L 21/8249 H01L 27/06 H01L 29/78

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一基板上に、MOS素子とバイポーラ
    素子とを含む半導体装置であって、 前記MOS素子は、 前記半導体基板上に形成されたゲート酸化膜と、 前記ゲート酸化膜上に形成されたゲート電極と、 前記ゲート酸化膜上に延在しないように、前記半導体基
    板の上方に形成されたソース/ドレイン電極と、 前記ソース/ドレイン電極からの不純物拡散により形成
    された第1のコンタクト拡散領域と、前記第1のコンタ
    クト拡散領域を含みそれよりも深く形成された第2のコ
    ンタクト拡散領域と、を有する埋込みコンタクト構造
    と、 を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、エ
    ミッタ電極は、前記ソース/ドレイン電極及び前記ゲー
    ト電極と同一層の多結晶シリコン層から形成されること
    を特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置において、前
    記ゲート電極の側壁に形成されたサイドウォールと、前
    記サイドウォールの下方に形成されたオフセット領域
    と、前記オフセット領域に隣接して形成されたソース/
    ドレイン領域とを有することを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 (a)半導体基板上にフィールド酸化膜
    およびゲート酸化膜を形成する工程、 (b)所定の部分に第1の不純物をドーピングし、第2
    のコンタクト拡散領域とコレクタ拡散領域とを形成する
    工程、 (c)前記第2のコンタクト拡散領域上及びエミッタ拡
    散領域を形成する領域上のゲート酸化膜を除去した後
    に、前記半導体基板の上方に第2の不純物を含む多結晶
    シリコン層を形成する工程、 (d)前記多結晶シリコン層から前記第2の不純物を拡
    散することによって、前記エミッタ拡散領域と、前記第
    2のコンタクト領域よりも浅い第1のコンタクト拡散領
    域と、を形成する工程、 (e)前記多結晶シリコン層をエッチングして、前記ゲ
    ート酸化膜上にゲート電極と、前記エミッタ拡散領域上
    にエミッタ電極と、前記ゲート酸化膜上に延在しないよ
    うに前記第1のコンタクト拡散領域上にソース/ドレイ
    ン電極と、を形成する工程、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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