JP3160687U - 孔明け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】穿孔時におけるピークトルクの低減を図りつつ、取り扱いやメンテナンスが容易であると共に、製造が容易なパンチを有する孔明け装置を提供する。【解決手段】軸方向に往復動するパンチ2と固定されたダイ11とにより、シート状の被穿孔材に孔を明ける孔明け装置において、パンチ2は、断面が円形からなり、かつ全軸径方向に亘って直線状に傾斜した傾斜面21を有する刃先部20を備え、刃先部20は、刃先角θが70〜80?の範囲に形成される。【選択図】図3

Description

本考案は、パンチとダイとによりシート状の被穿孔材に孔を明ける孔明け装置に関する。
従来、所定形状の溝カムが形成されたカムと、溝カムに係合して上下方向に案内されるパンチと、パンチに対応するダイと、を備え、カムを直線方向又は回転方向に往復移動してパンチを上下方向に往復動させることにより、パンチとダイとの間に配置される紙等のシート材に孔を明ける孔明け装置が知られている。
この種の孔明け装置は、パンチにピンが直交するように固定されており、ピンがフレームの長孔に案内されて上下方向に移動自在に支持されると共に溝カムに係合する。そして、溝カムを有するカムが左右方向に往復動することにより、パンチは上下方向に往復動する。
ところで、従来のパンチの刃先は、側面視略V字状や側面視略U字状に形成されており、同じ高さ(長さ)に形成された一対の刃先両端部が、各々同時にシート材に当接してダイとの間でシート材をせん断し、穿孔する。しかしながら、上述のパンチを有する孔明け装置は、穿孔時におけるピークトルクが高い。そのため、トルクの大きな駆動モータを使用したり、パンチの剛性を高くする必要があり、孔明け装置の大型化及びコストが高くなるという問題があった。
これに対しては、パンチの刃先の高さを異ならして、刃先とシート材との穿孔時に位相差を設けることにより、穿孔時におけるピークトルクを低減させた孔明け装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−109299号公報
しかしながら、特許文献1に記載のパンチは、刃形状が鋭利となるため、取り扱い時やメンテナンス時に注意を必要とする。また、刃形状の加工にかかる工程が増加するため、製造コストが高くなる。
そこで、本考案は、穿孔時におけるピークトルクの低減を図りつつ、取り扱いやメンテナンスが容易であると共に、製造が容易なパンチを有する孔明け装置を提供することを目的とする。
本考案は、軸方向に往復動するパンチ(2)と固定されたダイ(11)とにより、シート状の被穿孔材に孔を明ける孔明け装置(1)において、
前記パンチ(2)は、断面が円形からなり、かつ全軸径方向に亘って直線状に傾斜した傾斜面(21)を有する刃先部(20)を備え、
前記刃先部(20)は、刃先角(θ)が70〜80°の範囲に形成される、ことを特徴とする孔明け装置(1)にある。
請求項2に係る本考案は、電気モータと、所定形状の溝カム(9)が形成されたカム(5)と、前記電気モータの回転を往復動に変換し、該往復動を前記カム(5)に伝達する伝達装置と、を備え、
前記溝カム(9)により前記パンチ(2)を軸方向に往復動してなり、かつ前記パンチ(2)の軸方向における刃の長さが2.0〜3.0[mm]であると共に、前記パンチ(2)の軸径が6.0〜8.0[mm] であることを特徴とする請求項1に記載の孔明け装置(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、考案の理解を容易にするための便宜的なものであり、実用新案登録請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本考案によると、孔明け装置のパンチの刃先部は、全軸径方向に亘って直線状に傾斜した傾斜面からなるので、穿孔トルクのピークがパンチの切り初め時と切り終り時に分散され、穿孔時におけるピークトルクを低減することができる。これにより、パンチを駆動する駆動モータに小型のものを用いることが可能になり、孔明け装置の小型化を図ることができる。
