JP3158186U - 釣魚の釣針外し具 - Google Patents

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【課題】釣り人が針掛りした釣魚に直接手で触れることなく釣魚から釣針を容易に外すことができる釣魚の釣針外し具を提供する。【解決手段】釣魚の釣針外し具16の内部は空洞であってその上端部分に円錐部16Aとその下端部分に円筒体部16Bを形成し、該円筒体部16Bの下縁16aは裾広状に形成し、釣魚18を該円筒体部16B内に挿入し易く構成している。また釣魚の釣針外し具16は長さ方向に下端部分から上端部分に向かってやや幅広に形成した第1スリット17aと該第1スリット17aにつながりかつ釣糸20が規制されるようにやや幅狭に上端に形成した第2スリット17bを有し、該第1スリット17aの下端部分は釣糸20を挿入し易く側面形状がV字形釣糸挿入口17cを形成している。【選択図】図1

Description

本考案は、釣り人が針がかりした釣魚に直接手で触れることなく釣魚から釣針を容易に外すことができる釣魚の釣針外し具に関する。
従来、この種の技術としては例えば図4及び図5に示す特開平11−225641号公開特許公報に開示された技術がある。これについて説明すれば、釣魚外し具1は筒状に形成されかつ例えばポリ塩化ビニルシート材で主に構成された手袋着体2と、該手袋着体2の被掌部3に取付られて釣魚に掛かった釣針を掛止する針掛止棒7とを備えている。被甲部4の一部は例えば糸ゴムを綿糸とともに織り込んでなる伸縮部5として構成されている。また、手甲の第1関節と対面する部分の被甲部4には、横に長いスリット部6が形成されている。そして、手装着体2の小指側を被う部分は、手から抜け落ちないよう、幾分丸みを帯びて膨出させてある。針掛止棒7は、四本指長手方向と直角横向きすなわち、掌の遠位手掌皮線ないし近位手掌皮線に沿って手装着体2の被掌部3に取り付けられる棒本体10と、棒本体10から先ず人差指先端側に向けて屈曲しその後親指側へフック先端8を折り返して形成された略U字状のフック部9とから構成されている。
針掛止棒7は、固定布材12により被われ縫糸13で縫着されて被掌部3に取り付けられている。棒本体10には複数の張出部11が形成されており、針掛止棒7が固定布材12から抜脱しないようになっている。この針掛止棒7のフック部9は、図4に示す親指Sと人差指Mの間の空間に掌から突出して配置されている。また、フック部9は手装着体2に手を装着した状態で親指Sが届く位置に配置されている。そして魚を釣り上げたときは、図5に示すように、釣竿からの釣糸14に針掛止棒7のフック部9を引っ掛けて手前に引き寄せる。そして、釣針15が掛かった釣魚Fの口元までフック部9を滑らせて、左手に持った釣糸14を少し下に降ろす。同時に針掛止棒7を釣魚Fとともに上に持ち上げると、釣糸14は左手で持った部分が下になってV字状になる。すると、釣針15はその湾曲部分がフック部9を跨いだ状態で掛止され、針先は釣魚Fの体重により自然と下向きになる。これにより、釣魚Fが少し跳ね動いたり、あるいは右手を軽く上下させるだけで、釣魚Fは自重により釣針15から外れて落下する。
特開平11−225641号公開特許公報
従来の技術は叙上の構成であるので次の課題が存在した。
すなわち上述した従来技術に於いては、釣り人の手の大きさはまちまちであり伸縮部5を備えているとしても筒状でなる釣魚外し具1を各釣り人の手に合わせて製作する必要があるうえに、該釣魚外し具1は長いスリット部6や針掛止棒7を固定する固定布材12を備えなければならない。従って該釣魚外し具1は複雑な構造であり、製作工数が大幅に増加し量産性に欠けるという問題点があった。加えて使用頻度が増えるに従い針掛止棒7が固定布材12から離脱する惧れがあり釣魚外し具1の機能を果たすことができないという隘路があった。また針掛止棒7から釣魚Fの口から外すとき釣魚Fが暴れ迅速かつ容易に該釣魚Fを釣箱に収容することができないという問題点があった。
