JP3158485B2 - 陰極線管位置決め装置 - Google Patents
陰極線管位置決め装置Info
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- JP3158485B2 JP3158485B2 JP11784191A JP11784191A JP3158485B2 JP 3158485 B2 JP3158485 B2 JP 3158485B2 JP 11784191 A JP11784191 A JP 11784191A JP 11784191 A JP11784191 A JP 11784191A JP 3158485 B2 JP3158485 B2 JP 3158485B2
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- Japan
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- ray tube
- panel
- roller
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/26—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members
- B23Q1/40—Movable or adjustable work or tool supports characterised by constructional features relating to the co-operation of relatively movable members; Means for preventing relative movement of such members using ball, roller or wheel arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/20—Manufacture of screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored; Applying coatings to the vessel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B11/00—Work holders not covered by any preceding group in the subclass, e.g. magnetic work holders, vacuum work holders
- B25B11/005—Vacuum work holders
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S269/00—Work holders
- Y10S269/908—Work holder for cathode-ray tubes
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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- Y10T29/53—Means to assemble or disassemble
- Y10T29/53978—Means to assemble or disassemble including means to relatively position plural work parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば白黒テレビジョ
ン受像機やカラーテレビジョン受像機等の陰極線管を製
造する工程で用いられる陰極線管位置決め装置に関す
る。
ン受像機やカラーテレビジョン受像機等の陰極線管を製
造する工程で用いられる陰極線管位置決め装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、カラーテレビジョン受像機等に
おける陰極線管は、パネルの内面にカーボンや蛍光体を
塗布し、これを露光現像して蛍光面を形成する工程と、
蛍光面が形成されたパネルにシャドーマスクを取付ける
工程等、幾つもの工程を経て作製される。
おける陰極線管は、パネルの内面にカーボンや蛍光体を
塗布し、これを露光現像して蛍光面を形成する工程と、