また、パンチの刃先角が70〜80°からなるので、従来のパンチ刃先の刃先山部先端から谷部底までの長さと略同じ寸法からなり、従来の孔明け装置への取り付けの互換性を有するものでありながら、被穿孔材に対して切り始め点から円形孔の左右両方に同じ切り幅で切り進み、孔品位も損なうことなく、かつ、低い穿孔力での穿孔が可能となる。
なお、刃先角が70°以下では、傾斜面の低い側での被穿孔材の切れ残りを生ずるおそれがあり、刃先角が80°以上では、従来の位相差を設けた刃先に比して大きな穿孔力が必要となる。
また、孔明け装置は、例えば、刃先形状がV字状やU字状に形成されたパンチよりも刃先角が鈍角になるため、V字状やU字状に形成されたパンチよりも取り扱い時における安全性を向上させることができる。これにより、取り付けやメンテナンス作業等が容易になる。
また、孔明け装置は、刃先がV字状やU字状のパンチよりも加工が容易となると共に、製品寿命を延ばすことができる。これにより、製品コストを抑制することができる。
請求項2に記載の本考案によると、孔明け装置は、電気モータと、電気モータの回転を往復動に変化するカムと、電気モータの回転をカムに伝達する伝達装置と、を備えるので、自動で被穿孔材に孔明けを行う自動孔明け装置を構成することができる。
また、パンチの軸径6.0〜8.0[mm]に対して、パンチの軸方向における刃の長さが2.0〜3.0[mm]であるため、パンチの刃先角の70〜80°と対応して、切り残しのない高品位の孔を低い穿孔力にて明けることができる。
本考案の実施形態に係る孔明け装置を模式的に示す正面図である。 図1の孔明け装置のB−B矢視断面図である。 図1に示す孔明け装置のパンチを示す部分拡大図である。 (a)は、実施例1に係るパンチの刃先部が紙を貫通する状態を示す図であり、(b)は、実施例1に係るパンチの刃先部が紙を貫通した状態を示す図である。 (a)は、比較例1に係るパンチのV字状刃先部が紙を貫通する状態を示す図であり、(b)は、比較例1に係るパンチのV字状刃先部が紙を貫通した状態を示す図である。 (a)は、比較例2に係るパンチのV字状刃先部の一方が紙を貫通する状態を示す図であり、(b)は、比較例2に係るパンチのV字状刃先部の他方が紙を貫通する状態を示す図である。 実施例に係るパンチと比較例に係るパンチの穿孔トルクと穿孔力とを示す図である。 実施例に係るパンチと比較例に係るパンチの切り初めから切り終りに至るまでの穿孔トルクを示す図である。
以下、本考案の実施形態に係る孔明け装置1について図面を参照しながら説明する。本考案の実施形態に係る孔明け装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれら複合機器等の画像形成装置の本体、或いは印刷機に取り付け可能な孔明け装置である。
まず、本実施形態に係る孔明け装置1の基本構成について、図1から図3を参照しながら説明する。図1は、本考案の実施形態に係る孔明け装置1を模式的に示す正面図である。図2は、図1に示す孔明け装置のB−B矢視断面図である。図3は、図1に示す孔明け装置1のパンチ2を示す部分拡大図である。なお、図1から図3に示す孔明け装置1においては、駆動モータ(電気モータ)、及び減速歯車機構(伝達装置)は省略している。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る孔明け装置1は、パンチ2を支持する長尺の本体フレーム3と、長尺のカム板5と、パンチ2と、長尺のダイフレーム4と、不図示の駆動モータ(電気モータ)と、不図示の減速歯車機構(伝達装置)と、不図示のラックと、を備える。本体フレーム3とダイフレーム4とは、本体フレーム3の底板3aとダイフレーム4の上板4aとが、スペーサ(図示せず)により所定間隔Cを有するように連結されている。
本体フレーム3は、前面側が開口した断面略コの字状に形成されている。本体フレーム3の上板3c及び底板3aには、一対のパンチ支持孔6a,6bが形成されている。一対のパンチ支持孔6a,6bは、パンチ2を本体フレーム3の上下方向(図1及び図2に示す「Y方向」)に摺動自在に案内する。本実施形態においては、4個のパンチ2,2,2,2に対応した4対のパンチ支持孔6a,6bが形成されている。また、パンチ支持孔6bには、底板3aをバーリング加工することにより、孔周囲に上方に突出する鍔部13が形成されている。本体フレーム3の側板3bには、上下方向に伸びる所定長さの長孔10が形成されている。長孔10は、パンチ2の数に対応しており、本実施形態においては、4個の長孔10が形成されている。
