JP3161073B2 - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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JP3161073B2
JP3161073B2 JP24358592A JP24358592A JP3161073B2 JP 3161073 B2 JP3161073 B2 JP 3161073B2 JP 24358592 A JP24358592 A JP 24358592A JP 24358592 A JP24358592 A JP 24358592A JP 3161073 B2 JP3161073 B2 JP 3161073B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として冷凍装置に使用
するスクロール圧縮機に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、スクロール圧縮機は、特開昭54
ー81513号公報に示されている。この従来の圧縮機
は、図7に示すごとく鏡板と第1渦巻体A1とをもつ第
1スクロールAと、前記鏡板と対向する鏡板と第2渦巻
体B1とをもつ第2スクロールBとを備え、これら各ス
クロールA、Bを、前記各渦巻体A1、B1の巻終り端
部がほぼ180度偏位した位置で互いに噛み合うように
重ねて、前記第1スクロールAの鏡板の中心部に吐出ポ
−トCを、また、外周側に吸入ポ−トDを設けて、前記
第1及び第2スクロールA、Bの相対的な公転運動によ
り前記各渦巻体A1、B1間に形成する作動空間を、前
記吐出ポ−トCの方向に体積を減少しながら移動させて
圧縮作用を行うようにしている。
【0003】所で、この一般的な圧縮機は、図7のよう
に前記第1スクロールAにおける第1渦巻体A1の巻終
り端部から第2スクロールBの第2渦巻体B1の巻終り
端部に亘るほぼ180度の外周部分を径方向外方に拡径
させて前記吸入ポ−トDと連通する逃げEを設け、この
逃げEにより吸込通路を形成している。しかし、前記逃
げEは、圧縮機能に関与しないだけでなく、吸込通路と
しているから、前記第1スクロールAの直径が大きくな
るし、また、第2スクロールBの渦巻部分の重心が第2
スクロールの重心からずれる、いわゆる重心アンバラン
ス成分が増大する問題がある。
【0004】そこで、第1渦巻体A1の巻終り端部から
第2スクロールBの第2渦巻体B1の巻終り端部に亘る
外周部分を有効に利用するようにしたスクロール圧縮機
が、特公昭62ー29601号公報に示されているよう
に提案された。この従来の圧縮機は、図8に示している
ように、前記第1スクロールAの第1渦巻体A1の巻終
り端部の内側壁面を、前記第2スクロールBの第2渦巻
体B1の巻終り端部近くに延長すると共に、この延長部
の内側壁面を、前記第1渦巻体A1と同じインボリュー
ト曲線で形成して、前記第2渦巻体B1の巻終り端部外
側壁面と接触させることにより、前記した逃げEが形成
されていた部分、即ち、前記延長部の内側壁面と前記第
2渦巻体B1の巻終り部外側壁面との領域を作動空間G
として寄与させるようにしたものである。従って、この
従来の圧縮機によると、図7に示した一般的な圧縮機に
比較して作動空間Gでの吸込体積を増大させることがで
きると共に、前記逃げEが形成されていた場合に比べて
第1スクロールAを小形化できるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
圧縮機は、以上のように、第1スクロールAの第1渦巻
体A1の巻終り端部の内側壁面を、第1渦巻体A1と同
じインボリュート曲線で延長して、第2渦巻体B1の巻
終り端部外側壁面と接触する延長内側壁面を形成しただ
けであるから、つまり、前記第2渦巻体B1の巻終り側
は他の部分の肉厚と同じ肉厚としており、また、第1渦
巻体A1の延長側内側壁面は延長以外の部分と同じイン
ボリュート曲線としているため、スクロールの小形化を
十分に行うことができないし、しかも、渦巻体による重
心アンバランスの修正が十分にできなかったのであり、
また、前記第2スクロールBの第2渦巻体B1の巻終り
端は図8のように吸入部Fに位置しているが、前記第2
渦巻体B1は、巻始めから巻終りに亘って同じ性質のイ
ンボリュート曲線で同厚に形成されているため、この第
2渦巻体B1の巻終り端面による吸入ガス流の抵抗が大
きく、この吸入ガス流の乱れが大きい問題もあった。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑み発明したもの
で、スクロールにおける渦巻体の巻終り側の流体圧力は