蛍光面が形成されたパネルにシャドーマスクを取付ける
工程等、幾つもの工程を経て作製される。
【0003】これら各工程においては、陰極線管を精度
良く位置決めする必要がある。例えば、蛍光面を作製す
る工程においては、カーボンストライプと蛍光体ストラ
イプの幅や位置関係が高精度に要求されるため、パネル
を所定位置にしっかりと固定する必要がある。特に、蛍
光面を形成する工程は、何回も露光現像を繰り返して行
うので、パネルの位置決め精度が要求される。もちろ
ん、蛍光面を形成した後の工程でも、パネルや陰極線管
を高精度に位置決めする必要がある。
良く位置決めする必要がある。例えば、蛍光面を作製す
る工程においては、カーボンストライプと蛍光体ストラ
イプの幅や位置関係が高精度に要求されるため、パネル
を所定位置にしっかりと固定する必要がある。特に、蛍
光面を形成する工程は、何回も露光現像を繰り返して行
うので、パネルの位置決め精度が要求される。もちろ
ん、蛍光面を形成した後の工程でも、パネルや陰極線管
を高精度に位置決めする必要がある。
【0004】陰極線管を位置決めする装置としては、例
えば、一連の製造工程においてローラ等によって搬送さ
れてきたパネルを支持する固定ピンと、パネル側面のア
ライメント部に突当てる突当てローラと、この突当てロ
ーラと対向して設けられ、上記突当てローラとで上記パ
ネルを位置決め固定する押当てローラとからなるものが
使用されている。
えば、一連の製造工程においてローラ等によって搬送さ
れてきたパネルを支持する固定ピンと、パネル側面のア
ライメント部に突当てる突当てローラと、この突当てロ
ーラと対向して設けられ、上記突当てローラとで上記パ
ネルを位置決め固定する押当てローラとからなるものが
使用されている。
【0005】上記位置決め装置による陰極線管の位置決
めは、先ず、ローラ等によって搬送されてきたパネルが
当該パネルの前面を支持面として上記4本の固定ピンで
支持される。そして、この状態で上記パネルの前面に密
着する吸着パットのセンター孔より上記パネルに対して
空気が噴出せしめられる。この結果、上記パネルは、下
から吹き付けられる空気によって上記固定ピンとの摩擦
力が低減された状態とされる。次いで、上記パネル側面
のアライメント部に突当てローラが突当てられ、これと
対向して設けられる押当てローラによって上記パネルが
上記突当てローラに押圧支持せしめられる。この結果、
上記パネルが位置決めされる。
めは、先ず、ローラ等によって搬送されてきたパネルが
当該パネルの前面を支持面として上記4本の固定ピンで
支持される。そして、この状態で上記パネルの前面に密
着する吸着パットのセンター孔より上記パネルに対して
空気が噴出せしめられる。この結果、上記パネルは、下
から吹き付けられる空気によって上記固定ピンとの摩擦
力が低減された状態とされる。次いで、上記パネル側面
のアライメント部に突当てローラが突当てられ、これと
対向して設けられる押当てローラによって上記パネルが
上記突当てローラに押圧支持せしめられる。この結果、
上記パネルが位置決めされる。
【0006】ところで、上述の装置においては、小型化
の陰極線管に対してはある程度精度良く位置決めを行う
ことができるが、大型の陰極線管に対しては重量の問題
より精度良く位置決めをすることが難しい。すなわち、
大型の陰極線管では、空気を噴出させるいわゆるエアー
ブローを併用して固定ピンとパネル前面との摩擦力を低
減させても、かなりの重量であるために押当てローラを
相当量の力で押圧する必要がある。このため、陰極線管
の位置合わせを微細に行うことが難しく、陰極線管の位
置決め精度が低下してしまう。これを回避するため、例
えば、エアーブローを強力にすることも可能であるが、
その場合には騒音が大きくなってしまい適当でない。ま
た、上述の装置では、固定ピンとパネルとの接触によっ
て当該パネルの前面に擦り傷が発生する。特に、大型の
陰極線管では、擦り傷が深いものとなり、歩留りが著し
しく低下する。
の陰極線管に対してはある程度精度良く位置決めを行う
ことができるが、大型の陰極線管に対しては重量の問題
より精度良く位置決めをすることが難しい。すなわち、
大型の陰極線管では、空気を噴出させるいわゆるエアー
ブローを併用して固定ピンとパネル前面との摩擦力を低
減させても、かなりの重量であるために押当てローラを
相当量の力で押圧する必要がある。このため、陰極線管
の位置合わせを微細に行うことが難しく、陰極線管の位
置決め精度が低下してしまう。これを回避するため、例