カム板5は、本体フレーム3の内部において、本体フレーム3の側板3bと略平行に配置されている。カム板5は、本体フレーム3の左右方向(図1に示す「X方向」)に往復移動自在に支持されており、不図示の駆動装置により、左右方向Xに往復移動される。
カム板5には、パンチ2の数に対応した溝カム9が形成されている。本実施形態においては、4個の溝カム9,9,9,9が形成されている。溝カム9は、左右方向Xに伸びる第1直線部と、V字状に形成されたV字状部V1と、第1直線部と同じレベルで左右方向Xに伸びる第2直線部と、を備える。溝カム9は、左右方向Xに伸びる第1直線部と、V字状に形成されたV字状部V2と、第1直線部と同じレベルで左右方向Xに伸びる第2直線部と、V字状に形成されたV字状部V5と、第1直線部と同じレベルで左右方向Xに伸びる第3直線部と、を備える。溝カム9は、左右方向Xに伸びる第1直線部と、V字状に形成されたV字状部V3と、第1直線部と同じレベルで左右方向Xに伸びる第2直線部と、V字状に形成されたV字状部V6と、第1直線部と同じレベルで左右方向Xに伸びる第3直線部と、を備える。溝カム9は、左右方向Xに伸びる第1直線部と、V字状に形成されたV字状部V4と、第1直線部と同じレベルで左右方向Xに伸びる第2直線部と、を備える。
図2及び図3に示すように、パンチ2は、軸径が6.0〜8.0(mm)の略円柱状に形成されている。また、パンチ2は、軸方向における刃の長さが2.0〜3.0(mm)の範囲となるように形成されている。パンチ2は、先端側に設けられる刃先部20と、パンチ2の軸方向と直行する方向に伸びるピン7と、を備える。刃先部20は、断面が円形からなり、かつ全軸径方向に亘って直線状に傾斜した傾斜面21を備える。傾斜面21は、一様に傾斜する平面状に形成されている。また、刃先部20は、刃先角θが70〜80°の範囲に形成されている。
ピン7は、パンチ2に貫通してボルト等により固着されている。また、パンチ2からの突出部分は両側面が面取り7a,7aされて小判形断面からなる。そして、平面からなる両面取り部7a,7aが本体フレーム3の長孔10に嵌挿しており、かつ上下の円孔部7b,7bがカム板5の溝カム9に係合している。なお、本実施形態においては、パンチ2は、4個のパンチ2,2,2,2から構成されている。
ダイフレーム4は、パンチ2に対応したダイ孔11を備える。ダイ孔11は、本体フレーム3に形成されたパンチ支持孔6a,6bと対向する位置に形成されており、パンチ支持孔6a,6bに案内されたパンチ2を挿入自在に形成されている。
不図示の駆動モータは、本体フレーム3に取り付けられている。駆動モータは、減速歯車機構及びラックを介してカム板5に連動し、カム板5を左右方向Xに移動させる駆動源として機能する。
不図示の減速歯車機構は、駆動モータの回転力を直線往復移動力に変換してカム板5に伝達し、パンチ2,2,2,2を上下方向に往復動させる伝達装置を構成する。減速歯車機構は、駆動歯車と、大径歯車と、小径歯車と、を備える。駆動歯車は、駆動モータの出力軸に固定されている。大径歯車は、駆動歯車と噛合する。小径歯車は、大径歯車と一体に形成されており、大径歯車及び小径歯車は、本体フレーム3に回転自在に支持されている。不図示のラックは、小径歯車と噛合すると共に、カム板5に連結されている。
次に、上述の孔明け装置1の穿孔動作について説明する。
不図示の駆動モータ及び減速歯車機構等によりカム板5を左右方向Xに往復移動すると、長孔10により上下方向の移動のみ許容されているピン7が溝カム9に係合することにより、パンチ2は上下方向Yに往復動する。パンチ2が上下方向Yに往復動すると、上下フレーム3,4の空隙Cに挿入された紙等のシート材(被穿孔材)が、パンチ2とダイ孔11により穿孔される。この際、溝カム9…は、上下移動用のV字状部V…が1個のもの9,9と2個のもの9,9がある。