本考案に係る釣魚の釣針外し具は叙上の問題を解決すべく考案したものであり、次の構成、手段から成立する。
すなわち請求項1記載の考案によれば、釣り人が把持可能な円筒体部と該円筒体部の上方に形成した円錐部とでなりかつ釣魚を挿入可能にした略筒状体の釣魚外し具であって、前記円錐部の上端に開口を及び前記円筒体部の下縁を裾広状に形成し前記略筒状体の長さ方向に幅広の第1スリットと、該第1スリットと連通する幅狭の第2スリットとを有しかつ前記円筒体部の下端に側面形状がV字形釣糸挿入口を形成すると共に円筒体部の内壁に複数段の小突起を周設したことを特徴とする。
本考案に係る釣魚の釣針外し具は叙上の構成を有するので次の効果がある。
請求項1記載の考案によれば、釣り人が把持可能な円筒体部と該円筒体部の上方に形成した円錐部とでなりかつ釣魚を挿入可能にした略筒状体の釣魚外し具であって、前記円錐部の上端に開口を及び前記円筒体部の下縁を裾広状に形成し前記略筒状体の長さ方向に幅広の第1スリットと、該第1スリットと連通する幅狭の第2スリットとを有しかつ前記円筒体部の下端に側面形状がV字形釣糸挿入口を形成すると共に円筒体部の内壁に複数段の小突起を周設したことを特徴とする釣魚の釣針外し具を提供する。
このような構成としたので、釣り人は釣魚の釣針外し具を片手で把持した状態で釣魚に直接触れることなく釣魚の釣針外し具の円筒体部に容易にかつ迅速に引込むことが可能となり、釣魚の口に係止した釣針を簡単に掛外すことができるという効果がある。また、釣魚の釣針外し具の円筒体部の内壁に複数の小突起を周設したので、釣魚の釣針外し具の円筒体部内で釣魚が暴れることなくかつ複数の小突起の相互間に空間が生じ、その空間によって該円筒体部の内壁面に密着することなく釣魚を円錐部の開口まで容易にかつ迅速に引上げることができるという効果がある。
本考案に係る釣魚の釣針外し具内に釣魚を引込み釣り人が釣針を釣魚から掛外しをする状態を示す正面図である。 本考案に係る釣魚の釣針外し具の中央部分を破断し内部の形状・構造を明確化した正面図である。 本考案に係る釣魚の釣針外し具を釣魚捕獲ケース(捕獲容器)に係止した状態を示す斜視図である。 従来の技術に於ける釣魚外し具の一例を示すものであって全体の構造を示す斜視図である。 従来の技術に於ける釣魚外し具のフック部に釣針を掛けた態様を示す斜視図である。
以下、本考案に係る釣魚の釣針外し具に於ける実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は本考案に係る釣魚の釣針外し具内に釣魚を引込み釣り人が釣針を釣魚から掛外しをする状態を示す正面図である。図2は釣魚の釣針外し具の中央部分を破断し内部の形状・構造を明確化した正面図である。図3は釣魚の釣針外し具を釣魚捕獲ケース(捕獲容器)に係止した状態を示す斜視図である。
16は釣魚の釣針外し具であり先端部分を略円錐形にした筒状体で構成する。該釣魚の釣針外し具16は例えばアルミニウム(Al)、鉄(Fe)その他の金属板を加工して図1及び図2に示す形状に成形する。また該釣魚の釣針外し具16の材料は前述した金属製によらず半透明又は透明の樹脂材料や木製であってもよい。釣魚の釣針外し具16は縦方向(長さ方向)に上端から下端までスリット17を形成している。該スリット17は下端部分から上端部分に向かって幅広又はやや幅広に形成した第1スリット17aと該第1スリット17aにつながりかつ釣糸20が規制されるように幅狭又はやや幅狭に上端に形成した第2スリット17bを有している。前記第1スリット17aの下端部分は釣糸20を挿入し易く側面形状がV字形釣糸挿入口17cを形成している。前述したように釣魚の釣針外し具16は内部は空洞であってその上端部分に円錐部16Aとその下端部分に円筒体部16Bを形成している。そして円筒体部16Bの下縁16aは裾広状に形成し、釣魚18を釣魚の釣針外し具16の円筒体部16B内に挿入し易く構成している。
