JP3159382B2 - 可搬式の作業灯具 - Google Patents

可搬式の作業灯具

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JP3159382B2 JP17927399A JP17927399A JP3159382B2 JP 3159382 B2 JP3159382 B2 JP 3159382B2 JP 17927399 A JP17927399 A JP 17927399A JP 17927399 A JP17927399 A JP 17927399A JP 3159382 B2 JP3159382 B2 JP 3159382B2
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滋 石川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の点検作業や建
物の内装作業、その他の各種作業現場において、その作
業者の手元や足元などを照明するための可搬式作業灯具
に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は白熱電球に代る蛍光ランプを
用いた可搬式の作業灯具として、先に実用新案登録第3
024100号を提案し、その実施事業化により相当の
成果を収めることができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その後も鋭
意研究を重ねてきた結果、上記公知考案の構成では蛍光
ランプ(20)の放電に必要な安定器(17)やグロー
ランプ(27)と、その取り付け用の金属板から成るベ
ース枠(11)が、蛍光ランプ(20)を包囲する透明
カバー(34)の内部に設置されているため、重量が増
し、吊り掛け使用する作業灯具であればともかく、片手
で握り持ち使用するそれとしては、その取扱い上不便で
ある。
【0004】又、透明カバー(34)の外部から蛍光ラ
ンプ(20)のみならず、ベース枠(11)やこれに取
り付けられた諸器具の全体を透視できる状態にあるた
め、作業灯具としての外観化粧効果が低下すると共に、
その透明カバー(34)の握り持ち使用上違和感を与え
ることにもなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
の更なる改良を企図しており、そのために役立つ可搬式
の作業灯具として、向かい合う一対のケース半割り体を
嵌合することにより、その上端部が上向き開口するラン
プカバー受け入れ口筒となる全体的なほぼ円筒型に形成
されたグリップケースと、そのグリップケースに内蔵さ
れた蛍光ランプ用インバーター点灯回路のプリント配線
基板と、両ケース半割り体の嵌合により、そのグリップ
ケースを閉塞する下面に挟持固定されたスイッチボック
ス並びに電源コードと、同じく両ケース半割り体の嵌合
により、上記ランプカバー受け入れ口筒の中空内部を仕
切るランプカバー受け止め壁に挟持固定されたランプソ
ケットと、そのランプソケットへ上方から抜き差し自在
に差し込まれた蛍光ランプと、その蛍光ランプへ更に上
方から抜き差し自在として、且つ廻り止め状態に差し込
み套嵌された円筒型の透明なランプカバーと、そのラン
プカバーの開口上端部に被着されたトップキャップと、
上記蛍光ランプとそのランプカバーとの相互間に介挿設
置されたクッションリングとを備え、
【0006】上記グリップケースのランプカバー受け入
れ口筒となる両ケース半割り体の円弧胴面に、向かい合
う一対のビス挿通孔を開口分布させる一方、そのビス挿
通孔と対応合致する向かい合う一対の連結用雌ネジ口筒
を、上記ランプカバーの円形胴面に取り付け固定して、
【0007】そのランプカバーを上記グリップケースに
おけるランプカバー受け入れ口筒の内部へ、上方から抜
き差し自在に差し込んだ上、そのビス挿通孔から連結用
雌ネジ口筒へビスを螺入締結することにより、上記グリ
ップケースのランプカバー受け入れ口筒とランプカバー
とを直接連結一体化すると共に、
【0008】上記ランプカバーとそのランプカバー受け
入れ口筒との相互間に、防水用の弾性シールリングを嵌
め付けたことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基いて本発明の具体
