JP3159982B2 - 矩形状ａｔカット水晶振動子 - Google Patents
矩形状ａｔカット水晶振動子Info
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- JP3159982B2 JP3159982B2 JP24965090A JP24965090A JP3159982B2 JP 3159982 B2 JP3159982 B2 JP 3159982B2 JP 24965090 A JP24965090 A JP 24965090A JP 24965090 A JP24965090 A JP 24965090A JP 3159982 B2 JP3159982 B2 JP 3159982B2
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- resonator
- cut
- cut quartz
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ATカット水晶振動子の外形形状に関する。
第２図に従来の矩形状ATカット水晶振動子の形状図を
示す。第２図（ａ）は平面図、第２図（ｂ）は断面図で
ある。第２図において11は水晶振動片、21は励振用電
極、31は外部接続用電極41は主面である。巾方向断面形
状は、外部接続用電極31側を底部、励振用電極側を上部
として、底部から最上部まで同一形状であり、ほぼ長方
形であった。
示す。第２図（ａ）は平面図、第２図（ｂ）は断面図で
ある。第２図において11は水晶振動片、21は励振用電
極、31は外部接続用電極41は主面である。巾方向断面形
状は、外部接続用電極31側を底部、励振用電極側を上部
として、底部から最上部まで同一形状であり、ほぼ長方
形であった。
しかし、前述の従来技術では、本来、励振用電極の範
囲に厚みすべり振動をとじ込めておくべきであるのに対
して、多くの振動エネルギーが各端面に達し、放出され
てしまう。その結果として、発振しやすさを示すクリス
タルインピーダンス（以下CI値という）が高い振動子で
あった。
囲に厚みすべり振動をとじ込めておくべきであるのに対
して、多くの振動エネルギーが各端面に達し、放出され
てしまう。その結果として、発振しやすさを示すクリス
タルインピーダンス（以下CI値という）が高い振動子で
あった。
そこで本発明はこのような課題を解決するもので、そ
の目的とするところは、CI値の良い矩形状ATカット水晶
振動子を提供するところにある。
の目的とするところは、CI値の良い矩形状ATカット水晶
振動子を提供するところにある。
本発明の矩形状ATカット水晶振動子は、平面形状が長
方形であり、表裏主面に励振用電極を備えたATカット水
晶振動子において、前記励振用電極が形成されている部
分の前記ATカット水晶振動子の幅方向の断面形状がほぼ
長方形であり、前記ATカット水晶振動子の長さ方向の一
端の端面形状がほぼ平行四辺形であり、かつ、前記一端
に向かうにつれて幅方向の断面形状の厚みの異なる部分
が増加することを特徴とする。
方形であり、表裏主面に励振用電極を備えたATカット水
晶振動子において、前記励振用電極が形成されている部
分の前記ATカット水晶振動子の幅方向の断面形状がほぼ
長方形であり、前記ATカット水晶振動子の長さ方向の一
端の端面形状がほぼ平行四辺形であり、かつ、前記一端
に向かうにつれて幅方向の断面形状の厚みの異なる部分
が増加することを特徴とする。
第１図は本発明の実施例における矩形状ATカット水晶
振動子の形状図であって、第１図（ａ）は平面図、第１
図（ｂ）は、上部端面形状図、第１図（ｃ）は、第１図
（ａ）のｌ−ｌ′での断面図である。第１図において、
１は水晶振動片、２は励振用電極、３は外部接続用電
極、４は主面である。
振動子の形状図であって、第１図（ａ）は平面図、第１
図（ｂ）は、上部端面形状図、第１図（ｃ）は、第１図
（ａ）のｌ−ｌ′での断面図である。第１図において、
１は水晶振動片、２は励振用電極、３は外部接続用電
極、４は主面である。
第１図（ａ）、（ｂ）で示すように水晶振動片１の上
部端面形状は、平行四辺形であり、励振用電極２の部分
での断面形状は長方形である。
部端面形状は、平行四辺形であり、励振用電極２の部分
での断面形状は長方形である。
この形状の場合、励振用電極２の部分での振動周波数
及び初期振動エネルギーは、第２図の従来の矩形状ATカ
ット水晶振動子と変わらない。しかしながら、水晶振動
片１の上部端面に伝播する振動は、端部へ向かうにつ
れ、水晶振動片１の厚みが異なる箇所が増大するため、
伝播しにくくなる。ATカット水晶振動子は、厚みすべり
振動であるため固有振動周波数は、水晶振動片１の厚み
で決まる。従って、厚みの異なる部位への伝播はしにく
くなるということである。このことは、端面から放出さ
れてしまうエネルギーが少し、逆に励振用電極２の部分
に閉じ込められるエネルギーが大きいということを示
し、従って、CI値の低い水晶振動子となる。
及び初期振動エネルギーは、第２図の従来の矩形状ATカ
ット水晶振動子と変わらない。しかしながら、水晶振動
片１の上部端面に伝播する振動は、端部へ向かうにつ
れ、水晶振動片１の厚みが異なる箇所が増大するため、
伝播しにくくなる。ATカット水晶振動子は、厚みすべり
振動であるため固有振動周波数は、水晶振動片１の厚み
で決まる。従って、厚みの異なる部位への伝播はしにく
くなるということである。このことは、端面から放出さ
れてしまうエネルギーが少し、逆に励振用電極２の部分
に閉じ込められるエネルギーが大きいということを示
し、従って、CI値の低い水晶振動子となる。
第３図は本発明の他の実施例における矩形状ATカット
水晶振動子の形状図であって、第３図（ａ）は平面図、
第３図（ｂ）は、上部端面形状図、第３図（ｃ）は、側
面図である。第３図において12は水晶振動片、22は励振
用電極、32は外部接続用電極、42は主面である。
水晶振動子の形状図であって、第３図（ａ）は平面図、
第３図（ｂ）は、上部端面形状図、第３図（ｃ）は、側
面図である。第３図において12は水晶振動片、22は励振
用電極、32は外部接続用電極、42は主面である。
この形状は、水晶板に水晶振動片12の平面形状とほぼ
同じ形状の金属膜を表裏主面に形成しておき、水晶振動
片12の形状をフッ酸等のエッチング液でエッチングで形
成した時に得られる形状である。水晶は、結晶体である
ため、エッチングされると、個有の結晶面があらわれて
来るものによる。
同じ形状の金属膜を表裏主面に形成しておき、水晶振動
片12の形状をフッ酸等のエッチング液でエッチングで形
成した時に得られる形状である。水晶は、結晶体である
ため、エッチングされると、個有の結晶面があらわれて
来るものによる。
