JP3161163B2 - インタフェース変換器 - Google Patents
インタフェース変換器Info
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Description
【0001】
【産業上の技術分野】この発明は、データ通信ネットワ
ークの開発あるいは保守に使用するプロトコルアナライ
ザと被試験データ回線のインタフェースを変換するイン
タフェース変換器についてのものである。
ークの開発あるいは保守に使用するプロトコルアナライ
ザと被試験データ回線のインタフェースを変換するイン
タフェース変換器についてのものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プロトコルアナライザは、たと
えばモデムなどのデータ回線終端装置(以下、DCEと
いう。)とデータ端末装置(以下、DTEという。)間
の回線を診断するために使用される。このとき、例え
ば、回線のインタフェース仕様がCCITT V.35に対応し、
プロトコルアナライザのインタフェース仕様がRS-232C/
V.24に対応している場合、回線とプロトコルアナライザ
のインタフェースの仕様が異なるため、回線の試験を行
うためにはインタフェース変換器を介して接続する必要
がある。
えばモデムなどのデータ回線終端装置(以下、DCEと
いう。)とデータ端末装置(以下、DTEという。)間
の回線を診断するために使用される。このとき、例え
ば、回線のインタフェース仕様がCCITT V.35に対応し、
プロトコルアナライザのインタフェース仕様がRS-232C/
V.24に対応している場合、回線とプロトコルアナライザ
のインタフェースの仕様が異なるため、回線の試験を行
うためにはインタフェース変換器を介して接続する必要
がある。
【0003】次に、プロトコルアナライザの回線インタ
フェース部とインタフェース変換器からなる測定系の使
用状態を図5〜図7を参照して説明する。図5の10は
通信制御装置、11と12はDCE、13はDTE、1
4はインタフェース変換器、15はプロトコルアナライ
ザである。CCITTの規程により、DTE13はT線
およびR線を介してDCE12に接続されており、測定
モードによりT線及びR線を通るTD信号・RD信号の
方向が異なる。DCE12とDTE13の間は、CCITT
勧告V.35のインタフェースの仕様により接続されている
とする。
フェース部とインタフェース変換器からなる測定系の使
用状態を図5〜図7を参照して説明する。図5の10は
通信制御装置、11と12はDCE、13はDTE、1
4はインタフェース変換器、15はプロトコルアナライ
ザである。CCITTの規程により、DTE13はT線
およびR線を介してDCE12に接続されており、測定
モードによりT線及びR線を通るTD信号・RD信号の
方向が異なる。DCE12とDTE13の間は、CCITT
勧告V.35のインタフェースの仕様により接続されている
とする。
【0004】図5で、通信制御装置10の出力はDCE
11に入力し、回線を介して再びDCE12に入力して
DTE13に出力される。プロトコルアナライザ15は
DCE12とDTE13の間のT線及びR線に接続さ
れ、回線インタフェースの状態を監視する。ここで、プ
ロトコルアナライザ15のインタフェースがRS232C/V.2
4 とすると、インタフェースの仕様が異なり、目的を達
成することができないため、インタフェース変換器14
を介して接続する。
11に入力し、回線を介して再びDCE12に入力して
DTE13に出力される。プロトコルアナライザ15は
DCE12とDTE13の間のT線及びR線に接続さ
れ、回線インタフェースの状態を監視する。ここで、プ
ロトコルアナライザ15のインタフェースがRS232C/V.2
4 とすると、インタフェースの仕様が異なり、目的を達
成することができないため、インタフェース変換器14
を介して接続する。
【0005】これにより、インタフェースの仕様が異な
る回線の状態を、既存のプロトコルアナライザで監視す
ることができる。この場合、プロトコルアナライザに対
してTD信号・RD信号はともに入力する方向であり、
このような使用状態をモニタモードという。
る回線の状態を、既存のプロトコルアナライザで監視す
ることができる。この場合、プロトコルアナライザに対
してTD信号・RD信号はともに入力する方向であり、
このような使用状態をモニタモードという。
【0006】図6は、図5の通信制御装置10のかわり
にプロトコルアナライザ15を接続したものであり、モ