的構成を詳述すると、その作業灯具の全体を示した図1
〜6において、(G)は蛍光ランプのインバーター点灯
回路を内蔵する一定長さ(L1)のほぼ円筒型グリップ
ケースであり、図7〜16のような向かい合う雌雄一対
の硬質な合成樹脂製ケース半割り体(10a)(10
b)から密閉嵌合状態に組み立てられている。
【0010】しかも、その組立状態にあるグリップケー
ス(G)の中間部は、片手での握り持ちやすい太さとし
て細く、同じくグリップケース(G)の上下両端部はそ
の中間部よりも太く、相違変化されている。更に、その
下端部だけはフラットな胴面を備えた角筒型として、グ
リップケース(G)の転がり難く造形されてもいる。そ
のグリップケース(G)には希望の着色カラーを施すこ
とができる。
【0011】(11)は一方のケース半割り体(10
a)における円弧胴面(12a)の中間部から、図8、
9のような内向き一体に突設された上下一対の基板支持
用雌ネジ口筒であり、これらに螺合締結されるビス(1
3)を介して、プリント配線基板(14)が取り付け固
定されている。その基板(14)には蛍光ランプのイン
バーター点灯回路(図示省略)がプリント配線されてい
る。
【0012】(15)は一方のケース半割り体(10
a)に取り付け固定された上記基板(14)を、振動や
衝撃などから保護するスポンジなどのクッション膜であ
り、他方のケース半割り体(10b)における円弧胴面
(12b)の中間部へ、その内側から対応的に貼り付け
一体化されている。
【0013】(16a)(16b)は両ケース半割り体
(10a)(10b)を閉塞するフラットな下面であ
り、その下面(16a)(16b)には図8、11、1
3、16のようなスイッチボックス挟持凹溝(17a)
(17b)と電源コード挟持凹溝(18a)(18b)
との向かい合う一対づつが切り欠かれている。
【0014】上記グリップケース(G)を両ケース半割
り体(10a)(10b)の嵌合により組み立てた状態
のもとでは、図2、3から明白なように、その下面(1
6a)(16b)のスイッチボックス挟持凹溝(17
a)(17b)にスイッチボックス(19)が、同じく
下面(16a)(16b)の電源コード挟持凹溝(18
a)(18b)に電源コード(20)が、各々離脱不能
として挟持固定されるようになっているのである。
【0015】(21)は上記スイッチボックス(19)
の下方からオン・オフ操作される蛍光ランプ用スイッチ
ボタンであり、電源コード(20)と同じく上記基板
(14)に接続配線されていることは、言うまでもな
い。(22)はその電源コード(20)の導出先端部に
付属する差し込みプラグであり、図例の場合建物の電源
(AC100V)に対するそれを示しているが、これに
代る車載の電源(DC12VやDC24V)などに対す
る差し込みプラグを付属させても勿論良い。
【0016】(23)は一方のケース半割り体(10
a)における円弧胴面(12a)と下面(16a)との
角隅部へ設置された左右一対のグリップケース組立用雌
ネジ口筒、(24)は他方のケース半割り体(10b)
における円弧胴面(12b)と下面(16b)との角隅
部へ、対応的に開口分布された左右一対のビス挿通孔で
あり、これらから上記雌ネジ口筒(23)へ螺入締結さ
れるビス(25)によって、両ケース半割り体(10
a)(10b)の下端部が図3のように組立固定される
こととなる。そのビス(25)の頭部は上記ケース半割
り体(10b)の胴面(12b)から沈没する状態にあ
る。
【0017】上記グリップケース(G)の上端部はラン
プカバー受け入れ口筒(S)として、図6のような上向
き開口状態にある。(26a)(26b)はそのランプ
カバー受け入れ口筒(S)の中空内部を仕切るランプカ
バー受け止め壁の向かい合う一対であり、図8〜10や
図13〜15のように、両ケース半割り体(10a)
(10b)から対応的な内向き一体に突設されている。
【0018】つまり、グリップケース(G)の開口上端
縁部からランプカバー受け止め壁(26a)(26b)
までの一定深さ(d)を差し込み代として、そのグリッ
プケース(G)のランプカバー受け入れ口筒(S)へ上
方から後述のランプカバーを差し込めるようになってい
るのである。
【0019】しかも、上記ランプカバー受け止め壁(2
6a)(26b)の中央部には図8 、10、13、15
のようなランプソケット挟持凹溝(27a)(27b)