第４図は、エッチング途中の上部端面形状図であって
13は水晶振動片である。第３図（ｂ）に示すように、端
面形状が平行四辺形になるようにエッチング時間を設定
する。第３図の形状の水晶振動子においても、第１図の
水晶振動子と同様の効果が得られる。
13は水晶振動片である。第３図（ｂ）に示すように、端
面形状が平行四辺形になるようにエッチング時間を設定
する。第３図の形状の水晶振動子においても、第１図の
水晶振動子と同様の効果が得られる。
以上述べたように本発明によれば矩形状ATカット水晶
振動子の長さ方向端面形状を平行四辺形としたことによ
り、振動片のエネルギー閉じ込め効果が増し、CI値の低
い水晶振動子を提供できたという効果を有する。
振動子の長さ方向端面形状を平行四辺形としたことによ
り、振動片のエネルギー閉じ込め効果が増し、CI値の低
い水晶振動子を提供できたという効果を有する。
第１図は、本発明の矩形状ATカット水晶振動子の一実施
例を示す形状図で、 第１図（ａ）は平面図、 第１図（ｂ）は上部端面形状図、 第１図（ｃ）は第１図（ａ）のｌ−ｌ′での断面図。 第２図は従来の矩形状ATカット水晶振動子を示す形状図
で、 第２図（ａ）は平面図、 第２図（ｂ）は断面図。 第３図は、本発明の矩形状ATカット水晶振動の他の実施
例を示す形状図で、 第３図（ａ）は平面図、 第３図（ｂ）は上部端面形状図、 第３図（ｃ）は側面図。 第４図は、エッチング途中の上部端面形状図。 １、11、12、13……水晶振動片 ２、21、22……励振用電極 ３、31、32……外部接続用電極 ４、41、42……主面
例を示す形状図で、 第１図（ａ）は平面図、 第１図（ｂ）は上部端面形状図、 第１図（ｃ）は第１図（ａ）のｌ−ｌ′での断面図。 第２図は従来の矩形状ATカット水晶振動子を示す形状図
で、 第２図（ａ）は平面図、 第２図（ｂ）は断面図。 第３図は、本発明の矩形状ATカット水晶振動の他の実施
例を示す形状図で、 第３図（ａ）は平面図、 第３図（ｂ）は上部端面形状図、 第３図（ｃ）は側面図。 第４図は、エッチング途中の上部端面形状図。 １、11、12、13……水晶振動片 ２、21、22……励振用電極 ３、31、32……外部接続用電極 ４、41、42……主面
Claims (1)
- 【請求項１】平面形状が長方形であり、表裏主面に励振
用電極を備えたATカット水晶振動子において、 前記励振用電極が形成されている部分の前記ATカット水
晶振動子の幅方向の断面形状がほぼ長方形であり、 前記ATカット水晶振動子の長さ方向の一端の端面形状が
ほぼ平行四辺形であり、かつ、前記一端に向かうにつれ
て幅方向の断面形状の厚みの異なる部分が増加すること
を特徴とする矩形状ATカット水晶振動子。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24965090A JP3159982B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 矩形状ａｔカット水晶振動子 |
| DE69129957T DE69129957T2 (de) | 1990-04-27 | 1991-04-29 | In AT-Richtung geschnittenes Kristalloszillatorelement und sein Herstellungsverfahren |
| EP91303877A EP0459631B1 (en) | 1990-04-27 | 1991-04-29 | AT-cut crystal oscillating element and method of making the same |
| US07/860,667 US5376861A (en) | 1990-04-27 | 1992-03-30 | At-cut crystal oscillating reed and method of etching the same |
| US07/901,293 US5314577A (en) | 1990-04-26 | 1992-06-19 | At-cut crystal oscillating reed and method of etching the same |
| US07/901,287 US5304459A (en) | 1990-04-27 | 1992-06-19 | At-cut crystal oscillating reed and method of etching the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24965090A JP3159982B2 (ja) | 1990-09-19 | 1990-09-19 | 矩形状ａｔカット水晶振動子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04127707A JPH04127707A (ja) | 1992-04-28 |
| JP3159982B2 true JP3159982B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=17196178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24965090A Expired - Fee Related JP3159982B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-09-19 | 矩形状ａｔカット水晶振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3159982B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101973673B1 (ko) * | 2018-07-02 | 2019-04-29 | 김재완 | 휴대용 칸막이 장치 |
-
1990
- 1990-09-19 JP JP24965090A patent/JP3159982B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101973673B1 (ko) * | 2018-07-02 | 2019-04-29 | 김재완 | 휴대용 칸막이 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04127707A (ja) | 1992-04-28 |
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Legal Events
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