えば、エアーブローを強力にすることも可能であるが、
その場合には騒音が大きくなってしまい適当でない。ま
た、上述の装置では、固定ピンとパネルとの接触によっ
て当該パネルの前面に擦り傷が発生する。特に、大型の
陰極線管では、擦り傷が深いものとなり、歩留りが著し
しく低下する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上述
の従来の実情に鑑みて提案されたものであって、陰極線
管を簡単に高精度に位置決めすることができるととも
に、パネル前面の傷付きを無くすことができる陰極線管
位置決め装置を提供することを目的とする。
の従来の実情に鑑みて提案されたものであって、陰極線
管を簡単に高精度に位置決めすることができるととも
に、パネル前面の傷付きを無くすことができる陰極線管
位置決め装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の陰極線管位置決め装置は、陰極線管のパ
ネル前面を支持するボールキャスタと、上記陰極線管の
パネル側面を支持するローラと、上記陰極線管のパネル
前面に向けて空気を噴出するエアーブローと、上記陰極
線管のパネル前面に吸着し上記陰極線管を固定する吸着
パッドとを有してなるものである。
めに、本発明の陰極線管位置決め装置は、陰極線管のパ
ネル前面を支持するボールキャスタと、上記陰極線管の
パネル側面を支持するローラと、上記陰極線管のパネル
前面に向けて空気を噴出するエアーブローと、上記陰極
線管のパネル前面に吸着し上記陰極線管を固定する吸着
パッドとを有してなるものである。
【0009】
【作用】本発明にかかる装置においては、陰極線管のパ
ネル前面がボールキャスターによって支持されているの
で、上記陰極線管はパネル側面を支持するローラの小さ
いな力によって簡単に移動せしめられ、所定位置へと位
置決めされる。また、陰極線管は、パネル前面がボール
キャスターと擦って移動するのではないので、当該パネ
ル面に傷が付くようなことがない。
ネル前面がボールキャスターによって支持されているの
で、上記陰極線管はパネル側面を支持するローラの小さ
いな力によって簡単に移動せしめられ、所定位置へと位
置決めされる。また、陰極線管は、パネル前面がボール
キャスターと擦って移動するのではないので、当該パネ
ル面に傷が付くようなことがない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を適用した陰極線管位置決め装
置の具体的な実施例について図面を参照しながら説明す
る。本実施例の陰極線管位置決め装置は、図1及び図2
に示すように、パネル1とファンネル2より構成される
陰極線管3のパネル前面1aを支持する複数のボールキ
ャスター4と、上記陰極線管3のパネル側面1b,1c
を支持する突当てローラ5と押当てローラ6とを有して
構成される。
置の具体的な実施例について図面を参照しながら説明す
る。本実施例の陰極線管位置決め装置は、図1及び図2
に示すように、パネル1とファンネル2より構成される
陰極線管3のパネル前面1aを支持する複数のボールキ
ャスター4と、上記陰極線管3のパネル側面1b,1c
を支持する突当てローラ5と押当てローラ6とを有して
構成される。
【0011】上記ボールキャスター4は、基台7上に固
定されるベース基板8に取付けられた支持部材9の先端
部に設けられた平板状をなすボールキャスター取付け基
板10の四隅にそれぞれ設けられている。上記ボールキ
ャスター4は、パネル前面1aを支持するボール11
と、このボール11を回転可能に支持するボール支持受
け部12とを有してなる。上記ボール11は、パネル前
面1aと接触するため、当該パネル前面1aを傷付けな
いように、例えば樹脂等によって形成されている。一
方、ボール支持受け部12は、上記ボールキャスター取
付け基板10の四隅に当該ボールキャスター取付け板1
0を貫通して固定され、上記ボール11をパネル1と対
向する対向面10aより突出して設けるようになってい
る。
定されるベース基板8に取付けられた支持部材9の先端
部に設けられた平板状をなすボールキャスター取付け基
板10の四隅にそれぞれ設けられている。上記ボールキ
ャスター4は、パネル前面1aを支持するボール11
と、このボール11を回転可能に支持するボール支持受
け部12とを有してなる。上記ボール11は、パネル前
面1aと接触するため、当該パネル前面1aを傷付けな
いように、例えば樹脂等によって形成されている。一
