JP3160667U - シートパイル用仮設支柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】左右に隣接するシートパイル間の隙間が狭小であっても、容易に脱着が可能なシートパイル用仮設支柱を提供すること。【解決手段】支柱本体と、前記シートパイルのセクション部上に載置し、該セクション部から延出した位置に貫通孔を設けた第一プレートと、前記支柱本体の下端に設け、前記貫通孔に挿入可能なねじ棒と、前記ねじ棒が螺合されるナットと、前記ねじ棒の下端に設け、前記支柱本体の回転により前記セクション部の下方に移動可能な支持プレートと、を少なくとも含む。前記支持プレートを前記セクションの下方に移動した状態から前記ナットを締結することにより、前記第一プレートと支持プレートでもって前記セクション部を挟持するよう構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、積層したシートパイル群に取り付け、安全帯を掛止めたり、ロープを架設して安全手摺を構築することが可能な仮設支柱に関し、より詳しくは、シートパイル群を構成する一部のシートパイルのセクション部を挟持可能な仮設支柱に関する。
資材置き場にはシートパイルなどの建設資材が多層に積み上げられて保管されており、資材置き場から建設資材を運び出す際には、品質・納品数の確認を行うために、作業員が建設資材群の上に昇って確認作業を行っている。
作業員が建設資材群の上で安全に作業を行うには、前記建設資材群上に安全帯を掛止める場所を確保したり、安全手摺等を別途設ける必要が生じる。
しかし、資材置き場に積層保管されたシートパイルは、日々搬入・搬出が繰り返されることから、積層群の高さやストック量もその都度変わるため、ある一つのシートパイルに定常的に安全手摺等を設けることは、非現実的である。
したがって、シートパイル上に設ける仮設支柱は、該シートパイルから容易に脱着可能であることが求められる。
また、一箇所の資材置き場で効率よくシートパイルを保管すべく、該シートパイルはなるべく隙間を設けないように設置されていることが一般的である。
したがって、積層資材群上に設ける仮設支柱は、左右に隣接するシートパイル間の隙間が狭小であっても、容易に脱着可能であることが求められる。
上記従来の問題点に鑑み、本考案に係る仮設支柱は、以下に示す課題のうち、少なくとも一つを解決することを目的とするものである。
(1)シートパイルから容易に脱着可能であること。
(2)左右に隣接するシートパイル間の隙間が狭小であっても、容易に脱着が可能であること。
すなわち、本考案は、シートパイルに取り付けるための仮設支柱であって、支柱本体と、前記シートパイルのセクション部上に載置し、該セクション部から延出した位置に貫通孔を設けた第一プレートと、前記支柱本体の下端に設け、前記貫通孔に挿入可能なねじ棒と、前記ねじ棒が螺合されるナットと、前記ねじ棒の下端に設け、前記支柱本体の回転により前記セクション部の下方に移動可能な支持プレートと、を少なくとも含み、前記支持プレートを前記セクションの下方に移動した状態から前記ナットを締結することにより、前記第一プレートと支持プレートでもって前記セクション部を挟持してなる、仮設支柱を提供するものである。
また、前記考案において、前記第一プレートの一端から前記シートパイルのフランジ部に沿うように延設した第二プレートを更に含んでもよい。
また、前記考案において、前記第一プレートの他端から下方に延設した第三プレートを更に含んでもよい。
また、前記考案において、前記支柱本体に、前記支持プレートの位置を把握可能な識別手段を設けてもよい。
本考案によれば、以下に記載する効果のうち、少なくとも何れか一つを得ることができる。
(1)支柱の回転作業とナットの締結・解放作業のみで容易にシートパイルへの脱着が可能となる。
(2)シートパイルのセクション部に存する間隙の側方や斜め上方から支柱を差し込んで取り付ける必要が無く、前記間隙の上方から支柱を差し込んで取り付ければ良いため、隣接するシートパイル間の隙間が狭小であっても支柱の脱着作業に悪影響が無い。
(3)シートパイルの横方向から受ける外力に対しても抵抗が可能である。
(4)支柱とシートパイルとの挟持部分を直接目視せずとも、支柱が挟持可能な状態であるか否かを確認することができる。
本考案の仮設支柱の分解斜視図。 本考案の仮設支柱の挟持機構を示す概略斜視図。 本考案の仮設支柱の挟持機構を示す一部断面図。 本考案の支柱本体と支持プレートとの関係を示す図。