デム11に入力するインタフェース仕様が異なるため、
インタフェース変換器14を介してDCE11に接続し
ている。この場合、プロトコルアナライザに対してTD
信号は出力する方向であり、RD信号は入力する方向で
ある。このような使用状態をDTEシミュレーションモ
ードという。
にプロトコルアナライザ15を接続したものであり、モ
デム11に入力するインタフェース仕様が異なるため、
インタフェース変換器14を介してDCE11に接続し
ている。この場合、プロトコルアナライザに対してTD
信号は出力する方向であり、RD信号は入力する方向で
ある。このような使用状態をDTEシミュレーションモ
ードという。
【0007】図7は、図5のDCE12のかわりにプロ
トコルアナライザ15を接続したものであり、DTE1
3に入力するインタフェース仕様が異なるため、インタ
フェース変換器14を介してDTE13に接続してい
る。この場合、プロトコルアナライザに対してTD信号
は入力する方向であり、RD信号は出力する方向であ
る。このような使用状態をDCEシミュレーションモー
ドという。
トコルアナライザ15を接続したものであり、DTE1
3に入力するインタフェース仕様が異なるため、インタ
フェース変換器14を介してDTE13に接続してい
る。この場合、プロトコルアナライザに対してTD信号
は入力する方向であり、RD信号は出力する方向であ
る。このような使用状態をDCEシミュレーションモー
ドという。
【0008】図5〜図7に示すこれら3種の測定モード
は、接続されるプロトコルアナライザ15のモード設定
に対応して、インタフェース変換器14を通過するTD
信号・RD信号の方向を同一設定に切り換えることによ
り実現する。
は、接続されるプロトコルアナライザ15のモード設定
に対応して、インタフェース変換器14を通過するTD
信号・RD信号の方向を同一設定に切り換えることによ
り実現する。
【0009】このモード設定の切り換えは、例えばイン
タフェース変換器に設けた選択スイッチ等により、プロ
トコルアナライザと独立に行うか、あるいはプロトコル
アナライザとインタフェース変換器との間に制御信号を
設け、プロトコルアナライザからインタフェース変換器
に対して設定されたモードを送ることにより行う。
タフェース変換器に設けた選択スイッチ等により、プロ
トコルアナライザと独立に行うか、あるいはプロトコル
アナライザとインタフェース変換器との間に制御信号を
設け、プロトコルアナライザからインタフェース変換器
に対して設定されたモードを送ることにより行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】インタフェース変換器
のモード設定を選択スイッチ等により切り換える場合、
接続されるプロトコルアナライザのモード設定と個別に
行うため、手間がかかるとともに、インタフェース変換
器のモードを誤って設定し、プロトコルアナライザの試
験モードと不一致になる危険性があるという問題があ
る。
のモード設定を選択スイッチ等により切り換える場合、
接続されるプロトコルアナライザのモード設定と個別に
行うため、手間がかかるとともに、インタフェース変換
器のモードを誤って設定し、プロトコルアナライザの試
験モードと不一致になる危険性があるという問題があ
る。
【0011】また、プロトコルアナライザとインタフェ
ース変換器との間に制御信号を設ける場合、プロトコル
アナライザは被試験回線インタフェースに加え、インタ
フェース変換器のモード設定のために制御信号インタフ
ェースを追加する必要があり、回路構成が複雑になると
いう問題がある。
ース変換器との間に制御信号を設ける場合、プロトコル
アナライザは被試験回線インタフェースに加え、インタ
フェース変換器のモード設定のために制御信号インタフ
ェースを追加する必要があり、回路構成が複雑になると
いう問題がある。
【0012】この発明は、インタフェース変換器の測定
モードを、接続されるプロトコルアナライザのインタフ
ェースの信号状態を観測することによりインタフェース
変換器自身が判別し、プロトコルアナライザの設定に自
動的に追従することにより、プロトコルアナライザ側か
らモード設定を行うインタフェース変換器の提供を目的
とする。
モードを、接続されるプロトコルアナライザのインタフ
ェースの信号状態を観測することによりインタフェース
変換器自身が判別し、プロトコルアナライザの設定に自
動的に追従することにより、プロトコルアナライザ側か