図1に示す初期状態をホームポジションとすると、ホームポジションからカム板5を左右方向Xにおける左方向(矢印A方向)に移動すると、各溝カム9,9,9,9のV字状部V1,V2,V3,V4により4個のパンチ2,2,2,2が上下方向に往復動する。そして、シート材に4個の孔が明けられる。
また、カム板5を左方向に移動したホームポジションPからの矢印A方向の移動により、溝カム9のV字状部V5及び溝カム9のV字状部V6により、2個のパンチ2,2が上下方向に往復動して、シート材に2個の孔があけられる。なおこの際、他のパンチ2,2は、溝カムの水平部Hを移動して上方位置に保持される。
次に、実施例及び比較例を挙げて、本考案を具体的に説明する。なお、本考案は、下記の実施例のみに限定されるものではない。また、下記の実施例においては、直線方向に往復動する板カムを用いて説明するが、円周方向に往復動する柱状のカムを用いるものであってもよい。まず、パンチの最大穿孔力(ピークトルク)について、図4(a)から図6(b)を参照しながら、実施例1、比較例1及び比較例2を用いて説明する。
図4(a)は、実施例1に係るパンチの刃先部が紙を貫通する状態を示す図である。図4(b)は、実施例1に係るパンチの刃先部が紙を貫通した状態を示す図である。図5(a)は、比較例1に係るパンチのV字状刃先部が紙を貫通する状態を示す図である。図5(b)は、比較例1に係るパンチのV字状刃先部が紙を貫通した状態を示す図である。図6(a)は、比較例2に係るパンチのV字状刃先部の一方が紙を貫通する状態を示す図である。図6(b)は、比較例2に係るパンチのV字状刃先部の他方が紙を貫通する状態を示す図である。
(実施例1)
実施例1では、パンチ径(d):8(mm)、軸方向における刃の長さ(S):2.31(mm)、刃先角(θ1):73.898(°)のパンチを用いた孔明け装置を使用して、厚さ(t):0.231(mm)の紙(185g相当)を穿孔した。刃先が穿孔する角度(β1)に単位当りの紙の穿孔抵抗を乗じて、パンチの最大穿孔力(F1)を得た。
図4(a)に示すように、パンチの刃先が紙を貫通する状態においては、
β1=arccos{(d−2*t*tanθ1)/d}=36.875(°)
となる。
そのため、パンチの穿孔すべき全角度は、
β1×2=73.75(°)
となる。
一方、図4(b)に示すように、パンチの刃先が紙を貫通した状態においては、
β1=arccos{(d−2*t*tanθ1)/d}=16.263(°)
となる。
そのため、パンチの穿孔すべき全角度は、
β1×2=32.525(°)
となる。
これにより、パンチの最大穿孔力(F1)は、パンチの刃先が紙を貫通するとき(73.75(°))であり、
F1=(π*d)*(2*β1/360)*(1/2)*t*f*τ=2.23(Kg)
となる。
ただし、f=1.2(パンチとダイのクリアランスファクタ)、τ=3.0kg/mm(紙のせん断力)
(比較例1)
比較例1では、パンチ径(d):8(mm)、軸方向における刃の長さ(S):2.31(mm)、V字状刃先角(θ2):60(°)のパンチを用いた孔明け装置を使用して、厚さ(t):0.231(mm)の紙(185g相当)を穿孔した。刃先が穿孔する角度(β2)に単位当りの紙の穿孔抵抗を乗じて、パンチの最大穿孔力(F2)を得た。
図5(a)に示すように、パンチのV字状刃先の各々が紙を貫通する状態においては、
β2=25.845(°)、となる。
そのため、パンチの穿孔すべき全角度は、β2×2×2=103.38(°)、となる。
一方、図5(b)に示すように、パンチのV字状刃先の各々が紙を貫通した状態においては、β2=11.030(°)、となる。
そのため、パンチの穿孔する全角度は、β2×4=44.119(°)、となる。
これにより、パンチの最大穿孔力(F2)は、パンチのV字状刃先の各々が紙を貫通したときであり、F2=3.13(kg)、となる。
ただし、f=1.2(パンチとダイのクリアランスファクタ)、τ=3.0kg/mm(紙のせん断力)
(比較例2)