以下、図面を参照しながら本考案の実施の形態について説明する。
<1>全体構成
図1は、本考案の仮設支柱の一実施例を示す分解斜視図である。
本考案の仮設支柱は、支柱本体1と、第一プレート2と、支柱本体1の下端に取り付けられるねじ棒3と、ねじ棒3が螺合されるナット4と、ねじ棒3の下端近傍に設けた支持プレート5と、を少なくとも含んで構成する。
<2>支柱本体
支柱本体1は、安全帯を掛け止めるための安全支柱や、安全手摺の支柱部分を構成するための部材である。
支柱本体1は、作業員の重量、その他の外力に抵抗可能な強度を備えた長手状の部材、例えば鋼棒などを用いることができる。
支柱本体1の上方先端には、安全帯を掛止めたり、ロープを架け渡すための開孔を備えた掛止部11を設けておく。
なお、本考案における掛止部11の形状・配置位置は本実施例に限定されるものではなく、作業環境や使用態様に応じて適宜変更することができる。
<3>第一プレート
第一プレート2は、シートパイルAのセクション部A1に載置され、さらに支持プレート5と共働して前記セクション部A1を押圧挟持するための部材である。
第一プレート2は、前記セクション部A1の横幅よりも長い横幅を呈する平板に、前記ねじ棒3を挿入可能な程度の径を有する貫通孔21を形成した部材を用いることができる。
貫通孔21の形成位置は、前記セクション部A1から延出した位置、即ち、第一プレート2とセクション部A1とが重ならずに、前記第一プレート2がセクション部A1から外方に張り出して露出する位置に設けるものとする。
その他、貫通孔21の上方には、ねじ棒3の揺動を規制するための位置決め筒22を設けても良い。
<4>ねじ棒
ねじ棒3は、該ねじ棒3に螺合されるナット4を、ねじ棒3上で上下に移動可能とするための部材である。
ねじ棒3は、鋼棒の表面にねじを切ったものや、支柱本体1の下端に別途溶接などで取り付けたものであっても良いし、支柱本体1の下端周辺の表面をねじ切り等して支柱本体1に一体成形されたものでもよい。
<5>ナット
ナット4は、前記ねじ棒3上を回転移動することにより、前記第一プレート2と支持プレート3との間の距離を拡縮するための部材である。
ナット4の側部には、該ナット4の回転動作を容易にするためのハンドル41を別途設けておいても良い。
その他、ナット4と位置決め筒22との間には適宜ワッシャー42を設けても良い。
<6>支持プレート
支持プレート5は、シートパイルAのセクション部A1の下方へと潜り込み、前記ナット4の締結によって、前記第一プレート2と共働して前記セクション部A1を押圧挟持するための部材である。
支持プレート5は、ねじ棒3の下端に取り付けられる長手状の平板部材を用いることができる。
支持プレート5の横幅は、隣接するシートパイル間の間隙よりも短いことが望ましい。
支持プレート5のねじ棒3との取付位置は、該支持プレート5の長手方向に対して偏った位置となるよう構成することができる。当該構成により、支持プレート5の長手方向がシートパイルAの長手方向と略平行する場合には、支持プレート6は、シートパイルAのセクション部A1と何ら干渉しない状態となり、支柱本体1の回転により支持プレート5の長手方向がシートパイルAの長手方向と略直交する時には、該支持プレート5がセクション部A1の下方へと張り出すこととなる。
<7>第二プレート
第二プレート6は、支柱本体1が受ける、シートパイルAのウェブ部A3方向に対する外力に抵抗するための部材である。
第二プレート6は、第一プレート2の、フランジ部A2側の端部から該フランジ部A2に沿うように延設してなる平板状の部材を用いることができる。
上記構成により、第一プレート2及び第二プレート6でもって、断面略L字型の形状を呈し、セクション部A1及びフランジ部A2を上方から覆うように配置することができる。
<8>第三プレート
第三プレート7は、支柱本体1が受ける、シートパイルAの外側方向に対する外力に抵抗するための部材である。
第三プレート7は、第一プレート2のセクション部A1側の端部から下方に延設してなり、シートパイルAの長手方向に対してU字型形状を呈する部材を用いることができる。
上記構成により、第一プレート2及び第三プレート7でもって、略L字型の形状を呈し、セクション部A1を上方及び一側方から覆うように配置することとなる。
<9>使用方法
本考案の仮設支柱の使用方法について、図2、3を説明する。
図2、3は、積層したシートパイル群の何れかのシートパイルAに、本考案の仮設支柱を取り付ける場合の使用法を示す図である。