方、ボール支持受け部12は、上記ボールキャスター取
付け基板10の四隅に当該ボールキャスター取付け板1
0を貫通して固定され、上記ボール11をパネル1と対
向する対向面10aより突出して設けるようになってい
る。
【0012】上記ボールキャスター4が設けられたボー
ルキャスター取付け基板10は、上記ベース基板8に設
けられた支持部材9によって図1中矢印Z方向に上下動
可能となされている。したがって、上記ボールキャスタ
ー4によって支持された陰極線管3は、上記支持部材9
によってその高さ方向での位置が調整される。
ルキャスター取付け基板10は、上記ベース基板8に設
けられた支持部材9によって図1中矢印Z方向に上下動
可能となされている。したがって、上記ボールキャスタ
ー4によって支持された陰極線管3は、上記支持部材9
によってその高さ方向での位置が調整される。
【0013】また、上記ベース基板8には、上記ボール
キャスター取付け基板10の中央部に開口する開口部
(図示は省略する。)より上記パネル1との対向面10
a側に吸着パット13を突出させたブロー装置14が設
けられている。上記ブロー装置14は、ベース基板8に
取付けられ、上記吸着パット13のセンターに設けられ
る空気噴出用孔13aより空気流を上記パネル1に向か
って噴出するように構成されている。上記吸着パット1
3は、例えばゴム等によって円錐状に形成され、後述の
突当てローラ5と押当てローラ6とによって陰極線管3
が所定位置に設けられたときに上記パネル前面1aを吸
着して上記パネル1を固定するためのものである。
キャスター取付け基板10の中央部に開口する開口部
(図示は省略する。)より上記パネル1との対向面10
a側に吸着パット13を突出させたブロー装置14が設
けられている。上記ブロー装置14は、ベース基板8に
取付けられ、上記吸着パット13のセンターに設けられ
る空気噴出用孔13aより空気流を上記パネル1に向か
って噴出するように構成されている。上記吸着パット1
3は、例えばゴム等によって円錐状に形成され、後述の
突当てローラ5と押当てローラ6とによって陰極線管3
が所定位置に設けられたときに上記パネル前面1aを吸
着して上記パネル1を固定するためのものである。
【0014】一方、突当てローラ5と押当てローラ6と
は、上記パネル1の一方のパネル側面1bとこれと対向
する他方のパネル側面1cに相対向して設けられてい
る。これら突当てローラ5と押当てローラ6とは、上記
パネル側面1b,1cに接触するローラ15,16と、
これらローラ15,16を回転可能に支持するローラ支
持部材17,18とからなる。上記ローラ15,16
は、上記パネル側面1b,1cと接触することから当該
パネル1を傷付けないように、例えば樹脂やゴム等によ
って形成されている。そして上記ローラ15,16は、
ローラ支持部材17,18に設けられるローラ支持ピン
17a,18aに取付けられ、当該ローラ支持ピン17
a,18aに対して回転可能となるように支持されてい
る。
は、上記パネル1の一方のパネル側面1bとこれと対向
する他方のパネル側面1cに相対向して設けられてい
る。これら突当てローラ5と押当てローラ6とは、上記
パネル側面1b,1cに接触するローラ15,16と、
これらローラ15,16を回転可能に支持するローラ支
持部材17,18とからなる。上記ローラ15,16
は、上記パネル側面1b,1cと接触することから当該
パネル1を傷付けないように、例えば樹脂やゴム等によ
って形成されている。そして上記ローラ15,16は、
ローラ支持部材17,18に設けられるローラ支持ピン
17a,18aに取付けられ、当該ローラ支持ピン17
a,18aに対して回転可能となるように支持されてい
る。
【0015】上記のように形成された突当てローラ5
は、陰極線管3が上記ボールキャスター4によって支持
されたときに、パネル1のアライメント部に接触するよ
うになされている。一方、押当てローラ6は、上記突当
てローラ5がパネル1に接触したときに当該パネル1側
に前進操作せしめられ、上記パネル1の側面1cに所定
の力Fを持って弾発付勢するようになされている。した
がって、これら突当てローラ5と押当てローラ6とによ
って、上記陰極線管3の図2中矢印Xで示す方向での位
置が決められる。
は、陰極線管3が上記ボールキャスター4によって支持
されたときに、パネル1のアライメント部に接触するよ
うになされている。一方、押当てローラ6は、上記突当