らモード設定を行うインタフェース変換器の提供を目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明では、複数の試験モードを持ち、モード別
に異なる方向の信号を入出力する回線試験装置に接続す
るインタフェース部1と、被試験回線に接続するインタ
フェース部3と、回線試験装置のインタフェース仕様を
被試験回線のインタフェース仕様に変換するインタフェ
ース変換回路2と、インタフェース部1に接続する信号
を観測し、回線試験装置の試験モードにより入出力する
信号の方向を判別し、インタフェース部1とインタフェ
ース部2の信号の方向を切り換えるモード判別部4を備
える。また、モード判別部4は、+Vしきい値電圧を+
入力とし、TD信号を−入力として比較するコンパレー
タ回路41Aと、−Vしきい値電圧を−入力とし、TD
信号を+入力として比較するコンパレータ回路41B
と、コンパレータ回路41Aの出力とコンパレータ回路
41Bの出力を入力とし、NANDするゲート回路42
Aと、ゲート回路42Aの出力を入力とし、TD信号の
変位により発生するグリッジ信号をマスクするフィルタ
回路43Aと、+Vしきい値電圧を+入力とし、RD信
号を−入力として比較するコンパレータ回路41Cと、
−Vしきい値電圧を−入力とし、RD信号を+入力とし
て比較するコンパレータ回路41Dと、コンパレータ回
路41Cの出力とコンパレータ回路41Dの出力を入力
とし、NANDするゲート回路42Bと、ゲート回路4
2Bの出力を入力とし、RD信号の変位により発生する
グリッジ信号をマスクするフィルタ回路43Bと、フィ
ルタ回路43Aの出力とフィルタ回路43Bの出力を入
力とし、デコードして回線試験装置の測定モードに応じ
た出力44A〜44Cのいずれかを出力するデコード回
路44を備える。
め、この発明では、複数の試験モードを持ち、モード別
に異なる方向の信号を入出力する回線試験装置に接続す
るインタフェース部1と、被試験回線に接続するインタ
フェース部3と、回線試験装置のインタフェース仕様を
被試験回線のインタフェース仕様に変換するインタフェ
ース変換回路2と、インタフェース部1に接続する信号
を観測し、回線試験装置の試験モードにより入出力する
信号の方向を判別し、インタフェース部1とインタフェ
ース部2の信号の方向を切り換えるモード判別部4を備
える。また、モード判別部4は、+Vしきい値電圧を+
入力とし、TD信号を−入力として比較するコンパレー
タ回路41Aと、−Vしきい値電圧を−入力とし、TD
信号を+入力として比較するコンパレータ回路41B
と、コンパレータ回路41Aの出力とコンパレータ回路
41Bの出力を入力とし、NANDするゲート回路42
Aと、ゲート回路42Aの出力を入力とし、TD信号の
変位により発生するグリッジ信号をマスクするフィルタ
回路43Aと、+Vしきい値電圧を+入力とし、RD信
号を−入力として比較するコンパレータ回路41Cと、
−Vしきい値電圧を−入力とし、RD信号を+入力とし
て比較するコンパレータ回路41Dと、コンパレータ回
路41Cの出力とコンパレータ回路41Dの出力を入力
とし、NANDするゲート回路42Bと、ゲート回路4
2Bの出力を入力とし、RD信号の変位により発生する
グリッジ信号をマスクするフィルタ回路43Bと、フィ
ルタ回路43Aの出力とフィルタ回路43Bの出力を入
力とし、デコードして回線試験装置の測定モードに応じ
た出力44A〜44Cのいずれかを出力するデコード回
路44を備える。
【0014】
【作用】次に、この発明によるインタフェース変換器の
構成を図1に示す。図1の1はプロトコルアナライザ側
のインタフェース部、2はインタフェース変換回路、3
は被試験回線のインタフェース部、4はモード判別部で
ある。図1で、プロトコルアナライザ側のインタフェー
ス1は、インタフェース変換回路2を介して被測定回路
側のインタフェース部3と接続している。
構成を図1に示す。図1の1はプロトコルアナライザ側
のインタフェース部、2はインタフェース変換回路、3
は被試験回線のインタフェース部、4はモード判別部で
ある。図1で、プロトコルアナライザ側のインタフェー
ス1は、インタフェース変換回路2を介して被測定回路
側のインタフェース部3と接続している。
【0015】モード判別部4は、プロトコルアナライザ
側のインタフェース部1のTD・RD信号状態を観測
し、プロトコルアナライザの測定モードの判別を行う。
また、モード判別部4は判定結果信号5を出力し、イン
タフェース部1とインタフェース部3に入力して、測定
モードに応じて各インタフェース部の信号方向を設定す