の向かい合う一対も切り欠かれており、グリップケース
(G)を両ケース半割り体(10a)(10b)の嵌合
により組み立てた状態のもとでは、ランプソケット(2
8)が図2、3のように、そのランプカバー受け止め壁
(26a)(26b)のランプソケット挟持凹溝(27
a)(27b)によって、安定良く挟持固定されるよう
になっている。
【0020】そのランプソケット(28)も上記基板
(14)に接続配線されていることは勿論である。(2
9a)(29b)は上記ランプカバー受け止め壁(26
a)(26b)から各々上下方向へ一体に突出された補
強リブであり、ランプソケット(28)を安定良く受け
持つことにも奉仕する。
【0021】(30)は上記ランプカバー受け止め壁
(26a)(26b)と基板(14)との上下相互間に
位置しつつ、その一方のケース半割り体(10a)にお
ける円弧胴面(12a)から内向き一体に突設された左
右一対のグリップケース組立用雌ネジ口筒、(31)は
他方のケース半割り体(10b)における円弧胴面(1
2b)の対応位置に開口分布された左右一対のビス挿通
孔であり、これらから雌ネジ口筒(30)へ螺入締結さ
れるビス(32)を介して、両ケース半割り体(10
a)(10b)の上端部も図3のように組立固定される
ようになっている。そのビス(32)の頭部も上記ケー
ス半割り体(10b)の円弧胴面(12b)から沈没す
る状態にある。尚、上記ビス(25)(32)を抜き取
ることにより、グリップケース(G)を分解することも
可能である。
【0022】又、(33a)(33b)は上記グリップ
ケース(G)におけるランプカバー受け入れ口筒(S)
の開口上端縁部付近に位置しつつ、その両ケース半割り
体(10a)(10b)の円弧胴面(12a)(12
b)へ内向き開口状態として切り欠かれた向かい合う一
対のシールリング受け入れ凹溝であり、ここへ嵌め付け
られたゴムなどの弾性シールリング(34)が図2、3
に示す如く、後述するランプカバーの円形胴面に密着し
て、そのランプカバーとグリップケース(G)と の連結
状態を防水作用するようになっている。
【0023】(35a)(35b)は上記シールリング
受け入れ凹溝(33a)(33b)とランプカバー受け
止め壁(26a)(26b)との上下相互間に位置する
関係として、両ケース半割り体(10a)(10b)の
円弧胴面(12a)(121b)に開口形成された向か
い合う一対のビス挿通孔であり、これらには後述するラ
ンプカバーとグリップケース(G)との連結用ビス(3
6)が挿通されることになる。
【0024】更に、図1〜6において、(37)は倒立
U字状に屈曲されたツイン型の蛍光ランプ、(38)は
その電気絶縁性の口金であって、底面視のほぼ楕円形を
呈しており、その向かい合う円弧胴面からは一対の廻り
止め用ストッパー(39)が外向きに突出している。
(40)は上記蛍光ランプ(37)の口金(38)から
下向きに突出する複数の端子ピンであり、上記グリップ
ケース(G)内のランプソケット(28)へ上方から抜
き差し自在に差し込まれる。
【0025】(C)は上記蛍光ランプ(37)へ上方か
ら抜き差し自在に差し込み套嵌される透明なランプカバ
ーであって、図17〜19のようにポリカーボネート樹
脂やその他の硬質な合成樹脂から、上記グリップケース
(G)におけるランプカバー受け入れ口筒(S)の内部
へ差し込める太さの円筒型に形成されている。
【0026】又、ランプカバー(C)の一定長さ(L
2)は上記グリップケース(G)の一定長さ(L1)よ
りも長く寸法化されており、その円形胴面(41)には
内側から反射板(42)を半円筒型に貼り付け一体化す
ることが好ましい。
【0027】(43)は上記蛍光ランプ(37)へ通し
込まれたクッションリングであって、その蛍光ランプ
(37)と同じ乳白色又は透明なシリコンゴムなどの弾
性材から円盤型に形成されており、上記ランプカバー
(C)の円形胴面(41)へ内側から弾圧的に密着し
て、蛍光ランプ(37)を振動や衝撃などから保護する
が、 その蛍光ランプ(37)からの投光を遮断すること
はない。
【0028】(44)は上記ランプカバー(C)の開口
上端部に被着一体化されたトップキャップであって、こ
れも蛍光ランプ(37)と同じ乳白色又は透明の硬質な
合成樹脂から断面倒立U字型に形成されることにより、
蛍光ランプ(37)からの投光を遮断しないようになっ