てローラ5がパネル1に接触したときに当該パネル1側
に前進操作せしめられ、上記パネル1の側面1cに所定
の力Fを持って弾発付勢するようになされている。した
がって、これら突当てローラ5と押当てローラ6とによ
って、上記陰極線管3の図2中矢印Xで示す方向での位
置が決められる。
【0016】なお、上記陰極線管3の図2中矢印Yで示
す方向での位置は、残りの相対向するパネル側面1d,
1eに接触して当該Y方向での陰極線管3の位置規制を
行う位置決め用ピン19,20,21と位置決め用ロー
ラ22とによって位置規制されるようになっている。
す方向での位置は、残りの相対向するパネル側面1d,
1eに接触して当該Y方向での陰極線管3の位置規制を
行う位置決め用ピン19,20,21と位置決め用ロー
ラ22とによって位置規制されるようになっている。
【0017】上述の陰極線管位置決め装置による陰極線
管3の位置決めは、以下のようにして行われる。先ず、
一連の製造工程でローラ等によって搬送されたきた陰極
線管3は、上記位置決め用ピン19,20,21と位置
決め用ローラ22とによって図2で示すY方向での位置
が規制される。次に、陰極線管3の下方に設けられたボ
ールキャスター4が支持部材9によって当該陰極線管3
側に上昇せしめられ、上記陰極線管3が上記ボールキャ
スター4によって支持される。つまり、ボールキャスタ
ー4のボール11が陰極線管3のパネル前面1aと点接
触して上記陰極線管3を支持する。
管3の位置決めは、以下のようにして行われる。先ず、
一連の製造工程でローラ等によって搬送されたきた陰極
線管3は、上記位置決め用ピン19,20,21と位置
決め用ローラ22とによって図2で示すY方向での位置
が規制される。次に、陰極線管3の下方に設けられたボ
ールキャスター4が支持部材9によって当該陰極線管3
側に上昇せしめられ、上記陰極線管3が上記ボールキャ
スター4によって支持される。つまり、ボールキャスタ
ー4のボール11が陰極線管3のパネル前面1aと点接
触して上記陰極線管3を支持する。
【0018】次に、パネル前面1aと対向して設けられ
る吸着パット13の空気噴出用孔13aより空気を上記
パネル前面1aに向けて噴出する、いわゆるエアーブロ
ーを行う。そして、上記パネル側面1bのアライメント
部に突当てローラ5を突当てるとともに、上記押当てロ
ーラ6を前進させてパネル側面1cに弾発付勢させ、上
記陰極線管3を所定位置に移動させる。
る吸着パット13の空気噴出用孔13aより空気を上記
パネル前面1aに向けて噴出する、いわゆるエアーブロ
ーを行う。そして、上記パネル側面1bのアライメント
部に突当てローラ5を突当てるとともに、上記押当てロ
ーラ6を前進させてパネル側面1cに弾発付勢させ、上
記陰極線管3を所定位置に移動させる。
【0019】このとき、陰極線管3はボールキャスター
4により支持されているので、上記エアーブローとの併
用によって小さな力を上記押当てローラ6に加えるだけ
で簡単に上記陰極線管3を所定位置へと移動させること
ができる。このため、陰極線管3の位置決めが微細に行
え、当該陰極線管3を精度高く位置決めすることができ
る。したがって、例え大型の陰極線管3であっても、小
さな力で簡単に陰極線管3を所定位置に移動させること
ができる。また、陰極線管3は、パネル前面1aがボー
ル11と擦って移動しないため、当該パネル前面1aに
擦り傷が付くこともない。また、従来のように大型の陰
極線管3を位置決めする場合には、エアーブローを強く
しなければ当該陰極線管3の移動が困難であったが、本
実施例の装置によればエアーブローを強くする必要がな
く簡単に陰極線管3を移動することができる。したがっ
て、エアーブローの騒音も低減される。
4により支持されているので、上記エアーブローとの併
用によって小さな力を上記押当てローラ6に加えるだけ
で簡単に上記陰極線管3を所定位置へと移動させること
ができる。このため、陰極線管3の位置決めが微細に行
え、当該陰極線管3を精度高く位置決めすることができ
る。したがって、例え大型の陰極線管3であっても、小
さな力で簡単に陰極線管3を所定位置に移動させること
ができる。また、陰極線管3は、パネル前面1aがボー
ル11と擦って移動しないため、当該パネル前面1aに
擦り傷が付くこともない。また、従来のように大型の陰
極線管3を位置決めする場合には、エアーブローを強く
しなければ当該陰極線管3の移動が困難であったが、本
実施例の装置によればエアーブローを強くする必要がな