巻始め側の流体圧力より小さいことから、第2スクロー
ルの渦巻体における巻終り側では強度的に過大設計とな
っていることに着目し、第2渦巻体の流体圧力が小さい
巻終り端部の肉厚が薄くなるように他の部分とは異なる
曲線として、第1渦巻体の巻終り端部の内側壁面を、前
記第2渦巻体の巻終り端部の外側壁面の公転運転に伴う
包絡線で形成し、前記内側壁面と第2渦巻体の外側壁面
との間に外側作動空間を形成するようにしたものであっ
て、目的は、吸込体積を増大させることができると共
に、第1渦巻体の巻終り端部の内側壁面を延長しただけ
の従来のものに比べて第1スクロールを小形化でき、更
に、渦巻体による重心のアンバランス修正を容易にでき
ると共に、第2渦巻体の巻終り端面による吸入ガス流の
抵抗を小さくできるスクロール圧縮機を提供する点にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明は、鏡
板21、31と渦巻体22、32とをもつ第1スクロー
ル2と第2スクロール3とを備え、これら各スクロール
2、3を、前記各渦巻体22、32の巻終り端部がほぼ
180度偏位した位置で互いに噛み合うように重ねて、
前記第1及び第2スクロール2、3の相対的な公転運動
により前記各渦巻体22、32間に形成する作動空間
を、中心部に設ける吐出ポ−ト6の方向に体積を減少し
ながら移動させて圧縮作用を行うようにしたスクロール
圧縮機において、前記第1スクロール2の第1渦巻体2
2の巻終り端部の内側壁面を、前記第2スクロール3の
第2渦巻体32の巻終り端部近くに延長すると共に、前
記第1渦巻体22の巻終り端部に対向する前記第2渦巻
体32の対向部から巻終り端部に至る巻終り部における
外側壁面を、巻終り端部に向かって連続的に内側壁面に
向かって変位させる一方、前記第1渦巻体22の延長部
における内側壁面を、前記第2スクロール3の前記巻終
り部における外側壁面の公転運動に伴う包絡線で形成し
たのである。
【0008】
【作用】第1スクロール2の第1渦巻体22の巻終り端
部の内側壁面を延長して、この延長部の内側壁面と第2
渦巻体32の外側壁面との間に外側作動空間Xを形成し
たから、この外側作動空間Xの吸込体積を増大でき、吐
出容量を増大できるのである。しかも、前記第2渦巻体
32の巻終り端部の外側壁面を巻終り端部に向かって連
続的に内側壁面側に向かって変位させてその厚みを連続
的に減少するようにしたから、強度低下なく薄肉化によ
る軽量化が可能となり、それだけ前記第1渦巻体22の
巻終り部の内側壁面を中心側に近寄せることができ、従
って、第1渦巻体22の巻終り端部の内側壁面を唯単に
延長して外側作動空間を形成した従来のものより第1ス
クロール2を小形化でき、しかも、前記第2渦巻体32
の巻終り端部を、強度を考慮して任意な厚さに設定でき
るから、渦巻体による重心のアンバランス修正を容易に
できるのである。また、前記第2渦巻体32の巻終り端
部における厚さを連続的に減少させ、その後端部を薄肉
に形成することができるから、第2渦巻体32の端面に
よる吸入ガス流の抵抗を小さくできるのである。
【0009】
【実施例】図1、2において、1は吸入通路1aと吐出
通路1bとをもった密閉形ケーシング、2は鏡板21と
第1渦巻体22とをもつ第1スクロール、3は同じく鏡
板31と第2渦巻体32とをもつ第2スクロールであっ
て、これら各スクロール2、3を、前記各渦巻体22、
32の巻終り端部がほぼ180度偏位した位置で互いに
噛み合うように上下に重ねて、第1スクロール2を前記
ケーシング1内に固定し、第2スクロール3を公転自由
に支持し、この第2スクロール3を駆動軸4を介してモ
ータ5に連動させるのである。尚、前記各渦巻体22、
32は、インボリュート曲線で形成している。
【0010】又、前記第1スクロール2の鏡板21の中
心部に吐出ポ−ト6を、また、外周側で、前記第2渦巻
体32の巻終り端部32aと対向する部位に吸入ポ−ト
7を設けて、前記第1及び第2スクロール2、3の相対
的な公転運動により前記各渦巻体22、32間に形成す
る作動空間を、前記吐出ポ−ト6の方向に体積を減少し
ながら移動させて圧縮作用を行うようにしている。
【0011】そして、前記第2渦巻体32における第1
渦巻体22のインボリュート曲線で描いた巻終り端部2
2aと対向する対向部aから巻終り端縁32aに至るほ
ぼ180°の範囲の巻終り部32bにおける外側壁面3
2cを、前記対向部aから巻終り端に向かって図1破線
で示す厚みを連続的に減少するように内側壁面32dに
向かって徐々に変位させて、インボリュート曲線で描い
た外側壁面bと異なる曲線で連続して形成するのであ
り、この第2渦巻体32の巻終り部32bを他の部分の