まず、シートパイルAのセクション部A1の近傍の間隙上方から、本考案の仮設支柱を差し込む。このとき、支持プレート5の長手方向は、シートパイルAの長手方向と略並行となるよう、支柱1を適宜回転させた状態で差し込むことを要する。
仮設支柱を差し込んだ後、支柱本体1を略90°回転させることにより、支持プレート5をセクション部A1の下方に潜り込ませる。このとき、支持プレート5はセクション部A1と接するようにしておくことが望ましい。
その後、ナット4を回転して下方へと移動させることにより、第一プレート2と支持プレート5の間の距離を縮め、セクション部A1を上下から押圧挟持する。
上記のステップにより、本考案に係る仮設支柱をシートパイルAに取り付けることが可能となる。なお、前記の取付工程を反対の手順で行うことにより、仮設支柱をシートパイルAから取り外すことができる。
図3に示す通り、シートパイルAは、第一プレート2と支持プレート5とによって上下から押圧挟持され、確実な取り付けが可能となる。
また、シートパイルAは、第二プレート6と第三プレート7とでもって左右から挟まれるため、支柱本体1に左右方向の外力が生じた場合にも、第二プレート6と第三プレート7とがそれぞれ支点となって外力に抵抗するため、仮設支柱全体の抜け出しを防止することができる。
取り付けられた仮設支柱は、単体で安全帯を掛け止めるための安全支柱となるほか、前記仮設支柱を複数設け、掛止部11間にロープを架け渡すことにより、安全手摺を構築することができる。
以上説明した通り、本考案の仮設支柱によれば、倉庫に積層保管されたシートパイルの搬出・搬入作業に際し、簡単に脱着が可能であるため、搬出・搬入作業を煩わせることなく、安全支柱・手摺の構築が可能となる。
本考案に係る仮設支柱は、支柱本体1に支持プレート5の位置を把握可能な識別手段を設けておいてもよい。
図4(a)(b)は、支柱本体と支持プレートとの配置関係を示すための正面図及び側面図である。
識別手段の例としては、支柱本体1を構成する鋼棒の上方の先端部12を平坦につぶすことにより、視覚的又は触覚的に識別可能に構成することができる。前記先端部12のつぶれた向きを確認することによって、支持プレート5の向きを間接的に把握することができる。
隣接するシートパイルA間の間隙に仮設支柱を差し込んだ後は、上方の作業員から支持プレート5の位置を目視で把握することは困難である。この場合であっても、支柱本体1の先端部12を確認することで、支持プレート5が確実にセクション部A1の下方に位置したか否かをより容易に確認することができる。
そのほか、前記識別手段の例として、支柱本体1に目印を付けておいたり、掛止部11の形状や設置態様を規定する方法等が考えられる。
また、本考案の仮設支柱に係る各プレート(第一プレート2、第二プレート6、第三プレート7)には剛性向上の観点から適宜リブを設けてもよい。
1 支柱本体
2 第一プレート
3 ねじ棒
4 ナット
5 支持プレート
6 第二プレート
7 第三プレート
A シートパイル

Claims (4)

  1. シートパイルに取り付けるための仮設支柱であって、
    支柱本体と、
    前記シートパイルのセクション部上に載置し、該セクション部から延出した位置に貫通孔を設けた第一プレートと、
    前記支柱本体の下端に設け、前記貫通孔に挿入可能なねじ棒と、
    前記ねじ棒が螺合されるナットと、
    前記ねじ棒の下端に設け、前記支柱本体の回転により前記セクション部の下方に移動可能な支持プレートと、を少なくとも含み、
    前記支持プレートを前記セクションの下方に移動した状態から前記ナットを締結することにより、前記第一プレートと支持プレートでもって前記セクション部を挟持してなる、仮設支柱。
  2. 前記第一プレートの一端から前記シートパイルのフランジ部に沿うように延設した第二プレートを更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の仮設支柱。
  3. 前記第一プレートの他端から下方に延設した第三プレートを更に含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の仮設支柱。
  4. 前記支柱本体に、前記支持プレートの位置を把握可能な識別手段を設けたことを特徴とする、請求項1乃至3の何れか1項に記載の仮設支柱。
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