く簡単に陰極線管3を移動することができる。したがっ
て、エアーブローの騒音も低減される。
【0020】そして、所定位置に位置決めされた陰極線
管3は、パネル前面1aに吸着パット13が吸着されて
その位置が確実に固定されることになる。なお、陰極線
管3が位置決めされたときには、エアーブローは終了す
る。そしてこの状態で、上記陰極線管3に対して所定の
作業が行われる。特に、パネル1の内面に蛍光面を形成
する工程では、何度も露光現像が繰り返して行われるの
で、その度に陰極線管3を所定位置に位置決めする必要
があるが、本例ではどこの工程に陰極線管3が搬送され
ても精度高く位置決めを行うことができる。したがっ
て、本実施例の装置を使用すれば、品質の高い陰極線管
3の提供が図られることになる。
管3は、パネル前面1aに吸着パット13が吸着されて
その位置が確実に固定されることになる。なお、陰極線
管3が位置決めされたときには、エアーブローは終了す
る。そしてこの状態で、上記陰極線管3に対して所定の
作業が行われる。特に、パネル1の内面に蛍光面を形成
する工程では、何度も露光現像が繰り返して行われるの
で、その度に陰極線管3を所定位置に位置決めする必要
があるが、本例ではどこの工程に陰極線管3が搬送され
ても精度高く位置決めを行うことができる。したがっ
て、本実施例の装置を使用すれば、品質の高い陰極線管
3の提供が図られることになる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の装置によれば、陰極線管をボールキャスターによっ
て支持するようにしているので、パネル前面を傷付ける
ことなく、小さな力で簡単に精度高く陰極線管を位置決
めすることができる。したがって、本実施例の装置を用
いれば、陰極線管の各製造工程において行われる当該陰
極線管の位置決めの繰り返し精度が向上し、品質の高い
陰極線管を提供することができる。
明の装置によれば、陰極線管をボールキャスターによっ
て支持するようにしているので、パネル前面を傷付ける
ことなく、小さな力で簡単に精度高く陰極線管を位置決
めすることができる。したがって、本実施例の装置を用
いれば、陰極線管の各製造工程において行われる当該陰
極線管の位置決めの繰り返し精度が向上し、品質の高い
陰極線管を提供することができる。
【0022】また、本発明の装置によれば、パネル前面
をボールキャスターで支持するようにしているので、陰
極線管の位置決めを行う際にパネル前面を傷付けるよう
なことがない。したがって、大型の陰極線管であっも、
パネル前面に傷を付けずに当該陰極線管を精度高く位置
決めすることができる。
をボールキャスターで支持するようにしているので、陰
極線管の位置決めを行う際にパネル前面を傷付けるよう
なことがない。したがって、大型の陰極線管であっも、
パネル前面に傷を付けずに当該陰極線管を精度高く位置
決めすることができる。
【図1】本実施例の陰極線管位置決め装置を示す概略的
な側面図である。
な側面図である。
【図2】本実施例の陰極線管位置決め装置を示す概略的
な平面図である。
な平面図である。
1・・・パネル 2・・・ファンネル 3・・・陰極線管 4・・・ボールキャスター 5・・・突当てローラ 6・・・押当てローラ
Claims (1)
- 【請求項1】 陰極線管のパネル前面を支持するボール
キャスタと、 上記陰極線管のパネル側面を支持するローラと、 上記陰極線管のパネル前面に向けて空気を噴出するエア
ーブローと、 上記陰極線管のパネル前面に吸着し上記陰極線管を固定
する吸着パッドとを 有してなる陰極線管位置決め装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11784191A JP3158485B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 陰極線管位置決め装置 |
EP92106695A EP0510547B1 (en) | 1991-04-23 | 1992-04-16 | Cathode ray tube positioning device |
DE69205051T DE69205051T2 (de) | 1991-04-23 | 1992-04-16 | Positionierungsvorrichtung für eine Kathodenstrahlröhre. |
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