肉厚に対し薄肉に形成するのである。この第2渦巻体3
2の巻終り部32bは、吸入部2a側にあって、比較的
小さな圧力しか作用しないため、この巻終り部32bを
薄肉に形成しても、十分な強度をもたせることができる
のである。尚、前記第2渦巻体32を形成するインボリ
ュート曲線と巻終り部32bにおける曲線との接線は、
その接続点で一致しており、両曲線は滑らかに連続して
いる。
【0012】また、インボリュート曲線で描いた前記第
1スクロール2の第1渦巻体22における内側壁面22
bの巻終り端部22aを、該巻終り端部22aと連続し
て前記第2スクロール3の第2渦巻体32の巻終り端縁
32a近くに延長すると共に、この延長部における内側
壁面22cを、前記第2スクロール3の前記巻終り部3
2bにおける外側壁面32cの公転運動に伴う包絡線で
形成して、図1のように前記第2渦巻体32の巻終り部
外側壁面32cと接触させるようにし、これら第1渦巻
体22の内側壁面22cと第2渦巻体32の外側壁面3
2cとの間に外側作動空間Xを形成するのであって、前
記第1渦巻体22における前記内側壁面22cを形成す
る包絡線の一方の終端部は、インボリュート曲線で描く
前記第1渦巻体22の内側壁面における前記巻終り端部
22aと一致しており、前記包絡線は前記インボリュー
ト曲線と滑らかに連続している。
【0013】以上のように第1渦巻体22の内側壁面2
2cと第2渦巻体32の外側壁面32cとを利用して外
側作動空間Xを形成することにより、この外側作動空間
Xの吸込体積を、第1渦巻体22の外側壁面と第2渦巻
体32の内側壁面との間に形成する内側作動空間Yの吸
込体積より増大でき、吐出容量を増大できるのである。
この場合、前記外側作動空間Xは内側作動空間Yより吸
込体積が大きくなり、これら作動空間X、Yが圧縮過程
に入り、吐出近くになるとき、外側作動空間Xの圧力
が、内側作動空間Yの圧力より高くなる。従って、前記
吐出ポ−ト6に、図3の鎖線で示した通常の大きさより
吐出ポ−ト6に連通する直前の外側作動空間X側に大き
くなる先行開放部61を形成するのが好ましい。この場
合、第1及び第2渦巻体22、32の巻始め端が図6の
ように開放される前に、図4、5で示すように外側作動
空間Xが内側作動空間Yに先行して前記先行開放部61
に開放し、この外側作動空間Xの圧縮機ガス流体を内側
作動空間Yに先行して吐出ポ−ト6に吐出させられるの
であって、内側作動空間Yと外側作動空間Xとが前記吐
出ポート6に連通するときの圧力をほゞ同じにできるの
である。
【0014】更に、前記第2渦巻体32の巻終り部32
bの外側壁面32cを巻終り端縁32aに向かって内側
壁面32d側に変位させてその厚みを連続的に減少する
ようにしているから、強度低下なく、薄肉化による軽量
化が可能となり、それだけ前記第1渦巻体22の延長部
における内側壁面22cを中心側に近寄せることがで
き、従って、第1渦巻体22の巻終り端部の内側壁面を
唯単に延長して外側作動空間を形成した従来のものより
第1スクロール2を小形化できるのであり、しかも、第
2渦巻体32の巻終り部32bの肉厚を、十分な強度を
もたせることができる範囲で任意に設定できるのであ
り、従って、渦巻体による重心のアンバランス修正を容
易にできるのである。また、前記第2渦巻体32の巻終
り部32bの厚さを連続的に減少させてその終端部を薄
肉に形成することができるから、第2渦巻体32の巻終
り端面32eによる吸入ガス流の抵抗を小さくできるの
である。尚、前記第2渦巻体32の巻終り端面32e
は、図1に示すごとく曲面に形成することにより、前記
吸入ガス流の抵抗をより一層小さくできる。
【0015】また以上のように、前記外側作動空間Xの
吸込体積を増大できるのであるから、性能を増大させな
い場合の吸込体積にすることにより、体積増大可能な分
だけ単位体積当たりの渦巻体部分の直径を小さくできる
から、前記第2渦巻体32の巻終り部32bの薄肉化に
よる小形化と相俟って第1スクロール2をより一層小形
化でき、圧縮機全体を小形にできるのである。
【0016】また、前記吸入ポ−ト7は、図1に示すよ
うに、第1スクロール2の鏡板21に、前記延長部にお
ける内側壁面22cの終端と連続して径方向外方に開放
させることにより、吸入ポ−ト7から吸入部2aに導入
する吸入ガス流体の流れをスムーズにでき、吸入ポ−ト
7を鏡板21の板厚方向に形成していた従来のものに比
べて直角状の通路変更がなくなり、それだけ吸入抵抗を
小さくできるのであって、吸入ガス流体の圧力損失も少
なくすることができるのである。
【0017】尚、図2において41は前記駆動軸4の上
端部に一体に設けたカウンタウエイト、42はこのカウ
ンタウエイト41に従動されるスイングリンク、43は