る。
側のインタフェース部1のTD・RD信号状態を観測
し、プロトコルアナライザの測定モードの判別を行う。
また、モード判別部4は判定結果信号5を出力し、イン
タフェース部1とインタフェース部3に入力して、測定
モードに応じて各インタフェース部の信号方向を設定す
る。
【0016】
【実施例】次に、モード判別部4の実施例の構成を図2
に示す。図2の41A〜41Dはコンパレータ回路、4
2A・42Bはゲート回路、43A・43Bはフィルタ
回路、44はデコード回路である。コンパレータ回路4
1A〜41Dは、条件一致のとき論理レベル「1」を出
力する。
に示す。図2の41A〜41Dはコンパレータ回路、4
2A・42Bはゲート回路、43A・43Bはフィルタ
回路、44はデコード回路である。コンパレータ回路4
1A〜41Dは、条件一致のとき論理レベル「1」を出
力する。
【0017】例えば、インタフェース変換器とプロトコ
ルアナライザ間のインタフェース仕様がRS−232C
の場合、コンパレータ回路41Aはプロトコルアナライ
ザの出力信号であるRS−232CインタフェースのT
D信号の受信レベルと+Vしきい値電圧とを比較し、+
V以下のレベルであれば論理レベル「1」を出力する。
ルアナライザ間のインタフェース仕様がRS−232C
の場合、コンパレータ回路41Aはプロトコルアナライ
ザの出力信号であるRS−232CインタフェースのT
D信号の受信レベルと+Vしきい値電圧とを比較し、+
V以下のレベルであれば論理レベル「1」を出力する。
【0018】コンパレータ回路41BはTD信号の受信
レベルと−Vしきい値電圧とを比較し、−V以上のレベ
ルであれば論理レベル「1」を出力する。ゲート回路4
2AはNANDゲートであり、コンパレータ回路41A
・41Bの出力を入力とし、コンパレータ回路41A・
41Bの出力論理レベルの組み合わせによりTD信号の
信号レベルが−V以上かつ+V以下、すなわちコンパレ
ータ回路41A・41Bの論理出力が両方同時に「1」
の状態を連続するとき、TD信号はOPENであり、信
号44Aは「0」となる。
レベルと−Vしきい値電圧とを比較し、−V以上のレベ
ルであれば論理レベル「1」を出力する。ゲート回路4
2AはNANDゲートであり、コンパレータ回路41A
・41Bの出力を入力とし、コンパレータ回路41A・
41Bの出力論理レベルの組み合わせによりTD信号の
信号レベルが−V以上かつ+V以下、すなわちコンパレ
ータ回路41A・41Bの論理出力が両方同時に「1」
の状態を連続するとき、TD信号はOPENであり、信
号44Aは「0」となる。
【0019】コンパレータ回路41Aの論理出力レベル
のみが「1」のとき、TD信号はマークをドライブ中で
あり、コンパレータ回路41Bの論理出力のみが「1」
のとき、TD信号はスペースをドライブ中である。同様
に、コンパレータ回路41Cはプロトコルアナライザの
出力信号のRS−232CインタフェースのRD信号の
受信レベルと+Vしきい値電圧を比較し、+V以下のレ
ベルであれば論理レベル「1」を出力する。コンパレー
タ回路41DはRD信号の受信レベルと−Vしきい値電
圧とを比較し、−V以上のレベルであれば論理レベル
「1」を出力する。
のみが「1」のとき、TD信号はマークをドライブ中で
あり、コンパレータ回路41Bの論理出力のみが「1」
のとき、TD信号はスペースをドライブ中である。同様
に、コンパレータ回路41Cはプロトコルアナライザの
出力信号のRS−232CインタフェースのRD信号の
受信レベルと+Vしきい値電圧を比較し、+V以下のレ
ベルであれば論理レベル「1」を出力する。コンパレー
タ回路41DはRD信号の受信レベルと−Vしきい値電
圧とを比較し、−V以上のレベルであれば論理レベル
「1」を出力する。
【0020】論理ゲート42BはNANDゲートであ
り、コンパレータ回路41C・41Dの出力を入力と
し、コンパレータ回路41C・41Dの出力論理レベル
の組み合わせによりRD信号の信号レベルが−V以上か
つ+V以下、すなわち、コンパレータ回路41C・41
Dの論理出力が両方同時に「1」の状態を連続すると
き、RD信号はOPENであり、信号44Bは「0」と
なり、コンパレータ回路41Cの論理出力レベルのみが
「1」のとき、RD信号はマークをドライブ中であり、
コンパレータ回路41Dの論理出力のみが「1」のと
き、RD信号はスペースをドライブ中である。
り、コンパレータ回路41C・41Dの出力を入力と
し、コンパレータ回路41C・41Dの出力論理レベル
の組み合わせによりRD信号の信号レベルが−V以上か