比較例2では、パンチ径(d):8(mm)、軸方向における刃の長さ(S):2.31(mm)、先端側のV字状刃先角(θ3):61.195(°)、軸心に対して谷部が軸心よりδ=0.2(mm)ピッチをずらしたパンチを用いた孔明け装置を使用して、厚さ(t):0.231(mm)の紙(185g相当)を穿孔した。刃先が穿孔する角度(β3)に単位当りの紙の穿孔抵抗を乗じて、パンチの最大穿孔力(F3)を得た。
図6(a)に示すように、パンチのV字状刃先の先端側が紙を貫通する状態においては、比較例2に係るパンチは、β3=26.495(°)、となる。
そのため、パンチの穿孔すべき全角度は、β3×2=52.99(°)、となる。
一方、図6(b)に示すように、パンチの両方のV字状刃先が紙を貫通した状態においては、比較例2に係るパンチは、α+β3=26.495+11.324=37.919(°)、となる。
そのため、パンチの穿孔する全角度は、(α+β3)×2=75.838(°)となる。
これにより、パンチの最大穿孔力(F3)は、パンチの両方のV字状刃先が紙を貫通したときであり、F3=2.30(kg)、となる。
以上より、実施例1に係るパンチは、刃先の高さが同じ高さに形成されたV字状刃先のパンチ(比較例1)よりも、最大穿孔力が小さいことがわかる。また、実施例1に係るパンチは、刃先の高さが異なるV字状刃先のパンチ(比較例2)の最大穿孔力と同等又は小さいことがわかる。
次に、パンチの切り初めから切り終りまでの穿孔トルクと穿孔力について、図4(a)及び図6(b)に加え、図7及び図8参照しながら、実施例1−1〜1−3及び比較例2−1〜2−3を用いて説明する。図7は、実施例1−1〜1−3に係るパンチと比較例2−1〜2−3に係るパンチの穿孔トルク(kgmm)と穿孔力(kg)とを示す図である。図8は、実施例に係るパンチと比較例に係るパンチの切り初めから切り終りに至るまでの穿孔トルクを示す図である。
(実施例1−1)
実施例1のパンチを用いた孔明け装置を使用して、80gの紙を穿孔し、穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を測定した。測定した穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を図7に示す。また、このときのパンチの食込み深さと紙の穿孔範囲の関係を図4(a)及び図4(b)に示し、パンチの切り初めから切り終りに至るまでの穿孔トルクの変化を図8に示す。
図4(a)に示すように、紙の切り初めから刃先が紙の厚さまで食込んだとき、パンチによる紙の切断範囲(β1×2)が最大となるためにパンチにかかる負荷が最大となり、穿孔トルクの第1ピークをむかえる(図8参照)。その後、図4(b)に示すように、パンチは、パンチの輪郭に沿って紙を穿孔するが、刃先形状が全軸径方向に亘って直線状に傾斜した傾斜面からなり、切断範囲(β1×2)も減少するため、図8に示すように、穿孔トルクは徐々に低くなる。円形のパンチ孔の略半分を穿孔すると、次に刃先部の後端に向かうにつれ、穿孔トルクは徐々に高くなる。そして、刃先部の後端が紙に食込むとき(切り終わり)、パンチによる紙の切断範囲(β1×2)が再び最大となるためにパンチにかかる負荷が最大となり、穿孔トルクの第2ピークをむかえる(図8参照)。なお、穿孔トルクの第2ピークは、穿孔トルクの第1ピークと略同じ値となる。穿孔トルクの第2ピークを向かえた後、穿孔は終了する。
(実施例1−2)
実施例1のパンチを用いた孔明け装置を使用して、200gの紙を穿孔し、穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を測定した。測定した穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を図7に示す。また、このときのパンチの食込み深さと紙の穿孔範囲の関係を図4(a)及び図4(b)に示し、パンチの切り初めから切り終りに至るまでの穿孔トルクの変化を図8に示す。