ている。そのランプカバー(C)の上方からも投光する
ため、狭溢部分の照明作業に役立てることができる。
【0029】(45)は上記ランプカバー(C)に通し
込まれた吊り掛けフックであって、1本の金属バネ線材
から捲き曲げられた弾圧力により、そのランプカバー
(C)の円形胴面(41)へ密着する状態に保たれてい
る。しかも、その金属線材の切り離し両端部には軟質の
合成樹脂製サック(46)が被着一体化されているた
め、これに操作手の指先を掛けて、上記弾圧力に抗しつ
つ押し開くことにより、そのランプカバー(C)に対す
る吊り掛けフック(45)の取付位置を上下調整するこ
とも可能である。
【0030】他方、(47)は上記蛍光ランプ(37)
側の廻り止め用ストッパー(39)と対応合致する向か
い合う一対として、ランプカバー(C)の円形胴面(4
1)へ図19のように、その開口下端縁部からの一定深
さだけ切り欠かれた係合凹溝であり、上記口金(38)
の廻り止め用ストッパー(39)と係合する。
【0031】(48)はその一対の係合凹溝(47)と
直交する線上での向かい合う一対として、同じくランプ
カバー(C)における円形胴面(41)の下端部に開口
分布された段付き孔、(49)はその各段付き孔(4
8)の段部(48a)へ係止し得る径大な頭部(49
a)を備えた連結用雌ネジ口筒であるが、その胴部には
雄ネジ(50)も刻設されている。(51)はその各雌
ネジ口筒(49)の雄ネジ(50)に螺合締結されるロ
ックナットであり、工具によって回動操作し得る六角形
やその他の角型をなしている。
【0032】そして、各雌ネジ口筒(49)は図19、
20から明白なように、上記ランプカバー(C)の円形
胴面(41)に開口する段付き孔(48)へ、そのラン
プカバー(C)の外側から挿入されており、その径大な
頭部(49a)が段付き孔(48)の段部(48a)へ
係止して、ランプカバー(C)の円形胴面(41)とほ
ぼ面一な埋没状態に保たれている。
【0033】このような状態にある各雌ネジ口筒(4
9)の雄ネジ(50)へ、その後ランプカバー(C)の
内側からロックナット(51)が螺合締結されることに
より、そのランプカバー(C)の円形胴面(41)を内
外方向から挟持する状態に取り付け固定されているので
ある。
【0034】ランプカバー(C)側の両係合凹溝(4
7)が蛍光ランプ(37)側の廻り止め用ストッパー
(39)と係合するように、そのランプカバー(C)を
蛍光ランプ(37)へ差し込み套嵌させた組立状態のも
とでは、図4から明白な通り、そのランプカバー(C)
の円形胴面(41)に付属する上記ロックナット(5
1)が、蛍光ランプ(37)の口金(38)と干渉する
おそれはない。
【0035】上記のようにランプカバー(C)へ取り付
け固定された向かい合う一対の連結用雌ネジ口筒(4
9)は、グリップケース(G)のランプカバー受け入れ
口筒(S)に開口形成された向かい合う一対のビス挿通
孔(35a)(35b)と対応合致する位置関係にあ
る。
【0036】そのため、本発明の作業灯具を組み立てる
に当っては、予じめ組み立て完了しているグリップケー
ス(G)内のランプソケット(28)へ、上方から蛍光
ランプ(37)の端子ピン(40)を通電状態に差し込
み、その後蛍光ランプ(37)へ上方から差し込み套嵌
させたランプカバー(C)の下端部を、上記グリップケ
ース(G)のランプカバー受け入れ口筒(S)内へ差し
込むのである。
【0037】そして、その対応合致させたグリップケー
ス(G)側のビス挿通孔(35a) (35b)からラン
プカバー(C)側の雌ネジ口筒(49)へ、各々連結用
ビス(36)を螺入締結すれば、そのグリップケース
(G)とランプカバー(C)とが図1〜5のように直接
連結一体化されることとなるため、非常に便利良く組立
作業することができる。
【0038】このような作業灯具の組み立て状態では、
ランプカバー(C)がグリップケース(G)のランプカ
バー受け入れ口筒(S)内へ差し込まれており、その差
し込み部分での連結用ビス(36)によって固定一体化
されていると共に、上記ランプカバー(C)とそのラン
プカバー受け入れ口筒(S)との相互間にはシールリン
グ(34)も介在しているため、相対的に振れ動いた
り、まして離脱したりするおそれがなく、その連結部分
の完全な防水効果も達成されることになる。