つ+V以下、すなわち、コンパレータ回路41C・41
Dの論理出力が両方同時に「1」の状態を連続すると
き、RD信号はOPENであり、信号44Bは「0」と
なり、コンパレータ回路41Cの論理出力レベルのみが
「1」のとき、RD信号はマークをドライブ中であり、
コンパレータ回路41Dの論理出力のみが「1」のと
き、RD信号はスペースをドライブ中である。
【0021】デコード回路44は信号44A・44Bを
入力とし、インタフェース変換器自体の測定モードを決
定する出力信号44C〜44Eの3本の内いずれか1本
をアクティブにする。信号44C〜44Eは、図1の判
定結果信号5に相当する。
入力とし、インタフェース変換器自体の測定モードを決
定する出力信号44C〜44Eの3本の内いずれか1本
をアクティブにする。信号44C〜44Eは、図1の判
定結果信号5に相当する。
【0022】例えば、信号44A・44Bがともに
「0」のとき、すなわちTD信号・RD信号がともにO
PENであるとき、インタフェース変換器のモードをモ
ニタとするため、信号44Cをアクティブにする。
「0」のとき、すなわちTD信号・RD信号がともにO
PENであるとき、インタフェース変換器のモードをモ
ニタとするため、信号44Cをアクティブにする。
【0023】信号44Aが「1」、信号44Bが「0」
のとき、すなわちTD信号がドライブされ、RD信号が
OPENであるとき、インタフェース変換器のモードを
DTEシミュレーションとするため、信号44Dをアク
ティブにする。
のとき、すなわちTD信号がドライブされ、RD信号が
OPENであるとき、インタフェース変換器のモードを
DTEシミュレーションとするため、信号44Dをアク
ティブにする。
【0024】信号44Aが「0」、信号44Bが「1」
のとき、すなわちTD信号がOPENであり、RD信号
がドライブされているとき、インタフェース変換器のモ
ードをDCEシミュレーションとするため、信号44E
をアクティブにする。
のとき、すなわちTD信号がOPENであり、RD信号
がドライブされているとき、インタフェース変換器のモ
ードをDCEシミュレーションとするため、信号44E
をアクティブにする。
【0025】次に、図2のフィルタ回路43A・43B
の実施例の構成を図3に示す。図3の51はモノステー
ブル・マルチバイブレータ、52はディレー回路、53
はORゲートである。
の実施例の構成を図3に示す。図3の51はモノステー
ブル・マルチバイブレータ、52はディレー回路、53
はORゲートである。
【0026】図2で、フィルタ回路43Aは論理ゲート
42Aの出力信号を入力とし、TD信号がドライブ中に
信号レベルがマーク状態からスペース状態へ、またはス
ペース状態からマーク状態へ移行する際に、ゲート回路
42Aの出力信号上に発生するグリッジノイズの除去を
行い、信号44Aとして出力する。フィルタ回路43B
も同様に信号44Bとして出力する。
42Aの出力信号を入力とし、TD信号がドライブ中に
信号レベルがマーク状態からスペース状態へ、またはス
ペース状態からマーク状態へ移行する際に、ゲート回路
42Aの出力信号上に発生するグリッジノイズの除去を
行い、信号44Aとして出力する。フィルタ回路43B
も同様に信号44Bとして出力する。
【0027】次に、図3のフィルタ回路の動作を図4の
波形図を参照して説明する。図4のアは図2のTD信号
またはRD信号の入力信号波形であり、図4の例では、
まずTDまたはRDはドライブ中であり、次にスペース
状態からマーク状態への状態遷移が行われている。
波形図を参照して説明する。図4のアは図2のTD信号
またはRD信号の入力信号波形であり、図4の例では、
まずTDまたはRDはドライブ中であり、次にスペース
状態からマーク状態への状態遷移が行われている。
【0028】図4のイは図2のゲート回路42A・42
Bの出力信号であり、スペース状態でもなくマーク状態
でもないとき、すなわちしきい値電圧−V以上かつしき
い値電圧+V以下の状態にあるとき、「0」のグリッジ
ノイズが発生する。
Bの出力信号であり、スペース状態でもなくマーク状態
でもないとき、すなわちしきい値電圧−V以上かつしき
い値電圧+V以下の状態にあるとき、「0」のグリッジ
ノイズが発生する。
【0029】図4のウは図4イの信号を入力とするモノ
ステーブル・マルチバイブレータ51の出力信号であ
り、図4イの信号の立ち下がりエッジを検出して、
「0」のパルス幅よりも充分に長いパルス幅の「1」を
出力する。
ステーブル・マルチバイブレータ51の出力信号であ