オルダムリングである。
【0018】また、前記各渦巻体22、32の先端には
チップシール(図示せず)を設けて、前記鏡板21と第
2渦巻体32先端との間及び前記鏡板31と第1渦巻体
22先端との間をシールしている。
【0019】又、以上説明した実施例では、第1スクロ
ール2をケーシング1に固定し、第2スクロール3を公
転可能にした圧縮機について説明したが、その他、第1
及び第2スクロール2、3をそれぞれ軸心回りに回転可
能にした圧縮機であってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のごとく本発明は、第1スクロール
2の第1渦巻体22の巻終り端部の内側壁面を、前記第
2スクロール3の第2渦巻体32の巻終り端部近くに延
長すると共に、前記第1渦巻体22の巻終り端部に対向
する前記第2渦巻体32の対向部から巻終り端部に至る
巻終り部における外側壁面を、巻終り端部に向かって連
続的に内側壁面に向かって変位させる一方、前記第1渦
巻体22の延長部における内側壁面を、前記第2スクロ
ール3の前記巻終り部における外側壁面の公転運動に伴
う包絡線で形成して、前記延長部の内側壁面と第2渦巻
体32の外側壁面との間に外側作動空間Xを形成するよ
うにしたから、この外側作動空間Xの吸込体積を増大で
き、吐出容量を増大できるのである。
【0021】しかも、前記第2渦巻体32の巻終り端部
の外側壁面を巻終り端部に向かって連続的に内側壁面側
に向かって変位させてその厚みを連続的に減少するよう
にしたから、強度低下なく薄肉化による軽量化が可能と
なり、それだけ前記第1渦巻体22の巻終り部の内側壁
面を中心側に近寄せることができ、従って、第1渦巻体
22の巻終り端部の内側壁面を唯単に延長して外側作動
空間を形成した従来のものより第1スクロール2を小形
化でき、更に、前記第2渦巻体32の巻終り端部を、強
度を考慮して任意な厚さに設定できるから、渦巻体によ
る重心のアンバランス修正を容易にできるのである。ま
た、前記第2渦巻体32の巻終り端部における厚さを連
続的に減少させ、その後端部を薄肉に形成することがで
きるから、第2渦巻体32の端面による吸入ガス流の抵
抗を小さくできるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明圧縮機の要部のみの横断面図である。
【図2】圧縮機の一部を省略した縦断面図である。
【図3】吐出ポ−ト側部分のみの拡大断面図である。
【図4】図3の吐出行程が進行した状態の説明図であ
る。
【図5】図4の吐出行程が更に進行した状態の説明図で
ある。
【図6】図5の吐出行程が更に進行した状態の説明図で
ある。
【図7】従来例を示す要部のみの横断面図である。
【図8】従来例を示す要部のみの横断面図である。
【符号の説明】
2 第1スクロール 21 鏡板 22 第1渦巻体 3 第2スクロール 31 鏡板 32 第2渦巻体 6 吐出ポ−ト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特公 昭62−29601(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04C 18/02 311

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鏡板21、31と渦巻体22、32とをも
    つ第1スクロール2と第2スクロール3とを備え、これ
    ら各スクロール2、3を、前記各渦巻体22、32の巻
    終り端部がほぼ180度偏位した位置で互いに噛み合う
    ように重ねて、前記第1及び第2スクロール2、3の相
    対的な公転運動により前記各渦巻体22、32間に形成
    する作動空間を、中心部に設ける吐出ポ−ト6の方向に
    体積を減少しながら移動させて圧縮作用を行うようにし
    たスクロール圧縮機において、前記第1スクロール2の
    第1渦巻体22の巻終り端部の内側壁面を、前記第2ス
    クロール3の第2渦巻体32の巻終り端部近くに延長す
    ると共に、前記第1渦巻体22の巻終り端部に対向する
    前記第2渦巻体32の対向部から巻終り端部に至る巻終
    り部における外側壁面を、巻終り端部に向かって連続的
    に内側壁面に向かって変位させる一方、前記第1渦巻体
    22の延長部における内側壁面を、前記第2スクロール
    3の前記巻終り部における外側壁面の公転運動に伴う包
    絡線で形成していることを特徴とするスクロール圧縮
    機。
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