【0039】尚、上記連結用ビス(36)を抜き取るこ
とにより、グリップケース(G)とランプカバー(C)
との分解や、蛍光ランプ(37)の交換などを行なえる
ことは言うまでもない。上記連結用ビス(36)の頭部
もグリップケース(G)における両ケース半割り体(1
0a)(10b)の円弧胴面(12a)(12b)から
沈没する状態にある。
【0040】次に、図21〜24は本発明の部分的な変
形実施形態であって、これから示唆される通り、上記プ
リント配線基板(14)を一方のケース半割り体(10
a)へビス(13)により取り付け固定せず、スポンジ
などのクッション膜(15)による単なる包囲状態とし
て、グリップケース(G)の内部へ収納するにとどめて
も良い。
【0041】上記基板支持用雌ネジ口筒(11)の設置
やビス(13)の使用を省略するわけであり、これによ
ればその基板(14)を振動や衝撃などから破損のおそ
れなく、一層完全に保護することができる。そのクッシ
ョン膜(15)は両ケース半割り体(10a)(10
b)へ必らずしも貼り付けることを要しない。
【0042】又、上記ランプカバー(C)の開口上端縁
部とそのランプカバー(C)へ被着されるトップキャッ
プ(44)との接触面には、シリコンゴムチューブなど
の弾性パッキング(52)を介挿設置することが好まし
い。そうすれば、落下時の衝撃などをその弾性パッキン
グ(52)により、効果的に吸収できるからである。
【0043】(53)はそのトップキャップ(44)を
ランプカバー(C)の円形胴面(41)へ着脱自在に取
り付け固定するためのビスであり、これによりトップキ
ャップ(44)と上記吊り掛けフック(45)をランプ
カバー(C)から上方へ抜き取ることもできるようにな
っている。
【0044】更に、(54)は上記ランプソケット(2
8)に抱き付けられた弾性ランプホルダーであって、図
24に示すようなほぼU字型に屈曲する1枚の金属板バ
ネ材から成り、その切り離し両端部が上記蛍光ランプ
(37)の口金(38)を挟持する一対の係止爪(54
a)として、内向き連続的に張り出されている。
【0045】このような弾性ランプホルダー(54)も
上記ランプソケット(28)と一緒に、両ケース半割り
体(10a)(10b)におけるランプカバー受け止め
壁(26a)(26b)のランプソケット挟持凹溝(2
7a)(27b)によって挟持固定しておくことが好ま
しい。
【0046】その場合、弾性ランプホルダー(54)に
おける両係止爪(54a)の向かい合う相互間隙を、上
記蛍光ランプ(37)における口金(38)の幅よりも
狭小に寸法化しておき、その蛍光ランプ(37)の端子
ピン(40)を上記ランプソケット(28)へ上方から
差し込む過程では、上記弾性ランプホルダー(54)の
両係止爪(54a)が強制的に押し広げられるように定
めるのである。
【0047】そうすれば、蛍光ランプ(37)の端子ピ
ン(40)を上記ランプソケット(28)へ差し込んだ
状態において、その蛍光ランプ(37)の口金(38)
が上記ランプホルダー(54)の就中両係止爪(54
a)により、復元弾圧的に押え 付け挟持されることにな
るため、そのランプカバー(C)に対する蛍光ランプ
(37)のガタツキを効果的に防止することができ、使
用中の振動や衝撃なども吸収し得るのである。
【0048】図21〜24の部分的な変形実施形態にお
けるその他の構成は、図1〜20の上記基本実施形態と
実質的に同一であるため、その図21〜24に図1〜2
0との対応符号を記入するにとどめて、その詳細な説明
を省略する。
【0049】何れにしても、本発明の作業灯具は上記の
ように構成されているため、そのグリップケース(G)
から導出する電源コード(20)の差し込みプラグ(2
2)を、建物の電源や車載の電源などへ差し込み使用す
ると共に、上記吊り掛けフック(45)を作業現場の周
辺に存在する適当な固定物へ吊り掛けたり、或いはグリ
ップケース(G)を片手で握り持ったりして、作業者の
手元や足元などを明るく照らすことができ、その持ち運
びも自由に行なえる可搬式のため、車両の点検作業や建
物の内装作業、倉庫での物品整理作業、庭での園芸作
業、その他の各種現場作業上著しく便利である。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明の可搬式作業灯具
では向かい合う一対のケース半割り体(10a)(10