図4(a)に示すように、紙の切り初めから刃先が紙の厚さまで食込んだとき、パンチによる紙の切断範囲(β1×2)が最大となるためにパンチにかかる負荷が最大となり、穿孔トルクの第1ピークをむかえる(図8参照)。なお、このときのピークトルクは、80gの紙を穿孔したときよりも高くなり、パンチの食込み深さも深くなる。その後、図4(b)に示すように、パンチは、パンチの輪郭に沿って紙を穿孔するが、刃先形状が全軸径方向に亘って直線状に傾斜した傾斜面からなり、切断範囲(β1×2)も減少するため、図8に示すように、穿孔トルクは徐々に低くなる。円形のパンチ孔の略半分を穿孔すると、次に刃先部の後端に向かうにつれ、穿孔トルクは徐々に高くなる。そして、刃先部の後端が紙に食込むとき(切り終わり)、パンチによる紙の切断範囲(β1×2)が再び最大となるためにパンチにかかる負荷が最大となり、穿孔トルクの第2ピークをむかえる(図8参照)。なお、穿孔トルクの第2ピークは、穿孔トルクの第1ピークと略同じ値となる。穿孔トルクの第2ピークを向かえた後、穿孔は終了する。
(実施例1−3)
実施例1のパンチを用いた孔明け装置を使用して、310gの紙を穿孔し、穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を測定した。測定した穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を図7に示す。また、このときのパンチの食込み深さと紙の穿孔範囲の関係を図4(a)及び図4(b)に示し、パンチの切り初めから切り終りに至るまでの穿孔トルクの変化を図8に示す。
図4(a)に示すように、紙の切り初めから刃先が紙の厚さまで食込んだとき、パンチによる紙の切断範囲(β1×2)が最大となるためにパンチにかかる負荷が最大となり、穿孔トルクの第1ピークをむかえる(図8参照)。なお、このときのピークトルクは、200gの紙を穿孔したときよりも高くなり、パンチの食込み深さも深くなる。その後、図4(b)に示すように、パンチは、パンチの輪郭に沿って紙を穿孔するが、刃先形状が全軸径方向に亘って直線状に傾斜した傾斜面からなり、切断範囲(β1×2)も減少するため、図8に示すように、穿孔トルクは徐々に低くなる。円形のパンチ孔の略半分を穿孔すると、次に刃先部の後端に向かうにつれ、穿孔トルクは徐々に高くなる。そして、刃先部の後端が紙に食込むとき(切り終わり)、パンチによる紙の切断範囲(β1×2)が再び最大となるためにパンチにかかる負荷が最大となり、穿孔トルクの第2ピークをむかえる(図8参照)。なお、穿孔トルクの第2ピークは、穿孔トルクの第1ピークと略同じ値となる。穿孔トルクの第2ピークを向かえた後、穿孔は終了する。
(比較例2−1)
比較例2のパンチを用いた孔明け装置を使用して、80gの紙を穿孔し、穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を測定した。測定した穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を図7に示す。また、このときのパンチの食込み深さと紙の穿孔範囲との関係を図6(a)及び図6(b)に示し、パンチの切り初めから切り終りに至るまでの穿孔トルクの変化を図8に示す。
図6(a)に示すように、パンチの第1の刃先が紙の切り初めから紙の厚さまで食込んだとき、パンチによる紙の切断範囲(β3×2)が増加するためにパンチにかかる負荷が増加し、穿孔トルクの第1ピークをむかえる(図8参照)。このときの穿孔トルクの第1ピークは、実施例1−1の穿孔トルクの第1ピークよりも低い。その後、第1の刃先がパンチの輪郭に沿って紙を穿孔することにより穿孔トルクは減少する。次に、図6(b)に示すように、第2の刃先が紙の穿孔を開始し、第2の刃先が紙の厚さまで食込むと、パンチによる紙の切断範囲(β3×2+α×2)が最大となるためにパンチにかかる負荷が最大となり、穿孔トルクの第2ピークをむかえる。第2ピークでは、第1ピーク以上の穿孔トルクを生じる(図8参照)。その後、パンチは、パンチの輪郭に沿って紙を穿孔するが、紙の切断範囲(β3×2+α×2)が減少するために穿孔トルクも減少し、穿孔が終了する。なお、比較例2−1の最大穿孔トルク(第2ピーク)は、同じ80gの紙を用いて穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を測定した実施例1−1の最大穿孔トルク(第1及び第2ピーク)と略同じであることがわかる。