り、図4イの信号の立ち下がりエッジを検出して、
「0」のパルス幅よりも充分に長いパルス幅の「1」を
出力する。
【0030】図4のエは図4イの信号を入力とし、一定
時間遅延させて出力するディレー回路52の出力であ
る。図4のオは図4ウと図4エの信号を入力とするOR
ゲート53の出力であり、TD信号またはRD信号のド
ライブ中の状態遷移時に発生するグリッジノイズの負の
パルスをマスクしている。図4の例ではTD信号・RD
信号はスペース状態からマーク状態への遷移であるが、
マーク状態からスペース状態への遷移であっても同様で
ある。
時間遅延させて出力するディレー回路52の出力であ
る。図4のオは図4ウと図4エの信号を入力とするOR
ゲート53の出力であり、TD信号またはRD信号のド
ライブ中の状態遷移時に発生するグリッジノイズの負の
パルスをマスクしている。図4の例ではTD信号・RD
信号はスペース状態からマーク状態への遷移であるが、
マーク状態からスペース状態への遷移であっても同様で
ある。
【0031】図4アのグリッジノイズのパルス幅は、プ
ロトコルアナライザ側のTD信号またはRD信号の送信
部の特性、およびプロトコルアナライザとインタフェー
ス変換器間の回線上のインピーダンスに依存するため、
異なる回線速度におけるパルス幅の変化量は実用上無視
でき、ほぼ一定値として扱える。
ロトコルアナライザ側のTD信号またはRD信号の送信
部の特性、およびプロトコルアナライザとインタフェー
ス変換器間の回線上のインピーダンスに依存するため、
異なる回線速度におけるパルス幅の変化量は実用上無視
でき、ほぼ一定値として扱える。
【0032】TD信号またはRD信号がドライブ中の状
態から連続OPEN状態に移行した場合は、OPEN状
態の検出開始時点すなわち図4イの立ち下がりエッジに
対し、モード判定までに図4ウの立ち下がりエッジ部ま
での遅延時間が必要となる。
態から連続OPEN状態に移行した場合は、OPEN状
態の検出開始時点すなわち図4イの立ち下がりエッジに
対し、モード判定までに図4ウの立ち下がりエッジ部ま
での遅延時間が必要となる。
【0033】なお、プロトコルアナライザのインタフェ
ース仕様がRS−232Cの場合のインタフェース変換
器を例にとり説明したが、他のインタフェース仕様の場
合も同様である。
ース仕様がRS−232Cの場合のインタフェース変換
器を例にとり説明したが、他のインタフェース仕様の場
合も同様である。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、インタフェース変換
器の測定モードを、接続されるプロトコルアナライザの
測定モードに応じて自動的に追従させることができるた
め、プロトコルアナライザ側からモード設定を行うため
の専用の制御信号を別に用意したり、インタフェース変
換器自体にモード設定を行うスイッチを設け、スイッチ
の設定操作を行うことなく、インタフェース変換器に対
する測定モードの設定手順を省略することができる。
器の測定モードを、接続されるプロトコルアナライザの
測定モードに応じて自動的に追従させることができるた
め、プロトコルアナライザ側からモード設定を行うため
の専用の制御信号を別に用意したり、インタフェース変
換器自体にモード設定を行うスイッチを設け、スイッチ
の設定操作を行うことなく、インタフェース変換器に対
する測定モードの設定手順を省略することができる。
【図1】この発明によるインタフェース変換器の構成図
である。
である。
【図2】図1のモード判別部4の実施例の構成図であ
る。
る。
【図3】図2のフィルタ回路構成図である。
【図4】図3の動作を説明する波形図である。
【図5】プロトコルアナライザをモニタモードで使用し
ている接続状態図である。
ている接続状態図である。
【図6】プロトコルアナライザをDTEシミュレーショ
ンモードで使用している接続状態図である。
ンモードで使用している接続状態図である。
【図7】プロトコルアナライザをDCEシミュレーショ
ンモードで使用している接続状態図である。
ンモードで使用している接続状態図である。
1 インタフェース部 2 インタフェース変換回路 3 インタフェース部 4 モード判別部 10 通信制御装置 11・12 DCE 13 DTE 14 インタフェース変換器 15 プロトコルアナライザ 41A〜41D コンパレータ回路 42A・42B ゲート回路 43A・43B フィルタ回路 44 デコード回路 51 モノステーブル・マルチバイブレータ 52 ディレー回路 53 ORゲート