b)を嵌合することにより、その上端部が上向き開口す
るランプカバー受け入れ口筒(S)となる全体的なほぼ
円筒型に形成されたグリップケース(G)と、そのグリ
ップケース(G)に内蔵された蛍光ランプ用インバータ
ー点灯回路のプリント配線基板(14)と、両ケース半
割り体(10a)(10b)の嵌合により、そのグリッ
プケース(G)を閉塞する下面(16a)(16b)に
挟持固定されたスイッチボックス(19)並びに電源コ
ード(20)と、同じく両ケース半割り体(10a)
(10b)の嵌合により、上記ランプカバー受け入れ口
筒(S)の中空内部を仕切るランプカバー受け止め壁
(26a)(26b)に挟持固定されたランプソケット
(28)と、そのランプソケット(28)へ上方から抜
き差し自在に差し込まれた蛍光ランプ(37)と、その
蛍光ラン プ(37)へ更に上方から抜き差し自在とし
て、且つ廻り止め状態に差し込み套嵌された円筒型の透
明なランプカバー(C)と、そのランプカバー(C)の
開口上端部に被着されたトップキャップ(44)と、上
記蛍光ランプ(37)とそのランプカバー(C)との相
互間に介挿設置されたクッションリング(43)とを備
え、
【0051】上記グリップケース(G)のランプカバー
受け入れ口筒(S)となる両ケース半割り体(10a)
(10b)の円弧胴面(12a)(12b)に、向かい
合う一対のビス挿通孔(35a)(35b)を開口分布
させる一方、そのビス挿通孔(35a)(35b)と対
応合致する向かい合う一対の連結用雌ネジ口筒(49)
を、上記ランプカバー(C)の円形胴面(41)に取り
付け固定して、
【0052】そのランプカバー(C)を上記グリップケ
ース(G)におけるランプカバー受け入れ口筒(S)の
内部へ、上方から抜き差し自在に差し込んだ上、そのビ
ス挿通孔(35a)(35b)から連結用雌ネジ口筒
(49)へビス(36)を螺入締結することにより、上
記グリップケース(G)のランプカバー受け入れ口筒
(S)とランプカバー(C)とを直接連結一体化すると
共に、
【0053】上記ランプカバー(C)とそのランプカバ
ー受け入れ口筒(S)との相互間に、防水用の弾性シー
ルリング(34)を嵌め付けてあるため、冒頭に述べた
従来技術の課題を確実に改良できる効果がある。
【0054】即ち、本発明の上記構成によれば、蛍光ラ
ンプ(37)のインバーター点灯回路基板(14)をグ
リップケース(G)に内蔵設置すれば足り、冒頭に述べ
た公知考案の安定器(17)やグローランプ(27)
と、その取り付け用の金属板から成るベース枠(11)
が不要であるため、その全体的な軽量化を図ることがで
き、特に上記グリップケース(G)はその文字通り片手
で握り持ち使用し得るようになっているため、取扱い上
の利便性に著しく優れる。
【0055】又、上記グリップケース(G)は向かい合
う一対のケース半割り体(10a)(10b)から密閉
嵌合状態に組み立てられており、その上端部が上向き開
口するランプカバー受け入れ口筒(S)として、その中
空内部を仕切るランプカバー受け止め壁(26a)(2
6b)により、ランプソケット(28)が挟持固定され
た状態にある。
【0056】そして、そのランプソケット(28)へ上
方から蛍光ランプ(37)を差し込むと共に、同じくラ
ンプソケット(28)へ予じめの廻り止め状態に差し込
み套嵌されている円筒型の透明なランプカバー(C)
を、上記グリップケース(G)におけるランプカバー受
け入れ口筒(S)の内部へ、やはり上方から差し込んだ
上、複数のビス(36)によって連結一体化するように
なっているため、上記蛍光ランプ(37)とそのランプ
カバー(C)をグリップケース(G)へ極めて容易に組
立作業することができ、その組立状態の防水効果も弾性
シールリング(34)によって達成し得るほか、上記組
立状態の分解や蛍光ランプ(37)の交換なども自由自
在に行なえるのである。
【0057】特に、請求項2の構成を採用するならば、
グリップケース(G)の就中ランプカバー受け入れ口筒
(S)と、蛍光ランプ(37)のランプカバー(C)と
をますます簡便に能率良く組立作業できるにも拘らず、
その両者の安定・確固な組立状態を得られる効果があ
る。
【0058】又、請求項3の構成を採用するならば、そ
の弾性ランプホルダー(54)とクッションリング(4
3)との相乗作用により、蛍光ランプ(37)とそのラ