(比較例2−2)
比較例2のパンチを用いた孔明け装置を使用して、200gの紙を穿孔し、穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を測定した。測定した穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を図7に示す。また、このときのパンチの食込み深さと紙の穿孔範囲との関係を図6(a)及び図6(b)に示し、パンチの切り初めから切り終りに至るまでの穿孔トルクの変化を図8に示す。
図6(a)に示すように、パンチの第1の刃先が紙の切り初めから紙の厚さまで食込んだとき、パンチによる紙の切断範囲(β3×2)が増加するためにパンチにかかる負荷が増加し、穿孔トルクの第1ピークをむかえる(図8参照)。このときの穿孔トルクの第1ピークは、実施例1−2の穿孔トルクの第1ピークよりも低い。その後、第1の刃先がパンチの輪郭に沿って紙を穿孔することにより穿孔トルクは減少する。次に、図6(b)に示すように、第2の刃先が紙の穿孔を開始し、第2の刃先が紙の厚さまで食込むと、パンチによる紙の切断範囲(β3×2+α×2)が最大となるためにパンチにかかる負荷が最大となり、穿孔トルクの第2ピークをむかえる。第2ピークでは、第1ピーク以上の穿孔トルクを生じる(図8参照)。その後、パンチは、パンチの輪郭に沿って紙を穿孔するが、紙の切断範囲(β3×2+α×2)が減少するために穿孔トルクも減少し、穿孔が終了する。なお、比較例2−2の最大穿孔トルク(第2ピーク)は、同じ200gの紙を用いて穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を測定した実施例1−2の最大穿孔トルク(第1及び第2ピーク)と略同じであることがわかる。
(比較例2−3)
比較例2のパンチを用いた孔明け装置を使用して、310gの紙を穿孔し、穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を測定した。測定した穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を図7に示す。また、このときのパンチの食込み深さと紙の穿孔範囲との関係を図6(a)及び図6(b)に示し、パンチの切り初めから切り終りに至るまでの穿孔トルクの変化を図8に示す。
図6(a)に示すように、パンチの第1の刃先が紙の切り初めから紙の厚さまで食込んだとき、パンチによる紙の切断範囲(β3×2)が増加するためにパンチにかかる負荷が増加し、穿孔トルクの第1ピークをむかえる(図8参照)。このときの穿孔トルクの第1ピークは、実施例1−3の穿孔トルクの第1ピークと略同じである。その後、第1の刃先がパンチの輪郭に沿って紙を穿孔することにより穿孔トルクは減少する。次に、図6(b)に示すように、第2の刃先が紙の穿孔を開始し、第2の刃先が紙の厚さまで食込むと、パンチによる紙の切断範囲(β3×2+α×2)が最大となるためにパンチにかかる負荷が最大となり、穿孔トルクの第2ピークをむかえる。第2ピークでは、第1ピーク以上の穿孔トルクを生じる(図8参照)。その後、パンチは、パンチの輪郭に沿って紙を穿孔するが、紙の切断範囲(β3×2+α×2)が減少するために穿孔トルクも減少し、穿孔が終了する。なお、比較例2−3の最大穿孔トルク(第2ピーク)は、同じ300gの紙を用いて穿孔トルク(kgmm)及び穿孔力(kg)を測定した実施例1−3の最大穿孔トルク(第1及び第2ピーク)よりも高いことがわかる。
(結果)
図7及び図8に示すように、80gの紙を用いた場合には、実施例1−1に係るパンチは、比較例2−1に係るパンチと同等又はわずかに低い穿孔力及び穿孔トルクにより作動することがわかる。また、ピーク時の穿孔トルクにおいても、実施例1−1に係るパンチを用いた孔明け装置と比較例2−1に係るパンチを用いた孔明け装置とは、同等であることがわかる。
また、200gの紙を用いた場合には、実施例1−2に係るパンチは、比較例2−2に係るパンチと同等又はわずかに低い穿孔力及び穿孔トルクにより作動することがわかる。また、ピーク時の穿孔トルクにおいても、実施例1−2に係るパンチを用いた孔明け装置と比較例2−2に係るパンチを用いた孔明け装置とは、同等であることがわかる。