前記釣魚の釣針外し具16の円筒体部16Bの内壁16bには図2に示すように複数段の小突起16cを周設している。このように構成したので釣魚18が釣魚の釣針外し具16の円筒体部16B内に挿入した後、釣魚18の皮膚が粘・柔軟着質であってもこの小突起
16cがこれに抵抗して円滑に該釣魚18の魚口を円錐部16Aの上端まで容易に引上げることができる。16Cは係止部であり釣魚の釣針外し具16の円錐部16A又は円筒体部16Bの外壁面に一体形成し又は固定している。該係止部16Cは図3に示すように釣魚を捕獲して持ち帰るための釣魚捕獲ケース(捕獲容器)19の上縁部19aに係止する。19bは釣魚捕獲ケース19を持ち運ぶための把手である。
尚、図1、図2に於いて17d、17dは前記第1スリット17aの上端と連通する第2スリット17bとの間に形成した対向斜面17d、17dであり、釣糸20が第1スリット17aから第2スリット17bに引上げられる際、この対向斜面17d、17dにガイドされて円滑に第2スリット17bに伝導しかつ開口16dまで引上げられる。
次に上述した構成に基づき本考案に係る釣魚の釣針外し具の実施の形態による釣り操作手順や動作等を説明する。
釣り人は片手で当該釣魚の釣針外し具16を把持すると共に一方の手で釣針21を釣魚18の口に引掛けた状態で釣糸20を引上げる。このとき該釣糸20は図1に示すようにV字形釣糸挿入口17cから第1スリット17aを経由して対向斜面17d、17dを伝導させながら第2スリット17bに這入りこませる。そこで釣魚18は釣魚の釣針外し具16の下縁16aから円筒体部16B内に引込まれる。そして釣魚18の口が開口16dまで引上げられ、釣り人は釣針21を釣魚18の口から掛外す。
このようにしたので釣り人は釣魚の釣針外し具16を片手で把持した状態で釣魚18を釣魚の釣針外し具16の円筒体部16B部に容易にかつ迅速に引込むことが可能となり、釣魚18の口に係止した釣針21を簡単に掛外すことができる。また、釣魚の釣針外し具16の円筒体部16Bの内壁16bに複数の小突起16cを周設したので、釣魚の釣針外し具16の円筒体部16B内で釣魚18が暴れることなくかつ複数の小突起16cの相互間に空間が生じ、その空間によって該円筒体部16Bの内壁面に密着することなく釣魚18を円錐部16Aの開口16dまで容易に迅速に引上げることができる。
本考案はワカサギなどの釣魚のほか、どじょうやうなぎなど特に釣り人がその魚体を把持しにくい釣魚の釣針の掛外しに利用できる。
16 釣魚の釣針外し具
16A 円錐部
16B 円筒体部
16C 係止部
16a 下縁
16b 内壁
16c 小突起
16d 開口
17 スリット
17a 第1スリット
17b 第2スリット
17c V字形釣糸挿入口
17d 対向斜面
18 釣魚
19 釣魚捕獲ケース
19a 釣魚捕獲ケースの上縁部
19b 把手
20 釣糸
21 釣針

Claims (1)

  1. 釣り人が把持可能な円筒体部と該円筒体部の上方に形成した円錐部とでなりかつ釣魚を挿入可能にした略筒状体の釣魚外し具であって、前記円錐部の上端に開口を及び前記円筒体部の下縁を裾広状に形成し前記略筒状体の長さ方向に幅広の第1スリットと、該第1スリットと連通する幅狭の第2スリットとを有しかつ前記円筒体部の下端に側面形状がV字形釣糸挿入口を形成すると共に円筒体部の内壁に複数段の小突起を周設したことを特徴とする釣魚の釣針外し具。




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