ンプカバー(C)並びにグリップケース(G)とを振れ
動きやガタツキなどのおそれなく、一層安定良く確固に
組立維持することができ、使用中の振動や衝撃なども効
果的に吸収し得ることとなる。
【0059】更に、請求項4の構成を採用するならば、
吊り掛けフック(45)の切り離し両端部による片手の
負傷事故を防止し得るほか、そのサック(46)を把持
して の押し開き操作により、ランプカバー(C)に対す
る吊り掛けフック(45)の取付位置を上下調整できる
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業灯具の基本実施形態を示す斜
面図である。
【図2】図1の中央縦断面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図2の4−4線に沿う拡大断面図である。
【図5】図2の5−5線に沿う拡大断面図である。
【図6】図2に対応するグリップケースとランプカバー
との分解状態を示す断面図である。
【図7】一方のケース半割り体を抽出して示す正面図で
ある。
【図8】図7の背面図である。
【図9】図8の9−9線断面図である。
【図10】図8の平面図である。
【図11】図8の11−11線断面図である。
【図12】他方のケース半割り体を抽出して示す正面図
である。
【図13】図12の背面図である。
【図14】図13の14−14線断面図である。
【図15】図13の平面図である。
【図16】図13の16−16線断面図である。
【図17】ランプカバーを抽出して示す正面図である。
【図18】図17の18−18線断面図である。
【図19】図17の19−19線断面図である。
【図20】連結用雌ネジ口筒とロックナットとの分解状
態を示す断面図である。
【図21】図3に対応する本発明の部分的な変形実施形
態を示す断面図である。
【図22】図21の22−22線に沿う拡大断面図であ
る。
【図23】図21の23−23線に沿う拡大断面図であ
る。
【図24】図21の24−24線に沿う拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
(10a)(10b)・ケース半割り体 (13)・ビス (14)・プリント配線基板 (15)・クッション膜 (16a)(16b)・下面 (17a)(17b)・スイッチボックス挟持凹溝 (18a)(18b)・電源コード挟持凹溝 (19)・スイッチボックス (20)・電源コード (21)・スイッチボタン (25)・ビス (26a)(26b)・ランプカバー受け止め壁 (27a)(27b)・ランプソケット挟持凹溝 (28)・ランプソケット (32)・ビス (33a)(33b)・シールリング受け入れ凹溝 (34)・弾性シールリング (35a)(35b)・ビス挿通孔 (36)・連結用ビス (37)・蛍光ランプ (38)・口金 (39)・廻り止め用ストッパー (41)・円形胴面 (42)・反射板 (43)・クッションリング (44)・トップキャップ (45)・吊り掛けフック (46)・サック (47)・係合凹溝 (48)・段付き孔 (49)・連結用雌ネジ口筒 (50)・雄ネジ (51)・ロックナット (52)・弾性パッキング (54)・ランプホルダー (54a)・係止爪 (C)・ランプカバー (G)・グリップケース (S)・ランプカバー受け入れ口筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21L 14/00 F21S 4/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】向かい合う一対のケース半割り体(10
    a)(10b)を嵌合することにより、その上端部が上
    向き開口するランプカバー受け入れ口筒(S)となる全
    体的なほぼ円筒型に形成されたグリップケース(G)
    と、 そのグリップケース(G)に内蔵された蛍光ランプ用イ
    ンバーター点灯回路のプリント配線基板(14)と、 両ケース半割り体(10a)(10b)の嵌合により、
    そのグリップケース(G)を閉塞する下面(16a)
    (16b)に挟持固定されたスイッチボックス(19)
    並びに電源コード(20)と、 同じく両ケース半割り体(10a)(10b)の嵌合に
    より、上記ランプカバー受け入れ口筒(S)の中空内部