また、300gの紙を用いた場合には、実施例1−3に係るパンチは、比較例2−3に係るパンチよりも低い穿孔力及び穿孔トルクにより作動していることがわかる。また、ピーク時の穿孔トルクにおいても、実施例1−2に係るパンチを用いた孔明け装置は、比較例2−2に係るパンチを用いた孔明け装置より低いことがわかる。
以上より、実施例に示すパンチは、比較例に示す刃先の高さが異なるV字状刃先のパンチよりも、低い穿孔力及び穿孔トルクによって作動させることができることがわかる。
また、実施例に示す孔明け装置は、パンチの刃先部が全軸径方向に亘って直線状に傾斜した傾斜面からなるので、穿孔トルクのピークがパンチの切り初め時と切り終り時に分散され、穿孔時におけるピークトルクを低減することができることがわかる。これにより、パンチを駆動する駆動モータに小型のものを用いることが可能になり、孔明け装置の小型化を図ることができる。
また、実施例に示す孔明け装置は、パンチの刃先角が73.898°(70〜80°)からなるので比較例に示すような、従来のパンチ刃先の刃先山部先端から谷部底までの長さと略同じ寸法(軸方向における刃の長さ(2.31mm)が略同じ寸法)からなり、従来の孔明け装置への取り付けの互換性を有するものでありながら、被穿孔材に対して切り始め点から円形孔の左右両方に同じ切り幅で切り進み、孔品位も損なうことなく、かつ、低い穿孔力での穿孔が可能となることがわかる。なお、刃先角が70°以下では、傾斜面の低い側での被穿孔材の切れ残りを生ずるおそれがあり、刃先角が80°以上では、従来の位相差を設けた刃先に比して大きな穿孔力が必要となる。
また、実施例に示す孔明け装置は、例えば、比較例に示すような刃先形状がV字状やU字状に形成されたパンチよりも刃先角が鈍角になるため、取り扱い時における安全性を向上させることができることがわかる。これにより、取り付けやメンテナンス作業等が容易になる。
また、実施例に示す孔明け装置は、比較例に示すような刃先がV字状やU字状のパンチよりも加工が容易となることがわかる。また、製品寿命を延ばすことができる。これにより、製品コストを抑制することができる。
1 孔明け装置
2 パンチ
3 本体フレーム
4 ダイフレーム
5 カム板
9 溝カム
11 ダイ孔(ダイ)
20 刃先部
21 傾斜面
θ 刃先角

Claims (2)

  1. 軸方向に往復動するパンチと固定されたダイとにより、シート状の被穿孔材に孔を明ける孔明け装置において、
    前記パンチは、断面が円形からなり、かつ全軸径方向に亘って直線状に傾斜した傾斜面を有する刃先部を備え、
    前記刃先部は、刃先角が70〜80°の範囲に形成される、
    ことを特徴とする孔明け装置。
  2. 電気モータと、所定形状の溝カムが形成されたカムと、前記電気モータの回転を往復動に変換し、該往復動を前記カムに伝達する伝達装置と、を備え、
    前記溝カムにより前記パンチを軸方向に往復動してなり、かつ前記パンチの軸方向における刃の長さが2.0〜3.0[mm]であると共に、前記パンチの軸径が6.0〜8.0[mm]である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の孔明け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015123523A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 株式会社リコー 回転穿孔装置、及びこれを備えた画像形成システム
CN107379102A (zh) * 2017-07-06 2017-11-24 天津恒丰达塑业股份有限公司 全自动吸塑机侧冲孔刀体结构
JP2020066167A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 岐阜プラスチック工業株式会社 中空構造体及び貫通治具

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