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の試験モードを持ち、モード別に異
なる方向の信号を入出力する回線試験装置に接続する第
1のインタフェース部1と、 被試験回線に接続する第2のインタフェース部3と、 回線試験装置のインタフェース仕様を被試験回線のイン
タフェース仕様に変換するインタフェース変換回路2
と、 第1のインタフェース部1に接続する信号を観測し、回
線試験装置の試験モードにより入出力する信号の方向を
判別し、第1のインタフェース部1と第2のインタフェ
ース部2の信号の方向を切り換えるモード判別部4を備
えることを特徴とするインタフェース変換器。 - 【請求項2】 モード判別部4は、 +Vしきい値電圧を+入力とし、TD信号を−入力とし
て比較する第1のコンパレータ回路41Aと、 −Vしきい値電圧を−入力とし、TD信号を+入力とし
て比較する第2のコンパレータ回路41Bと、 第1のコンパレータ回路41Aの出力と第2のコンパレ
ータ回路41Bの出力を入力とし、NANDする第1の
ゲート回路42Aと、 第1のゲート回路42Aの出力を入力とし、TD信号の
変位により発生するグリッジ信号をマスクする第1のフ
ィルタ回路43Aと、 +Vしきい値電圧を+入力とし、RD信号を−入力とし
て比較する第3のコンパレータ回路41Cと、 −Vしきい値電圧を−入力とし、RD信号を+入力とし
て比較する第4のコンパレータ回路41Dと、 第3のコンパレータ回路41Cの出力と第4のコンパレ
ータ回路41Dの出力を入力とし、NANDする第2の
ゲート回路42Bと、 第2のゲート回路42Bの出力を入力とし、RD信号の
変位により発生するグリッジ信号をマスクする第2のフ
ィルタ回路43Bと、 第1のフィルタ回路43Aの出力と第2のフィルタ回路
43Bの出力を入力とし、デコードして回線試験装置の
測定モードに応じた出力44A〜44Cのいずれかを出
力するデコード回路44を備えることを特徴とする請求
項1に記載のインタフェース変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15148993A JP3161163B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | インタフェース変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15148993A JP3161163B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | インタフェース変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06338925A JPH06338925A (ja) | 1994-12-06 |
JP3161163B2 true JP3161163B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=15519619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15148993A Expired - Fee Related JP3161163B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | インタフェース変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3161163B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100528793B1 (ko) * | 1999-12-16 | 2005-11-15 | 주식회사 케이티 | 광대역 가입자망 운용관리시스템에서의 통합 시험명령인터페이싱 방법 |
CN100460876C (zh) * | 2006-05-30 | 2009-02-11 | 威盛电子股份有限公司 | 测试系统及其数据接口转换装置 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP15148993A patent/JP3161163B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06338925A (ja) | 1994-12-06 |
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