    を仕切るランプカバー受け止め壁(26a)(26b)
    に挟持固定されたランプソケット(28)と、 そのランプソケット(28)へ上方から抜き差し自在に
    差し込まれた蛍光ランプ(37)と、 その蛍光ランプ(37)へ更に上方から抜き差し自在と
    して、且つ廻り止め状態に差し込み套嵌された円筒型の
    透明なランプカバー(C)と、 そのランプカバー(C)の開口上端部に被着されたトッ
    プキャップ(44)と、 上記蛍光ランプ(37)とそのランプカバー(C)との
    相互間に介挿設置されたクッションリング(43)とを
    備え、上記グリップケース(G)のランプカバー受け入れ口筒
    (S)となる両ケース半割り体(10a)(10b)の
    円弧胴面(12a)(12b)に、向かい合う一対のビ
    ス挿通孔(35a)(35b)を開口分布させる一方、 そのビス挿通孔(35a)(35b)と対応合致する向
    かい合う一対の連結用雌ネジ口筒(49)を、上記ラン
    プカバー(C)の円形胴面(41)に取り付け固定し
    て、 そのランプカバー(C)を上記グリップケース(G)に
    おけるランプカバー受け入れ口筒(S)の内部へ、上方
    から抜き差し自在に差し込んだ上、そのビス挿 通孔(3
    5a)(35b)から連結用雌ネジ口筒(49)へビス
    (36)を螺入締結することにより、上記グリップケー
    ス(G)のランプカバー受け入れ口筒(S)とランプカ
    バー(C)とを直接 連結一体化すると共に、 上記ランプカバー(C)とそのランプカバー受け入れ口
    筒(S)との相互間に、防水用の弾性シールリング(3
    4)を嵌め付けたことを特徴とする可搬式の作業灯具。
  2. 【請求項2】ランプカバー(C)の円形胴面(41)へ
    連結用雌ネジ口筒(49)を取り付け固定するに当り、 そのランプカバー(C)の円形胴面(41)へ、グリッ
    プケース(G)側のビス挿通孔(35a)(35b)と
    対応する向かい合う一対の段付き孔(48)を開口形成
    して、 その各段付き孔(38)の段部(48a)へ係止し得る
    径大な頭部(49a)と雄ネジ(50)が刻設された胴
    部とを有する連結用雌ネジ口筒(49)を、上記段付き
    孔(48)へランプカバー(C)の外側から挿入した
    上、 その連結用雌ネジ口筒(49)の雄ネジ(50)へラン
    プカバー(C)の逆な内側からロックナット(51)を
    螺合締結した ことを特徴とする請求項1記載の可搬式の
    作業灯具。
  3. 【請求項3】1枚の金属板バネ材からランプソケット
    (28)へ抱き付くほぼU字型に屈曲形成された弾性ラ
    ンプホルダー(54)を、両ケース半割り体(10a)
    (10b)のランプカバー受け止め壁(26a)(26
    b)によってランプソケット(28)と一緒に挟持固定
    し、 そのランプソケット(28)へ上方から差し込まれた蛍
    光ランプ(37)の口金(38)を、上記ランプホルダ
    ー(54)の切り離し両端部から内向きに張り出す一対
    の係止爪(54a)によって、弾圧的に押え付け挟持す
    るように定めたことを特徴とする請求項1記載の可搬式
    の作業灯具。
  4. 【請求項4】1本の金属線材から成る吊り掛けフック
    (45)を、ランプカバー(C)の円形胴面(41)へ
    弾圧状態に捲き付けると共に、 その吊り掛けフック(45)の切り離し両端部に各々軟
    質の合成樹脂から成るサック(46)を被着させたこと
    を特徴とする請求項1記載の可搬式の作業灯具。
  5. 【請求項5】ランプソケット(28)へ差し込まれた蛍
    光ランプ(37)の口金(38)から、一対の廻り止め
    用ストッパー(39)を外向きに突出させると共に、 その口金(38)の廻り止め用ストッパー(39)と係
    合する向かい合う一対の係合凹溝(47)をランプカバ
    ー(C)の円形胴面(41)へ、その開口下端縁部から
    の一定深さだけ切り欠いたことを特徴とする請求項1記
    載の可搬式の作業灯具。
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